JP6101081B2 - 送信装置、受信装置およびセキュリティモジュール - Google Patents

送信装置、受信装置およびセキュリティモジュール Download PDF

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Description

本発明は、放送番組の映像上にメッセージをオーバーレイ表示するための送信装置、受信装置およびセキュリティモジュールに関する。
近年、地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送等のデジタル放送が普及し、一般家庭において、高品質な映像・音声サービス、データ放送、双方向サービス等、種々のサービスを享受することが可能になっている。
このようなデジタル放送においては、放送番組の視聴を契約の有無により制限するため、有料放送の放送契約や受信契約を行っていない受信装置において、画面(映像)上に契約を行っていない旨のメッセージを表示させる等の処理を行っている(例えば、非特許文献1参照)。
具体的には、予め個別の識別子(カード番号等)が割り当てられて書き込まれたICカードが、受信装置とともに視聴者に配布される。そして、放送事業者は、契約が行われていない受信装置の識別子を宛先情報として、契約が行われていない旨の個別のメッセージを放送波により配信する。このメッセージは、MPEG−2 TS(トランスポートストリーム)で配信される放送の場合、EMM(Entitlement Management Message)形式で配信される。
一方、受信装置側では、メッセージの宛先情報が、当該受信装置に装着されているICカードの識別子と一致するメッセージのみを取得する。そして、個別に契約が行われていない旨のメッセージを取得した受信装置は、画面上にその旨のメッセージを表示する。これによって、契約が必要な放送番組を受信した受信装置において、契約が行われていない受信装置では、一斉に契約が行われていない旨のメッセージが表示されることになる。なお、このメッセージは、視聴者が放送事業者のコールセンター等に、電話等によって、契約を行う旨の連絡を行うことで消去される。
また、このように、一斉に受信装置にメッセージを表示するのではなく、契約が行われていない受信装置をさらに限定する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の手法は、EMM個別メッセージによって、メッセージを受信する受信装置をグループ化する。そして、当該手法は、EMM共通メッセージによって、そのグループをさらにマスク情報によってサブグループ化し、サブグループ単位で受信装置にメッセージを表示させるものである。
これによって、特許文献1に記載の手法は、例えば、契約の有無によって、受信装置をグループ化し、契約が行われていない受信装置のグループをさらにサブグループ化して、メッセージを表示するタイミングを分散させることができる。
特開2011−071955号公報
(社)電波産業会、"デジタル放送におけるアクセス制御方式 標準規格 ARIB STD−B25 6.2版"、平成24年9月25日、p.27〜36
しかし、非特許文献1の手法では、放送番組の契約を行っていない受信装置について、一斉に画面上に契約を行っていない旨のメッセージを表示させるため、例えば、多くの視聴者が注目する人気の放送番組の場合、同時期に放送番組の視聴契約を希望する視聴者からの問い合わせが集中してしまい、放送事業者側で対応しきれない場合があるという問題があった。
一方、特許文献1に記載の手法では、メッセージを表示させる受信装置をサブグループ化し、分散してメッセージを表示させることができるため、視聴者からの問い合わせを分散させることができる点で優れている。
しかし、特許文献1に記載の手法は、EMM共通メッセージによって、メッセージのサブグループ化を制御するため、既存の受信装置では対応することができない。そのため、既存の受信装置であっても、メッセージの表示/非表示を制御可能な技術が望まれていた。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、一斉にメッセージを受信装置に表示させるのではなく、メッセージを表示する受信装置の数を制御することができ、既存の受信装置であっても、ICカード等のセキュリティモジュールの交換のみで対応することが可能な送信装置、受信装置およびセキュリティモジュールを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の送信装置は、コンテンツをスクランブル鍵でスクランブルして送信するデジタル放送の送信装置において、個別鍵関連情報生成手段と、共通鍵関連情報生成手段と、メッセージ識別情報生成手段と、メッセージテキスト情報生成手段と、多重化手段と、を備える構成とした。
かかる構成において、送信装置は、個別鍵関連情報生成手段によって、スクランブル鍵を暗号化するワーク鍵を受信装置個別の鍵で暗号化し、暗号化したワーク鍵を含んだ受信装置個別の個別鍵関連情報を生成する。また、送信装置は、共通鍵関連情報生成手段によって、スクランブル鍵をワーク鍵で暗号化し、暗号化したスクランブル鍵を含んだ受信装置共通の共通鍵関連情報を生成する。ここで、共通鍵関連情報生成手段は、少なくとも受信装置にメッセージを表示させる前に、共通鍵関連情報に、メッセージを表示させるための条件を示す共通メッセージ制御パラメータを付加する。この条件は、例えば、受信装置がメッセージを取得した際に表示する表示確率であってもよいし、受信装置を個別に特定する識別子の一部を示す部分識別子であっても構わない。
また、送信装置は、メッセージ識別情報生成手段によって、個別の受信装置に表示させるメッセージテキストを特定するメッセージテキスト識別子と、受信装置個別の識別子とを対応付けて、受信装置個別のメッセージ識別情報を生成する。そして、送信装置は、メッセージテキスト情報生成手段によって、メッセージテキストとメッセージテキスト識別子とを対応付けて受信装置共通のメッセージテキスト情報を生成する。
そして、送信装置は、多重化手段によって、スクランブルしたコンテンツに、個別鍵関連情報、共通鍵関連情報、メッセージ識別情報およびメッセージテキスト情報を適宜多重化する。
このように、送信装置が、予め鍵関連情報に付加した共通メッセージ制御パラメータによって、表示条件を受信装置に指定するため、メッセージテキスト識別子に該当するメッセージテキストを受信装置で表示させる場合に、表示条件に応じてメッセージ表示のタイミングを分散させることができる。
請求項2に記載の送信装置は、請求項1に記載の送信装置において、メッセージテキスト情報生成手段が、共通メッセージ制御パラメータで示す条件に加え、受信装置個別にメッセージを表示させるための条件を示す個別メッセージ制御パラメータをメッセージテキスト情報に付加することを特徴とする。
かかる構成において、送信装置は、受信装置共通でメッセージの表示を制御する共通メッセージ制御パラメータに加え、受信装置個別でメッセージの表示を制御する個別メッセージ制御パラメータを加えることで、メッセージを表示する受信装置を、任意の単位で制御することができる。
請求項3に記載の受信装置は、暗号化コンテンツと、スクランブル鍵を含んだ受信装置共通の共通鍵関連情報と、ワーク鍵を含んだ受信装置個別の個別鍵関連情報と、メッセージテキストを特定するメッセージテキスト識別子と受信装置個別の識別子とを対応付けたメッセージ識別情報と、前記メッセージテキストと前記メッセージテキスト識別子とを対応付けた受信装置共通のメッセージテキスト情報とを多重化した放送信号を、送信装置から受信するデジタル放送の受信装置であって、分離手段と、セキュリティモジュールと、デスクランブル手段と、フィルタリング手段と、合成手段と、を備え、セキュリティモジュールが、個別鍵関連情報処理手段と、共通鍵関連情報処理手段と、メッセージ識別情報取得手段と、識別情報出力制御手段と、を備える構成とした。
かかる構成において、受信装置は、分離手段によって、多重化された放送信号を分離する。そして、受信装置は、セキュリティモジュールの個別鍵関連情報処理手段によって、個別鍵関連情報を当該受信装置固有の鍵で復号し、ワーク鍵を取得する。また、受信装置は、セキュリティモジュールの共通鍵関連情報処理手段によって、共通鍵関連情報をワーク鍵で復号し、スクランブル鍵を取得するとともに、共通鍵関連情報にメッセージを表示させるための条件を示す共通メッセージ制御パラメータが付加されている場合に、当該共通メッセージ制御パラメータを取得する。
そして、受信装置は、セキュリティモジュールのメッセージ識別情報取得手段によって、メッセージ識別情報から当該受信装置個別の識別子に対応するメッセージテキスト識別子を取得する。
そして、受信装置は、セキュリティモジュールの識別情報出力制御手段によって、当該受信装置が共通メッセージ制御パラメータで示される表示条件に合致する場合に、メッセージ識別情報取得手段で取得したメッセージテキスト識別子を出力する。
これによって、セキュリティモジュールから、スクランブル鍵および条件に合致した際のメッセージテキスト識別子が出力されることになる。
そして、受信装置は、デスクランブル手段によって、セキュリティモジュールから出力されるスクランブル鍵で、暗号化コンテンツを復号する。
また、受信装置は、フィルタリング手段によって、セキュリティモジュールから出力されるメッセージテキスト識別子に対応するテキストメッセージをメッセージテキスト情報から抽出する。
そして、受信装置は、合成手段によって、フィルタリング手段で抽出されたテキストメッセージを、デスクランブル手段で復号されたコンテンツに合成する。
これによって、受信装置は、鍵関連情報に付加された共通メッセージ制御パラメータで指定される条件により、メッセージの表示を制御することができる。
請求項4に記載の受信装置は、請求項3に記載の受信装置において、メッセージテキスト情報には、受信装置個別にメッセージを表示させるための条件を示す個別メッセージ制御パラメータが付加され、識別情報出力制御手段が、当該受信装置が共通メッセージ制御パラメータで示される表示条件と個別メッセージ制御パラメータで示される表示条件とのいずれにも合致する場合に、メッセージ識別情報取得手段で取得したメッセージテキスト識別子を出力することを特徴とする。
かかる構成において、受信装置は、受信装置共通の共通メッセージ制御パラメータで示される表示条件によって表示が制限されることに加え、さらに、受信装置個別の個別メッセージ制御パラメータで示される表示条件によって表示が制限される。
請求項5に記載のセキュリティモジュールは、暗号化コンテンツと、スクランブル鍵を含んだ受信装置共通の共通鍵関連情報と、ワーク鍵を含んだ受信装置個別の個別鍵関連情報と、メッセージテキストを特定するメッセージテキスト識別子と受信装置個別の識別子とを対応付けたメッセージ識別情報と、前記メッセージテキストと前記メッセージテキスト識別子とを対応付けた受信装置共通のメッセージテキスト情報とを多重化した放送信号を受信して分離する分離手段と、前記スクランブル鍵で、前記暗号化コンテンツを復号するデスクランブル手段と、前記メッセージテキスト識別子に対応するテキストメッセージを前記メッセージテキスト情報から抽出するフィルタリング手段と、このフィルタリング手段で抽出されたテキストメッセージを、前記デスクランブル手段で復号されたコンテンツに合成する合成手段と、を備えた受信装置に備えられ、前記デスクランブル手段で用いる前記スクランブル鍵と前記フィルタリング手段で用いる前記メッセージテキスト識別子とを出力するセキュリティモジュールであって、個別鍵関連情報処理手段と、共通鍵関連情報処理手段と、メッセージ識別情報取得手段と、識別情報出力制御手段と、を備えることを特徴とする。
かかる構成において、セキュリティモジュールは、個別鍵関連情報処理手段によって、個別鍵関連情報を当該受信装置固有の鍵で復号し、ワーク鍵を取得する。また、セキュリティモジュールは、共通鍵関連情報処理手段によって、共通鍵関連情報をワーク鍵で復号し、スクランブル鍵を取得するとともに、共通鍵関連情報にメッセージを表示させるための条件を示す共通メッセージ制御パラメータが付加されている場合に、当該共通メッセージ制御パラメータを取得する。
そして、セキュリティモジュールは、メッセージ識別情報取得手段によって、メッセージ識別情報から当該受信装置個別の識別子に対応するメッセージテキスト識別子を取得する。そして、セキュリティモジュールは、識別情報出力制御手段によって、受信装置が共通メッセージ制御パラメータで示される表示条件に合致する場合に、メッセージ識別情報取得手段で取得したメッセージテキスト識別子を出力する。
これによって、セキュリティモジュールから、スクランブル鍵および条件に合致した際のメッセージテキスト識別子が出力されることになる。
本発明は、以下に示す優れた効果を奏するものである。
請求項1,3,5に記載の発明によれば、送信装置から、受信装置共通の共通メッセージ制御パラメータによって、メッセージを画面上に表示する受信装置の数を制御することができる。これによって、例えば、コンテンツの契約が行われていない等のメッセージを一斉に受信装置の画面上に表示させることがなく、契約に関する問い合わせの数を抑えることができる。
また、請求項1,3,5に記載の発明によれば、鍵関連情報にメッセージの表示条件を付加するため、鍵関連情報を処理するセキュリティモジュール内で、メッセージの表示制御を行うことができる。これによって、既存の受信装置であっても、受信装置本体を改修する必要はなく、ICカード等のセキュリティモジュールを交換するだけで、本発明を実施することができる。
請求項2,4に記載の発明によれば、受信装置共通の共通メッセージ制御パラメータによって受信装置全体のメッセージ表示を制御することができるのみならず、個別メッセージ制御パラメータによって、個々の受信装置のメッセージ表示を個別に制御することができる。これによって、メッセージを表示する受信装置をきめ細かく制御することができる。
本発明の実施形態に係るメッセージ配信システム(デジタル放送システム)の概要を説明するための説明図である。 本発明の実施形態に係る送信装置の構成を示す構成図である。 メッセージテキスト情報のデータ構造の例を示すデータ構造図である。 メッセージ識別情報のデータ構造の例を示すデータ構造図である。 本発明の実施形態に係る受信装置の構成を示す構成図である。 本発明の実施形態に係るメッセージ配信システム(デジタル放送システム)の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るメッセージ配信システム(デジタル放送システム)の受信装置における識別情報出力制御手段の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[メッセージ配信システムの概要]
最初に、図1を参照して、本発明の実施形態に係るデジタル放送によるメッセージ配信システムSの概要について説明する。
メッセージ配信システムSは、放送事業者が有するデジタル放送の送信装置1と、各家庭等に設置されたデジタル放送の受信装置2,2,…とで構成され、送信装置1からデジタル放送で送信されるコンテンツ(放送番組)を受信装置2において受信し、視聴者が視聴するシステムである。なお、放送波Wは、地上デジタル放送、衛星放送、ケーブル放送等、無線、有線を問わない。
このメッセージ配信システムSは、送信装置1から、コンテンツの視聴契約が行われていない旨、視聴契約を勧誘する旨等のメッセージを、対応する受信装置2,2,…に表示させる際に、一斉に対応する受信装置2,2,…にメッセージを表示させるのではなく、送信装置1から送信されるパラメータによって指定される予め定めた表示条件により、受信装置2,2,…にメッセージを表示させる。
その動作の概要について、図1を参照して説明する。
まず、送信装置1は、コンテンツをスクランブルする鍵に関連する鍵関連情報に、受信装置共通のパラメータ(共通メッセージ制御パラメータPc)を表示条件として付加して送信する(ステップS1)。例えば、共通メッセージ制御パラメータPcにおいて、表示条件として、表示確率“1/10”を設定する。
また、送信装置1は、受信装置2を個別に特定するための識別子であるデバイス識別IDdと、受信装置2,2,…に表示させたいメッセージの文字列(メッセージテキスト)を特定するための識別子であるメッセージテキスト識別子MsgIDとを複数対応付けた受信装置個別のメッセージ(個別メッセージ)を送信する(ステップS2)。
そして、送信装置1は、メッセージテキスト識別子MsgIDと、メッセージの本体であるメッセージテキストMsgとを対応付けた受信装置共通のメッセージ(共通メッセージ)を送信する(ステップS3)。
そして、受信装置2は、ステップS2で当該受信装置2のデバイス識別IDdに対応して通知されたメッセージテキスト識別子MsgIDと、ステップS3で通知されたメッセージテキスト識別子MsgIDとが一致するメッセージテキストMsgを表示する。ただし、受信装置2は、ステップS1で通知された共通メッセージ制御パラメータPcで指定された表示条件に基づいて、メッセージテキストMsgを画面上に表示するか否かを決定する。例えば、受信装置2は、メッセージテキストMsgを受信した場合、確率“1/10”でメッセージを表示する(ステップS4)。
これによって、送信装置1は、共通メッセージ制御パラメータPcの指定のみで、受信装置2のメッセージ表示の可否を制御することができる。
また、共通メッセージ制御パラメータPcは、受信装置2のICカード内で処理する鍵関連情報に付加して送信されるため、既存の受信装置であっても、ICカードの交換のみで当該処理を実現することができる。
以下、本発明の実施形態に係る送信装置1および受信装置2について詳細に説明する。
[送信装置の構成]
まず、図2を参照(適宜図1参照)して、送信装置1の構成について説明する。
送信装置1は、放送波Wを介して、コンテンツ(放送番組)を受信装置2に送信するものである。また、送信装置1は、放送波Wを介して、映像上にテキスト文字としてオーバレイ表示するメッセージを送信する機能を有する。
ここでは、送信装置1は、スクランブル手段10と、共通鍵関連情報生成手段11と、個別鍵関連情報生成手段12と、メッセージテキスト情報生成手段13と、メッセージ識別情報生成手段14と、を備える。
スクランブル手段10は、入力されたコンテンツ(映像ストリーム)Cをスクランブル鍵Ksでスクランブル(暗号化)するものである。
このスクランブル鍵Ksによる暗号化は、一般的な共通鍵暗号アルゴリズムを用いればよく、例えば、MULTI2暗号により暗号化する。スクランブル手段10は、スクランブルしたコンテンツ(暗号化コンテンツSC)を、多重化手段15に出力する。
なお、スクランブル鍵Ksは、数秒に1回程度更新され、ここでは、適宜外部から新たなスクランブル鍵Ksが入力されることで更新されるものとする。
共通鍵関連情報生成手段11は、スクランブル手段10で用いるスクランブル鍵Ksをワーク鍵Kwで暗号化し、暗号化したスクランブル鍵Ksを含んだ受信装置共通の鍵関連情報である共通鍵関連情報を生成するものである。このワーク鍵Kwによる暗号化には、一般的な共通鍵暗号アルゴリズムを用いればよい。
この共通鍵関連情報は、社団法人電波産業会(ARIB)のSTD−B25で規定されているECM(Entitlement Control Message)として生成することができる。ここでは、共通鍵関連情報生成手段11は、ECMとして生成した共通鍵関連情報(ECM)を、多重化手段15に出力する。
なお、ワーク鍵Kwは、スクランブル鍵Ksに比べ、更新時間が長く、例えば、1ヶ月程度で更新される。ここでは、適宜外部から新たなワーク鍵Kwが入力されることで更新されるものとする。
また、ここでは、共通鍵関連情報生成手段11は、共通メッセージ制御パラメータ付加手段11aを備える。
共通メッセージ制御パラメータ付加手段11aは、パラメータ(共通メッセージ制御パラメータPc)を、受信装置共通の情報として、共通鍵関連情報に付加するものである。この共通メッセージ制御パラメータ付加手段11aは、外部から共通メッセージ制御パラメータPcが入力されたタイミングで、適宜、共通鍵関連情報に当該パラメータを付加する。具体的には、共通メッセージ制御パラメータ付加手段11aは、ECM本体内に、共通メッセージ制御パラメータを配置する。
ここで、共通メッセージ制御パラメータPcは、受信装置2にメッセージを表示させる条件(表示条件)を示すものである。この共通メッセージ制御パラメータPcは、表示条件を適用するか否かを示すオンオフ情報(フラグ情報)を含み、オンの場合には表示条件を適用し、オフの場合には表示条件を適用しないこととする。なお、オフの場合は、共通メッセージ制御パラメータPcに表示条件を記述する必要はない。
この表示条件には、例えば、メッセージを表示させる表示確率を用いてもよいし、メッセージを表示させる受信装置2のデバイス識別の一部(部分識別:例えば下一桁)等を条件として用いてもよい。
なお、これらの条件の種類は、予め定めた1つの種類であっても構わないし、共通メッセージ制御パラメータPc内に、条件の種類ごとに固有の識別子を付加して、複数の条件の中から1つの条件を指定することとしても構わない。
個別鍵関連情報生成手段12は、共通鍵関連情報生成手段11で用いるワーク鍵Kwをデバイス鍵Kdで暗号化し、暗号化したワーク鍵Kwを含んだ受信装置個別の鍵関連情報である個別鍵関連情報を生成するものである。このデバイス鍵Kdによる暗号化には、一般的な共通鍵暗号アルゴリズムを用いればよい。
この個別鍵関連情報は、ARIB STD−B25で規定されているEMM(Entitlement Management Message)として生成することができる。ここでは、個別鍵関連情報生成手段12は、EMMとして生成した個別鍵関連情報(EMM)を、多重化手段15に出力する。
なお、デバイス鍵Kdは、受信装置2ごとに異なる予め個々の受信装置2に付与されている固定の鍵である。また、デバイス鍵Kdは、識別子であるデバイス識別IDdと対応付けて予め図示を省略した記憶手段に記憶されているものとする。
メッセージテキスト情報生成手段13は、受信装置2に表示させるメッセージの文字列(テキストコード)を含んだメッセージテキスト情報を生成するものである。このメッセージテキスト情報生成手段13は、少なくともテキストコードであるメッセージテキストMsgと、メッセージテキストMsgを特定するための識別子であるメッセージテキスト識別子MsgIDとを対応付けて、メッセージテキスト情報を生成する。
例えば、メッセージテキスト情報生成手段13は、図3に示すように、ヘッダ部にメッセージテキスト識別子MsgID、ペイロード部にメッセージテキストMsgとテキスト表示位置Dpとを配置してメッセージテキスト情報を生成する。ここで、テキスト表示位置Dpは、メッセージを表示画面のどこに表示させるかを示す情報であって、例えば、画面横方向の位置(左、中、右)、画面縦方向の位置(上、中、下)を、それぞれ予め定めたビット値で示した情報である。なお、テキスト表示位置Dpは、必須の情報ではない。
また、メッセージテキスト情報には、メッセージを表示させる時間(表示継続時間)等を付加してもよい。
このメッセージテキスト情報は、ARIB STD−B25で規定されているEMM共通メッセージとして生成することができる。ここでは、メッセージテキスト情報生成手段13は、EMM共通メッセージとして生成したメッセージテキスト情報(図3参照)を、多重化手段15に出力する。
メッセージ識別情報生成手段14は、個別の受信装置2に表示させるメッセージを特定する識別子を含んだメッセージ識別情報を生成するものである。このメッセージ識別情報生成手段14は、少なくとも受信装置2を特定するデバイス識別IDdと、メッセージテキスト識別子MsgIDとを対応付けて、メッセージ識別情報を生成する。
例えば、メッセージ識別情報生成手段14は、図4(a)に示すように、ヘッダ部にデバイス識別IDd、ペイロード部にメッセージテキスト識別子MsgIDを配置してメッセージ識別情報を生成する。
なお、メッセージ識別情報生成手段14は、図4(b)に示すように、ペイロード部に、受信装置2のメッセージ表示を個別に制御するパラメータ(個別メッセージ制御パラメータPi)を配置することとしてもよい。この個別メッセージ制御パラメータPiは、メッセージ表示の条件であれば、特に限定するものではないが、例えば、メッセージを表示する月(例えば、4月)とする。
これによって、受信装置2にメッセージを表示させる条件として、共通メッセージ制御パラメータPcで指定される受信装置共通の表示条件に、さらに、受信装置個別の表示条件を付加することができる。
なお、ここでは、メッセージ識別情報生成手段14は、図4(b)に示したメッセージ識別情報を生成するものとして説明を行う。
このように、視聴契約が行われていない受信装置2のデバイス識別IDdごとに、視聴契約を勧誘するメッセージテキストの識別子を示すメッセージテキスト識別子MsgIDを付加して複数のメッセージ識別情報を生成すれば、視聴契約を行っていない受信装置2に対して表示させるメッセージテキストを指定することができる。
このメッセージ識別情報は、ARIB STD−B25で規定されているEMM個別メッセージとして生成することができる。ここでは、メッセージ識別情報生成手段14は、EMM個別メッセージとして生成したメッセージ識別情報(図4参照)を、多重化手段15に出力する。
多重化手段15は、スクランブル手段10が生成した暗号化コンテンツSCと、共通鍵関連情報生成手段11が生成した共通鍵関連情報(ECM)と、個別鍵関連情報生成手段12が生成した個別鍵関連情報(EMM)と、メッセージテキスト情報生成手段13が生成したメッセージテキスト情報(EMM共通メッセージ)と、メッセージ識別情報生成手段14が生成したメッセージ識別情報(EMM個別メッセージ)とを、それぞれ入力された段階で多重化して、多重化信号を生成するものである。
ここでは、多重化手段15は、入力された各情報を、MPEG−2 Systemsで定義されるTS(トランスポートストリーム)の形式(MPEG−2 TS)に多重化するものとする。このように多重化された放送ストリームは、放送波Wを介して、受信装置2に送信される。
なお、ここでは図示を省略するが、多重化手段15は、これらの情報以外にも、番組配列情報であるPSI(Program Specific Information)/SI(Service Information)の情報テーブル等を適宜多重化することはいうまでもない。
なお、共通メッセージ制御パラメータPcで表示確率を指定した場合、送信装置1は、メッセージテキスト情報生成手段13によって、「表示確率×送信回数=1」となるように、日時を変えて、送信回数分、メッセージテキスト情報を生成して送信すれば、メッセージを表示させたい受信装置2に、日時を変えて分散してメッセージを表示させることができる。
また、共通メッセージ制御パラメータPcでデバイス識別の一部を指定した場合、例えば、デバイス識別の下一桁を指定した場合、送信装置1は、共通鍵関連情報生成手段11によって、日時を変えて、共通メッセージ制御パラメータPcで指定する下一桁の値を順次変えて共通鍵関連情報を生成して送信し、その都度、メッセージテキスト情報生成手段13によって、メッセージテキスト情報を生成して送信すれば、メッセージを表示させたい受信装置2に、日時を変えて分散してメッセージを表示させることができる。
[受信装置の構成]
次に、図5を参照(適宜図1参照)して、受信装置2の構成について説明する。
受信装置2は、放送波Wを介して、コンテンツを送信装置1から受信するものである。また、受信装置2は、放送波Wを介して送信されるメッセージを、映像上にオーバレイ表示する機能を有する。
ここでは、受信装置2は、分離手段20と、デスクランブル手段21と、フィルタリング手段22と、合成手段23と、時刻計時手段24と、セキュリティモジュール25と、を備える。
分離手段20は、送信装置1から送信された放送ストリーム(多重化信号;MPEG−2 TS)を分離するものである。この分離手段20は、MPEG−2 TSから、暗号化コンテンツSCと、ECM(共通鍵関連情報)と、EMM(個別鍵関連情報)と、EMM共通メッセージ(メッセージテキスト情報)と、EMM個別メッセージ(メッセージ識別情報)と、を分離する。
デスクランブル手段21は、分離手段20で分離抽出された暗号化コンテンツSCを、セキュリティモジュール25から出力されるスクランブル鍵Ksでデスクランブル(復号)するものである。
このデスクランブル手段21は、デスクランブルしたコンテンツCを合成手段23に出力する。
フィルタリング手段22は、セキュリティモジュール25から出力される出力識別情報に基づいて、分離手段20で分離されたEMM共通メッセージで通知されるメッセージテキスト情報に含まれているメッセージテキストを表示させるか否かを制御するものである。
ここでは、フィルタリング手段22は、事前にセキュリティモジュール25の識別情報出力制御手段256から出力識別情報を取得しておき、EMM共通メッセージでメッセージテキスト情報を受信する。そして、フィルタリング手段22は、出力識別情報として、メッセージテキスト識別子MsgIDを取得した場合、メッセージテキスト情報に含まれるメッセージテキスト識別子MsgIDと一致する場合だけ、メッセージテキスト情報に含まれるメッセージテキストMsgを合成手段23に出力する。また、メッセージテキスト情報にテキスト表示位置が含まれている場合、フィルタリング手段22は、メッセージテキストMsgとともに、テキスト表示位置を合成手段23に出力する。
なお、出力識別情報として、メッセージ非表示を示す値(例えば、“0”)を取得した場合、フィルタリング手段22は、合成手段23への出力を行わないこととする。
合成手段23は、デスクランブル手段21でデスクランブルされたコンテンツ(映像ストリーム)Cに、フィルタリング手段22から出力されるメッセージテキストMsgを合成するものである。
この合成手段23は、コンテンツCの映像上の予め定めた位置、あるいは、指定されたテキスト表示位置に、メッセージテキストMsgをオーバレイ表示させる。
なお、合成手段23が、メッセージテキストMsgをコンテンツCにオーバレイさせる時間は、予め定めた時間でもよいし、EMM共通メッセージで通知される表示継続時間としてもよい。
時刻計時手段24は、時刻を計時する一般的なタイマである。この時刻計時手段24は、例えば、年月日時分秒を計時する。なお、時刻計時手段24は、図示を省略するが、放送ストリームに多重化されているTOT(Time Offset Table)によって、放送信号受信中、常時校正することとする。
この時刻計時手段24で計時された日時情報は、セキュリティモジュール25内の識別情報出力制御手段256によって参照される。
セキュリティモジュール25は、コンテンツをスクランブルしたスクランブル鍵の出力制御およびメッセージの出力制御を行うもので、ICカード等の受信装置2本体から着脱可能なハードウェア機器(リムーバブルデバイス)で構成される。
ここでは、セキュリティモジュール25は、デバイス情報記憶手段250と、個別鍵関連情報処理手段251と、共通鍵関連情報処理手段252と、乱数発生手段253と、メッセージ識別情報取得手段254と、メッセージ識別情報記憶手段255と、識別情報出力制御手段256と、を備える。
デバイス情報記憶手段250は、受信装置2固有のデバイス情報を記憶するもので、半導体メモリ等の一般的な記憶媒体で構成される。このデバイス情報記憶手段250には、受信装置2を個別に特定するための識別子であるデバイス識別IDdと、固有の鍵であるデバイス鍵Kdとを予め記憶しておく。
個別鍵関連情報処理手段251は、分離手段20で分離されたEMMで通知される個別鍵関連情報を、デバイス情報記憶手段250に予め記憶されているデバイス鍵Kdで復号し、ワーク鍵Kwを取得するものである。この個別鍵関連情報処理手段251は、復号したワーク鍵Kwを、共通鍵関連情報処理手段252に出力する。
共通鍵関連情報処理手段252は、分離手段20で分離されたECMで通知される共通鍵関連情報を、個別鍵関連情報処理手段251で復号されたワーク鍵Kwで復号し、スクランブル鍵Ksを取得するものである。この共通鍵関連情報処理手段252は、復号したスクランブル鍵Ksを、デスクランブル手段21に出力する。
また、共通鍵関連情報処理手段252は、共通鍵関連情報に、共通メッセージ制御パラメータPcが含まれている場合、共通鍵関連情報から、共通メッセージ制御パラメータPcを抽出し、識別情報出力制御手段256に出力する。
乱数発生手段253は、予め定めた数値範囲で乱数(擬似乱数)を発生させるものである。なお、乱数を発生させる手法は、既知の手法を用いればよい。
メッセージ識別情報取得手段254は、分離手段20で分離されたEMM個別メッセージで通知されるメッセージ識別情報のうちで、デバイス情報記憶手段250に記憶されている受信装置2固有のデバイス識別IDdに対応するメッセージ識別情報を取得するものである。このメッセージ識別情報取得手段254は、取得したメッセージ識別情報を、メッセージ識別情報記憶手段255に書き込む。
具体的には、メッセージ識別情報取得手段254は、図4(b)で説明したメッセージ識別情報のペイロード部に記述されているメッセージテキスト識別子MsgIDと、個別メッセージ制御パラメータPiとを、メッセージ識別情報記憶手段255に書き込む。
メッセージ識別情報記憶手段255は、メッセージ識別情報取得手段254で取得したメッセージ識別情報を記憶するものである。このメッセージ識別情報記憶手段255は、半導体メモリ等の一般的な記憶媒体で構成される。
識別情報出力制御手段256は、共通鍵関連情報処理手段252で抽出された共通メッセージ制御パラメータPcに基づいて、フィルタリング手段22がメッセージテキストMsgを合成手段23に出力する(メッセージを表示させる)か否かを制御するものである。
すなわち、識別情報出力制御手段256は、フィルタリング手段22から出力識別情報の要求があった際に、共通メッセージ制御パラメータPcに含まれる表示条件を適用するか否かを示すオンオフ情報でオンが指定されている場合、さらに、共通メッセージ制御パラメータPcに含まれている表示条件(例えば、表示確率、デバイス識別の一部〔部分識別〕)に基づいてメッセージ表示の可否を判定する。
そして、識別情報出力制御手段256は、表示条件に合致している場合、メッセージ識別情報記憶手段255に記憶されているメッセージテキスト識別子MsgIDを、メッセージの表示を許可(on)する出力識別情報として、フィルタリング手段22に出力する。
一方、表示条件に合致しない場合、識別情報出力制御手段256は、メッセージの非表示を示す予め定めた値(例えば、“0”)を、メッセージの表示を禁止(off)する出力識別情報として、フィルタリング手段22に出力する。
また、識別情報出力制御手段256は、共通メッセージ制御パラメータPcに含まれるオンオフ情報で、表示条件を適用しないことを示すオフが指定されている場合、メッセージ識別情報記憶手段255に記憶されているメッセージテキスト識別子MsgIDを、メッセージの表示を許可(on)する出力識別情報として、フィルタリング手段22に出力する。
ここで、識別情報出力制御手段256が、表示条件によって、メッセージ表示の可否を判定する例を説明する。
例えば、表示条件として、表示確率を用いる場合、識別情報出力制御手段256は、フィルタリング手段22から出力識別情報の要求があった際に、乱数発生手段253が発生する乱数によって、表示確率の割合でメッセージを表示させるか否かを判定する。例えば、表示確率として“1/10”が指定された場合、識別情報出力制御手段256は、乱数発生手段253で“0”〜“9”の数値範囲で発生させた乱数の値が、予め定めた値(例えば、“0”)の場合だけ、メッセージを表示させると判定し、それ以外の場合は、メッセージを表示させないと判定する。
また、例えば、表示条件として、デバイス識別の一部〔部分識別〕が指定されている場合、識別情報出力制御手段256は、部分識別と、デバイス情報記憶手段250に記憶されているデバイス識別IDdの一部とが一致するか否かにより、メッセージを表示させるか否かを判定する。例えば、部分識別としてデバイス識別の下一桁(16進数)の数値が指定された場合、識別情報出力制御手段256は、デバイス情報記憶手段250に記憶されているデバイス識別IDdの下一桁(16進数)の数値が、部分識別の数値と一致する場合だけ、メッセージを表示させると判定し、それ以外の場合は、メッセージを表示させないと判定する。
このように、識別情報出力制御手段256は、共通鍵関連情報で通知される共通メッセージ制御パラメータPcによって、メッセージを表示させるか否かを制御する。
なお、識別情報出力制御手段256は、メッセージ識別情報記憶手段255に、図4(b)で説明した個別メッセージ制御パラメータPiが記憶されている場合、共通メッセージ制御パラメータPcによる表示条件に、さらに、個別メッセージ制御パラメータPiで指定される表示条件を加味して、条件判定を行う。
例えば、個別メッセージ制御パラメータPiとして、メッセージを表示する月(例えば、4月)が指定された場合、識別情報出力制御手段256は、時刻計時手段24で計時される日時情報により、現時点の月が“4月”の場合に、個別メッセージ制御パラメータPiの表示条件に合致すると判定する。
そして、識別情報出力制御手段256は、共通メッセージ制御パラメータPcで指定される表示条件と、個別メッセージ制御パラメータPiで指定される表示条件とが、いずれも成立する場合だけ、メッセージを表示させると判定する。
このように受信装置2を構成することで、受信装置2は、少なくとも共通メッセージ制御パラメータPcで指定される表示条件によって、メッセージを表示するか否かが制御されるため、メッセージを表示する受信装置2が分散されることになる。
また、メッセージ表示の制御を行う共通メッセージ制御パラメータPcは、鍵関連情報に含まれているため、受信装置2は、メッセージの表示判定制御をセキュリティモジュール25内で行うことができる。これによって、本発明を実施する場合、例え、既存の受信装置であっても、ICカード等のセキュリティモジュール25を交換するだけでよく、受信装置そのものを改修する必要がない。
なお、セキュリティモジュール25として、システムLSIで構成されたICカードを用い、LSIの機能をソフトウェアで記述している場合、当該ソフトウェアのみを更新することとしてもよい。また、受信装置2のコンピュータを、セキュリティモジュール25の各手段として機能させるためのプログラム(セキュリティモジュールプログラム)で動作させる形態であっても構わない。
また、受信装置2全体についても、コンピュータを前記した各手段として機能させるためのプログラム(デジタル放送受信プログラム)で動作させることができる。このデジタル放送受信プログラムは、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)上で動作させることもできる。
[メッセージ配信システムの動作]
次に、図6,図7を参照(適宜図1,図2,図5参照)して、メッセージ配信システムSの動作について説明する。なお、コンテンツの送受信動作については、一般的な動作であるため、ここでは説明を省略し、メッセージテキストの送信およびその表示動作について説明する。
(メッセージテキスト表示動作)
まず、送信装置1は、入力装置(不図示)から、共通メッセージ制御パラメータPcを入力されることで、共通メッセージ制御パラメータPcを含んだ受信装置共通の共通鍵関連情報をECMとして生成する(ステップS10)。すなわち、送信装置1は、共通鍵関連情報生成手段11において、逐次、コンテンツCを暗号化するスクランブル鍵Ksを含んだ受信装置共通の共通鍵関連情報(ECM)を生成する際に、共通メッセージ制御パラメータPcを入力されたタイミングで、共通メッセージ制御パラメータ付加手段11aによって、共通鍵関連情報に共通メッセージ制御パラメータPcを付加する。
なお、この共通メッセージ制御パラメータPcは、予めメッセージを表示させる際の表示条件が記述されているものとする。
そして、送信装置1は、多重化手段15によって、ステップS10で生成した共通鍵関連情報(ECM)を放送ストリームに多重化して受信装置2に送信する(ステップS11)。
一方、受信装置2は、分離手段20によって、放送ストリームから共通鍵関連情報(ECM)を分離する(ステップS12)。
そして、受信装置2は、共通鍵関連情報処理手段252によって、予め個別鍵関連情報(EMM)で通知されているワーク鍵Kwで共通鍵関連情報を復号してスクランブル鍵Ksを取得するとともに、共通鍵関連情報に共通メッセージ制御パラメータPcが付加されていた場合、共通鍵関連情報から当該パラメータを抽出(取得)する(ステップS13)。なお、抽出した共通メッセージ制御パラメータPcは、識別情報出力制御手段256において保持される。
また、送信装置1は、メッセージ識別情報生成手段14によって、受信装置2を特定するデバイス識別IDdごとに、メッセージテキスト識別子MsgIDおよび個別メッセージ制御パラメータPiを対応付けたメッセージ識別情報を、EMM個別メッセージとして生成する(ステップS14)。
そして、送信装置1は、多重化手段15によって、ステップS14で生成したEMM個別メッセージを放送ストリームに多重化して受信装置2に送信する(ステップS15)。
一方、受信装置2は、分離手段20によって、放送ストリームからEMM個別メッセージを分離する(ステップS16)。
そして、受信装置2は、メッセージ識別情報取得手段254によって、EMM個別メッセージから、当該受信装置2のデバイス識別IDdに対応するメッセージ識別情報を取得する(ステップS17)。なお、メッセージ識別情報取得手段254は、ステップS17で取得したメッセージ識別情報であるメッセージテキスト識別子MsgIDと、個別メッセージ制御パラメータPiとを、メッセージ識別情報記憶手段255に書き込み保持する。
また、送信装置1は、メッセージテキスト情報生成手段13によって、ステップS14で生成し送信したメッセージテキスト識別子に対応付けて、テキストコードであるメッセージテキストMsgとテキスト表示位置Dpとを、EMM共通メッセージとして生成する(ステップS18)。
そして、送信装置1は、多重化手段15によって、ステップS18で生成したEMM共通メッセージを放送ストリームに多重化して受信装置2に送信する(ステップS19)。
一方、受信装置2は、分離手段20によって、放送ストリームからEMM共通メッセージを分離する(ステップS20)。
そして、受信装置2は、セキュリティモジュール25内の識別情報出力制御手段256によって、メッセージテキストを画面表示するか否か示す出力識別情報を生成する(ステップS21)。
ここで、図7を参照(構成については、適宜図5参照)して、ステップS21の動作、すなわち、識別情報出力制御手段256の動作について詳細に説明する。
識別情報出力制御手段256は、まず、図6のステップS13で取得した共通メッセージ制御パラメータに含まれているオンオフ情報で、表示条件を適用するか否かを判定する(ステップS210)。
ここで、オンオフ情報が、表示条件を適用しない旨を示す情報(オフ)であった場合(ステップS210でNo)、識別情報出力制御手段256は、ステップS214に動作を進める。
一方、オンオフ情報が、表示条件を適用する旨を示す情報(オン)であった場合(ステップS210でYes)、識別情報出力制御手段256は、共通メッセージ制御パラメータに含まれている表示条件(例えば、表示確率、デバイス識別の一部〔部分識別〕)に基づく演算を行う(ステップS211)。
そして、識別情報出力制御手段256は、ステップS211の演算結果が、表示条件に適合する場合(ステップS212でYes)、さらに、図6のステップS17で取得したメッセージ識別情報に含まれている個別メッセージ制御パラメータで示される表示条件(例えば、メッセージを表示する月)に適合するか否かを判定する(ステップS213)。
なお、ここでは、個別メッセージ制御パラメータで示される表示条件が、所定の値か否かにより判定を行った例を示しているが、この表示条件が、表示確率等、演算を伴うものであれば、演算を行った後に適合性を判定することはいうまでもない。
そして、識別情報出力制御手段256は、個別メッセージ制御パラメータで示される表示条件に適合する場合(ステップS213でYes)、出力識別情報に、図6のステップS17で取得したメッセージ識別情報に含まれているメッセージテキスト識別子を設定し、フィルタリング手段22に通知して処理を終了する(ステップS214)。
一方、識別情報出力制御手段256は、共通メッセージ制御パラメータによる表示条件に適合しない場合(ステップS212でNo)、または、個別メッセージ制御パラメータによる表示条件に適合しない場合(ステップS213でNo)、出力識別情報に、メッセージの非表示を示す値(識別子に該当しない値、例えばここでは、“0”)を設定し、フィルタリング手段22に通知して処理を終了する(ステップS215)。
図6に戻って、メッセージテキスト表示動作について説明を続ける。
ステップS21の動作後、受信装置2は、フィルタリング手段22によって、セキュリティモジュール25から出力される出力識別情報が、メッセージの表示を示すメッセージテキスト識別子MsgIDか、メッセージの非表示を示す値(ここでは、“0”)かを判定する(ステップS22)。
ここで、出力識別情報がメッセージの非表示を示す値(“0”)であれば(ステップS22でYes)、受信装置2は、メッセージテキストの画面表示を行わずに、メッセージテキスト表示動作を終了する。
一方、出力識別情報がメッセージの表示を示すメッセージテキスト識別子MsgIDであった場合(ステップS22でNo)、受信装置2は、フィルタリング手段22によって、ステップS20で分離されたEMM共通メッセージ(メッセージテキスト情報)から、ステップS21で出力識別情報として通知されたメッセージテキスト識別子MsgIDと一致するメッセージテキストMsgを抽出(フィルタリング)する(ステップS23)。
そして、受信装置2は、合成手段23によって、ステップS23で抽出されたメッセージテキストを、コンテンツCの映像上に合成する(ステップS24)。
以上の動作によって、メッセージ配信システムSは、受信装置2に共通のパラメータ(共通メッセージ制御パラメータ)のみで、受信装置2におけるメッセージの表示/非表示を制御することができる。これによって、例えば、コンテンツの契約が行われていない等のメッセージを表示する場合であっても、一斉に受信装置2の画面上にメッセージを表示させることがなく、メッセージを表示する受信装置2が分散されるため、契約に関する問い合わせの数を抑えることができる。
また、メッセージ配信システムSは、鍵関連情報であるECMにパラメータ(共通メッセージ制御パラメータ)を付加するため、受信装置2内のセキュリティモジュール25内で、メッセージの表示/非表示を制御することができる。これによって、既存の受信装置であっても、ICカード等のセキュリティモジュールを交換するだけで、メッセージ配信システムSを構築することができる。
さらに、メッセージ配信システムSは、共通メッセージ制御パラメータのみならず、受信装置個別の個別メッセージ制御パラメータによっても、個別に受信装置2のメッセージの表示/非表示を制御することができる。
1 送信装置
10 スクランブル手段
11 共通鍵関連情報生成手段
11a 共通メッセージ制御パラメータ付加手段
12 個別鍵関連情報生成手段
13 メッセージテキスト情報生成手段
14 メッセージ識別情報生成手段
15 多重化手段
2 受信手段
20 分離手段
21 デスクランブル手段
22 フィルタリング手段
23 合成手段
24 時刻計時手段
25 セキュリティモジュール(ICカード)
250 デバイス情報記憶手段
251 個別鍵関連情報処理手段
252 共通鍵関連情報処理手段
253 乱数発生手段
254 メッセージ識別情報取得手段
255 メッセージ識別情報記憶手段
256 識別情報出力制御手段

Claims (5)

  1. コンテンツをスクランブル鍵でスクランブルして送信するデジタル放送の送信装置において、
    前記スクランブル鍵を暗号化するワーク鍵を受信装置個別の鍵で暗号化し、暗号化したワーク鍵を含んだ受信装置個別の個別鍵関連情報を生成する個別鍵関連情報生成手段と、
    前記スクランブル鍵を前記ワーク鍵で暗号化し、暗号化したスクランブル鍵を含んだ受信装置共通の共通鍵関連情報を生成する共通鍵関連情報生成手段と、
    個別の受信装置に表示させるメッセージテキストを特定するメッセージテキスト識別子と、受信装置個別の識別子とを対応付けて、前記受信装置個別のメッセージ識別情報を生成するメッセージ識別情報生成手段と、
    前記メッセージテキストと前記メッセージテキスト識別子とを対応付けて受信装置共通のメッセージテキスト情報を生成するメッセージテキスト情報生成手段と、
    前記スクランブルしたコンテンツに、前記個別鍵関連情報、前記共通鍵関連情報、前記メッセージ識別情報および前記メッセージテキスト情報を多重化する多重化手段と、を備え、
    前記共通鍵関連情報生成手段は、前記共通鍵関連情報に、メッセージを表示させるための条件を示す共通メッセージ制御パラメータを付加することを特徴とする送信装置。
  2. 前記メッセージテキスト情報生成手段は、前記共通メッセージ制御パラメータで示す条件に加え、前記受信装置個別にメッセージを表示させるための条件を示す個別メッセージ制御パラメータを前記メッセージテキスト情報に付加することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 暗号化コンテンツと、スクランブル鍵を含んだ受信装置共通の共通鍵関連情報と、ワーク鍵を含んだ受信装置個別の個別鍵関連情報と、メッセージテキストを特定するメッセージテキスト識別子と受信装置個別の識別子とを対応付けたメッセージ識別情報と、前記メッセージテキストと前記メッセージテキスト識別子とを対応付けた受信装置共通のメッセージテキスト情報とを多重化した放送信号を、送信装置から受信するデジタル放送の受信装置であって、
    前記多重化された放送信号を分離する分離手段と、
    前記スクランブル鍵と当該受信装置で表示するメッセージのメッセージテキスト識別子とを出力するセキュリティモジュールと、
    このセキュリティモジュールから出力されるスクランブル鍵で、前記暗号化コンテンツを復号するデスクランブル手段と、
    前記セキュリティモジュールから出力されるメッセージテキスト識別子に対応するテキストメッセージを前記メッセージテキスト情報から抽出するフィルタリング手段と、
    このフィルタリング手段で抽出されたテキストメッセージを、前記デスクランブル手段で復号されたコンテンツに合成する合成手段と、を備え、
    前記セキュリティモジュールは、
    前記個別鍵関連情報を当該受信装置固有の鍵で復号し、前記ワーク鍵を取得する個別鍵関連情報処理手段と、
    前記共通鍵関連情報を前記ワーク鍵で復号し、前記スクランブル鍵を取得するとともに、前記共通鍵関連情報にメッセージを表示させるための条件を示す共通メッセージ制御パラメータが付加されている場合に、当該共通メッセージ制御パラメータを取得する共通鍵関連情報処理手段と、
    前記メッセージ識別情報から当該受信装置個別の識別子に対応するメッセージテキスト識別子を取得するメッセージ識別情報取得手段と、
    当該受信装置が前記共通メッセージ制御パラメータで示される表示条件に合致する場合に、前記メッセージ識別情報取得手段で取得したメッセージテキスト識別子を出力する識別情報出力制御手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  4. 前記メッセージテキスト情報には、受信装置個別にメッセージを表示させるための条件を示す個別メッセージ制御パラメータが付加され、
    前記識別情報出力制御手段は、当該受信装置が前記共通メッセージ制御パラメータで示される表示条件と前記個別メッセージ制御パラメータで示される表示条件とのいずれにも合致する場合に、前記メッセージ識別情報取得手段で取得したメッセージテキスト識別子を出力することを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  5. 暗号化コンテンツと、スクランブル鍵を含んだ受信装置共通の共通鍵関連情報と、ワーク鍵を含んだ受信装置個別の個別鍵関連情報と、メッセージテキストを特定するメッセージテキスト識別子と受信装置個別の識別子とを対応付けたメッセージ識別情報と、前記メッセージテキストと前記メッセージテキスト識別子とを対応付けた受信装置共通のメッセージテキスト情報とを多重化した放送信号を受信して分離する分離手段と、
    前記スクランブル鍵で、前記暗号化コンテンツを復号するデスクランブル手段と、
    前記メッセージテキスト識別子に対応するテキストメッセージを前記メッセージテキスト情報から抽出するフィルタリング手段と、
    このフィルタリング手段で抽出されたテキストメッセージを、前記デスクランブル手段で復号されたコンテンツに合成する合成手段と、を備えた受信装置に備えられ、
    前記デスクランブル手段で用いる前記スクランブル鍵と前記フィルタリング手段で用いる前記メッセージテキスト識別子とを出力するセキュリティモジュールであって、
    前記個別鍵関連情報を当該受信装置固有の鍵で復号し、前記ワーク鍵を取得する個別鍵関連情報処理手段と、
    前記共通鍵関連情報を前記ワーク鍵で復号し、前記スクランブル鍵を取得するとともに、前記共通鍵関連情報にメッセージを表示させるための条件を示す共通メッセージ制御パラメータが付加されている場合に、当該共通メッセージ制御パラメータを取得する共通鍵関連情報処理手段と、
    前記メッセージ識別情報から当該受信装置個別の識別子に対応するメッセージテキスト識別子を取得するメッセージ識別情報取得手段と、
    当該受信装置が、前記共通メッセージ制御パラメータで示される表示条件に合致する場合に、前記メッセージ識別情報取得手段で取得したメッセージテキスト識別子を出力する識別情報出力制御手段と、
    を備えることを特徴とするセキュリティモジュール。
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