JP6088859B2 - 通信装置および通信制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、パケットを複数のフラグメントに分割する通信装置および通信制御プログラムに関する。
パケット通信では、一度に送信可能なデータサイズは予め決まっているため、このサイズを超えるサイズのパケットを送信する場合は、このパケットを複数のフラグメントに分割して送信する必要がある。
フラグメントのサイズの決め方について、従来から種々提案されているが、上位レイヤの特性まで考慮したフラグメントサイズの検討はされていない。
特開2012−209905号公報
D. Qiao, et. al, "Goodput Enhancement of IEEE 802.lla Wireless LAN via Link Adaptation", IEEE ICC 2001, VOL. 7, 2001 B. Kim, et. al, "Throughput Enhancement Through Dynamic Fragmentation in Wireless LANs", IEEE Trans. Vehicular Tech., Vol. 54, No. 4, July 2005
本発明の実施形態は、上位レイヤの通信品質を満たしつつ、ネットワークリソースの有効利用を図れるフラグメント化を行うことが可能な通信装置および通信制御プログラムを提供するものである。
本実施形態によれば、ネットワークを構成する複数レイヤのうち、上位側レイヤの評価パラメータを取得する上位レイヤ評価パラメータ取得部と、
前記上位レイヤ評価パラメータ取得部にて取得された評価パラメータに基づいて、上位側レイヤの情報を含むパケットをフラグメントに分割する際のフラグメントサイズを決定するフラグメントサイズ決定部と、
前記フラグメントサイズに基づいて、前記パケットを複数のフラグメントに分割するフラグメント制御部と、を備える通信装置が提供される。
第1の実施形態に係る通信装置1の機能ブロック図。 第1の実施形態におけるフラグメントサイズ決定部3がフラグメントサイズを決定するにあたって参照するテーブル9の一例を示す図。 RFC2474で規定されるDSCPフィールド11のフォーマットを示す図。 図1の通信装置1を複数台用いて構成される無線マルチホップネットワークシステムの一例を示す図。 第2の実施形態に係る通信装置1の機能ブロック図。 第2の実施形態における上位レイヤ種別と、上位レイヤ通信プロファイルと、下位レイヤ評価パラメータの閾値との対応関係を示すテーブル図。 第2の実施形態におけるフラグメントサイズ決定部3の処理手順の一例を示すフローチャート。 第3の実施形態におけるフラグメントサイズ決定部3がフラグメントサイズを決定するにあたって参照するテーブル22の一例を示す図。 第3の実施形態における上位レイヤ種別と、上位レイヤ通信プロファイルと、下位レイヤ評価パラメータの閾値との対応関係を示すテーブル図。 第4の実施形態におけるフラグメントサイズ決定部3がフラグメントサイズを決定するにあたって参照するテーブル23の一例を示す図。 第4の実施形態における上位レイヤ種別と、上位レイヤ通信プロファイルと、下位レイヤ評価パラメータの閾値との対応関係を示すテーブル図。 第4の実施形態による通信装置1を複数台用いて構成される無線マルチホップネットワークシステムを示す図。 送信元ノードの通信装置1におけるフラグメントサイズ決定部3の処理手順の一例を示すフローチャート。 図13のステップS32のコンテンツ種別判別処理の詳細な処理手順を示すフローチャート。 (a)と(b)は6LoWPANフラグメントのデータ構造を示す図。 6LoWPANフラグメント、IPパケット、IEEE802.15.4フレームのデータ構造を示す図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、IETF(internet Engineering Task Force)により策定されているIEEE802.15.4ネットワークにIPv6パケットを通すための通信プロトコルである6LoWPAN(IPv6 over Low-Power Wireless Personal Area Network)にてフラグメント化を行う例を説明する。
図1は第1の実施形態に係る通信装置1の機能ブロック図である。より具体的には、図1は通信装置1が送信IPパケットについて6LoWPANのフラグメント化を行う場合の機能ブロック図である。なお、6LoWPANのフラグメント化を行う前に、IPのフラグメント化を行ってもよい。
図1の通信装置1は、上位レイヤ評価パラメータ取得部2と、フラグメントサイズ決定部3と、フラグメント制御部4とを備えている。
上位レイヤ評価パラメータ取得部2は、ネットワークを構成する複数レイヤのうち、上位側レイヤの評価パラメータ(以下、上位レイヤ評価パラメータ)を取得する。
フラグメントサイズ決定部3は、上位レイヤ評価パラメータに基づいて、上位側レイヤの情報を含むパケットをフラグメントに分割する際のフラグメントサイズを決定する。決定されるフラグメントサイズは、データリンクレイヤの最大フレームサイズに収まる範囲内である必要がある。
フラグメント制御部4は、フラグメントサイズに基づいて、パケットを複数のフラグメントに分割する。
上位レイヤ評価パラメータ取得部2が取得する上位レイヤ評価パラメータは、例えば、各IPパケットのDSCP(Differentiated Services Code Point)フィールドに記述された値である。DSCPフィールドは、IPパケットの送信元の通信装置1によって、上位レイヤの通信品質に関連する値に設定されうる。この値は、例えば、送信するパケットに含まれるコンテンツ種別を判別するための値である。あるいは、送信元の通信装置1から送信されたパケットを中継する途中の通信装置1によって、DSCPフィールドの値が設定または更新される場合もありうる。DSCPフィールドの値を設定または更新する通信装置1は、図1に示した通信装置1と同じであってもよいし、別であってもよい。
図2は第1の実施形態におけるフラグメントサイズ決定部3がフラグメントサイズを決定するにあたって参照するテーブル9の一例を示す図である。このテーブル9は、例えば図1の通信装置1の内部に設けられている。図2のテーブル9には、IPパケットのDSCPフィールドに記述された値と、決定するフラグメントサイズとの対応関係が登録されている。例えば、DSCPフィールドの値が「101110」の場合は、フラグメントサイズとしてショートフレーム(例えば127オクテット)が選択され、DSCPフィールドの値が「000000」の場合は、フラグメントサイズとしてロングフレーム(例えば1327オクテット)が選択される。
なお、図2はテーブル9の一例であり、DSCPフィールドに記述される値とフラグメントサイズとの対応関係は図2に示したテーブル9に限定されない。例えば、DSCPフィールドに記述される値が3種類以上あれば、その値のそれぞれに対応づけて3種類以上のフラグメントサイズを設ければよい。
図3はRFC2474で規定されるDSCPフィールド11のフォーマットを示す図である。図示のように、DSCPフィールド11は、DS(Differentiated Services)フィールド10の先頭6ビットに位置し、残りの2ビットは未使用のCU(Currently unused)フィールド12である。DSフィールド10としては、例えばIPv4パケットのTOSフィールドやIPv6パケットのTraffic Classフィールドが使用される。
図4は図1の通信装置1を複数台用いて構成される無線マルチホップネットワークシステムの一例を示す図である。図4では、送信元の通信装置1をノードN1、中継を行う通信装置1をノードN2、最終送信先の通信装置1をノードN3としている。ノードN1〜N3の各通信装置1は、いずれも図1と同様に構成されている。
ノードN1の通信装置1は、上位レイヤからデータ送信の指示を受けると、IPパケット13を生成し、その後、フラグメントサイズ決定部3が決定したフラグメントサイズにて、IPパケット13を例えば4つのフラグメントf1〜f4に分割して、ノードN2の通信装置1に送信する。ノードN2の通信装置1は、受信された各フラグメントを組み立ててIPパケット13を生成し、最終送付先を確認した後に、再度、例えば4つのフラグメントf5〜f8に分割して、ノードN3の通信装置1に送信する。ノードN3の通信装置1は、受信された各フラグメントを組み立ててIPパケット13を生成する。生成されたIPパケット13は、ノードN3の通信装置1の上位レイヤにて処理される。
このように、第1の実施形態では、上位レイヤ評価パラメータに基づいてフラグメントサイズを決定し、決定したフラグメントサイズにてパケットを複数のフラグメントに分割するため、上位レイヤの通信品質を良好にできるようなフラグメント化が可能となる。また、ネットワークリソースを有効利用できるようなフラグメント化も可能となる。
上述した実施形態では、上位レイヤ評価パラメータとして、各IPパケットのDSCPフィールドの値を利用したが、上位レイヤ評価パラメータとして利用する値は、DSCPフィールドの値には限定されない。
(第2の実施形態)
以下に説明する第2の実施形態は、下位レイヤ評価パラメータも加味してフラグメントサイズを決定するものである。
図5は第2の実施形態に係る通信装置1の機能ブロック図である。図5の通信装置1は、図1に示した上位レイヤ評価パラメータ取得部2と、フラグメントサイズ決定部3と、フラグメント制御部4とに加えて、下位レイヤ評価パラメータ取得部5を備えている。
下位レイヤ評価パラメータ取得部5は、ネットワークを構成する複数レイヤのうち、下位側レイヤの評価パラメータ(以下、下位レイヤ評価パラメータ)を取得する。
フラグメントサイズ決定部3は、上位レイヤ評価パラメータと下位レイヤ評価パラメータに基づいて、上位レイヤの情報を含むパケットをフラグメントに分割する際のフラグメントサイズを決定する。決定されるフラグメントサイズは、データリンクレイヤの最大フレームサイズに収まる範囲内である必要がある。また、フラグメントサイズ決定部3は、受信パケットの上位レイヤのフロー識別情報を取得できない場合は、フラグメントサイズをデータリンクレイヤの最大フレームサイズとしてもよい。
上位レイヤ評価パラメータ取得部2は、上述した第1の実施形態と同様に、各IPパケットのDSCPフィールドに記述された値を上位レイヤ評価パラメータとして取得してもよいし、上位レイヤ種別と上位レイヤ通信プロファイルの少なくとも一方を上位レイヤ評価パラメータとして取得してもよい。
下位レイヤ評価パラメータ取得部5は、例えば、ビットエラー率BERとチャネルビジー率CBRの少なくとも一方を下位レイヤ評価パラメータとして取得する。
図6は、第2の実施形態における上位レイヤ種別と、上位レイヤ通信プロファイルと、下位レイヤ評価パラメータの閾値との対応関係を示すテーブル21である。図6のテーブル21中の「*」は、任意の値を設定可能なエントリを示している。また、英文字「S」、「D」、「P」は、動的に値が設定される動的エントリを示している。これらのエントリ以外のエントリは、指定された固定値が設定される静的エントリである。本明細書では、動的エントリを含まないフロー識別情報に該当する上位レイヤプロトコルは静的フローと呼び、動的エントリを含むフロー識別情報に該当する上位レイヤプロトコルを動的フローと呼ぶ。
図6に示すように、上位レイヤ種別は、上位レイヤプロトコル名とフロー識別情報とを含んでいる。フロー識別情報はさらに、送信元IPアドレス、宛先IPプレフィックス、プロトコル、送信元ポート番号、および宛先ポート番号を含んでいる。フロー識別情報中のプロトコルは、IPパケットのすぐ上の階層のプロトコルを指すのに対し、上位レイヤプロトコル名におけるプロトコルは、フロー識別情報中のプロトコルよりもさらに上の階層のプロトコルを指している。
図6において、上位レイヤプロトコルRTP、RTCPは動的フローであり、それ以外は静的フローである。動的フローに対する動的エントリの実際の値は、上位レイヤ制御プロトコルなどの制御プロトコルから取得される。上位レイヤプロトコルRTP、RTCPの動的フローは、RFC−4566で規定されるSDP(Session Description Protocol)を上位レイヤ制御プロトコルとして使用する。このとき、上位レイヤ評価パラメータ取得部2は、まずSDPから上位レイヤ種別を取得し、取得した上位レイヤ種別に含まれている上位レイヤプロトコル名からリアルタイム通信要件を定めた後、取得した上位レイヤ種別のフロー識別情報とリアルタイム通信要件との対応づけを行う。
図6における上位レイヤ通信プロファイルは、リアルタイムが要求されるか否かを示すリアルタイム要件を含んでいる。このリアルタイム要件の値は、例えばフロー識別情報中のプロトコルに依存して決まる。
例えば、プロトコルとしてTCPまたはPANA/UDPを使用する任意の静的フローに対するリアルタイム要件の値は「0」、IPsec ESPとIPsec AHに対するリアルタイム要件の値は「−1」、その他の静的フローと動的フローに対するリアルタイム要件は「1」である。リアルタイム要件の値「1」はリアルタイム性が要求されることを意味し、値「0」はリアルタイム性が要求されないことを意味し、値「−1」はリアルタイム性が要求されるか否かが不明であることを意味する。
図6における下位レイヤ評価パラメータの閾値は、上位レイヤ評価パラメータによって決定される。例えば、フロー識別情報中のプロトコルがTCPであれば、ビットエラー率の最大値BER_max=0.00004、チャネルビジー率の最大値CBR_max=0.7に設定され、フロー識別情報中のプロトコルがPANA/UDPであれば、BER_max=0.00003、CBR_max=0.6に設定される。
より詳細には、BER_maxとCBR_maxの値は、上位レイヤセッション確立失敗率と上位レイヤ通信プロファイルを含む上位レイヤ評価パラメータに基づいて、ネットワークシミュレーションや数値解析等を行って、算出することができる。このとき、上位レイヤ通信プロファイルには、上位レイヤセッション確立遅延要件を含めてもよい。この場合、上位レイヤセッション確立遅延要件として、上位レイヤセッション確立遅延時間の許容平均値、許容最大値、または、許容99%値を使用してもよい。
このように、BER_maxとして、ビットエラー率の最大値、最小値、平均値、累積加算値のいずれかを用いてもよい。同様に、CBR_maxとして、通信経路上の各リンクのチャネルビジー率の最大値、最小値、平均値、累積加算値のいずれかを用いてもよい。平均値を計算する際には、単純移動平均、加重移動平均、指数移動平均のいずれを用いてもよい。
また、上位レイヤ通信プロファイルは、上位レイヤメッセージ送信プロファイルと上位レイヤ再送プロファイルを含んでいてもよい。上位レイヤメッセージ送信プロファイルは例えば、上位レイヤメッセージ再送の有無r、オクテット長Lの組(r,L)のシーケンス{(r_1,L_1),(r_2,L_2),…,(r_n,L_n)}で表される。ここで、r_iは、i番目の上位レイヤメッセージの再送の有無、L_iはi番目の上位レイヤメッセージのオクテット長をそれぞれ表す。偶数番目の上位レイヤメッセージの転送経路は、奇数番目の上位レイヤメッセージの転送経路の逆である。r_i=1のときi番目の上位レイヤメッセージは上位レイヤで再送されることを示し、r_i=0のときi番目の上位レイヤメッセージは上位レイヤで再送されないことを示す。上位レイヤがPANAの場合、上位レイヤメッセージ送信プロファイルは例えば、(1,L_1),(1,L_2),(0,L_3),(1,L_4),(0,L_5),(1,L_6),(0,L_7),(1,L_8),(0,L_9)}となる。このとき1番目のメッセージはPCI (PANA-Client-Initiation)メッセージ、2番目、4番目、6番目、8番目のメッセージはPAR (PANA-Auth-Request)メッセージ、3番目、5番目、7番目、9番目のメッセージは、それぞれ、2番目、4番目、6番目、8番目のメッセージに対応するPAN (PANA-Auth-Request)メッセージである。つまり、PCIとPARは再送され、PANは再送されないことを示す。上位レイヤメッセージ再送プロファイルは、再送アルゴリズム(「指数バックオフ可変間隔」、「固定間隔」など)、再送間隔初期値、再送間隔最大値、最大再送数、最大再送試行期間の少なくとも一つを含んでいてもよい。
図7は第2の実施形態におけるフラグメントサイズ決定部3の処理手順の一例を示すフローチャートである。まず、リアルタイム要件RT(F)=1か否かを判定する(ステップS1)。RT(F)=−1であれば、リアルタイム性が要求されるか否かが不明であると判断して、フラグメントサイズをロングフレームにする(ステップS2)。なお、リアルタイム性が要求されるか否かが不明な場合に、フラグメントサイズをショートフレームにしてもよい。
一方、RT(F)=−1でなければ、RF(F)=1か否かを判定する(ステップS3)。RT(F)=1であれば、リアルタイム性が要求されると判断して、フラグメントサイズをショートフレームにする(ステップS4)。
一方、RT(F)が「−1」と「1」のいずれでもない場合は、下位レイヤ評価パラメータであるビットエラー率BER≦BER_max(F)で、かつチャネルビジー率CBR≦CBR_max(F)か否かを判定する(ステップS5)。ステップS5の判定がYESであれば、フラグメントサイズをロングフレームにする(ステップS6)。ステップS5の判定がNOであれば、フラグメントサイズをショートフレームにする(ステップS7)。
なお、図5の通信装置1を複数台用いることで、図4と同様の無線マルチホップネットワークシステムを構成できる。
ところで、図6では、暗号化されているプロトコルIP ESCとIPsec AHに対するリアルタイム要件の値を「−1」に設定する例を示したが、フラグメントサイズ決定部3は、上位レイヤのプロトコルを暗号化する前のフロー識別情報に基づいて、フラグメントサイズを決定してもよい。
このように、第2の実施形態によれば、上位レイヤ評価パラメータだけでなく、下位レイヤ評価パラメータも考慮に入れてフラグメントサイズを決定するため、上位レイヤの通信品質を良好にしつつネットワークリソースの有効利用を図れることに加えて、かつビットエラーやチャネルビジーを防止可能なフラグメント化を行える。
(第3の実施形態)
以下に説明する第3の実施形態は、下位レイヤ評価パラメータの内容が第2の実施形態と異なるものである。
第3の実施形態における下位レイヤ評価パラメータ取得部5は、平均フレーム送信回数ETXを下位レイヤ評価パラメータとして取得する。平均フレーム送信回数ETXとは、フラグメント化された各パケットの平均送信回数を意味する。
第3の実施形態における上位レイヤ評価パラメータ取得部2が取得する上位レイヤ評価パラメータは第2の実施形態と同様である。
図8は第3の実施形態におけるフラグメントサイズ決定部3がフラグメントサイズを決定するにあたって参照するテーブル22の一例を示す図である。図8のテーブル22は、図2と比べて、下位レイヤ評価パラメータの閾値の内容が異なっており、それ以外は図2と同じである。
図8の下位レイヤ評価パラメータの閾値は、平均フレーム送信回数ETXの最大許容値ETX_maxである。図8の例では、フロー識別情報中のプロトコルがTCPの場合はETX_max=2.6とし、PANA/UDPの場合はETX_max=2.0としている。
図9は、第3の実施形態における上位レイヤ種別と、上位レイヤ通信プロファイルと、下位レイヤ評価パラメータの閾値との対応関係を示すテーブルである。図9のステップS11〜S14は図7のステップS1〜S4と同様である。ステップS13の判定がNOの場合、すなわち、リアルタイム要件RT(F)が「−1」と「1」のいずれでもない場合は、平均フレーム送信回数ETXがその最大許容値ETX_max以下か否かを判定し(ステップS14)、最大許容値ETX_max以下であればロングフレームを選択し(ステップS15)、最大許容値ETX_maxより大きければショートフレームを選択する(ステップS16)。
ここで、ETX_maxとして、通信経路上の各リンクの平均フレーム送信回数の最大値、最小値、平均値のいずれかを使用すればよい。平均値を計算する際には、単純移動平均、加重移動平均、指数移動平均のいずれを用いてもよい。
なお、図8の通信装置1を複数台用いることで、図4と同様の無線マルチホップネットワークシステムを構成できる。
このように、第3の実施形態では、下位レイヤ評価パラメータを、ビットエラー率BERとチャネルビジー率CBRの両方の影響を考慮に入れた平均フレーム送信回数ETXとするため、フラグメントサイズ決定部3での処理を第2の実施形態よりも簡略化できる。
(第4の実施形態)
以下に説明する第4の実施形態は、下位レイヤ評価パラメータの内容が第1および第2の実施形態とは異なるものである。
第4の実施形態における下位レイヤ評価パラメータ取得部5は、通信経路上の各リンクのフレーム送信回数の平均値の累積加算値ETX_pathを下位レイヤ評価パラメータとして取得する。図4に示す無線マルチホップネットワークシステムでは、中継ノードである通信装置1にて、受信されたフラグメントを組み立ててパケットを作製し、その後に再度フラグメントに分割する処理を行っていた。これに対して、中継ノードで、フラグメントの組立と再分割を行わない場合もある。この場合、第3の実施形態のように、平均フレーム送信回数の平均値を下位評価パラメータとするよりも、本実施形態のように、フレーム送信回数の平均値の累積加算値ETX_pathを下位評価パラメータとするのが望ましい。
図10は第4の実施形態におけるフラグメントサイズ決定部3がフラグメントサイズを決定するにあたって参照するテーブル23の一例を示す図である。図10のテーブル23は、図2と比べて、下位レイヤ評価パラメータの閾値の内容が異なっており、それ以外は図2と同じである。
図10の下位レイヤ評価パラメータの閾値は、フレーム送信回数の平均値の累積加算値ETX_pathの最大許容値ETX_path_maxである。このETX_path_maxは、ホップ数Hと平均フレーム送信回数ETX_maxとの積で表される動的エントリであり、Hの値はルーティングプロトコル等の制御プロトコルから取得することができる。平均値を計算する際には、単純移動平均、加重移動平均、指数移動平均のいずれを用いてもよい。
このように、下位レイヤ評価パラメータ取得部5は、ルーティングプロトコルから下位レイヤ評価パラメータを取得してもよい。例えば、ルーティングプロトコルとしてRFC6550で規定されたRPLを用いる場合、通信経路上の各リンクのフレーム送信回数の平均値の累積加算値をルーティングプロトコルから取得できる。
また、下位レイヤ評価パラメータには、宛先ノードまでのホップ数を含めることができる。例えば、下位レイヤ評価パラメータに複数の次ホップノード候補を含めておき、フラグメントサイズ決定部3が個々の次ホップノード候補ごとにフラグメントサイズを決定してもよい。
図11は、第4の実施形態における上位レイヤ種別と、上位レイヤ通信プロファイルと、下位レイヤ評価パラメータの閾値との対応関係を示すテーブルである。図11のステップS21〜S24は図7のステップS2〜S4と同様である。ステップS23の判定がNOの場合、すなわち、リアルタイム要件RT(F)が「−1」と「1」のいずれでもない場合は、フレーム送信回数の平均値の累積加算値ETX_pathがその最大許容値ETX_path_max以下か否かを判定し(ステップS24)、最大許容値ETX_path_max以下であればロングフレームを選択し(ステップS25)、最大許容値ETX_path_maxより大きければショートフレームを選択する(ステップS26)。
図12は第4の実施形態による通信装置1を複数台用いて構成される無線マルチホップネットワークシステムを示す図である。図12は、図4と比べて、中継ノードN2の通信装置1がフラグメント化されたパケットの組立と再分割を行わない点で異なっている。すなわち、中継ノードN2では、フラグメント化されて受信されたパケットを、組立および再分割を行わずに、次の送り先に転送する処理を行う。
このように、第4の実施形態では、フレーム送信回数の平均値の累積加算値を下位評価パラメータとしてフラグメントサイズを決定するため、中継ノードでパケットの組立と再分割を行わない場合であっても、上位レイヤの通信品質を良好にでき、かつネットワークリソースの有効利用も図れる。
(第5の実施形態)
以下に説明する第5の実施形態では、コンテンツ種別まで参照してフラグメントサイズを決定するものである。
第5の実施形態に係る通信装置1は、例えば図5と同様に構成されており、上位レイヤ評価パラメータとして、例えば各IPパケットのDSCPフィールドを使用することを想定している。
より具体的には、上位レイヤ評価パラメータとして、フロー識別情報、リアルタイム要件およびコンテンツ種別が使用される。フラグメントサイズ決定部3が決定したフラグメントサイズに対応するDSCP値は、DSCPフィールドに記述される。これにより、後続ノードの通信装置で、このDSCPフィールドを参照してフラグメント化を行うことができる。
本実施形態における上位レイヤプロトコルは、例えばRFC1889で規定されるRTP(A Transport Protocol for Real-Time Applications)である。コンテンツ種別は、RTPのPT(Payload Type)を参照する。例えば、PTが14(MPEG1/MPEG2に対応)の場合、RTPペイロードの先頭4オクテットの部分にエンコードされるRFC2250に規定されるMPEG Viideo-specific headerのP(Picture Type)フィールドを参照する。Pフィールドは、階層符号化の階層レベルに対応する情報である。Pフィールド値が1の場合、基本階層である1フレームであることを示す。
このように、MPEG2などの階層符号化されたメディアデータを伝送する場合は、上位レイヤのコンテンツ種別として、階層符号化の階層レベルを使用してもよい。
本実施形態に係る通信装置1を複数台用いて構成される無線マルチホップネットワークシステムは、図4と同様に構成される。送信元ノードを含む通信経路上の各ノードでは、6LoWPANのフラグメント化を行う。なお、他の実施形態と同様に、送信元ノードでは、6LoWPANフラグメント化を行う前のIPパケットにIPフラグメント化を行ってもよい。
送信元ノードの通信装置1の内部構成は図5と同様であり、それ以外のノードの通信装置1の内部構成は図1と同様である。送信元ノード以外のノードの通信装置1は、上位レイヤ評価パラメータとして、例えばIPパケットのDSCPフィールドの値を使用する。DSCPフィールドには、図2に示したように、DSCP値が記述されており、このDSCP値によって、ロングフレームかショートフレームかを決定できる。
図13は送信元ノードの通信装置1におけるフラグメントサイズ決定部3の処理手順の一例を示すフローチャートである。まず、フロー識別情報Fに対する上位レイヤプロトコルのコンテンツ種別まで参照するか否かを指定する情報CHECK_CONT(F)を確認し(ステップS31)、1であれば、コンテンツ種別判別処理を起動する(ステップS32)。0であれば、図11のステップS21以降と同様にフラグメントサイズの決定を行う(ステップS33〜S39)。
図14は図13のステップS32のコンテンツ種別判別処理の詳細な処理手順を示すフローチャートである。まず、RTPヘッダのPTフィールド(RTP.PT)の値が14か否かを判定する(ステップS41)。14であれば、次に、RTPペイロードのMPEG Viideo-specific headerのPフィールド(RTP.PLD.MPH.P)が1か否かを判定する(ステップS42)。1であればフラグメントサイズをショートフレームにし(ステップS43)、1でなければロングフレームにする(ステップS44)。ステップS41にて14でないと判定されると、フラグメントサイズをショートフレームにする(ステップS45)。
このように、第5の実施形態では、コンテンツ種別まで参照してフラグメントサイズを決定するため、さらなるネットワークリソースの有効利用を図ることができる。また、送信元ノード以外のノードにおける通信装置1では、下位レイヤ評価パラメータを使用せずに、IPパケットのDSCPフィールドを参照してフラグメントサイズを決定するため、通信装置1の内部構成を簡略化できる。さらに、パケットが暗号化されている等の理由で元々のフロー識別情報にアクセスできない場合にも、アクセスできる場合と同様の精度でフラグメントサイズを決定できる。
上述した第1〜第5の実施形態では、IPパケットと6LoWPANフラグメント化を行う例を説明したが、図15と図16を用いて、6LoWPANフラグメント、IPパケット、IEEE802.15.4フレームのデータ構造について説明する。
6LoWPANのフラグメントは、先頭フラグメントと2番目以降のフラグメントで異なっている。先頭フラグメントは、図15(a)に示すように、先頭5ビットが"10000"で、その後に、11ビットのdatagram_sizeフィールド31、その後に16ビットのdatagram_tag32が続く。これに対して、2番目以降のフラグメントは、図15(b)に示すように、先頭5ビットが"11100"で、その後に、11ビットのdatagram_sizeフィールド33、その後に16ビットのdatagram_tag34、その後に8ビットのdatagra_offset35が続く。datagram_sizeフィールド33は、フラグメント化が行われる前のIPパケットの長さを表す。dataram_tag34は、フラグメント化が行われる前のIPパケットを識別するタグで、同じIPパケットのフラグメントにはすべて同じ値が付与される。datagram_offset35は、フラグメント化が行われる前のIPパケットの先頭からのオフセットを8オクテット単位で表したものである。
図16は6LoWPANフラグメントをIEEE802.15.4のMACレイヤで伝送する場合のMACフレーム40、6LoWPANフラグメント41、およびIPパケット42のフォーマットを示す図である。16において、MACフレーム40は、MHR(MAC Header)43、Payload44、MFR(MAC Footer)45で構成され、Payload44部分に6LoWPANフラグメント41が入る。
6LoWPANフラグメント41は、Fragment Header46とPayload47とで構成され、Payload47にIPパケット42が入る。IPパケット42は、IP Header48とPayload49とで構成される。
上述した各実施形態において、フラグメントサイズは、例えば802.15.4フレームサイズに関する値である。
なお、上述した各実施形態は、6LoWPANのフラグメント化について説明したが、本発明は6LoWPANのフラグメント化に限定されるものではない。
また、図7、図9、図11および図13では、フラグメント化の処理手順を示したが、必ずしもこれらの処理手順と同様にフラグメント化を行うわけではない。パケットの種類や上位レイヤ評価パラメータ、下位レイヤ評価パラメータが変われば、フラグメント化の処理手順も変わる可能性がある。
上述した各実施形態に係る通信装置1は、例えば、汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いることでも実現することが可能である。すなわち、下位レイヤ評価パラメータ取得部5、上位レイヤ評価パラメータ取得部2、フラグメントサイズ決定部3、フラグメント制御部4は、上記のコンピュータ装置に搭載されたプロセッサにプログラムを実行させることにより実現することができる。このとき、通信装置1は、上記のプログラムをコンピュータ装置にあらかじめインストールすることで実現してもよいし、CD−ROMなどの記憶媒体に記憶して、あるいはネットワークを介して上記のプログラムを配布して、このプログラムをコンピュータ装置に適宜インストールすることで実現してもよい。また、フラグメントサイズ決定部3は、上記のコンピュータ装置に内蔵あるいは外付けされたメモリ、ハードディスクもしくはCD−R、CD−RW、DVD−RAM、DVD−Rなどの記憶媒体などを適宜利用して実現することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 通信装置、2 上位レイヤ評価パラメータ取得部、3 フラグメントサイズ決定部、4 フラグメント制御部、5 下位レイヤ評価パラメータ取得部

Claims (11)

  1. ネットワークを構成する複数レイヤのうち、上位側レイヤの評価パラメータを取得する上位レイヤ評価パラメータ取得部と、
    前記上位レイヤ評価パラメータ取得部にて取得された評価パラメータに基づいて、上位側レイヤの情報を含むパケットをフラグメントに分割する際のフラグメントサイズを決定するフラグメントサイズ決定部と、
    前記フラグメントサイズに基づいて、前記パケットを複数のフラグメントに分割するフラグメント制御部と、
    前記複数レイヤのうち、前記上位側レイヤよりも下位側のレイヤの評価パラメータを取得する下位レイヤ評価パラメータ取得部と、を備え、
    前記フラグメントサイズ決定部は、前記下位レイヤ評価パラメータ取得部および前記上位レイヤ評価パラメータ取得部にて取得された評価パラメータに基づいて、より上位のレイヤの情報を含むパケットをフラグメントに分割する際のフラグメントサイズを決定する通信装置。
  2. 前記上位レイヤ評価パラメータ取得部で取得される評価パラメータは、IPパケットのIPヘッダに含まれるDSCPフィールドの値を含む請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記上位レイヤ評価パラメータ取得部で取得される評価パラメータは、上位レイヤ種別を含む請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記上位レイヤ種別は、上位レイヤプロトコル名、フロー識別情報および上位レイヤ通信プロファイル名の少なくとも一つを含む請求項に記載の通信装置。
  5. 前記下位レイヤ評価パラメータ取得部で取得される評価パラメータは、ビットエラー率と、チャネルビジー率と、フラグメント化されたパケットの平均送信回数と、フラグメント化されたパケットの送信回数の平均値の累積加算値との少なくとも一つを含む請求項1乃至4のいずれか一項に記載の通信装置。
  6. 前記下位レイヤ評価パラメータ取得部は、ルーティングプロトコルから前記評価パラメータを取得する請求項に記載の通信装置。
  7. 前記下位レイヤ評価パラメータ取得部で取得される評価パラメータは、宛先ノードまでのホップ数を含む請求項5または6に記載の通信装置。
  8. 前記下位レイヤ評価パラメータ取得部で取得される評価パラメータは、次のホップ先ノードに関する情報を含んでおり、
    前記フラグメントサイズ決定部は、前記情報に基づいて、ホップ先ノードごとに前記フラグメントサイズを決定する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の通信装置。
  9. 前記フラグメントサイズ決定部は、受信パケットの上位レイヤのフロー識別情報を取得できない場合は、前記フラグメントサイズをリンクレイヤの最大フレームサイズとする請求項1乃至のいずれかに記載の通信装置。
  10. 前記フラグメントサイズ決定部は、決定した前記フラグメントサイズに対応するDSCP(Differentiated Services Code Point)値をIPパケットのDSCPフィールドに書き込む請求項1乃至のいずれかに記載の通信装置。
  11. ネットワークを構成する複数レイヤのうち、上位側レイヤの評価パラメータを取得するステップと、
    前記取得された評価パラメータに基づいて、上位側レイヤの情報を含むパケットをフラグメントに分割する際のフラグメントサイズを決定するステップと、
    前記フラグメントサイズに基づいて、前記パケットを複数のフラグメントに分割するステップと、
    前記複数レイヤのうち、前記上位側レイヤよりも下位側のレイヤの評価パラメータを取得するステップと、を備え、
    前記フラグメントサイズを決定するステップは、前記上位側レイヤの評価パラメータおよび前記下位側レイヤの評価パラメータに基づいて、より上位のレイヤの情報を含むパケットをフラグメントに分割する際のフラグメントサイズを決定する、コンピュータに実行させるための通信制御プログラム。
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