JP6100579B2 - ハニカムコアサンドイッチパネルの修理方法、および修理装置 - Google Patents

ハニカムコアサンドイッチパネルの修理方法、および修理装置 Download PDF

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Description

本発明は、ハニカム構造のコアを表皮の間に挟んで構成されるハニカムコアサンドイッチパネルの修理方法、および修理装置に関する。
ハニカム構造のコアの両面に薄い表皮を貼り合わせたハニカムコアサンドイッチパネルは、軽量かつ高剛性であるため、航空機の構造に用いられることが多い。ハニカムコアサンドイッチパネルの表皮には、しばしば繊維強化樹脂(FRP;fiber reinforced plastics)などの複合材が用いられる。
しかし、その薄い表皮は、落雷や雹などの飛来物によって損傷し易い。
特許文献1には、ハニカム構造のコアをFRP板の間に挟んだハニカムコアサンドイッチパネルの修理方法が記載されている。コアとFRP板が剥離すると、コアとFRP板の間の剥離部を真空引きによって減圧させることで、剥離部に存在する水分を除去する。その後、剥離部に補修用樹脂を充填すると、水分に阻害されることなくコアとFRP板が接着される。
特開平3−264356号公報
ハニカムコアサンドイッチパネルを修理する際は、損傷により形成された被修理部に修理材を設ける。その修理材には熱硬化性樹脂が用いられており、修理材を加熱により硬化させる。
このとき、修理材を確実に硬化させるために、パネルは高温に維持される。そのため、パネルのコアのセル内や隔壁に蓄積された水分が水蒸気となってセル内に高い圧力を発生させる。この圧力により、パネルが破壊されるおそれがある。
特許文献1のように、コアとFRP板の間の剥離部に存在する水分を除去しても、コアの内部には水分が残るので、依然として、修理の加熱時にパネルが破壊されるおそれがある。
したがって、パネルが破壊されるのを確実に回避するために、加熱前に、コアを十分に乾燥させる乾燥工程を実施している。しかし、その乾燥工程のために、非常に長い修理時間を要する。
そこで、本発明は、修理の際にハニカムコアサンドイッチパネルが破壊されるのを回避しながら、ハニカムコアサンドイッチパネルの修理に要する時間を短縮することを目的とする。
本発明の修理方法は、多数のセルを有するハニカム構造のコアを第1表皮および第2表皮の間に挟んで構成されるハニカムコアサンドイッチパネルの修理方法であって、ハニカムコアサンドイッチパネルに貫通孔を形成するステップと、ハニカムコアサンドイッチパネルにおいて第1表皮が位置する一面および第2表皮が位置する他面の少なくとも一方に修理材を設ける修理材設置ステップと、ハニカムコアサンドイッチパネルを修理材と共に一面および他面の両面側から第1プレートおよび第2プレートの間に挟み込み、貫通孔に、第1プレートおよび第2プレートを連結するロッドを通してハニカムコアサンドイッチパネルを拘束するパネル拘束ステップと、ハニカムコアサンドイッチパネルが拘束された状態で修理材を加熱により硬化させる、あるいは、加熱して溶融した後、固化状態とする加熱ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明では、ハニカムコアサンドイッチパネル(以下、パネル)を両面側から挟み込んで拘束した状態としてから、修理材を加熱により硬化させる。
ここで、修理材が加熱されると、修理材を介してパネルにも熱が伝達されるので、パネルの温度が上昇する。このとき、コアのセル内および隔壁に蓄積された水分の気化によりセルの内圧が増加しても、セルの内圧に対して、パネルを拘束する力が抵抗する。このため、表皮がコアから剥がれてしまうことなく、パネルの破壊を未然に防止できる。
したがって、破壊を防ぐために事前にパネルのコアを乾燥させる工程を省くことができるので、修理に要する時間を短縮できる。
本発明で用いる修理材には、種々の形態が含まれる。
ここで、修理材に複合材を用いる修理方法としては、シート状に形成した繊維に液状の熱硬化性樹脂を含浸させたものを被修理部に積層し、加熱により樹脂を硬化させる方法(ウェットレイアップ)や、半硬化の中間素材(プリプレグ)を被修理部に積層し、加熱により硬化させる方法がある。また、予め加熱硬化された修理パッチ(プリキュアパッチ)を使用し、熱硬化性の接着剤によって修理パッチを被修理部に接着する方法もある。
したがって、修理材は、例えば、予め硬化された熱硬化性樹脂からなるプリキュアパッチ、およびそのプリキュアパッチを被修理部に接着する熱硬化性接着剤に相当する。
また、別の形態として、修理材は、半硬化の熱硬化性樹脂からなるプリプレグ、およびそのプリプレグを被修理部に接着する熱硬化性接着剤に相当する。
さらに、別の形態として、修理材は、ウェットレイアップを行う場合の液状の熱硬化性樹脂および繊維に相当する。
本発明の修理方法において、パネル拘束ステップでは、パネルを拘束するのに用いる拘束装置とパネルの一面との間、および拘束装置とパネルの他面との間の少なくとも一方に、流動性を有する物を内包する流動体を介在させることが好ましい。
そうすると、流動体が、パネルの面と拘束装置の表面の双方に追従して変形し、パネルと拘束装置により囲まれる空間を埋める。そして、流動体を介して、パネルに対する拘束力がパネル面に均等に分散されるので、コアのいずれのセルで発生する圧力に対しても均衡を図ることができる。
したがって、パネルが曲面状に形成されていたとしても、セルの内圧増加によりパネルが破壊されるのを阻止できる。
本発明の修理方法において、パネル拘束ステップでは、パネルを拘束するのに用いる拘束装置と、パネルの面に設けられる修理材との間に、修理材を加熱する加熱装置を介在させることが好ましい。
そうすると、修理材に対して加熱装置がずれるのをパネルに対する拘束力によって防止できるので、修理材を確実に加熱することができる。
本発明の修理方法の加熱ステップでは、ハニカムコアサンドイッチパネルが拘束された状態で修理材を加熱して溶融した後、固化状態としてもよい。
その場合も、パネルを両面側から挟み込んで拘束した状態としてから、修理材を加熱するので、パネルの温度上昇によって増加したセルの内圧に対して、パネルを拘束する力が抵抗する。このため、パネルの破壊を未然に防止できる。
また、本発明は、修理装置にも展開することができる。
本発明の修理装置は、多数のセルを有するハニカム構造のコアを第1表皮および第2表皮の間に挟んで構成されるハニカムコアサンドイッチパネルの修理装置であって、ハニカムコアサンドイッチパネルにおいて第1表皮が位置する一面および第2表皮が位置する他面の少なくとも一方に設けられる修理材と、ハニカムコアサンドイッチパネルを修理材と共に一面および他面の両面側から挟み込んで拘束する拘束装置と、拘束装置によりハニカムコアサンドイッチパネルが拘束された状態で、修理材を加熱により硬化させる、あるいは加熱して溶融した後、固化状態とする加熱装置と、を備え、拘束装置は、ハニカムコアサンドイッチパネルを間に挟み込む第1プレートおよび第2プレートと、ハニカムコアサンドイッチパネルに形成された貫通孔に通され、第1プレートおよび第2プレートを連結するロッドと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、修理時の加熱に伴うセルの内圧増加によってハニカムコアサンドイッチパネルが破壊されるのを回避しながら、ハニカムコアサンドイッチパネルの修理に要する時間を短縮することができる。
第1実施形態に係るハニカムコアサンドイッチパネルを模式的に示す断面図である。 ハニカムコアサンドイッチパネルの修理方法で用いる拘束治具を示す図である。 ハニカムコアサンドイッチパネルの修理の手順を示す図である。 第1実施形態の変形例を示す図である。 第2実施形態の修理方法で用いる拘束治具およびヒーターマットを示す図である。 第3実施形態の修理方法で用いる拘束治具および流動体を示す図である。 本発明の変形例に係る拘束治具および拘束装置を示す図である。
以下、添付図面に示す実施形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
まず、修理により得られたハニカムコアサンドイッチパネルの構成を説明する。
図1に示すハニカムコアサンドイッチパネル1は、航空機の翼や胴体の外表面を構成する外板(スキン)に用いられている。
このハニカムコアサンドイッチパネル1(以下、パネル1とも言う)は、ハニカム構造のコア(芯材)10を第1表皮11および第2表皮12の間に挟んだ構造とされている。なお、パネル1が、コア10、第1表皮11および第2表皮12以外の層を備えていてもよい。
コア10は、断面が六角形の多数のセル13を形成する隔壁10Aを有している。このコア10は、複合材や金属、樹脂などにより形成されている。
コア10は、セル13の内部が空隙であるために、空気を内包する。その空気中には水分が含まれている。また、隔壁10Aにも水分が保持される。隔壁10Aの表面に水が結露することもある。したがって、コア10の内部(セル13内および隔壁10A)には水分が蓄積されている。
第1表皮11および第2表皮12の各々は、複合材や金属、樹脂などにより形成され、コア10の端面に接着されている。これらの第1表皮11および第2表皮12により、隔壁10Aに囲まれた開口が塞がれることで、セル13が密閉されている。
パネル1は、落雷や雹などによって衝撃を受けることで損傷しうる。その場合、修理が必要となる被修理部14がパネル1に形成される。
被修理部14は、雹などの飛来物が第1表皮11を貫通し、コア10にめり込んだときに形成されたものである。第1表皮11には、厚み方向に貫通する欠損孔141が形成されている。コア10には、欠損孔141に連通する欠損凹部142が形成されている。
ここで、被修理部14は、欠損孔141および欠損凹部142の内側である損傷部、および損傷部の周囲の所定範囲をいうものとする。
欠損孔141が形成されると、欠損孔141を通じて雨や洗浄水がコア10に浸入することも、コア10内部の水分蓄積を助長する。
この被修理部14は、複合材で形成される板状の修理パッチ20により覆われている。修理パッチ20の裏面は、欠損孔141の周囲の第1表皮11に接着されている。
第1表皮11における欠損孔141の周囲は、サンディングおよび洗浄によって、修理パッチ20との接着に適した面に整えられることが好ましい。
なお、本実施形態では、コア欠損凹部142を埋めずに、表皮欠損孔141を修理パッチ20により塞ぐが、コア欠損凹部142を修理用の部材で埋めることもできる。
修理パッチ20は、炭素繊維をシート状に形成したものを積層するとともに、積層物にエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させ、加熱により熱硬化性樹脂を硬化させることによって製作されている。修理パッチ20は、修理前に予め硬化されるプリキュアパッチとされている。この修理パッチ20は、パネル1の厚み方向の一方の面である一面1Aの形状に倣う形状に形成されている。
修理パッチ20には、炭素繊維の代わりに、ガラス繊維を用いることもでき、用いる繊維の種類は問わない。また、修理パッチ20は、金属によっても製作することができる。
なお、修理パッチ20には、シート状に形成された導電性の耐雷材を重ねることもできる。
修理パッチ20と第1表皮11との間には、熱硬化性樹脂から形成された接着層21が介在している。接着層21は、修理パッチ20と共に修理材を構成する。
修理パッチ20および第1表皮11は、接着層21によって接着されることで一体化されている。
次に、図2を参照し、パネル1の修理に用いる金属製の拘束治具3について説明する。
拘束治具3は、パネル1を厚み方向に拘束するもので、パネル1を間に挟んで対向する第1プレート31および第2プレート32と、第1プレート31および第2プレート32を連結する2つのロッド33,34とを備えている。
第1プレート31は、修理パッチ20が接着されるパネル1の一面1A(第1表皮11の表面)に配置され、修理パッチ20およびその周囲の所定範囲を覆う。この第1プレート31は、円形、楕円、矩形などの任意の形状とされている。
第1プレート31は、一面1Aが平面状であるときは平面状に形成され、一面1Aが曲面状であるときは、それに倣った曲面状に形成されている。
第1プレート31上で互いに離間する位置には、貫通孔311,312が厚み方向に貫通して形成されている。
第2プレート32は、一面1Aとは反対側に位置するパネル1の他面1B(第2表皮12の表面)に配置され、修理パッチ20が他面1Bに投影された領域を含む他面1B上の所定の範囲を覆う。本実施形態の第2プレート32は、第1プレート31と同様の形状、サイズに形成されており、その平面中心を第1プレート31の平面中心と合わせて配置される。
第2プレート32は、他面1Bが平面状であるときは平面状に形成され、他面1Bが曲面状であるときは、それに倣った曲面状に形成されている。
第2プレート32において第1プレート31の貫通孔311,312の各々に対応する位置には、貫通孔321,322が厚み方向に貫通して形成されている。
ロッド33およびロッド34は、第1プレート31および第2プレート32の外周部の近傍においてパネル1および第1、第2プレート31,32を貫通する。
ロッド33は、貫通孔311,321、およびパネル1に形成される貫通孔15に挿入される。また、ロッド34は、貫通孔312,322、およびパネル1に形成される貫通孔16に挿入される。
これらのロッド33,34の各々の一端(図の下端)には、その径よりも大径の固定具35,36が固着される。また、ロッド33,34の各々の他端(図の上端)にはナット37,38が設けられる。ナット37,38を第1プレート31に対して締めると、第1プレート31と第2プレート32との間にパネル1が挟み込まれて拘束される。固定具35,36とナット37,38との間の距離は、パネル1の厚みと同じか、それ以下に設定される。
以下、図3を参照し、ハニカムコアサンドイッチパネル1の修理方法について説明する。
まず、フィルム状に形成された熱硬化性樹脂を含む接着剤21A、および修理パッチ20をパネル1の一面1Aに設けて被修理部14を覆う(修理パッチ設置ステップS1)。
なお、接着剤21Aは、図示するように修理パッチ20と同様の形状に形成することもできるし、欠損孔141の周囲に沿って環状に形成することもできる。
次に、修理パッチ20およびその周囲を耐熱性のバッグフィルム41で覆い、バッグフィルム41と一面1Aとの間を封止する。それから、バッグフィルム41に設けられる図示しないバルブを通じて真空引きを行う(真空引きステップS2)。
真空引きによって減圧されたバッグフィルム41の内側と外側の大気圧との差圧により、修理パッチ20が一面1Aに対して押し付けられるので、接着剤21Aを介して修理パッチ20を一面1Aに均一に密着させることができる。
次いで、拘束治具3をパネル1に設置することで、パネル1を一面1Aおよび他面1Bの両面側から拘束する(パネル拘束ステップS3)。
パネル1には、事前に、ロッド33が挿入される貫通孔15と、ロッド34が挿入される貫通孔16とを形成しておく。これらの貫通孔15,16の各々の開口径は、航行中にパネル1に要求される強度を確保する上で許容される寸法に設定する。この開口径は、必ずしもセル13の開口に対応していなくてもよい。
拘束治具3をパネル1に設置するには、まず、第1プレート31を一面1Aに配置するとともに第2プレート32を他面1Bに配置する。第1プレート31と一面1Aとの間には、修理パッチ20が介在する。
その後、第1プレート31、パネル1,および第2プレート32にロッド33およびロッド34をそれぞれ通し、ナット37,38を締める。すると、パネル1が両面側から挟まれ、修理パッチ20と共に拘束される。このとき、ナット37,38を締め付けると、第1プレート31および第2プレート32によってパネル1が圧縮されるので、パネル1の一面1Aが加圧されるとともに、パネル1の他面1Bも加圧される。
以上によりパネル1を厚み方向に拘束した状態としてから、修理パッチ20を加熱することで接着剤21Aを硬化させる(加熱硬化ステップS4)。
第1プレート31を介して修理パッチ20を加熱するためには、例えば、ヒーターを内蔵するヒーターマット45を第1プレート31の上に載せたり、第1プレート31に対してヒートガンから熱風を吹き付けることができる。その他、パネル1を収容可能なオーブンによって修理パッチ20を加熱することもできる。修理パッチ20を加熱するための熱源として、公知の種々の加熱装置を用いることができる。
加熱硬化ステップS4では、接着剤21Aを確実に硬化させるのに足りる加熱温度および加熱時間で修理パッチ20を加熱する。また、真空引きを行いながら加熱することが好ましい。
ここで、ナット37,38を締め付けることでパネル1を加圧すると、修理パッチ20が一面1Aに対して押し付けられるので、拘束治具3は、接着剤21Aを介して修理パッチ20を一面1Aに密着させるのにも寄与する。このため、真空引きの真空度を低くすることができる。
修理パッチ20を加熱する熱源から発せられた熱は、修理パッチ20および接着剤21Aを介してパネル1にも伝達されるので、パネル1の温度が上昇する。これに伴って、コア10の内部に蓄積された水分が気化すると、セル13の開口は表皮11,12により塞がれているので、セル13の内圧が増加する。
しかし、セル13の内圧に対して、拘束治具3によりパネル1を拘束する力が抵抗するので、セル13の内圧が増加しても、コア10から第1表皮11および第2表皮12が剥がれてしまうことなく、パネル1の破壊を未然に防止できる。
その後、パネル1の貫通孔15,16を必要に応じて埋めるとともに、修理パッチ20およびその周辺の仕上げを行うことで(仕上げステップS5)、パネル1の修理を完了する。
本実施形態の修理方法では、修理パッチ20をパネル1の被修理部14に接着するにあたり、パネル1を一面1Aおよび他面1Bの両面側から拘束する。これにより、セル13の内圧増加によるパネル1の破壊を阻止できるので、事前にコア10を乾燥させる工程を必要としない。多数のセル13内に存在する空気や隔壁10Aに水分が保持されているコア10を十分に乾燥させるのには、非常に長い時間を要するので、乾燥工程を省ける本実施形態の修理方法によれば、修理に要する時間を大幅に短縮できる。
したがって、本実施形態の修理方法は、定期運行が強く望まれる航空機の外板の修理に好適である。
上記に示した修理の手順は一例に過ぎない。別の手順として、拘束治具3によりパネル1を拘束した後に真空引きを開始し、真空引きを継続しながら修理パッチ20を加熱することもできる。
ところで、被修理部14に設けられる修理材には、ナイロン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂を用いることもできる。
例えば、熱可塑性樹脂を含浸した繊維を半硬化させたプリプレグを修理材として用いるときは、その修理材をパネル1の一面側1Aに設ける修理材設置ステップと、パネル1を修理材と共にパネル1の両面側から挟み込んで拘束するパネル拘束ステップと、パネル1が拘束された状態で修理材を加熱して溶融した後、固化状態とするステップと、を行う。この場合も、熱硬化性樹脂を用いる場合と同様の作用効果を得ることができる。
〔第1実施形態の変形例〕
パネル1の被修理部14は、パネル1の厚み方向に貫通して形成される場合がある。
そのときは、図4に示すように、パネル1の一面1Aに修理パッチ20を設けるとともに、パネル1の他面1B側に修理パッチ25を設けてから、拘束治具3によりパネル1を両面側から挟み込んで拘束すれば、上記と同様に、修理時のパネル1の破壊を阻止できる。
真空引きを行う場合は、いずれか一方の修理パッチ25を他方の修理パッチ20よりも先にパネル1に接着する。修理パッチ25によって被修理部14の他面1B側の開口が封止されると、バッグフィルム41を修理パッチ20に被せて真空引きを行うことができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について、図5を参照して説明する。
なお、第2実施形態以降では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付している。
第2実施形態では、拘束治具3の第1プレート31と修理パッチ20との間に、ヒーターマット45を介在させる。
ヒーターマット45は、略板状のゴム製のマットにヒーターが内蔵されたものである。
本実施形態でも、第1実施形態と同様に、接着剤21Aおよび修理パッチ20をパネル1の一面1Aに配置して被修理部14を覆った後、修理パッチ20にバッグフィルム41を被せて真空引きを行う。
次に、ヒーターマット45をバッグフィルム41の上から修理パッチ20に載せる。
さらに、第1実施形態と同様に、拘束治具3によりパネル1を両面側から挟み込んで拘束する。このとき、拘束治具3によりヒーターマット45を修理パッチ20に対して加圧することが好ましい。
なお、ヒーターマット45は、第1プレート31に組み付けておいてもよい。そうすると、ヒーターマット45および第1プレート31をパネル1に一度に設置できる。
続いて、ヒーターマット45に通電して修理パッチ20を加熱することで、接着剤21Aを硬化させる。このとき、拘束治具3により加圧されていると、ヒーターマット45がバッグフィルム41を介して修理パッチ20に密着しているので、ヒーターマット45から発せられる熱が修理パッチ20に効率よく伝達される。
ヒーターマット45による加熱によってパネル1の温度が上昇すると、コア10内部の水分が気化する。それによってセル13の内圧が増加するが、パネル1が厚み方向に拘束されているために、パネル1の破壊を防止することができる。
本実施形態において、接着剤21Aの硬化に必要な温度を下回らない一定の温度を目標として修理パッチ20の温度を保つ制御を行うこともできる。そのためには、修理パッチ20の温度を検出する温度センサと、温度センサにより検出された温度に基づいて、ヒーターマット45の出力を調整する制御装置を用いる。制御装置は、温度センサにより検出された温度に基づいて、接着剤の硬化に必要な温度を下回らず、かつその温度を大きく超えない一定の温度(例えば、120℃)を目標として修理パッチ20の温度を保つべく、ヒーターマット45の出力を調整する。
それにより、接着剤21Aを確実に硬化させることができるとともに、コア10内部の温度が過度に上昇してコア10内部の水分の気化が促進されるのを避けることができる。また、複合材や樹脂により形成された第1表皮11が過熱により変質するのも避けられる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態について、図6を参照して説明する。
第3実施形態では、拘束治具3により、パネル1と共に、第1流動体51および第2流動体52を挟み込む。
第1流動体50Aおよび第2流動体52の各々は、流動物50Aと、流動物50Aを内包する袋50Bとを有している。
流動物50Aは、水、油などの液体、あるいは微小な粒状物などであり、流動性を有する。
袋50Bは、柔軟であり、内部に封入される流動物50Aが、袋50Bに接触した物の形状に倣って形状を変化させることで変形する。
この袋50Bは、例えば、ゴムや、内側にゴムを引いた布や、目の詰んだ布など、拘束治具3によって加圧されても、破れたり、浸透圧で流動物50Aが外部に漏れたりしない材料で形成される。
また、袋50Bおよび流動物50Aには、相互に侵さない材料が選択される。
第1流動体51は、第1プレート31の平面サイズと同等の大きさに形成されており、第1プレート31と一面1Aとの間に配置される。
第2流動体52は、第2プレート32の平面サイズと同等の大きさに形成されており、第2プレート31と他面1Bとの間に配置される。
ここで、第1流動体51は、修理パッチ20に加えられる熱により高温となる。そのため、少なくとも、第1流動体51の流動物50Aおよび袋50Bには、耐熱性および不燃性を備える素材が選択される。例えば、流動物50Aにはシリコーンオイル、袋50Bには炭素繊維やガラス繊維を含む耐熱性のゴムを用いることができる。
本実施形態でも、接着剤21Aおよび修理パッチ20をパネル1の一面1Aに配置して被修理部14を覆った後、修理パッチ20にバッグフィルム41を被せてから、真空引きを行う。
そして、バッグフィルム41の上から修理パッチ20にヒーターマット45を載せるとともに、ヒーターマット45の上に第1流動体51を載せる。その第1流動体51の上から、第1プレート31を載せる。また、パネル1の他面1Bには、第2流動体52および第2プレート32を配置する。
その後、ロッド33にナット37を締めるとともにロッド34にナット38を締めることにより、第1プレート31および第2プレート32を連結する。
すると、第1流動体51が、第1プレート31の表面および一面1Aの双方に追従して変形し、第1プレート31および一面1Aに囲まれた空間を埋める。第1流動体51は、第1プレート31および一面1Aに密着する。
また、第2流動体52が、第2プレート31の表面および他面1Bの双方に追従して変形し、第2プレート32および他面1Bに囲まれた空間を埋める。第2流動体52は、第2プレート32および他面1Bに密着する。
続いて、ヒーターマット45に通電して修理パッチ20を加熱することで、接着剤21Aを硬化させる。そのときのパネル1の温度上昇に伴ってコア10内部の水分が気化し、セル13の内圧が増加する。
このとき、拘束治具3による拘束力が、第1流動体51および第2流動体32を介して一面1Aおよび他面1Bのいずれにおいても均等に作用するので、コア10のいずれのセル13で発生する圧力に対しても均衡を図ることができる。
本実施形態によれば、第1流動体51および第2流動体52を介して拘束治具3の拘束力をパネル1に均等に分散させることができるので、パネル1が曲面状に形成されていたとしても、セル13の内圧増加によりパネル1が破壊されるのを防ぐことができる。
なお、パネル1の形状によっては、第1流動体51および第2流動体52のいずれか一方のみを用いることもできる。例えば、第1プレート31および第2プレート32が平面状であって、パネル1の一面1Aが曲面状に形成され、他面1B側が平面状に形成されている場合には、他面1B側には第2流動体52を使用せずに、一面1Aと第1プレート31との間に第1流動体51を介在させればよい。
図7を参照し、本発明の変形例について説明する。
上記各実施形態では、拘束治具3のロッド33,34を挿入するためにパネル1を厚み方向に貫通する貫通孔15,16を形成する必要がある。しかし、図7(a)に示すように、第1プレート31および第2プレート32がパネル1よりも大きければ、ロッド33,34を挿入するための孔は、第1プレート31および第2プレート32の外周部に形成すれば足り、パネル1に形成する必要はない。
また、ロッド33,34を用いずに、パネル1を拘束することもできる。
例えば、図7(b)に示す拘束装置6は、第1プレート31および第2プレート32と、第1プレート31を押すジャッキ61と、第2プレート32を押すジャッキ62とを備えて構成されている。拘束装置6によれば、第1、第2プレート31,32がパネル1よりも小さくても、パネル1に孔を形成することなく、パネル1を厚み方向に拘束することができる。
その他、パネル1を両面側から挟み込んで拘束することができる限り、本発明の修理方法に用いる拘束装置は、任意に構成することができる。
本発明における修理材は、プリプレグを用いたり、ウェットレイアップによって形成することもできる。
プリプレグを用いる手法では、プリプレグに含まれる熱硬化性樹脂を硬化させるために、上述と同様にして加熱硬化ステップが行われることとなる。
また、ウェットレイアップでは、液状の熱硬化性樹脂を硬化させるために、上述と同様にして加熱硬化ステップが行われることとなる。
本発明によれば、修理材の形態を問わず、ハニカムコアサンドイッチパネルを両面側から挟み込んで拘束することにより、上記と同様の作用および効果が得られる。
本発明の修理対象であるハニカムコアサンドイッチパネルは、任意の形態に構成することができる。例えば、パネルの厚み方向に二分割されたコアの間に板材を介在させることもできる。
本発明の修理方法によれば、航空機の外板に限らず、航空機に設けられる壁材、床材、天井材、扉なども上記各実施形態と同様にして修理することができる。
その他の航空機の構造物や装備品の修理にも、本発明を適用できる。
さらに、本発明は、航空機が備える部材の他、例えば、風車の羽根など、修理対象を選ばず、衝撃、高温、磨耗、侵食などによって損傷した種々の物の修理に適用できる。
上記以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
1 ハニカムコアサンドイッチパネル
1A 一面
1B 他面
3 拘束治具
6 拘束装置
10 コア
10A 隔壁
11 第1表皮
12 第2表皮
13 セル
14 被修理部
15,16 貫通孔
20,25 修理パッチ(修理材)
21 接着層(修理材)
21A 接着剤(修理材)
31 第1プレート
32 第2プレート
33,34 ロッド
35,36 固定具
37,38 ナット
41 バッグフィルム
45 ヒーターマット
50A 流動物
50B 袋
51 第1流動体
52 第2流動体
61,62 ジャッキ
141 表皮欠損孔
142 コア欠損凹部
311,312,321,322 貫通孔
S1 修理パッチ設置ステップ
S2 真空引きステップ
S3 パネル拘束ステップ
S4 加熱硬化ステップ
S5 仕上げステップ

Claims (4)

  1. 多数のセルを有するハニカム構造のコアを第1表皮および第2表皮の間に挟んで構成されるハニカムコアサンドイッチパネルの修理方法であって、
    前記ハニカムコアサンドイッチパネルに貫通孔を形成するステップと、
    前記ハニカムコアサンドイッチパネルにおいて前記第1表皮が位置する一面および前記第2表皮が位置する他面の少なくとも一方に修理材を設ける修理材設置ステップと、
    前記ハニカムコアサンドイッチパネルを前記修理材と共に前記一面および前記他面の両面側から第1プレートおよび第2プレートの間に挟み込み、前記貫通孔に、前記第1プレートおよび前記第2プレートを連結するロッドを通して前記ハニカムコアサンドイッチパネルを拘束するパネル拘束ステップと、
    前記ハニカムコアサンドイッチパネルが拘束された状態で前記修理材を加熱により硬化させる、あるいは、加熱して溶融した後、固化状態とする加熱ステップと、を備える、
    ことを特徴とするハニカムコアサンドイッチパネルの修理方法。
  2. 前記パネル拘束ステップでは、
    前記パネルを拘束するのに用いる拘束装置と前記パネルの一面との間、および前記拘束装置と前記パネルの他面との間の少なくとも一方に、流動性を有する物を内包する流動体を介在させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のハニカムコアサンドイッチパネルの修理方法。
  3. 前記パネル拘束ステップでは、
    前記パネルを拘束するのに用いる拘束装置と、前記パネルの面に設けられた前記修理材との間に、前記修理材を加熱する加熱装置を介在させる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のハニカムコアサンドイッチパネルの修理方法。
  4. 多数のセルを有するハニカム構造のコアを第1表皮および第2表皮の間に挟んで構成されるハニカムコアサンドイッチパネルの修理装置であって、
    前記ハニカムコアサンドイッチパネルにおいて前記第1表皮が位置する一面および前記第2表皮が位置する他面の少なくとも一方に設けられる修理材と、
    前記ハニカムコアサンドイッチパネルを前記修理材と共に前記一面および前記他面の両面側から挟み込んで拘束する拘束装置と、
    前記拘束装置により前記ハニカムコアサンドイッチパネルが拘束された状態で、前記修理材を加熱により硬化させる、あるいは加熱して溶融した後、固化状態とする加熱装置と、を備え
    前記拘束装置は、
    前記ハニカムコアサンドイッチパネルを間に挟み込む第1プレートおよび第2プレートと、
    前記ハニカムコアサンドイッチパネルに形成された貫通孔に通され、前記第1プレートおよび前記第2プレートを連結するロッドと、を有する、
    ことを特徴とするハニカムコアサンドイッチパネルの修理装置。
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