JP6093141B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
図1や図2の外観図に示すように、スロットマシン100は、略矩形状の箱体である筐体102と、筐体102の前面開口部に対して回動可能な連結部材により開閉可能に取り付けられた前面上扉104と、前面上扉104の下方に位置し、前面上扉104同様、筐体102の前面開口部に対して開閉可能に取り付けられた前面下扉106と、前面下扉106の下部に位置し、メダル排出口108aから払い出されたメダルを貯留するための受け皿部108とを備えている。
図4は、スロットマシン100の概略的な電気的構成を示したブロック図である。図4に示すように、スロットマシン100は、主として、主制御基板200と、副制御基板202とによって制御されている。ここでは、遊技の進行に関わるプログラムのうち、遊技に供する当選役の抽選やその入賞といったような、特に重要な処理を主制御基板200で実行し、それ以外の例えば演出に関する処理を副制御基板202で実行している。また、図4に示したように、主制御基板200と副制御基板202との通信は、不正防止等の観点から、主制御基板200から副制御基板202への一方向のみに制限される。ただし、このような制限がなければ、電気的に双方向通信も可能である。
主制御基板200は、中央処理装置であるメインCPU200a、プログラム等が格納されたメインROM200b、ワークエリアとして機能するメインRAM200c等を含む各種半導体集積回路を有し、スロットマシン100全体を統括的に制御する。ただし、メインRAM200cには不図示のバックアップ電源が接続されており、電源が切断された場合においても、意図的にメインRAM200cの初期化処理を実行しない限り、データが消去されることなく保持される。
スロットマシン100においては、遊技の進行に際して複数の遊技状態が設けられており、これら遊技状態および設定値に対応する複数の当選役抽選テーブル等がメインROM200bに格納されている。当選役抽選手段304は、メインRAM200cに記憶された現在の遊技状態および設定値に応じて、対応する当選役抽選テーブルをメインROM200bから抽出するとともに、抽出した当選役抽選テーブルに基づき、スタートスイッチ128の操作信号に応じて取得された当選役抽選乱数が当選役抽選テーブル内のいずれの当選役またはハズレに対応するか判定する。
図4に戻り、副制御基板202は、主制御基板200と同様に、中央処理装置であるサブCPU202a、プログラム等が格納されたサブROM202b、ワークエリアとして機能するサブRAM202c等を含む各種半導体集積回路を有し、主制御基板200からのコマンドに基づき、特に演出を制御する。また、サブRAM202cにもメインRAM200c同様、不図示のバックアップ電源が接続されており、電源が切断された場合においても、データが消去されることなく保持される。なお、副制御基板202にも、主制御基板200同様、乱数発生手段202dが設けられており、乱数発生手段202dによって生成される乱数(演出抽選乱数)は、主に演出の態様を決定するために用いられる。
図6は、演出抽選テーブルを説明する図である。副制御基板202のサブROM202bには、複数の当選役およびハズレにそれぞれ対応する複数の演出抽選テーブルが設けられている。そして、主制御基板200において当選役抽選によりいずれかの当選役またはハズレが決定されると、その抽選結果に対応する演出抽選テーブルが決定される。例えば、当選役抽選の抽選結果が当選役「BB」であった場合、演出決定手段334は、複数の当選役およびハズレに対応する複数の演出抽選テーブルのうち、図6に示すような当選役「BB」に対応する演出抽選テーブルを決定する。
図10は、主制御基板200のメイン処理を示したフローチャートである。ここでは、まず、主制御基板200のメイン処理に沿って、初期化後の1遊技の概略を説明し、その後、各処理の詳細について説明する。
スロットマシン100の電源が投入され、通電状態になると、初期化手段300は、遊技開始に備え初期化処理を実行する。初期化手段300は、電源が投入されている間、随時バックアップデータを生成し、そのバックアップデータをメインRAM200cに保持している。したがって、不意の電断が生じたとしても、この初期化処理において、保持されたバックアップデータを用い電断前の状態に復帰させることができる。例えば、回転リールの回転中に不意の電断が起きたとしても、復帰動作後に再度各回転リール134a、134b、134cが回転している状態から開始される。したがって、初期化処理では、基本的にメインRAM200cの初期化(RAMクリア)は行われない。ただし、遊技者の遊技利益に影響を与えない情報、例えば、演出に関する情報等は必要に応じて初期化してもよい。そして、初期化手段300は、リールユニット134をはじめとする各種装置の接続状況や作動状況を確認する。
続いて、ベット手段302は、メダル投入部124から規定数のメダルの投入を受け付け、あるいは、規定数以上のクレジットが貯留されている状況でベットボタン126の操作を受け付けて、メダルのベットを完了させ、スタートスイッチ128の操作待ち状態に移行する。また、ベット手段302は、その操作がなされたことを示す投入コマンドを生成し、副制御基板202に送信する。そして、スタートスイッチ128の操作が検知されると、次のステップS300に処理が移される。
次に、当選役抽選手段304は、スタートスイッチ128の操作に応じて、乱数発生手段200dによって更新された当選役抽選乱数から、スタートスイッチ128が操作された時点における1の当選役抽選乱数を取得する。そして、当選役抽選手段304は、図5(c)、図5(d)に示した当選役抽選テーブルを含む複数の当選役抽選テーブルから、現在設定されている遊技状態に対応する1の当選役抽選テーブルを決定するとともに、取得した当選役抽選乱数が、決定した当選役抽選テーブルにおけるいずれの当選領域に対応するか判定し、判定された当選領域の当選役またはハズレを抽選結果として決定する。また、当選役抽選手段304は、スタートスイッチ128の操作に応じて抽選結果が決定された後、その当選役抽選の抽選結果(当選役またはハズレ)や遊技状態に関する情報等を含む当選役コマンドを生成し、副制御基板202に送信する。
上記のようにして抽選処理が終了すると、次に、リール制御手段306は、ステッピングモータ262を駆動して左リール134a、中リール134b、右リール134cを回転させる。このリール回転処理においては、前回の1遊技における左リール134a、中リール134b、右リール134cの回転開始時点から所定の時間(例えば4.1秒)が経過すると(ウェイト)、当該遊技における左リール134a、中リール134b、右リール134cの回転を開始し、左リール134a、中リール134b、右リール134cの全てが定速回転となったところで、ストップボタンスイッチ130a、130b、130cの操作を有効化する。
続いて、リール制御手段306は、ストップボタンスイッチ130a、130b、130cが有効化されている状態で、遊技者によるストップボタンスイッチ130a、130b、130cの操作を受け付けると、その操作に対応する回転リール(左リール134a、中リール134b、右リール134cのいずれか)を所定の停止制御に従って停止させる。また、リール制御手段306は、ストップボタンスイッチ130a、130b、130cのいずれかの操作がなされると、操作がなされたストップボタンスイッチ130a、130b、130cの情報を示す停止コマンド(第1停止コマンド、第2停止コマンド、第3停止コマンド)を操作の度に生成し、その都度、副制御基板202に送信する。
次に、判定手段308は、図5(a)に示した有効ライン上に表示された図柄組み合わせが、図5(b)に示した、予め定められたどの組み合わせに相当するかを判定し、その図柄組み合わせに応じて、メダルの払出枚数の決定処理、遊技状態の変更処理、および、リプレイに際して要求される種々の処理を実行する。ここで、判定手段308は、当選役抽選で決定した当選役に対応する図柄組み合わせが有効ライン上に表示されたことに基づいて、遊技者の有利度合いを異にする複数の遊技状態のうち1の遊技状態、例えば、ボーナス遊技状態を決定する。また、判定手段308は、有効ライン上に表示された図柄組み合わせや、有効ライン上に小役に対応する図柄組み合わせが表示された場合におけるメダルの払出枚数等を含む入賞コマンドを生成し、副制御基板202に送信する。
続いて、払出制御手段310は、ステップS600における判定結果に基づき、例えば、有効ライン上に小役に対応する図柄組み合わせが表示されると、当該小役に対応するメダルの払出処理を実行し、有効ライン上にリプレイ役に対応する図柄組み合わせが表示されると、自動的に次遊技のベットを行うための処理を実行する。このように、払出制御手段310は、有効ライン上に表示された図柄組み合わせに対応して種々の処理を遂行し、当該1遊技を終了する。また、払出制御手段310は、メダルの払出処理がなされた場合、払出処理がなされたことを示す払出コマンドを生成し、副制御基板202に送信する。
図11は、副制御基板202のメイン処理を示したフローチャートである。
電源スイッチを介してスロットマシン100の電源が投入され、通電状態になると、副制御基板202の初期化決定手段330は、主制御基板200の初期化手段300同様、初期化処理を実行し、割込を許可する。また、初期化決定手段330は、電源が投入されている間、バックアップデータを生成し、そのバックアップデータをサブRAM202cに保持し、不意の電源断が生じた場合、この初期化処理において、保持されたバックアップデータを用い電源断前の状態に復帰させる処理を実行する。
コマンド受信手段332は、主制御基板200からのコマンドが受信されたか否か判定し、コマンドが受信されない間、ステップS1200の処理を繰り返すことでコマンド待機状態を維持する。そして、コマンドが受信されたと判定した場合、コマンド受信手段332は、処理をステップS1300に移行する。
上記ステップS1200においてコマンドが受信されていると判定されれば、コマンド受信手段332は、当該受信されたコマンドに基づいて種々の処理を実行する。
図12は、上記ステップS1300のコマンド受信処理を示したフローチャートである。ここでは本実施形態の特徴に関係する処理についてのみ詳細に説明し、本実施形態の特徴と無関係の構成については説明を省略する。
まず、コマンド受信手段332は、受信したコマンドが投入コマンドであるか否か判定する。その結果、受信したコマンドが投入コマンドであれば、ステップS1302に処理を移し、投入コマンドでなければ、ステップS1303に処理を移す。
上記ステップS1301において受信したコマンドが投入コマンドであると判定されれば、演出決定手段334は、投入コマンドに基づいて演出データ群を決定し、決定した演出データ群に対応付けられた保証フラグと共に一旦サブRAM202cに保持する。なお、この投入コマンドは、上記したとおり、図10のベット処理S200で送信されるコマンドであり、ベット手段302の操作がなされたことを示す情報が付加されている。
次に、コマンド受信手段332は、受信したコマンドが当選役コマンドであるか否か判定する。その結果、受信したコマンドが当選役コマンドであれば、ステップS1304に処理を移し、当選役コマンドでなければ、ステップS1305に処理を移す。
上記ステップS1303において受信したコマンドが当選役コマンドであると判定されれば、演出決定手段334は、遊技者に提供する演出を決定する。当該演出決定処理S1304は図13を用いて詳述する。なお、この当選役コマンドは、上記したとおり、図10の抽選処理S300で送信されるコマンドであり、いずれかの当選役に当選した場合には、その当選役の種別を示す情報が付加されており、いずれの当選役にも当選しなかった場合にはハズレを示す情報が付加されている。
続いて、コマンド受信手段332は、受信したコマンドが第1〜第3停止コマンドのいずれかであるか否か判定する。その結果、受信したコマンドが第1〜第3停止コマンドのいずれかであれば、ステップS1306に処理を移し、第1〜第3停止コマンドのいずれでもなければ、ステップS1307に処理を移す。
上記ステップS1305において受信したコマンドが第1〜第3停止コマンドのいずれかであると判定されれば、演出決定手段334は、例えば、上記ステップS1304で決定された図6に示したような演出抽選テーブルの当選領域3を参照し、第1〜第3停止コマンドのいずれであるかに基づいて演出データ群を決定し、決定した演出データ群に対応付けられた保証フラグと共に一旦サブRAM202cに保持する。なお、この第1〜第3停止コマンドは、上記したとおり、図10のリール停止処理S500で送信されるコマンドであり、ストップボタンスイッチ130a、130b、130cのいずれかの操作がなされたことを示す情報が付加されている。
次に、コマンド受信手段332は、受信したコマンドが入賞コマンドであるか否か判定する。その結果、受信したコマンドが入賞コマンドであれば、ステップS1308に処理を移し、入賞コマンドでなければ、ステップS1309に処理を移す。
上記ステップS1307において受信したコマンドが入賞コマンドであると判定されれば、演出決定手段334は、入賞コマンドに基づいて演出データ群を決定し、決定した演出データ群に対応付けられた保証フラグと共に一旦サブRAM202cに保持する。なお、この入賞コマンドは、上記したとおり、図10の判定処理S600で送信されるコマンドであり、有効ライン上に表示された図柄組み合わせや、有効ライン上に小役に対応する図柄組み合わせが表示された場合におけるメダルの払出枚数等を示す情報が付加されている。
続いて、コマンド受信手段332は、受信したコマンドが払出コマンドであるか否か判定する。その結果、受信したコマンドが払出コマンドであれば、ステップS1310に処理を移し、払出コマンドでなければ、ステップS1311に処理を移す。
上記ステップS1309において受信したコマンドが払出コマンドであると判定されれば、演出決定手段334は、払出コマンドに基づいて演出データ群を決定し、決定した演出データ群に対応付けられた保証フラグと共に一旦サブRAM202cに保持する。なお、この払出コマンドは、上記したとおり、図10の払出処理S700で送信されるコマンドであり、払出処理がなされたことを示す情報が付加されている。
次に、演出実行手段336は、上記ステップS1302、ステップS1304、ステップS1306、ステップS1308、ステップS1310のいずれかのステップにおいて、演出決定手段334が演出データ群を決定したか否か判定する。その結果、いずれかのステップにおいて演出データ群を決定していれば、ステップS1312に処理を移し、演出データ群を決定していなければ、ステップS1313に処理を移す。
上記ステップS1311において演出決定手段334が演出データ群を決定したと判定されれば、演出実行手段336は、演出決定手段334がサブRAM202cに保持した演出データ群に基づいて演出を実行する。当該演出実行処理S1312は図14を用いて詳述する。
続いて、コマンド受信手段332は、受信したコマンド(例えば、投入コマンド、当選役コマンド、第1〜第3停止コマンド、入賞コマンド、払出コマンド等)に対する他の種々の処理を遂行して、当該コマンド受信処理S1300を終了する。かかる処理に関しては、本実施形態の特徴と無関係なので、ここでは説明を省略する。
コマンド受信手段332が当選役コマンドを受信すると、演出決定手段334は、当選役コマンドに基づいて演出を決定するために、サブROM202bに記憶された複数の演出抽選テーブルから、当選役コマンドに情報として含まれる当選役に対応する1の演出抽選テーブル(例えば図6参照)を決定する。
次に、演出決定手段334は、乱数発生手段202dによって更新された演出抽選乱数から1の演出抽選乱数を取得する。
続いて、演出決定手段334は、上記ステップS1304−2において取得した演出抽選乱数が、演出抽選テーブルにおけるいずれの当選領域に対応するか判定する。具体的に、演出決定手段334は、演出抽選テーブルにおける複数の当選領域から、予め定められた順番(ここでは当選領域に付した序数で順番を示す)に従って、順次、当選範囲値を参照し、その当選範囲値を演出抽選乱数から減算して、その減算値が0未満となると、その時点の当選領域を抽選結果として決定する。そして、演出決定手段334は、決定した当選領域における切替契機「スタート」に対応付けられた演出データ群と、当該演出データ群に対応付けられた保証フラグとを一旦サブRAM202cに保持する。
演出決定手段334が演出データ群を決定すると、演出実行手段336は、実行待ち演出が存在し、かつ、その実行待ち演出に対応付けられた保証フラグがONになっているか否か判定する。実行待ち演出の存在有無は、演出用記憶領域に演出データ群の一部のデータが残っているか否かによって判定できる。また、実行待ちタイマが起動しているか(タイマのカウント値が0ではないか)否かによっても判定可能である。その結果、実行待ち演出が存在し、かつ、その実行待ち演出に対応付けられた保証フラグがONになっていれば、ステップS1312−2に処理を移し、実行待ち演出が存在しない、または、存在するが保証フラグが全てOFFである場合、ステップS1312−4に処理を移す。
ステップS1312−1において、実行待ち演出が存在し、かつ、その実行待ち演出に対応付けられた保証フラグがONになっていると判定されれば、演出実行手段336は、実行待ち演出、すなわち、演出用記憶領域に残っている演出データ群の一部のデータのうち、保証フラグがONになっているデータ以外を削除し、保証フラグがONになっているデータを、若いアドレスにシフトする。ここで、演出実行手段336は、実行待ちタイマが起動している場合、実行待ちタイマのカウント値を0にする等、実行待ちタイマを無効化し、保証フラグがONになっているデータの実行待ちをキャンセルする。こうして、実行待ち演出を即座に実行することができ、新たな演出の開始を極端に遅らせることなく、遊技者による操作と演出とのタイミングの同期を維持することが可能となる。
続いて、演出実行手段336は、演出決定手段334によって保持された演出データ群を、演出用記憶領域におけるステップS1312−2でシフトしたデータの後に書き込んで、当該演出実行処理S1312を終了する。
ステップS1312−1において、実行待ち演出が存在しない、または、存在するが保証フラグがOFFであると判定されれば、演出実行手段336は、演出用記憶領域内にデータが残っている場合、演出用記憶領域内のデータを全て削除する。
続いて、演出実行手段336は、演出決定手段334によって保持された演出データ群を演出用記憶領域の先頭アドレスから順次書き込んで、当該演出実行処理S1312を終了する。
図15は、副制御基板202のタイマ割込処理S1500を示したフローチャートである。副制御基板202には、所定の周期(500μsec)でクロックパルスを発生するクロックパルス発生回路(不図示)が設けられている。そして、このクロックパルス発生回路によるクロックパルスの発生により、サブCPU202aはタイマ割込処理プログラムを読み込んで当該タイマ割込処理S1500を開始する。
クロックパルスを受けて割込処理が遂行されると、演出実行手段336は、実行待ちタイマのカウント値が0となっているか否か判定する。その結果、カウント値が0となっていれば、ステップS1503に処理を移し、カウント値が0でなければ、すなわち、1以上の数値となっていれば、ステップS1502に処理を移す。
ステップS1501においてカウント値が0ではないと判定されれば、演出実行手段336は、実行待ちタイマのカウント値をデクリメントして、当該タイマ割込処理S1500を終了する。
ステップS1501においてカウント値が0であると判定されれば、演出実行手段336は、演出用記憶領域の先頭アドレスに書き込まれたデータが所定の時間を計時するタイマを示すデータであるか否か判定する。その結果、タイマを示すデータであると判定すると、ステップS1504に処理を移し、タイマを示すデータではないと判定すると、ステップS1506に処理を移す。
上記ステップS1503において演出用記憶領域の先頭アドレスに書き込まれたデータがタイマを示すデータであると判定すれば、演出実行手段336は、そのデータに記載された、所定の待ち時間に相当するカウンタ値を実行待ちタイマに設定する。ここで、所定の待ち時間に相当するカウンタ値は、所定の待ち時間を所定の周期である0.0005secで除算した値である。例えば、2秒タイマであれば、2/0.0005=4000が設定される。このように実行待ちタイマを設定することで、一連の演出の中で、画像、電飾、音声等の開始時間に時間差を設けることが可能となる。
続いて、演出実行手段336は、演出用記憶領域からタイマを示すデータを削除し、演出用記憶領域内の演出データ群の残りのデータを、若いアドレスにシフトして、当該タイマ割込処理S1500を終了する。
上記ステップS1503において、演出用記憶領域の先頭アドレスに書き込まれたデータがタイマを示すデータではないと判定すれば、演出実行手段336は、先頭アドレスからタイマを示すデータの前までのデータを演出用記憶領域から順次読み出す。こうして、実行待ちタイマによって実行待ちを行うデータ以外のデータが全て読み出される。
続いて、演出実行手段336は、演出用記憶領域から読み出したデータを削除し、演出用記憶領域内の演出データ群の残りのデータを、若いアドレスにシフトする。
次に、演出実行手段336は、演出用記憶領域から読み出したデータに基づいて、読み出した順に演出を実行する。具体的に、演出実行手段336は、演出用記憶領域から読み出したデータが画像データであれば、その画像データを液晶制御基板204に送信することで、その画像データに基づく画像を液晶表示部138に表示させ、電飾データであれば、電飾データを電飾用通信IC202eを通じて電飾機器に送信し、音声データであれば、音声データを音声用IC202fに送信することで、その音声データに基づく音声をスピーカ140から出力させる。
302 …ベット手段
304 …当選役抽選手段
306 …リール制御手段
308 …判定手段
310 …払出制御手段
334 …演出決定手段
336 …演出実行手段
Claims (1)
- 遊技者による操作手段への操作に基づいて遊技が進行し、該遊技の進行に応じて演出が実行される遊技機であって、
前記操作手段への遊技者の操作を契機に前記演出を決定する演出決定手段と、
前記演出決定手段が新たに演出を決定すると、それ以前に決定され、実行待ちしている演出である実行待ち演出が存在するか否か判定し、該実行待ち演出が存在しない場合、新たに決定された演出を実行し、該実行待ち演出が存在する場合、該実行待ち演出を実行した後に新たに決定された演出を実行する演出実行手段と、
を備え、
前記演出には、該演出の実行を保証する保証情報が対応付けられ、
前記演出実行手段は、前記実行待ち演出が存在し、かつ、該実行待ち演出に前記保証情報が対応付けられている場合にのみ、該実行待ち演出を実行することを特徴とする遊技機。
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