JP6097657B2 - 段曲げ認識システム及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は段曲げ認識システム及びその方法に関し、特に展開図上における段曲げ認識システム及びその方法に関するものである。
従来、展開図上にある曲げ線の評価を行い、複数の曲げをグループ化することによって段曲げを定義するものである。
このとき段曲げの高さZは、以下となる。
Z≦N×T
(T:板金の厚さ、N:顧客により定義され且つ利用可能なZ曲げ工具および機械の能力に関連する値)
また、特許文献1を参照。
特開2001-265422号公報
段曲げ認識において、下記(1)〜(3)が考慮されていないため、結果として段曲げの誤認識が発生してしまう可能性があるという問題があった。
(1)曲げ線の曲げ情報として、曲げ種別(V曲げ)および曲げ方向(山/谷)の組み合わせは妥当か。
(2)2つの曲げ線が並行であるかどうか。
(3)段曲げが指定されている複数曲げ線に対して、三重線の曲げ線を構成していないか。三重線以上の複数曲げ線に対して、現状、加工できる段曲げ金型は存在しないため、加工不可となる。
本発明は上述の問題を解決するためのものであり、請求項1に係る発明は、段曲げを自動認識する段曲げ認識システムにおいて、2つの曲げ線が並行であるかどうかを評価する手段と、曲げ線の曲げ情報として、曲げ種別および曲げ方向の組み合わせが妥当であるか否かを評価する手段と、段曲げが指定されている複数曲げ線に対して、三重線(または3重線以上)の曲げ線を構成しているか否かを評価する手段とを備えていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記曲げ種別はV曲げであり、前記曲げ方向は山、谷であることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、認識した段曲げの二重線に段曲げであることの情報を付加する手段を備えたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、段曲げを自動認識する段曲げ認識方法において、2つの曲げ線が並行であるかどうかを評価する工程と、曲げ線の曲げ情報として、曲げ種別および曲げ方向の組み合わせが妥当であるか否かを評価する工程と、段曲げが指定されている複数曲げ線に対して、三重線(または三重線以上)の曲げ線を構成しているか否かを評価する工程とを有することを特徴とする。
曲げ種別(V曲げ等)および曲げ方向(山/谷等)の組み合わせが妥当であるか否かを評価し、2つの曲げ線が並行であるかどうかを評価して、段曲げが指定されている複数曲げ線に対して、三重線の曲げ線を構成しているか否かを評価する。
上記のことを実行することにより、段曲げ認識に対して誤認識が減少し、結果として段曲げ認識精度が向上するという効果を奏する。
段曲げ認識システムの概略を示す概略図である。 段曲げを考慮した曲げ線情報を説明する説明図である。 段曲げ設定処理を説明する説明図である。 全体処理の動作を示すフローチャートである。 平行、かつ始点/終点を結ぶ線分と垂直となるV曲げ線の抽出の動作を示すフローチャートである。 曲げ線候補の決定の動作を説明する説明図である。 候補より段曲げ決定する動作を説明する説明図である。 展開図上の全V曲げ線より、段曲げの自動決定を説明する説明図である。 展開図上の全V曲げ線より、段曲げの自動決定を説明する説明図である。 展開図上の全V曲げ線より、段曲げの自動決定を説明する説明図である。 展開図上の全V曲げ線より、段曲げの自動決定を説明する説明図である。
図1を参照し、段曲げ認識システムSを説明する。
段曲げ認識システムSは、コンピュータからなり、ROMおよびRAMが接続されたCPUを有しており、CPUには、さらに、キーボードのような入力装置とデイスプレイのような表示装置および内部メモリ、外部メモリ等が接続されている。
そして、前記段曲げ認識システムSは、板金用CADシステム1と、曲げ用CAMシステム2とを備え、これらの両システムは段曲げ変換モジュール3を含んでいる。板金用CADシステム1と、曲げ用CAMシステム2とは通信可能に構成されている。
板金用CADシステム1には展開図データTDがメモリに記憶され、曲げ用CAMシステム2には、展開図データTDと、加工データKDがメモリに記憶されている。なお、加工データKDは、L値(突き当てから曲げ線までの距離)D値(曲げ金型の加工深さ)、使用金型、曲げ順、金型レイアウトを含んでいる。
板金用CADシステム1では、取り扱う展開図上の曲げ線には、曲げ種別として段曲げが含まれている。同様に曲げ用CAMシステム2では、取り扱う展開図上の曲げ線には、曲げ種別として段曲げが含まれている。
段曲げ変換モジュール3は、展開図上のV曲げ線に対して、自動で段曲げ線に変換する。また、板金用CADシステム1、板金用CAMシステム2をはじめとする、2次元の展開図データを取り扱うシステムともリンクしている。
また、段曲げ変換モジュール3は、2つの曲げ線が並行であるかどうかを評価する手段と、曲げ線の曲げ情報として、曲げ種別および曲げ方向の組み合わせが妥当であるか否かを評価する手段と、段曲げが指定されている複数曲げ線に対して、3重線の曲げ線を形成するか否かを評価する手段とを備えている。
ここで、評価とは、プログラムにより自動で判断することをいう。また、段曲げとは、たとえば、展開図データのうちL1、L2で示した破線のように山谷の2つの曲げで構成されるものをいう。そして、認識した段曲げの二重線に段曲げであることの情報を付加する。
このような段曲げは曲げ加工機により加工される。この曲げ加工機は、本体両側に配置されたサイドフレームの間に上部テーブル及び下部テーブルを有し、上部テーブルにパンチホルダを介し段曲げ用のパンチP、及び下部テーブルにダイホルダを介し段曲げ用のダイDを備え、パンチP、ダイDの協働により、突き当て部に位置決めされたパーツに対し段曲げ加工を行う。なお、通常のV曲げ加工も行うことは勿論である。
図2を参照する。曲げデータMD1(従来のもの)は、曲げ線ID毎に、曲げ角度、曲げ方向、内R、伸び値、板厚分寸法、V幅、2次元幾何情報(始点・終点)、曲げ種別をメモリに記憶する。一方、曲げデータMD2(対応後のもの)として、さらに、パラメータとして対応する相手の曲げ線IDが追加される。
例えば、曲げ線ID(i,j)で段曲げを形成する場合、“i”に対応する相手の曲げ線IDは、“j”になる。そして、メモリに記憶されている。
曲げ種別MS1(従来のもの)は、V曲げ、R曲げ(1曲げ)、R曲げ(複数回曲げ)を含む。一方、曲げ種別MS2(対応後のもの)は、さらに、値として、段曲げを追加する。これらのデータがメモリに記憶されている。
図3を参照する。「段曲げ」は、“2つのV曲げの組み合わせ”として扱う。すなわち、第一の曲げデータMDa(ワークW「山側」)は、「曲げ線ID(i)の曲げ角度:Ai」、「曲げ方向:"山"」、「内R:Ri」、「伸び値:BDi」、「板厚分寸法:"外/内"」、「V幅:Vi」、「2次元幾何情報:始点si」、「終点ei」、「曲げ種別:"段曲げ"」、「対応する相手の曲げ線ID:j」を含む。
第二の曲げデータMDb(ワークW「谷側」)は、「曲げ角度:Aj」、「曲げ方向:"谷"」、「内R:Rj」、「伸び値:BDj」、「板厚分寸法:"内/外"」、「V幅:Vj」、「2次元幾何情報:始点sj」、「終点ej」、「曲げ種別:"段曲げ"」、「対応する相手の曲げ線ID:i」を含む。
これら第一の曲げデータMDaと第二の曲げデータMDbの組み合わせてとしてメモリに記憶されていて、段曲げの組み合わせが定義される。すなわち、曲げデータMDcとして扱われる。
図4は、段曲げ認識システムSが備える段曲げ変換モジュール3の全体処理の動作を示すフローチャートである。
初めに、ステップSA01では、展開図データTDにおいて、並行、かつ始点/終点同士を結ぶ線分と垂直となるV曲げ線抽出を行う。
ステップSA02では、展開図データTDにおいて、段曲げ候補の決定を行う。
ステップSA03では、段曲げの候補より段曲げ決定を行う。
図5は、平行、かつ始点/終点を結ぶ線分と垂直となるV曲げ線の抽出の動作を示すフローチャートである。(図4のステップSA01の詳細な動作である)
ステップSB01では、展開図データTD上にある全V曲げ線に対して平行な曲げ線同士に分類する。
ステップSB02では、平行な曲げ線データに対し、始点同士、終点同士を結ぶ線分と、曲げ線が垂直になるよう分類する。
図6は、曲げ線候補の決定の動作を説明する説明図である。(図4のステップSA02の詳細な動作である。)
ステップSC01では、隣接する2つの曲げ線を対にしてグループ分けする。
ステップSC02では、i=1;i≦n;i++(本例では、C言語のプログラムを例に示す)を実行する。総グループ数をnとする。1 番目のグループより、2,3,・・・,i,・・・,n番目のグループまで、繰り返し同様な処理を行う。
ステップSC03では、i番目のグループ内で、2つの曲げ線間の距離を算出する。
ステップSC04では、距離 ≦ hmaxか否かを判断する。距離 ≦hmaxの場合に処理はステップSC05に進む。距離 ≦hmaxでないと判断したときはステップSC06に進む。hmaxは既定値とする。
ステップSC05では、グループを段曲げの候補として決定する。
ステップSC06では、ステップSC02の条件を満たすまで、処理を続行する。すなわち、条件を満たさない場合は処理をステップSC02に戻す。
図7を参照し、候補より段曲げ決定する動作を説明する。(図4のステップSA03の詳細な動作である)
ステップSD01では、N ≧ 2(ここで、「N」は候補の数である)か否かを判断する。N ≧ 2と判断した場合に処理はステップSD02に進む。N ≧ 2でないと判断した場合に処理はステップSD03に進む。
ステップSD02では、1 番目と2 番目の候補の間で三重線を構成するか否かを判断する。三重線を構成すると判断した場合に処理はステップSD09に進む。三重線を構成しないと判断した場合に処理はステップSD07に進む。
ステップSD03では、N=1か否かを判断する。N=1と判断した場合に処理はステップSD04に進む。N=1でないと判断した場合に処理は終了する。
ステップSD04では、唯一の候補は山谷か否かを判断する。山谷と判断した場合に処理はステップSD05に進む。山谷でないと判断した場合に処理はステップSD06に進む。
ステップSD05では、一番目の候補に対して、段曲げ決定を行う。ステップSD06では、1番目の候補に対して段曲げの否定を行う。そして、処理を終了する。
ステップSD07では、1番目の候補は山谷の組み合わせか否かを判断する。山谷の組み合わせと判断した場合に処理はステップSD08に進む。山谷の組み合わせでないと判断した場合に処理はステップSD09に進む。
ステップSD08では、1番目の候補に対して段曲げの決定を行う。
ステップSD09では、1番目の候補に対して段曲げ否定を行う。
ステップSD10では、N>2か否かを判断する。N>2と判断した場合に処理はステップSD11に進む。N>2でないと判断した場合に処理はステップSD18に進む。
ステップSD11では、I=2;I≦N−1;I++(本例では、C言語のプログラムを例に示す)の処理を実行する。すなわち、2番目の候補より3,4,・・・,I,・・・,N−1番目の候補まで、繰り返し同様な処理(ステップSD17までの処理)を行う。
ステップSD12では、I番目とI+1番目の候補の間で三重線を構成するか否かを判断する。三重線を構成すると判断した場合に処理はステップSD16に進む。三重線を構成していないと判断した場合に処理はステップSD13に進む。
ステップSD13では、I番目とI―1番目の候補の間で三重線を構成するか否かを判断する。三重線を構成すると判断した場合に処理はステップステップSD16に進む。三重線を構成していないと判断した場合に処理はステップSD14に進む。
ステップSD14では、I番目の候補は山谷の組み合わせか否かを判断する。I番目の候補が山谷の組み合わせと判断した場合に処理はステップSD15に進む。I番目の候補か山谷の組み合わせでないと判断した場合に処理はステップSD16に進む。
ステップSD15ではI番目の候補に対して段曲げの決定を行う。
ステップSD16では、I番目の候補に対して段曲げの否定を行う。
ステップSD17では、条件を満たすまで繰り返し処理を続行する。
ステップSD18では、N番目とN−1番目の候補の間で三重線を構成するか否かを判断する。三重線を構成すると判断した場合に処理はステップSD21に進む。三重線を構成しないと判断した場合に処理はステップSD19に進む。
ステップSD19では、N番目の候補は山谷の組み合わせか否かを判断する。山谷の組み合わせと判断した場合に処理はステップSD20に進む。山谷の組み合わせでないと判断した場合に処理はステップSD21に進む。
ステップSD20では、N番目の候補に対して、段曲げ決定を行う。ステップSD21では、N番目の候補に対して段曲げの否定を行う。
図8(a)、(b)、(c)を参照する。段曲げに該当しない条件を決めている。
図8(a)に示すように、平行な2つの曲げ線同士の距離がhmaxを超えている場合は段曲げから除外する。図8(b)に示すように、平行な曲げ線同士の距離はhmax以下であるが、この条件を満たす曲げ線が三重線を構成している場合は段曲げから除外する。
図8(c)に示すように、平行な曲げ線同士の曲げ方向が同じ(山−山もしくは谷−谷の組み合わせ)である場合は段曲げから除外する。
図9、図10を参照し、展開図上の全V曲げ線より、段曲げの自動決定を示す。
ステップSE01では、展開図上にある全V曲げ線に対して平行な曲げ線同士に分ける。この結果、グループA1,グループA2,グループA3に分類される。本例では、グループA1を代表に説明するが、グループA2,グループA3についても同様の処理を行う。
ステップSE02では、曲げ線の始点、終点同士を結ぶ線分と、曲げ線が垂直になるように分ける。この結果、グループB1、グループB2、グループB3に分類される。本例では、グループB1を代表に説明するが、グループB2,グループB3についても同様の処理を行う。
グループB1で示した曲げ線は、曲げ線1〜曲げ線8のデータより構成される。曲げ線データを付加しグループC1のようにする。
ステップSE03では、隣接する2つの曲げ線を対にしてグループ分けする。この結果、グループD1〜グループD7に分類される。すなわち、曲げ線1、2と、曲げ線2、3と、曲げ線3、4と、曲げ線4、5と、曲げ線5、6と、曲げ線6、7と、曲げ線7、8とのグループに分類される。
ステップSE04では、曲げ線1〜8までの、それぞれの各曲げ線間の距離を算出する。この結果、E1〜E7に示した各距離が算出される。
ステップSE05では、並行な2つの曲げ線同士の距離がhmax(予め決められた段曲げ可能な所定の距離である)以下のグループを段曲げの候補として列挙する。この結果、F1、F3、F4、F6のグループが該当する。すなわち、F1、F3、F4、F6の曲げ線が候補として残る。これらを、それぞれ候補1、候補2、候補3、候補4とする。
候補1の判定を行う。ステップSE06では、候補1、候補2の間で、三重線を構成するか否かを判断する。「いいえ」の場合に、候補1に対して曲げ方向を判定する。この結果、G1のグループのように曲げ方向が決定される。
ステップSE07では、候補1の曲げ線は山谷の組み合わせか否かを判断する。「はい」の場合に、H1に示す候補1を段曲げ決定する。
候補2の判定を行う。ステップSE08では、候補2、候補3の間で、三重線を構成するか否かを判断する。「はい」の場合は、候補2を段曲げとしない。
候補3の判定を行う。ステップSE09では、候補3、候補4の間で、三重線を構成するか否かを判断する。「いいえ」の場合はステップSE10、SE11に進む。ステップSE10では、候補2、候補3の間で、三重線を構成するか否かを判断する。「はい」の場合は、候補3を段曲げとしない。
候補4(最後の候補)の判定を行う。ステップSE11では、候補3、候補4の間で、三重線を構成するか否かを判断する。「いいえ」の場合は、I1に示すように候補4に対して曲げ方向を判定する。
ステップSE12では、候補4の曲げ線は山谷の組み合わせか否かを判断する。「はい」の場合は、J1に示す候補4を段曲げ決定する。
図11(a)、(b)、(c)を参照し補足する。候補の総数=0 の場合、段曲げが無いものとし、段曲げ判定を終了する。候補の総数=1の場合、候補1の2つの曲げ線の曲げ方向が同じ(山−山もしくは谷−谷の組み合わせ)場合にのみ、候補1を段曲げ決定し、処理を終了する。
候補の総数=2 の場合、図11(a)および図11(c)のみを段曲げ判定する。候補の総数>2の場合、図11(a)〜図11(c)全てを段曲げ判定する。図11(b)については、2 番目の候補より、3,4,・・・,・・・,I,・・・,N−1番目の候補に対して、繰り返し同様な処理を行う。
図11(a)では、候補 1 の段曲げを判定する(候補2は判定後も状態は変わらない)。すなわち、ステップSF01では、候補1が選択される。ステップSF02では、候補2を選択する。
ステップSF03では、候補1、候補2の間で三重線を構成するか否かを判断する。三重線を構成しない判断した場合に処理はステップSF04、SF05に進む。三重線を構成すると判断した場合に処理はステップSF05、SF07に進む。
ステップSF04では、山谷の組み合わせか否かを判断する。山谷の組み合わせと判断した場合に処理はステップSF06に進む。山谷の組み合わせでないと判断した場合に処理はステップSF07に進む。
ステップSF06では、候補1は段曲げ決定される。ステップSF07では、候補1は段曲げが否定される。
図11(b)では、候補の総数をN (N>2) とした場合、候補Iの段曲げを判定する (2 ≦I≦N−1)。(候補 I+1とI−1は判定後も状態は変わらない)
すなわち、ステップSG01では、候補Iが選択される。ステップSG02では、候補I+1が選択される。ステップSG03では、候補I−1が選択される。
ステップSG04では、候補I、候補I+1の間で三重線を構成するか否かを判断する。三重線を構成すると判断した場合に処理はステップSG05、SG06に進む。三重線を構成しないと判断した場合に処理はステップSG06、SG07に進む。
ステップSG05では、候補Iは段曲げ否定される。
ステップSG07では、候補I、候補I―1の間で三重線を構成するか否かを判断する。三重線を構成すると判断した場合に処理はステップSG05、SG08へ移行する。三重線を構成しないと判断した場合に処理はステップSG08、SG09に進む。
ステップSG09では、山谷の組み合わせか否かを判断する。山谷の組み合わせと判断した場合に処理はステップSG10に進む。山谷の組み合わせでないと判断した場合に処理はステップSG05に移行する。
ステップSG10では、候補Iは段曲げ決定される。ステップSG05では段曲げが否定される。
図11(c)では、候補の総数をN (N>2) とした場合、候補Nの段曲げを判定する(候補 N−1は判定後も状態は変わらない)。候補の総数が2の場合は、N=2として同様に判定する。
ステップSH01では、候補Nが選択される。ステップSH02では、候補N−1が選択される。
ステップSH03では、候補N、候補N−1の間で三重線を構成するか否かを判断する。三重線を構成すると判断した場合に処理はステップSH04、SH05に進む。三重線を構成しないと判断した場合に処理はステップSH05、SH06に進む。
ステップSH04では、候補Nは段曲げが否定される。
ステップSH06では、山谷の組み合わせか否かを判断する。山谷の組み合わせと判断した場合に処理はステップSF07に進む。山谷の組み合わせでないと判断した場合に処理はステップSH04に移行する。
ステップSH07では、候補Nは段曲げが決定される。ステップSH04では候補Nは段曲げが否定される。
この発明は前述の発明の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。
S 段曲げ認識システム
1 板金用CADシステム
2 曲げ用CAMシステム
3 段曲げ変換モジュール
TD 展開図データ
KD 加工データ

Claims (4)

  1. 段曲げを自動認識する段曲げ認識システムにおいて、
    2つの曲げ線が並行であるかどうかを評価する手段と、
    曲げ線の曲げ情報として、曲げ種別および曲げ方向の組み合わせが妥当であるか否かを評価する手段と、
    段曲げが指定されている複数曲げ線に対して、三重線の曲げ線を構成しているか否かを評価する手段とを備えていることを特徴とする段曲げ認識システム。
  2. 前記曲げ種別はV曲げであり、前記曲げ方向は山、谷であることを特徴とする請求項1記載の段曲げ認識システム。
  3. 認識した段曲げの二重線に段曲げであることの情報を付加する手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の段曲げ認識システム。
  4. 段曲げを自動認識する段曲げ認識方法において、
    2つの曲げ線が並行であるかどうかを評価する工程と、
    曲げ線の曲げ情報として、曲げ種別および曲げ方向の組み合わせが妥当であるか否かを評価する工程と、
    段曲げが指定されている複数曲げ線に対して、三重線の曲げ線を構成しているか否かを評価する工程とを有することを特徴とする段曲げ認識方法。
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