JP6094923B2 - 接点装置 - Google Patents

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Description

本発明は、接点装置に関する。
従来、接点装置として、電磁石ブロックの励磁,消磁に基づいて軸心方向に往復移動する駆動軸の一端部に可動接触子を配置したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1では、並設した一対の固定接点にそれぞれ接離する可動接点が可動接極子の両端部に設けられており、可動接触子の移動に伴って可動接点が固定接点に接離するようにしている。
そして、可動接触子を第1ヨークと第2ヨークとで挟持することで、第1ヨークと第2ヨークとの間に磁気回路が形成されるようにしている。こうすることで、接点オン状態に異常電流が流れた際に固定接点と可動接点との間に作用する電磁反発力による不具合を解消している。
固定接点と可動接点との間に作用する電磁反発力による不具合とは、具体的には、以下のような問題のことである。
接点オン状態に異常電流が流れ、固定接点と可動接点との間に電磁反発力が作用すると、接点圧が低下し、接触抵抗が大きくなってジュール熱が急激に増加したり、接点が開離してアーク熱が発生したりする。そのため、可動接点および固定接点が溶着してしまうおそれがある。
しかしながら、第1,第2ヨークを可動接触子に設けると、第1,第2ヨークが接点オン状態で流れる異常電流に基づいて相互に吸引する磁力を発生させるため、可動接触子が固定接点から開離しようとする動作を規制することができるようになる。そして、可動接触子が固定接点から開離しようとする動作を規制することで、可動接触子が固定接点に反発することなく可動接点が固定接点に吸着するため、アークの発生が抑制される。
このように、特許文献1では、第1,第2ヨークを可動接触子に設けることで過電流耐量を増加させて、アークの発生による接点溶着を抑制できるようにしている。
特開2010−010056号公報
しかしながら、上記従来技術では、第1,第2ヨークが取り付けられた可動接触子を封止ケース内に収容した状態で往復移動させている。そして、第1,第2ヨークが取り付けられた可動接触子の中心に駆動軸が設けられており、駆動軸が封止ケースの中心に位置するように配置されている。そのため、可動接触子の往復移動の際にいずれかの方向に回動した場合、可動接触子もしくは第1,第2ヨークの対角に配置された端部が封止ケースの互いに対向する壁面にそれぞれ当接してしまうおそれがある。このように、対角に配置された端部が封止ケースの互いに対向する壁面にそれぞれ当接すると可動接触子の動作性が妨げられてしまう。
そこで、本発明は、可動接触子の動作性をより確実に確保することのできる接点装置を得ることを目的とする。
本発明の第1の特徴は、可動接触子と、前記可動接触子に取り付けられて磁気回路を形成するヨークと、前記可動接触子および前記ヨークの外周を囲うように配置される壁部と、を備え、前記壁部の壁面によって前記ヨークが取り付けられた可動接触子の回動を規制する接点装置であって、前記ヨークが前記壁部の壁面に当接することで、前記ヨークが取り付けられた可動接触子の回動が規制されており、前記ヨークが取り付けられた可動接触子が回動した際には、前記壁面のうち前記ヨークの回動中心を通る仮想線によって分割された一方の領域の壁面のみに前記ヨークが当接するようにしたことを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、前記ヨークが取り付けられた可動接触子がいずれの方向に回動した場合にあっても、前記一方の領域の壁面のみに前記ヨークが当接するようにしたことを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、前記ヨークが当接する壁面が平坦面であることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、前記壁面の輪郭形状が多角形状になっており、多角形の1つの辺を構成する壁部の壁面のみに前記ヨークが当接するようにしたことを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、前記壁面および前記ヨークの輪郭形状が四角形状をしており、前記ヨークは、前記壁面の4つの壁面のうち1つの壁面に対向するエッジの前記回動中心までの距離と、前記1つの壁面と反対側の壁面に対向するエッジの前記回動中心までの距離とが異なっていることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、前記壁面の4つの壁面のうち1つの壁面に対向するエッジに当該1つの壁面側に突出する突出部を設けたことを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、前記ヨークは、前記壁面に当接する第1ヨークと、前記可動接触子を囲うように配置される略U字状の第2ヨークと、で構成されており、前記第1ヨークは、前記一方の領域における前記第1ヨークが当接する壁面に対向する側が平面視で前記第2ヨークよりも前記壁面側に突出していることを要旨とする。
本発明によれば、ヨークが取り付けられた可動接触子が回動した際に、壁面のうちヨークの回動中心を通る仮想線によって分割された一方の領域の壁面のみにヨークが当接するようにした。このような構成とすることで、回動中心を挟むように配置された2箇所でヨークが壁面に当接しないようにすることができる。その結果、可動接触子の動作性が妨げられてしまうのが抑制され、可動接触子の動作性をより確実に確保することができるようになる。
本発明の一実施形態にかかる接点装置を示す図であって、(a)は側断面図、(b)は図1(a)と直交する方向で切断した側断面図である。 本発明の一実施形態にかかる接点装置の接点部を模式的に示す図であって、(a)は、接点部の要部を拡大して示す斜視図、(b)は、上下のヨークおよび可動接触子の配置関係を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態にかかる上側ヨークおよびベースを模式的に示す平面図である。 本発明の一実施形態の変形例にかかる上側ヨークおよびベースを模式的に示す平面図である。 本発明の一実施形態にかかる上側ヨークと下側ヨークの位置関係を説明する図であって、(a)は、上側ヨークが下側ヨークに対して相対回動していない状態を示す背面図、(b)は、上側ヨークが下側ヨークに対して相対回動した状態を示す背面図である。 本発明の一実施形態の変形例にかかる上側ヨークと下側ヨークの位置関係を説明する図であって、(a)は、上側ヨークが下側ヨークに対して相対回動していない状態を示す背面図、(b)は、上側ヨークが下側ヨークに対して相対回動した状態を示す背面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。まずは図1、図2を参照して、本発明の一実施形態にかかる接点装置1の概略構成について説明する。
本実施形態の接点装置1は、電磁継電器に適用されるものである。接点装置1は、図1(a)、(b)中で下部に位置する駆動部2と、上部に位置する接点部3とを備えており、これら駆動部2および接点部3がケース内に収容されている。
ケースは、略矩形状のケース基部7と、このケース基部7を覆うように配置される駆動部2および接点部3などの搭載部品を収容するケースカバー9と、を備えている。ケース基部7には、一対のコイル端子20がそれぞれ装着される一対のスリット71、71が図1における下部側に設けられている。また、ケース基部7には、一対の主端子10,10が装着される一対のスリット72、72が図1における上部側にそれぞれ設けられている。一方、ケースカバー9は、ケース基部7側が開放された中空箱型に形成されている。
駆動部2は、コイルボビン11に巻回されるコイル13を備えており、コイルボビン11の中心に形成された貫通孔11a内には、プランジャキャップ14が配置されている。このとき、コイルボビン11の上側には円環状の座面(図示せず)が形成されており、この座面にプランジャキャップ14のフランジ部14aを載置している。そして、貫通孔11aにはプランジャキャップ14の突出部14bを嵌合させている。一対のコイル端子20には、中継端子20aがそれぞれ設けられており、コイルボビン11に巻かれたコイル13の両端の引出線が各中継端子20aにそれぞれ絡げられて半田付けされている。
また、プランジャキャップ14の中心には貫通孔14cが形成されており、この貫通孔14c内の上側には、固定部材である固定鉄心15が配置されており、下側には、可動部材である可動鉄心17が配置されている。可動鉄心17のさらに下側には、ゴムクッション12が配置されている。
また、コイル13とケースとの間には継鉄19が配置されている。継鉄19は、底壁19aと、底壁19aの周縁から立ち上がる一対の側壁19b、19bとを備えている。継鉄19の底壁19aには、円環状の貫通孔19cが形成されており、この貫通孔19cにはブッシュ16が装着されている。
そして、継鉄19の一対の側壁19b、19bの先端側(上端側)には、コイルボビン11に巻かれたコイル13を覆うようにして継鉄上板21が配置されている。
固定鉄心15は、継鉄上板21の貫通孔21aおよびプランジャキャップ14の貫通孔14cに突起部15aを嵌合させ、継鉄上板21の上部に形成された座面21bにフランジ部15bを載置することで固定されている。一方、固定鉄心15の下側に位置する可動鉄心17は、プランジャキャップ14の貫通孔14c内にて固定鉄心15に対して接近離反移動可能となるように配置されている。
固定鉄心15および可動鉄心17には、貫通孔15cおよび貫通孔17aがそれぞれ形成されており、固定鉄心15と可動鉄心17との間には、復帰ばね23が配置されている。可動鉄心17は、この復帰ばね23によって固定鉄心15から離反する方向(図1の上側)に付勢されている。
そして、復帰ばね23の上側の一端部は、継鉄上板21の上側に固定される押さえ板49に当接させている。なお、押さえ板49と固定鉄心15との間には、ゴムクッションを配置するのが好ましい。
また、可動鉄心17には、シャフト25が可動鉄心17の移動方向に沿って延びるように設けられており、シャフト25の上側の一端部には、可動接触子29が取り付けられている。可動接触子29には可動接点29bが設けられており、この可動接点29bが後述する固定端子35の固定接点35aと接離可能となっている。
ところで、可動接触子29の可動接点29bと固定接点35a,35aとが接触した状態で大電流が流れると、この大電流によって、固定接点35a,35aと可動接触子29との間に電磁反発力が作用する。この固定接点35a,35aと可動接触子29との間に電磁反発力が作用すると、接点圧が低下し、接触抵抗が大きくなってジュール熱が急激に増加したり、接点が開離してアーク熱が発生したりする。そのため、可動接点29bおよび固定接点35aが溶着してしまうおそれがある。
そこで、本実施形態では、可動接触子29を囲うようにヨーク50を設けている。具体的には、可動接触子29の上側に配置される上側ヨーク(第1ヨーク)51と、可動接触子29の下側および側部を囲う下側ヨーク(第2ヨーク)とで可動接触子29の上下面および側面を囲うヨーク50を構成している。このように、上側ヨーク51と下側ヨーク52とで可動接触子29を囲うようにすることで、上側ヨーク51と下側ヨーク52との間に磁気回路が形成されるようにしている。
そして、上側ヨーク51および下側ヨーク52を設けることで、可動接点29bと固定接点35a,35aとの接触時に大電流が流れた際に、上側ヨーク51および下側ヨーク52が大電流に基づいて相互に吸引する磁力を発生させるようにしている。このように、相互に吸引する磁力が発生することで、上側ヨーク51と下側ヨーク52とが相互に吸引し合うこととなる。この上側ヨーク51と下側ヨーク52とが吸引しあうことによって、可動接触子29が固定接点35aに押圧されて、可動接触子29が固定接点35aから開離しようとする動作が規制される。このように、可動接触子29が固定接点35aから開離しようとする動作を規制することで、可動接触子29が固定接点35aに反発することなく可動接点29bが固定接点35aに吸着するためアークの発生が抑制される。その結果、アークの発生による接点溶着を抑制することができるようになる。
また、本実施形態では、上側ヨーク51を略矩形板状に形成し、下側ヨーク52を、底壁部52aと、底壁部52aの両端から立ち上がるように形成された側壁部52bとで略U字状に形成している。このとき、図1(a)に示すように、下側ヨーク52の側壁部52bの上端面を上側ヨーク51の下面に当接させるのが好ましいが、図2(b)に示すように、下側ヨーク52の側壁部52bの上端面を上側ヨーク51の下面に当接させないようにしてもよい。
また、シャフト25の上側の一端部にはフランジ部25aが形成されている。そして、上側ヨーク51、可動接触子29、下側ヨーク52、押さえ板49には、シャフト25が挿入される貫通孔51a、貫通孔29a、貫通孔52c、および貫通孔49aがそれぞれ形成されている。
そして、以下のようにして、シャフト25の一端部に、可動接触子29が取り付けられるようになっている。
まず、下側から可動鉄心17、復帰ばね23、押さえ板49、接圧ばね33、下側ヨーク52、可動接触子29、上側ヨーク51の順に配置する。このとき、復帰ばね23は、継鉄上板21の貫通孔21aおよびプランジャキャップ14の貫通孔14cに突起部15aを嵌合させた固定鉄心15の貫通孔15c内に挿通されている。
そして、シャフト25の他端側を、上側ヨーク51の上側からそれぞれの貫通孔51a、29a、52c、31a、49aおよび接圧ばね33、復帰ばね23に挿通させ、可動鉄心17に挿通させて連結する。本実施形態では、シャフト25の可動鉄心17への連結は、図1に示すように、先端を押しつぶしてリベット結合することで行っている。なお、シャフト25の他端部にねじ溝を形成して可動鉄心17に螺合させることで、シャフト25を可動鉄心17に連結させるようにしてもよい。
こうして、シャフト25の一端部に可動接触子29が取り付けられる。
また、可動接触子29の上側には、可動接触子29の長手方向両端部に設けられる可動接点29bと対向するようにして、固定接点35aがそれぞれ設けられた一対の固定端子35が配置されている。
そして、一対の固定端子35をベース41に形成された貫通孔41aに装着することで、固定端子35の下側の端部に設けられる固定接点35aが、可動接触子29の可動接点29bに向けて突出するようになっている。
そして、一対の固定接点35aが可動接点29bに接触(当接)することによって、固定接点35aと可動接点29bとが導通することとなる。このとき、接圧ばね33が可動接触子29を押圧することにより、それぞれの可動接点29bが固定接点35aに所定の接圧力で接触する。この接圧ばね33は、上述した復帰ばね23よりもばね荷重が低くなるように設定されている。このため、コイル13が通電されずに可動鉄心17に駆動力が付与されていない状態では、復帰ばね23の弾性力が接圧ばね33の弾性力に打ち勝って、可動鉄心17は可動接触子29とともに固定鉄心15から離れる方向に移動して図1(a)、(b)の状態となる。また、一対の固定端子35には、主端子10がそれぞれ取り付けられている。
ベース41は、一対の貫通孔41aが並設された天壁41bと、この天壁41bの周縁から立ち上がる角筒状の壁部41cとを有しており、下側(可動接触子29側)が開放された中空箱型に形成されている。
そして、ベース41は、開放された下側から可動接触子29を壁部41cの内側に収容した状態で、矩形枠40を介して継鉄上板21に固定されるようになっている。
また、ベース41の壁部41cの外周側には、永久磁石31が取り付けられた略U字状のカプセルヨーク30が可動接触子29と対向して配置されている。そして、可動接触子29の可動接点29bと固定端子35の固定接点35aとが接離する際に発生するアークを、永久磁石31によって引き伸ばすことができるようにしている。
次に、接点装置1の動作を説明する。
まず、コイル13が通電されていない状態では、復帰ばね23の弾性力が接圧ばね33の弾性力に打ち勝って、可動鉄心17が固定鉄心15から離れる方向に移動し、可動接点29bが固定接点35aから離反した図1(a)、(b)の状態となる。
このオフ状態からコイル13が通電されると、可動鉄心17が電磁力により復帰ばね23の弾性力に抗して固定鉄心15に吸引されるようにして固定鉄心15に接近移動する。この可動鉄心17の上側(固定鉄心15側)への移動に伴って、シャフト25並びにシャフト25に取り付けられた上側ヨーク51、可動接触子29および下側ヨーク52が上側(固定接点35a側)に移動する。これにより、可動接触子29の可動接点29bが固定端子35の固定接点35aに接触してこれら各接点相互が電気的に導通して接点装置1がオンとなる。
ところで、可動接触子29は、固定端子35に対して相対移動可能となるようにベース41の壁部41cの内側に収容されている。
本実施形態では、可動接触子29を挟持するように配置された下側ヨーク52は、接圧ばね33に接触して設けられている。したがって、接圧ばね33が伸長して下側ヨーク52、上側ヨーク51および可動接触子29が固定端子35側に向けて移動する場合に、ばねの巻き方向とは逆回りの回転力を受け、下側ヨーク52、上側ヨーク51および可動接触子29がその逆回りに回動してしまう。また、接圧ばね33が収縮して下側ヨーク52、上側ヨーク51および可動接触子29が固定端子35から離間する方向へ移動する場合には、ばねの巻き方向の回転力を受け、下側ヨーク52、上側ヨーク51および可動接触子29がその正回りに回動してしまう。
そこで、本実施形態では、下側ヨーク52、上側ヨーク51および可動接触子29が回動した際に上側ヨーク51をベース41の壁部41cの内側の壁面41dに当接させることで、下側ヨーク52、上側ヨーク51および可動接触子29の回動を規制するようにしている。
ただし、上側ヨーク51の中心にシャフト25を設け、シャフト25がベース41の中心に位置するように配置した場合、以下のような問題が生じるおそれがある。すなわち、下側ヨーク52、上側ヨーク51および可動接触子29が回動した際に、上側ヨーク51の対角に配置されたエッジが壁部41cの壁面41dの互いに対向する壁面(例えば、図3では、長辺を形成する左壁面41dL、右壁面41dR)にそれぞれ当接してしまうおそれがある。このように、対角に配置されたエッジが壁部41cの壁面41dの互いに対向する壁面にそれぞれ当接すると、いわゆるかじこみが生じてしまい可動接触子29の動作性が妨げられてしまう。
そこで、本実施形態では、下側ヨーク52、上側ヨーク51および可動接触子29の回動を規制しつつ、可動接触子29の動作性をより確実に確保できるようにした。
具体的には、図3に示すように、ヨーク50が取り付けられた可動接触子29が回動した際には、壁面41dのうちヨーク50の回動中心Cを通る仮想線Lによって分割された一方の領域R1の壁面41dのみにヨーク50が当接するようにした。
本実施形態では、壁面41dの輪郭形状が四角形状(多角形状)をしており、この壁面41dは、上壁面41dU、下壁面41dD、左壁面41dL、右壁面41dRを有している。そして、壁面41dを、ヨーク50の回動中心(ヨーク50のシャフト25が取り付けられた部位)Cを通り、図3の上下方向に延在する仮想線Lによって、右側の領域R1と左側の領域R2とに分割している。すなわち、右側の領域R1に存在する壁面41dは、上壁面41dUおよび下壁面41dDの右側、右壁面41dRとなっている。また、左側の領域R2に存在する壁面41dは、上壁面41dUおよび下壁面41dDの左側、左壁面41dLとなっている。なお、上述の仮想線Lは一例に過ぎず、仮想線の方向は任意の方向とすることができる。
そして、可動接触子29がいずれの方向に回動した場合であっても、右側の領域R1に存在する壁面41dのみにヨーク50が当接し、左側の領域R2に存在する壁面41dにはヨーク50が当接しないようにした。
さらに、本実施形態では、右側の領域R1に存在する壁面41dの一部である右壁面41dRのみにヨーク50を当接させるようにした。この右壁面41dRは、折曲部を有していない平坦面となっている。また、右壁面41dRは、四角形(多角形)の1つの辺を構成する壁部の壁面である。
一方、ヨーク50は、上述したように、可動接触子29の上側に配置される上側ヨーク(第1ヨーク)51と、可動接触子29の下側および側部を囲う下側ヨーク(第2ヨーク)とで構成されている。
そして、上側ヨーク51は、輪郭形状が略四角形状(多角形状)をしており、4つのエッジ51bが形成されている。4つのエッジ51bは、それぞれ右上エッジ51bRU、右下エッジ51bRD、左上エッジ51bLU、左下エッジ51bLDとなっている。そして、可動接触子29が図3の時計回りに回動した際には、上側ヨーク51の右上エッジ51bRUが右壁面41dRに当接するようにしている。このとき、その他のエッジ(右下エッジ51bRD、左上エッジ51bLU、左下エッジ51bLD)は、いずれも壁面41dに当接しないようになっている。また、可動接触子29が図3の反時計回りに回動した際には、上側ヨーク51の右下エッジ51bRDが右壁面41dRに当接するようにしている。このとき、その他のエッジ(右上エッジ51bRU、左上エッジ51bLU、左下エッジ51bLD)は、いずれも壁面41dに当接しないようになっている。
かかる構成とするとするために、本実施形態では、右壁面(1つの壁面)41dRに対向するエッジの回動中心Cまでの距離と、右壁面(1つの壁面)41dRと反対側の壁面(左壁面41dL)に対向するエッジの回動中心Cまでの距離とを異ならせた。
すなわち、右上エッジ51bRUおよび右下エッジ51bRDと左上エッジ51bLUおよび左下エッジ51bLDとで、ヨーク50の回動中心Cまでの距離を異ならせた。
具体的には、右上エッジ51bRUおよび右下エッジ51bRDからヨーク50の回動中心Cまでの距離Aのほうが、左上エッジ51bLUおよび左下エッジ51bLDからヨーク50の回動中心Cまでの距離Bよりも大きくなるようにした。
上記構成は、上側ヨーク51の中心を回動中心Cよりも右壁面41dR側(当接させる壁面側)にずらすことで得ることができる。
なお、図4に示すように、右上エッジ51bRUおよび右下エッジ51bRDに、右壁面(1つの壁面)41dR側に突出する突出部51cをそれぞれ設けるようにしても、回動中心Cまでの距離を左右で異ならせるようにすることができる。かかる構成とした場合、可動接触子29が回動した際には、いずれかの突出部51cのみが右壁面(1つの壁面)41dRに当接して、回動が規制されることとなる。
さらに、本実施形態では、上側ヨーク51は、図5に示すように、一方の領域R1における上側ヨーク51が当接する壁面(右壁面41dR)に対向する側が平面視で下側ヨーク52よりも壁面41dR側に突出するようにした。
具体的には、上側ヨーク51の右側(右上エッジ51bRUおよび右下エッジ51bRDが形成される側)全体が、下側ヨーク52の右側の側壁部52bの上端面よりも右側(右壁面41dR側)に突出するようにした。
以上説明したように、本実施形態では、ヨーク50が取り付けられた可動接触子29が回動した際に、壁面41dのうちヨーク50の回動中心Cを通る仮想線Lによって分割された一方の領域R1の壁面のみにヨーク50が当接するようにした。
このような構成とすることで、回動中心Cを挟むように配置された2箇所でヨーク50が壁面41dに当接しないようにすることができる。その結果、可動接触子29の動作性が妨げられてしまうのが抑制され、可動接触子29の動作性をより確実に確保することができるようになる。
また、可動接触子29がいずれの方向に回動した場合にあっても、右壁面41dRのみにヨーク50が当接するようにしている。このように、右壁面41dRのみにヨーク50を当接させることで、いわゆるかじこみが生じてしまうのがさらに抑制され、可動接触子29の動作性をより確実に確保することができるようになる。特に、本実施形態では、折曲部を有していない平坦面、かつ、四角形(多角形)の1つの辺を構成する壁部の壁面である右壁面41dRのみにヨーク50を一カ所(一点)で当接(線接触)させるようにしているため、いわゆるかじこみが生じてしまうことがなく、可動接触子29の動作性をより確実に確保することができる。
また、図4に示すように、右上エッジ51bRUおよび右下エッジ51bRDに、右壁面(1つの壁面)41dR側に突出する突出部51cをそれぞれ設けるようにすれば、突出部51cによってより確実に可動接触子29の回動を規制することができる。このとき、突出部51cの形状を半球状とすれば、突出部51cは右壁面41dRに点接触することとなる。
また、図5に示すように、一方の領域R1における上側ヨーク51が当接する壁面41dRに対向する側が平面視で下側ヨーク52よりも壁面41dR側に突出するように、上側ヨーク51を形成すれば、以下の効果を奏することができる。
可動接触子29が回動して上側ヨーク51が右壁面41dRに当接すると、上側ヨーク51が下側ヨーク52および可動接触子29に対して相対回動してしまう可能性がある。しかしながら、図5の構成とすれば、仮に上側ヨーク51が下側ヨーク52に対して相対回動したとしても、上側ヨーク51と下側ヨーク52との対向面積が減少してしまうのを抑制することができる。
すなわち、図4に示すように、エッジ51b部分に突出部51cを設けただけでは、上側ヨーク51が下側ヨーク52に対して相対回動すると、図6(b)に示すように、右側にも下側ヨーク52と対向しなくなる部位が形成されてしまう。
これに対して、図5の構成とすれば、図5(b)に示すように、右側においては、上側ヨーク51は下側ヨーク52と対向した状態を維持する(対向しない部分の面積を図4の構成よりも小さくする)ことができる。その結果、上側ヨーク51と下側ヨーク52との対向面積が減少してしまうのを抑制することができる。このように、対向面積の減少を抑制することで、過電流耐量が減少してしまうのが抑制され、アークの発生による接点溶着をより確実に抑制できるようになる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、輪郭形状が四角形状の1辺を構成する右壁面のみに、ヨークの1カ所を当接させるようにしたが、当接箇所が複数箇所であってもよい。例えば、突出部を上下両端にそれぞれ複数設け、可動接触子が回動した際には、上側の複数の突出部や下側の複数の突出部が右壁面に当接する構成としてもよい。
また、ヨークを当接させる壁面の輪郭形状は、直線状に限られるものではなく、湾曲していてもよい。さらに、壁面の輪郭形状が楕円形や円形をしていてもよい。このように、壁面の輪郭形状が楕円形や円形をしている場合、中心角が180度以下となる円弧部分を設定し、当該円弧部分を構成する壁面のみにヨークを当接させるようにすればよい。
また、上記実施形態では、ヨークの一部を点接触あるいは線接触させたものを例示したが、面接触させるようにしてもよい。上記実施形態の形状の場合、例えば、ヨークの形状を右上および右下のエッジ部分が切り欠かれた形状とし、回動時に切り欠かれた部分を右壁面に面接触させるようにすることができる。
また、上記実施形態では、輪郭形状が四角形となる壁部を例示したが、輪郭形状が三角形や五角形以上の多角形となるようにしてもよい。このとき、1つの辺を構成する壁部の壁面にヨークを当接させるようにするのが好ましい。なお、5角形以上の多角形の場合、時計回り、反時計回りのいずれの回動でも同じ壁部に当接させるのではなく、それぞれの回動において、1つの辺を構成する壁部の壁面に当接させるようにすることもできる。例えば、六角形の場合、時計回りに回動させた場合、右斜め上の辺を構成する壁面に当接させ、反時計回りに回動させた場合、右斜め下の辺を構成する壁部に当接させるようにすることができる。
また、上記実施形態では、右壁面のみにヨークを当接させるようにしたが、隣り合う辺を構成する壁部の壁面にヨークが同時に当接するようにしてもよい。輪郭形状が四角形となる上記実施形態で例示すると、ヨークの形状を右上のエッジ部分が切り欠かれた形状とし、可動接触子が時計回りに回動した際に、切り欠かれたエッジの両端がそれぞれ上壁面と右壁面とに当接するようにすることができる。このような構成とすると、上記実施形態に比べて動作性が妨げられてしまう可能性は高くなるが、回動中心を挟むように配置された2箇所でヨークが壁面に当接することはなくなる。すなわち、回動中心を通り、一方の接触部分と回動中心とを結ぶ線と直交する直線でヨークを2分割した際に、一方の接触部分と同じ側において他方の接触部分が壁面に接触する。そのため、回動中心を挟むように配置された2箇所でヨークが壁面に当接する場合と比べると、いわゆるかじこみが生じてしまうのを抑制することができる。したがって、隣り合う辺を構成する壁部の壁面にヨークの2カ所が当接するようにしても、可動接触子の動作性をより確実に確保することができる。
また、ヨーク(上側ヨーク)の形状も多角形や円形、楕円形とすることができる。
また、上側ヨークをU字状として可動接触子を挟み込み、下側ヨークを板状として壁面に当接させるようにしてもよい。さらに、上側ヨーク、下側ヨークともにU字状となるように形成して、それぞれが可動接触子を挟み込むようにしてもよい。こうすれば、上側ヨークの下側ヨークに対する回動を抑制することができる。
また、可動端子や固定端子、その他細部のスペック(形状、大きさ、レイアウト等)も適宜に変更可能である。
1 接点装置
29 可動接触子
41 ベース
41d 壁面
41dR 右壁面(1つの壁面)
50 ヨーク
51 上側ヨーク(第1ヨーク)
51b エッジ
51c 突出部
52 下側ヨーク(第2ヨーク)
C 回動中心
L 仮想線
R1 一方の領域

Claims (7)

  1. 可動接触子と、
    前記可動接触子に取り付けられて磁気回路を形成するヨークと、
    前記可動接触子および前記ヨークの外周を囲うように配置される壁部と、
    を備え、
    前記壁部の壁面によって前記ヨークが取り付けられた可動接触子の回動を規制する接点装置であって、
    前記ヨークが前記壁部の壁面に当接することで、前記ヨークが取り付けられた可動接触子の回動が規制されており、
    前記ヨークが取り付けられた可動接触子が回動した際には、前記壁面のうち前記ヨークの回動中心を通る仮想線によって分割された一方の領域の壁面のみに前記ヨークが当接するようにしたことを特徴とする接点装置。
  2. 前記ヨークが取り付けられた可動接触子がいずれの方向に回動した場合にあっても、前記一方の領域の壁面のみに前記ヨークが当接するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の接点装置。
  3. 前記ヨークが当接する壁面が平坦面であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の接点装置。
  4. 前記壁面の輪郭形状が多角形状になっており、多角形の1つの辺を構成する壁部の壁面のみに前記ヨークが当接するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の接点装置。
  5. 前記壁面および前記ヨークの輪郭形状が四角形状をしており、前記ヨークは、前記壁面の4つの壁面のうち1つの壁面に対向するエッジの前記回動中心までの距離と、前記1つの壁面と反対側の壁面に対向するエッジの前記回動中心までの距離とが異なっていることを特徴とする請求項4に記載の接点装置。
  6. 前記壁面の4つの壁面のうち1つの壁面に対向するエッジに当該1つの壁面側に突出する突出部を設けたことを特徴とする請求項5に記載の接点装置。
  7. 前記ヨークは、前記壁面に当接する第1ヨークと、前記可動接触子を囲うように配置される略U字状の第2ヨークと、で構成されており、
    前記第1ヨークは、前記一方の領域における前記第1ヨークが当接する壁面に対向する側が平面視で前記第2ヨークよりも前記壁面側に突出していることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項に記載の接点装置。
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