JP6099789B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関し、より詳細には、画像データの印刷前にプレビュー表示する機能を備えた画像形成装置に関する。
従来、自動原稿搬送装置にセットされた複数枚の原稿を連続的に搬送して読み取ることが可能な画像形成装置が知られている。この画像形成装置としては、スキャナ機能、コピー機能、プリント機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を備えたデジタル複合機が主流になっており、ネックワークにも接続されるようになって、ますます機能の複合化が図られている。
上記の画像形成装置では、例えば、片面原稿の表裏が間違えてセットされた場合や、白紙ページが混ざってセットされた場合には、白紙の印刷や送信等がなされてしまう。そして、複数部数を印刷する場合には、各部共に白紙印刷が含まれてしまい、用紙が無駄になる。このような用紙の無駄をなくすために、例えば、試し印刷機能や、プレビュー表示機能などの技術が種々提案されている。
例えば、特許文献1には、試し印刷機能を備えたプリンタシステムが記載されている。このプリンタシステムは、画像データを複数部数印刷する場合に、1部目を印刷後に一旦停止し、印刷画像についてユーザに確認を促し、ユーザによる確認入力がなされると、残りの部数の印刷を続行するように構成されている。
また、特許文献2には、原稿を読み取った画像データに対して1部目を印刷すると共に、プレビュー表示してデータの編集/修正を行い、新たな印刷設定で印刷出力する複写機が記載されている。
また、特許文献3には、原稿を読み取った画像データの中に白紙を検出した場合、画像データをプレビュー表示して、ユーザに画像データの内容を確認させる画像形成装置が記載されている。
特開2003−76515号公報 特開2004−15475号公報 特開2010−16770号公報
上記の特許文献1,2に記載された発明によれば、印刷前に画像データがプレビュー表示されたか否かに係らず、画像データの1部目を印刷した後に一旦停止し、その内容についてユーザが確認することで、印刷ミスを少なくし、用紙の無駄を減らすことができる。しかしながら、印刷前に画像データがプレビュー表示されていれば、その内容はユーザが確認したものであるため、再確認の必要性は低いと考えられる。つまり、印刷前にプレビュー表示されている場合、1部目の印刷後に一旦停止させ、ユーザに内容を再確認させることは、効率的な印刷処理の妨げとなる。
また、特許文献3に記載された発明は、読み取った原稿画像の出力処理をする前に、読み取った原稿画像の中に白紙があると判定した場合、プレビュー表示させて、ユーザに読み込み内容を確認させるものである。これにより特許文献1,2と同様に印刷ミスを少なくし、用紙の無駄を減らすことができる。しかしながらこの場合も、印刷前にプレビュー表示されていれば、ユーザがその内容を確認しているため、白紙判定を行う必要性は低いと考えられるが、特許文献3に記載された発明では、印刷前にプレビュー表示されたか否かに係らず常に白紙判定が実行されてしまう。
ここで、複数部数の印刷を行う際に、用紙の無駄を減らし且つ印刷処理を効率的に行うために、印刷前にプレビュー表示されたか否かに応じて印刷出力を切り替えることが考えられる。すなわち、印刷前にプレビュー表示されている場合には、ユーザにより確認済みと考えられるため、画像データを複数部数全て印刷出力し、また、プレビュー表示されていない場合には、画像データに対する白紙判定の結果に基づき印刷を制限することが考えられる。
これにより、印刷前にプレビュー表示して確認したにも係らず、1部目の印刷後に再度確認のためにプレビュー表示する、あるいは、白紙判定を行うなどの無駄な処理を行わなくてすみ、印刷処理を効率的に行うことができ、さらには、印刷ミスを少なくし、用紙の無駄を減らすことができる。しかしながら、上述の特許文献1〜3はいずれもこのような考え方を開示するものではないため、用紙の無駄を減らし且つ印刷処理を効率的に行うことはできない。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、画像データを複数部数印刷する際に、印刷ミスを少なくし、用紙の無駄を減らすと共に、印刷処理を効率的に行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、画像データを複数部数印刷する印刷部と、前記画像データに白紙ページが含まれるか否かを判定する白紙判定部とを備えた画像形成装置であって、前記白紙判定部により白紙ページが含まれることが判定された場合、確認メッセージを表示する表示部を備え、前記白紙判定部により白紙ページが含まれていると判定された場合、前記印刷部は、前記画像データを1部のみ印刷し、2部目以降の印刷を中止することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記表示部は、前記画像データの印刷物の確認をユーザに促すための前記確認メッセージを表示することを特徴としたものである。
の技術手段は、第または第の技術手段において、前記画像データの印刷が中止された場合、前記表示部は、前記印刷が中止された画像データをプレビュー表示すると共に、該プレビュー表示の確認をユーザに促すための前記確認メッセージを表示することを特徴としたものである。
の技術手段は、第1〜第のいずれか1の技術手段において、印刷前に前記画像データをプレビュー表示するかどうかを判断するプレビュー表示判断部をさらに備え、前記プレビュー表示判断部により前記印刷前に前記画像データをプレビュー表示しないことが判断された場合において、前記白紙判定部により白紙ページが含まれているか否かを判定することを特徴としたものである。
の技術手段は、第の技術手段において、前記プレビュー表示判断部により前記印刷前に前記画像データをプレビュー表示することが判断された場合、前記印刷部は、前記画像データを複数部数全て印刷することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、画像データを複数部数印刷する印刷部と、前記画像データに白紙ページが含まれるか否かを判定する白紙判定部とを備えた画像形成装置であって、印刷前に前記画像データをプレビュー表示するかどうかを判断するプレビュー表示判断部と、前記白紙判定部により白紙ページが含まれることが判定された場合、確認メッセージを表示する表示部を備え、前記プレビュー表示判断部により前記印刷前に前記画像データをプレビュー表示しないことが判断された場合において、前記白紙判定部により白紙ページが含まれるか否かを判定することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第6の技術手段において、前記表示部は、前記画像データの印刷物の確認をユーザに促すための前記確認メッセージを表示することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第6または第7の技術手段において、前記白紙判定部により白紙ページが含まれていると判定された場合、前記印刷部は、前記画像データの印刷を中止することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第6〜第8のいずれか1の技術手段において、前記白紙判定部により白紙ページが含まれていると判定された場合、前記印刷部は、前記画像データを1部のみ印刷し、2部目以降の印刷を中止することを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第8または第9の技術手段において、前記画像データの印刷が中止された場合、前記表示部は、前記印刷が中止された画像データをプレビュー表示すると共に、該プレビュー表示の確認をユーザに促すための前記確認メッセージを表示することを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第6〜第10のいずれか1の技術手段において、前記プレビュー表示判断部により前記印刷前に前記画像データをプレビュー表示することが判断された場合、前記印刷部は、前記画像データを複数部数全て印刷することを特徴としたものである。
本発明によれば、印刷前にプレビュー表示されている場合には、画像データを複数部数全て印刷出力し、また、印刷前にプレビュー表示されていない場合には、画像データに対する白紙判定の結果に基づき画像データの印刷を制限(例えば、1部のみ印刷など)することができるため、画像データを複数部数印刷する際に、印刷ミスを少なくし、用紙の無駄を減らすと共に、印刷処理を効率的に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例としてのデジタル複合機を用いて構築される画像処理システムの構成例を示す模式図である。 図1のデジタル複合機の構成例を示す概略ブロック図である。 図2に示した操作パネルの外観の一例を示す図である。 表示部に表示されるプレビュー画面の一例を示す図である。 デジタル複合機がコピーモードの場合にデジタル複合機側でプレビュー表示を行う第1の形態の処理例について説明するためのフロー図である。 画像データの印刷物の確認をユーザに促すためのメッセージの表示画面の一例を示す図である。 デジタル複合機がプリントモードの場合にPC側でプレビュー表示を行う第2の形態の処理例について説明するためのフロー図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の画像形成装置に係る好適な一実施形態について説明する。以下、本発明の画像形成装置をプリント機能、コピー機能、ファクシミリ送受信機能、ファイリング機能等を有するデジタル複合機に適用して説明する。
<画像処理システムの構成例>
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例としてのデジタル複合機を用いて構築される画像処理システムの構成例を示す模式図である。図1において、画像処理システムは、デジタル複合機1、外部コンピュータ(以下、単にPCという)2,3、インターネットファクシミリ装置(インターネットFAX装置)4、ファクシミリ装置5から構成されている。これらのPC2,3、インターネットFAX装置4、ファクシミリ装置5は、必要に応じた台数の装置が接続される。
デジタル複合機1は、本発明の画像形成装置に係る実施形態の1つであり、プリント機能、コピー機能の他に、画像データをファックスで送受信する機能(ファクシミリ機能)および/または画像データをインターネットFAXで送受信する機能(インターネットFAX機能)および/または画像データのファイリング機能を有する。このデジタル複合機1には、通信網を介して各種の外部機器が接続される。
例えば、ローカルな通信網として敷設されている通信ネットワークLNには、PC2が接続されおり、図示しないゲートウェイ等を介して接続されているインターネット網INにはPC3およびインターネットFAX装置4が接続される。また、デジタル複合機1には、公衆電話回線網PNを介して外部のファクシミリ装置5が接続される。
<画像形成装置の構成例>
次に、デジタル複合機1の機能とその構成例および動作例について説明する。図2は、図1のデジタル複合機1の構成例を示す概略ブロック図である。
図2において、デジタル複合機1は、操作パネル10、パネル制御部11、印刷部12、読取部13、白紙判定部14、画像記憶部15、画像処理部16、符号化/復号部17、メイン制御部18、制御用メモリ19、フォーマット変換部20、LAN(Local Area Network)制御部21、制御用バッファ22、網制御部(NCU:Network Control Unit)23、モデム24、およびUSB(Universal Serial Bus)インターフェース(I/F)25を備えている。
メイン制御部18は、CPU(Central Processing Unit)またはDSP(Digital Signal Processor)などで構成される。制御用メモリ19は、ROM(Read Only Memory)やEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等の不揮発性メモリなどで構成される。制御用メモリ19内には、メイン制御部18から読み出し可能なように、制御プログラム(ファームウェア)と各種設定データとが格納されている。このうち少なくとも各種設定データは書き換え可能なメモリに格納されている。また、これらの制御プログラムや各種設定データは、画像記憶部15に記憶してもよい。また、制御用バッファ22は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリで構成される。
上述の制御プログラムは、後述のプレビュー画像の生成や表示に係る命令をはじめ、ファクシミリ画像や電子メール等の生成・送信・受信等に係る命令、原稿画像の読み取りに係る命令、印刷に係る命令、原稿画像の読み取りおよび印刷(コピー)に係る命令などを、メイン制御部18が他の部位に対して行うためのものである。この制御プログラムは、メイン制御部18により、制御用バッファ22上に展開され、制御用バッファ22を一時保存(作業)用のデータ領域として、各種設定データを適宜参照しながら実行される。
読取部13は、CCD(Charge Coupled Device)を利用したスキャナで、原稿画像を所定の解像度のRGB(R:赤、G:緑、B:青)のビットマップ画像として読み取り、読み取ったRGBの画像データ(ドットイメージデータ)を画像処理部16に出力する。画像処理部16は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などで構成され、対象となる画像データに対して様々な画像処理を施す。上述のASICには符号化/復号部17等の他の部位を組み込んでも構わない。この画像処理部16では、プレビュー表示や線図形の追記処理も行われる。
画像記憶部15は、ハードディスク等で構成され、読取部13で読み取った画像データや、その後の画像処理部16での処理結果の画像データや、LAN制御部21や網制御部23等を介して外部から受信した画像データなどを記憶する。画像記憶部15に画像データを記憶する際には、符号化/復号部17で符号化したデータを記憶することもできる。また、画像記憶部15は、画像処理部16での画像処理中に発生する中間データの一時的な保存も行ってよい。
符号化/復号部17は、画像データを符号化により圧縮したり、符号化画像データを元の画像データに復号(伸張)する。例えば、符号化/復号部17は原稿を読み取った画像データの符号化、その符号化データの復号、外部から受信した符号化画像データの復号などを行う。符号化/復号部17では、ファイリングで一般的に使用されているJPEG(Joint Photographic Experts Group)や、ファクシミリ通信で一般に使用されているMH(Modified Huffman)、MR(Modified READ)、およびMMR(Modified Modified READ)など、用途に応じた符号化方式を用いることができる。また、符号化方式として、I
Pファクシミリ通信ではMHを採用することができ、インターネットファクシミリ通信ではMH、MR、MMRの他にJPEGやJBIG(Joint Bi-level Image Experts Group)を採用することができる。
フォーマット変換部20は、読み取られた画像データや、外部から受信した画像データを、例えば、PDF(Portable Document Format)、GIF(Graphics Interchange Format)、TIFF(Tag Image File Format)等のファイルフォーマットに変換する。
印刷部12は、電子写真方式やインクジェット方式などの印刷方式を採用したプリンタ装置を備え、画像記憶部15に記憶された画像データなどを、記録用紙に出力(つまり印刷)する画像形成手段として機能する。また、USB I/F25は、USBメモリ等のUSB機器に接続するためのインターフェースであり、画像記憶部15に記憶された原稿読み取り後の画像データ等をUSB機器に出力したり、USB機器から画像データを読み込んだりする。
モデム24は、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムから構成されており、公衆電話回線網PNと接続され、また網制御部23と直接的に接続されている。網制御部23は、アナログの公衆電話回線網(PSTN)との回線の閉結および開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム24を公衆電話回線網PNと接続する。このような構成により、画像記憶部15に記憶された画像データを外部へファクシミリ送信することや、公衆電話回線からファクシミリ画像データを受信して、画像記憶部15に記憶したり印刷部12で直接印刷したりすることが可能となる。
LAN制御部21は、通信ネットワークLNと接続され、インターネット経由による電子メールデータの通信およびインターネットFAXの通信を行う。また、PC2はLAN制御部21を介してデジタル複合機1と接続されている。そして、PC2にはデジタル複合機1を制御するためのプリンタドライバ2aがインストールされており、所定のアプリケーションソフトで作成した画像データをデジタル複合機1に送信し、デジタル複合機1により印刷出力させることができる。
操作パネル10は、後述の図3に示すように、タッチパネルが一体的に設けられた表示部と、操作するために必要なキー群を備えたキー操作部とからなる。パネル制御部11は、表示部の表示制御や、タッチパネルによる操作受付制御を行う。表示部(タッチパネル)またはキー操作部は、原稿の読み取り処理、画像データ送信、印刷、ファイリング等の処理の中から所望の処理を選択するための操作、その処理を開始するための操作、各処理を実行する際に必要となる設定を行うための操作(選択操作または入力操作)などを受け付ける操作入力部である。
操作パネル10の表示部には、現在の動作状態や設定情報などが表示される。この表示は、GUI(Graphical User Interface)画像を表示させるように、パネル制御部11が制御することで実現される。GUIにより、ユーザ操作に応じてその表示および操作受付位置を変更することができる。各GUIおよびその画像は、パネル制御部11の内部メモリまたは制御用メモリ19に、読み出し可能に格納しておけばよい。また、表示部としては、液晶ディスプレイや有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどを用いた様々な表示装置を採用することができる。
タッチパネルで受けたユーザ操作は、パネル制御部11で解釈され、操作信号としてメイン制御部18に伝送される。また、キー操作部で受けたユーザ操作は、キー操作部自身で解釈され、操作信号としてメイン制御部18に伝送される。メイン制御部18は、このようにして得た操作信号に応じた命令を他の部位に発することで、ユーザ操作に応じた処理を他の部位に実行させる。
図3は、図2に示した操作パネル10の外観の一例を示す図である。操作パネル10は、各種ハードウェアキーを備えるキー操作部101と、液晶ディスプレイおよびタッチパネルからなる表示部102とにより構成される。キー操作部101は、ハードウェアキーとして、数値入力のためのテンキー101a、入力した設定値をクリアするためのクリアキー101b、入力した各種設定を全解除するための全解除キー101c、コピー開始、送信開始等の指示を受け付けるスタートキー101dの他、プリント機能、イメージ送信機能、およびコピー機能を切替える機能切替キー101e,101f,101g、並びに、ユーザによるシステム設定を受付けるユーザ設定キー101hを備えている。
図3の例の場合、コピーモードに切り替えるための機能切替キー101gが選択され、表示部102にはコピーモードのときの初期画面(基本画面)が表示されている。そして、この基本画面には、印刷部数を設定するための印刷部数設定欄31と、プレビュー表示を指定するためのプレビュー確認ボタン32とが表示される。ユーザがテンキー101aから所望の数字を入力すると、入力された数字が印刷部数設定欄31に表示される。例えば、“1”、“2”と続けて入力すると、印刷部数設定欄31には“12”が表示され、印刷部数として“12”が設定される。
また、ユーザがプレビュー確認ボタン32を押下すると、プレビュー表示が設定され、印刷前に画像データがプレビュー表示される。すなわち、ユーザが所定位置に原稿をセットし、テンキー101aから印刷部数を設定し、さらに、プレビュー確認ボタン32を押下するとプレビュー表示が設定される。そして、ユーザがスタートキー101dを押下すると、読取部13により原稿の読み取りが開始され、読み取られた結果の画像データをプレビュー表示する。
図4は、表示部102に表示されるプレビュー画面の一例を示す図である。図中、33はプレビュー画像、34はコピー開始ボタン、35は後退ボタン、36は前進ボタンを示す。このプレビュー画面は、ユーザが図3のプレビュー確認ボタン32を押下してプレビュー表示を設定している場合に表示部102に表示される。ユーザが後退ボタン35/前進ボタン36を押下すると、順次プレビュー画像33が切り替わって表示される。そして、ユーザが全てのプレビュー画像33を確認後、コピー開始ボタン34を押下すると、コピーが開始され、図3の基本画面で設定した印刷部数に従ってコピーを行う。
<印刷する画像データのプレビュー表示の動作例>
原稿読み取りの結果として画像記憶部15に記憶された画像データを、印刷前に表示部102でプレビュー表示する動作(プレビュー表示動作)について具体的に説明する。デジタル複合機1は、印刷対象となった画像データについてプレビュー表示(サムネイル表示)を可能にする構成を有する。このプレビュー表示動作は、プレビュー表示を必要とするような処理を行うユーザ操作が操作パネル10で受け付けられたときに行われる。例えば、図3のプレビュー確認ボタン32により、原稿読み取り後の画像データに対して印刷実行前にプレビュー表示を行う設定になっているときなどにも、プレビュー表示動作がなされる。
メイン制御部18は、画像記憶部15、画像処理部16、符号化/復号部17、及びパネル制御部11などに指示を行い、次に説明するような処理を実行させる。なお、メイン制御部18は、例えば原稿をコピーする操作がなされたときには読取部13への指示(原稿読み取り指示)も行うことになる。
符号化/復号部17は、画像記憶部15からプレビュー対象の画像データとそれに対応する原稿判定データ及び領域分離データとを読み出して復号し、画像処理部16に渡す。画像処理部16は、復号後の画像データ(RGB画像データ)に対して各種画像処理(以下、プレビュー用画像処理という)を実行する。プレビュー用画像処理としては、例えば、画質調整処理、二色化処理、色補正処理、空間フィルタ処理、変倍処理、及び出力階調補正処理などが挙げられる。空間フィルタ処理及び出力階調補正処理は、領域分離データが示す各種領域に応じた処理となる。
ここでの画質調整処理は、印刷用画像処理での画質調整処理と同様である。色補正処理としては、表示部102の表示特性に基づいて、画質調整処理後の画像データ(RGBデータ)をR′G′B′データに変換する処理を行う。空間フィルタ処理としては、このR′G′B′データに対して強調処理や平滑化処理を行う。
変倍処理としては、空間フィルタ処理後のR′G′B′データに対し、印刷倍率に応じた画像拡大処理/画像縮小処理を施し、さらにそのR′G′B′データの画素数を表示部102の画素数(表示解像度)に変換する処理を行うと共に、操作パネル10でユーザ操作により設定されたプレビュー表示倍率に基づいて画像拡大処理や画像縮小処理を行う。プレビュー表示倍率とは、例えば2倍、4倍等の固定倍率であって、プレビュー表示時の画像の倍率である。勿論、プレビュー表示倍率はユーザ操作により得られた倍率に限らず、プレビュー表示倍率に対する操作がなかった場合にはデフォルト設定の倍率となる。
画像処理部16は、主にこのようなプレビュー表示用の変倍処理によりプレビュー表示用の画像(プレビュー画像)を生成する。画像処理部16で生成され出力階調補正処理されたR′G′B′データは、表示部102に渡される。パネル制御部11は、このR′G′B′データに対応する画像をGUI画像に組み込んで表示させる制御を、表示部102に対して行い、表示部102でこのGUI画像を表示する。
なお、ここで説明したプレビュー表示動作の対象データは、読取部13で読み取られた画像データに限ったものではなく、例えば、外部記録媒体やネットワーク接続されたPCなどから事前に転送され画像記憶部15に記憶された画像データ(画像ファイル)についても、同様に適用することができる。
本発明の主たる目的は、画像データを複数部数印刷する際に、印刷ミスを少なくし、用紙の無駄を減らすと共に、印刷処理を効率的に行えるようにすることにある。このための構成として、デジタル複合機1は、画像データを複数部数印刷する印刷部12と、画像データに白紙ページが含まれるか否かを判定する白紙判定部14とを備える。そして、印刷前に画像データがプレビュー表示された場合、印刷部12は、画像データを複数部数全て印刷し、また、印刷前に画像データがプレビュー表示されていない場合、印刷部12は、白紙判定部14による判定結果に基づいて、画像データの印刷を制限する。
なお、本発明の実施形態としては、デジタル複合機1がコピーモードの場合にデジタル複合機1側でプレビュー表示を行う第1の形態と、デジタル複合機1がプリントモードの場合にPC2側でプレビュー表示を行う第2の形態とがある。この第2の形態の場合、PC2のプリンタドライバ2aがプレビュー表示機能を備えており、これによりPC2側で画像データのプレビュー表示を行うことができる。
白紙判定部14は、読取部13で原稿を読み込み、読み込んだ結果の画像データあるいはPC2のプリンタドライバ2aから受信した画像データに白紙ページが含まれているか否かを判定する。白紙判定の方法自体は、公知技術であり、特に限定されるものではないが、この判定は、原稿の全領域で行うのではなく、原稿の左右/上下のマージン部分を省いた有効画像領域(任意に設定可能)内で行う。
ここでは、原稿の地肌色を削除し、実質的に何も書かれていない状態の原稿を「白紙」といい、白紙判定部14では、例えば、次の状態の画像データを白紙であると判定する。
(1)実質的に何も書かれていない状態の原稿を読み取ったときの画像データ。
(2)スキャナの読取面にゴミや汚れが付着した状態で、(1)の原稿を読み取ったときの画像データ。
(3)ゴミや汚れが付着した(1)の原稿を読み取ったときの画像データ。
(4)(1)の原稿を読み取ったときに付加されたノイズを含む画像データ。
例えば、原稿1ページに含まれる全画素数に対して、黒の画素数が所定割合(閾値)以下のときには、白紙であると判定し、所定割合(閾値)を超えるときには、白紙でないと判定する。また、原稿がカラー画像や濃淡画像を含む場合には、例えば、原稿を読み取った画像データを2値化処理して、上記の判定を行う。
図5は、デジタル複合機1がコピーモードの場合にデジタル複合機1側でプレビュー表示を行う第1の形態の処理例について説明するためのフロー図である。本例では、図2に示したデジタル複合機1がコピーモードに設定されており、操作パネル10の表示部102にはコピーモード時の基本画面(図3)が表示されているものとする。まず、ユーザが原稿を所定位置にセットし、操作パネル10にて印刷部数(コピー部数)およびプレビュー表示の有無を設定する(ステップS1)。印刷部数およびプレビュー表示の設定方法は前述した通りであるためここでの説明は省略する。
次に、メイン制御部18は、ユーザによりスタートキー101dが押下されたか否かを判定し(ステップS2)、スタートキー101dが押下されたと判定した場合(YESの場合)、読取部13が原稿を読み込み、読み込んだ結果の画像データを画像記憶部15に保持する(ステップS3)。また、ステップS2において、スタートキー101dが押下されていないと判定した場合(NOの場合)、ステップS1に戻る。
次に、メイン制御部18は、プレビュー表示が設定されているか否かを判定し(ステップS4)、プレビュー表示が設定されていると判定した場合(YESの場合)、表示部102(図3)が画像記憶部15に保持した画像データをプレビュー表示する(ステップS5)。ここでは前述の図4に示したプレビュー画面を表示する。そして、メイン制御部18は、図4に示したプレビュー画面のコピー開始ボタン34がユーザにより押下されたか否かを判定し(ステップS6)、コピー開始ボタン34が押下されたと判定した場合(YESの場合)、印刷部12が、メイン制御部18による制御に従って、画像記憶部15に記憶した画像データのコピー処理を開始し、ステップS1で設定した印刷部数(設定部数)に従って印刷出力する(ステップS7)。また、ステップS6において、コピー開始ボタン34が押下されていないと判定した場合(NOの場合)、ステップS6で待機状態に移行する。
次に、メイン制御部18は、ステップS4において、プレビュー表示が設定されていないと判定した場合(NOの場合)、白紙判定部14が画像記憶部15に記憶された画像データに白紙ページが含まれるか否かを判定し、その判定結果をメイン制御部18に出力する(ステップS8)。メイン制御部18は、白紙判定部18からの判定結果に基づき白紙ページが有るか否かを判定し(ステップS9)、白紙ページが無いと判定した場合(NOの場合)、印刷部12が、メイン制御部18による制御に従って、画像記憶部15に記憶した画像データのコピー処理を開始し、ステップS1で設定した印刷部数(設定部数)に従って印刷出力する(ステップS10)。
また、ステップS9において、白紙ページが有ると判定した場合(YESの場合)、印刷部12が、メイン制御部18による制御に従って、画像記憶部15に記憶した画像データを1部のみ印刷し、2部目以降の印刷を中止する。なお、画像データの2部目以降の印刷が中止された場合、表示部102は、印刷部12により1部のみ印刷された画像データの印刷物の確認をユーザに促すためのメッセージを表示する(ステップS11)。この確認メッセージの一例を図6に示す。
図6は、画像データの印刷物の確認をユーザに促すためのメッセージの表示画面の一例を示す図で、図中、40は確認メッセージ、41は印刷再開ボタン、42は印刷中止ボタンを示す。このように、画像データの2部目以降の印刷が中止された場合、表示部102には、確認メッセージ40、印刷再開ボタン41、および印刷中止ボタン42が表示される。図6の例では、「白紙ページが含まれているため、2部目以降の印刷を中止します。印刷物を確認して下さい。」という確認メッセージ40が表示される。ユーザはこの確認メッセージ40に従って印刷物を確認し、印刷物の内容で問題ないと判断した場合には、印刷再開ボタン41を押下する。この印刷再開ボタン41が押下された場合、2部目以降の印刷が再開される。また、印刷物の内容に問題があると判断した場合には、印刷中止ボタン42を押下する。この印刷中止ボタン42が押下された場合、2部目以降の印刷は中止され、ユーザは白紙原稿を除去するなどの対応を取り、コピー処理をやり直す。
また、別の例として、白紙判定部14により白紙ページが含まれていると判定された場合、印刷部12は、メイン制御部18による制御に従って、画像データの印刷を中止するようにしてもよい。画像データの印刷が中止された場合、表示部102は、画像データのプレビュー表示と共に、プレビュー表示の確認をユーザに促すためのメッセージを表示する。例えば、「白紙ページが含まれているため、印刷を中止します。プレビュー表示を確認して下さい。」という確認メッセージを表示する。この例では、白紙ページがあった場合に印刷物が出力されず、プレビュー表示により画像データの内容を確認することができる。つまり、白紙ページを含む画像データが印刷出力されることがないため、より印刷ミスを少なくし、用紙の無駄を減らすことができる。
上記において、ユーザは確認メッセージに従ってプレビュー表示を確認し、プレビュー表示の内容で問題ないと判断した場合には、図示しない印刷開始ボタンを押下する。この印刷開始ボタンが押下された場合、画像データの印刷が開始される。また、プレビュー表示の内容に問題があると判断した場合には、図示しない印刷中止ボタンを押下する。この印刷中止ボタンが押下された場合、画像データの印刷が中止され、ユーザは白紙原稿を除去するなどの対応を取り、コピー処理をやり直す。
このように、印刷前にプレビュー表示されている場合には、画像データを複数部数全て印刷出力し、また、プレビュー表示されていない場合には、画像データに対する白紙判定の結果に基づき画像データの印刷を制限することができるため、画像データを複数部数印刷する際に、印刷ミスを少なくし、用紙の無駄を減らすと共に、印刷処理を効率的に行うことができる。
図7は、デジタル複合機1がプリントモードの場合にPC2側でプレビュー表示を行う第2の形態の処理例について説明するためのフロー図である。図1,図2に例示したように、デジタル複合機1とPC2とは通信ネットワークLNを介して接続されている。PC2は、汎用的なパーソナルコンピュータであり、デジタル複合機1を制御するためのプリンタドライバ2aがインストールされている。このプリンタドライバ2aは、PC2の画面上に各種印刷条件の設定を行うための印刷条件設定画面を表示し、ユーザはこの印刷条件設定画面から印刷部数の設定を行うことができる。また、プリンタドライバ2aはプレビュー表示機能を備えており、印刷前の画像データをプレビュー表示することができる。
図7において、画像データを印刷する際に、ユーザはPC2のプリンタドライバ2aを起動し、プリンタドライバ2aの印刷条件設定画面を表示させ、この印刷条件設定画面から印刷部数を設定する(ステップS21)。そして、プリンタドライバ2aは、画像データについてプレビュー表示を実行するか否かを判定し(ステップS22)、プレビュー表示を実行すると判定した場合(YESの場合)、画像データをプレビュー表示する(ステップS23)。また、ステップS22において、プレビュー表示を実行しないと判定した場合(NOの場合)、ステップS24に移行する。なお、プレビュー表示の実行の有無は、例えば、プリンタドライバ2aの印刷条件設定画面にプレビュー表示ボタンが表示されており、ユーザがこのプレビュー表示ボタンを選択指示したか否かで判定することができる。
次に、プリンタドライバ2aは、ユーザにより印刷条件設定画面の印刷開始キーが選択指示されたか否かを判定し(ステップS24)、印刷開始キーが選択指示されたと判定した場合(YESの場合)、PC2は、画像データと共に、プレビュー表示の有無および設定部数を含む印刷設定情報をデジタル複合機1に送信する(ステップS25)。また、ステップS24において、印刷開始キーが選択指示されないと判定した場合(NOの場合)、ステップS24で待機状態に移行する。
デジタル複合機1は、PC2から、画像データと印刷設定情報を受信する(ステップS26)。ここで、受信した画像データは画像記憶部15に一時的に記憶される。そして、メイン制御部18は、PC2からの印刷設定情報に基づいて、画像データがPC2でプレビュー表示されたか否かを判定し(ステップS27)、PC2でプレビュー表示されたと判定した場合(YESの場合)、印刷部12が、メイン制御部18による制御に従って、画像記憶部15に記憶した画像データのプリント処理を開始し、ステップS21で設定した印刷部数(設定部数)に従って印刷出力する(ステップS28)。
また、メイン制御部18は、ステップS27において、PC2でプレビュー表示されていないと判定した場合(NOの場合)、白紙判定部14が画像記憶部15に記憶された画像データに白紙ページが含まれるか否かを判定し、その判定結果をメイン制御部18に出力する(ステップS29)。メイン制御部18は、白紙判定部18からの判定結果に基づき白紙ページが有るか否かを判定し(ステップS30)、白紙ページが無いと判定した場合(NOの場合)、印刷部12が、メイン制御部18による制御に従って、画像記憶部15に記憶した画像データのプリント処理を開始し、ステップS21で設定した印刷部数(設定部数)に従って印刷出力する(ステップS31)。
また、ステップS30において、白紙ページが有ると判定した場合(YESの場合)、印刷部12が、メイン制御部18による制御に従って、画像記憶部15に記憶した画像データを1部のみ印刷し、2部目以降の印刷を中止する。なお、画像データの2部目以降の印刷が中止された場合、デジタル複合機1は、印刷部12により1部のみ印刷された画像データの印刷物の確認をユーザに促すためのメッセージをPC2に送信する(ステップS32)。
そして、PC2は、デジタル複合機1から受信した確認メッセージを画面上に表示する(ステップS33)。この確認メッセージは例えば図6に示したものと同様である。ユーザはこの確認メッセージ40(図6)に従って印刷物を確認し、印刷物の内容で問題ないと判断した場合には、印刷再開ボタン41を押下する。この印刷再開ボタン41が押下された場合、2部目以降の印刷が再開される。また、印刷物の内容に問題があると判断した場合には、印刷中止ボタン42を押下する。この印刷中止ボタン42が押下された場合、2部目以降の印刷は中止され、ユーザは白紙データを削除するなどの対応を取り、プリント処理をやり直す。
また、図5で説明した第1の形態と同様であるが、白紙判定部14により白紙ページが含まれていると判定された場合、印刷部12は、メイン制御部18による制御に従って、画像データの印刷を中止するようにしてもよい。画像データの印刷が中止された場合、デジタル複合機1は、画像データのプレビュー表示と共に、プレビュー表示の確認をユーザに促すためのメッセージを表示するようにPC2のプリンタドライバ2aに指示する。プリンタドライバ2aはこの指示を受けて、PC2の画面上に、画像データのプレビュー表示と共に、プレビュー表示の確認をユーザに促すためのメッセージを表示する。例えば、「白紙ページが含まれているため、印刷を中止します。プレビュー表示を確認して下さい。」という確認メッセージを表示する。この後の処理は第1の形態と同様であるためここでの説明は省略する。
1…画像形成装置(デジタル複合機)、2,3…外部コンピュータ(PC)、2a…プリンタドライバ、4…インターネットファクシミリ装置、5…ファクシミリ装置、10…操作パネル、11…パネル制御部、12…印刷部、13…読取部、14…白紙判定部、15…画像記憶部、16…画像処理部、17…符号化/復号部、18…メイン制御部、19…制御用メモリ、20…フォーマット変換部、21…LAN制御部、22…制御用バッファ、23…網制御部、24…モデム、25…USBI/F、31…印刷部数設定欄、32…プレビュー確認ボタン、33…プレビュー画像、34…コピー開始ボタン、35…後退ボタン、36…前進ボタン、40…確認メッセージ、41…印刷再開ボタン、42…印刷中止ボタン、101…キー操作部、101a…テンキー、101b…クリアキー、101c…全解除キー、101d…スタートキープリント機能、101e,101f,101g…機能切替キー、101h…ユーザ設定キー、102…表示部。

Claims (11)

  1. 画像データを複数部数印刷する印刷部と、前記画像データに白紙ページが含まれるか否かを判定する白紙判定部とを備えた画像形成装置であって、
    前記白紙判定部により白紙ページが含まれることが判定された場合、確認メッセージを表示する表示部を備え、
    前記白紙判定部により白紙ページが含まれることが判定された場合、前記印刷部は、前記画像データを1部のみ印刷し、2部目以降の印刷を中止することを特徴とする、画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記表示部は、前記画像データの印刷物の確認をユーザに促すための前記確認メッセージを表示することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項またはに記載の画像形成装置において、前記画像データの印刷が中止された場合、前記表示部は、前記印刷が中止された画像データをプレビュー表示すると共に、該プレビュー表示の確認をユーザに促すための前記確認メッセージを表示することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に画像形成装置において、
    印刷前に前記画像データをプレビュー表示するかどうかを判断するプレビュー表示判断部をさらに備え、
    前記プレビュー表示判断部により前記印刷前に前記画像データをプレビュー表示しないことが判断された場合において、前記白紙判定部により白紙ページが含まれるか否かを判定することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記請求項に記載の画像形成装置において、
    前記プレビュー表示判断部により前記印刷前に前記画像データをプレビュー表示することが判断された場合、前記印刷部は、前記画像データを複数部数全て印刷することを特徴とする画像形成装置。
  6. 画像データを複数部数印刷する印刷部と、前記画像データに白紙ページが含まれるか否かを判定する白紙判定部とを備えた画像形成装置であって、
    印刷前に前記画像データをプレビュー表示するかどうかを判断するプレビュー表示判断部と、
    前記白紙判定部により白紙ページが含まれることが判定された場合、確認メッセージを表示する表示部を備え、
    前記プレビュー表示判断部により前記印刷前に前記画像データをプレビュー表示しないことが判断された場合において、前記白紙判定部により白紙ページが含まれるか否かを判定することを特徴とする、画像形成装置。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置において、前記表示部は、前記画像データの印刷物の確認をユーザに促すための前記確認メッセージを表示することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項6または7に記載の画像形成装置において、前記白紙判定部により白紙ページが含まれていると判定された場合、前記印刷部は、前記画像データの印刷を中止することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項6〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記白紙判定部により白紙ページが含まれていると判定された場合、前記印刷部は、前記画像データを1部のみ印刷し、2部目以降の印刷を中止することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項8または9に記載の画像形成装置において、前記画像データの印刷が中止された場合、前記表示部は、前記印刷が中止された画像データをプレビュー表示すると共に、該プレビュー表示の確認をユーザに促すための前記確認メッセージを表示することを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記請求項8ないし10のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記プレビュー表示判断部により前記印刷前に前記画像データをプレビュー表示することが判断された場合、前記印刷部は、前記画像データを複数部数全て印刷することを特徴とする画像形成装置。
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