JP6099869B2 - 時間追跡ループおよび周波数追跡ループに対する適応追跡ステップ - Google Patents

時間追跡ループおよび周波数追跡ループに対する適応追跡ステップ Download PDF

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Description

優先権の主張
本出願は、2009年3月10日に出願され、“時間追跡ループおよび周波数追跡ループに対する適応追跡ステップ”と題する、米国仮特許出願第61/158,836号の利益を主張し、そのすべてが、参照によりここに組み込まれている。
背景
1.分野
以下の説明は、一般的に、ワイヤレス通信システムに関し、さらに詳細には、ワイヤレス通信システムにおける、時間追跡および周波数追跡に対する適応制御のための方法に関する。
2.背景
ワイヤレス通信システムは、音声、データ等のようなさまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために、幅広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅および送信電力)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能である多元接続システムであってもよい。このような多元接続システムの例には、コード分割多元接続(CDMA)システムと、時分割多元接続(TDMA)システムと、周波数分割多元接続(FDMA)システムと、E−UTRAを含む3GPPロングタームエボリューション(LTE)システムと、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムとが含まれる。
直交周波数分割多重化(OFDM)通信システムは、システム帯域幅全体を複数(NF)の副搬送波へと効果的に区分する。副搬送波は、周波数サブチャネル、トーン、または、周波数ビンとしても呼ぶことがある。OFDMシステムに対しては、送信されることになるデータ(すなわち、情報ビット)を特定のコーディングスキームで初めにエンコードして、コード化したビットを発生させ、コード化したビットをさらにマルチビットシンボルにグループ化し、マルチビットシンボルを、その後、変調シンボルにマッピングする。各変調シンボルは、データ送信に対して使用される特定の変調スキーム(例えば、M−PSKまたはM−QAM)により規定される信号配列中のポイントに対応している。各周波数副搬送波の帯域幅に依存することがある各時間間隔において、周波数副搬送波のそれぞれ上で、変調シンボルを送信してもよい。したがって、OFDMを使用して、システム帯域幅にわたって異なる量の減衰により特徴付けられる周波数選択フェーディングにより生じるシンボル間干渉(ISI)を抑制してもよい。
一般的に、ワイヤレス多元接続通信システムは、フォワードリンク上およびリバースリンク上の送信を通して1つ以上の基地局と通信する複数のワイヤレス端末に対する通信を同時にサポートすることができる。フォワードリンク(または、ダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクのことを指し、リバースリンク(または、アップリンク)は、端末から基地局への通信リンクのことを指す。この通信リンクは、単一入力単一出力、複数入力単一出力、または、複数入力複数出力(MIMO)のシステムを通して確立してもよい。
前述のシステムおよびプロトコルは、条件の極端な変化を受けることが多い。このような条件は、都市の一部分において条件が理想的であり、ビルの後ろを移動しているときに、条件が不良になることがある“市街地の谷間”シチュエーションを含む。これらのシステムの多くでは、固定の追跡利得または最適でない追跡利得を追跡ループに対して使用していた。固定追跡での問題は、時間追跡および/または周波数追跡が、市街地の谷間に対しては非常に低速であるか、あるいは、例えば、高いジオメトリで、高低線/見通し線の静的なインターネット接続に対しては、非常に高速で過敏であるかのいずれかであることである。したがって、単一の追跡ステップ/利得は、いずれのケースに対しても最適ではない。次善の解決法は、音声接続に対しては可能であるが、インターネット(例えば、ストリーミング、ダウンロード)接続に対しては、明らかに実現されない容量の利得を推進することがある。レガシーの周波数追跡ループ/時間追跡ループ(FTL/TTL)構造は、チャネル条件にかかわらず、固定ループ利得を用いる。しかしながら、このループ利得は、非常に低いジオメトリの最悪のケースに対して設計されていた。高いジオメトリにおいて、または、良好な信号条件において、最悪のケースに対するループ利得のこのような固定の設定は、このような条件に対して最適ではない。
概要
以下のものは、クレームされている主題事項のいくつかの態様の基本的な理解を提供するために、簡略化した概要を提示する。この概要は、広範囲にわたる概略ではなく、キーエレメント/重要なエレメントを識別すること、または、クレームされている主題事項の範囲を詳細に述べることを意図していない。この唯一の目的は、後に提示するさらに詳細な説明に対する前置きとして、いくつかの概念を簡略化した形態で提示することである。
システムおよび方法は、ワイヤレス通信機器における時間追跡ループおよび周波数追跡ループに対する適応追跡ステップを提供する。信号条件を自動的に解析して、デバイスの所定のロケーションに対する現在の信号品質を決定する。例えば、デバイスが、所定の高いジオメトリロケーションにあり、時間ループまたは周波数ループに対するそれぞれの追跡利得を自動的に減少させることができることを決定してもよい。信号条件が不良であるとして検出した、低いジオメトリのシチュエーションでは、時間ループ利得または周波数ループ利得を自動的に増加させることができる。検出した条件に対するこのような適応調節は、適応ステップ制御を通して、スムーズでインクリメント的な方法で制御される。このタイプの制御により、オーバーシュート(例えば、所望の利得ポジションを通り過ぎること)を最小化し、検出した条件を考慮してワイヤレス受信機を最適化しながら、検出した条件に対して時間ループ利得または周波数ループ利得を自動的に追跡することが可能になる。
先の目的および関連する目的を達成するために、ここでは、以下の説明および添付の図面に関連して、ある例示的な態様を説明する。しかしながら、これらの態様は、クレームされている主題事項の原理が用いられてもよいさまざまな方法のうちのほんの少しのものであることを示し、クレームされている主題事項は、このようなすべての態様とそれらの均等物とを含むように意図されている。図面とともに考えるときに、他の利点および新規の特徴が以下の詳細な説明から明らかになるかもしれない。
図1は、ワイヤレス通信ネットワークにおいて、時間追跡ループおよび周波数追跡ループに対する適応追跡を提供するシステムの高レベルブロックダイヤグラムである。 図2は、ワイヤレスシステムに対して適応追跡を用いることができる例示的な回路の高レベルブロックダイヤグラムである。 図3は、ワイヤレスシステムに対して適応追跡を用いることができる代替的な例示的な回路の高レベルブロックダイヤグラムである。 図4は、適応追跡ステップをどのように選択し、決定することができるかを示したグラフを示している。 図5は、適応追跡ステップをどのように選択し、決定することができるかを示したグラフを示している。 図6は、適応追跡ステップをどのように選択し、決定することができるかを示したグラフを示している。 図7は、適応追跡ステップをどのように選択し、決定することができるかを示したグラフを示している。 図8は、適応追跡を用いる例示的な通信装置を示している。 図9は、適応追跡を用いる多元接続ワイヤレス通信システムを示している。 図10は、適応追跡を用いる例示的な通信システムを示している。 図11は、適応追跡を用いる例示的な通信システムを示している。 図12は、ワイヤレス通信システムに対する自動化された適応追跡のフローダイヤグラムである。 図13は、適応追跡に対する例示的な論理モジュールを示している。 図14は、ワイヤレス通信システムにおける時間追跡ループ利得および周波数追跡ループ利得を設定するための方法を示している。
詳細な説明
ワイヤレス通信を促進するためのシステムおよび方法が提供されている。1つの態様では、ワイヤレス通信方法が提供されている。方法は、ワイヤレス通信からの1つ以上のチャネル条件パラメータを解析することと、チャネル条件パラメータを考慮して、周波数追跡ループ利得または時間追跡ループ利得を自動的に調節することとを含む。チャネル条件パラメータは、例えば、パイロットチップのエネルギー対ノイズおよび総干渉パラメータ(Ecp/Nt)に基づくことができる。
ここで説明する1つ以上の例示的な実施形態では、説明する機能は、ハードウェアで、ソフトウェアで、ファームウェアで、または、これらのものを組み合わせた任意のもので実現してもよいことに留意されたい。ソフトウェアで実現した場合、機能は、1つ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読取可能媒体上に記憶されてもよく、あるいは、1つ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読取可能媒体上に送信されてもよい。コンピュータ読取可能媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの移送を促進する何らかの媒体を含むコンピュータ記憶媒体および通信媒体の双方を含む。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスできる何らかの利用可能な媒体であってもよい。例として、これらに限定されないが、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、コンピュータによりアクセスでき、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを伝えるまたは記憶するために使用できる他の何らかの媒体を含むことができる。また、あらゆる接続は、コンピュータ読取可能媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブルや、光ファイバケーブルや、撚り対や、デジタル加入者線(DSL)や、あるいは、赤外線、無線、および、マイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または、他の遠隔ソースから送信される場合には、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り対、DSL、あるいは、赤外線、無線、および、マイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用したようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、および、ブルーレイ(登録商標)ディスクを含むが、一般的に、ディスク(disk)は、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)は、データをレーザによって光学的に再生する。先のものを組み合わせたものもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含められるべきである。
ここで図1を参照すると、システム100は、ワイヤレス通信ネットワーク110のための時間追跡ループおよび周波数追跡ループに対する適応追跡を提供する。システム100は、(ノード、エボルブドノードB−eNB、サービングeNB、ターゲットeNB、フェムト局、ピコ局としても呼ばれる)1つ以上の基地局120を含んでおり、基地局120は、ワイヤレスネットワーク110を通してさまざまなデバイス130に対する通信が可能なエンティティとすることができる。例えば、各デバイス130は、(端末、ユーザ機器、移動性管理エンティティ(MME)、または、移動体デバイスとしても呼ばれる)アクセス端末とすることができる。デバイス130は、適応追跡コンポーネント140(または複数のコンポーネント)を含むことができ、適応追跡コンポーネント140(または複数のコンポーネント)は、ジオメトリパラメータまたはチャネル条件150を解析して、受信したワイヤレス信号における変動性に対する自動化されたステップ調節を促進する。ユーザ機器130は、ロケーションにおけるジオメトリ条件154と、1つのロケーションから別のロケーションへ機器が動く間のジオメトリ条件154とを解析することができる。示されていないが、基地局120(または、ネットワーク100上の他のワイヤレスノード)も、適応追跡を含むことができることに留意されたい。示されているように、基地局120は、ダウンリンク160を通して局130に通信し、アップリンク170を通してデータを受信する。デバイス130もまた、ダウンリンクを通してデータを送信し、アップリンクチャネルを通してデータを受信できるので、アップリンクおよびダウンリンクとしてのこのような指定は、任意のものである。2つのコンポーネント120および130が示されているが、ネットワーク110上で2つより多いコンポーネントを用いることができ、このような付加的なコンポーネントもまた、ここで説明する信号処理に対して適応させることができることに留意されたい。
一般に、システム100は、ワイヤレス通信機器130における時間追跡ループおよび周波数追跡ループに対する適応追跡ステップを提供する。信号条件を自動的に解析して、デバイスの所定のロケーションに対する現在の信号品質を決定する。例えば、デバイスが、所定の高いジオメトリロケーションにあり、時間ループまたは周波数ループに対するそれぞれの追跡利得を自動的に減少させることができることを決定してもよい。信号条件が不良であるとして検出した、低いジオメトリのシチュエーションでは、時間ループ利得または周波数ループ利得を自動的に増加させることができる。検出した条件に対するこのような適応調節は、適応ステップ制御を通して、スムーズでインクリメント的な方法で制御される。このタイプの制御により、オーバーシュート(例えば、所望の利得ポジションを通り過ぎること)を最小化し、検出した条件を考慮してワイヤレス受信機を最適化しながら、検出した条件に対して時間ループ利得または周波数ループ利得を自動的に追跡することが可能になる。
1つの態様では、システム100は、検出したチャネル条件に依存して、周波数追跡ループ/時間追跡ループ(FTL/TTL)利得を動的に変化させる。例えば、チャネル条件に対するメトリックとして、Ecp/Ntを用いることができ、FTL/TTL利得に対して自動化された変化を調節することができる。セル負荷影響を組み込むためにEcp/Ntを使用することに、および、Ecp/Ntは、利得を動的に調節するために解析することがある多くのパラメータのうちの1つに過ぎないことに留意されたい。
一般に、移動体デバイス130は、何らかのタイプのフェーディングを絶えず経験する。音声通話またはデータ通話がアクティブにされているときに、デバイスが静止していることはまれである。ハンズフリーモードに対してデバイス130を使用している場合でさえ、自動車が移動しているか、または、周囲が動いているかであるので、環境は継続的に変化している。しかしながら、インターネット使用では、周囲が比較的静止しているときに、ますます多くの移動体電話機が、準静的モードに入ることがある。これは、基地局120に対するその近さと、静的な接続とのために、電話機またはデバイス130が高い容量を享受しているときの、極端なケースに対する最適化の必要性を生じさせる。下記でさらに詳細に示しているように、利得ステップサイズは、最も高い利益を実現するために、このシナリオに対しては、最小に維持すべきである。他の一般的な動作環境は、市街地の谷間であり、ここでは、動的な環境が、より大きな追跡ステップを好む。高ドップラーもまた、類似するカテゴリー中に入る。
システム100は、次のスロットまたはフレームの時間のための追跡ループに対する最適なステップサイズを自動的に決定するために、DL(ダウンリンク)電力、追跡ループエラー(利用可能なときおよび利用可能な場合)、Ecp/Nt、Ec/Io、ドップラー(利用可能なときおよび利用可能な場合)等を考慮することができる。ワイヤレストラフィック処理に対してシステムを用いることができるが、下記でさらに詳細に説明するように、システムは、サーチャーコンポーネント中に一体化することもできる。適応追跡コンポーネント140において、最適化メカニズムを駆動するメトリックとして、信号対ノイズ比(SNR)パラメータを用いることができる。2つの一般的なSNRメトリック、Ecp/Ntと、Ecp/Ioとは、わずかに異なっている。定義によると、Ecp/Ntは、パイロットエネルギー対ノイズプラス干渉比であり、Ecp/Ioは、パイロットエネルギー対総受信エネルギーである。Ecp/Ntは、容量をさらに示し、Ecp/Ioは、現在の送信効率をさらに示し、双方のパラメータは、最適なシステム設計および改善に対する有用なメトリックである。
別の態様では、システム100を用いて、ワイヤレス通信方法を実現することができる。これは、ワイヤレス通信からの1つ以上のジオメトリパラメータを解析することと、ジオメトリパラメータに部分的に基づいて、1つ以上のチャネル条件を決定することとを含む。これはまた、決定したチャネル条件またはジオメトリパラメータを考慮して、ワイヤレス受信機における周波数追跡ループ利得あるいは時間追跡ループ利得を自動的に調節することを含む。チャネル条件は、例えば、パイロットチップのエネルギー対総受信エネルギーパラメータ(Ecp/Io)、信号対ノイズ比(SNR)に部分的に基づいており、または、パイロットエネルギー対ノイズプラス干渉比(Ecp/Nt)に基づくことがある。チャネル条件またはジオメトリパラメータは、ダウンリンク電力、アップリンク電力、追跡ループエラー、検出した市街地の条件、あるいは、ドップラーパラメータにも基づくことがある。
方法は、チャネル条件またはジオメトリパラメータに部分的に基づいて、ステップ利得パラメータをインクリメント的に増加または減少させることを含む。これは、復調器コンポーネントにしたがって、周波数追跡ループ利得または時間追跡ループ利得を自動的に調節することを含む。同様に、方法は、サーチャーコンポーネントにしたがって、周波数追跡ループ利得または時間追跡ループ利得を自動的に調節することを含む。別の態様では、方法またはシステムは、レイク、イコライザ、あるいは、フィンガーコンポーネントにしたがって、周波数追跡ループ利得または時間追跡ループ利得を自動的に調節することを含む。これは、高いジオメトリ、低いジオメトリ、または、静止を含む動作条件を解析し、動作条件を考慮して、レイクあるいはイコライザにおける利得を最適化することを含むことができる。別の態様は、チャネルステータスインジケータ(CSI)を解析して、複数入力複数出力(MIMO)システムに対するフィードバックレートを最適化することを含む。これはまた、ジオメトリ条件を解析して、最適な時間追跡ループ利得を決定すること、または、ジオメトリ条件を解析して、最適な周波数追跡ループ利得を決定することを含むことができる。方法は、時間偏差または周波数偏差を解析して、最適なループ利得を決定すること、あるいは、時間追跡ループを調節して、レイクタイミング変動を緩和すること、または、周波数追跡ループを調節して、チャネルインパルス応答(CIR)を最適化することを含む。正しく認識できるように、他のコンポーネントまたはパラメータもまた、ここで説明する適応可能なステップ利得にしたがって、最適化することができる。
先に進む前に、システム100は、アクセス端末または移動体デバイスとともに用いることができ、例えば、SDカード、ネットワークカード、ワイヤレスネットワークカード、(ラップトップ、デスクトップ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)を含む)コンピュータ、移動体電話機、スマートフォン、または、ネットワークにアクセスするために利用することができる他の何らかの適切な端末のようなモジュールとすることができることに留意されたい。端末は、(示されていない)アクセスコンポーネントによりネットワークにアクセスする。1つの例では、端末とアクセスコンポーネントとの間の接続は、実際には、ワイヤレスであってもよく、ここで、アクセスコンポーネントは、基地局であってもよく、移動体デバイスは、ワイヤレス端末である。例えば、端末および基地局は、これらに限定されないが、時分割多元接続(TDMA)や、コード分割多元接続(CDMA)や、周波数分割多元接続(FDMA)や、直交周波数分割多重化(OFDM)や、フラッシュOFDMや、直交周波数分割多元接続(OFDMA)や、あるいは、他の何らかの適切なプロトコルを含む、何らかの適切なワイヤレスプロトコルにより通信してもよい。
アクセスコンポーネントは、ワイヤードネットワークにまたはワイヤレスネットワークに関係するアクセスノードとすることができる。そのために、アクセスコンポーネントは、例えば、ルータ、スイッチ、または、これらに類するものとすることができる。アクセスコンポーネントは、他のネットワークノードと通信するための、例えば、通信モジュールのような、1つ以上のインターフェースを含むことができる。付加的に、アクセスコンポーネントは、セルラタイプネットワークにおいては、基地局(または、ワイヤレスアクセスポイント)とすることができ、ここで、基地局(または、ワイヤレスアクセスポイント)を利用して、複数の加入者に対してワイヤレスカバレッジエリアを提供する。1つ以上のセルラ電話機および/または他のワイヤレス端末に対して、隣接するエリアのカバレッジを提供するように、このような基地局(または、ワイヤレスアクセスポイント)を配置することができる。
ここで図2を参照すると、適応追跡を用いることができる例示的な高レベルシステム200が示されている。簡潔にする目的のために、システム200中のすべてのコンポーネントを詳細に説明していない。マルチアンテナ入力210、212は、ブロック214において示されており、ブロック214では、それぞれの入力および関係する処理は、RF/アナログフロントエンド216、218と、ベースバンド/受信機フィルタコンポーネント220、222と、自動化利得制御回路224、226と、信号サンプリングメモリ228、230とを含んでいてもよい。レイクコンポーネント240は、フィンガーコンポーネント242、244と、イコライザ246と、コンバイナ248とを含むことができる。レイクコンポーネント240は、ここで説明する適応追跡に対する1つの可能性あるロケーションである。適応追跡に対する別の可能性あるロケーションは、サーチャーコンポーネント250を含んでいる。システム200中の他のコンポーネントは、デインターリーバーコンポーネント260と、デコーダ262と、バッファ264と、メディアレイヤ処理回路266とを含んでいる。
移動体デバイスは、システム情報の抽出を通して、例えば、高いジオメトリまたは低いジオメトリや、動的であるまたは比較的静的であるというような、動作条件を決定することができる。情報は、レイク性能とともにイコライザ性能を最適化することを支援する。情報はまた、MIMOシステムに対する、より良好で効率的なCSI(チャネルステータスインジケータ)フィードバックレートに役立つことができる。エコー消去に類似する適応ステップサイズを、あるいは、正規化されたステップサイズまたは利得での適応ステップサイズを提供するために、ここで説明するシステムをエラーレート処理することができる。これは、例えば、レイク性能とイコライザ性能の双方を向上させる。したがって、主題的なシステムおよび方法は、環境にかかわらず、容量にフォーカスする。例えば、ここで説明するシステムは、ユーザ機器からノードBへの距離が相当に近いが、低下が急であるときに、市街地の谷間条件において満足に動作するだろう。市街地の谷間条件および他のものは、低いジオメトリシナリオと高いジオメトリシナリオを交替させ、動作環境における急速な変化を推進し、ここで、このような条件を考慮して全体的に最適な性能を達成するために、適応追跡が用いられる。
図3を見ると、適応追跡を用いることができる代替的な回路例300が示されている。回路300は、適応追跡を用いることができる例示的な変調器/復調器構造を示している。1つの態様では、適応追跡コンポーネント(周波数および/または時間追跡コンポーネント)を、復調器フロント310(復調器フロント)DFE中に位置付けることができ、復調器フロント310(復調器フロント)DFEは、FFE(フィンガーフロントエンド)312とCPP(共通パイロットプロセッサ)314とから成る。FFE312は、Pnポジションおよび時間追跡と、ロテータによる周波数エラー補正と、デスクランブリングユニットとを処理する。CPP314は、パイロットフィルタリングと、ロテータに対する周波数追跡ループ(FTL)と、時間追跡ループ(TTL)と、受信信号強度インジケータ(RSSI)フィルタリングのような、共通パイロット信号処理機能を処理する。
CPP314はまた、モデムデジタル信号プロセッサ(MDSP)316のような、他の復調器フロント310パーツに、フィルタリングされた出力をフィードし、復調、CQI推定、フィンガー管理等を可能にする。適応追跡ステップは、TTLおよびFTL性能を最適化することにより、全体的な受信機性能とチャネル効率とを向上させるので、ユーザ経験もまた向上する。正しく認識できるように、例えば、サーチャーコンポーネント320のような、他のコンポーネントは、適応追跡特徴を一体化することができる。回路300中の他のコンポーネントは、無線周波数(RF)プロセッサ330と、低ノイズ増幅器332と、D/Aコンバータ334およびA/Dコンバータ336のそれぞれと、受信機フロントエンド338と、自動化利得制御340と、送信機コンポーネント350と、他の復調器コンポーネント360と、例えば、アドバンストRISC(縮小命令セット)マシン(ARM(登録商標))370のような汎用プロセッサとを含んでいる。
別の態様では、通信装置として回路300を提供することができる。装置は、ワイヤレス通信からの1つ以上のチャネル条件パラメータを決定するための復調器コンポーネント(例えば、復調器フロント310)を含んでいる。装置は、チャネル条件パラメータにしたがって、時間追跡パラメータまたは周波数エラーパラメータを解析するためのフィンガーコンポーネント(例えば、FFE312)を含んでいる。装置はまた、時間追跡パラメータ、周波数エラーパラメータ、または、チャネル条件パラメータを考慮して、ワイヤレス受信機における周波数追跡ループ利得あるいは時間追跡ループ利得を自動的に調節するための共通パイロットプロセッサ(例えば、CPP314)を含んでいる。共通パイロットプロセッサは、フィルタリングされた出力により、モデムデジタル信号プロセッサ(MDSP)に動作可能に結合することができ、ここで、MDSPは、例えば、復調、チャネル品質推定、または、フィンガー管理を可能にする。通信装置は、ワイヤレス受信機における周波数追跡ループ利得または時間追跡ループ利得を調節するためのサーチャーコンポーネント(例えば、320)を含むことができる。通信装置はまた、無線周波数(RF)プロセッサ(例えば、330)、低ノイズ増幅器(例えば、332)、自動化利得制御(例えば、340)、送信機コンポーネント(例えば、350)、または、ワイヤレス受信機における周波数追跡ループ利得または時間追跡ループ利得を調節するための汎用プロセッサ(例えば、370)を含むことができる。
図4〜図7は、適応追跡ステップをどのように選択し、決定することができるかを示したグラフを示している。シミュレーションおよびラボテストにおいて示されているように、(標準偏差で測定された)タイミングジッターと、時間追跡ループ(TTL)TC(時定数)との間に関係があることが発見された。最適な曲線を導出するために、高いジオメトリと低いジオメトリとに対してそれぞれ、2つの測定ポイントを取った。タイミングジッターの標準偏差と時定数(TC)との間にはトレードオフが存在する。図4は、ジオメトリが非常に低い、すなわち、−11dBであるときの、このケースを示している。この解析に基づくと、デフォルト利得は、4096(=2^12)に設定されている。そこで、同じ論理が、15dBという高いジオメトリに対して適用される場合に、図5におけるプロットが発生する。
低いジオメトリのケースのものと比較して、タイミングジッターが非常に低いことに留意されたい。図4および図5に基づいて、低いジオメトリのケースのものと類似する時定数を維持しながら、できる限りタイミングジッターを最小化するTTLループ利得を選択する。例えば、このチャネル条件では、256(=2^8)を選択する。動作ジオメトリをカバーするために、2つのジオメトリ間に、ならびに、2つのジオメトリ付近に、最適な時定数を外挿および内挿することができる。類似する解析は、例えば、−11dBジオメトリに対しては、1024FTLループ利得を選択し、15dBジオメトリに対しては、64を選択するように導く。動作ジオメトリをカバーするために、類似する手順が内挿でおよび外挿で提供される。以前の解析は、−11dBジオメトリおよび15dBジオメトリに対するものである。以下のセクションでは、−11dBから15dBまでジオメトリをスイープし、適切なループ利得を計算する。適切なループ利得を決定するために、以下の基準を使用する。
ループ利得選択基準(基準1):以下の条件を満たしながら、できる限り時間/周波数ジッターを最小化するループ利得を選択する:
・TTLのケースでは:タイミングジッターの標準偏差<0.04チップ、時定数<10ms。
・FTLのケースでは:タイミングジッターの標準偏差<40Hz、時定数<3.7ms。以前のデフォルトループ利得と一致させるために、FTL中とTTL中で、異なる基準を使用することがある。
図6は、上記の基準1に基づいて、組み合わせて、計算したTTL/FTL利得の線610を示している。ここで、ループ利得は、2の整数の指数に限定されている。FTL利得は、線610のいずれの部分においても、TTL利得よりも1/4低く設定されていることに留意されたい(例えば、TTL利得が線610上で4096に設定されている場合に、FTL利得は、線610の同じポイントにおいて、1024に設定されている)。インプリメンテーションの基本設定のために、ルックアップテーブルの代わりに線形の式を使用する。対数−対数ドメインにおいて、関係がきれいな線形であると判明し、これは、図7において示されている。ここで、点線710は、TTL利得を表し、破線720は、FTL利得を表す。MMSE基準を使用して、これら2つの曲線は、次のものにより近似することができる:
TTL:log2(TTL利得)=−0.3341*(Ecp/Io)+4.5560
FTL:log2(FTL利得)=−0.3330*(Ecp/Io)+2.4077、
ここで、Ecp/Ioは、dB単位である。
実際、10*log10(9*(2^11)*Ecp/Io)は、チャネル品質インジケータ(CQI)アルゴリズムから入手可能である。これをXとして示す。その後、上記の関係から、次のようにこのテーブルを実現する:
TTLに対しては:TTL利得=2^(19−ガウス(X/3))
FTLに対しては:FTL利得=2^(17−ガウス(X/3))、
ここで、[A]は、Aより大きくない整数である。堅牢性のために、TTL/FTL利得のダイナミックレンジを次のように限定する。
[128,32]<=[TTL,FTL]<=[4096,1024]。
タイミングジッターを避けるために、より低いTTLループ利得をレイクに対して適用することができる。典型的に、TTLは、イコライザよりもレイクにおいて、より主要な役割を果たす。CIR推定を改善するために、したがって、より小さいFTLジッターのために、より低いFTLループ利得をイコライザに対して適用することができるのに対し、TTLは、より関連性が低い。最適なステップサイズは、高いジオメトリ条件で動作している間に、受信機性能に差を生じさせる。高いジオメトリにある間に高データレートでダウンロードすることを可能にするので、3Gネットワークの主な利点は容量である。チャネル効率とともにユーザ経験において、改善が重要である。この改善は、例えば、オーディオ、ビデオ、または、テレビ等のストリーミングメディア配信のようなアプリケーションに対して、特に重要である。
図8は、例えば、ワイヤレス端末のような、ワイヤレス通信装置とすることができる通信装置800を示している。付加的にまたは代替的に、通信装置800は、ワイヤードネットワーク内に存在することができる。通信装置800は、ワイヤレス通信端末において、信号解析を実行するための命令を保持することができるメモリ802を備えることができる。付加的に、通信装置800は、メモリ802内の命令を、および/または、別のネットワークデバイスから受信した命令を実行することができるプロセッサ804を備えていてもよく、ここで、命令は、通信装置800をあるいは関連する通信装置を構成するまたは動作させることに関するものとすることができる。
図9を参照すると、多元接続ワイヤレス通信システム900が示されている。多元接続ワイヤレス通信システム900は、セル902、904、および、906を含む複数のセルを含んでいる。システム900の態様では、セル902、904、および、906は、複数のセクターを含むノードBを含んでいてもよい。複数のセクターは、アンテナのグループにより形成することができ、各アンテナは、セルの一部分におけるUEとの通信を担っている。例えば、セル902では、アンテナグループ912、914、および、916は、それぞれ、異なるセクターに対応していてもよい。セル904では、アンテナグループ918、920、および、922は、それぞれ、異なるセクターに対応している。セル906では、アンテナグループ924、926、および、928は、それぞれ、異なるセクターに対応している。セル902、904、および、906は、例えば、ユーザ機器すなわちUEのような、いくつかのワイヤレス通信デバイスを含むことができ、UEは、各セル902、904、または、906の1つ以上のセクターと通信することができる。例えば、UE930および932は、ノードB942と通信することができ、UE934および936は、ノードB944と通信することができ、UE938および940は、ノードB946と通信することができる。
ここで図10を参照すると、1つの態様にしたがった、多元接続ワイヤレス通信システムが示されている。アクセスポイント1000(AP)は、1つが1004と1006を含み、別のものが1008と1010を含み、さらに他のものが1012と1014を含む、複数のアンテナグループを含んでいる。図10では、各アンテナグループに対して2つのアンテナだけが示されているが、各アンテナグループに対して、より多いまたはより少ないアンテナを利用してもよい。アクセス端末1016(AT)は、アンテナ1012および1014と通信しており、ここで、アンテナ1012およびアンテナ1014は、フォワードリンク1020を通してアクセス端末1016に情報を送信し、リバースリンク1018を通してアクセス端末1016から情報を受信する。アクセス端末1022は、アンテナ1006および1008と通信しており、ここで、アンテナ1006およびアンテナ1008は、フォワードリンク1026を通してアクセス端末1022に情報を送信し、リバースリンク1024を通してアクセス端末1022から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク1018、1020、1024、および、1026は、通信のために異なる周波数を使用してもよい。例えば、フォワードリンク1020は、リバースリンク1018により使用されているものとは異なる周波数を使用してもよい。
各アンテナのグループおよび/または各アンテナのグループが通信するように設計されているエリアを、アクセスポイントのセクターとして呼ぶことが多い。アンテナグループはそれぞれ、セクター中で、アクセスポイント1000によりカバーされているエリアの、アクセス端末に通信するように設計されている。フォワードリンク1020と1026とを通しての通信では、アクセスポイント1000の送信アンテナは、異なるアクセス端末1016と1024とに対するフォワードリンクの信号対ノイズ比を改善するために、ビームフォーミングを利用する。また、そのカバレッジ中にランダムに散らばっているアクセス端末に送信するためにビームフォーミングを使用するアクセスポイントは、単一のアンテナを通して、そのすべてのアクセス端末に送信するアクセスポイントよりも、隣接するセル中のアクセス端末に対してより小さい干渉を生じさせる。アクセスポイントは、端末との通信に対して使用される固定局であってもよく、アクセスポイント、ノードB、または、他の何らかの専門用語として呼ぶこともある。アクセス端末は、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、ワイヤレス通信デバイス、端末、アクセス端末、または、他の何らかの専門用語と呼ぶこともある。
図11を参照すると、システム1100は、MIMOシステム1100中の、(アクセスポイントとしても知られている)送信機システム1110と、(アクセス端末としても知られている)受信機システム1150とを示している。送信機システム1110において、多数のデータストリームに対するトラフィックデータが、データソース1112から、送信(TX)データプロセッサ1114に提供される。各データストリームは、それぞれの送信アンテナを通して送信される。TXデータプロセッサ1114は、そのデータストリームに対して選択された特定のコーディングスキームに基づいて、各データストリームに対するトラフィックデータをフォーマットし、コード化し、および、インターリーブし、コード化されたデータを提供する。
各データストリームに対するコード化されたデータは、OFDM技術を使用して、パイロットデータと多重化してもよい。パイロットデータは、典型的に、既知の方法で処理される既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するために、受信機システムにおいて使用してもよい。その後、各データストリームに対する多重化されたパイロットおよびコード化データを、そのデータストリームに対して選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、または、M−QAM)に基づいて、変調(すなわち、シンボルマッピング)し、変調シンボルを提供する。各データストリームに対する、データレート、コーディング、および、変調は、プロセッサ1130により実行される命令により決定してもよい。
その後、すべてのデータストリームに対する変調シンボルは、TX MIMOプロセッサ1120に提供され、TX MIMOプロセッサ1120は、(例えば、OFDMのために)変調シンボルをさらに処理してもよい。TX MIMOプロセッサ1120は、その後、NT個の変調シンボルストリームをNT台の送信機(TMTR)1122aないし1122tに提供する。ある実施形態では、TX MIMOプロセッサ1120は、データストリームのシンボルと、そこからシンボルが送信されるアンテナとに対して、ビームフォーミングの重みを適用する。
各送信機1122は、それぞれのシンボルストリームを受け取って処理し、1つ以上のアナログ信号を提供し、アナログ信号をさらに調節して(例えば、増幅して、フィルタリングして、および、アップコンバートして)、MIMOチャネルを通しての送信に適した変調された信号を提供する。送信機1122aないし1122tからのNT個の変調信号は、その後、NT本のアンテナ1124aないし1124tから、それぞれ送信される。
受信機システム1150において、NR本のアンテナ1152aないし1152rにより、送信変調信号を受信し、各アンテナ1152から受信した信号は、それぞれの受信機(RCVR)1154aないし1154rに提供される。各受信機1154は、それぞれの受信信号を調節し(例えば、フィルタリングし、増幅し、および、ダウンコンバートし)、調節した信号をデジタル化して、サンプルを提供し、サンプルをさらに処理して、対応する“受信した”シンボルストリームを提供する。
その後、RXデータプロセッサ1160は、特定の受信機処理技術に基づいて、NR台の受信機1154からNR個の受信したシンボルストリームを受け取って処理し、NT個の“検出した”シンボルストリームを提供する。RXデータプロセッサ1160は、その後、各検出したシンボルストリームを復調し、デインターリーブし、および、デコードし、データストリームに対するトラフィックデータを復元する。RXデータプロセッサ1160による処理は、送信機システム1110における、TX MIMOプロセッサ1120とTXデータプロセッサ1114とにより実行される処理と相補的である。
プロセッサ1170は、どのプリコーディング行列を使用するかを周期的に決定する(下記で論じる)。プロセッサ1170は、行列インデックス部分とランク値部分とを含むリバースリンクメッセージを構築する。リバースリンクメッセージは、通信リンクにおよび/または受信したデータストリームに関する、さまざまなタイプの情報を含んでいてもよい。リバースリンクメッセージは、その後、データソース1136から多数のデータストリームに対するトラフィックデータも受け取るTXデータプロセッサ1138により処理され、変調器1180により変調され、送信機1154aないし1154rにより調節され、送信機システム1110に返信される。
送信機システム1110において、受信機システム1150からの変調信号は、受信機システム1150により送信されたリバースリンクメッセージを抽出するために、アンテナ1124により受信され、受信機1122により調節され、復調器1140により復調され、RXデータプロセッサ1142により処理される。その後、プロセッサ1130は、ビームフォーミングの重みを決定するために、どのプリコーディング行列を使用するかを決定し、そして、抽出したメッセージを処理する。
ここで図12を参照すると、ワイヤレス通信方法論1200が示されている。説明を簡単にする目的のために、一連のアクトとして方法論を示し、説明しているが、いくつかのアクトは、1つ以上の実施形態にしたがって、ここで示し説明しているものとは異なる順序でおよび/または他のアクトと同時に起こるかもしれないので、方法論は、アクトの順序によって限定されないことを理解し、正しく認識すべきである。例えば、当業者は、代替的に、状態ダイヤグラムにおけるもののような、一連の相互に関係のある状態またはイベントとして、方法論を表すことができることを理解し、正しく認識するだろう。さらに、クレームされている主題事項にしたがって、方法論を実現するために、示しているすべてのアクトを利用しなくてもよい。
1210に進むと、パイロットチップのエネルギーを解析する。これはまた、信号対ノイズ比等のような、実質的に任意のタイプの信号品質パラメータの解析を含むことができる。1220において、干渉パラメータを決定する。以前に述べたように、1230において、1210および1220において決定したパラメータから、チップパイロットエネルギー対干渉比であるEcpに対する推定のような、チャネル条件を決定することができる。正しく認識できるように、他の信号品質比を処理することができる。1240において、1230において解析した、決定したチャネル条件を考慮して、追跡ループおよび/または周波数ループを自動的に調節する(例えば、ループ利得を上にまたは下に調節する)。以前に述べたように、このような追跡ループは、時間追跡ループおよび/または周波数追跡ループを含むことができる。
以前に述べたように、ワイヤレス通信ネットワークにおいて、時間追跡ループおよび周波数追跡ループに対する適応追跡ステップを自動的にまたは動的に調節することができる。信号条件を自動的に解析して、デバイスの所定のロケーションに対する現在の信号品質を決定する。例えば、デバイスが、所定の高いジオメトリロケーションにあり、時間ループまたは周波数ループに対するそれぞれの追跡利得を自動的に減少させることができることを決定してもよい。信号条件が不良であるとして検出した、低いジオメトリのシチュエーションでは、インクリメントな方法でまたはステップ的な方法で、時間ループ利得または周波数ループ利得を自動的に増加させることができる(例えば、1dbまたは2dbのインクリメントでの利得の増加)。検出した条件に対するこのような適応調節は、適応ステップ制御を通して、スムーズでインクリメント的な方法で制御される。このタイプの制御により、オーバーシュート(例えば、所望の利得ポジションを通り過ぎること)を最小化し、検出した条件を考慮してワイヤレス受信機を最適化しながら、検出した条件に対して時間ループ利得または周波数ループ利得を自動的に追跡することが可能になる。
ここで説明する技術プロセスは、さまざまな手段によって実現してもよい。例えば、これらの技術は、ハードウェア、ソフトウェア、または、これらを組み合わせたもので実現してもよい。ハードウェアインプリメンテーションのために、処理ユニットは、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、マイクロプロセッサ、ここで説明した機能を実行するように設計されている他の電子ユニット、あるいは、これらを組み合わせたものの内で実現してもよい。ソフトウェアでは、インプリメンテーションは、ここで説明する機能を実行するモジュール(例えば、手順、関数等)によるものとすることができる。ソフトウェアコードは、メモリユニット中に記憶されて、プロセッサによって実行されてもよい。
ここで図13を見ると、ワイヤレス信号処理に関するシステムが提供されている。一連の相互に関係のある機能ブロックとして、システムを表し、機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、または、これらの何らかの適切な組み合わせにより実現される機能を表すことができる。
図13を参照すると、ワイヤレス通信システム1300が提供されている。システム1300は、ワイヤレス通信からの1つ以上のジオメトリパラメータを処理する論理モジュール1302または手段を備えている。これは、ジオメトリパラメータに部分的に基づいて、1つ以上のチャネル条件を解析する論理モジュール1304または手段を備えている。これはまた、決定したチャネル条件またはジオメトリパラメータを考慮して、ワイヤレス受信機における周波数追跡ループ利得あるいは時間追跡ループ利得を選択する論理モジュール1306または手段を備えている。
図14は、ワイヤレス通信システムにおける時間追跡ループ利得および周波数追跡ループ利得を設定するための方法1400を示している。上記で述べたように、(標準偏差で測定された)タイミングジッターと、時間追跡ループ(TTL)TC(時定数)との間に関係が存在することが発見された。アクト1410に進むと、低いジオメトリのケースのものと類似する時定数を維持しながら、できる限りタイミングジッターを最小化するTTLループ利得およびFTLループ利得を決定する。例えば、このチャネル条件では、256(=2^8)を選択する。動作ジオメトリをカバーするために、2つのジオメトリ間に、ならびに、2つのジオメトリ付近に、最適な時定数を外挿および内挿することができる。類似する解析は、例えば、−11dBジオメトリに対しては、1024FTLループ利得を選択し、15dBジオメトリに対しては、64を選択するように導く。動作ジオメトリをカバーするために、類似する手順が内挿でおよび外挿で提供される。以前の解析は、−11dBジオメトリおよび15dBジオメトリに対するものである。例えば、−11dBから15dBまでジオメトリをスイープし、適切なループ利得を計算する。適切なループ利得を決定するために、以下の基準を使用する。
アクト1420および1430におけるループ利得選択基準(基準1):以下の条件を満たしながら、できる限り時間/周波数ジッターを最小化するループ利得を選択する:
・アクト1420におけるTTLのケースでは:タイミングジッターの標準偏差<0.04チップ、時定数<10msを決定する。
・アクト1430におけるFTLのケースでは:タイミングジッターの標準偏差<40Hz、時定数<3.7msを決定する。以前のデフォルトループ利得と一致させるために、FTL中とTTL中で、異なる基準を使用することができる。
アクト1440において、Ecp/Ioの観点から、次のものにより、ループ利得を近似することができる:
TTL:log2(TTL利得)=−0.3341*(Ecp/Io)+4.5560
FTL:log2(FTL利得)=−0.3330*(Ecp/Io)+2.4077、
ここで、Ecp/Ioは、dB単位である。
実際、10*log10(9*(2^11)*Ecp/Io)は、チャネル品質インジケータ(CQI)アルゴリズムから入手可能である。これをXとして示す。その後、上記の関係から、アクト1450において、ガウスの観点から、次のように、このテーブルを実現する:
TTLに対しては:TTL利得=2^(19−ガウス(X/3))
FTLに対しては:FTL利得=2^(17−ガウス(X/3))、
堅牢性のために、TTL/FTL利得のダイナミックレンジを次のように限定する。
[128,32]<=[TTL,FTL]<=[4096,1024]。
別の態様では、通信装置が提供されている。これは、ワイヤレス通信からの1つ以上のジオメトリパラメータを解析するための命令と、ジオメトリパラメータに部分的に基づいて、1つ以上のチャネル条件を処理するための命令と、決定したチャネル条件またはジオメトリパラメータを考慮して、ワイヤレス受信機における周波数追跡ループ利得あるいは時間追跡ループ利得を動的に調節するための命令とを保持するメモリと、命令を実行するプロセッサとを具備する。チャネル条件は、パイロットチップのエネルギー対総受信エネルギーパラメータ(Ecp/Io)、信号対ノイズ比(SNR)、または、パイロットエネルギー対ノイズプラス干渉比(Ecp/Nt)に部分的に基づいている。
別の態様では、適応ステップ制御のためのコードを含むコンピュータ読取可能媒体を具備するコンピュータプログラムプロダクトが提供されている。コードは、次のものを含む:コンピュータに、ワイヤレス通信からの複数のジオメトリパラメータを監視させるためのコードと、コンピュータに、複数のジオメトリパラメータに部分的に基づいて、1つ以上のチャネル条件を処理させるためのコードと、コンピュータに、決定したチャネル条件あるいは複数のジオメトリパラメータを考慮して、ワイヤレス受信機における周波数追跡ループ利得または時間追跡ループ利得を調整させるためのコードである。これは、複数入力複数出力(mimo)システムに対する1つ以上のチャネル条件パラメータを解析することも含むことができる。
ある態様において、論理チャネルは、制御チャネルとトラフィックチャネルとに分類される。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのDLチャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)と、ページング情報を移送するDLチャネルであるページング制御チャネル(PCCH)と、1つまたはいくつかのMTCHに対する、マルチメディアブロードキャストおよびマルチキャストサービス(MBMS)スケジューリングおよび制御情報を送信するために使用されるポイント・ツー・マルチポイントDLチャネルであるマルチキャスト制御チャネル(MCCH)とを含んでいる。一般的に、RRC接続を確立した後に、MBMS(注:古いMCCH+MSCH)を受信するUEによってのみ、このチャネルが使用される。専用制御チャネル(DCCH)は、専用制御情報を送信し、RRC接続を有するUEにより使用されるポイント・ツー・ポイントの双方向チャネルである。論理トラフィックチャネルは、ポイント・ツー・ポイントの双方向チャネルであり、ユーザ情報の移送に対して、1つのUEに専用である、専用トラフィックチャネル(DTCH)と、また、トラフィックデータを送信するためのポイント・ツー・マルチポイントのDLチャネルに対するマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)とを含んでいる。
トランスポートチャネルは、DLとULとに分類される。DLトランスポートチャネルは、ブロードキャストチャネル(BCH)と、ダウンリンク共有データチャネル(DL−SDCH)と、ページングチャネル(PCH)とを含み、PCHは、UE電力セービングのサポートのためのものであり(DRXサイクルは、ネットワークによりUEに示される)、セル全体を通してブロードキャストされ、他の制御/トラフィックチャネルに対して使用することができるPHYリソースにマッピングされている。ULトランスポートチャネルは、ランダムアクセスチャネル(RACH)と、要求チャネル(REQCH)と、アップリンク共有データチャネル(UL−SDCH)と、複数のPHYチャネルとを含んでいる。PHYチャネルは、1組のDLチャネルおよびULチャネルを含んでいる。
DL PHYチャネルは、次のものを含む:例えば、共通パイロットチャネル(CPICH)、同期化チャネル(SCH)、共通制御チャネル(CCCH)、共有DL制御チャネル(SDCCH)、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、共有UL割り当てチャネル(SUACH)、肯定応答チャネル(ACKCH)、DL物理共有データチャネル(DL−PSDCH)、UL電力制御チャネル(UPCCH)、ページングインジケータチャネル(PICH)、および、負荷インジケータチャネル(LICH)である。
UL PHYチャネルは、次のものを含む:例えば、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)、チャネル品質インジケータチャネル(CQICH)、肯定応答チャネル(ACKCH)、アンテナサブセットインジケータチャネル(ASICH)、共有要求チャネル(SREQCH)、UL物理共有データチャネル(UL−PSDCH)、および、ブロードバンドパイロットチャネル(BPICH)である。
他の用語/コンポーネントは、次のものを含む:3G 第3世代、3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト、ACLR 隣接チャネル漏洩比、ACPR 隣接チャネル電力比、ACS 隣接チャネル選択度、ADS 高度設計システム、AMC 適応変調およびコーディング、A−MPR 付加的な最大電力低減、ARQ 自動反復要求、BCCH ブロードキャスト制御チャネル、BTS 基地トランシーバ局、CDD 巡回遅延ダイバーシティ、CCDF 相補累積分布関数、CDMA コード分割多元接続、CFI 制御フォーマットインジケータ、Co−MIMO 協調MIMO、CP サイクリックプリフィックス、CPICH 共通パイロットチャネル、CPRI 共通パブリック無線インターフェース、CQI チャネル品質インジケータ、CRC 巡回冗長検査、DCI ダウンリンク制御インジケータ、DFT 離散フーリエ変換、DFT−SOFDM 離散フーリエ変換拡散OFDM、DL ダウンリンク(基地局対加入者送信)、DL−SCH ダウンリンク共有チャネル、D−PHY 500Mbps 物理レイヤ、DSP デジタル信号処理、DT 開発ツールセット、DVSA デジタルベクトル信号解析、EDA 電子設計自動化、E−DCH 拡張専用チャネル、E−UTRAN エボルブドUMTS地上無線アクセスネットワーク、eMBMS エボルブドマルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス、eNB エボルブドノードB、EPC エボルブドパケットコア、EPRE リソースエレメント当たりのエネルギー、ETSI 欧州電気通信標準化機構、E−UTRA エボルブドUTRA、E−UTRAN エボルブドUTRAN、EVM エラーベクトル振幅、および、FDD 周波数分割デュプレックス。
さらにまた他の用語は、FFT 高速フーリエ変換、FRC 固定基準チャネル、FS1 フレーム構造タイプ1、FS2 フレーム構造タイプ2、GSM(登録商標) グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション、HARQ ハイブリッド自動反復要求、HDL ハードウェア記述言語、HI HARQインジケータ、HSDPA 高速ダウンリンクパケットアクセス、HSPA 高速パケットアクセス、HSUPA 高速アップリンクパケットアクセス、IFFT 逆FFT、IOT 相互運用性試験、IP インターネットプロトコル、LO ローカル発振器、LTE ロングタームエボリューション、MAC 媒体アクセス制御、MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス、MBSFN マルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク、MCH マルチキャストチャネル、MIMO 複数入力複数出力、MISO 複数入力単一出力、MME 移動性管理エンティティ、MOP 最大出力電力、MPR 最大電力低減、MU−MIMO 複数ユーザMIMO、NAS 非アクセス層、OBSAI オープン基地局アーキテクチャインターフェース、OFDM 直交周波数分割多重化、OFDMA 直交周波数分割多元接続、PAPR ピーク対平均電力比、PAR ピーク対平均比、PBCH 物理ブロードキャストチャネル、P−CCPCH 1次共通制御物理チャネル、PCFICH 物理制御フォーマットインジケータチャネル、PCH ページングチャネル、PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル、PDCP パケットデータコンバージェンスプロトコル、PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル、PHICH 物理ハイブリッドARQインジケータチャネル、PHY 物理レイヤ、PRACH 物理ランダムアクセスチャネル、PMCH 物理マルチキャストチャネル、PMI プリコーディング行列インジケータ、P−SCH 1次同期信号、PUCCH 物理アップリンク制御チャネル、および、PUSCH 物理アップリンク共有チャネルを含んでいる。
他の用語は、QAM 直角位相振幅変調、QPSK 4位相偏移変調、RACH ランダムアクセスチャネル、RAT 無線アクセス技術、RB リソースブロック、RF 無線周波数、RFDE RF設計環境、RLC 無線リンク制御、RMC 基準測定チャネル、RNC 無線ネットワーク制御装置、RRC 無線リソース制御、RRM 無線リソース管理、RS 基準信号、RSCP 受信信号コード電力、RSRP 基準信号受信電力、RSRQ 基準信号受信品質、RSSI 受信信号強度インジケータ、SAE システムアーキテクチャエボリューション、SAP サービスアクセスポイント、SC−FDMA 単一搬送波周波数分割多元接続、SFBC 空間周波数ブロックコーディング、S−GW サービングゲートウェイ、SIMO 単一入力複数出力、SISO 単一入力単一出力、SNR 信号対ノイズ比、SRS サウンディング基準信号、S−SCH 二次同期信号、SU−MIMO 単一ユーザMIMO TDD 時分割デュプレックス、TDMA 時分割多元接続、TR 技術レポート、TrCH トランスポートチャネル、TS 技術仕様書、TTA テレコミュニケーションテクノロジーアソシエーション、TTI 送信時間間隔、UCI アップリンク制御インジケータ、UE ユーザ機器、UL アップリンク(加入者対基地局送信)、UL−SCH アップリンク共有チャネル、UMB ウルトラモバイルブロードバンド、UMTS ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム、UTRA ユニバーサル地上無線アクセス、UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク、VSA ベクトル信号解析器、W−CDMA ワイドバンドコード分割多元接続を含んでいる。
端末に関連して、ここでさまざまな態様を説明することに留意されたい。端末は、システム、ユーザデバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動体デバイス、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、または、ユーザ機器としても呼ぶことがある。ユーザデバイスは、セルラ電話機、コードレス電話機、セッション開始プロトコル(SIP)電話機、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、PDA、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、端末内のモジュール、ホストデバイスに取り付けることができるカードまたはホストデバイス内に一体化することができるカード(例えば、PCMCIAカード)、あるいは、ワイヤレスモデムに接続されている処理デバイスとすることができる。
さらに、クレームされている主題事項のさまざまな態様を実現するようにコンピュータまたはコンピューティングコンポーネントを制御するために、標準のプログラミングおよび/またはエンジニアリング技法を使用して、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、または、これらの何らかの組み合わせを生成させることにより、方法、装置、または、製造物として、クレームされている主題事項の態様を実現してもよい。ここで使用するような用語“製造物”は、何らかのコンピュータ読取可能デバイス、搬送波、または、媒体から、アクセス可能なコンピュータプログラムを含むことを意図している。例えば、コンピュータ読取可能媒体は、これらに限定されないが、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ...)と、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)...)と、スマートカードと、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ...)とを含むことができる。さらに、音声メールを送受信する際に、あるいは、セルラネットワークのようなネットワークにアクセスする際に使用するもののようなコンピュータ読取可能な電子データを伝えるために、搬送波を用いることができることを正しく認識すべきである。当然、当業者は、ここで説明することの範囲または精神から逸脱することなく、このコンフィギュレーションに対して多くの改良がなされてもよいことを認識するだろう。
本出願において使用されているような、“コンポーネント”、“モジュール”、“システム”、“プロトコル”という用語と、これらに類するものとは、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアとを組み合わせたもの、ソフトウェア、または、実行中のソフトウェアのいずれかである、コンピュータ関連エンティティのことを指すことを意図している。例えば、コンポーネントは、これらに限定されないが、プロセッサ上で実行しているプロセスや、プロセッサや、オブジェクトや、実行可能ファイルや、実行のスレッドや、プログラムや、および/または、コンピュータであってもよい。例示として、サーバ上で実行しているアプリケーションおよびサーバの双方ともコンポーネントとすることができる。1つ以上のコンポーネントは、実行のプロセスおよび/またはスレッド内に存在していてもよく、コンポーネントは、1つのコンピュータ上で局所化および/または2つ以上のコンピュータ間で分散されてもよい。
先に説明していることは、1つ以上の実施形態の例を含んでいる。当然、前述の実施形態を説明する目的のためにコンポーネントまたは方法論のすべての考えられる組み合わせを説明することは可能ではないが、当業者は、さまざまな実施形態の多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを認識してもよい。したがって、説明した実施形態は、添付の特許請求の範囲の精神および範囲内にあるすべてのこのような変更、改良、および、バリエーションを含むことを意図している。さらに、“含む”という用語が詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかで使用される限り、このような用語は、請求項中で移行語として用いられるときに“具備する”が解釈されるように、用語“具備する”に類似した方法で包括的であることが意図されている。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]ワイヤレス通信方法において、
ワイヤレス通信からの1つ以上のチャネル条件パラメータを解析することと、
前記チャネル条件パラメータに部分的に基づいて、1つ以上のチャネル条件を決定することと、
前記チャネル条件パラメータを考慮して、ワイヤレス受信機における周波数追跡ループ利得または時間追跡ループ利得を自動的に調節することとを含むワイヤレス通信方法。
[2]前記チャネル条件パラメータは、パイロットチップのエネルギー対総受信エネルギーパラメータ(Ecp/Io)に部分的に基づいている[1]に記載の方法。
[3]前記チャネル条件パラメータは、信号対ノイズ比(SNR)に基づいている[1]に記載の方法。
[4]前記チャネル条件パラメータは、パイロットエネルギー対ノイズプラス干渉比(Ecp/Nt)に基づいている[1]に記載の方法。
[5]前記チャネル条件パラメータは、ダウンリンク電力、アップリンク電力、追跡ループエラー、検出した市街地の条件、または、ドップラーパラメータに基づいている[1]に記載の方法。
[6]前記チャネル条件パラメータに部分的に基づいて、ステップ利得パラメータをインクリメント的に増加または減少させることをさらに含む[5]に記載の方法。
[7]復調器コンポーネントにしたがって、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を自動的に調節することをさらに含む[1]に記載の方法。
[8]サーチャーコンポーネントにしたがって、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を自動的に調節することをさらに含む[1]に記載の方法。
[9]レイク、イコライザ、あるいは、フィンガーコンポーネントにしたがって、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を自動的に調節することをさらに含む[1]に記載の方法。
[10]高いジオメトリ、低いジオメトリ、または、静止を含む動作条件を解析し、前記動作条件を考慮して、レイクあるいはイコライザにおける利得を最適化することをさらに含む[1]に記載の方法。
[11]チャネルステータスインジケータ(CSI)を解析して、複数入力複数出力(MIMO)システムに対するフィードバックレートを最適化する[10]に記載の方法。
[12]ジオメトリ条件を解析して、最適な時間追跡ループ利得を決定することをさらに含む[1]に記載の方法。
[13]ジオメトリ条件を解析して、最適な周波数追跡ループ利得を決定することをさらに含む[12]に記載の方法。
[14]時間偏差または周波数偏差を解析して、最適なループ利得を決定することをさらに含む[13]に記載の方法。
[15]時間追跡ループを調節して、レイクタイミング変動を緩和すること、または、周波数追跡ループを調節して、チャネルインパルス応答(CIR)を最適化することをさらに含む[1]に記載の方法。
[16]通信装置において、
ワイヤレス通信からの1つ以上のジオメトリパラメータを解析するための命令と、前記ジオメトリパラメータに部分的に基づいて、1つ以上のチャネル条件を処理するための命令と、前記チャネル条件または前記ジオメトリパラメータを考慮して、ワイヤレス受信機における周波数追跡ループ利得あるいは時間追跡ループ利得を動的に調節するための命令とを保持するメモリと、
前記命令を実行するプロセッサとを具備する通信装置。
[17]前記チャネル条件は、パイロットチップのエネルギー対総受信エネルギーパラメータ(Ecp/Io)、信号対ノイズ比(SNR)、または、パイロットエネルギー対ノイズプラス干渉比(Ecp/Nt)に部分的に基づいている[16]に記載の通信装置。
[18]前記チャネル条件またはジオメトリパラメータは、ダウンリンク電力、アップリンク電力、追跡ループエラー、検出した市街地の条件、または、ドップラーパラメータに基づいている[16]に記載の通信装置。
[19]前記チャネル条件または前記ジオメトリパラメータに部分的に基づいて、ステップ利得パラメータをインクリメント的に増加または減少させることをさらに含む[18]に記載の通信装置。
[20]復調器コンポーネント、サーチャーコンポーネント、レイク、イコライザ、あるいは、フィンガーコンポーネントにしたがって、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を自動的に調節することをさらに含む[16]に記載の通信装置。
[21]高いジオメトリ、低いジオメトリ、または、静止を含む動作条件を解析し、前記動作条件を考慮して、レイクあるいはイコライザにおける利得を最適化することをさらに含む[16]に記載の通信装置。
[22]チャネルステータスインジケータ(CSI)を解析して、複数入力複数出力(MIMO)システムに対するフィードバックレートを最適化する[21]に記載の通信装置。
[23]ジオメトリ条件を解析して、最適な時間追跡ループ利得または最適な周波数追跡ループ利得を決定することをさらに含む[21]に記載の通信装置。
[24]時間偏差または周波数偏差を解析して、最適なループ利得を決定することをさらに含む[23]に記載の通信装置。
[25]時間追跡ループを調節して、レイクタイミング変動を緩和すること、または、周波数追跡ループを調節して、チャネルインパルス応答(CIR)を最適化することをさらに含む[24]に記載の通信装置。
[26]通信装置において、
ワイヤレス通信からの1つ以上のジオメトリパラメータを処理する手段と、
前記ジオメトリパラメータに部分的に基づいて、1つ以上のチャネル条件を解析する手段と、
前記チャネル条件または前記ジオメトリパラメータを考慮して、ワイヤレス受信機における周波数追跡ループ利得または時間追跡ループ利得を選択する手段とを具備する通信装置。
[27]前記チャネル条件は、パイロットチップのエネルギー対総受信エネルギーパラメータ(Ecp/Io)、信号対ノイズ比(SNR)、または、パイロットエネルギー対ノイズプラス干渉比(Ecp/Nt)に部分的に基づいている[26]に記載の通信装置。
[28]適応ステップ制御のためのコードを含むコンピュータ読取可能媒体を具備するコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
前記コードは、
コンピュータに、ワイヤレス通信からの複数のジオメトリパラメータを監視させるためのコードと、
コンピュータに、複数のジオメトリパラメータに部分的に基づいて、1つ以上のチャネル条件を処理させるためのコードと、
コンピュータに、前記チャネル条件あるいは前記複数のジオメトリパラメータを考慮して、ワイヤレス受信機における周波数追跡ループ利得または時間追跡ループ利得を調整させるためのコードとを含むコンピュータプログラムプロダクト。
[29]前記チャネル条件は、パイロットチップのエネルギー対総受信エネルギーパラメータ(Ecp/Io)、信号対ノイズ比(SNR)、または、パイロットエネルギー対ノイズプラス干渉比(Ecp/Nt)に部分的に基づいている[28]に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[30]通信装置において、
ワイヤレス通信からの1つ以上のチャネル条件パラメータを決定する復調器コンポーネントと、
前記チャネル条件パラメータにしたがって、時間追跡パラメータまたは周波数エラーパラメータを解析するフィンガーコンポーネントと、
前記時間追跡パラメータ、前記周波数エラーパラメータ、または、前記チャネル条件パラメータを考慮して、ワイヤレス受信機における周波数追跡ループ利得あるいは時間追跡ループ利得を自動的に調節する共通パイロットプロセッサとを具備する通信装置。
[31]前記共通パイロットプロセッサは、モデムデジタル信号プロセッサ(MDSP)に動作可能に結合され、前記MDSPは、復調、チャネル品質推定、または、フィンガー管理を可能にする[30]に記載の通信装置。
[32]前記ワイヤレス受信機における前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を調節するサーチャーコンポーネントをさらに具備する[30]に記載の通信装置。
[33]無線周波数(RF)プロセッサ、低ノイズ増幅器、自動化利得制御、送信機コンポーネント、または、前記ワイヤレス受信機における前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を調節する汎用プロセッサをさらに具備する[30]に記載の通信装置。

Claims (37)

  1. ワイヤレス通信方法において、
    1つ以上のチャネル条件を決定することと、
    低いジオメトリのチャネル条件にしたがっている、ワイヤレス受信機におけるタイミングジッタの第1の標準偏差と周波数追跡ループまたは時間追跡ループの第1の時定数との間の第1の規定された関係、または、高いジオメトリのチャネル条件にしたがっている、タイミングジッタの第2の標準偏差と周波数追跡ループまたは時間追跡ループの第2の時定数との間の第2の規定された関係、のうちの1つとループ利得選択基準とに基づいて、前記ワイヤレス受信機における周波数追跡ループ利得または時間追跡ループ利得とチャネル条件との間の関係を決定することと、
    前記決定した、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得とチャネル条件との間の関係、および、前記1つ以上のチャネル条件に基づいて、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を自動的に調節することとを含み、
    前記周波数追跡ループ利得および前記時間追跡ループ利得のそれぞれは、2の整数乗であり、前記周波数追跡ループ利得は、前記時間追跡ループ利得よりも1/4倍低く設定されているワイヤレス通信方法。
  2. 前記1つ以上のチャネル条件は、パイロットチップのエネルギー対総受信エネルギーパラメータ(Ecp/Io)に部分的に基づいている請求項1記載の方法。
  3. 前記1つ以上のチャネル条件は、信号対ノイズ比(SNR)に基づいている請求項1記載の方法。
  4. 前記1つ以上のチャネル条件は、パイロットエネルギー対ノイズプラス干渉比(Ecp/Nt)に基づいている請求項1記載の方法。
  5. 前記1つ以上のチャネル条件は、ダウンリンク電力、アップリンク電力、追跡ループエラー、または、ドップラーパラメータに基づいている請求項1記載の方法。
  6. 前記自動的に調節することは、前記1つ以上のチャネル条件に部分的に基づいて、ステップ利得パラメータをインクリメント的に増加または減少させることをさらに含む請求項5記載の方法。
  7. 復調器コンポーネントを用いて、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を自動的に調節することをさらに含む請求項1記載の方法。
  8. サーチャーコンポーネントを用いて、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を自動的に調節することをさらに含む請求項1記載の方法。
  9. レイク、イコライザ、または、フィンガーコンポーネントを用いて、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を自動的に調節することをさらに含む請求項1記載の方法。
  10. 高いジオメトリ、低いジオメトリ、または、静止を含む動作条件を解析し、前記動作条件を考慮して、レイクまたはイコライザにおける利得を最適化することをさらに含む請求項1記載の方法。
  11. チャネルステータスインジケータ(CSI)を解析して、複数入力複数出力(MIMO)システムに対するフィードバックレートを最適化することをさらに含む請求項10記載の方法。
  12. ジオメトリ条件を解析して、最適な時間追跡ループ利得を決定することをさらに含む請求項1記載の方法。
  13. ジオメトリ条件を解析して、最適な周波数追跡ループ利得を決定することをさらに含む請求項12記載の方法。
  14. 前記時間追跡ループを調節して、レイクタイミング変動を緩和すること、または、前記周波数追跡ループを調節して、チャネルインパルス応答(CIR)を最適化することをさらに含む請求項1記載の方法。
  15. 前記低いジオメトリのチャネル条件にしたがっている第1の時定数、または、前記高いジオメトリのチャネル条件にしたがっている第2の時定数のうちの少なくとも1つを外挿または内挿して、前記ワイヤレス受信機の動作ジオメトリをカバーする少なくとも1つの対応する時定数を取得することをさらに含む請求項1記載の方法。
  16. 前記低いジオメトリのチャネル条件または前記高いジオメトリのチャネル条件のうちの少なくとも1つにしたがっている、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を外挿または内挿して、前記ワイヤレス受信機の動作ジオメトリをカバーする対応するループ利得を取得することをさらに含む請求項1記載の方法。
  17. 通信装置において、
    1つ以上のチャネル条件を処理するための命令と、
    低いジオメトリのチャネル条件にしたがっている、ワイヤレス受信機におけるタイミングジッタの第1の標準偏差と周波数追跡ループまたは時間追跡ループの第1の時定数との間の第1の規定された関係、または、高いジオメトリのチャネル条件にしたがっている、タイミングジッタの第2の標準偏差と周波数追跡ループまたは時間追跡ループの第2の時定数との間の第2の規定された関係、のうちの1つとループ利得選択基準とに基づいて、前記ワイヤレス受信機における周波数追跡ループ利得または時間追跡ループ利得とチャネル条件との間の関係を決定するための命令と、
    前記決定した、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得とチャネル条件との間の関係、および、前記1つ以上のチャネル条件に基づいて、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を動的に調節するための命令とを保持するメモリと、
    前記命令を実行するプロセッサとを具備し、
    前記周波数追跡ループ利得および前記時間追跡ループ利得のそれぞれは、2の整数乗であり、前記周波数追跡ループ利得は、前記時間追跡ループ利得よりも1/4倍低く設定されている通信装置。
  18. 前記1つ以上のチャネル条件は、パイロットチップのエネルギー対総受信エネルギーパラメータ(Ecp/Io)、信号対ノイズ比(SNR)、または、パイロットエネルギー対ノイズプラス干渉比(Ecp/Nt)に部分的に基づいている請求項17記載の通信装置。
  19. 前記1つ以上のチャネル条件は、ダウンリンク電力、アップリンク電力、追跡ループエラー、または、ドップラーパラメータに基づいている請求項17記載の通信装置。
  20. 前記1つ以上のチャネル条件に部分的に基づいて、ステップ利得パラメータをインクリメント的に増加または減少させるための命令をさらに含む請求項19記載の通信装置。
  21. 復調器コンポーネント、サーチャーコンポーネント、レイク、イコライザ、または、フィンガーコンポーネントを用いて、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を自動的に調節するための命令をさらに含む請求項17記載の通信装置。
  22. 高いジオメトリ、低いジオメトリ、または、静止を含む動作条件を解析し、前記動作条件を考慮して、レイクまたはイコライザにおける利得を最適化するための命令をさらに含む請求項17記載の通信装置。
  23. チャネルステータスインジケータ(CSI)を解析して、複数入力複数出力(MIMO)システムに対するフィードバックレートを最適化するための命令をさらに含む請求項22記載の通信装置。
  24. 前記1つ以上のチャネル条件を解析して、最適な時間追跡ループ利得または最適な周波数追跡ループ利得を決定するための命令をさらに含む請求項17記載の通信装置。
  25. 前記時間追跡ループを調節して、レイクタイミング変動を緩和するための、または、前記周波数追跡ループを調節して、チャネルインパルス応答(CIR)を最適化するための命令をさらに含む請求項17記載の通信装置。
  26. 通信装置において、
    1つ以上のチャネル条件を決定する手段と、
    低いジオメトリのチャネル条件にしたがっている、ワイヤレス受信機におけるタイミングジッタの第1の標準偏差と周波数追跡ループまたは時間追跡ループの第1の時定数との間の第1の規定された関係、または、高いジオメトリのチャネル条件にしたがっている、タイミングジッタの第2の標準偏差と周波数追跡ループまたは時間追跡ループの第2の時定数との間の第2の規定された関係、のうちの1つとループ利得選択基準とに基づいて、前記ワイヤレス受信機における周波数追跡ループ利得または時間追跡ループ利得とチャネル条件との間の関係を決定する手段と、
    前記決定した、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得とチャネル条件との間の関係、および、前記1つ以上のチャネル条件に基づいて、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を選択する手段とを具備し、
    前記周波数追跡ループ利得および前記時間追跡ループ利得のそれぞれは、2の整数乗であり、前記周波数追跡ループ利得は、前記時間追跡ループ利得よりも1/4倍低く設定されている通信装置。
  27. 前記1つ以上のチャネル条件は、パイロットチップのエネルギー対総受信エネルギーパラメータ(Ecp/Io)、信号対ノイズ比(SNR)、または、パイロットエネルギー対ノイズプラス干渉比(Ecp/Nt)に部分的に基づいている請求項26記載の通信装置。
  28. 前記低いジオメトリのチャネル条件にしたがっている第1の時定数、または、前記高いジオメトリのチャネル条件にしたがっている第2の時定数のうちの少なくとも1つを外挿または内挿して、前記ワイヤレス受信機の動作ジオメトリをカバーする少なくとも1つの対応する時定数を取得する手段をさらに具備する請求項26記載の通信装置。
  29. 前記低いジオメトリのチャネル条件または前記高いジオメトリのチャネル条件のうちの少なくとも1つにしたがっている、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を外挿または内挿して、前記ワイヤレス受信機の動作ジオメトリをカバーする対応するループ利得を取得する手段をさらに具備する請求項26記載の通信装置。
  30. 適応ステップ制御のためのコードを含むコンピュータ読取可能記憶媒体において、
    前記コードは、
    コンピュータに、1つ以上のチャネル条件を処理させるためのコードと、
    前記コンピュータに、低いジオメトリのチャネル条件にしたがっている、ワイヤレス受信機におけるタイミングジッタの第1の標準偏差と周波数追跡ループまたは時間追跡ループの第1の時定数との間の第1の規定された関係、または、高いジオメトリのチャネル条件にしたがっている、タイミングジッタの第2の標準偏差と周波数追跡ループまたは時間追跡ループの第2の時定数との間の第2の規定された関係、のうちの1つとループ利得選択基準とに基づいて、前記ワイヤレス受信機における周波数追跡ループ利得または時間追跡ループ利得とチャネル条件との間の関係を決定させるためのコードと、
    前記コンピュータに、前記決定させた、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得とチャネル条件との間の関係、および、前記1つ以上のチャネル条件に基づいて、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を調整させるためのコードとを含み、
    前記周波数追跡ループ利得および前記時間追跡ループ利得のそれぞれは、2の整数乗であり、前記周波数追跡ループ利得は、前記時間追跡ループ利得よりも1/4倍低く設定されているコンピュータ読取可能記憶媒体。
  31. 前記1つ以上のチャネル条件は、パイロットチップのエネルギー対総受信エネルギーパラメータ(Ecp/Io)、信号対ノイズ比(SNR)、または、パイロットエネルギー対ノイズプラス干渉比(Ecp/Nt)に部分的に基づいている請求項30記載のコンピュータ読取可能記憶媒体。
  32. 通信装置において、
    ワイヤレス通信からの1つ以上のチャネル条件を決定する復調器コンポーネントと、
    前記1つ以上のチャネル条件にしたがって、時間追跡パラメータまたは周波数エラーパラメータを解析するフィンガーコンポーネントと、
    低いジオメトリのチャネル条件にしたがっている、ワイヤレス受信機におけるタイミングジッタの第1の標準偏差と周波数追跡ループまたは時間追跡ループの第1の時定数との間の第1の規定された関係、または、高いジオメトリのチャネル条件にしたがっている、タイミングジッタの第2の標準偏差と周波数追跡ループまたは時間追跡ループの第2の時定数との間の第2の規定された関係、のうちの1つとループ利得選択基準とに基づいて、前記ワイヤレス受信機における周波数追跡ループ利得または時間追跡ループ利得とチャネル条件との間の関係を決定し、前記決定した、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得とチャネル条件との間の関係、および、前記1つ以上のチャネル条件に基づいて、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を自動的に調節する共通パイロットプロセッサとを具備し、
    前記周波数追跡ループ利得および前記時間追跡ループ利得のそれぞれは、2の整数乗であり、前記周波数追跡ループ利得は、前記時間追跡ループ利得よりも1/4倍低く設定されている通信装置。
  33. 前記共通パイロットプロセッサは、モデムデジタル信号プロセッサ(MDSP)に動作可能に結合され、前記MDSPは、復調、チャネル品質推定、または、フィンガー管理を可能にする請求項32記載の通信装置。
  34. 前記ワイヤレス受信機における前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を前記共通パイロットプロセッサとともに調節するサーチャーコンポーネントをさらに具備する請求項32記載の通信装置。
  35. 無線周波数(RF)プロセッサ、低ノイズ増幅器、自動化利得制御、送信機コンポーネント、または、前記ワイヤレス受信機における前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を調節する汎用プロセッサをさらに具備する請求項32記載の通信装置。
  36. 前記共通パイロットプロセッサは、前記低いジオメトリのチャネル条件にしたがっている第1の時定数、または、前記高いジオメトリのチャネル条件にしたがっている第2の時定数のうちの少なくとも1つを外挿または内挿して、前記ワイヤレス受信機の動作ジオメトリをカバーする少なくとも1つの対応する時定数を取得するように構成されている請求項32記載の通信装置。
  37. 前記共通パイロットプロセッサは、前記低いジオメトリのチャネル条件または前記高いジオメトリのチャネル条件のうちの少なくとも1つにしたがっている、前記周波数追跡ループ利得または前記時間追跡ループ利得を外挿または内挿して、前記ワイヤレス受信機の動作ジオメトリをカバーする対応するループ利得を取得するように構成されている請求項32記載の通信装置。
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