JP6089609B2 - フォークリフトの油圧制御装置 - Google Patents
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Description
また、この構成によれば、電動機の回生動作が行えない場合には、リフトシリンダのボトム室から流出される作動油をドレイン側に流すことで、フォークを指示速度で良好に下降動作させることができる。
図2に示すように、バッテリ式のフォークリフト11の車体フレーム12にはその前部にマスト13が設けられている。マスト13は車体フレーム12に対して傾動可能に支持された左右一対のマストとしてのアウタマスト13aと、その内側に昇降可能に装備されたインナマスト13bとからなる。両アウタマスト13aの後側には荷役用油圧シリンダとしてのリフトシリンダ14がアウタマスト13aと平行に固定されるとともに、リフトシリンダ14のピストンロッド14aの先端がインナマスト13bの上部に連結されている。
油圧制御装置は、リフトシリンダ14及びティルトシリンダ19の動作を制御する。そして、本実施形態の油圧制御装置は、図1に示すように、単一のポンプと該ポンプを駆動する単一のモータにより、リフトシリンダ14及びティルトシリンダ19を動作させる機構(油圧回路)を構成している。
まず、フォーク16の上昇動作、マスト13の前傾動作、及びマスト13の後傾動作をそれぞれ単独動作させる場合について説明する。単独動作とは、フォーク16を動作させる時にはマスト13を前傾動作又は後傾動作させず、マスト13を動作させる時にはフォーク16を上昇動作又は下降動作させないことである。
この場合、制御部Sは、リフトレバー22の操作量に応じた指示速度で下降動作させるために必要な油圧ポンプモータ30の必要回転数と、リフト下降用比例弁32の弁開度を算出する(ステップS15)。また、制御部Sは、ステップS15において、ティルトレバー23の操作量に応じた指示速度で前傾動作又は後傾動作させるために必要な油圧ポンプモータ30の必要回転数と、ティルト用比例弁37の弁開度を算出する。
(1)流量制御弁34を設けることにより、下降動作に必要な必要回転数が不足する場合は、流量制御弁34が不足回転数分に相当する流量の作動油を油タンクT側に流通させる。これにより、フォーク16をリフトレバー22の操作量に応じた指示速度で下降動作させることができる。
○ 昇降指示部材や傾動指示部材はリフトレバー22やティルトレバー23などのレバー式に限らず、他の構造でも良い。例えば、ボタン式でも良い。
○ 図4は、図1に二点鎖線で囲んだ領域A1に対応する図である。そして、図4に示すように、流出制御機構を、リフト下降用比例弁32に加えて、ポペット弁45と電磁弁46とによって構成しても良い。下降動作時には、ポペット弁45と電磁弁46が開弁するとともに、リフト下降用比例弁32の開度によって油圧ポンプモータ30側へ流出する作動油の流量が制御される。なお、流量制御弁34は、実施形態と同様に、油タンクT側へ流す流量を制御する。
(イ)流出制御機構には、開度調整可能な電磁比例弁を含み、電磁比例弁は当該電磁比例弁の流入側と流出側の圧力差による設定流量の変動を抑える圧力補償機構を有する。
Claims (2)
- 昇降指示部材の操作によってリフトシリンダへ作動油を給排させることによりフォークを昇降動作させるとともに、傾動指示部材の操作によってティルトシリンダへ作動油を給排させることにより前記フォークが装着されるマストを前傾動作又は後傾動作させるフォークリフトの油圧制御装置において、
少なくとも1つの油圧ポンプと、
前記油圧ポンプを駆動させる単一の電動機と、
前記リフトシリンダと前記油圧ポンプの間に配設されるとともに、前記フォークを下降動作させる場合に前記リフトシリンダのボトム室から前記油圧ポンプへの作動油の流出を許容する一方で、前記フォークを停止させている場合又は上昇動作させる場合に前記リフトシリンダのボトム室から前記油圧ポンプへの作動油の流出を遮断する流出制御機構と、
前記流出制御機構とドレイン流路の間に配設される流量制御弁と、
前記フォークの下降動作と前記マストの前傾動作又は後傾動作の何れか一方の動作による同時動作が行われる場合、前記傾動指示部材の操作量に応じた指示速度で動作させるために必要な前記油圧ポンプの必要回転数をもとに前記電動機の駆動を制御する制御部と、
前記油圧ポンプから吐出されるとともに前記ティルトシリンダへ流れる作動油の圧力をパイロット圧として前記流量制御弁に与えるパイロット流路と、を備え、
前記流量制御弁は、前記同時動作の時、前記パイロット流路を通じて与えられた圧力によって開弁し、前記リフトシリンダのボトム室から流出された作動油を前記ドレイン流路へ流し、
前記フォークの単独動作での下降動作時において前記リフトシリンダから排出される作動油の圧力によって前記電動機が回生動作不能である場合、前記制御部は、前記昇降指示部材の操作量に応じた指示速度で動作させるために必要な前記油圧ポンプの必要回転数と前記電動機の出力トルクを制限するトルク制限値とにしたがって前記電動機の駆動を制御し、前記流量制御弁は、開弁して前記リフトシリンダのボトム室から流出された作動油を前記ドレイン流路へ流すことを特徴とするフォークリフトの油圧制御装置。 - 前記流量制御弁は、前記フォークの単独動作での下降動作時において前記リフトシリンダから排出される作動油の圧力によって前記電動機が回生動作可能である場合、開弁せずに前記リフトシリンダのボトム室から流出された作動油を前記油圧ポンプへ流す請求項1に記載のフォークリフトの油圧制御装置。
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