JP6097378B2 - 撮像レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、撮像レンズならびにそれを備えた電子機器に関するものである。
近年、携帯型電子機器(例えば、携帯電話機およびデジタルカメラ)の普及に伴って、携帯型電子機器の大きさを縮小することに多くの力が注がれている。また、電荷結合素子(CCD)および相補型金属酸化膜半導体(CMOS)による光学センサの大きさが縮小されると、それに応じて、光学センサと共に用いる撮像レンズの寸法が、光学性能を著しく損なうことなく、縮小されなければならない。一方で、撮像レンズの最も重要な特性は、撮像品質およびサイズである。
撮像品質に対して高まりつつある要求を考えると、従来の4ピースレンズの構成によって、高まる要求に応えることは、もはやできない可能性がある。そこで、より優れた撮像品質を実現するために、例えば6ピースレンズの撮像レンズなど、よりハイエンドな撮像レンズを開発することが求められている。
特許文献1および特許文献2はそれぞれ、6つのレンズ素子を有する比較的長さが大きい従来の撮像レンズを開示している。これらの従来の撮像レンズはそれぞれ、21mmを超える系の長さを有し、これは、携帯電話機およびデジタルカメラなどの携帯型電子機器の厚さを縮小するためには好ましくない。
米国特許第7663814号明細書 米国特許第8040618号明細書
このため、十分な光学性能を有しつつ、民生用電子製品の要求を満たす撮像レンズを製造することは、常に当業界の目標である。
そこで、本開示の目的は、良好な光学性能を維持しつつ、全長を短縮した撮像レンズを提供することである。
本開示の一態様により、撮像レンズを提供し、それは、該撮像レンズの光軸に沿って物体側から像側へ順に配置される、第1のレンズ素子と、第2のレンズ素子と、第3のレンズ素子と、第4のレンズ素子と、第5のレンズ素子と、第6のレンズ素子と、を備える。第1のレンズ素子、第2のレンズ素子、第3のレンズ素子、第4のレンズ素子、第5のレンズ素子、第6のレンズ素子の各々は、物体側に向いた物体側の面と、像側に向いた像側の面とを有する。
第1のレンズ素子の物体側の面は、該第1のレンズ素子の周縁部近傍に凸部を有する。第2のレンズ素子は、プラスチック材料で構成されている。第3のレンズ素子の像側の面は、光軸近傍に凹部を有する。第4のレンズ素子は、正の屈折力を有し、第4のレンズ素子の物体側の面は、該第4のレンズ素子の周縁部近傍に凹部を有し、第4のレンズ素子の像側の面は、該第4のレンズ素子の周縁部近傍に凹部を有する。第5のレンズ素子の像側の面は、光軸近傍に凸部を有する。第6のレンズ素子の物体側の面は、光軸近傍に凸部を有し、第6のレンズ素子は、プラスチック材料で構成されている。
撮像レンズは、第1のレンズ素子、第2のレンズ素子、第3のレンズ素子、第4のレンズ素子、第5のレンズ素子、第6のレンズ素子の他には、屈折力を有するレンズ素子を備えていない。
本開示の別の目的は、6つのレンズ素子を有する撮像レンズを備えた電子機器を提供することである。
本発明の別の態様により、電子機器を提供し、それは、ハウジングと撮像モジュールとを備える。撮像モジュールは、ハウジング内に配置されており、本開示の撮像レンズと、撮像レンズが配置される鏡筒と、鏡筒が配置されるホルダユニットと、撮像レンズの像側に配置される撮像センサと、を有する。
本開示の他の特徴ならびに効果は、添付の図面を参照した以下の実施形態の詳細な説明において明らかになるであろう。
レンズ素子の表面形状および構造を示す模式図である。 レンズ素子の凹部および凸部ならびに焦点を示す模式図である。 第1の例示的なレンズ素子の表面形状および構造を示す模式図である。 第2の例示的なレンズ素子の表面形状および構造を示す模式図である。 第3の例示的なレンズ素子の表面形状および構造を示す模式図である。 本開示に係る撮像レンズの第1の実施形態を示す模式図である。 第1の実施形態の撮像レンズに対応するいくつかの光学データの値を示している。 第1の実施形態の撮像レンズに対応するいくつかの非球面係数の値を示している。 (A)〜(D)は、第1の実施形態の撮像レンズの様々な光学特性を示している。 本開示に係る撮像レンズの第2の実施形態を示す模式図である。 第2の実施形態の撮像レンズに対応するいくつかの光学データの値を示している。 第2の実施形態の撮像レンズに対応するいくつかの非球面係数の値を示している。 (A)〜(D)は、第2の実施形態の撮像レンズの様々な光学特性を示している。 本開示に係る撮像レンズの第3の実施形態を示す模式図である。 第3の実施形態の撮像レンズに対応するいくつかの光学データの値を示している。 第3の実施形態の撮像レンズに対応するいくつかの非球面係数の値を示している。 (A)〜(D)は、第3の実施形態の撮像レンズの様々な光学特性を示している。 本開示に係る撮像レンズの第4の実施形態を示す模式図である。 第4の実施形態の撮像レンズに対応するいくつかの光学データの値を示している。 第4の実施形態の撮像レンズに対応するいくつかの非球面係数の値を示している。 (A)〜(D)は、第4の実施形態の撮像レンズの様々な光学特性を示している。 本開示に係る撮像レンズの第5の実施形態を示す模式図である。 第5の実施形態の撮像レンズに対応するいくつかの光学データの値を示している。 第5の実施形態の撮像レンズに対応するいくつかの非球面係数の値を示している。 (A)〜(D)は、第5の実施形態の撮像レンズの様々な光学特性を示している。 本開示に係る撮像レンズの第6の実施形態を示す模式図である。 第6の実施形態の撮像レンズに対応するいくつかの光学データの値を示している。 第6の実施形態の撮像レンズに対応するいくつかの非球面係数の値を示している。 (A)〜(D)は、第6の実施形態の撮像レンズの様々な光学特性を示している。 本開示に係る撮像レンズの第7の実施形態を示す模式図である。 第7の実施形態の撮像レンズに対応するいくつかの光学データの値を示している。 第7の実施形態の撮像レンズに対応するいくつかの非球面係数の値を示している。 (A)〜(D)は、第7の実施形態の撮像レンズの様々な光学特性を示している。 本開示に係る撮像レンズの第8の実施形態を示す模式図である。 第8の実施形態の撮像レンズに対応するいくつかの光学データの値を示している。 第8の実施形態の撮像レンズに対応するいくつかの非球面係数の値を示している。 (A)〜(D)は、第8の実施形態の撮像レンズの様々な光学特性を示している。 第1〜第8の実施形態の撮像レンズに対応するいくつかのレンズパラメータ間の関係の値を示す表である。 第1〜第8の実施形態の撮像レンズに対応するいくつかのレンズパラメータ間の関係の値を示す表である。 本開示の撮像レンズの第1の適用例を示す部分断面模式図である。 本開示の撮像レンズの第2の適用例を示す部分断面模式図である。
本発明についてさらに詳細に説明するに当たり、留意されるべきことは、類似の要素は、本開示全体を通して同一の参照符号で示しているということである。
本明細書において、「レンズ素子が、正の屈折力(または負の屈折力)を有する」という表現は、ガウス光学におけるレンズ素子の近軸屈折力が正(または負)であることを意味する。「レンズ素子の物体側(または像側)の面」という表現には、レンズ素子の当該面のうち、撮像光が通過可能な特定の領域、すなわちその面のクリアアパーチャのみが含まれる。上記の撮像光は、主光線(Lc)と周辺光線(Lm)という2つのタイプに分けることができる。図1に示すレンズ素子を例にとると、レンズ素子は、光軸(I)を対称軸として回転対称である。
レンズ素子の領域(A)は「光軸(I)近傍の部分」と定義され、レンズ素子の領域(C)は「レンズ素子の周縁部近傍の部分」と定義される。また、レンズ素子は、さらに、領域(C)から径方向外側に広がる拡張部(E)、すなわちレンズ素子のクリアアパーチャの外側の部分を有し得る。拡張部(E)は、通常、光学撮像レンズ系にレンズ素子を物理的に組み付けるために使用される。正常な状況では、撮像光は、拡張部(E)を通過せず、クリアアパーチャのみを通過する。上記拡張部(E)の構造および形状は、単なる技術的説明のための例にすぎず、レンズ素子の構造および形状は、これらの例に限定されない。以下の実施形態で示されるレンズ素子面は、拡張部が一部省略されていることに留意すべきである。
本明細書で記載されるレンズ素子面の形状および部分を特定するために、以下の基準が与えられる。これらの基準は、主として、光軸(I)近傍の部分、レンズ素子面の周縁部近傍の部分、さらには多様な部分を有するもののような他のタイプのレンズ素子面など、種々の状況下で、部分の境界を定めるものである。
1.図1は、レンズ素子の径方向断面図である。上記のような部分の境界を定めるに当たり、まず2つの基準点である中心点と遷移点を定義すべきである。レンズ素子面の中心点は、その面と光軸(I)との交点である。遷移点は、その点の接線が光軸(I)に対して垂直であるレンズ素子面上の点である。また、1つの面に複数の遷移点が認められる場合には、それらの遷移点は、その面の径方向に沿って順に、第1の遷移点から始まる番号で名前が付けられる。例えば、それらの遷移点は、第1の遷移点(光軸(I)に最も近いもの)、第2の遷移点、...そして第Nの遷移点(その面のクリアアパーチャの範囲内で光軸(I)から最も遠いもの)、であり得る。
レンズ素子面の中心点と第1の遷移点との間の部分は、光軸(I)近傍の部分と定義される。第Nの遷移点の径方向外側に位置する(それでもクリアアパーチャの範囲内にある)部分は、レンズ素子の周縁部近傍の部分と定義される。いくつかの実施形態で、光軸(I)近傍の部分とレンズ素子の周縁部近傍の部分との間に他の部分が存在し、それらの部分の数は、遷移点の数に依存する。また、面のクリアアパーチャ径(すなわち、いわゆる有効半径)は、光軸(I)から周辺光線(Lm)とレンズ素子面との交点までの径方向距離と定義される。
2.図2を参照する。ある部分の形状が凸状であるか凹状であるかの判断は、当該部分を通過するコリメート光線が収束するか発散するかによる。すなわち、形状が特定されるべき部分にコリメート光線を当てたときに、その部分を通過したコリメート光線が曲がって、その光線自体またはその延長線が最終的に光軸(I)と交わることになる。当該部分の形状は、光線またはその延長線が光軸(I)に交わる(焦点を横切る)のは物体側であるか像側であるかによって決めることができる。例えば、ある部分を通過した後の光線自体がレンズ素子の像側で光軸(I)に交差する場合、すなわち、その光線の焦点が像側にある(図2の点Rを参照)場合、当該部分は凸形状を有するものと判断される。これに対し、ある部分を通過した後の光線が発散し、その光線の延長線がレンズ素子の物体側で光軸(I)に交差する場合、すなわち、その光線の焦点が物体側にある(図2の点(M)を参照)場合、当該部分は凹形状を有するものと判断される。従って、図2を参照すると、中心点と第1の遷移点との間の部分は凸形状を有し、第1の遷移点の径方向外側に位置する部分は凹形状を有し、第1の遷移点は、凸形状を有する部分が凹形状を有する部分に変化する点、すなわち2つの隣接する部分の境界である。
あるいは、レンズ面の(近軸)曲率半径である「R」値の符号を参照して、光軸近傍の部分が凸形状であるか凹形状であるかを当業者が見分ける別の一般的な方法がある。R値は、ZemaxおよびCodeV(登録商標)のような一般的な光学設計ソフトウェアで共通して使用されている。R値は、通常、ソフトウェアのレンズデータシートに呈示される。物体側の面については、正のRは、物体側の面が凸状であることを意味し、負のRは、物体側の面が凹状であることを意味する。逆に、像側の面については、正のRは、像側の面が凹状であることを意味し、負のRは、像側の面が凸状であることを意味する。この方法を用いて判明した結果は、コリメート光線の焦点が物体側にあるか像側にあるかを参照することにより表面形状を特定する上述の他の方法を用いることによる結果と、一致するはずである。
3.遷移点がないケースでは、光軸近傍の部分は、その面の有効半径(クリアアパーチャ径)の0〜50%の間の部分と定義される一方、レンズ素子の周縁部近傍の部分は、その面の有効半径(クリアアパーチャ径)の50〜100%の間の部分と定義される。
図3に示す第1の例を参照する。レンズ素子の像側の面のクリアアパーチャ内に、1つのみの遷移点、すなわち第1の遷移点が認められる。部分(i)は光軸近傍の部分であり、部分(ii)はレンズ素子の周縁部近傍の部分である。光軸(I)近傍の部分は、レンズ素子の像側の面のR値が正であることから、凹面を有するものと判断される。レンズ素子の周縁部近傍の部分の形状は、径方向内側に隣接する部分の形状とは異なり、すなわち、レンズ素子の周縁部近傍の部分の形状は、光軸(I)近傍の部分の形状とは異なり、レンズ素子の周縁部近傍の部分は凸形状を有する。
図4に示す第2の例を参照する。レンズ素子の物体側の面(クリアアパーチャ内)に、第1の遷移点および第2の遷移点が存在する。第2の例では、部分(i)は光軸(I)近傍の部分であり、部分(iii)はレンズ素子の周縁部近傍の部分である。光軸(I)近傍の部分は、レンズ素子の物体側の面のR値が正であることから、凸形状を有する。レンズ素子の周縁部近傍の部分(部分iii)は、凸形状を有する。さらに、凹形状を有する他の部分が、第1と第2の遷移点の間(部分(ii))に存在する。
図5に示す第3の例を参照する。レンズ素子の物体側の面に存在する遷移点はない。この場合、有効半径(クリアアパーチャ径)の0〜50%の間の部分が、光軸(I)近傍の部分と判断され、有効半径の50〜100%の間の部分が、レンズ素子の周縁部近傍の部分と判断される。レンズ素子の物体側の面の光軸(I)近傍の部分は、その正のR値から、凸形状を有するものと判断され、さらにレンズ素子の周縁部近傍の部分も、凸形状を有するものと判断される。
図6を参照する。本開示に係る撮像レンズ10の第1の実施形態は、撮像レンズ10の光軸(I)に沿って物体側から像側へ順に配置される、開口絞り2と、第1のレンズ素子3と、第2レンズ素子4と、第3のレンズ素子5と、第4のレンズ素子6と、第5のレンズ素子7と、第6のレンズ素子8と、光学フィルタ9と、を備える。光学フィルタ9は、赤外光を選択的に吸収するための赤外線カットフィルタであり、これによって、像面100に形成される像の欠陥を軽減する。
第1、第2、第3、第4、第5、第6のレンズ素子3〜8、および光学フィルタ9のそれぞれは、物体側に向いた物体側の面31、41、51、61、71、81、91と、像側に向いた像側の面32、42、52、62、72、82、92と、を有する。撮像レンズ10に入射する光は、順に、開口絞り2、第1のレンズ素子3の物体側の面31と像側の面32、第2のレンズ素子4の物体側の面41と像側の面42、第3のレンズ素子5の物体側の面51と像側の面52、第4のレンズ素子6の物体側の面61と像側の面62、第5のレンズ素子7の物体側の面71と像側の面72、第6のレンズ素子8の物体側の面81と像側の面82、光学フィルタ9の物体側の面91と像側の面92を通って進み、像面100に像を形成する。
本実施形態では、物体側の面31、41、51、61、71、81および像側の面32、42、52、62、72、82のそれぞれは、非球面であり、光軸(I)と一致する中心点を有する。
レンズ素子3〜8のそれぞれは、本実施形態では、プラスチック材料で構成されており、屈折力を有する。しかしながら、他の実施形態では、レンズ素子3、5、6、7のうちの少なくとも1つを他の材料で構成できる。
図6に示す第1の実施形態では、第1のレンズ素子3は、正の屈折力を有する。第1のレンズ素子3の物体側の面31は、光軸(I)近傍に凸部311を有するとともに、該第1のレンズ素子3の周縁部近傍に凸部312を有する凸面である。第1のレンズ素子3の像側の面32は、光軸(I)近傍に凹部321を有するとともに、該第1のレンズ素子3の周縁部近傍に凸部322を有する。
第2のレンズ素子4は、負の屈折力を有する。第2のレンズ素子4の物体側の面41は、光軸(I)近傍に凸部411を有するとともに、該第2のレンズ素子4の周縁部近傍に凹部412を有する。第2のレンズ素子4の像側の面42は、光軸(I)近傍に凹部421を有するとともに、該第2のレンズ素子4の周縁部近傍に凸部422を有する。
第3のレンズ素子5は、正の屈折力を有する。第3のレンズ素子5の物体側の面51は、光軸(I)近傍に凸部511を有するとともに、該第3のレンズ素子5の周縁部近傍に凸部512を有し、さらに凸部511と凸部512との間に凹部513を有する。第3のレンズ素子5の像側の面52は、光軸(I)近傍に凹部521を有するとともに、該第3のレンズ素子5の周縁部近傍に凸部522を有する。
第4のレンズ素子6は、正の屈折力を有する。第4のレンズ素子6の物体側の面61は、光軸(I)近傍に凸部611を有するとともに、該第4のレンズ素子6の周縁部近傍に凹部612を有する。第4のレンズ素子6の像側の面62は、光軸(I)近傍に凸部621を有するとともに、該第4のレンズ素子6の周縁部近傍に凹部622を有する。
第5のレンズ素子7は、負の屈折力を有する。第5のレンズ素子7の物体側の面71は、光軸(I)近傍に凹部711を有するとともに、該第5のレンズ素子7の周縁部近傍に凹部712を有する凹面である。第5のレンズ素子7の像側の面72は、光軸(I)近傍に凸部721を有するとともに、該第5のレンズ素子7の周縁部近傍に凸部722を有し、さらに凸部721と凸部722との間に凹部723を有する。
第6のレンズ素子8は、正の屈折力を有する。第6のレンズ素子8の物体側の面81は、光軸(I)近傍に凸部811を有するとともに、該第6のレンズ素子8の周縁部近傍に凸部812を有し、さらに凸部811と凸部812との間に凹部813を有する。第6のレンズ素子8の像側の面82は、光軸(I)近傍に凹部821を有するとともに、該第6のレンズ素子8の周縁部近傍に凸部822を有する。
第1の実施形態では、撮像レンズ10は、上記のレンズ素子3〜8の他には、屈折力を有するレンズ素子を備えていない。
第1の実施形態の面31〜91、32〜92に対応するいくつかの光学データの値を示す表を、図7に示している。撮像レンズ10は、全系の有効焦点距離(EFL)が3.844mm、半視野(HFOV)が38.016°、Fナンバーが1.803、系の長さが5.514mmである。系の長さとは、第1のレンズ素子3の物体側の面31と像面100との間の光軸(I)における距離を指す。
本実施形態では、物体側の面31〜81および像側の面32〜82のそれぞれは非球面であって、次の関係を満たしている。
Figure 0006097378
ここで、
Yは、非球面上の任意の点と光軸(I)との間の垂直距離を表す。
Zは、光軸(I)から距離Yにある非球面上の任意の点と、非球面の光軸(I)上の頂点における接平面と、の間の垂直距離として定義される非球面の深さを表す。
Rは、非球面の曲率半径を表す。
Kは、円錐定数を表す。
2iは、2i次の非球面係数を表す。
第1の実施形態に対応する上記の関係(1)のいくつかの非球面係数の値を示す表を、図8に示している。物体側の面31〜81および像側の面32〜82の各々の非球面係数を、図8において31〜81および32〜82の番号を付した行にそれぞれ示している。
第1の実施形態に対応するレンズパラメータのいくつかの間の関係を、図38および39に示している。なお、いくつかの用語は次のように定義される。
T1は、光軸(I)における第1のレンズ素子3の厚さを表す。
T2は、光軸(I)における第2のレンズ素子4の厚さを表す。
T3は、光軸(I)における第3のレンズ素子5の厚さを表す。
T4は、光軸(I)における第4のレンズ素子6の厚さを表す。
T5は、光軸(I)における第5のレンズ素子7の厚さを表す。
T6は、光軸(I)における第6のレンズ素子8の厚さを表す。
G12は、第1のレンズ素子3と第2のレンズ素子4との間の光軸(I)における空隙長を表す。
G23は、第2のレンズ素子4と第3のレンズ素子5との間の光軸(I)における空隙長を表す。
G34は、第3のレンズ素子5と第4のレンズ素子6との間の光軸(I)における空隙長を表す。
G45は、第4のレンズ素子6と第5のレンズ素子7との間の光軸(I)における空隙長を表す。
G56は、第5のレンズ素子7と第6のレンズ素子8との間の光軸(I)における空隙長を表す。
Gaaは、第1のレンズ素子3、第2のレンズ素子4、第3のレンズ素子5、第4のレンズ素子6、第5のレンズ素子7、第6のレンズ素子8の間の光軸(I)における5つの空隙長の和(すなわち、G12、G23、G34、G45、G56の和)を表す。
ALTは、光軸(I)における第1のレンズ素子3、第2のレンズ素子4、第3のレンズ素子5、第4のレンズ素子6、第5のレンズ素子7、第6のレンズ素子8の厚さの和(すなわち、T1、T2、T3、T4、T5、T6の和)を表す。
TTLは、第1のレンズ素子3の物体側の面31と像面100との間の光軸(I)における距離を表す。
BFLは、第6のレンズ素子8の像側の面82と像面100との間の光軸(I)における距離を表す。
EFLは、撮像レンズ10の系の焦点距離を表す。
さらに、
G6Fは、第6のレンズ素子8と光学フィルタ9との間の光軸(I)における空隙長を表す。
TFは、光軸(I)における光学フィルタ9の厚さを表す。
GFIは、光学フィルタ9と像面100との間の光軸(I)における空隙長を表す。
f1、f2、f3、f4、f5、f6は、それぞれ第1、第2、第3、第4、第5、第6のレンズ素子3〜8の焦点距離を表す。
n1、n2、n3、n4、n5、n6は、それぞれ第1、第2、第3、第4、第5、第6のレンズ素子3〜8の屈折率を表す。
ν1、ν2、ν3、ν4、ν5、ν6は、それぞれ第1、第2、第3、第4、第5、第6のレンズ素子3〜8のアッベ数を表す。
図9(A)〜9(D)は、第1の実施形態の縦球面収差、サジタル非点収差、タンジェンシャル非点収差、歪曲収差にそれぞれ対応するシミュレーション結果を示している。
このシミュレーション結果の各々では、470nm、555nm、650nmの波長にそれぞれ対応する曲線を示している。図9(A)から分かるように、縦球面収差に対応する曲線の各々では、(縦軸で示す)各視野での焦点距離が±0.005mmの範囲内にあるので、第1の実施形態では、各波長で比較的低い球面収差を実現可能である。また、470nm、555nm、650nmの各波長の曲線が小範囲内に分布しているので、第1の実施形態では、色収差が比較的低い。
図9(B)および9(C)から分かるように、これらの曲線の各々は、±0.2mmの焦点距離の範囲内にあるので、第1の実施形態では、光学収差が比較的低い。さらに、図9(D)に示すように、歪曲収差に対応する曲線の各々は、±1%の範囲内にあるので、第1の実施形態は、多くの光学系の撮像品質要求を満たすことが可能である。上記のことから、第1の実施形態の撮像レンズ10は、系の長さを5.514mmにまで縮小したとしても、依然として比較的良好な光学性能を実現可能である。
図10は、本開示に係る撮像レンズ10の第2の実施形態を示しており、これは第1の実施形態のものと同様の構成を有し、その違いは、第1、第2、第3、第4、第5、第6のレンズ素子3〜8の光学データ、非球面係数、レンズパラメータにある。
本実施形態では、第2のレンズ素子4の像側の面42は、光軸(I)近傍に凹部421を有するとともに、該第2のレンズ素子4の周縁部近傍に凹部423を有する凹面である。第3のレンズ素子5の物体側の面51は、光軸(I)近傍に凸部511を有するとともに、該第3のレンズ素子5の周縁部近傍に凸部512を有する凸面である。第6のレンズ素子8の物体側の面81は、光軸(I)近傍に凸部811を有するとともに、該第6のレンズ素子8の周縁部近傍に凸部812を有する凸面である。ここで留意すべきことは、図10では、第2の実施形態を明確に示すため、第1の実施形態のものと同一の凸部および凹部の参照符号は省略されているということである。
第2の実施形態の面31〜91、32〜92に対応するいくつかの光学データの値を示す表を、図11に示している。撮像レンズ10は、全系の焦点距離が4.035mm、HFOVが36.652°、Fナンバーが1.800、系の長さが5.734mmである。
第2の実施形態に対応する上記の関係(1)のいくつかの非球面係数の値を示す表を、図12に示している。
第2の実施形態に対応する上記レンズパラメータのいくつかの間の関係を、図38および39に示している。
図13(A)〜13(D)は、第2の実施形態の縦球面収差、サジタル非点収差、タンジェンシャル非点収差、歪曲収差にそれぞれ対応するシミュレーション結果を示している。図13(A)〜13(D)から分かるように、第2の実施形態では、比較的良好な光学性能を実現可能である。
上記の説明から、第1の実施形態に比した第2の実施形態の利点は、本実施形態の撮像レンズ10は、製造がより容易であることで、より高い歩留まりが得られることである。
図14は、本開示に係る撮像レンズ10の第3の実施形態を示しており、これは第1の実施形態のものと同様の構成を有し、その違いは、第1、第2、第3、第4、第5、第6のレンズ素子3〜8の光学データ、非球面係数、レンズパラメータにある。また、第6のレンズ素子8の物体側の面81は、光軸(I)近傍に凸部811を有するとともに、該第6のレンズ素子8の周縁部近傍に凹部814を有する。ここで留意すべきことは、図14では、第3の実施形態を明確に示すため、第1の実施形態のものと同一の凸部および凹部の参照符号は省略されているということである。
第3の実施形態の面31〜91、32〜92に対応するいくつかの光学データの値を示す表を、図15に示している。撮像レンズ10は、全系の焦点距離が3.784mm、HFOVが38.418°、Fナンバーが1.801、系の長さが5.537mmである。
第3の実施形態に対応する上記の関係(1)のいくつかの非球面係数の値を示す表を、図16に示している。
第3の実施形態に対応する上記レンズパラメータのいくつかの間の関係を、図38および39に示している。
図17(A)〜17(D)は、第3の実施形態の縦球面収差、サジタル非点収差、タンジェンシャル非点収差、歪曲収差にそれぞれ対応するシミュレーション結果を示している。図17(A)〜17(D)から分かるように、第3の実施形態では、比較的良好な光学性能を実現可能である。
上記の説明から、第1の実施形態に比した第3の実施形態の利点は、第3の実施形態の撮像レンズ10は、より広い半視野を有し、また、製造がより容易であることで、より高い歩留まりが得られることである。
図18は、本開示に係る撮像レンズ10の第4の実施形態を示しており、これは第1の実施形態のものと同様の構成を有し、その違いは、第1、第2、第3、第4、第5、第6のレンズ素子3〜8の光学データ、非球面係数、レンズパラメータにある。また、第3のレンズ素子5の物体側の面51は、光軸(I)近傍に凸部511を有するとともに、該第3のレンズ素子5の周縁部近傍に凹部514を有する。さらに、第5のレンズ素子7の像側の面72は、光軸(I)近傍に凸部721を有するとともに、該第5のレンズ素子7の周縁部近傍に凸部722を有する凸面である。ここで留意すべきことは、図18では、第4の実施形態を明確に示すため、第1の実施形態のものと同一の凸部および凹部の参照符号は省略されているということである。
第4の実施形態の面31〜91、32〜92に対応するいくつかの光学データの値を示す表を、図19に示している。撮像レンズ10は、全系の焦点距離が3.843mm、HFOVが38.009°、Fナンバーが1.803、系の長さが5.567mmである。
第4の実施形態に対応する上記の関係(1)のいくつかの非球面係数の値を示す表を、図20に示している。
第4の実施形態に対応する上記レンズパラメータのいくつかの間の関係を、図38および39に示している。
図21(A)〜21(D)は、第4の実施形態の縦球面収差、サジタル非点収差、タンジェンシャル非点収差、歪曲収差にそれぞれ対応するシミュレーション結果を示している。図21(A)〜21(D)から分かるように、第4の実施形態では、比較的良好な光学性能を実現可能である。
上記の説明から、第1の実施形態に比した第4の実施形態の利点は、第4の実施形態の撮像レンズ10は、製造がより容易であることで、より高い歩留まりが得られることである。
図22は、本開示に係る撮像レンズ10の第5の実施形態を示しており、これは第1の実施形態のものと同様の構成を有し、その違いは、第1、第2、第3、第4、第5、第6のレンズ素子3〜8の光学データ、非球面係数、レンズパラメータにある。
本実施形態では、第6のレンズ素子8の物体側の面81は、光軸(I)近傍に凸部811を有するとともに、該第6のレンズ素子8の周縁部近傍に凹部814を有する。ここで留意すべきことは、図22では、第5の実施形態を明確に示すため、第1の実施形態のものと同一の凸部および凹部の参照符号は省略されているということである。
第5の実施形態の面31〜91、32〜92に対応するいくつかの光学データの値を示す表を、図23に示している。撮像レンズ10は、全系の焦点距離が3.553mm、HFOVが40.197°、Fナンバーが1.814、系の長さが4.899mmである。
第5の実施形態に対応する上記の関係(1)のいくつかの非球面係数の値を示す表を、図24に示している。
第5の実施形態に対応する上記レンズパラメータのいくつかの間の関係を、図38および39に示している。
図25(A)〜25(D)は、第5の実施形態の縦球面収差、サジタル非点収差、タンジェンシャル非点収差、歪曲収差にそれぞれ対応するシミュレーション結果を示している。図25(A)〜25(D)から分かるように、第5の実施形態では、比較的良好な光学性能を実現可能である。
上記の説明から、第1の実施形態に比した第5の実施形態の利点は、第5の実施形態の撮像レンズ10は、より短縮された系の長さ、および、より広い半視野を有し、また、製造がより容易であることで、より高い歩留まりが得られることである。
図26は、本開示に係る撮像レンズ10の第6の実施形態を示しており、これは第1の実施形態のものと同様の構成を有し、その違いは、第1、第2、第3、第4、第5、第6のレンズ素子3〜8の光学データ、非球面係数、レンズパラメータにある。
また、第5のレンズ素子7の像側の面72は、光軸(I)近傍に凸部721を有するとともに、該第5のレンズ素子7の周縁部近傍に凸部722を有する凸面である。さらに、第6のレンズ素子8の物体側の面81は、光軸(I)近傍に凸部811を有するとともに、該第6のレンズ素子8の周縁部近傍に凹部814を有する。ここで留意すべきことは、図26では、第6の実施形態を明確に示すため、第1の実施形態のものと同一の凸部および凹部の参照符号は省略されているということである。
第6の実施形態の面31〜91、32〜92に対応するいくつかの光学データの値を示す表を、図27に示している。撮像レンズ10は、全系の焦点距離が3.553mm、HFOVが40.222°、Fナンバーが1.806、系の長さが4.900mmである。
第6の実施形態に対応する上記の関係(1)のいくつかの非球面係数の値を示す表を、図28に示している。
第6の実施形態に対応する上記レンズパラメータのいくつかの間の関係を、図38および39に示している。
図29(A)〜29(D)は、第6の実施形態の縦球面収差、サジタル非点収差、タンジェンシャル非点収差、歪曲収差にそれぞれ対応するシミュレーション結果を示している。図29(A)〜29(D)から分かるように、第6の実施形態では、比較的良好な光学性能を実現可能である。
上記の説明から、第1の実施形態に比した第6の実施形態の利点は、第6の実施形態の撮像レンズ10は、より短縮された系の長さ、および、より広い半視野を有し、また、製造がより容易であることで、より高い歩留まりが得られることである。
図30は、本開示に係る撮像レンズ10の第7の実施形態を示しており、これは第1の実施形態のものと同様の構成を有し、その違いは、第1、第2、第3、第4、第5、第6のレンズ素子3〜8の光学データ、非球面係数、レンズパラメータにある。
また、第3のレンズ素子5の物体側の面51は、光軸(I)近傍に凸部511を有するとともに、該第3のレンズ素子5の周縁部近傍に凸部512を有する凸面である。第5のレンズ素子7の像側の面72は、光軸(I)近傍に凸部721を有するとともに、該第5のレンズ素子7の周縁部近傍に凸部722を有する凸面である。さらに、第6のレンズ素子8の物体側の面81は、光軸(I)近傍に凸部811を有するとともに、該第6のレンズ素子8の周縁部近傍に凹部814を有する。ここで留意すべきことは、図30では、第7の実施形態を明確に示すため、第1の実施形態のものと同一の凸部および凹部の参照符号は省略されているということである。
第7の実施形態の面31〜91、32〜92に対応するいくつかの光学データの値を示す表を、図31に示している。撮像レンズ10は、全系の焦点距離が3.531mm、HFOVが40.382°、Fナンバーが1.808、系の長さが4.901mmである。
第7の実施形態に対応する上記の関係(1)のいくつかの非球面係数の値を示す表を、図32に示している。
第7の実施形態に対応する上記レンズパラメータのいくつかの間の関係を、図38および39に示している。
図33(A)〜33(D)は、第7の実施形態の縦球面収差、サジタル非点収差、タンジェンシャル非点収差、歪曲収差にそれぞれ対応するシミュレーション結果を示している。図33(A)〜33(D)から分かるように、第7の実施形態では、比較的良好な光学性能を実現可能である。
上記の説明から、第1の実施形態に比した第7の実施形態の利点は、第7の実施形態の撮像レンズ10は、より短縮された系の長さ、および、より広い半視野を有し、また、製造がより容易であることで、より高い歩留まりが得られることである。
図34は、本開示に係る撮像レンズ10の第8の実施形態を示しており、これは第1の実施形態のものと同様の構成を有し、その違いは、第1、第2、第3、第4、第5、第6のレンズ素子3〜8の光学データ、非球面係数、レンズパラメータにある。また、第6のレンズ素子8の物体側の面81は、光軸(I)近傍に凸部811を有するとともに、該第6のレンズ素子8の周縁部近傍に凹部814を有する。ここで留意すべきことは、図34では、第8の実施形態を明確に示すため、第1の実施形態のものと同一の凸部および凹部の参照符号は省略されているということである。
第8の実施形態の面31〜91、32〜92に対応するいくつかの光学データの値を示す表を、図35に示している。撮像レンズ10は、全系の焦点距離が3.545mm、HFOVが40.274°、Fナンバーが1.816、系の長さが4.901mmである。
第8の実施形態に対応する上記の関係(1)のいくつかの非球面係数の値を示す表を、図36に示している。
第8の実施形態に対応する上記レンズパラメータのいくつかの間の関係を、図38および39に示している。
図37(A)〜37(D)は、第8の実施形態の縦球面収差、サジタル非点収差、タンジェンシャル非点収差、歪曲収差にそれぞれ対応するシミュレーション結果を示している。図37(A)〜37(D)から分かるように、第8の実施形態では、比較的良好な光学性能を実現可能である。
上記の説明から、第1の実施形態に比した第8の実施形態の利点は、第8の実施形態の撮像レンズ10は、より短縮された系の長さ、および、より広い半視野を有し、また、製造がより容易であることで、より高い歩留まりが得られることである。
8通りの実施形態に対応する上記のレンズパラメータのいくつかの間の上記関係を示す表を、図38および39に示している。本開示に係る撮像レンズ10のレンズパラメータが以下の関係を満たしている場合には、系の長さを縮小したとしても、依然として光学性能は比較的良好である。
(1)光軸(I)近傍における第4のレンズ素子6の像側の面62の表面形状および第5のレンズ素子7の物体側の面71の表面形状には、何の制限も課されないため、空隙長G45は縮小しやすい。光軸(I)における第2のレンズ素子4、第4のレンズ素子6、第6のレンズ素子8の厚さの縮小は、工業生産技術による制限を受ける。また、光軸(I)近傍における第3のレンズ素子5の像側の面52の表面形状には制約があるので、空隙長G34の縮小率は、空隙長G45の縮小率と比較して相対的に小さい。BFLは、光学素子を収容するのに十分であるように設計されなければならない。よって、本開示に係る撮像レンズ10のレンズパラメータが次の関係を満たしている場合には、より良好な歩留まりを得やすい。
T2/G45≧1.0;G34/G45≧0.85;T4/G45≧2.0;BFL/G45≧5.0;および/またはT6/G45≧3.5。
一部の実施形態では、上記関係は、さらに次のように定義できる。
1.0≦T2/G45≦6.0;0.85≦G34/G45≦4.0;2.0≦T4/G45≦7.5;5.0≦BFL/G45≦20.0;および/または3.5≦T6/G45≦14.0。
(2)第6のレンズ素子8の光学有効径は比較的大きいので、T6の縮小は、工業生産技術による制限を受ける。上述のように同じく制限されるG34の縮小は、T6と比較して相対的に容易である。第1のレンズ素子3の光学有効径は比較的小さく、このことは、T1および撮像レンズ10の全長を縮小する助けとなる。撮像レンズ10の系の焦点距離を縮小することは、視野を広くする助けとなり得る。また、撮像レンズ10の全長を縮小するために、Gaaを縮小することが適し得る。本開示に係る撮像レンズ10のレンズパラメータが次の関係を満たしている場合には、撮影レンズ10の製造が容易となりやすい。
T6/G34≧2.0;EFL/T6≦8.0;T1/T6≦1.25;および/またはGaa/T6≦2.0。
一部の実施形態では、これらの関係は、さらに次のように定義できる。
2.0≦T6/G34≦7.2;2.8≦EFL/T6≦8.0;0.1≦T1/T6≦1.25;および/または0.05≦Gaa/T6≦2.0。
(3)撮像品質に対する要求が高まりつつあるとともに、光学撮像レンズの寸法縮小化が求められていることを考えると、光軸(I)近傍およびレンズ素子の周縁部近傍におけるレンズ素子の表面形状は、具体的に光路を考慮して設計されなければならない。その場合、各レンズ素子の厚さは、その中心と周縁部で異なり得る。様々に異なる光路を考えると、レンズ素子の中心から入射して像面に像を形成する光と比較して、レンズ素子の周縁部から入射する光は、撮像レンズ内での屈折を伴って比較的長い経路を進まなければならず、一方、系の焦点距離EFLは、レンズ厚およびすべての隣接する2つのレンズ間の空隙長に関係している。本開示に係る撮像レンズ10のレンズパラメータが次の関係を満たしている場合には、撮像レンズ10は、系の長さを縮小したとしても、依然として良好な光学性能を有し得る。
T4/T3≧1.25;T2/G23≧1.2;EFL/T5≧3.8;および/またはGaa/T2≦3.1。
他の実施形態では、上記関係は、さらに次のように定義できる。
1.25≦T4/T3≦2.3;1.2≦T2/G23≦8.0;3.8≦EFL/T5≦17.0;および/または0.7≦Gaa/T2≦3.1。
光学系の設計は一般に予測不可能性に関係しているが、上記の関係を満たすことにより、本開示の撮像レンズ10の系の長さを縮小すること、Fナンバーを小さくすること、視野を広くすること、像品質を向上させること、または組立歩留まりを相対的に高くすること、が可能となり得ることで、従来技術の少なくとも1つの欠点が軽減される。
要約すると、本開示に係る撮像レンズ10の作用および効果は、以下のように説明される。
1)凸部312、凹部521、凹部612、凹部622、凸部721、凸部811の協働によって、撮像レンズ10の撮像品質を向上でき、光学収差を補正できる。
2)正の屈折力を有する第4のレンズ素子6によって、撮像レンズ10で必要な屈折力の一部を与えることができる。また、第2のレンズ素子4および第6のレンズ素子8がプラスチック材料で構成されていることは、撮像レンズ10の薄型軽量設計のために適し得る。
3)さらに凸部311、凹部321、凸部322、凸部411、凹部412、凹部421、凸部511、凸部522、凸部611、凸部621、凹部711、凹部712、凸部722、凹部821、凸部822の協働によって、撮像レンズ10の撮像品質は、系の長さが縮小されても維持できる。すべてのレンズ素子が、非球面の製造に適したプラスチック材料で構成される場合は、撮像レンズ10の重量およびコストを削減できる。
4)前述の8通りの実施形態によって、良好な光学性能を維持しつつ、本開示の撮像レンズ10の長さを5.8mm未満にまで縮小できることが分かっている。
撮像レンズ10の第1の適用例を図40に示している。この例では、撮像レンズ10は、電子機器1(携帯電話機などであるが、これに限定されない)のハウジング11内に配置されて、該電子機器1の撮像モジュール12の一部をなしている。撮像モジュール12は、撮像レンズ10が配置される鏡筒21と、鏡筒21が配置されるホルダユニット120と、像面100(図6を参照)に配置される撮像センサ130と、を有している。
ホルダユニット120は、鏡筒21が配置される第1のホルダ部121と、第1のホルダ部121と撮像センサ130との間に介在させる部分を有する第2のホルダ部122と、を含んでいる。鏡筒21、およびホルダユニット120の第1のホルダ部121は、撮像レンズ10の光軸(I)と一致する軸(II)に沿って延在する。
撮像レンズ10の第2の適用例を図41に示している。第1と第2の適用例の違いは、第2の適用例では、ホルダユニット120が,ボイスコイルモータ(VCM)として構成されていることであり、第1のホルダ部121は、鏡筒21が配置される内側部分123と、内側部分123を取り囲む外側部分124と、内側部分123と外側部分124との間に介在させるコイル125と、コイル125の外側と外側部分124の内側との間に配置される磁性部品126と、を含んでいる。
内側部分123と鏡筒21は、その中の撮像レンズ10と共に、撮像レンズ10の光軸(I)と一致する軸(III)に沿って、撮像センサ130に対して動くことができる。撮像レンズ10の光学フィルタ9は、外側部分124に当接するように配置された第2のホルダ部122に配置される。第2の適用例における電子機器1の他の構成要素の構成および配置は、第1の適用例のものと同じであり、従って、簡潔にするため、以下では説明しない。
本開示の撮像レンズ10によって、適用例のそれぞれにおける電子機器1は、良好な光学性能および撮像性能を有しつつ、比較的縮小された全厚となるように構成でき、これによって、材料のコストが削減され、また、製品の小型化要求が満たされる。
本開示は、典型例となる実施形態であると考えられるものに関して記載しているが、当然のことながら、本発明は、開示された実施形態に限定されるものではなく、最も広い解釈の趣旨および範囲に含まれる種々の構成を包括し、かかる変形および均等な構成のすべてを網羅するものとする。

Claims (9)

  1. 各々が、物体側に向いた物体側の面および像側に向いた像側の面を有するとともに屈折力を有する、第1のレンズ素子と、第2のレンズ素子と、第3のレンズ素子と、第4のレンズ素子と、第5のレンズ素子と、第6のレンズ素子とを、光軸に沿って物体側から像側にかけて当該順序に配置して備え、当該第1乃至第6のレンズ素子のみが屈折力に寄与する撮像レンズであって、
    前記第1のレンズ素子は、周縁部近傍に凸部をなす前記物体側の面を有し、
    前記第2のレンズ素子は、プラスチック材料で構成され、
    前記第3のレンズ素子は、前記光軸の近傍に凹部をなす前記像側の面を有し、
    前記第4のレンズ素子は、正の屈折力を有するとともに、周縁部近傍に凹部をなす前記物体側の面と、周縁部近傍に凹部をなす前記像側の面とを有し、
    前記第5のレンズ素子は、前記光軸の近傍に凸部をなす前記像側の面を有し、
    前記第6のレンズ素子は、前記光軸の近傍に凸部をなす前記物体側の面を有するとともに、プラスチック材料で構成されており、
    前記第6のレンズ素子の前記像側の面と、当該像側の面のさらに像側に配置された像面との間の前記光軸に沿った距離を示すBFLと、前記第4のレンズ素子と前記第5のレンズ素子との間の前記光軸に沿った空隙長を示すG45とは、
    BFL/G45≧5.0
    を満たしていることを特徴とする撮像レンズ。
  2. 前記第2のレンズ素子の前記光軸に沿った厚さを示すT2と、前記G45とは、
    T2/G45≧1.0
    を満たしていることを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
  3. 前記第6のレンズ素子の前記光軸に沿った厚さを示すT6と、前記第3のレンズ素子と前記第4のレンズ素子との間の前記光軸に沿った空隙長を示すG34とは、
    T6/G34≧2.0
    を満たしていることを特徴とする請求項2に記載の撮像レンズ。
  4. 当該撮像レンズの系の焦点距離を示すEFLと、前記第6のレンズ素子の前記光軸に沿った厚さを示すT6とは、
    EFL/T6≦8.0
    を満たしていることを特徴とする請求項2に記載の撮像レンズ。
  5. 前記第4のレンズ素子の前記光軸に沿った厚さを示すT4と、前記第3のレンズ素子の前記光軸に沿った厚さを示すT3とは、
    T4/T3≧1.25
    を満たしていることを特徴とする請求項に記載の撮像レンズ。
  6. 前記第2のレンズ素子の前記光軸に沿った厚さを示すT2と、前記第2のレンズ素子と前記第3のレンズ素子との間の前記光軸に沿った空隙長を示すG23とは、
    T2/G23≧1.2
    を満たしていることを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
  7. 当該撮像レンズの系の焦点距離を示すEFLと、前記第5のレンズ素子の前記光軸に沿った厚さを示すT5とは、
    EFL/T5≧3.8
    を満たしていることを特徴とする請求項に記載の撮像レンズ。
  8. 前記第1のレンズ素子、前記第2のレンズ素子、前記第3のレンズ素子、前記第4のレンズ素子、前記第5のレンズ素子、前記第6のレンズ素子における隣り合うレンズ素子どうしの間の前記光軸に沿った5つの空隙長の総和を示すGaaと、前記第2のレンズ素子の前記光軸に沿った厚さを示すT2とは、
    Gaa/T2≦3.1
    を満たしていることを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
  9. 前記第6のレンズ素子の前記光軸に沿った厚さを示すT6と、前記G45とは、
    T6/G45≧3.5
    を満たしていることを特徴とする請求項に記載の撮像レンズ。
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