JP6099412B2 - スイッチ装置、通信システムおよび転送制御方法 - Google Patents

スイッチ装置、通信システムおよび転送制御方法 Download PDF

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本発明は、スイッチ装置、通信システムおよび転送制御方法に関する。
従来の高信頼化ネットワークにおけるパケット制御技術として、例えば、下記特許文献1に記載の技術がある。従来の高信頼化ネットワークでは、例えば、下記特許文献1に記載されているように、送信側スイッチ装置と受信側スイッチ装置とこれらを繋ぐ複数経路のレイヤ2転送網とで構成されている。送信側スイッチ装置は、送信するパケットに対して、(1)送信側スイッチ装置の装置ID(Identifier)、(2)送信パケットの連続性を示すシーケンス番号、(3)送信側スイッチ装置のステータス情報を含む独自の同報制御タグを付与した上で、送信側スイッチ装置に接続された複数のレイヤ2転送網に対してコピー(同報)送信する。レイヤ2通信網を挟んで対向する受信側スイッチ装置では、パケットが到着する度にパケットに付帯する同報制御タグの内容を参照し、シーケンス番号の大小を比較することで、そのパケットが未受信であれば通過させ、既受信であれば廃棄する処理を行う。
以上の処理により、複数のレイヤ2転送網の内の1つのレイヤ2転送網に障害が発生し、パケットが途切れた場合であっても、他のレイヤ2通信網が残っていれば、無瞬断で通信の継続が可能となる。
特開2006−324792号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、受信側スイッチ装置は、シーケンス番号の大小比較によりパケット抜けを判断している。このため、レイヤ2通信網における障害発生の状況によっては、受信側スイッチ装置が本来廃棄すべきでないパケットを廃棄し、高信頼性通信を実現できない可能性があるという問題がある。例えば、2つの系統のレイヤ2転送網に受信側スイッチ装置が接続され、2つのレイヤ2転送網における転送遅延量に差がある状態であって、遅延の少ない方の経路上で何かしらの障害が発生して遅延の少ない方の経路で送信されたシーケンス番号に抜けが発生する。かつその障害が一時的なものであり、障害の発生したレイヤ2転送網が障害から復帰するまでに上記の抜けが発生したシーケンス番号のパケットを遅延の大きい方のレイヤ2転送網から受信していない場合、当該シーケンス番号のパケットは受信側スイッチ装置において廃棄される。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、系統により転送遅延量が異なり、遅延の少ない系統のパケット受信に一時的な中断があっても、高信頼性通信を実現することができるスイッチ装置、通信システムおよび転送制御方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、送信側のスイッチ装置において当該スイッチ装置の固有の認識番号とシーケンス番号とを付与された後に複製されて複数の転送経路によりそれぞれ転送されたフレームデータを受信する受信側のスイッチ装置であって、前記複数の転送経路のうちの1つの転送経路を先行系として選択し、前記先行系の前記転送経路から受信したフレームデータを出力し、前記先行系以外の前記複数の転送経路から受信したフレームデータを所定の固定遅延量だけ遅延させて出力する遅延挿入部と、前記遅延挿入部から出力される前記フレームデータに付帯するシーケンス番号と保持している前回受信のシーケンス番号との差に基づいて該フレームデータが未受信であるか否かを判断し、未受信のものであればこれを通過させ、既受信のものであればこれを廃棄する選択処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、系統により転送遅延量が異なり、遅延の少ない系統のパケット受信に一時的な中断があっても、高信頼性通信を実現することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1の通信システムの構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1の片系遅延挿入部の構成例を示す図である。 図3は、定常状態における本実施の形態1の同報切替装置のパケット選択の一例を示す図である。 図4は、固定遅延を挿入しない従来の同報切替装置におけるパケットの選択抜けの例を示す図である。 図5は、実施の形態1の先行系・遅延系の切り替え契機の一覧を示す図である。 図6は、実施の形態1の先行系・遅延系の切り替え発生の具体例を示す図である。 図7は、先行系と遅延系の切り替えが発生した際の、入力パケットおよび出力パケットの取捨選択、連続性を示す図である。 図8は、遅延が少ない系統が障害発生後にすぐに復帰することにより、遅延が少ない系統にパケットロスが生じる例を示す図である。 図9は、パケット到着間隔が広い場合の先行系・遅延系の切り替え例を示す図である。 図10は、実施の形態2の通信システムの構成例を示す図である。 図11は、実施の形態2の片系遅延挿入部の構成例を示す図である。
以下に、本発明にかかるスイッチ装置、通信システムおよび転送制御方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる通信システムの実施の形態1の構成例を示す図である。図1に示すように、本実施の形態の通信システムは、同報切替装置(スイッチ装置)1−1〜1−Mと、0系レイヤ2転送網2−1と、1系レイヤ2転送網2−2とを備える。図1に示すように、同報切替装置1−1〜1−Mは、0系レイヤ2転送網2−1と1系レイヤ2転送網2−2に接続している。図1に示した通信システムは、図示しない例えば送信端末装置および受信端末装置間との間に設けられ、送信端末装置から受信したパケット(フレームデータ)受信端末装置に転送する。
図1では、同報切替装置1−1については送信部の構成を示し、同報切替装置1−Mについては受信部の構成を示している。同報切替装置1−1〜1−Mは、一般には、パケットの送信処理を行う送信部と、パケットの受信処理を行う送信部との両方を備える。すなわち、同報切替装置1−1も同報切替装置1−Mと同様の受信部を備え、同報切替装置1−Mも同報切替装置1−1と同様の送信部を備え、同報切替装置1−2〜1−(M−1)は同報切替装置1−1,同報切替装置1−Mと同様の構成を有する。
同報切替装置1−1は、レイヤ2スイッチ処置部11、タグ挿入部12、コピー部13、シーケンス番号生成部14、送信元ID保持部15を備える。タグ挿入部12、コピー部13、シーケンス番号生成部14および送信元ID保持部15は、送信部を構成する。
同報切替装置1−Mは、片系遅延挿入部21、パケット選択処理部(選択処理部)22、タグ削除部23、レイヤ2スイッチ処置部24、受信間隔タイマ部25、シーケンス番号保持部26を備える。片系遅延挿入部(遅延挿入部)21、パケット選択処理部22、タグ削除部23、受信間隔タイマ部25およびシーケンス番号保持部26は、受信部を構成する。なお、レイヤ2スイッチ処置部11とレイヤ2スイッチ処置部24は同一の構成要素を示す。
図2は、本実施の形態の片系遅延挿入部21の構成例を示す図である。図2に示すように、片系遅延挿入部21は、遅延挿入用バッファ31−1、遅延挿入用バッファ31−2、バッファ読み出し制御部32、瞬断検出用固定遅延カウント部(遅延検出部)33−1,33−2を備える。
次に本実施の形態の動作を説明する。ここでは、同報切替装置1−1が図示しない外部の送信端末装置等から受信したパケットを、同報切替装置1−Mへ転送する動作を例に説明する。すなわち、同報切替装置1−1が送信側のスイッチ装置として機能し、同報切替装置1−1が受信側のスイッチ装置として機能する例について説明する。
図示しない外部の送信端末装置等から、同報切替装置1−1にパケットが到着する。レイヤ2スイッチ処置部11は、到着した転送パケットのデータ内容を調べる。レイヤ2スイッチ処置部11は、このパケットが同報転送用ポートへの転送パケットであるか否かを判定し、同報転送用ポートへの転送パケットであることが判明すると、タグ挿入部12へパケットのイネーブル信号およびデータ信号(転送するパケットのデータ)を送信する。このイネーブル信号は同時にシーケンス番号生成部14へも送られる。次に、シーケンス番号生成部14は、このイネーブル信号の立ち上がりをトリガにしてシーケンス番号を1インクリメントする処理を行う。そして、シーケンス番号生成部14は、インクリメントされたシーケンス番号(SN)をタグ挿入部12に伝える。
送信元ID保持部15は、システム内で固有の認識番号を送信元IDとして保持し、タグ挿入部12へ常に出力している。タグ挿入部12は、入力されたデータ信号に基づいて送信パケットを生成し、送信パケットの所定の一部領域に、ステータスビットST(ステータス情報)、シーケンス番号および送信元IDから成るフレーム識別情報を挿入する。コピー部13は、タグ挿入部12によりフレーム識別情報が挿入された送信パケットを、同報転送ポート分だけ(ここでは0系レイヤ2転送網2−1と1系レイヤ2転送網2−2の2ポート分)をコピーし、各々のポートにこれを転送する。
以上のようにして同報切替装置1−1から転送された送信パケットを、0系レイヤ2転送網2−1,1系レイヤ2転送網2−2を経由して同報切替装置1−Mが受信する。同報切替装置1−Mの片系遅延挿入部21では、0系レイヤ2転送網2−1からのパケットは遅延挿入用バッファ31−1に、1系レイヤ2転送網2−2からのパケットは遅延挿入用バッファ31−2に、それぞれ一時的に格納される。遅延挿入用バッファ31−1,31−2は、自身にパケットが格納される(パケットが到着する)と書き込みイネーブル信号(パケットの到着ありを示す信号)をバッファ読み出し制御部32へ出力する。
バッファ読み出し制御部32は、後述する瞬断検出用固定遅延カウント部33−1,3−2からのカウンタ満了信号に従って、固定遅延を挿入しない先行系であるか固定遅延を挿入する遅延系であるかのステートを管理し、このステートに従って遅延挿入用バッファ31−1,31−2からのパケット読み出しタイミングを制御する。また、バッファ読み出し制御部32は、遅延挿入用バッファ31−1,31−2から受け取った書き込みイネーブル信号をそれぞれ瞬断検出用固定遅延カウント部33−1,33−2へ出力する。
瞬断検出用固定遅延カウント部33−1では、遅延挿入用バッファ31−1から出力された書き込みイネーブル信号を受信すると自身が保持するカウンタをクリアする。書き込みイネーブル信号が無い=パケットを受信していない場合、瞬断検出用固定遅延カウント部33−1では、動作クロック毎にカウンタをカウントアップする。瞬断検出用固定遅延カウント部33−1は、カウンタのカウント値に対する閾値を保持しており、この閾値は後述する固定遅延量とする。瞬断検出用固定遅延カウント部33−1は、カウント値が固定遅延量に至ると、バッファ読み出し制御部32に対して「0系においてパケット受信のタイムアウトが発生した」旨を通知する0系カウンタ満了信号(遅延検出信号)を出力する。すなわち、瞬断検出用固定遅延カウント部33−1は、0系レイヤ2転送網2−1において固定遅延量以上の遅延が生じたことを検出する。瞬断検出用固定遅延カウント部33−1は、0系カウンタ満了信号を出力中は、書き込みイネーブル信号が無い状態であってもカウントアップは行わない。0系カウンタ満了信号は、遅延挿入用バッファ31−1からの書き込みイネーブル信号を受信することによって、カウンタ値と同時にクリアされる。
瞬断検出用固定遅延カウント部33−2についても、遅延挿入用バッファ31−2から出力された書き込みイネーブル信号に基づいて、瞬断検出用固定遅延カウント部33−1と同様の動作を行い、カウント値が固定遅延量に至ると、1系カウンタ満了信号をバッファ読み出し制御部32へ出力する。
本実施の形態では、バッファ読み出し制御部32が遅延挿入用バッファ31−1,31−2からの読み出しタイミングを制御することにより、0系レイヤ2転送網2−1,1系レイヤ2転送網2−2のいずれか一方から受信したパケットに対して所定量(固定遅延量)の固定遅延を挿入する。遅延挿入用バッファ31−1,31−2の必要容量、および挿入する固定遅延量は、接続する0系レイヤ2転送網2−1,1系レイヤ2転送網2−2における伝送遅延を考慮して決定する。具体的には、例えば、「固定遅延量>救済したいトラヒックにおける伝送の最大伝達遅延差」を満たす固定遅延量とする。最大伝達遅延差は、0系レイヤ2転送網2−1,1系レイヤ2転送網2−2の各経路の伝達遅延の差のうちの最大値である。
バッファ読み出し制御部32からの制御により読み出された遅延挿入用バッファ31−1,31−2から読み出されたパケットは、パケット選択処理部22へ入力される。パケット選択処理22は、受信したパケットのフレーム識別情報(送信元ID(以降、IDと略す),SN)を抽出する。そして、そのIDをシーケンス番号保持部26へ伝え、該当するIDのBSN(前シーケンス番号)を得る。また、同時にそのIDおよびパケット到着を示す信号を受信間隔タイマ部25に伝え、該当するIDの満了指示の有無を得る。シーケンス番号保持部26は、パケット選択処理部22から通知されたシーケンス番号をIDごとに前シーケンス番号として保持する。
受信間隔タイマ部25は、IDごとに、該当するIDのパケットが到着する間隔を監視している。そして、受信間隔タイマ部25は、所定の時間以上経過した後に、該当するIDが付与されているパケットが到着したとき、受信間隔タイマが満了していたことを示す信号である満了指示信号を有意として出力する。前シーケンス番号と満了指示信号を得たパケット選択処理部22は、到着したパケットのシーケンス番号から前シーケンス番号を引いて両者の差分を求める。そして、例えばシーケンス番号の最大ビットが8bitである場合には、0xFFの半分の0x80より小さければ到着したパケットのシーケンス番号SNが大きいと判断してパケットを通過させ、タグ削除部23へ出力する。もし、その差が0x80より大きい場合、もしくは“0”となる場合は、到着したパケットが既に通過しているパケットであると判断して廃棄処理を行う。ただし、満了指示信号が有意であった場合は、周回遅れの新たな先頭パケットであると判断し、そのパケットを通過させる。
タグ削除部23は、送信元の同報切替装置(この場合は同報切替装置1−1)にて挿入されたフレーム識別情報を削除すると共にFCSの再計算を行い、次段のレイヤ2スイッチ処置部24へパケットを転送する。レイヤ2スイッチ処置部24は該当するポートへそのパケットの転送処理を行う。
このように、本実施の形態では、複数経路(0系レイヤ2転送網2−1,1系レイヤ2転送網2−2)の内のいずれかから受信したパケットを意図的に遅延させる(以下、遅延させた受信系を遅延系と呼ぶ)ことで、定常状態において(0系レイヤ2転送網2−1,1系レイヤ2転送網2−2のいずれにも障害が発生していない場合)、遅延させていない系(以下、この系を先行系と呼ぶ)における受信パケットのみを通過させ、遅延系にて受信したパケットを廃棄する動作を実現する。図3は、定常状態における本実施の形態の同報切替装置1−Mのパケット選択の一例を示す図である。図3では、0系レイヤ2転送網2−1を先行系とし、1系レイヤ2転送網2−2を知円形として設定している例を示している。図3に示すように、定常状態では、本実施の形態のパケット選択処理部22は、遅延系の受信パケットを廃棄し、先行系の受信パケットを選択して通過させる。
図4は、固定遅延を挿入しない従来の同報切替装置におけるパケットの選択抜けの例を示す図である。本実施の形態のパケット選択処理部22、受信間隔タイマ部25、シーケンス番号保持部26と同様のパケット選択処理部100、受信間隔タイマ部101、シーケンス番号保持部102を備える従来の受信側の同報切替装置(片系遅延挿入部21を備えない)が、0系レイヤ2転送網2−1,1系レイヤ2転送網2−2経由で同報切替装置1−1から送信されたパケットを受信したとする。1系レイヤ2転送網2−2は0系レイヤ2転送網2−1に比べ伝達遅延が大きく、かつ0系レイヤ2転送網2−1において一時的な障害が発生してその後すぐに復旧するなどにより、0系レイヤ2転送網2−1からのパケットにパケットロスが発生したとする。具体的には、例えば、シーケンス番号83〜8Eに対応するパケットが失われたとする。そして、1系レイヤ2転送網2−2の伝達遅延が大きく、0系レイヤ2転送網2−1からシーケンス番号8Fのパケットを受信した時点で、1系レイヤ2転送網2−1からのシーケンス番号83のパケットを受信していないとする。この場合、パケット選択処理部100は、上記のパケット選択処理部22と同様に、シーケンス番号の大小により、パケットの廃棄/選択を判定するため、シーケンス番号83〜8Eに対応するパケットは、1系レイヤ2転送網2−2から受信するにもかかわらず通過させるパケットとして選択されず廃棄されてしまう。
これに対し、本実施の形態では、複数経路の内のいずれかから受信したパケットを意図的に遅延させるとともに、予め定めた条件を満たした場合には、先行系と遅延系を切り替えることにより、上記のようなパケットの選択もれを防ぐ。具体的には、本実施の形態の同報切替装置1−Mでは、1系レイヤ2転送網2−2の伝達遅延が大きく、0系レイヤ2転送網2−1のうち、先行系として設定されている系で一定時間以上パケットが到着せずに瞬断検出用固定遅延カウント部33−1,33−2のカウンタが満了した時点で、遅延系として設定されている系では瞬断検出用固定遅延カウント部33−1,33−2のカウンタの満了を検出していなければ、先行系を遅延系へ、遅延系を先行系へと切り替わる。
図5は、本実施の形態の先行系・遅延系の切り替え契機の一覧を示す図である。図6は、本実施の形態の先行系・遅延系の切り替え発生の具体例を示す図である。図5において、0系Timeoutの列は、0系レイヤ2転送網2−1に対応する瞬断検出用固定遅延カウント部33−1においてカウンタが満了したか否かを示し、1系Timeoutの列は、1系レイヤ2転送網2−2に対応する瞬断検出用固定遅延カウント部33−2においてカウンタが満了したか否かを示し、0系状態の列は、0系(0系レイヤ2転送網2−1に対応する受信系)が先行系に設定されているか遅延系に設定されているかの状態を示し、1系状態の列は、1系(1系レイヤ2転送網2−2に対応する受信系)が先行系に設定されているか遅延系に設定されているかの状態を示す。最後の切り替え実行の列は、各行の左側に示した条件において先行系・遅延系の切り替えを実行するか否かを示している(○が切り替え実行を示し、×が切り替えを実行しないことを示す)。バッファ読み出し制御部32は、たとえば、図5に示す情報を保持しておき、瞬断検出用固定遅延カウント部33−1,33−2からのカウンタ満了信号と各系の設定状態に基づいて先行系・遅延系の切り替えを実行するか否かを判断する。
図6の左上図は、図5のNo.2の行に対応する状態を示し、図6の左中図は、図5のNo.6の行に対応する状態を示している。図6の左下図は、図5のNo.3(右側の吹き出し)とNo.2(左側の吹き出し)の状態を示している。図6の右上図は、図5の図5のNo.4の行に対応する状態を示し、図6の右中図は、図5のNo.7(右側の吹き出し)とNo.8(左側の吹き出し)の状態を示している。図6の右下図は、図5のNo.3の状態を示している。
図5に示す切り替え契機をまとめると、以下の2つの条件をいずれも満たす場合に先行系・遅延系の切り替えが実行される。
(1)先行系においてカウンタ満了信号が出力された。
(2)遅延系においてカウンタ満了信号が出力されていない。
したがって、上述の切り替え契機を用いれば、遅延系で瞬断などの障害が発生したとしても切り替え動作は発生せず、常に先行系からのパケットが選択→通過となり、パケットロスは発生しない。
次に、先行系に障害が発生した場合について説明する。図7は、先行系と遅延系の切り替えが発生した際の、入力パケットおよび出力パケットの取捨選択、連続性を示す図である。図は記載の都合上、上、中、下の3段に記載している。
図7の上段は、同報切替装置1−Mが、受信した時点でのパケットの連続性および0系と1系の経路遅延差を示している。図7では、シーケンス番号=0xFFのパケットからシーケンス番号=0x02のパケットまでは、0系,1系の両方から受信しているが、0系よりも1系の経路遅延が大きい例を示している。また、図7の例では、シーケンス番号=0x03以降については0系からのみ受信しており、1系からの受信が途絶えている。図7では、開始時点(0系からシーケンス番号=0xFFを受信した時点)では、0系が遅延系であり、1系が先行系である場合を想定している。
図7の中段は、遅延挿入用バッファ31−1,31−2からの読み出し後の、各経路上のパケットの連続性および0系と1系の経路遅延差を示している。
図7の下段は、パケット選択処理部22が、先着パケットのみを選択通過させ、後着パケットを廃棄する処理を行った後の、後段のブロックへの出力パケットの連続性を示している。また、どちらの系のどのシーケンス番号を持つパケットが廃棄されたかを示している。
図7の例では、1系が先行系であり、かつ、1系におけるシーケンス番号=0x02に続くパケット受信が無いため瞬断検出用固定遅延カウント部33−2からカウンタ満了信号が出力され(瞬断検出用固定遅延カウント部33−2のカウンタがタイムアウトし)、かつ0系においては連続的にパケットが到着しており瞬断検出用固定遅延カウント部33−1からはカウンタ満了信号が出力されていない。このため、バッファ読み出し制御部32は、1系を先行系から遅延系へ、0系を遅延系から先行系へと切り替える。上記タイミングより前では、1系が先行系のため、シーケンス番号0xFFからシーケンス番号0x02のパケットは1系より選択され、0系では廃棄される。上記タイミング以降では、0系が先行系のため、シーケンス番号0x03以降のパケットは0系から選択される。結果的に、出力としては重複・抜け無くパケットが連続性を維持可能である。
なお、図7の瞬断判断時間は、1系のパケットが到着しなくなってから瞬断検出用固定遅延カウント部33−2のカウンタが満了するまでの時間であり、切替所要時間は、切り替え実行から切り替え後の遅延系に固定遅延が挿入されるまでの所要時間(固定遅延量)である。
図8は、遅延が少ない系統が障害発生後にすぐに復帰することにより、遅延が少ない系統にパケットロスが生じる例を示す図である。遅延が少ない系統が障害発生後にすぐに復帰する場合、図3を用いて述べたように、従来の高信頼ネットワークではパケットが失われてしまうことがある。
図8の例では、1系において、シーケンス番号0x02のパケット受信の後、障害により1系においてパケットロスが発生し、シーケンス番号0x03からシーケンス番号0x09までのパケットが1系から受信できない例を示している。本実施の形態では、一度途絶えた1系から受信パケットが、シーケンス番号=0x0A以降に再開されている。固定遅延を挿入しない従来技術では、シーケンス番号=0xFFからシーケンス番号=0x08のパケットについては0系からの受信パケットが選択されるが、1系からの受信が再開されたシーケンス番号=0x0A以降については1系からの受信パケットが、先着のため選択されてしまい、結果的にシーケンス番号=0x09のパケットが選択されず連続性が維持できない。
これに対し、本実施の形態では、先行系・遅延系の切り替え前は、先行系である1系のパケットが選択され、先行系・遅延系の切り替えにより1系が遅延系となるため、1系からの受信が再開されたシーケンス番号=0x0A以降については、1系のパケットが遅延し、0系のシーケンス番号=0x09が選択される。このため、パケットの抜けは発生しない。
以上は障害発生時の動作を記載したが、本実施の形態では、切り替えの契機をタイムアウトで判断しているため、固定遅延以上にパケット間隔が広い低レートの入力である場合などにも切り替え動作は行われる。
図9は、パケット到着間隔が広い場合の先行系・遅延系の切り替え例を示す図である。図9に示すように、パケット到着間隔が広い場合、1パケット毎に瞬断検出用固定遅延カウント部33−2のカウンタが満了する。このケースにおいても、頻繁に先行系と遅延系が切り替わりはするものの、図7の場合等と同様に、パケットは全て先行系からのみ選択され、遅延系から廃棄されるため、シーケンス番号の抜けや重複は発生しない。
以上のように、本実施の形態では、受信側の同報切替装置1−Mは、0系レイヤ2転送網2−1,1系レイヤ2転送網2−2から受信したパケットをそれぞれ格納する遅延挿入用バッファ31−1,32−2を設け、0系レイヤ2転送網2−1,1系レイヤ2転送網2−2からのパケットの到着をそれぞれ監視して固定遅延量以上の伝達遅延を検出する瞬断検出用固定遅延カウント部33−1,33−2を備える。そして、同報切替装置1−Mのバッファ読み出し制御部32は、0系レイヤ2転送網2−1,1系レイヤ2転送網2−2のいずれかを遅延系とし、遅延系の受信パケットを固定遅延量だけ遅延させてパケット選択処理部22へ出力するようにした。このため、2経路上の伝送遅延に差があり、かつ遅延が少ない経路からの入力において受信が一時的に途絶え、再び受信が開始された場合に、出力パケットの連続性を維持することができ、高信頼通信を実現することができる。
実施の形態2.
図10は、本発明にかかる通信システムの実施の形態2の構成例を示す図である。本実施の形態の通信システムは、同報切替装置(スイッチ装置)1a−1〜1a−Mと、N(Nは3以上の整数)系統のレイヤ2転送網(0系レイヤ2転送網2−1,1系レイヤ2転送網2−2,…,(N−1)系レイヤ2転送網2−N)とを備える。図1に示すように、同報切替装置1a−1〜1a−Mは、0系レイヤ2転送網2−1,1系レイヤ2転送網2−2,…,(N−1)系レイヤ2転送網2−Nに接続している。図10に示した通信システムは、図1の通信システムと同様、図示しない例えば送信端末装置および受信端末装置間との間に設けられ、送信端末装置から受信したパケット受信端末装置に転送する。
図10では、同報切替装置1a−1については送信部の構成を示し、同報切替装置1a−Mについては受信部の構成を示している。同報切替装置1a−1〜1a−Mは、一般には、パケットの送信処理を行う送信部と、パケットの受信処理を行う送信部との両方を備える。
同報切替装置1a−1の送信部は、コピー部13をコピー部13aに替える以外は、実施の形態1の同報切替装置1−1の送信部と同様である。同報切替装置1a−Mの受信部は、片系遅延挿入部21を片系遅延挿入部21aに替える以外は、実施の形態1の同報切替装置1−Mの受信部と同様である。実施の形態1と同様の機能を有する構成要素は、実施の形態1と同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図11は、本実施の形態の片系遅延挿入部21aの構成例を示す図である。図2に示すように、本実施の形態の片系遅延挿入部21aは、実施の形態の片系遅延挿入部21に対して、N系統にそれぞれ対応する遅延挿入用バッファ31−3〜31−Nおよび瞬断検出用固定遅延カウント部33−3〜33−Nを追加し、読み出し制御部32をバッファ読み出し制御部32aに替えている。
同報切替装置1a−1の送信部の動作は、コピー部13aが、コピー先のN系統分の送信パケットをコピーして、それぞれ0系レイヤ2転送網2−1,1系レイヤ2転送網2−2,…,(N−1)系レイヤ2転送網2−Nへ転送する以外は、実施の形態1の同報切替装置1−1の送信部の動作と同様である。
受信側の同報切替装置1a−Mの動作について説明する。本実施の形態では、バッファ読み出し制御部32aは、N系統から1系統を選択してこれを先行系とし、残る全ての系を遅延系として読み出し制御を行う。
本実施の形態では、基本的に、実施の形態1と同様に、受信状況および各系の状態(先行系または遅延系)に基づいて、動的に先行系と遅延系を切り替える。この際、実施の形態1と異なり、本実施の形態では、以下の全ての条件を満たす場合のみ先行系・遅延系の切り替えを実行する。
(1)先行系においてカウンタ満了信号が出力された。
(2)いずれか1つ以上の遅延系においてカウンタ満了信号が出力されていない。
上記2つの条件を満たした場合に切り替えが発生するが、N−1系統の遅延系の内、先行系へと切り替わる遅延系は、タイムアウトが発生していない遅延系の内の1つだけである。この切り替え後の遅延系の選択基準は、どのような選択基準としてもよいが、例えば、系統の番号に基づいて以下のいずれかの法則に則って決定できる。
(1)若番優先
(2)老番優先
本実施の形態では、レイヤ2転送網が3経路以上の場合に、1つの系統を先行系とし、他の系統を遅延系として、実施の形態1と同様に遅延系に固定遅延量を挿入する。そして、先行系においてカウンタ満了信号が出力してかつ1つ以上の遅延系においてカウンタ満了信号が出力されていない場合、これらのカウンタ満了信号が出力されていない系統のうちの1つを先行系に設定して、先行系・遅延系の切り替えを実行するようにした。このため、レイヤ2転送網が3経路以上の場合も、実施の形態1と同様に、複数経路上の伝送遅延があり、かつ遅延が少ない経路からの入力において受信が一時的に途絶え、再び受信が開始された場合に、出力パケットの連続性を維持することができ、高信頼通信を実現することができる。
以上のように、本発明にかかるスイッチ装置、通信システムおよび転送制御方法は、パケット転送を行う通信システムに有用であり、特に、複数の経路を用いて同一パケットを転送する通信システムに適している。
1−1〜1−M,1a−1〜1a−M 同報切替装置、2−1 0系レイヤ2転送網、2−2 1系レイヤ2転送網、2−N (N−1)系レイヤ2転送網、11,24 レイヤ2スイッチ処置部、12 タグ挿入部、13,13a コピー部、14 シーケンス番号生成部、15 送信元ID保持部、21,21a 片系遅延挿入部、22,100 パケット選択処理部、23 タグ削除部、25,101 受信間隔タイマ部、26,102 シーケンス番号保持部、31−1〜31−N 遅延挿入用バッファ、32,32a バッファ読み出し制御部、33−1〜33−N 瞬断検出用固定遅延カウント部。

Claims (8)

  1. 送信側のスイッチ装置において当該スイッチ装置の固有の認識番号とシーケンス番号とを付与された後に複製されて複数の転送経路によりそれぞれ転送されたフレームデータを受信する受信側のスイッチ装置であって、
    前記複数の転送経路のうちの1つの転送経路を先行系として選択し、前記先行系の前記転送経路から受信したフレームデータを出力し、前記先行系以外の前記複数の転送経路から受信したフレームデータを所定の固定遅延量だけ遅延させて出力する遅延挿入部と、
    前記遅延挿入部から出力される前記フレームデータに付帯するシーケンス番号と保持している前回受信のシーケンス番号との差に基づいて該フレームデータが未受信であるか否かを判断し、未受信のものであればこれを通過させ、既受信のものであればこれを廃棄する選択処理部と、
    を備えることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記複数の転送経路を2つの転送経路とし、前記先行系以外の前記転送経路を遅延系とし、
    前記遅延挿入部は、前記転送経路ごとにフレームデータ到着を監視し、前記先行系において前記固定遅延量以上フレームデータが遅延し、かつ前記遅延系におけるフレームデータ到着の遅延が前記固定遅延量未満である場合、前記先行系として設定されていた転送経路を遅延系とし前記遅延系として設定されていた転送経路を先行系とする切り替えを実行することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記複数の転送経路を3つ以上の転送経路とし、前記先行系以外の前記転送経路を遅延系とし、
    前記遅延挿入部は、前記転送経路ごとにフレームデータ到着を監視し、前記先行系において前記固定遅延量以上フレームデータが遅延し、かつ前記遅延系のうちフレームデータ到着の遅延が前記固定遅延量未満である転送経路が1つ以上ある場合、前記固定遅延量未満である前記遅延系のうちの1つの転送経路を先行系とし前記先行系として設定されていた転送経路を遅延系とする切り替えを実行することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  4. 前記遅延挿入部は、前記先行系として設定されている転送経路から受信した前記フレームデータを遅延無く出力し、前記遅延系として設定されている転送経路から受信した前記フレームデータに前記固定遅延量を挿入して出力している状態から、前記先行系として設定されている転送経路から受信した前記フレームデータに前記固定遅延量を挿入して、前記遅延系として設定されている転送経路から受信した前記フレームデータを遅延無く出力する状態とすることにより、前記切り替えを実施することを特徴とする請求項2または3に記載のスイッチ装置。
  5. 前記遅延挿入部は、
    前記転送経路から受信した前記フレームデータを格納する遅延挿入用バッファと、
    前記転送経路から前記遅延挿入用バッファへ前記フレームデータが格納されたか否かを監視し、前記フレームデータが格納されてから次のフレームデータが格納されるまでの時間が前記固定遅延量以上となった場合に遅延検出信号を出力する遅延検出部と、
    を前記転送経路ごとに備え、
    前記先行系以外の前記転送経路から受信した前記フレームデータを前記遅延挿入用バッファから前記固定遅延量だけ遅延させて読み出して出力し、前記先行系の前記転送経路から受信した前記フレームデータを前記遅延挿入用バッファから遅延させずに読み出して出力し、前記遅延検出信号に基づいて前記切り替えを実施するバッファ読み出し制御部、
    を備えることを特徴とする請求項2、3または4に記載のスイッチ装置。
  6. 前記固定遅延量を前記複数の転送経路の各転送経路間の伝達遅延の差のうちの最大値より大きい値とすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のスイッチ装置。
  7. 複数の転送経路に接続する送信側スイッチ装置と、前記複数の転送経路に接続する受信側スイッチ装置と、を備える通信システムであって、
    前記送信側スイッチ装置は、フレームデータに自装置固有の認識番号とシーケンス番号とを付与した後に当該フレームデータを複製し、複製したフレームデータを前記複数の転送経路へそれぞれ転送し、
    前記受信側スイッチ装置は、
    前記複数の転送経路から受信した前記フレームデータに付帯するシーケンス番号と保持している前回受信のシーケンス番号との差に基づいて該フレームデータが未受信であるか否かを判断し、未受信のものであればこれを通過させ、既受信のものであればこれを廃棄する選択処理部と、
    前記複数の転送経路のうちの1つの転送経路を、遅延を挿入しない先行系として選択し、前記先行系以外の前記複数の転送経路から受信したフレームデータを所定の固定遅延量だけ遅延させて前記選択処理部へ出力する遅延挿入部と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  8. 複数の転送経路に接続する送信側スイッチ装置と、前記複数の転送経路に接続する受信側スイッチ装置と、を備える通信システムにおける転送制御方法であって、
    前記送信側スイッチ装置が、フレームデータに自装置固有の認識番号とシーケンス番号とを付与した後に当該フレームデータを複製し、複製したフレームデータを前記複数の転送経路へそれぞれ転送する送信ステップと、
    前記受信側スイッチ装置が、前記複数の転送経路のうちの1つの転送経路を、遅延を挿入しない先行系として選択し、前記先行系の前記転送経路から受信したフレームデータを出力し、前記先行系以外の前記複数の転送経路から受信したフレームデータを所定の固定遅延量だけ遅延させて出力する遅延挿入ステップと、
    前記受信側スイッチ装置が、前記遅延挿入ステップにおいて出力された前記フレームデータに付帯するシーケンス番号と保持している前回受信のシーケンス番号との差に基づいて該フレームデータが未受信であるか否かを判断し、未受信のものであればこれを通過させ、既受信のものであればこれを廃棄する選択処理部ステップと、
    を含むことを特徴とする転送制御方法。
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