JP6090906B2 - 水陸両用車 - Google Patents

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本発明は、水陸両用車に関する。
水上及び陸上を移動可能なレジャー用の水陸両用車が知られている。近年は、災害時において、災害現場(孤立集落など)へ海側からアプローチできる水陸両用車の要求が高まってきている。
特開平5−208605号公報
水陸両用車は、水上航行及び陸上走行を行うため、水上航行用の航行装置と陸上走行用の走行装置を備えている。具体的には、図8に示すように、1つ若しくは複数のエンジン41を用い、動力分配機42により、走行部L側の動力と航行部W側の動力に分配している。走行部L側に分配された動力は、トランスミッション43を介して、走行装置44へ伝達される。又、航行部W側に分配された動力は、減速ギア46を介して、航行装置47へ伝達される。走行装置44に伝達された動力は、走行装置44と共に動作する油圧機器45(例えば、操舵装置)により制御され、航行装置47に伝達された動力は、航行装置47と共に動作する油圧機器48(例えば、偏向装置)により制御される。
そして、動力分配機42、トランスミッション43及び減速ギア46では、当該装置の潤滑及び冷却のための潤滑油が使用されており、使用される潤滑油を冷却するため、動力分配機42、トランスミッション43及び減速ギア46の各々に冷却装置51、52、53が設けられている。又、油圧機器45及び油圧機器48では、当該機器を作動する作動油が使用されており、使用される作動油を冷却するため、油圧機器45及び油圧機器48の各々に冷却装置61、62が設けられている。
このように、陸上走行用の走行装置44と水上航行用の航行装置47とでは装置が異なるため、その周囲の装置部品が多くなり、車内空間の減少、重量の増加、コストの増加が発生する。
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、車内空間の増加、重量の低減、コストの低減を図ることができる水陸両用車を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係る水陸両用車は、
エンジンからの動力を、動力分配機を用いて、陸上を走行するための走行装置と水上を航行するための航行装置とに分配する水陸両用車において、
前記エンジンから前記走行装置への動力を変速する第1変速手段と、
前記エンジンから前記航行装置への動力を変速する第2変速手段と、
冷却対象に潤滑油を循環させて冷却する潤滑油冷却装置と、
複数の冷却対象への潤滑油の供給比率を変更する変更手段とを備え、
前記潤滑油冷却装置は、前記第1変速手段及び前記第2変速手段を冷却対象として、共用化され、
前記変更手段は、陸上走行時には、前記第1変速手段にのみ潤滑油を循環させ、水上航行時には、前記第2変速手段にのみ潤滑油を循環させることを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係る水陸両用車は、
エンジンからの動力を、動力分配機を用いて、陸上を走行するための走行装置と水上を航行するための航行装置とに分配する水陸両用車において、
前記エンジンから前記走行装置への動力を変速する第1変速手段と、
冷却対象に潤滑油を循環させて冷却する潤滑油冷却装置と、
複数の冷却対象への潤滑油の供給比率を変更する変更手段とを備え、
前記潤滑油冷却装置は、前記第1変速手段及び前記動力分配機を冷却対象として、共用化され、
前記変更手段は、陸上走行時には、前記第1変速手段にのみ潤滑油を循環させ、水上航行時には、前記動力分配機にのみ潤滑油を循環させることを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係る水陸両用車は、
エンジンからの動力を、動力分配機を用いて、陸上を走行するための走行装置と水上を航行するための航行装置とに分配する水陸両用車において、
前記エンジンから前記走行装置への動力を変速する第1変速手段と、
前記エンジンから前記航行装置への動力を変速する第2変速手段と、
冷却対象に潤滑油を循環させて冷却する潤滑油冷却装置と、
複数の冷却対象への潤滑油の供給比率を変更する変更手段とを備え、
前記潤滑油冷却装置は、前記第1変速手段、前記第2変速手段及び前記動力分配機を冷却対象として、共用化され、
前記変更手段は、陸上走行時には、前記第1変速手段にのみ潤滑油を循環させ、水上航行時には、前記第2変速手段及び前記動力分配機にのみ潤滑油を循環させることを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係る水陸両用車は、
上記第2又は第3の発明に記載の水陸両用車において、
前記エンジン、前記動力分配機及び前記第1変速手段は、直線的に配置され、前記動力分配機は、前記エンジンと前記第1変速手段を、歯車を介さず、クラッチのみを用いて接続することを特徴とする。
上記課題を解決する第5の発明に係る水陸両用車は、
上記第1〜第4のいずれか1つの発明に記載の水陸両用車において、
前記走行装置の動作と共に動作する第1油圧機器と、
前記航行装置の動作と共に動作する第2油圧機器と、
冷却対象の作動油を循環させて冷却する作動油冷却装置と、
複数の冷却対象への作動油の供給比率を変更する他の変更手段とを更に備え、
前記作動油冷却装置は、前記第1油圧機器及び前記第2油圧機器を冷却対象として、共用化され、
前記他の変更手段は、陸上走行時には、前記第1油圧機器にのみ作動油を循環させ、水上航行時には、前記第油圧機器にのみ作動油を循環させることを特徴とする。
上記課題を解決する第6の発明に係る水陸両用車は、
エンジンからの動力を、動力分配機を用いて、陸上を走行するための走行装置と水上を航行するための航行装置とに分配する水陸両用車において、
前記走行装置の動作と共に動作する第1油圧機器と、
前記航行装置の動作と共に動作する第2油圧機器と、
冷却対象の作動油を循環させて冷却する作動油冷却装置と、
複数の冷却対象への作動油の供給比率を変更する他の変更手段とを備え、
前記作動油冷却装置は、前記第1油圧機器及び前記第2油圧機器を冷却対象として、共用化され、
前記他の変更手段は、陸上走行時には、前記第1油圧機器にのみ作動油を循環させ、水上航行時には、前記第油圧機器にのみ作動油を循環させることを特徴とする。
本発明によれば、陸上走行時のみ使用する冷却装置と水上航行時のみ使用する冷却装置を共用とし、1つの冷却装置とすることにより、部品点数削減、車内空間の増加、重量の低下、コストの低減を行うことができる。
本発明に係る水陸両用車の実施形態の一例(実施例1)として、その動力部分を示す概略構成図である。 本発明に係る水陸両用車の実施形態の他の一例(実施例2)として、その動力部分を示す概略構成図である。 本発明に係る水陸両用車の実施形態の他の一例(実施例3)として、その動力部分を示す概略構成図である。 図3に示した水陸両用車の動力分配機を示す概略構成図である。 本発明に係る水陸両用車の実施形態の他の一例(実施例4)として、その動力部分を示す概略構成図である。 本発明に係る水陸両用車の実施形態の他の一例(実施例5)として、その動力部分を示す概略構成図である。 本発明に係る水陸両用車の実施形態の他の一例(実施例6)として、その動力部分を示す概略構成図である。 従来の水陸両用車の動力部分を示す概略構成図である。
本発明に係る水陸両用車の実施形態について、図1〜図7を参照して説明する。
(実施例1)
図1は、本実施例の水陸両用車の動力部分を示す概略構成図である。
本実施例の水陸両用車は、図8において説明した従来の水陸両用車と同様に、水上航行及び陸上走行を行うため、水上航行用の航行装置と陸上走行用の走行装置を備えている。
具体的には、図1に示すように、1つ若しくは複数のエンジン11を用い、エンジン11からの動力を、動力分配機12により、走行部L側の動力と航行部W側の動力に分配している。走行部L側に分配された動力は、変速を行うトランスミッション13(第1変速手段)を介して、走行装置14へ伝達される。又、航行部W側に分配された動力は、変速を行う減速ギア16(第2変速手段)を介して、航行装置17へ伝達される。走行装置14に伝達された動力は、走行装置14と共に動作する油圧機器15(第1油圧機器;例えば、ステアリング等の操舵装置)により制御され、航行装置17に伝達された動力は、航行装置17と共に動作する油圧機器18(第2油圧機器;例えば、舵等の偏向装置)により制御される。
動力分配機12は、水上航行時には、走行部L側と航行部W側との比率を0:100に分配し、陸上走行時には、走行部L側と航行部W側との比率を100:0に分配している。つまり、水上航行時には、走行部L側の装置を動作させる必要はなく、それらの装置に対する冷却も必要なくなる。同様に、陸上走行時には、航行部W側の装置を動作させる必要はなく、それらの装置に対する冷却も必要なくなる。
そこで、本実施例では、潤滑油を用いて潤滑及び冷却を行っている動力分配機12、トランスミッション13及び減速ギア16について、動力分配機12で使用する潤滑油を循環して冷却する冷却装置21を設けると共に、トランスミッション13及び減速ギア16で使用する潤滑油を循環して冷却する冷却装置22を設けている。つまり、図8に示す従来の水陸両用車とは異なり、トランスミッション13及び減速ギア16において、冷却装置22を共用とし、1つの冷却装置22を用いて潤滑油を冷却し、トランスミッション13及び減速ギア16へ供給するようにしている。
そして、冷却装置22は、図示していない制御装置及び制御弁(変更手段)により、潤滑油の供給比率が制御されており、陸上走行時には、トランスミッション13とのみの間で潤滑油を循環して冷却するようにしており、水上航行時には、減速ギア16とのみの間で潤滑油を循環して冷却するようにしている。なお、制御弁と共に、バイパス管を設け、このバイパス管を用いて、冷却対象を切り替えるようにしてもよい。
なお、水上から陸上へ上陸するときなどには、動力分配機12は、走行部L側と航行部W側との比率を、例えば、60:40などの比率に分配する場合があるが、このような場合には、制御装置及び制御弁(図示省略)の制御により、冷却装置22からの潤滑油についても、トランスミッション13側と減速ギア16側との比率を、例えば、60:40などの比率に分配することにより、トランスミッション13に対する冷却も、減速ギア16に対する冷却も適切に行うことができる。
従来、潤滑油を冷却する冷却装置は、走行部L側のトランスミッション13のみを対象とする冷却装置、航行部W側の減速ギア16のみを対象とする冷却装置というように、個別に設けられていた。本実施例ではこれらの冷却装置を共用化して、つまり、潤滑油を冷却する冷却装置を共用化して、1つの冷却装置22とし、更に、陸上走行時か水上航行時かによって冷却対象を切り替えるようにしている。このようにして、冷却装置22を共用化することで、部品点数の削減、車内空間の増加、重量の低下、コストの低減を図ることができる。
なお、作動油を用いて作動している油圧機器15及び油圧機器18については、図8に示す従来の水陸両用車と同様に、油圧機器15で使用する作動油を循環して冷却する冷却装置31を設けると共に、油圧機器18で使用する作動油を循環して冷却する冷却装置32を設けており、陸上走行時には、冷却装置31は油圧機器15との間で作動油を循環して冷却するようにしており、水上航行時には、冷却装置32は油圧機器18との間で作動油を循環して冷却するようにしている。
(実施例2)
図2は、本実施例の水陸両用車の動力部分を示す概略構成図である。なお、図2では、実施例1(図1)で説明した構成と同じ構成には同じ符号を付している。
本実施例の水陸両用車においては、作動油を用いて作動している油圧機器15及び油圧機器18について、油圧機器15及び油圧機器18で使用する作動油を循環して冷却する冷却装置33を設けている。つまり、図8に示す従来の水陸両用車とは異なり、油圧機器15及び油圧機器18において、冷却装置33を共用とし、1つの冷却装置33を用いて作動油を冷却し、油圧機器15及び油圧機器18へ供給するようにしている。
そして、冷却装置33は、図示していない制御装置及び制御弁(他の変更手段)により、作動油の供給比率が制御されており、陸上走行時には、油圧機器15とのみの間で作動油を循環して冷却するようにしており、水上航行時には、油圧機器18とのみの間で作動油を循環して冷却するようにしている。なお、制御弁と共に、バイパス管を設け、このバイパス管を用いて、冷却対象を切り替えるようにしてもよい。
なお、水上から陸上へ上陸するときなどには、動力分配機12は、走行部L側と航行部W側との比率を、例えば、60:40などの比率に分配する場合があるが、このような場合には、制御装置及び制御弁(図示省略)の制御により、冷却装置33からの作動油についても、油圧機器15側と油圧機器18側との比率を、例えば、60:40などの比率に分配することにより、油圧機器15に対する冷却も、油圧機器18に対する冷却も適切に行うことができる。
従来、作動油を冷却する冷却装置は、走行部L側の油圧機器15のみを対象とする冷却装置、航行部W側の油圧機器18のみを対象とする冷却装置というように、個別に設けられていた。本実施例ではこれらの冷却装置を共用化して、つまり、作動油を冷却する冷却装置を共用化して、1つの冷却装置33とし、更に、陸上走行時か水上航行時かによって冷却対象を切り替えるようにしている。このようにして、冷却装置33を共用化することで、部品点数の削減、車内空間の増加、重量の低下、コストの低減を図ることができる。
なお、潤滑油を用いて潤滑及び冷却を行っている動力分配機12、トランスミッション13及び減速ギア16については、図8に示す従来の水陸両用車と同様に、動力分配機12で使用する潤滑油を循環して冷却する冷却装置21を設け、トランスミッション13で使用する潤滑油を循環して冷却する冷却装置23を設け、減速ギア16で使用する潤滑油を循環して冷却する冷却装置24を設けており、陸上走行時には、冷却装置23はトランスミッション13との間で潤滑油を循環して冷却するようにしており、水上航行時には、冷却装置24は減速ギア16との間で潤滑油を循環して冷却するようにしている。
(実施例3)
図3は、本実施例の水陸両用車の動力部分を示す概略構成図であり、図4は、図3に示した水陸両用車の動力分配機を示す概略構成図である。なお、図3、図4では、実施例1(図1)、実施例2(図2)で説明した構成と同じ構成には同じ符号を付している。
本実施例の水陸両用車においては、潤滑油を用いて潤滑及び冷却を行っている動力分配機12、トランスミッション13及び減速ギア16について、動力分配機12及びトランスミッション13で使用する潤滑油を循環して冷却する冷却装置25を設けると共に、減速ギア16で使用する潤滑油を循環して冷却する冷却装置24を設けている。つまり、図8に示す従来の水陸両用車とは異なり、動力分配機12及びトランスミッション13において、冷却装置25を共用とし、1つの冷却装置25を用いて潤滑油を冷却し、動力分配機12及びトランスミッション13へ供給するようにしている。
図4に示すように、動力分配機12においては、動力分配機12を含め、エンジン11と走行部L側のトランスミッション13を直線的に配置し、エンジン11とトランスミッション13との間の接続は、歯車を介さず、クラッチ12aのみで行っている。一方、エンジン11と航行部W側の減速ギア16との間の接続は、歯車12b、12c及びクラッチ12dを介して行っている。このような構成とすることにより、陸上走行時における動力分配機12の発熱量を小さくすることができる。この結果、動力分配機12の冷却は、水上航行時では必要となるが、陸上走行時は不要となり、動力分配機12及びトランスミッション13において、冷却装置25を共用することが可能になる。
そして、冷却装置25は、図示していない制御装置及び制御弁(変更手段)により、潤滑油の供給比率が制御されており、陸上走行時には、トランスミッション13とのみの間で潤滑油を循環して冷却するようにしており、水上航行時には、動力分配機12とのみの間で潤滑油を循環して冷却するようにしている。なお、制御弁と共に、バイパス管を設け、このバイパス管を用いて、冷却対象を切り替えるようにしてもよい。
なお、水上から陸上へ上陸するときなどには、動力分配機12は、走行部L側と航行部W側との比率を、例えば、60:40などの比率に分配する場合があるが、このような場合には、制御装置及び制御弁(図示省略)の制御により、冷却装置25からの潤滑油についても、トランスミッション13側と動力分配機12側との比率を、例えば、60:40などの比率に分配することにより、トランスミッション13に対する冷却も、動力分配機12に対する冷却も適切に行うことができる。
従来、潤滑油を冷却する冷却装置は、動力分配機12のみを対象とする冷却装置、走行部L側のトランスミッション13のみを対象とする冷却装置というように、個別に設けられていた。本実施例ではこれらの冷却装置を共用化して、つまり、潤滑油を冷却する冷却装置を共用化して、1つの冷却装置25とし、更に、陸上走行時か水上航行時かによって冷却対象を切り替えるようにしている。このようにして、冷却装置25を共用化することで、部品点数の削減、車内空間の増加、重量の低下、コストの低減を図ることができる。
(実施例4)
図5は、本実施例の水陸両用車の動力部分を示す概略構成図である。なお、図5では、実施例1(図1)、実施例2(図2)、実施例3(図3、図4)で説明した構成と同じ構成には同じ符号を付している。
本実施例の水陸両用車においては、潤滑油を用いて潤滑及び冷却を行っている動力分配機12、トランスミッション13及び減速ギア16について、動力分配機12で使用する潤滑油を循環して冷却する冷却装置21を設けると共に、トランスミッション13及び減速ギア16で使用する潤滑油を循環して冷却する冷却装置22を設けている。つまり、図8に示す従来の水陸両用車とは異なり、トランスミッション13及び減速ギア16において、冷却装置22を共用とし、1つの冷却装置22を用いて潤滑油を冷却し、トランスミッション13及び減速ギア16へ供給するようにしている。
加えて、本実施例の水陸両用車においては、作動油を用いて作動している油圧機器15及び油圧機器18について、油圧機器15及び油圧機器18で使用する作動油を循環して冷却する冷却装置33を設けている。つまり、図8に示す従来の水陸両用車とは異なり、油圧機器15及び油圧機器18において、冷却装置33を共用とし、1つの冷却装置33を用いて作動油を冷却し、油圧機器15及び油圧機器18へ供給するようにしている。
このように、本実施例は、実施例1の構成と実施例2の構成を組み合わせた構成となっている。
そして、冷却装置22は、図示していない制御装置及び制御弁(変更手段)により、潤滑油の供給比率が制御されており、陸上走行時には、トランスミッション13とのみの間で潤滑油を循環して冷却するようにしており、水上航行時には、減速ギア16とのみの間で潤滑油を循環して冷却するようにしている。同様に、冷却装置33も、図示していない制御装置及び制御弁(他の変更手段)により、作動油の供給比率が制御されており、陸上走行時には、油圧機器15とのみの間で作動油を循環して冷却するようにしており、水上航行時には、油圧機器18とのみの間で作動油を循環して冷却するようにしている。なお、潤滑油用の制御弁、作動油用の制御弁と共に、バイパス管を各々設け、各々のバイパス管を用いて、冷却対象を各々切り替えるようにしてもよい。
なお、水上から陸上へ上陸するときなどには、動力分配機12は、走行部L側と航行部W側との比率を、例えば、60:40などの比率に分配する場合があるが、このような場合には、制御装置及び制御弁(図示省略)の制御により、冷却装置22からの潤滑油についても、トランスミッション13側と減速ギア16側との比率を、例えば、60:40などの比率に分配することにより、トランスミッション13に対する冷却も、減速ギア16に対する冷却も適切に行うことができる。同様に、冷却装置33からの作動油についても、油圧機器15側と油圧機器18側との比率を、例えば、60:40などの比率に分配することにより、油圧機器15に対する冷却も、油圧機器18に対する冷却も適切に行うことができる。
このように、本実施例では、潤滑油を冷却する冷却装置を共用化して、1つの冷却装置22とし、作動油を冷却する冷却装置を共用化して、1つの冷却装置33とし、更に、陸上走行時か水上航行時かによって冷却対象を切り替えるようにしている。このようにして、冷却装置22、33を共用化することで、部品点数の削減、車内空間の増加、重量の低下、コストの低減を図ることができる。
(実施例5)
図6は、本実施例の水陸両用車の動力部分を示す概略構成図である。なお、図6では、実施例1(図1)、実施例2(図2)、実施例3(図3、図4)、実施例4(図5)で説明した構成と同じ構成には同じ符号を付している。
本実施例の水陸両用車においては、潤滑油を用いて潤滑及び冷却を行っている動力分配機12、トランスミッション13及び減速ギア16について、動力分配機12及びトランスミッション13で使用する潤滑油を循環して冷却する冷却装置25を設けると共に、減速ギア16で使用する潤滑油を循環して冷却する冷却装置24を設けている。つまり、図8に示す従来の水陸両用車とは異なり、動力分配機12及びトランスミッション13において、冷却装置25を共用とし、1つの冷却装置25を用いて潤滑油を冷却し、動力分配機12及びトランスミッション13へ供給するようにしている。
動力分配機12については、図4で示したように、動力分配機12を含め、エンジン11と走行部L側のトランスミッション13を直線的に配置し、エンジン11とトランスミッション13との間の接続は、歯車を介さず、クラッチ12aのみで行い、エンジン11と航行部W側の減速ギア16との間の接続は、歯車12b、12c及びクラッチ12dを介して行っている。
加えて、本実施例の水陸両用車においては、作動油を用いて作動している油圧機器15及び油圧機器18について、油圧機器15及び油圧機器18で使用する作動油を循環して冷却する冷却装置33を設けている。つまり、図8に示す従来の水陸両用車とは異なり、油圧機器15及び油圧機器18において、冷却装置33を共用とし、1つの冷却装置33を用いて作動油を冷却し、油圧機器15及び油圧機器18へ供給するようにしている。
このように、本実施例は、実施例2の構成と実施例3の構成を組み合わせた構成となっている。
そして、冷却装置25は、図示していない制御装置及び制御弁(変更手段)により、潤滑油の供給比率が制御されており、陸上走行時には、トランスミッション13とのみの間で潤滑油を循環して冷却するようにしており、水上航行時には、動力分配機12とのみの間で潤滑油を循環して冷却するようにしている。同様に、冷却装置33も、図示していない制御装置及び制御弁(他の変更手段)により、作動油の供給比率が制御されており、陸上走行時には、油圧機器15とのみの間で作動油を循環して冷却するようにしており、水上航行時には、油圧機器18とのみの間で作動油を循環して冷却するようにしている。なお、潤滑油用の制御弁、作動油用の制御弁と共に、バイパス管を各々設け、各々のバイパス管を用いて、冷却対象を各々切り替えるようにしてもよい。
なお、水上から陸上へ上陸するときなどには、動力分配機12は、走行部L側と航行部W側との比率を、例えば、60:40などの比率に分配する場合があるが、このような場合には、制御装置及び制御弁(図示省略)の制御により、冷却装置25からの潤滑油についても、トランスミッション13側と動力分配機12側との比率を、例えば、60:40などの比率に分配することにより、トランスミッション13に対する冷却も、動力分配機12に対する冷却も適切に行うことができる。同様に、冷却装置33からの作動油についても、油圧機器15側と油圧機器18側との比率を、例えば、60:40などの比率に分配することにより、油圧機器15に対する冷却も、油圧機器18に対する冷却も適切に行うことができる。
このように、本実施例では、潤滑油を冷却する冷却装置を共用化して、1つの冷却装置25とし、作動油を冷却する冷却装置を共用化して、1つの冷却装置33とし、更に、陸上走行時か水上航行時かによって冷却対象を切り替えるようにしている。このようにして、冷却装置25、33を共用化することで、部品点数の削減、車内空間の増加、重量の低下、コストの低減を図ることができる。
(実施例6)
図7は、本実施例の水陸両用車の動力部分を示す概略構成図である。なお、図7では、実施例1(図1)、実施例2(図2)、実施例3(図3、図4)、実施例4(図5)、実施例5(図6)で説明した構成と同じ構成には同じ符号を付している。
本実施例の水陸両用車においては、潤滑油を用いて潤滑及び冷却を行っている動力分配機12、トランスミッション13及び減速ギア16について、動力分配機12、トランスミッション13及び減速ギア16で使用する潤滑油を循環して冷却する冷却装置26を設けている。つまり、図8に示す従来の水陸両用車とは異なり、動力分配機12、トランスミッション13及び減速ギア16において、冷却装置26を共用とし、1つの冷却装置26を用いて潤滑油を冷却し、動力分配機12、トランスミッション13及び減速ギア16へ供給するようにしている。
動力分配機12については、図4で示したように、動力分配機12を含め、エンジン11と走行部L側のトランスミッション13とを直線的に配置し、エンジン11とトランスミッション13との間の接続は、歯車を介さず、クラッチ12aのみで行い、エンジン11と航行部W側の減速ギア16との間の接続は、歯車12b、12c及びクラッチ12dを介して行っている。
加えて、本実施例の水陸両用車においては、作動油を用いて作動している油圧機器15及び油圧機器18について、油圧機器15及び油圧機器18で使用する作動油を循環して冷却する冷却装置33を設けている。つまり、図8に示す従来の水陸両用車とは異なり、油圧機器15及び油圧機器18において、冷却装置33を共用とし、1つの冷却装置33を用いて作動油を冷却し、油圧機器15及び油圧機器18へ供給するようにしている。
そして、冷却装置26は、図示していない制御装置及び制御弁(変更手段)により、潤滑油の供給比率が制御されており、陸上走行時には、トランスミッション13とのみの間で潤滑油を循環して冷却するようにしており、水上航行時には、動力分配機12及び減速ギア16の間で潤滑油を循環して冷却するようにしている。同様に、冷却装置33も、図示していない制御装置及び制御弁(他の変更手段)により、作動油の供給比率が制御されており、陸上走行時には、油圧機器15とのみの間で作動油を循環して冷却するようにしており、水上航行時には、油圧機器18とのみの間で作動油を循環して冷却するようにしている。なお、潤滑油用の制御弁、作動油用の制御弁と共に、バイパス管を各々設け、各々のバイパス管を用いて、冷却対象を各々切り替えるようにしてもよい。
なお、水上から陸上へ上陸するときなどには、動力分配機12は、走行部L側と航行部W側との比率を、例えば、60:40などの比率に分配する場合があるが、このような場合には、制御装置及び制御弁(図示省略)の制御により、冷却装置26からの潤滑油についても、トランスミッション13側と動力分配機12及び減速ギア16側との比率を、例えば、60:40などの比率に分配することにより、トランスミッション13に対する冷却も、動力分配機12及び減速ギア16に対する冷却も適切に行うことができる。更に、動力分配機12側と減速ギア16側との比率についても、適切な比率に分配して、冷却を適切に行うようにしてもよい。同様に、冷却装置33からの作動油についても、油圧機器15側と油圧機器18側との比率を、例えば、60:40などの比率に分配することにより、油圧機器15に対する冷却も、油圧機器18に対する冷却も適切に行うことができる。
このように、本実施例では、潤滑油を冷却する冷却装置を共用化して、1つの冷却装置26とし、作動油を冷却する冷却装置を共用化して、1つの冷却装置33とし、更に、陸上走行時か水上航行時かによって冷却対象を切り替えるようにしている。このようにして、冷却装置26、33を共用化することで、部品点数の削減、車内空間の増加、重量の低下、コストの低減を図ることができる。
本発明は、水陸両用車に好適なものであり、特に、災害現場の悪路、水没地を走破し、災害現場(孤立集落など)へ海側からアプローチできる水陸両用車などに好適である。
11 エンジン
12 動力分配装置
13 トランスミッション(第1変速手段)
14 走行装置
15 油圧機器(第1油圧機器)
16 減速ギア(第2変速手段)
17 航行装置
18 油圧機器(第2油圧機器)
21、22、23、24、25、26 冷却装置(潤滑油冷却装置)
31、32、33 冷却装置(作動油冷却装置)

Claims (6)

  1. エンジンからの動力を、動力分配機を用いて、陸上を走行するための走行装置と水上を航行するための航行装置とに分配する水陸両用車において、
    前記エンジンから前記走行装置への動力を変速する第1変速手段と、
    前記エンジンから前記航行装置への動力を変速する第2変速手段と、
    冷却対象に潤滑油を循環させて冷却する潤滑油冷却装置と、
    複数の冷却対象への潤滑油の供給比率を変更する変更手段とを備え、
    前記潤滑油冷却装置は、前記第1変速手段及び前記第2変速手段を冷却対象として、共用化され、
    前記変更手段は、陸上走行時には、前記第1変速手段にのみ潤滑油を循環させ、水上航行時には、前記第2変速手段にのみ潤滑油を循環させることを特徴とする水陸両用車。
  2. エンジンからの動力を、動力分配機を用いて、陸上を走行するための走行装置と水上を航行するための航行装置とに分配する水陸両用車において、
    前記エンジンから前記走行装置への動力を変速する第1変速手段と、
    冷却対象に潤滑油を循環させて冷却する潤滑油冷却装置と、
    複数の冷却対象への潤滑油の供給比率を変更する変更手段とを備え、
    前記潤滑油冷却装置は、前記第1変速手段及び前記動力分配機を冷却対象として、共用化され、
    前記変更手段は、陸上走行時には、前記第1変速手段にのみ潤滑油を循環させ、水上航行時には、前記動力分配機にのみ潤滑油を循環させることを特徴とする水陸両用車。
  3. エンジンからの動力を、動力分配機を用いて、陸上を走行するための走行装置と水上を航行するための航行装置とに分配する水陸両用車において、
    前記エンジンから前記走行装置への動力を変速する第1変速手段と、
    前記エンジンから前記航行装置への動力を変速する第2変速手段と、
    冷却対象に潤滑油を循環させて冷却する潤滑油冷却装置と、
    複数の冷却対象への潤滑油の供給比率を変更する変更手段とを備え、
    前記潤滑油冷却装置は、前記第1変速手段、前記第2変速手段及び前記動力分配機を冷却対象として、共用化され、
    前記変更手段は、陸上走行時には、前記第1変速手段にのみ潤滑油を循環させ、水上航行時には、前記第2変速手段及び前記動力分配機にのみ潤滑油を循環させることを特徴とする水陸両用車。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の水陸両用車において、
    前記エンジン、前記動力分配機及び前記第1変速手段は、直線的に配置され、前記動力分配機は、前記エンジンと前記第1変速手段を、歯車を介さず、クラッチのみを用いて接続することを特徴とする水陸両用車。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の水陸両用車において、
    前記走行装置の動作と共に動作する第1油圧機器と、
    前記航行装置の動作と共に動作する第2油圧機器と、
    冷却対象の作動油を循環させて冷却する作動油冷却装置と、
    複数の冷却対象への作動油の供給比率を変更する他の変更手段とを更に備え、
    前記作動油冷却装置は、前記第1油圧機器及び前記第2油圧機器を冷却対象として、共用化され、
    前記他の変更手段は、陸上走行時には、前記第1油圧機器にのみ作動油を循環させ、水上航行時には、前記第油圧機器にのみ作動油を循環させることを特徴とする水陸両用車。
  6. エンジンからの動力を、動力分配機を用いて、陸上を走行するための走行装置と水上を航行するための航行装置とに分配する水陸両用車において、
    前記走行装置の動作と共に動作する第1油圧機器と、
    前記航行装置の動作と共に動作する第2油圧機器と、
    冷却対象の作動油を循環させて冷却する作動油冷却装置と、
    複数の冷却対象への作動油の供給比率を変更する他の変更手段とを備え、
    前記作動油冷却装置は、前記第1油圧機器及び前記第2油圧機器を冷却対象として、共用化され、
    前記他の変更手段は、陸上走行時には、前記第1油圧機器にのみ作動油を循環させ、水上航行時には、前記第油圧機器にのみ作動油を循環させることを特徴とする水陸両用車。
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