JP6096287B2 - 布地処理組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、布地処理組成物並びにその製造及び使用方法に関する。
布地処理組成物は、典型的に、溶媒相と、このような溶媒相に離散粒子として分散している第2の粒子相とを含む。このような粒子は、ベシクル又はコアセルベートであってよい。このような布地処理組成物は、シリコーン柔軟剤活性物質等の他の活性物質を含んでよく、これは布地処理組成物中であるが上述の粒子の外部にみられる。このような活性物質がみられるか場所にかかわらず、このような活性物質の付着効率及び/又はこのような組成物の安定性を高めることが望ましい。様々な材料を添加することによってこのような組成物の安定性を高めるための努力が成されている。残念なことに、このような材料は、典型的に、布地処理組成物の安定性を犠牲にして付着効率を高める。
出願人らは、ポリマー、並びに特定の態様ではスカベンジャー及びシリコーンの種類及び濃度の賢明な選択が、安定性を損なわせることなく付着を改善させることができることを見出した。理論に束縛されるものではないが、出願人らは、このような材料の適切な選択により、硬質及び軟質の粒子で構成される安定な微粒子分散ガラスが得られると考える。上述の軟質粒子は、反発性の粒子−粒子相互作用を通して微粒子分散ガラスを形成して、強化された安定性及び強化された付着を示すことを可能にする。このような軟質粒子は、シリコーン及び/又は柔軟剤活性物質並びに界面活性剤のコアセルベーションを介して、アニオン性界面活性剤を捕捉する並びに/又はシリコーン及び/若しくは柔軟剤活性物質の付着を駆動することができる。
したがって、このような粒子を含む布地処理組成物は、安定性と付着効率との驚くべき組み合わせを有する。安定性と付着効率とのこのような組み合わせは、驚くべきことに、特定の態様では、本明細書に提供するアニオン性界面活性剤スカベンジャーの添加を介して強化することができる。
本発明は、多相組成物を含有する布地処理組成物、多相組成物で用いるためのポリマーに加えて、このような組成物を含む製品並びにそれを製造及び使用する方法に関する。このような処理組成物は、例えば、洗濯添加物として、及び/又はすすぎを通して柔軟強化、着色効果、及びしわ低減を含む効果を提供するために用いてよい。
用語の定義
本明細書で使用するとき、用語「布地処理組成物」は、別途記載のない限り、すすぎサイクル処理組成物としてを含む様々な方法で用いることができる洗濯添加物、布地強化剤を含む。
本明細書で使用されるとき、「ベシクル」は、界面活性剤、脂質、又はこれらの混合物を含む1種以上の膜によってそれぞれ個別に取り囲まれた溶媒コアで構成された球形粒子である。複数の膜がある場合、各膜は、典型的には、溶媒の薄層によって分離される。
本明細書で使用されるとき、「コアセルベート」は、貧溶媒親和性の巨大分子溶液を含む高密度液相である。このような巨大分子を多く含む流体は、典型的には、高分子電解質を、逆極性に帯電した高分子電解質、界面活性剤、脂質又はコロイド粒子と複合体化することにより得られる。
本明細書で使用されるとき、用語「部位(situs)」には、紙製品、布地、衣類、及び硬質表面が含まれる。
本明細書で使用するとき、組成物の「マイクロゲル含量」という用語は、本明細書に記載する超遠心分析(AUC)技術によって測定したとき、組成物の水膨潤性ポリマー含量を指す。
本明細書で使用するとき、「a」、「an」、及び「the」等の冠詞は、特許請求の範囲で用いられるとき、1つ以上の請求又は記載されるものを意味すると理解される。
特に記載がない限り、構成成分又は組成物の濃度は全て、その構成成分又は組成物の活性レベルに関するものであり、市販の供給源に存在し得る不純物、例えば、残留溶媒又は副生成物は除外される。
割合(%)及び比率は全て、別途記載のない限り重量で計算される。全ての割合(%)及び比率は、別途記載のない限り組成物全体を基準にして計算される。
本明細書の全体を通じて与えられる全ての最大の数値限定は、それよりも小さい全ての数値限定を、そうしたより小さい数値限定があたかも本明細書に明確に記載されているものと同様にして包含するものと理解すべきである。本明細書全体を通して記載される全ての最小数値限定は、このようなより高い数値限定が本明細書に明示的に記載されているかのように、全てのより高い数値限定を含む。本明細書全体を通して記載される全ての数値範囲は、このようなより狭い数値範囲が全て本明細書に明示的に記載されているかのように、このようなより広い数値範囲内の全てのより狭い数値範囲を含む。
布地処理組成物
1つの態様では、本発明の布地処理組成物は、組成物の総重量に基づいて、
a)約0.05%〜約5%、約0.1%〜約3%、約0.2%〜約2%、約0.25%〜約1%のジアルキル四級アンモニウム化合物(1つの態様では、前記水溶性ジアルキル四級アンモニウム化合物は、任意である)と、
b)約0.01%〜約1%、約0.05%〜約0.8%、約0.07%〜約0.6%、約0.1%〜約0.5%、約0.1%〜約0.3%の、1種以上のポリマーを含むポリマー材料であって、
i.約3.7〜約6.5、約3.7〜約6、約3.9〜約6、約4〜約5.5、約4〜約4.2の粘度勾配及び/又は60%超、65%超、67%超、69%超、又は約60%〜約90%、約65%〜約90%、約67%〜約87%、約69%〜約84%、約69%〜約80%のマイクロゲル含量を有する;
ii.3.7超、約3.7〜約6.5、約3.7〜約6、約3.9〜約6、約4〜約5.5、約4〜約4.2の粘度勾配及び/又は、65%超、67%超、69%超、又は約65%〜約90%、約67%〜約87%、約69%〜約84%、約69%〜約80%のマイクロゲル含量を有するが、ただし、前記ポリマーのうちの少なくとも1種が、6.5超、6.5超〜約100、6.5超〜約50、又は6.5超〜約20の粘度勾配を有する、
iii.逆乳化重合又は溶液重合のプロセスによって生成されるポリマーを含む、及び/又は
iv.ポリマーが、多座(multi-dentate)架橋剤及び少なくとも1種のエチレン性不飽和カチオン性モノマーを含むが、ただし、前記ポリマーのモノマーユニットのうちの少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも55%が、エチレン性不飽和カチオン性モノマーユニットであり、前記ポリマー全体の正味荷電がカチオン性であるポリマー材料と、
c)約0.05%〜約10%、約0.25%〜約10%、約0.3%〜約8%、約0.4%〜約7%、約0.5%〜約5%のシリコーンポリマーと、
d)約1%〜約30%、約3%〜約25%、約5%〜約20%、約6%〜約15%の布地柔軟剤活性物質と、を含んでよく、
前記組成物は、流体である。
本発明の1つの態様では、前記ジアルキル四級アンモニウム化合物は、
a)以下の構造を有する物質:
Figure 0006096287
(式中、各R及びRは、独立して、C〜C12ヒドロカルビル鎖であり、
及びRは、それぞれ独立して、C〜Cヒドロカルビル、C〜Cヒドロキシヒドロカルビル、ベンジル、−(CO)H(式中、xは、約1〜約10の値を有する)、及びこれらの混合物から選択され、Xは、アニオンである)
b)以下の構造を有する物質:
Figure 0006096287
(Rは、C12〜C22ヒドロカルビル鎖を含み、Rは、C〜C12ヒドロカルビル鎖を含み、Rは、Rよりもヒドロカルビル鎖において少なくとも2つ多い炭素原子を有し及びRは、それぞれ独立して、C〜Cヒドロカルビル、C〜Cヒドロキシヒドロカルビル、ベンジル、−(CO)H(式中、xは、約1〜約10の値を有する)、及びこれらの混合物から選択され、Xは、アニオンである)
c)以下の構造を有する物質:
Figure 0006096287
(式中、Rは、C12〜C22ヒドロカルビル鎖を含み、R及びRは、3〜6個のヒドロカルビル原子を含有する飽和又は不飽和環を形成し、且つN、O、又はSによって中断されていてもよく、Rは、ヒドロカルビル鎖において少なくとも2つ多い炭素原子を有し、Rは、環が窒素において不飽和である場合には存在せず、そうでない場合には、C〜Cヒドロカルビル、C〜Cヒドロキシヒドロカルビル、ベンジル、−(CO)H(式中、xは、約1〜約10の値を有する)、及びこれらの混合物から選択され、Xは、アニオンである)及び
d)これらの混合物
からなる群より選択される。
本発明の別の態様では、前記ジアルキル四級アンモニウム化合物は、水溶性ジアルキル四級アンモニウム化合物が、
a)以下の構造を有する物質:
Figure 0006096287
(式中、各R及びRは、独立して、C〜C10ヒドロカルビル鎖であり、
及びRは、それぞれ、メチルであり、Xは、ハロゲン化物又は有機硫酸塩である)、
b)以下の構造を有する物質:
Figure 0006096287
(式中、Rは、タローイルであり、Rは、2−エチルヘキシルであり、R及びRは、メチルであり、Xは、ハロゲン化物又は有機硫酸塩である)、及び
c)これらの混合物
からなる群より選択される。
本発明の1つの態様では、前記ポリマー材料は、
a)約3.7〜約6.5、約3.7〜約6、約3.9〜約6、約4〜約5.5、約4〜約4.2の粘度勾配及び/又は60%超、65%超、67%超、69%超、又は約60%〜約90%、約65%〜約90%、約67%〜約87%、69%〜約84%、69%〜約80%のマイクロゲル含量を有する;
b)式(I)に係るジアルキルアンモニウムハロゲン化物又は化合物:
Figure 0006096287
(式中、
は、水素又はメチルから選択され、1つの態様では、Rは、水素であり、
は、水素、又はC〜Cアルキルから選択され、1つの態様では、Rは、水素又はメチルから選択され、
は、C〜Cアルキレンから選択され、1つの態様では、Rは、エチレンであり、
、R、及びRは、それぞれ独立して、水素又はC〜Cアルキルから選択され、1つの態様では、R、R、及びRは、メチルであり、
Xは、−O−又は−NH−から選択され、1つの態様では、Xは、−O−であり、
Yは、Cl、Br、I、硫酸水素塩、又はメト硫酸塩から選択され、1つの態様では、Yは、Clであり、
アルキル基は、直鎖であっても分岐鎖であってもよく、アルキル基は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、及びイソプロピルである)と
任意で、式(II)のモノマー:
Figure 0006096287
(式中、
は、水素又はメチルから選択され、1つの態様では、Rは、水素であり、
は、水素又はC〜Cアルキルから選択され、1つの態様では、Rは、水素であり、R及びR10は、それぞれ独立して、水素又はC〜Cアルキルから選択され、1つの態様では、R及びR10は、それぞれ独立して、水素又はメチルから選択される)との逆乳化重合のプロセスによって生成されるポリマーを含む、
c)ポリマーが、ジビニルベンゼン、テトラアリルアンモニウムクロリド、アリルアクリレート、アリルメタクリレート、グリコール若しくはポリグリコールのジアクリレート及びジメタクリレート、ブタジエン、1,7−オクタジエン、アリルアクリルアミド、又はアリルメタクリルアミド、ビスアクリルアミド酢酸、N,N’−メチレンビスアクリルアミド若しくはポリオールポリアリルエーテル、例えば、ポリアリルスクロース若しくはペンタエリスリトールトリアリルエーテル、ジアルキルジメチルアンモニウムクロリド、及び/又はこれらの混合物からなる群より選択される多座架橋剤と、四級化ジメチルアミノエチルアクリレート、四級化ジメチルアミノエチルメタクリレート及びこれらの混合物からなる群より選択される少なくとも1種のエチレン性不飽和カチオン性モノマーとを含み、1つの態様では、前記少なくとも1種のエチレン性不飽和カチオン性モノマーが、2−トリメチルアミノエチルアクリレートクロリド、2ートリメチルアミノエチルメタクリレートクロリド、及びこれらの混合物からなる群より選択されるが、ただし、前記ポリマーのモノマーユニットのうちの少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも55%が、エチレン性不飽和カチオン性モノマーユニットであり、且つ前記ポリマー全体の正味荷電がカチオン性である、ポリマー材料から選択される。
本発明の別の態様では、モノマーがジメチルアミノエチルアクリレートメチルクロリド及びアクリルアミドである前記ポリマーを含有する組成物について開示する。
本発明の1つの態様では、ポリジメチルシロキサン、アミノシリコーン、カチオン性シリコーン、シリコーンポリエーテル、シリコーン樹脂、及びこれらの混合物からなる群より選択されるシリコーンポリマーを含む組成物について開示する。
1つの態様では、前記シリコーンポリマーは、以下から選択される構造を有する:
Figure 0006096287
(式中、
kは、2〜約100の整数であり、
mは、4〜約5,000の整数であり、
各Xは、2〜12個の炭素原子を含む置換又は非置換二価アルキレン基であり、1つの態様では、各二価アルキレン基は、独立して、−(CH)s−(式中、sは、約2〜約8、約2〜約4の整数である)からなる群より選択され、1つの態様では、各Xは、−CH−CH(OH)−CH−;−CH−CH−CH(OH)−及び
Figure 0006096287
からなる群より選択される置換二価アルキレン基であり、
、R及びRは、それぞれ独立して、H、OH、C〜C32アルキル、C〜C32置換アルキル、C〜C32又はC〜C32アリール、C〜C32又はC〜C32置換アリール、C〜C32アルキルアリール、C〜C32置換アルキルアリール、C〜C32アルコキシ、及びC〜C32置換アルコキシからなる群より選択され、
各Rは、独立して、H、OH、C〜C32アルキル、C〜C32置換アルキル、C〜C32又はC〜C32アリール、C〜C32又はC〜C32置換アリール、C〜C32アルキルアリール、C〜C32置換アルキルアリール、C〜C32アルコキシ、及びC〜C32置換アルコキシからなる群より選択され、
前記シリコーンポリマーにおける少なくとも1つのQは、独立して、−CH−CH(OH)−CH−R
Figure 0006096287
からなる群より選択され、前記シリコーンポリマーにおける各々の更なるQは、独立して、H、C〜C32アルキル、C〜C32置換アルキル、C〜C32又はC〜C32アリール、C〜C32又はC〜C32置換アリール、C〜C32アルキルアリール、C〜C32置換アルキルアリール;−CH−CH(OH)−CH−R
Figure 0006096287
を含む群より選択され、
wは、1〜約10の整数であり、
各Rは、独立して、H、C〜C32アルキルからなる群より選択され、
各Rは、独立して、H、C〜C18アルキルから選択され、
各T部分は、独立して、H、及び
Figure 0006096287
から選択され、
それぞれのT部分についてvが存在しない場合、前記T部分はHであり、前記シリコーンポリマー中の各vは1〜約10の整数であり、前記シリコーンポリマー中の各Qにおける全てのv指数の合計は、1〜約30の整数である)。
本発明の別の態様では、組成物は、以下から選択される構造を有するシリコーンポリマーを含む:
Figure 0006096287
(式中、
kは、2〜約10の整数であり、
mは、50〜約500の整数であり、
、R及びRは、それぞれ独立して、H、OH、C〜C32アルキル、及びC〜C32アルコキシからなる群より選択され、
各Rは、独立して、H、OH、C〜C32アルキル、及びC〜C32アルコキシからなる群より選択され、
前記シリコーンポリマー中の少なくとも1つのQは、独立して、
−CH−CH(OH)−CH−R
Figure 0006096287
からなる群より選択され、前記シリコーンポリマー中の各々の更なるQは、独立して、H、C〜C32アルキル、C〜C32置換アルキル、
−CH−CH(OH)−CH−R
Figure 0006096287
からなる群より選択され、
wは、1〜約10の整数であり、
各Rは、独立して、H、C〜C32アルキルからなる群より選択され、
各Rは、独立して、H、C〜Cアルキルから選択され、
各T部分は、独立して、H、及び
Figure 0006096287
から選択され、
それぞれのT部分についてvが存在しない場合、前記T部分はHであり、前記シリコーンポリマー中の各vは1〜約5の整数であり、前記シリコーンポリマー中の各Qにおける全てのv指数の合計は、1〜約20の整数であり、全ての他の部分及び指数は、既に定義した通りである)。
本発明の1つの態様では、前記布地柔軟剤活性物質が、ジ末端布地柔軟剤活性物質、モノ末端布地柔軟剤活性物質、イオン対布地柔軟剤活性物質、ショ糖エステル系布地柔軟剤活性物質、及びこれらの混合物からなる群より選択される組成物であって、前記組成物は、任意で、アミン、脂肪族エステル、分散性ポリオレフィン、粘土、多糖類、疎水性多糖類、イミダゾリン、脂肪族油、ポリマーラテックス、及びこれらの混合物からなる群より選択される柔軟剤活性物質を含む。
1つの態様では、前記ジ末端布地柔軟剤活性物質、モノ末端布地柔軟剤活性物質及びイオン対布地柔軟剤活性物質は、
a)以下の式(1)を有する物質
Figure 0006096287
(式中、
(i)R及びRは、それぞれ独立して、C〜C23炭化水素であり、
(ii)R及びRは、それぞれ独立して、C〜C炭化水素、C〜Cヒドロキシ置換炭化水素、ベンジル、−(CO)H(式中、yは1〜10の整数である)からなる群より選択され、
(iii)Lは、−C(O)O−、−(CHCHO)−、−C(O)−、−O−(O)C−、−NR−C(O)−、−C(O)−NR−(式中、mは、1又は2であり、Rは、水素又はメチルである)からなる群より選択され、
(iv)各nは、独立して、0〜4の整数であるが、ただし、Lが−O−(O)C−又は−NR−C(O)である場合、それぞれのnが1〜4の整数であり、
(v)各zは、独立して、0又は1であり、
(vi)Xは、柔軟剤相溶性アニオンである。)
b)以下の式(2)を有する物質
Figure 0006096287
(式中、
(i)Rは、C〜C23炭化水素であり、
(ii)Rは、それぞれ独立して、C〜C炭化水素、C〜Cヒドロキシ置換炭化水素、ベンジル、−(CO)H(式中、yは1〜10の整数である)からなる群より選択され、
(iii)Lは、−C(O)O−、−(OCHCH−、−(CHCHO)−、−C(O)−、−O−(O)C−、−NR−C(O)−、−C(O)−NR−(式中、mは、1又は2であり、Rは、水素又はメチルである)からなる群より選択され、
(iv)各nは、独立して、0〜4の整数であるが、ただし、Lが−O−(O)C−又は−NR−C(O)である場合、それぞれのnが1〜4の整数であり、
(v)zは、0又は1であり、
(vi)Xは、柔軟剤相溶性アニオンである。)
c)以下の式(3)を有する物質
Figure 0006096287
(式中、
(i)Rは、C〜C23炭化水素であり、
(ii)各Rは、独立して、C〜C炭化水素、C〜Cヒドロキシ置換炭化水素、ベンジル、−(CO)H(式中、yは1〜10の整数である)からなる群より選択され、
(iii)Lは、−C(O)O−、−(OCHCH−、−(CHCHO)−、−C(O)−、−O−(O)C−、−NR−C(O)−、−C(O)−NR−(式中、mは、1又は2であり、Rは、水素又はメチルである)からなる群より選択され、
(iv)各nは、独立して、0〜4の整数であるが、ただし、Lが−O−(O)C−又は−NR−C(O)である場合、それぞれのnが1〜4の整数であり、
(v)zは、0又は1であり、
(vi)Xは、C〜C24炭化水素を含むアニオン界面活性剤である。)
からなる群より選択される。
1つの態様では、前記ジ末端布地柔軟剤活性物質、モノ末端布地柔軟剤活性物質及びイオン対布地柔軟剤活性物質は、
a)以下の式(1)を有する物質
Figure 0006096287
(式中、
(i)R及びRは、それぞれ独立して、C11〜C17炭化水素であり、
(ii)R及びRは、それぞれ独立して、C〜C炭化水素、C〜Cヒドロキシ置換炭化水素からなる群より選択され、
(iii)各nは、独立して、1〜2の整数であり、
(iv)Lは、−C(O)O−、−C(O)−、−O−(O)C−からなる群より選択され、
(v)各zは、独立して、0又は1であり、
(vi)X−は、ハロゲン化物、スルホン酸塩、硫酸塩、及び硝酸塩からなる群より選択される柔軟剤相溶性アニオンである。)
b)以下の式(2)を有する物質
Figure 0006096287
(式中、
(i)Rは、C11〜C17炭化水素であり、
(ii)各Rは、独立して、C〜C炭化水素、C〜Cヒドロキシ置換炭化水素からなる群より選択され、
(iii)nは、1〜4の整数であり、
(iv)Lは、−C(O)O−、−C(O)−、−O−(O)C−からなる群より選択され、
(v)zは、0又は1であり、
(vi)Xは、ハロゲン化物、スルホン酸塩、硫酸塩、及び硝酸塩からなる群より選択される柔軟剤適合性アニオンである。)
c)以下の式(3)を有する物質
Figure 0006096287
(式中、
(i)Rは、C〜C23炭化水素であり、
(ii)各Rは、独立して、C〜C炭化水素、C〜Cヒドロキシ置換炭化水素、ベンジル、−(CO)H(式中、yは1〜10の整数である)からなる群より選択され、
(iii)Lは、−C(O)O−、−(OCHCH−、−(CHCHO)−、−C(O)−、−O−(O)C−、−NR−C(O)−、−C(O)−NR−(式中、mは、1又は2であり、Rは、水素又はメチルである)からなる群より選択され、
(iv)各nは、独立して、0〜4の整数であるが、ただし、Lが、−O−(O)C−又は−NR−C(O)である場合、それぞれのnが1〜4の整数であり、
(v)zは、0又は1であり、
(vi)X−は、C〜C24炭化水素を含むアニオン界面活性剤である。)
からなる群より選択される。
1つの態様では、前記ジ末端布地柔軟剤活性物質、モノ末端布地柔軟剤活性物質及びイオン対布地柔軟剤活性物質は、
a)以下の式(1)を有する物質
Figure 0006096287
(式中、
(i)R及びRは、それぞれ独立して、C11〜C17炭化水素であり、
(ii)R及びRは、それぞれ独立して、C〜C炭化水素、C〜Cヒドロキシ置換炭化水素からなる群より選択され、
(iii)nは、それぞれ独立して、1〜2の整数であり、
(iv)Lは、−C(O)O−、−C(O)−、−O−(O)C−からなる群より選択され、
(v)各zは、独立して、0又は1であり、
(vi)Xは、塩素、臭素、硫酸メチル、硫酸エチル、及びスルホン酸メチルからなる群より選択される柔軟剤相溶性アニオンである。)
b)以下の式(2)を有する物質
Figure 0006096287
(式中、
(i)Rは、C11〜C17炭化水素であり、
(ii)各Rは、独立して、C〜C炭化水素、C〜Cヒドロキシ置換炭化水素からなる群より選択され、
(iii)nは、1〜4の整数であり、
(iv)Lは、−C(O)O−、−C(O)−、−O−(O)C−からなる群より選択され、
(v)zは、0又は1であり、
(vi)X−は、塩素、臭素、硫酸メチル、硫酸エチル、及びスルホン酸メチルからなる群より選択される柔軟剤相溶性アニオンであるか又はC〜C18炭化水素を含むアニオン界面活性剤である。)
c)以下の式(3)を有する物質
Figure 0006096287
(式中、
(i)Rは、C11〜C17炭化水素であり、
(ii)各Rは、独立して、C〜C炭化水素、C〜Cヒドロキシ置換炭化水素からなる群より選択され、
(iii)nは、1〜4の整数であり、
(iv)Lは、−C(O)O−、−C(O)−、−O−(O)C−からなる群より選択され、
(v)zは、0又は1であり、
(vi)X−は、塩素、臭素、硫酸メチル、硫酸エチル、及びスルホン酸メチルからなる群より選択される柔軟剤相溶性アニオンであるか又はC〜C18炭化水素を含むアニオン界面活性剤である。)
からなる群より選択される。
1つの態様では、式2について、X−は、アニオン性界面活性剤であるC〜C24炭化水素である。
1つの態様では、前記布地ケア活性物質は、N,N−ジ(水素添加タローオイルオキシエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド、N,N−ジ(タローオイルオキシエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド、ジ−水素添加タロージメチルアンモニウムクロリド、ジタロージメチルアンモニウムクロリド、及びこれらの混合物からなる群より選択される布地柔軟化活性物質を含む。
本発明の1つの態様では、20〜500cps又は30〜400cpsの初期最終製品粘度を有し、約6%〜約90%、約7%〜約60%、約9%〜約40%、約10%〜約30%のシリコーン付着効率指数を有し、且つ35℃で12週間後10%未満の分離、5%未満の分離、2%未満の分離という安定性指数を有する組成物が開示される。
ポリマーを製造するプロセス
1つの態様では、成分a)の1000重量ppm超の範囲の連鎖移動剤(CTA)値を有するポリマーを製造する方法。本発明の別の態様は、成分a)の5重量ppm超、あるいは45重量ppm超の架橋剤を有するポリマーを提供することを目的とする。理論に束縛されるものではないが、高レベルのCTA及び/又は高レベルの架橋剤を含むポリマーは、驚くべきことに、驚くほど優れた柔軟剤活性及び/又は香料付着を有する布地ケア組成物を提供することができると考えられる。
ポリマーは、1つの態様では、布地ケア組成物の0.001重量%〜10重量%含まれる。別の態様では、ポリマーは、布地ケア組成物の0.01重量%〜0.3重量%、あるいは0.05重量%〜0.25重量%、あるいは0.1重量%〜0.20重量%、あるいはこれらの組み合わせのポリマーを含む。
本発明の1つの態様では、成分a)は、5〜95重量%(重量%)の少なくとも1種のカチオン性モノマーと5〜95重量%の少なくとも1種の非イオン性モノマーとを含む。重量百分率は、コポリマーの総重量に対するものである。
本発明の更に別の態様では、成分a)は、50〜70重量%、又は55〜65重量%の少なくとも1種のカチオン性モノマーと、30〜50重量%、又は35〜45重量%の少なくとも1種の非イオン性モノマーとを含む。重量百分率は、コポリマーの総重量に対するものである。
カチオン性モノマー
好適なカチオン性モノマーは、ジアリルジアルキルアンモニウムハロゲン化物又は式(I)に係る化合物を含む:
Figure 0006096287
(式中、
は、水素又はメチルから選択され、1つの態様では、Rは、水素であり、
は、水素又はC〜Cアルキルから選択され、1つの態様では、Rは、水素又はメチルであり、
は、C〜Cアルキレンから選択され、1つの態様では、Rは、エチレンであり、
、R、及びRは、それぞれ独立して、水素、又はC〜Cアルキルから選択され、1つの態様では、R、R及びRは、メチルであり、
Xは、−O−又は−NH−から選択され、1つの態様では、Xは、−O−であり、
Yは、Cl、Br、I、硫酸水素塩、又はメト硫酸塩から選択され、1つの態様では、Yは、Clであり、
アルキル基は、直鎖であっても分岐鎖であってもよく、アルキル基は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、及びイソプロピルである)。
1つの態様では、式(I)のカチオン性モノマーは、ジメチルアミノエチルアクリレートメチルクロリドである。
非イオン性モノマー
好適な非イオン性モノマーとしては、式(II)の化合物が挙げられる:
Figure 0006096287
(式中、
は、水素又はメチルから選択され、1つの態様では、Rは、水素であり、
は、水素又はC〜Cアルキルから選択され、1つの態様では、Rは、水素であり、
及びR10は、それぞれ独立して、水素又はC〜Cアルキルから選択され、1つの態様では、R及びR10は、それぞれ独立して、水素又はメチルから選択される)。
1つの態様では、非イオン性モノマーは、アクリルアミドである。
架橋剤
架橋剤b)は、少なくとも2つのエチレン性不飽和部分を含有する。1つの態様では、架橋剤b)は、少なくとも3以上のエチレン性不飽和部分を含有し、1つの態様では、架橋剤b)は、少なくとも4以上のエチレン性不飽和部分を含有する。
好適な架橋剤としては、ジビニルベンゼン、テトラアリルアンモニウムクロリド、アリルアクリレート及びメタクリレート、グリコール及びポリグリコールのジアクリレート及びジメタクリレート、ブタジエン、1,7−オクタジエン、アリル−アクリルアミド及びアリル−メタクリルアミド、ビスアクリルアミド酢酸、N,N’−メチレン−ビスアクリルアミド及びポリオールポリアリルエーテル、例えば、ポリアリルサッカロース及びペンタエリスリトールトリアリルエーテル、並びにこれらの混合物が挙げられる。1つの態様では、架橋剤は、テトラアリルアンモニウムクロリド、アリル−アクリルアミド及びアリル−メタクリルアミド、ビスアクリルアミド酢酸、及びN,N’−メチレン−ビスアクリルアミド、及びこれらの混合物から選択される。1つの態様では、架橋剤は、テトラアリルアンモニウムクロリドである。
また、架橋剤の混合物を使用することも好適である。架橋剤は、(成分a)に基づいて)約0.5ppm〜約500ppm、あるいは約10ppm〜約400ppm、あるいは約20ppm〜約200ppm、あるいは約40ppm〜約100ppm、あるいは約50ppm〜約80ppmの範囲で含まれる。1つの態様では、架橋剤は、(成分a)に基づいて)約5ppm超である。
Figure 0006096287
連鎖移動剤(CTA)
連鎖移動剤c)としては、メルカプタン、リンゴ酸、乳酸、ギ酸、イソプロパノール、及び次亜リン酸塩、並びにこれらの混合物が挙げられる。1つの態様では、CTAは、ギ酸である。
CTAは、(成分a)に基づいて)約100ppm超の範囲で存在する。1つの態様では、CTAは、(成分a)に基づいて)約100ppm〜約10,000ppm、あるいは約500ppm〜約4,000ppm、あるいは約1,000ppm〜約3,500ppm、あるいは約1,500ppm〜約3,000ppm、あるいは約1,500ppm〜約2,500ppm、あるいはこれらの組み合わせである。更に別の態様では、CTAは、(成分a)に基づいて)約1000超である。また、連鎖移動剤の混合物を使用することも好適である。
分子量の範囲
1つの態様では、ポリマーは、約1,000,000ダルトン〜約3,000,000ダルトン、あるいは約1,500,000ダルトン〜約2,500,000ダルトンの数平均分子量(Mn)を含む。
別の態様では、ポリマーは、約4,000,000ダルトン〜約11,000,000ダルトン、あるいは約4,000,000ダルトン〜約6,000,00ダルトンの重量平均分子量(Mw)を含む。
本発明の一例は、ポリマー混合物を作製するための架橋剤及び連鎖移動剤の存在下におけるアクリルアミドとDMA3との逆乳化重合であって、マイクロゲル微粒子分散ガラスが、超遠心によって測定したとき69%の粒子含量を有する逆乳化重合である。組成物の残りのポリマー部分は、直鎖及び/又はわずかに分岐しているポリマーの混合物である。
ポリマーを合成するための安定剤及び例
安定剤A(非イオン性ブロックコポリマー):ポリグリセリル−ジポリヒドロキシステアレート(CAS番号144470−58−6)
安定剤Bは、分子量が約5000g/モルであり且つ疎水性親油性バランス値(HLB)が5〜6である非イオン性ABAブロックコポリマーであって、Aブロックが、ポリヒドロキシステアリン酸に基づき、Bブロックが、ポリアルキレンオキシドに基づくブロックコポリマーである。
Figure 0006096287
安定剤C(非イオン性ブロックコポリマー):PEG−30ジポリヒドロキシステアレート(CAS番号70142−34−6)
安定剤D(非イオン性ブロックコポリマー):アルキドポリエチレングリコールポリイソブテン安定化界面活性剤(HLB5〜7)
Figure 0006096287
補助物質
本発明の目的には必須ではないが、以下に例示する補助剤の非限定的なリストは、本組成物中で使用するのに適しており、例えば、洗浄性能を補助若しくは向上させるために、洗浄される基材の処理のために、又は香料、着色剤、染料等を用いる場合のように洗浄組成物の審美性を変化させるために、本発明の特定の態様に配合するのが望ましい場合がある。これら追加成分の正確な性質及びその配合濃度は、組成物の物理的形態及び前記組成物が使用される布地処理作業の性質に依存する。好適な補助物質としては、界面活性剤、ビルダー、キレート剤、移染防止剤、分散剤、酵素及び酵素安定剤、触媒物質、漂白活性化剤、過酸化水素、過酸化水素源、予備形成過酸、ポリマー分散剤、粘土汚れ除去/再付着防止剤、増白剤、泡抑制剤、染料、香料、構造弾性剤、布地柔軟剤、キャリア、構造剤、ヒドロトロープ、加工助剤、溶媒、及び/又は顔料が挙げられるが、これらに限定されない。下記開示に加えて、このような他の補助剤の好適な例、及び使用濃度は、米国特許第5,576,282号、同第6,306,812(B1)号及び同第6,326,348(B1)号にみられ、これらは参照により組み込まれる。
上述の通り、補助成分は、本出願人らの組成物には必須ではない。したがって、本出願人らの組成物の特定の態様は、界面活性剤、ビルダー、キレート剤、移染防止剤、分散剤、酵素及び酵素安定剤、触媒物質、漂白活性化剤、過酸化水素、過酸化水素源、予備形成過酸、ポリマー分散剤、粘土汚れ除去/再付着防止剤、増白剤、泡抑制剤、染料、香料、構造弾性剤、布地柔軟剤、キャリア、ヒドロトロープ、加工助剤、溶媒、及び/又は顔料等の補助物質の1種以上を含まない。しかし、1種以上の補助剤が存在する場合、このような1種以上の補助剤は、以下に詳述されるように存在してもよい。
界面活性剤−本発明に係る組成物は、界面活性剤又は界面活性剤系を含んでよく、前記界面活性剤は、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、双極性界面活性剤、半極性非イオン性界面活性剤、及びこれらの混合物から選択してよい。
界面活性剤は、典型的には、対象組成物の約0.1重量%〜約60重量%、約1重量%〜約50重量%、又は更に約5重量%〜約40重量%の濃度で存在する。
キレート剤−本明細書における組成物は、キレート剤を含有してよい。好適なキレート剤としては、銅、鉄及び/又はマンガンキレート剤、並びにこれらの混合物が挙げられる。
キレート剤を使用する場合、組成物は、対象組成物の約0.1重量%〜約15重量%、又は更に約3.0重量%〜約10重量%のキレート剤を含んでよい。
移染防止剤−本発明の組成物はまた、1種以上の移染防止剤を含んでよい。好適な高分子移染防止剤としては、ポリビニルピロリドンポリマー、ポリアミンN−オキシドポリマー、N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾールのコポリマー、ポリビニルオキサゾリドン及びポリビニルイミダゾール又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
対象組成物に存在する場合、移染防止剤は、組成物の約0.0001重量%〜約10重量%、約0.01重量%〜約5重量%又は更に約0.1重量%〜約3重量%の濃度で存在してよい。
分散剤−本発明の組成物はまた、分散剤を含んでよい。好適な水溶性有機物質としては、ホモポリマー又はコポリマーの酸又はそれらの塩が挙げられ、それらのうちのポリカルボン酸は、互いに炭素原子2個を超えない程度に離れている少なくとも2個のカルボキシル基を含む。
香料−分散相は、3−(4−t−ブチルフェニル)−2−メチルプロパナール、3−(4−t−ブチルフェニル)−プロパナール、3−(4−イソプロピルフェニル)−2−メチルプロパナール、3−(3,4−メチレンジオキシフェニル)−2−メチルプロパナール、及び2,6−ジメチル−5−ヘプテナール、α−ダマスコン、β−ダマスコン、δ−ダマスコン、β−ダマセノン、6,7−ジヒドロ−1,1,2,3,3−ペンタメチル−4(5H)−インダノン、メチル−7,3−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピン−3−オン、2−[2−(4−メチル−3−シクロヘキセニル−1−イル)プロピル]シクロペンタン−2−オン、2−sec−ブチルシクロヘキサノン、及びβ−ジヒドロイオノン、リナロール、エチルリナロール、テトラヒドロリナロール、及びジヒドロミルセノール等の香料からなる群より選択される材料を含んでよい香料を含んでよい。
カプセル剤−分散相は、カプセル剤を含んでよい。好適なカプセル剤としては、コアを封入するシェルを含む香料マイクロカプセルが挙げられる。前記コアは、1種以上の有益剤を含む。前記有益剤としては、3−(4−t−ブチルフェニル)−2−メチルプロパナール、3−(4−t−ブチルフェニル)−プロパナール、3−(4−イソプロピルフェニル)−2−メチルプロパナール、3−(3,4−メチレンジオキシフェニル)−2−メチルプロパナール、及び2,6−ジメチル−5−ヘプテナール、α−ダマスコン、β−ダマスコン、δ−ダマスコン、β−ダマセノン、6,7−ジヒドロ−1,1,2,3,3−ペンタメチル−4(5H)−インダノン、メチル−7,3−ジヒドロ−2H−1,5−ベンゾジオキセピン−3−オン、2−[2−(4−メチル−3−シクロヘキセニル−1−イル)プロピル]シクロペンタン−2−オン、2−sec−ブチルシクロヘキサノン、及びβ−ジヒドロイオノン、リナロール、エチルリナロール、テトラヒドロリナロオール、及びジヒドロミルセノール等の香料;ポリエチレンワックス等のシリコーン油、ワックス;魚油、ジャスミン、ショウノウ、ラベンダー等の精油;メントール、乳酸メチル等の皮膚冷却剤;ビタミンA及びE等のビタミン;日焼け止め剤;グリセリン;マンガン触媒又は漂白触媒等の触媒;過ホウ酸塩等の漂白粒子;二酸化ケイ素粒子;制汗活性物質;カチオンポリマー及びこれらの混合物からなる群より選択される材料を挙げることができる。好適な有益剤は、Givaudan Corp.(Mount Olive,New Jersey,USA)、International Flavors & Fragrances Corp.(South Brunswick,New Jersey,USA)、又はQuest Corp.(Naarden,Netherlands)から入手することができる。前記シェルは、1種以上のアミンと1種以上のアルデヒドとの反応生成物、例えば、ホルムアルデヒド又はグルテルアルデヒド(gluteraldehyde)と架橋した尿素、ホルムアルデヒドと架橋したメラミン、任意でグルテルアルデヒド(gluteraldehyde)と架橋したゼラチン−ポリリン酸塩コアセルベート、ゼラチン−アラビアゴムコアセルベート、架橋シリコーン流体、ポリイソシアネートと反応したポリアミン、アクリレート、並びにこれらの混合物からなる群より選択される材料を挙げることができる。
1つの態様では、前記カプセル剤は、前記シェルを封入するコーティングを含んでよい。前記コーティングは、カプセル剤及び/又はカプセル剤の有益剤の付着特性を強化することを含む更なる利点を提供する。1つの態様では、前記コーティングは、ポリビニルアミン、ポリビニルホルムアミド及びポリアリルアミン並びにこれらのコポリマーからなる群より選択される1種以上の高効率ポリマーを含んでもよい。1つの態様では、前記カプセル剤は、メラミンホルムアルデヒド及び/又はアクリレートを含むシェルと、香料を含むコアとを有する香料マイクロカプセルであってもよい。前記香料マイクロカプセルは、任意の前述の被覆を含んでもよい。
製品の製造プロセス
本発明の組成物を製造するプロセスは、シリコーンポリマーとジアルキル四級化合物との組み合わせを、溶媒中に分散している柔軟剤活性物質に添加することを含む。本発明の組成物は、任意の好適な形態で配合してよく、配合者によって選択される任意のプロセスによって調製され、その非限定的な例は、出願人らによる実施例、並びに米国特許出願公開第2010/0020632A1号及び同第2011/0172137A1号;米国特許出願第5,879,584号、同第5,691,297号、同第5,574,005号、同第5,569,645号、同第5,565,422号、同第5,516,448号、同第5,489,392号、及び同第5,486,303号に記載されており、これらは全て参照により本明細書に組み込まれる。
1つの態様では、本明細書に開示する組成物は、その成分を任意の便利な順序で合わせて、及び得られた成分の組み合わせを混合、例えば撹拌して、相安定な洗浄組成物を形成することによって調製され得る。1つの態様では、流体成分の少なくとも主要部分、又は更には実質的に全てを含有する流体マトリクスを形成してよく、この流体成分は、この液体の組み合わせに剪断力攪拌を付与することにより十分に混合される。例えば、機械的撹拌機による高速撹拌を使用してよい。
使用方法
本発明の組成物は、任意の従来の方法で使用してよい。要するに、前記組成物は、従来の方法及びプロセスによって設計及び作製される製品と同じように使用してよい。例えば、本発明の組成物を使用して、部位、特に表面又は布地を洗浄及び/又は処理することができる。典型的には、部位の少なくとも一部を、未希釈の形態の又は洗濯液で希釈された出願人の組成物の態様と接触させ、次いで、前記部位を、任意で、洗浄する及び/又はすすぐ。本発明の目的に関して、洗浄としては、限定するものではないが、こすり洗い及び機械的撹拌が挙げられる。布地は、標準的な消費者の使用条件で洗濯することがえきる任意の布地を含んでよい。洗浄溶媒が水であるとき、水温は、典型的には、約5℃〜約90℃であり、部位が布地を含むとき、水の布地に対する質量比は、典型的には、約1:1〜約100:1である。
本発明の消費者製品は、布地に塗布される液体布地強化剤として使用されてもよく、次いで、布地は、自然乾燥及び/又は自動乾燥機によって乾燥される。
試験方法
超遠心分析(AUC)を用いるポリマーの可溶性部分及び不溶性部分の測定
ポリマーの可溶性部分及び不溶性部分を測定するために、超遠心分析を用いて分画実験を実施する。干渉光学検出系(波長675nm)を備えるBeckman Optima XL−I(Beckman Instruments,Palo Alto,USA)を用いて沈降速度を測定する。高分子電解質スクリーニング効果を保証するために塩溶液を用いて臨界ポリマー重複濃度を下回るポリマー濃度でサンプルを測定する。遠心速度は、1000rpm〜45,000rmで変動する。
sとs+dsとの間の沈降係数を用いる種の重量分画として定義される沈降係数の分布、及び1つの沈降画分の濃度を、標準的な分析ソフトウェア(SEDFIT)を用いて測定する。経時的な全ラジカル濃度プロファイルの変化を記録し、溶媒の密度及び粘度、並びにポリマーの比屈折率増分を用いて、沈降係数g(s)の分布に変換する。沈降係数の単位は、Sved(1Sved=10−13秒)である。
相及びブルックフィールド粘度及び安定性の評価
ブルックフィールド粘度は、60RPMのLV2スピンドルを備えるBrookfield DV−E粘度計を用いて測定する。試験は、機器の取扱説明書に従って行う。初期粘度は、最終製品サンプルの製造の24時間以内に測定されるブルックフィールド粘度として定義する。サンプルをねじ口ふた付のガラスジャーで保管し、35℃で維持した一定温度の室内に静置して熟成させる。
物理的安定性は、静置したガラスジャー内の製品を目視観察することによって評価する。製品は、ジャーの底部に透明な層がみられないとき、安定であるとみなされる。製品は、ジャーの底部に透明な層がみられるとき、不安定であるとみなされる。安定性の程度は、処方全体に対する分離層の相分離の百分率として測定することができる。手でジャーを軽く叩いてサンプルを均質化した後、熟成サンプルのブルックフィールド粘度を測定する。
粘度勾配の決定
約0.1ppmの塩酸を脱イオン水に添加することによって重量測定法により酸性化水を調製する。対数的に前記酸性水中のポリマーが0.01〜1重量パーセントに及ぶように一連の水性ポリマー溶液を調製する。各ポリマー溶媒溶液は、重量測定法で、ポリマーと溶媒とをSpeedMixer(商標)DAC 150 FVZ−K(FlackTek Inc.(Landrum,South Carolina)によって製造)によって、Max 60又はMax 100カップ内で2,500RPMで1分間、水性ポリマー溶液の目標ポリマー重量パーセントになるように混合することによって調製される。粘度は、各ポリマー溶媒溶液の剪断速度の関数として、DSR 301測定ヘッド及び同心シリンダ形状を有するAnton Paarレオメータを使用して、40の異なる剪断速度で測定される。各測定値の時間微分は、180及び10秒の範囲の対数であり、測定値の剪断速度範囲は、0.001〜500 1/sである(低剪断速度から高剪断速度まで行われた測定値)。
水性ポリマー溶媒溶液のポリマー重量%の関数としての、例えば、0.2Pa以上、剪断速度0.01 1/sにおける粘度は、等式Y=bXを使用して適合され、式中、Xは、溶媒ポリマー溶液中のポリマー濃度であり、Yは、ポリマー溶媒溶液粘度であり、bは、Xが1重量%に外挿されたときの外挿溶媒ポリマー溶液の粘度であり、係数aは、係数aが最大値である場合のポリマー濃度範囲にわたる、本明細書では粘度勾配として定義されるポリマー濃度粘度の換算累乗である。等式を用いて適合された粘度の範囲及び得られる適合パラメータを表1に記載する。
布地及び試験見本の調製方法
Kenmore FS 600及び/又は80シリーズの洗濯機を用いて布地を評価する。洗濯機は、以下の通り設定する:洗浄/すすぎ温度32℃/15℃、硬度103mg/L(6gpg)、標準サイクル、及び中等度の洗濯量(64リットル)。布地の塊は、綿100%からなる清潔な布地2.5キログラムからなる。試験見本は、この塊に含まれており、綿100%のEuro Touchテリー織タオル(Standard Textile,Inc.Cincinnati,OHから購入)を含んでいた。任意の試験製品で処理する前に、布地の塊を、試験実施前に布地調製−脱色及び糊抜き(Stripping and Desizing)手順に従って脱色する。洗濯機を少なくとも半分充填した後、水の表面下にTide Free液体洗剤(1x推奨用量)を添加する。水の流れが停止し、洗濯機が回り始めたら、清潔な布地の塊を添加する。洗濯機がすすぎ水でほぼ満たされ、回り始める前に、確実に布地ケア試験組成物が試験見本又は布地の塊と直接接触しないように、布地ケア試験組成物をゆっくり添加する(1x用量)。洗浄/すすぎサイクルが完了したら、各濡れた布地の塊を対応する乾燥機に移す。用いる乾燥機は、Maytag市販シリーズの(又は等価な)電気乾燥機であり、綿/高温加熱/時限式乾燥設定でタイマーを55分に設定した。このプロセスを、合計3回の完全な洗浄すすぎサイクルについて繰り返す。3回目の乾燥サイクル後、乾燥機が停止したら、活性物質の付着を分析するために各布地の塊から12枚のテリータオルを取り出す。次いで、一定温度/相対湿度(21℃、相対湿度50%)に制御された採点用の室内に12〜24時間布地を置き、次いで、柔らかさ及び/又は活性物質の付着について採点する。
布地調製−脱色及び糊抜き手順は、5回の連続する洗浄サイクルとそれに続く乾燥サイクルで、綿100%のEuro Touchテリー織タオルの試験見本を含む清潔な布地の塊(綿100%を含む布地2.5kg)を洗浄することを含む。AATCC(American Association of Textile Chemists and Colorists)の高効率(HE)液体洗剤を用いて、試験見本布地を脱色/糊抜きし、布地の塊を洗浄する(洗浄サイクル1回当たり1x推奨用量)。洗浄条件は、以下の通りである:Kenmore FS 600及び/又は80洗濯機(又は等価物)、洗浄/すすぎ温度48℃/48℃、水硬度0mg/L(0gpg)、標準洗浄サイクル、及び中等度の洗濯量(64リットル)に設定。乾燥機のタイマーは、綿/高/時限式乾燥設定で55分に設定する。
シリコーン測定方法
20mLのシンチレーションバイアルにおいて50:50トルエン:メチルイソブチルケトン又は15:85エタノール:メチルイソブチルケトンのいずれか12mLを用いて約0.5グラムの布地(試験見本処理手順に従って予め処理)からシリコーンを抽出する。パルス渦発生装置で30分にわたってバイアルを撹拌する。誘導結合プラズマ発光分析法(ICP−OES)を用いて、抽出物中のシリコーンを定量する。試験される製品と同一又は構造的に類似する種類のシリコーン原材料を用いて既知のシリコーン濃度のICP較正標準を作製する。本方法の作動範囲は、布地1グラム当たり8〜2300μgのシリコーンである。布地1グラム当たり2300μg超の濃度は、後で希釈することによって評価することができる。シリコーンの付着効率指数は、百分率として計算することによって求められ、処方の実施例を介して送達される量に対する、前述の抽出及び測定技術を介して回収されるシリコーンの量である。この分析は、本明細書に概説する洗浄手順に従って処理されるテリー織タオル(EuroSoftタオル、Standard Textile,Inc,Cincinnati,OHから供給)に対して実施する。
実施例1:(比較例)カチオン性ポリマーの合成(CE1)
以下の成分を混合することにより、水溶性成分の「水相」を調製する:
1.23gのクエン酸−1−水和物、
0.7gのジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム水溶液、
43.78gの水、
29,56gのメチレン−ビス−アクリルアミド(1%水溶液)、
8gのテトラアリルアンモニウムクロリド(TAAC、5%水溶液)
8.0gの次亜リン酸ナトリウム(5%水溶液)、及び
326.66gの塩化メチル四級化ジメチルアミノエチルメタクリレート。
以下の成分を混合することにより、「油相」を調製する:
8.0gの三オレイン酸ソルビタン(脱芳香族脂肪族炭化水素中75%)(点160℃〜190℃)
67.8gの高分子安定剤(ステアリルメタクリレート−メタクリル酸コポリマー、溶媒中18.87%)
151.2gの2−エチルヘキシルステアレート、及び
60.2gの脱芳香族炭化水素溶媒(沸点160℃〜190℃)。
41.8部の油相に対して58.2部の水相の比で、高剪断下にて2つの相を混合して、油中水型エマルションを形成する。得られる油中水型エマルションを、窒素スパージ管、撹拌棒、及び温度計を備える反応器に移す。エマルションを窒素でパージして、酸素を除去する。
2℃/分で昇温するように、メタ重亜硫酸ナトリウム及び三級ブチルヒドロペルオキシドのレドックス対を段階的に添加することによって重合させる。
等温線が得られたら、フリーラジカル反応開始剤(2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、CAS番号13472−08−7)を2段階で添加し(45分後に2段階目)、エマルションを85℃で75分間保持する。
真空蒸留を実施して水及び揮発性溶媒を除去して、ポリマー固形分50%の最終生成物を得る。この生成物に、34.3gの脂肪族アルコールアルコキシレート[アルコールC6〜C17(二級)ポリ(3〜6)エトキシレート:97%二級アルコールエトキシレート+3%ポリ(エチレンオキシド)]、(CAS番号84133−50−6)を添加する。
実施例2:(比較例)カチオン性ポリマーの合成(CE2)
以下の成分を混合することにより、水溶性成分の「水相」を調製する:
1.88gのクエン酸−1−水和物、
1.07gのジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム水溶液、
220.37gの水、
3.75gのメチレン−ビス−アクリルアミド(1%水溶液)、
0.75gのギ酸
281.25gの塩化メチル四級化ジメチルアミノエチルアクリレート(DMA3MeCl 80%水溶液)、及び
300.00gのアクリルアミド(50%水溶液)。
以下の成分を混合することにより、「油相」を調製する:
12.245gの三オレイン酸ソルビタン(脱芳香族脂肪族炭化水素中75%)(点160℃〜190℃)
103.825gの高分子安定剤、ステアリルメタクリレート−メタクリル酸コポリマー(溶媒中18.87%)
259.14gの2−エチルヘキシルステアレート、及び
99.97gの脱芳香族炭化水素溶媒(沸点160℃〜190℃)。
37部の油相に対して63部の水相の比で、高剪断下にて2つの相を混合して、油中水型エマルションを形成する。得られる油中水型エマルションを、窒素スパージ管、撹拌棒、及び温度計を備える反応器に移す。0.21gのWako V59を添加し、エマルションを窒素でパージして、酸素を除去する。
2℃/分で昇温するように、メタ重亜硫酸ナトリウム及び三級ブチルヒドロペルオキシドのレドックス対を段階的に添加することによって重合させる。等温線が完成した後、エマルションを85℃で60分間保持する。次いで、72.7gの三級ブチルヒドロペルオキシド(溶媒中1.29%)及び82.2gのメタ重亜硫酸ナトリウム(エマルション中1,14%)による残りのモノマーの還元を開始させる(供給時間3時間)。
真空蒸留を実施して水及び揮発性溶媒を除去して、最終製品、すなわち、ポリマー固形分50%を含有する分散液を得る。この生成物に、52.5gのTergitol 15−S−7(エトキシル化されている二級アルコール)を添加する。
実施例3:カチオン性ポリマーの合成
以下の成分を混合することにより、水溶性成分の「水相」を調製する:
1.88gのクエン酸−1−水和物、
1.07gのジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム水溶液、
220.37gの水、
3.75gのメチレン−ビス−アクリルアミド(1%水溶液)、
0.75gのギ酸
281,25gの塩化メチル四級化ジメチルアミノエチルアクリレート(DMA3MeCl80%水溶液)、及び
300.00gのアクリルアミド(50%水溶液)。
以下の成分を混合することにより、「油相」を調製する:
45.92gの安定化界面活性剤としての安定剤B(溶媒中20%)、
103.825gの高分子安定剤、ステアリルメタクリレート−メタクリル酸コポリマー(溶媒中18.87%)
295.13gの2−エチルヘキシルステアレート、及び
30.3gの脱芳香族炭化水素溶媒(沸点160℃〜190℃)。
37部の油相に対して63部の水相の比で、高剪断下にて2つの相を混合して、油中水型エマルションを形成する。得られる油中水型エマルションを、窒素スパージ管、撹拌棒、及び温度計を備える反応器に移す。0.38gのWako V59を添加し、エマルションを窒素でパージして、酸素を除去する。
2℃/分で昇温するように、メタ重亜硫酸ナトリウム及び三級ブチルヒドロペルオキシドのレドックス対を段階的に添加することによって重合させる。等温線が完成した後、エマルションを85℃で60分間保持する。次いで、72.7gの三級ブチルヒドロペルオキシド(溶媒中1.29%)及び82.2gのメタ重亜硫酸ナトリウム(エマルション中1.14%)による残りのモノマーの還元を開始させる(供給時間3時間)。
真空蒸留を実施して水及び揮発性溶媒を除去して、最終製品、すなわち、ポリマー固形分50%を含有する分散液を得る。この生成物に、52.5gの脂肪族アルコールアルコキシレート[アルコールC6〜C17(二級)ポリ(3〜6)エトキシレート:97%二級アルコールエトキシレート+3%ポリ(エチレンオキシド)]、(CAS番号84133−50−6)を添加する。
データ
Figure 0006096287
商品名Sedipur(登録商標)CL 544としてBASF,SE,Ludwigshafenから入手可能なカチオン性ポリマー。
商品名Rheovis(登録商標)CDEとしてBASF,SE,Ludwigshafenから入手可能なカチオン性ポリマー。
商品名Flosoft(登録商標)222としてSNF Floerger,Andrezieux,Franceから入手可能なカチオン性ポリマー。
Figure 0006096287
** %マイクロゲル=100%−AUCポリマー%
モノマー1−2−トリメチルアミノエチルアクリレート、塩化物(TMAEC又はDMA3MeCl)
モノマー2−アクリルアミド(ACM)
X−Link 1−メチレンビス−アクリルアミド(MBA)
X−Link 2−テトラアリルアンモニウムクロリド(TAAC)
AUC%ポリマーは、本明細書に記載する超遠心分析技術によって測定したときの水溶性ポリマー含量と等価である。
Figure 0006096287
Figure 0006096287
実施例の処方:以下は、本発明の布地処理組成物の非限定的な例である。
Figure 0006096287
N,N−ジ(タローオイルオキシエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド。
EtOH又はIPA等の低分子量アルコール。
BASFから商品名Rheovis(登録商標)CDEで入手可能なカチオン性ポリマー。
元Appleton Papers,Inc.から入手可能な香料μカプセル。
ジエチレントリアミン五酢酸又はヒドロキシルエチリデンー1.1−ジホスホン酸。
商品名ProxelとしてLonzaから入手可能な1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン(BIT)。
商標名DC2310としてDow Corning(登録商標)から入手可能なシリコーン消泡剤。
表2からカチオン性アクリレート−アクリルアミドコポリマーP1〜P5及びCP1−CP3。
商品名Bardac(登録商標)2280のジデシルジメチルアンモニウムクロリド。
商品名Arquad(登録商標)HTL8−MSとしてAkzoNobelから入手可能な水素添加タローアルキル(2ーエチルヘキシル)ジメチルアンモニウムメチルサルフェート。
商品名Lutensol(登録商標)XL−70としてBASFから入手可能な非イオン性界面活性剤。
TWEEN 20(商標)又はTAE80(平均エトキシル化度が80のタローエトキシル化アルコール)等の非イオン性界面活性剤、又はAkzo Nobel製のBerol 648及びEthoquad(登録商標)C25等のカチオン性界面活性剤。
商品名DC346としてDow Corningから得られるポリジメチルシロキサンエマルション。
アミノ官能性オルガノシロキサンポリマー、例えば、アミン当量1500g/モル以上のアミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン−ジメチルシロキサンコポリマー(Shin−Etsu Siliconesから商品名KF−861、KF−8002として市販)。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に断らないかぎり、そのような寸法のそれぞれは、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
本発明の「発明を実施するための形態」で引用した全ての文献は、参照により、関連部分において本明細書に援用するが、いずれの文献の引用もそうした文献が本発明に対する先行技術であることを容認するものとして解釈されるべきではない。この文書における用語の任意の意味又は定義が、参照により組み込まれる文献における同じ用語の任意の意味又は定義と矛盾する範囲については、本文書における用語に与えられた意味又は定義が適用される。
本発明の特定の態様について説明し記載したが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正が可能であることが当業者には自明である。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (17)

  1. 布地処理組成物であって、組成物の全重量に基づいて、
    a)0.05%〜5%のジアルキル四級アンモニウム化合物と、
    b)0.01%〜1%の、1種以上のポリマーを含むポリマー材料であって、 i.逆乳化重合又は溶液重合のプロセスによって生成されるポリマーを含む、及び/又は
    ii.ポリマーが、多座架橋剤及び少なくとも1種のエチレン性不飽和カチオン性モノマーを含むが、ただし、前記ポリマーのモノマーユニットのうちの少なくとも40%が、エチレン性不飽和カチオン性モノマーユニットであり、前記ポリマー全体の正味荷電がカチオン性である、ポリマー材料と、
    c)0.05%〜10%のシリコーンポリマーであって、下記の群、すなわち、
    Figure 0006096287
    (式中、
    kは、2〜100の整数であり、
    mは、4〜5,000の整数であり、
    各Xは、2〜12個の炭素原子を含む置換又は非置換二価アルキレン基であり、好ましくは、各二価アルキレン基は、独立して、−(CH)s−(式中、sは、2〜8、2〜4の整数である)からなる群より選択され、好ましくは、各Xは、−CH−CH(OH)−CH−、−CH−CH−CH(OH)−、及び
    Figure 0006096287
    からなる群より選択される置換二価アルキレン基であり、
    、R及びRは、それぞれ独立して、H、OH、C〜C32アルキル、C〜C32置換アルキル、C〜C32又はC〜C32アリール、C〜C32又はC〜C32置換アリール、C〜C32アルキルアリール、C〜C32置換アルキルアリール、C〜C32アルコキシ、及びC〜C32置換アルコキシからなる群より選択され、
    各Rは、独立して、H、OH、C〜C32アルキル、C〜C32置換アルキル、C〜C32又はC〜C32アリール、C〜C32又はC〜C32置換アリール、C〜C32アルキルアリール、C〜C32置換アルキルアリール、C〜C32アルコキシ、及びC〜C32置換アルコキシからなる群より選択され、 前記シリコーンポリマーにおける少なくとも1つのQは、独立して、−CH−CH(OH)−CH−R
    Figure 0006096287
    からなる群より選択され、前記シリコーンポリマーにおける各々の更なるQは、独立して、H、C〜C32アルキル、C〜C32置換アルキル、C〜C32又はC〜C32アリール、C〜C32又はC〜C32置換アリール、C〜C32アルキルアリール、C〜C32置換アルキルアリール;−CH−CH(OH)−CH−R
    Figure 0006096287
    からなる群より選択され、
    wは、1〜10の整数であり、
    各Rは、独立して、H、C〜C32アルキルからなる群より選択され、各Rは、独立して、H、C〜C18アルキルから選択され、各T部分は、独立して、H、及び
    Figure 0006096287
    から選択され、
    それぞれのT部分についてvが存在しない場合、前記T部分はHであり、前記シリコーンポリマー中の各vは1〜10の整数であり、前記シリコーンポリマー中の各Qにおける全てのv指数の合計は、1〜30の整数である)、
    から選択される構造を有するシリコーンポリマー、および
    d)1%〜30%の布地柔軟剤活性物質とを含み、
    前記組成物が、流体であり、
    前記布地柔軟剤活性物質d)が、ジ末端布地柔軟剤活性物質、モノ末端布地柔軟剤活性物質、イオン対布地柔軟剤活性物質、ショ糖エステル系布地柔軟剤活性物質、及びこれらの混合物からなる群より選択されることを特徴とする、布地処理組成物。
  2. 前記ジアルキル四級アンモニウム化合物が、水溶性ジアルキル四級アンモニウム化合物を含む、請求項1に記載の布地処理組成物。
  3. 前記水溶性ジアルキル四級アンモニウム化合物が、
    a)以下の構造を有する物質:
    Figure 0006096287
    (式中、各R及びRは、独立して、C〜C10ヒドロカルビル鎖であり、R及びRは、それぞれ、メチルであり、Xは、ハロゲン化物又は有機硫酸塩である)、 b)以下の構造を有する物質:
    Figure 0006096287
    (式中、Rは、タローイルであり、Rは、2−エチルヘキシルであり、R及びRは、メチルであり、Xは、ハロゲン化物又は有機硫酸塩である)、及び
    c)これらの混合物
    からなる群より選択される、請求項2に記載の布地処理組成物。
  4. 前記シリコーンポリマーが、ポリジメチルシロキサン、アミノシリコーン、カチオン性シリコーン、シリコーンポリエーテル、シリコーン樹脂、及びこれらの混合物からなる群より選択される、請求項1に記載の布地処理組成物。
  5. 前記ジアルキル四級アンモニウム化合物が、
    a)以下の構造を有する物質:
    Figure 0006096287
    (式中、各R及びRは、独立して、C〜C12ヒドロカルビル鎖であり、R及びRは、それぞれ独立して、C〜Cヒドロカルビル、C〜Cヒドロキシヒドロカルビル、ベンジル、−(CO)H(式中、xは、1〜10の値を有する)、及びこれらの混合物から選択され、Xは、アニオンである)
    b)以下の構造を有する物質:
    Figure 0006096287
    (Rは、C12〜C22ヒドロカルビル鎖を含み、Rは、C〜C12ヒドロカルビル鎖を含み、Rは、Rよりもヒドロカルビル鎖において少なくとも2つ多い炭素原子を有し、R及びRは、それぞれ独立して、C〜Cヒドロカルビル、C〜Cヒドロキシヒドロカルビル、ベンジル、−(CO)H(式中、xは、1〜10の値を有する)、及びこれらの混合物から選択され、Xは、アニオンである)
    c)以下の構造を有する物質:
    Figure 0006096287
    (式中、Rは、C12〜C22ヒドロカルビル鎖を含み、R及びRは、3〜6個のヒドロカルビル原子を含有する飽和又は不飽和環を形成し、且つN、O、又はSによって中断されていてもよく、Rは、ヒドロカルビル鎖において少なくとも2つ多い炭素原子を有し、Rは、環が窒素において不飽和である場合には存在せず、そうでない場合には、C〜Cヒドロカルビル、C〜Cヒドロキシヒドロカルビル、ベンジル、−(CO)H(式中、xは、1〜10の値を有する)、及びこれらの混合物から選択され、Xは、アニオンである)及び
    d)これらの混合物
    からなる群より選択される、請求項4に記載の布地処理組成物。
  6. 前記ジアルキル四級アンモニウム化合物が、
    a)以下の構造を有する物質:
    Figure 0006096287
    (式中、各R及びRは、独立して、C〜C10ヒドロカルビル鎖であり、R及びRは、それぞれメチル、Xは、ハロゲン化物もしくは有機硫酸塩である) b)以下の構造を有する物質:
    Figure 0006096287
    (Rは、タローイルであり、Rは、2−エチルヘキシルであり、R及びRは、メチルであり、Xは、ハロゲン化物もしくは有機硫酸塩である) d)これらの混合物
    からなる群より選択される、請求項5に記載の布地処理組成物。
  7. 前記シリコーンポリマーが、下記、すなわち、
    Figure 0006096287
    (式中、
    kは、2〜約10の整数であり、
    mは、50〜約500の整数であり、
    、R及びRは、それぞれ独立して、H、OH、C〜C32アルキル、及びC〜C32アルコキシからなる群より選択され、 各Rは、独立して、H、OH、C〜C32アルキル、及びC〜C32アルコキシからなる群より選択され、
    前記シリコーンポリマー中の少なくとも1つのQは、独立して、
    −CH−CH(OH)−CH−R
    Figure 0006096287
    からなる群より選択され、前記シリコーンポリマー中の各々の更なるQは、独立して、H、C〜C32アルキル、C〜C32置換アルキル、 −CH−CH(OH)−CH−R
    Figure 0006096287
    からなる群より選択され、
    wは、1〜約10の整数であり、
    各Rは、独立して、H、C〜C32アルキルからなる群より選択され、 各Rは、独立して、H、C〜Cアルキルから選択され、 各T部分は、独立して、H、及び
    Figure 0006096287
    それぞれのT部分についてvが存在しない場合、前記T部分はHであり、前記シリコーンポリマー中の各vは1〜約5の整数であり、前記シリコーンポリマー中の各Qにおける全てのv指数の合計は、1〜約20の整数であり、全ての他の部分及び指数は、既に定義した通りである)
    から選択される構造を有するシリコーンポリマーを含む、請求項1に記載の布地処理組成物。
  8. 前記ジアルキル四級アンモニウム化合物が、
    a)以下の構造を有する物質:
    Figure 0006096287
    (式中、各R及びRは、独立して、C〜C12ヒドロカルビル鎖であり、 R及びRは、それぞれ独立して、C〜Cヒドロカルビル、C〜Cヒドロキシヒドロカルビル、ベンジル、−(CO)H(式中、xは、1〜10の値を有する)、及びこれらの混合物から選択され、Xは、アニオンである)
    b)以下の構造を有する物質:
    Figure 0006096287
    (Rは、C12〜C22ヒドロカルビル鎖を含み、Rは、C〜C12ヒドロカルビル鎖を含み、Rは、Rよりもヒドロカルビル鎖において少なくとも2つ多い炭素原子を有し、R及びRは、それぞれ独立して、C〜Cヒドロカルビル、C〜Cヒドロキシヒドロカルビル、ベンジル、−(CO)H(式中、xは、1〜10の値を有する)、及びこれらの混合物から選択され、Xは、アニオンである)
    c)以下の構造を有する物質:
    Figure 0006096287
    (式中、Rは、C12〜C22ヒドロカルビル鎖を含み、R及びRは、3〜6個のヒドロカルビル原子を含有する飽和又は不飽和環を形成し、且つN、O、又はSによって中断されていてもよく、Rは、ヒドロカルビル鎖において少なくとも2つ多い炭素原子を有し、Rは、環が窒素において不飽和である場合には存在せず、そうでない場合には、C〜Cヒドロカルビル、C〜Cヒドロキシヒドロカルビル、ベンジル、−(CO)H(式中、xは、1〜10の値を有する)、及びこれらの混合物から選択され、Xは、アニオンである)及び
    d)これらの混合物
    からなる群より選択される、請求項1に記載の布地処理組成物。
  9. 前記組成物が、アミン、脂肪族エステル、分散性ポリオレフィン、粘土、多糖類、疎水性多糖類、イミダゾリン、脂肪族油、ポリマーラテックス、及びこれらの混合物からなる群より選択される柔軟剤活性物質を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の布地処理組成物。
  10. a)3.7〜6.5の粘度勾配及び/又は60%超のマイクロゲル含量を有する、 b)式(I)に係るジアルキルアンモニウムハロゲン化物又は化合物:
    Figure 0006096287
    (式中、
    は、水素又はメチルから選択され、好ましくは、Rは水素であり、 Rは、水素又はC〜Cアルキルから選択され、好ましくは、Rは、水素又はメチルから選択され、
    は、C〜Cアルキレンから選択され、好ましくはRはエチレンであり、 R、R、及びRは、それぞれ独立して、水素又はC〜Cアルキルから選択され、好ましくは、R、R、及びRは、メチルであり、 Xは、−O−又は−NH−から選択され、好ましくはXは−O−であり、
    Yは、Cl、Br、I、硫酸水素塩、又はメト硫酸塩から選択され、好ましくは、YはClである。)
    と、任意で、式(II)の非イオン性モノマー:
    Figure 0006096287
    (式中、
    は、水素又はメチルから選択され、好ましくは、Rは水素であり、 Rは、水素又はC〜Cアルキルから選択され、好ましくは、Rは、水素であり、R及びR10は、それぞれ独立して、水素又はC〜Cアルキルから選択され、好ましくは、R及びR10は、それぞれ独立して、水素又はメチルから選択される)との逆乳化重合のプロセスによって生成されるポリマーを含む、
    c)ポリマーが、ジビニルベンゼン、テトラアリルアンモニウムクロリド、アリルアクリレート、アリルメタクリレート、グリコール若しくはポリグリコールのジアクリレート及びジメタクリレート、ブタジエン、1,7−オクタジエン、アリルアクリルアミド、アリルメタクリルアミド、ビスアクリルアミド酢酸、N,N’−メチレンビスアクリルアミド若しくはポリオールポリアリルエーテル、好ましくは、ポリアリルスクロース若しくはペンタエリスリトールトリアリルエーテル、ジアルキルジメチルアンモニウムクロリド、及び/又はこれらの混合物からなる群より選択される多座架橋剤と、四級化ジメチルアミノエチルアクリレート、四級化ジメチルアミノエチルメタクリレート及びこれらの混合物からなる群より選択される少なくとも1種のエチレン性不飽和カチオン性モノマーとを含み、好ましくは、前記少なくとも1種のエチレン性不飽和カチオン性モノマーが、2−トリメチルアミノエチルアクリレートクロリド、2−トリメチルアミノエチルメタクリレートクロリド、及びこれらの混合物からなる群より選択されるが、ただし、前記ポリマーのモノマーユニットのうちの少なくとも40%、好ましくは少なくとも50%、より好ましくは少なくとも55%が、エチレン性不飽和カチオン性モノマーユニットであり、且つ前記ポリマー全体の正味電荷がカチオン性である、ポリマー材料を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の布地処理組成物。
  11. 前記モノマーが、ジメチルアミノエチルアクリレートメチルクロリド及びアクリルアミドである、請求項10に記載の布地処理組成物。
  12. 前記組成物が、20〜500cps又は30〜400cpsの初期最終製品粘度を有する、請求項1〜11のいずれか一項に記載の布地処理組成物。
  13. 前記組成物が、6%〜90%のシリコーン付着効率指数を有する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の布地処理組成物。
  14. 前記組成物が、35℃で12週間後、10%未満の分離という安定性指数を有する、請求項1〜13のいずれか一項に記載の布地処理組成物。
  15. 前記組成物が、香料及び/又は香料送達系を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の布地処理組成物。
  16. シリコーンポリマーとジアルキル四級化合物との組み合わせを、溶媒中に分散している柔軟剤活性物質に添加することを含む、請求項1〜15のいずれか一項に記載の布地処理組成物を製造する方法。
  17. 前記布地を洗浄する前、洗浄している間、又は洗浄した後に、請求項1〜15のいずれか一項に記載の組成物と前記布地とを接触させることを含む、布地を処理する方法。
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