JP6092724B2 - 電波時計 - Google Patents

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Description

本発明は、電波時計に関する。
電波時計は、GPS(Global Positioning System)衛星から送信される衛星信号を受信して、受信した衛星信号に含まれる時刻情報に基づいて内部時計の時刻を修正して、精度の高い時刻を表示している。しかし、GPS衛星から受信した衛星信号から時刻情報等を取り出す受信モジュールの消費電力は大きいため、電池駆動される電波時計の寿命をいかに長く保つことができるかに課題がある。電波時計の消費電力を抑えて、稼働時間を長く保てるようにした電波時計に関する開示が特許文献1〜3に開示されている。
特開2011−226813号公報 特開2011−226933号公報 特開平10−82875号公報
しかしながら、特許文献1〜3には、衛星信号の受信環境に応じて、衛星信号の受信頻度と、受信処理の継続時間とを最適化する技術は開示されていない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、衛星信号の受信環境に応じて、衛星信号の受信頻度と、受信処理の継続時間とを最適に設定することができる電波時計を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために本発明の電波時計は、GPS衛星から送信される衛星信号を受信するアンテナと、前記アンテナにより受信した前記衛星信号から、前記衛星信号に含まれる情報を取得する受信処理を、所定の上限時間内で実行する受信手段と、所定期間内で実行された受信処理の継続時間の合計に応じて、所定期間内に実行する前記受信処理の回数と、前記上限時間とを変更する制御手段とを有することを特徴とする電波時計。
上記電波時計において、前記制御手段は、前記受信処理の継続時間の合計が大きくなるほど、前記受信処理の回数が少なくなるように設定し、前記受信処理の継続時間の合計が大きくなるほど、前記上限時間が長くなるように設定する。
上記電波時計において、前記制御手段は、前記上限時間を経過しても前記受信手段で前記情報を取得することができない場合に、前記上限時間に所定時間を加算した時間を新たな上限時間に設定する。
上記電波時計において、前記制御手段は、前記GPS衛星の地球に対する周回周期の時間差に応じて前記受信処理の開始時間を変更する。
上記電波時計において、前記制御手段は、前記電波時計が商用電源に接続されたことを検出すると、電池駆動の場合と比較して、前記受信処理の回数を増加させ、前記上限時間を増加させる。
本発明によれば、衛星信号の受信環境に応じて、衛星信号の受信頻度と、受信処理の継続時間とを最適に設定することができる。
電波時計の備えるハードウェアの一例を示す図である。 電池及び商用電源との接続構成の一例を示す図である。 受信継続時間の総和(SUM_R)について説明するための図である。 受信継続時間の総和に応じて設定される受信頻度の一例を示す図である。 SUM_Tの値に応じて設定されるタイムアウト時間の一例を示す図である。 制御部の制御手順の一例を示すフローチャートである。 制御部の制御手順の一例を示すフローチャートであり、図6に示すフローチャートの続きの手順を示す図である。 衛星信号の受信に最後に成功した際の受信継続時間を説明するための図である。
まず、図1を参照しながら本実施形態の構成について説明する。本実施形態の電波時計1は、GPSアンテナ110と、受信部120と、受信部駆動部150と、表示装置161と、表示装置駆動部162と、メモリ170と、制御部180と、指針駆動部191と、輪列192と、時刻表示部200と、指針位置検出部210と、内部計時部220と、電圧検出部230と、操作部240とを備える。
GPSアンテナ110は、複数のGPS衛星10から送信される衛星信号を受信するアンテナである。GPSアンテナ110は、受信した衛星信号を受信部120に出力する。なお、図1には、簡略化してGPS衛星10を1つだけ示す。
受信部120は、RF(Radio Frequency:無線周波数)部121とベースバンド部122と演算処理部123とを備える。受信部120は、GPSアンテナ110で受信した衛星信号から、当該衛星信号に重畳された時刻情報等の情報を取得する受信処理を行う。
RF部121は、受信した衛星信号に対してダウンサンプリングを行うことで中間周波数信号(以下、IF信号という)を生成し、ベースバンド部122へ出力する。ベースバンド部122は、衛星信号の拡散コードを有するレプリカ信号とIF信号とを相関処理し、相関処理の結果に基づいて、所望とする衛星信号の捕捉・追尾処理を行う。ベースバンド部122は、相関処理の結果を演算処理部123へ出力する。演算処理部123は、ベースバンド部122で捕捉したGPS衛星10の拡散コードと同一パターンのレプリカ信号とIF信号をミキシングして航法メッセージを復調し、航法メッセージに含まれる時刻情報や日付情報等の情報を取得する。
受信部駆動部150は、制御部180の制御に従って受信部120に受信処理を行わせ、又、受信部120の受信処理を停止させる。
表示装置161は、LCD(liquid crystal monitor)等の装置であって、例えば、日付、曜日等の情報を表示画面に表示する。表示装置駆動部162は、表示装置161を駆動して、表示装置161の表示画面に情報を表示させる。
メモリ170には、制御部180が制御に使用するプログラム、GPS衛星10から受信した情報、図4に示す受信頻度設定テーブルや、図5に示すタイムアウト設定テーブルが保存されている。
制御部180は、メモリ170に記録されたプログラムに従って各部を制御する。
指針駆動部191は、不図示のステップモータ等を備え、制御部180の制御に従って輪列192を駆動し、時刻表示部200の指針(時針、分針、秒針)が指す表示時刻を修正する。
指針位置検出部210は、輪列192の位置を検出して、各指針の位置を検出する。指針位置検出部210が指針の位置を検出する方法については、例えば特開2011−122891号公報に開示がある。
内部時計部220は、電波時計1内で現在時刻を計時する時計部であり、例えば、年カウンタ、月カウンタ、日カウンタ、時カウンタ、分カウンタ、秒カウンタ等を有している。
電圧検出部230は、電波時計1への商用電源260の接続、又は取り外しを検出する。図2を参照しながら電圧検出部230の詳細について説明する。図2には、電波時計1の電源接続部300の構成の一例を示す。電源接続部300は、定電圧レギュレータ270と、電圧検出部230と、ダイオード301、302とを備える。電池250は、ダイオード301を介して定電圧レギュレータ270及び電圧検出部230に接続している。また、商用電源260が電源接続部300に接続される場合には、ダイオード302を介して定電圧レギュレータ270及び電圧検出部230に接続される。
定電圧レギュレータ270は、電池250からの電力供給を受ける場合には、電池250から供給される電圧を定電圧化して(例えば、3.3V)、制御部180等の電力の供給先へ出力する。また、定電圧レギュレータ270は、商用電源260が電源接続部300に接続された場合には、商用電源260から供給される電力を定電圧化して(例えば、3.3V)、制御部180等の電力の供給先へと出力する。
電圧検出部230は、商用電源260の電波時計1への接続、又は商用電源260の電波時計1からの取り外しを検出して、検出結果を制御部180に通知する。商用電源260が電源接続部300に接続されると、電圧検出部230の入力電圧が5Vよりも高くなる。電圧検出部230は、入力電圧が5Vよりも高くなると、制御部180に出力する信号のレベルを、例えばハイレベルからローレベルに変化させる。同様に、電圧検出部230の入力電圧が5Vよりも低くなると、制御部180に出力する信号のレベルを、ローレベルからハイレベルに変化させる。制御部180は、電圧検出部230から入力する信号の信号レベルの変化により、電波時計1に商用電源260が接続されたか否かを判定する。
なお、電波時計1に商用電源260が接続されたことを検出する方法は、電圧検出部230だけに限定されるわけではない。例えば、電波時計1の備える差込プラグが、プラグ受け(不図示)に接続されたことを検出して、商用電源260への接続を検出するものであってもよい。
操作部240は、例えば、アラームの設定等の操作情報の入力を受け付ける。
制御部180は、受信部120に受信処理を開始させる受信開始時刻と、受信部120に受信処理を行わせる1日(24時間)当たりの回数(以下、受信頻度という)と、受信処理の上限時間(以下、タイムアウト時間という)とを設定する。制御部180は、スロットを設定して、受信開始時刻、受信頻度及びタイムアウト時間を設定する。スロットとは、受信部120の受信処理を規定するものであり、受信部120は、設定されたスロット単位で受信処理を行う。各スロットには、受信開始時刻とタイムアウト時間とが設定され、スロット数を設定することで受信頻度が設定される。例えば、スロット数が4であれば、1日に4回、GPS衛星10からの衛星信号を受信部120で受信処理することを意味する。また、各スロットには、受信開始時刻とタイムアウト時間とが設定される。例えば、スロット1は4時、スロット2は10時、スロット3は16時、スロット4は22時といったようにスロット毎に受信開始時刻が設定される。また、タイムアウト時間は、受信部120が受信処理を開始してから、受信処理に失敗したと判定して受信部120の受信処理を終了させる上限時間である。受信処理の失敗には、衛星信号を受信することができなかった場合や、衛星信号を受信することはできたが、受信した衛星信号からデータを取り出すことができなかった場合等が含まれる。なお、タイムアウト時間は、各スロットに共通の時間が設定される。
また、制御部180は、不図示の衛星周回周期カウンタを備えている。この衛星周回周期カウンタは、内部時計部220の計時する時間に同期して4分経過するごとにインクリメントされるカウンタである。衛星周回周期カウンタは、359をカウントすると、カウント値をクリアする。すなわち、衛星周回周期カウンタは、23時間56分周期で0、1、・・・、359をカウントする。これは、GPS衛星10の地球に対する周回周期が約23時間56分であるためである。制御部180は、衛星周回周期カウンタが359をカウントする毎に、各スロットに設定する受信開始時刻を、1日につき4分ずつ早める。
また、制御部180は、電圧検出部230により、商用電源260が電波時計1に接続されたことを検出すると、電池250による駆動の場合と比較して、スロット数とタイムアウト時間とを増やす制御を行う。商用電源260が電波時計1に接続されたことから、消費電力を抑制する動作モードから衛星信号の受信精度を高める動作モードに移行させる。
制御部180は、設定したスロットにおける受信処理が終了する毎に、受信処理の終了時点から所定期間内の各スロットの受信継続時間の総和(以下、SUM_Rと表記する)を算出する。なお、受信継続時間とは、受信部120で受信処理を開始してから、衛星信号に重畳された情報を受信部120で取得するまでにかかった時間である。タイムアウトにより衛星信号に重畳された情報を受信部120が取得することができなかった場合には、タイムアウト時間が受信継続時間になる。また、本実施形態では、所定期間を24時間として説明するが、24時間に限定されるものではない。
図3を参照しながら受信継続時間の総和(SUM_R)の算出処理について具体的に説明する。例えば、設定された1日分のスロット数が4つで、6月20日のスロット1の受信開始時刻が4時、スロット2の受信開始時刻が10時、スロット3の受信開始時刻が16時、スロット4の受信開始時刻が22時に設定されているとする。また、現時点を、6月21日のスロット3の受信処理が終了した時点とする。この場合、制御部180は、6月21日のスロット1〜3の受信継続時間と、6月20日のスロット4の受信継続時間との和をSUM_Rとして求める。なお、受信処理が短時間で終了し、24時間以内に、同一スロットの受信処理が2つ入る場合であっても、直近に受信したほうの受信継続時間が選択される。また、受信処理がタイムアウトした場合、このスロットに設定されたタイムアウト時間が受信継続時間となる。
受信継続時間の総和を求めると、制御部180は、メモリ170に保存された受信頻度設定テーブルを参照して、受信頻度を設定する。図4に、受信頻度設定テーブルの一例を示す。図4に示す受信頻度設定テーブルの一例では、受信継続時間の総和が5分未満の場合、衛星信号の受信回数を1日に4回に設定する。受信継続時間の総和が5分以上15分未満の場合、衛星信号の受信回数を1日に1回に設定する。受信継続時間の総和が15分以上25分未満の場合、衛星信号の受信回数を2日に1回に設定する。受信継続時間の総和が25分以上35分以下の場合、衛星信号の受信回数を3日に1回に設定する。すなわち、受信頻度設定テーブルでは、各スロットにおける受信継続時間の総和が大きくなるほど、1日当たりの受信処理の回数が少なくなるように設定されている。
受信頻度を設定すると、制御部180は、タイムアウト時間の設定を行う。まず、制御部180は、以下に示す式(1)に従って、SUM_Tの値を計算する。
Figure 0006092724
なお、RCVP(n)は、受信処理の終了時点から24時間以内の各スロットの受信継続時間を示している。nは、各スロットを識別する識別番号を示す。なお、式(1)では、スロット数を4に設定した場合を示しているため、nは、1〜4の値をとるが、スロット数に応じて変更される。TOFは、タイムアウトフラグを示す。タイムアウト時間を経過しても受信処理が完了しない場合、タイムアウトフラグとして“1”が記録され、タイムアウトが発生せずに受信処理が完了した場合、タイムアウトフラグとして“0”が記録される。
制御部180は、式(1)に従って算出したSUM_Tの値と、上述した受信頻度とに基づき、図5に示すタイムアウト設定テーブルを参照してタイムアウト時間を設定する。図5に、タイムアウト設定テーブルの一例を示す。例えば、SUM_Tの値が5分未満で、受信頻度が1日に4回である場合、タイムアウト時間が3分に設定され、SUM_Tの値が5分未満で、受信頻度が1日に1回である場合、タイムアウト時間が15分に設定される。また、SUM_Tの値が5分未満で、受信頻度が2日に1回である場合、タイムアウト時間が25分に設定され、SUM_Tの値が5分未満で、受信頻度が3日に1回である場合、タイムアウト時間が35分に設定される。SUM_Tの値が5分以上10分以下の場合、10分以上15分以下の場合、15分以上35分以下の場合も同様にしてタイムアウト時間が設定される。図5に示すタイムアウト設定テーブルでは、各スロットにおける受信継続時間の総和が大きくなるほど、1回の受信処理の受信処理継続時間が長くなるように設定されている。
また、制御部180は、設定したタイムアウト時間を経過しても、受信部120の受信処理が終了しなかった場合、該当のスロットに対して“1”のタイムアウトフラグを記録すると共に、タイムアウト時間に所定時間を加算する。例えば、制御部180は、タイムアウト時間に2分を加算した時間を新たなタイムアウト時間に設定する。なお、本実施形態では、タイムアウト時間の最大値を35分としている。このため、タイムアウト時間が35分に設定された場合には、所定時間の加算は行われない。
次に、図6及び図7に示すフローチャートを参照しながら制御部180の制御手順を説明する。
まず、制御部180は、衛星信号の受信開始時刻であるか否かを判定する(ステップS1)。受信開始時刻ではないと判定すると(ステップS1/NO)、制御部180は、通常の計時動作を行う(ステップS2)。また、受信開始時刻であると判定すると(ステップS1/YES)、制御部180は、受信部駆動部150により受信部120を動作させて、受信部120に受信処理を開始させる(ステップS3)。次に、制御部180は、受信処理開始からの経過時間が、タイムアウト時間を経過したか否かを判定する(ステップS4)。タイムアウト時間を経過したと判定すると(ステップS4/YES)、制御部180は、タイムアウトフラグに“1”を記録し(ステップS5)、受信処理を終了させる(ステップS7)。また、タイムアウト時間を経過していないと判定すると(ステップS4/NO)、制御部180は、衛星信号の受信処理に成功したか否かを判定する(ステップS6)。衛星信号の受信処理に成功した場合(ステップS6/YES)、制御部180は、受信部駆動部150により受信部120の動作を停止させ、受信処理を終了させる(ステップS7)。また、衛星信号の受信処理に成功しなかった場合(ステップS6/NO)、制御部180は、ステップS4からの処理を繰り返す。
受信処理が終了(ステップS7)すると、制御部180は、受信処理の終了時点から24時間以内の各スロットの受信継続時間の総和(SUM_R)を求める(ステップS8)。受信継続時間の総和(SUM_R)を求めると、制御部180は、受信継続時間の総和(SUM_R)が5分よりも短いか否かを判定する(ステップS9)。受信継続時間の総和(SUM_R)が5分よりも短い場合(ステップS9/YES)、制御部180は、受信頻度を1日4回に設定する(ステップS10)。また、受信継続時間の総和(SUM_R)が5分以上の場合(ステップS9/NO)、制御部180は、受信継続時間の総和(SUM_R)が15分よりも短いか否かを判定する(ステップS11)。受信継続時間の総和(SUM_R)が15分よりも短い場合(ステップS11/YES)、制御部180は、受信頻度を1日1回に設定する(ステップS12)。また、受信継続時間の総和(SUM_R)が15分以上の場合(ステップS11/NO)、制御部180は、受信継続時間の総和(SUM_R)が25分よりも短いか否かを判定する(ステップS13)。受信継続時間の総和(SUM_R)が25分よりも短い場合(ステップS13/YES)、制御部180は、受信頻度を2日に1回に設定する(ステップS14)。また、受信継続時間の総和(SUM_R)が25分以上の場合(ステップS13/NO)、制御部180は、受信頻度を3日に1回に設定する(ステップS15)。
図7に示すフローを参照しながら制御部180の制御フローについて引き続き説明する。
受信頻度の設定が終了すると、制御部180は、スロット毎に、衛星信号の受信に最後に成功した際の受信継続時間をそれぞれに求める(ステップS16)。図8を参照しながら、ステップS16の処理について説明する。図8には、6月19日、20日、21日の3日間の各スロットの受信状況を示している。丸で囲まれたスロットが衛星信号の受信に成功したスロットを表している。受信に成功したスロットには、受信開始時刻と、スロット番号と、受信継続時間とを示す。例えば、6月19日のスロット1は、受信開始時刻が4時00分で、受信継続時間が1.5分であることを示している。最後に衛星信号を受信した際の受信継続時間とは、現時点を基準として、衛星信号の受信に成功した受信処理の中で、最も受信開始時刻が新しい受信処理の受信継続時間を、スロットごとに求める処理である。例えば、現時点を6月21日の16時02分とした場合、スロット1の最後に衛星信号を受信した際の受信継続時間は、6月19日の1.5分となる。また、スロット2の最後に衛星信号を受信した際の受信継続時間は、6月21日の2分となる。また、スロット3の最後に衛星信号を受信した際の受信継続時間は、6月21日の1分となる。また、スロット4の最後に衛星信号を受信した際の受信継続時間は、6月19日の2分となる。
次に、制御部180は、ステップS10、12、14又は15のいずれかで決定した受信頻度と、S16で求めた各スロットの受信継続時間とに基づいて、衛星信号を受信するスロットを選択する(ステップS17)。例えば、受信頻度として、1日に1回、2日に1回、3日に1回が設定された場合、制御部180は、S16で求めた各スロットの受信継続時間の中から、最も受信継続時間が短いスロットを受信スロットに選択する。
次に、制御部180は、上述した式(1)に基づいて、SUM_Tの値を算出する(ステップS18)。制御部180は、SUM_Tの値を算出すると、算出したSUM_Tの値と、受信頻度とに基づき、図5に示すタイムアウト設定テーブルを参照して受信スロットのタイムアウト時間を設定する(ステップS19)。受信スロットのタイムアウト時間を設定すると、制御部180は、この受信スロットがステップS5でタイムアウトフラグを設定したスロットであるか否かを判定する(ステップS20)。タイムアウトフラグが設定されたスロットである場合(ステップS20/YES)、制御部180は、該当のスロットに設定したタイムアウト時間に2分を加算した時間を新たなタイムアウト時間に設定する(ステップS21)。例えば、図5に示すタイムアウト設定テーブルから求めたタイムアウト時間が25分であった場合、27分がタイムアウト時間に設定される。また、タイムアウトフラグが設定されたスロットではなかった場合(ステップS20/NO)、又はステップS21の処理が終了すると、制御部180は、ステップS1の処理に戻る。
図4と図8を参照しながら、ステップS17の処理について説明する。6月19日の22時00分の受信動作終了時のSUM_Rを仮に6分とし、受信履歴上で最も受信継続時間が短いスロットをスロット2と仮定すると、制御部180は、図4に示す受信頻度設定テーブルを参照して受信頻度を1回/日に設定する。また受信履歴を参照して受信継続時間の最も短いスロット2を、次の受信スロットとして選択する。そして制御部180は、スロット2を用いて、6月19日のスロット2の受信開始時刻である10時00分から23時間56分後に受信動作を開始する。
図8には、スロット2が6月20日の9時56分に受信動作を開始したことを示している。このときのSUM_Rは5分となり、制御部180は、図4に示す受信頻度設定テーブルを参照して受信頻度を再び1回/日に設定する。そして、各スロットの最新の受信継続時間を参照すると、この場合、9時56分時の受信継続時間1分が最も短いので、次の受信スロットとしてスロット2が再び選択される。制御部180は、6月20日のスロット2の受信開始時刻である9時56分から23時間56分後に受信動作を開始する。
図8には、スロット2が6月21日の9時52分に受信動作を開始したことを示している。このときのSUM_Rは2分となるので、制御部180は、図4に示す受信頻度設定テーブルを参照して受信頻度を4回/日に設定する。この場合は4回/日となるので、制御部180は、次の受信スロットとしてスロット3を選択する。
以上、詳細に説明したように本実施形態は、所定期間内で実行された受信処理の継続時間の合計に応じて、衛星信号の受信頻度と、受信処理の上限時間とを設定する。従って、衛星信号の受信環境に応じて、受信頻度と上限時間とを最適に設定することができる。
また、受信処理の継続時間の合計が大きくなるほど、受信処理の回数が小さくなるように設定し、受信処理の上限時間が長くなるように設定する。従って、衛星信号の受信環境が悪い場合には、受信処理の回数を削減して、1回当たりの上限時間を長くすることで、電池の消費電力を抑えて、電波時計の稼働時間を長く保てるようにすることができる。
また、上限時間を経過しても衛星信号の受信処理に成功しなかった場合に、上限時間に所定時間を加算した時間を新たな上限時間に設定することで、受信処理の成功する確率を高めることができる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の形態である。ただし、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。
110 GPSアンテナ
120 受信部
121 RF部
122 ベースバンド部
123 演算処理部
150 受信部駆動部
161 表示装置
162 表示装置駆動部
170 メモリ
180 制御部
191 指針駆動部
192 輪列
200 時刻表示部
210 指針位置検出部
220 内部計時部
230 電圧検出部
250 電池
260 商用電源

Claims (5)

  1. GPS衛星から送信される衛星信号を受信するアンテナと、
    前記アンテナにより受信した前記衛星信号から、前記衛星信号に含まれる情報を取得する受信処理を、所定の上限時間内で実行する受信手段と、
    所定期間内で実行された受信処理の継続時間の合計に応じて、所定期間内に実行する前記受信処理の回数と、前記上限時間とを変更する制御手段と、
    を有することを特徴とする電波時計。
  2. 前記制御手段は、前記受信処理の継続時間の合計が大きくなるほど、前記受信処理の回数が少なくなるように設定し、前記受信処理の継続時間の合計が大きくなるほど、前記上限時間が長くなるように設定することを特徴とする請求項1記載の電波時計。
  3. 前記制御手段は、前記上限時間を経過しても前記受信手段で前記情報を取得することができない場合に、前記上限時間に所定時間を加算した時間を新たな上限時間に設定することを特徴とする請求項1又は2記載の電波時計。
  4. 前記制御手段は、前記GPS衛星の地球に対する周回周期の時間差に応じて前記受信処理の開始時間を変更することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の電波時計。
  5. 前記制御手段は、前記電波時計が商用電源に接続されたことを検出すると、電池駆動の場合と比較して、前記受信処理の回数を増加させ、前記上限時間を増加させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の電波時計。
JP2013135550A 2013-06-27 2013-06-27 電波時計 Active JP6092724B2 (ja)

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