JP6100117B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、嵌合検知用端子を用いるコネクタに関するものである。
従来、一般的なコネクタとしては、特許文献1に示すようなコネクタが知られている。
このコネクタは、雄側コネクタと雌側コネクタとを備え、雌側コネクタには、雄側コネクタの係止部に仮係止及び本係止させて保持可能とするロック片が形成されている。
また、このロック片には、雄側コネクタの雄側端子と接続する短絡端子が配設されている。このロック片に配設される短絡端子は、弾性を有しており、断面略U字状に湾曲して形成されており、雄側コネクタと雌側コネクタとを係止するロック片とともに弾性変形可能に形成されている。そして、ロック片とともに弾性変形した短絡端子が弾性復帰することで、雄側コネクタと雌側コネクタとの係止が完了し、雄側端子と短絡端子が接続している。
特開平11−144809号公報
特許文献1に示すような従来のコネクタでは、雄側コネクタと雌側コネクタのいずれか一方に短絡端子を取り付ける際、短絡端子を弾性変形させてコネクタ内の端子収容室に挿入している。
しかし、短絡端子を端子収容室に挿入する際、端子収容室の開口が短絡端子の一対の撓み片間の距離よりも幅狭であるため、短絡端子を弾性変形させなければならない。加えて、端子収容室内に短絡端子を支持する支持部が設けられている場合、短絡端子が支持部を乗り越えて支持されるため、より短絡端子を弾性変形させなければならない。
すなわち、短絡端子を端子収容室に挿入する際には、短絡端子の一対の撓み片間の距離を狭める方向に短絡端子を変形させなければならないが、短絡端子には端部から下方に突出するようにして接点が設けられているため、より短絡端子の撓み片間の距離を狭める方向に過剰に変形させることにより、短絡端子が弾性復帰せずに、短絡端子が永久変形してしまうという虞があった。
そして、短絡端子が永久変形することによって、短絡端子と所望の端子とが接続しないため導通不良が発生してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、短絡端子の過剰変形を防止し、接続する短絡端子を適正な位置に配置させることのできるコネクタを提供することを目的としている。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明では、互いの間隔を狭める方向に弾性変形可能な一対の板バネ部34と、一方の板バネ部34の先端より突出する位置に設けられ、且つ、一方の前記板バネ部34より下方に突出する接点37とを有する端子19と、前記端子19が収容されるキャビティ24と、前記キャビティ24に突出する端子支持部25とを有するハウジング15とを備え、前記端子19を前記キャビティ24に挿入し、前記端子支持部25の形状に沿って一対の前記板バネ部34が弾性変形して挿入が許容され、前記接点37が前記端子支持部25を越える挿入完了位置では、一対の板バネ部34の弾性復帰力によって前記端子19が前記キャビティ24に保持されるコネクタ1であって、前記板バネ部34よりも前記接点37の幅寸法が小さく形成され、前記接点37の挿入軌跡以外で、且つ、一方の端子19の端部35の挿入軌跡に前記端子支持部25が設けられたことを特徴とする。
また、請求項2の発明では、請求項1記載のコネクタ1であって、前記端子支持部25は、前記端子19の端部35の挿入軌跡に一対設けられ、一対の端子支持部25の間には溝部33が設けられたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、短絡端子をコネクタに挿入する際、短絡端子の端部が端子支持部の形状に沿って弾性変形するが、接点は一対の端子支持部の間に設けられた溝部を通過することにより、接点が端子支持部を乗り越えない。すなわち、短絡端子の端部から下方に突出して形成された接点が端子支持部を乗り越えないため、一対の板バネ部が近接する方向に弾性変形する距離を短くすることができ、短絡端子の過剰変形を防止することができ、短絡端子の端部に形成される接点を適正な位置に配置することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、一対の端子支持部が設けられているため、コネクタ内に安定して短絡端子を挿入することができるとともに、短絡端子を一対の端子支持部にて確実に支持することができる。
コネクタの分解斜視図。 雄コネクタの断面図。 雌コネクタの断面図。 雌コネクタの断面及び一部拡大斜視図。 雌コネクタに短絡端子を取り付ける際の一部断面コネクタ上面図。 雌コネクタに短絡端子を取り付けた状態のロック操作部側コネクタ側面図。 雌コネクタに短絡端子を組み付け途中の状態を示すコネクタ断面図。 雌コネクタに短絡端子を組み付けた完了状態を示すコネクタ断面図。 雄コネクタと雌コネクタの組み付け途中の状態を示すコネクタの断面図。 雄コネクタと雌コネクタの組み付け完了状態を示すコネクタ断面図。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜10を用いて詳細に説明する。
図1に示すように、コネクタ装置1は、雄コネクタ2と、本発明のコネクタである雌コネクタ3とから構成されている。
図1,2に示すように、雄コネクタ2は、雄ハウジング5と、後述する端子(短絡端子19)と接続する検知用バスバー7と、後述する雌端子17と接続する雄端子9とを備えている。この検知用バスバー7と雄端子9の一端側は、雄ハウジング5に形成される相手コネクタ嵌合部10内に向けて突出するようにして配置され、他端側は折り曲げられて基板4に接続されている。
雄ハウジング5の内周には、相手コネクタが嵌合する相手コネクタ嵌合部10が複数形成され、この相手コネクタ嵌合部10を仕切るようにしてリブ11が形成され、後述する雌コネクタ3のロック部21が収容されるロック部収容室6と雄端子9が収容される端子収容室8とが形成されている。
また、リブ11には、検知用バスバー7が収容されるバスバー収容部12が凹設して形成されている。
さらに、相手コネクタ嵌合部10内に突出するようにして雄側係止部13が立設されており、後述する雌コネクタ3のロック部21に係止する。
図3〜5に示すように、雌コネクタ3は、外形形状が雄ハウジング5の相手コネクタ嵌合部10と略同一形状を有する雌ハウジング15と、上述した雄端子9と接続する雌端子17と、検知用バスバー7と接続する短絡端子19とを備えている。
雌ハウジング15は、雄ハウジング5を固定するロック部21と、雌端子17を収容する複数のキャビティ24と、後述する端子支持部25が配置される凹部26とを備えている。
後述する凹部26を覆うようにして形成されるロック部21は、弾性を有するロック操作部22と、雄側係止部13と係止する雌側係止部23とを備えている。
ロック操作部22は、押圧することによってロック部21を弾性変形させコネクタ同士の着脱を操作しており、後述する凹部26側へ弾性変形可能に設けられている。
雌側係止部23には、傾斜面27が設けられており、雄側係止部23と係止する際、雄側係止部23を案内している。また、雌側係止部23と雄側係止部13が係止することにより、雄コネクタ2が雌コネクタ3から脱落するのを防止している。
雌ハウジング15に複数設けられるキャビティ24には、雌端子17が収容されており、この雌端子17の一端には、雄端子9が挿入して接続され、他端には、電線Wが接続されている。
上述したロック部21の弾性変形を許容するようにして設けられる凹部26は、短絡端子19を支持する端子支持部25を備えている。
凹部26に形成される端子支持部25は、後述する短絡端子19に形成される接点37の挿入軌跡以外の短絡端子19の挿入を案内する左右一対の傾斜部31と、一対の傾斜部31の間で接点37の挿入軌跡上に形成される溝部33とを備えている。
また、傾斜部31には支点29が設けられており、短絡端子19の端部35を支持することによって、ロック部21の内壁と端子支持部25との間に挿入された短絡端子19を保持している。
また、溝部33は、短絡端子19の接点37の幅よりも幅広に形成され、キャビティ24内に挿入される短絡端子19の接点37が通過可能となっている。
上述した端子支持部25に支持される短絡端子19は、略U字形状に形成されており、互いの間隔を狭める方向に弾性変形可能な一対の板バネ部34と、一方の板バネ部34の先端より突出する位置に設けられ、且つ、一方の前記板バネ部34より下方に突出する接点37とを有している。
板バネ部34の一方の端部35には、湾曲するようにして突出する一対の接点37が設けられている。この一対の接点37は、端部35から下方(端子支持部25側)に向けて突出して形成されている。また、この接点37の最下方位置は、短絡端子19の弾性を利用して検知用バスバー7と接続する。
なお、一方の端部35から突出する接点37の幅寸法は、図5に示すように、板バネ部34の幅寸法よりも小さく形成されており、後述する端子支持部25の溝部33を通過可能な幅寸法に形成されている。
また、図6に示すように、短絡端子19が端子支持部25に支持され、接点37が上述した検知用バスバー7と接続することによって、雄コネクタ2と雌コネクタ3とが正常に嵌合したことを検知することができる。
次に、図7,8を用いて、雌コネクタ3への短絡端子19の組み付けについて説明する。
まず、ロック部21の内壁と凹部26との間に短絡端子19を挿入する。このとき、短絡端子19の他方側の板バネ部34はロック部21の内壁に沿って挿入されている。
挿入された短絡端子19の他方側の板バネ部34が雌ハウジング15の内周に沿うとともに、一方側の板バネ部34の端部35が傾斜部31の傾斜形状に沿って案内される。
このとき、一対の板バネ部34が互いの間隔を狭める方向に弾性変形して挿入が許容され、板バネ部34の端部35に形成された接点37が一対の傾斜部31の間に形成された溝部33を挿通する。そして、一方側の板バネ部34の端部35が端子支持部25に支持される挿入完了位置では、一対の板バネ部34の弾性復帰力によって短絡端子19が雌ハウジング15と端子支持部25とによって支持される。
そして、板バネ部34の一方側の端部35が端子支持部25の支点29に支持されるとともに、接点37が支点29間に設けられた溝部33を通過することによって、雌コネクタ3への短絡端子19の組み付けが完了する。
次に、図9,10を用いて、雄コネクタ2と雌コネクタ3の組み付けについて説明する。
まず、雌コネクタ3の開口部20の他側から雄コネクタ2の相手コネクタ嵌合部10へ雌コネクタ3を挿入する。そして、雌コネクタ3を相手コネクタ嵌合部10内に挿入することにより、雌側係止部23の傾斜面27が雄側係止部13に当接する。
さらに、雌コネクタ3を雄コネクタ2内に挿入することで、雌側係止部23が雄側係止部13に押圧されて雌コネクタ3のロック操作部22が図9中矢印A方向に変位するとともに、短絡端子19がロック部21の内壁と支点29によって押圧されて、図中9矢印B方向へ荷重がかかる。
そして、さらに雌コネクタ3を雄コネクタ2内に挿入することによって、図10中矢印C方向のように雌ハウジング15に設けられた傾斜面27に案内されて雄側係止部13が雌側係止部23を乗り越え、雌コネクタ3が弾性復帰して、雄側係止部13と雌側係止部23とが係止される。
また、雄側係止部13と雌側係止部23とが係止するとともに、短絡端子19の他端側の端部35が端子支持部25に支持され、接点37が検知用バスバー7に当接して短絡される。
本実施例によれば、短絡端子をコネクタに挿入する際、短絡端子の端部が端子支持部の形状に沿って弾性変形するが、接点は一対の端子支持部の間に設けられた溝部を通過することにより、接点が端子支持部を乗り越えない。すなわち、短絡端子の端部から下方に突出して形成された接点が端子支持部を乗り越えないため、一対の板バネ部が近接する方向に弾性変形する距離を短くすることができ、短絡端子の過剰変形を防止することができ、短絡端子の端部に形成される接点を適正な位置に配置することができる。
加えて、一対の端子支持部が設けられているため、コネクタ内に安定して短絡端子を挿入することができるとともに、短絡端子を一対の端子支持部にて確実に支持することができる。
なお、本実施例では、一対の端子支持部が設けられた形態について説明したが、一方側のみ端子支持部を設けた場合であってもよい。すなわち、短絡端子を支持するとともに、短絡端子をキャビティ内に挿入する際、接点が端子支持部を乗り越えないように溝部等が設けられていればよい。
本発明は、嵌合検知用コネクタに利用することができる。
1 コネクタ
15 ハウジング
19 短絡端子
25 端子支持部
34 板バネ部
37 接点

Claims (2)

  1. 互いの間隔を狭める方向に弾性変形可能な一対の板バネ部と、一方の板バネ部の先端より突出する位置に設けられ、且つ、一方の前記板バネ部より下方に突出する接点とを有する端子と、
    前記端子が収容されるキャビティと、前記キャビティに突出する端子支持部とを有するハウジングとを備え、
    前記端子を前記キャビティに挿入し、前記端子支持部の形状に沿って一対の前記板バネ部が弾性変形して挿入が許容され、前記接点が前記端子支持部を越える挿入完了位置では、一対の板バネ部の弾性復帰力によって前記端子が前記キャビティに保持されるコネクタであって、
    前記板バネ部よりも前記接点の幅寸法が小さく形成され、前記接点の挿入軌跡以外で、且つ、一方の端子の端部の挿入軌跡に前記端子支持部が設けられたことを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記端子支持部は、前記端子の端部の挿入軌跡に一対設けられ、一対の端子支持部の間には溝部が設けられたことを特徴とするコネクタ。
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