JP6088617B1 - 布団乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納性、使用性が向上する低コストの布団乾燥機を提供する。【解決手段】本発明の布団乾燥機は、布団8、9近くに置かれる乾燥ユニット3とホース2と温風Oを供給する本体部1とを備え、本体部1から供給される温風Oをホース2を介して乾燥ユニット3から吹き出し、布団8、9を乾燥させる布団乾燥機Fであって、乾燥ユニット3は、温風Oを外部に吹き出す吹出し口3a、3b、3c、3du、3ds、3oを複数有し、乾燥ユニット3とホース2との間に設けられ、乾燥ユニット3のホース2に対する角度を可変とする回動機構接続部6を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、各種の布団を乾燥させる布団乾燥機に関する。
図14は、従来の布団乾燥機の乾燥マット近傍を上方より見た断面図であり、図15は従来の布団乾燥機の乾燥マットで布団を乾燥させている状態を側方より見た断面図である。
従来、特許文献1に記載されるように、各種の布団を乾燥させるための布団乾燥機がある。布団乾燥機は、乾燥マット110に温風Oを流して布団の乾燥が行われる。
例えば、布団乾燥機は、乾燥マット110の下方に敷き布団108が載置され、乾燥マット110の上方に掛け布団109が掛けられる。そして、乾燥マット110内より温風を吹き出したり乾燥マット110による熱伝導により、乾燥マット110の下方の敷き布団108と、乾燥マット110の上方の掛け布団109とを乾燥させる。
乾燥マット110は、例えば布団乾燥機本体(図示せず)よりホース102を介して温風Oが、外周部温風通路111の内部に供給され、外周部温風通路111を通過して中心部温風通路112に流れる。
外周部温風通路111は、内部に温風Oが流れ(滞留し)て筒状形状に膨らみを作り、掛け布団109と敷き布団108との間に隙間を作る。そして、外周部温風通路111を通過した温風は、中心部温風通路112に流れ、中心部温風通路112から下方の敷き布団108側に直接通気して、敷き布団108側の乾燥が行われる。
その他、中心部温風通路112からの温風が届かない掛け布団109や敷き布団108は、外周部温風通路111および中心部温風通路112の熱伝導(図15の破線矢印参照)により乾燥が行われる。
特開平8−10499号公報
ところで、従来、乾燥マット110は敷き布団108と同じ大きさで素材は薄い維布で構成されている。そのため、乾燥マット110を、掛け布団109と敷き布団108との間にセットするためには、乾燥マット110の皺や折り重なりが無いように確認が必要であった。乾燥マット110に皺や折り重なりがある場合、乾燥マット110が温風により充分に膨らまないため、布団(108、109)の隅々まで温風が行き渡らず布団(108、109)の乾燥が十分にできない場合が起こる。
そこで、最近では、乾燥マット110に代えて、変形しない筐体状のユニットをホースに接続した布団乾燥機が市場に出回っている。筐体状のユニットは、例えば二股の箱形状、なが細い長形の箱形状等様々な形状のものがある。
しかし、当該布団乾燥機は、筐体状のユニットに蛇腹状のホースが一体に連結されている。そのため、布団乾燥機の未使用時、筐体状のユニットを布団乾燥機本体に収納する際、筐体状のユニットが布団乾燥機本体内に納まるように、蛇腹状のホースを折り曲げる必要がある。従って、ホースの長さに余裕をみる必要があり、余裕分の長さが必要になる。
さらに、筐体状のユニットを布団乾燥機本体内に収納する際には、筐体状のユニットに繋がる蛇腹状のホースを布団乾燥機本体内に押し入れる必要がある。
また、布団乾燥機の使用時、筐体状のユニットにホースが一体に連結されていることから、筐体状のユニットのホースに対する角度を小さく取り扱う場合、蛇腹状のホースの変形が大きくなるため、ホースの長さに余裕をとる必要がある。
加えて、布団乾燥機の使用時には、筐体状のユニットにホースが一体に連続しているため、筐体状のユニットを布団内に入れる際にホースに無理がかからないように取り扱わねばならない。
本発明は上記実状に鑑み創案されたものであり、収納性、使用性が向上する低コストの布団乾燥機の提供を目的とする。
前記課題を解決するため、第1の本発明の布団乾燥機は、布団近くに置かれる乾燥ユニットとホースと温風を供給する本体部とを備え、前記本体部から供給される前記温風を前記ホースを介して前記乾燥ユニットから吹き出し、前記布団を乾燥させる布団乾燥機であって、前記乾燥ユニットは、箱形状に形成され、前記温風を外部に吹き出す吹出し口を複数有し、前記乾燥ユニットと前記ホースとの間に設けられ、屈曲することなく前記乾燥ユニットの前記ホースに対する角度を互いの相対的な回転運動で可変とする回動機構接続部を備え、前記回動機構接続部は、前記ホース内に連通する送り孔と、前記乾燥ユニットの可変とされる角度の両側方に位置する第1開口を有する円筒形状の乾燥ユニット接続部とを有し、前記乾燥ユニットは、前記乾燥ユニット接続部が嵌合され、側方に前記第1開口に連通する第2開口を有する円筒形状のホース接続部を有している。
第1の本発明の布団乾燥機によれば、乾燥ユニットのホースに対する角度を可変とする回動機構接続部を備えるので、乾燥ユニットとホースとの成す角を変えられ、乾燥時の乾燥ユニットとホースとの姿勢を様々に選択できる。そのため、使用性が向上する。また、乾燥ユニットとホースとを本体部に収納するに際して、乾燥ユニットとホースとの成す角を変えられるので、収納が容易かつ円滑に行える。そのため、収納性が向上する。
従って、乾燥ユニットとホースとの取扱性が向上する。
第2の本発明の布団乾燥機は、第1の本発明の布団乾燥機において、前記回動機構接続部は、前記乾燥ユニットと前記ホースとを一の方向の前記角度を可変としている。
第2の本発明の布団乾燥機によれば、乾燥ユニットとホースとを一の方向に角度を変えられるので、乾燥ユニットとホースとを一の方向の取扱性が向上する。
第3の本発明の布団乾燥機は、第1の本発明の布団乾燥機において、前記回動機構接続部は、前記乾燥ユニットと前記ホースとを一の方向およびその他の方向の前記角度を可変としている。
第3の本発明の布団乾燥機によれば、乾燥ユニットとホースとを一の方向およびその他の方向に角度を変えられるので、乾燥ユニットとホースとを一の方向およびその他の方向の取扱性が向上する。
第4の本発明の布団乾燥機は、第1または第2の本発明の布団乾燥機において、前記回動機構接続部は、略円筒状面を摺動させることで前記角度を可変としている。
第4の本発明の布団乾燥機によれば、回動機構接続部は、略円筒状面を摺動させることで角度を可変とするので、乾燥ユニットとホースとを一の方向に角度を変えられる。
また、回動機構接続部を分割構造とし、乾燥ユニットの一部または全部を分割構造とし、回動機構接続部と乾燥ユニットとを嵌合する構成で実現できる。
第5の本発明の布団乾燥機は、第1または第3の本発明の布団乾燥機において、前記回動機構接続部は、略球状面を摺動させることで前記角度を可変としている。
第5の本発明の布団乾燥機によれば、回動機構接続部は、略球状面を摺動させることで前記角度を可変とするので、乾燥ユニットとホースとを全方向に角度を変えられる。
また、回動機構接続部を分割構造とし、乾燥ユニットの一部または全部を分割構造とし、回動機構接続部と乾燥ユニットとを嵌合する構成で実現できる。
第6の本発明の布団乾燥機は、第1から第5のうちの何れかの本発明の布団乾燥機において、本体部は、前記乾燥ユニットと前記ホースとを側方から内部に収納し、前記側方から前記乾燥ユニットと前記ホースとを取り出す側方収納取り出し口を有している。
第6の本発明の布団乾燥機によれば、乾燥ユニットと前記ホースとを本体部の側方から取り出し、収納できる。そのため、取扱性が向上する。また、本体部の内部に埃が入りずらい。
第7の本発明の布団乾燥機は、第1から第6のうちの何れかの本発明の布団乾燥機において、前記回動機構接続部と前記乾燥ユニットまたは前記ホースの何れかとの間に気密性を保つシール部材を備えている。
第7の本発明の布団乾燥機によれば、乾燥ユニットまたはホースの何れかとの間に気密性を保つシール部材を備えるので、乾燥ユニットとホースとの成す角度を変えた場合に、回動機構接続部と乾燥ユニットまたはホースの何れかとの間から温風が漏出することが抑制できる。
本発明によれば、収納性、使用性が向上する低コストの布団乾燥機を提供することができる。
本発明の実施形態に係る布団乾燥機を斜め前上方から見た斜視図。 (a)は実施形態の布団乾燥機の使用状態を斜め前方から見た斜視図、(b)は実施形態の布団乾燥機の使用状態を側方から見た側面図。 乾燥ユニット周辺を示す斜視図。 乾燥機本体内に乾燥ユニットとホースとを収納した乾燥機本体の外観斜視図。 (a)は乾燥ユニット単体を示す斜視図、(b)は回動機構接続部を示す斜視図。 (a)は回動機構接続部とホースとを接続した状態を示す斜視図、(b)は回動機構接続部と乾燥ユニットとを接続した状態を示す斜視図。 (a)、(b)は乾燥ユニットとホースとの姿勢の変化を示す側面図、(c)は(a)、(b)の姿勢での乾燥ユニット内の温風の流れを示す平面図。 (a)は乾燥ユニットをホースに対して90°の角度曲げた状態を示す側面図、(b)は乾燥ユニットをホースに対して90°の角度曲げた状態での乾燥ユニット内の温風の流れを示す平面図。 (a)、(b)は、変形例1の布団乾燥機の乾燥ユニットの他例1、2を示す斜視図。 変形例2の布団乾燥機の乾燥ユニットを示す斜視図。 変形例3の布団乾燥機の乾燥ユニットを示す斜視図。 変形例4の布団乾燥機本体を示す斜視図。 (a)は変形例4の乾燥ユニットとホースとの接続部近傍を示す斜視図、(b)は変形例4の回動機構接続部を示す斜視図。 従来の布団乾燥機の乾燥マット近傍を上方より見た断面図。 従来の布団乾燥機の乾燥マットで布団を乾燥させている状態を側方より見た断面図。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
<<実施形態1>>
図1は、本発明の実施形態に係る布団乾燥機を斜め前上方から見た斜視図である。
実施形態の布団乾燥機Fは、温風を吹き出す乾燥ユニット3を、従来の敷き布団の大きさとほぼ同じ大きさの布製の乾燥マットに替えて、筐体形状ユニットにし、乾燥ユニット3とホース2とが接続部の回動機構接続部6で折れ曲がり(屈曲)できるという点に特徴がある。
換言すれば、乾燥ユニット3とホース2とは接続部の回動機構接続部6で折れ曲がり自在である。
図2(a)は、実施形態の布団乾燥機の使用状態を斜め前方から見た斜視図であり、 図2(b)は、実施形態の布団乾燥機の使用状態を側方から見た側面図である。
布団乾燥機Fの使用時には、筐体形状(箱形状)の乾燥ユニット3を、掛け布団9と敷き布団8との間に入れる。この際、乾燥ユニット3とホース2とが回動機構接続部6を介して曲がることができるので、乾燥ユニット3を無理なく掛け布団9と敷き布団8との間にセットできる。
乾燥ユニット3は箱形状であるため、セット(設置)が容易である。
そして、ホース2から乾燥ユニット3に送られる温風Oを、乾燥ユニット3の周壁から外部に放出することで布団(9、8)の乾燥・暖めができる。この際、乾燥ユニット3は箱形状であることから、掛け布団9を上方に支えて温風Oの流路を作り、温風Oを布団(9、8)間の広い範囲に行き渡らせることができる。
布団乾燥機Fは、乾燥機本体1とホース2と乾燥ユニット3とを備えている。
乾燥機本体1は、合成樹脂製の筺体1kで覆われ、布団乾燥機Fを制御するための図示しない制御装置やファン等が搭載される。乾燥機本体1は、ファンにより温風Oをホース2内へ供給する。
ホース2は、乾燥機本体1から供給される温風Oを乾燥ユニット3に送る。ホース2は、様々な姿勢で乾燥ユニット3を使用できるように、樹脂やゴムなどで蛇腹状に屈曲自在に形成されている。ホース2は、乾燥ユニット3の一部に開口されるホース接続部口に取付けられ、角度を変えられる構成である。
乾燥ユニット3は、布団を乾燥させる温風Oを吹き出すものであり、合成樹脂や樹脂を含浸した布状繊維等で厚さが薄い箱形状(筐体形状)に形成されている。つまり、乾燥ユニット3は、扁平な箱形状の乾燥ユニットに形成されている。乾燥ユニット3は、扁平な箱形状のユニットに形成されるため、使用時に変形せず、布団間に入れるだけでセットできる。そのため、乾燥ユニット3の使用姿勢による布団(9、8)の乾燥性能への影響が殆どない。
図3は、乾燥ユニット周辺を示す斜視図である。
乾燥ユニット3は、ホース2に対して角度を変えられるように(角度調整可能)(図3の矢印α1、α2参照)に接続されている。換言すれば、ホース2は、乾燥ユニット3に対して、角度調整自在に構成されている。
乾燥ユニット3は、一端部の中央近辺に前端部側から中央付近にかけて切り欠いた形状の通気スペース3Pが形成されている。そして、ホース2が角度調整可能に連結される後部側は、箱形の筺体形状とされている。つまり、乾燥ユニット3は、上面視で、略コの字状の形状をもつ扁平な箱形状(筐体形状)に、合成樹脂や樹脂を含浸した布状繊維等で構成されている。
乾燥ユニット3は、通気スペース3Pの両脇に細長い箱形状をもって長手方向に延びる一対の脚部3Aが形成されている。
乾燥ユニット3は、前端側の両脇に細長い形状をもつ一対の脚部3Aが形成されることにより、その中央部付近に、布団(8、9)に対して温風Oが吹き出すための空間である温風吹き出しスペース3Pが形成されている。
乾燥ユニット13の一対の脚部3Aの前端面の前端縁3A1には、前部温風吹出し口3aが左右方向に長い矩形状の孔に形成されている。
また、乾燥ユニット3の一対の脚部3Aの間の通気スペース3Pを形成する中央凹部縁3A2には左右方向に長い凹部温風吹出し口3oが形成されている。
乾燥ユニット3の上面側には上部温風吹出し口3duが円形状に形成されている。同様に、乾燥ユニット3の下面側には下部温風吹出し口3dsが、上部温風吹出し口3duと同等またはより大きな径の円形の形状に形成されている。
乾燥ユニット3の両側部には、一対の側部温風吹出し口3bがそれぞれ長手方向(載置面Sに沿った前後方向)に長い形状をもって形成されている。そして、乾燥ユニット3の後部には、前部温風吹出し口3aと同様、一対の後部温風吹出し口3cが形成されている。
ここで、乾燥ユニット3に設けた温風吹出し口(3b、3du、3ds)の内側に制風板を設け、温風Oが温風吹出し口(3b、3du、3ds)の外部に効果的に送られるように、ホース2からの温風Oを温風吹出し口(3b、3du、3ds)の外部に向かうように案内することが好ましい。なお、温風吹出し口(3a、3o、3b、3c、3du、3ds)の少なくとも何れかに制風板を設ける構成としてもよい。
<乾燥機本体1>
図4は、乾燥機本体内に乾燥ユニットとホースとを収納した乾燥機本体の外観斜視図である。
乾燥機本体1は、布団乾燥機Fの使用中、容易に転倒することがないように安定性が得られる略キューブ型(六面体、直方体)の形状を有している。これにより、乾燥機本体1は、縦置き(図4参照)または横置きの使用が可能な構成としている。なお、横置きとは図4に示す縦置きから、乾燥機本体1を左方または右方に横倒しにした状態をいう。
そのため、布団乾燥機Fの未使用時にも、乾燥機本体1の内部にホース2と乾燥ユニット3とを収納取り出し口1Eを通して収容して、乾燥機本体1を縦置きや横置き状態にしてしまうことができる。
乾燥機本体1の手前上部には、操作部1s(図4参照)が配置されている。操作部1sは表示装置1hと複数の操作スイッチ1b(1b1、1b2、……)とを有している。
乾燥機本体1の操作部1s後方には、乾燥機本体1を持ち運びする際に把持されるハンドル4と、乾燥機本体1の収納取り出し口1Eを開閉する開閉蓋5とが備わっている。
開閉蓋5は、乾燥機本体1の筺体1kの後上部に設けられる回転支持部5sに回転自在に支持されている。
乾燥機本体1の前面側には、室内の空気を吸い込む吸込み口(図示せず)が設けられている。吸込み口の手前には、室内の空気中に含まれる粉塵などを取り除くフィルタ (図示せず)が設けられている。
乾燥機本体1には、略中央前側に、ファン収納部1aとモータ収納部(図示せず)とが設けられている。
ファン収納部1aには、布団(8、9)に送り込む空気流の温風Oを発生させるファン(図示せず)が収容されている。ファンにより引き起こされる空気流は、乾燥機本体1の前面側からフィルタを通過して吸込まれる。モータ収納部には、ファンを回転駆動させるモータが収容されている。
そのため、ファン収納部1aとモータ収納部とは、乾燥機本体1の内部において、その筺体1kから内部に突出した凸形状に形成されている。
ホース2にはファンから空気流(温風O)が供給されるため、ホース2の一方端部2t1は、ファンが収容されるファン収納部1aの連結口1cに接続されている。連結口1cは、内蔵されるファンの空気吐き出し口である。
布団乾燥機Fの未使用時には、使用者により、ホース2の他方端部2t2が乾燥ユニット3に対する角度が変えられ(角度調整され)、ホース2は、乾燥機本体1内に無理なく屈曲されてファン収納部1a上に収納される。一方、乾燥ユニット3は、中央に通気スペース3Pが形成される一対の脚部3A(図3参照)側が下方になる姿勢で乾燥機本体1内に入れられる。詳細には、乾燥ユニット3の通気スペース3Pの空間にモータ収納部が入り一対の脚部3A(図3参照)がモータ収納部を跨ぐようにして、乾燥ユニット3が乾燥機本体1内に収納される。
これにより、布団乾燥機Fの未使用時、乾燥ユニット3とホース2とを無理なく折り曲げ(角度調整して)、乾燥機本体1内にコンパクトな大きさで収納することができる。 乾燥ユニット3とホース2との角度を調整できることで、乾燥ユニット3とホース2とを乾燥機本体1内に収納する際、乾燥ユニット3のホース2に対する角度を変えられるため、ホース2が必要とする長さを短くできる。
そして、開閉蓋5が閉じられ、乾燥機本体1内に乾燥ユニット3が納まった布団乾燥機Fとなる。
次に、乾燥ユニットとホースの構造について説明する。
<乾燥ユニットの構造>
図5(a)は、乾燥ユニット単体を示す斜視図であり、図5(b)は、回動機構接続部を示す斜視図である。
図5(a)に示すように、乾燥ユニット3は、上部を形成する上ユニットケース3Uと下部を形成する下ユニットケース3Sとで構成されている。
下ユニットケース3Sには、下方に凹形状を成す半円筒形状のホース接続部3s1と、下方に凹形状を成す半円筒形状のホース接続部3s2とが対向する位置に形成されている。
また、下ユニットケース3Sには、前部温風吹出し口3aを成す半割状の下前部温風吹出し口3a1、側部温風吹出し口3bを成す半割状の下側部温風吹出し口3b1、凹部温風吹出し口3oを成す半割状の下凹部温風吹出し口3o1、および、後部温風吹出し口3cを成す半割状の下後部温風吹出し口3c1が形成されている。下ユニットケース3Sの下面には、円形の形状をもつ下部温風吹出し口3dsが形成されている。
下ユニットケース3Sには、上ユニットケース3Uを取り付けるための複数のねじ挿通孔(図示せず)が形成されている。
一方、上ユニットケース3Uには、略半円筒形状のホース接続部3u1と、略半円筒形状のホース接続部3u2とが左右方向で対向する位置に形成されている。
上ユニットケース3Uには、上方に凸形状を成す略半円筒形状のホース接続部3u1と、上方に凸形状を成す略半円筒形状のホース接続部3u2とが、それぞれ下ユニットケース3Sの略半円筒形状のホース接続部3s1と略半円筒形状のホース接続部3s2とに上下方向で対向する位置に形成されている。
また、上ユニットケース3Uには、前部温風吹出し口3aを成す略半割状の上前部温風吹出し口3a2、側部温風吹出し口3bを成す略半割状の上側部温風吹出し口3b2、凹部温風吹出し口3oを成す半割状の上凹部温風吹出し口3o2、および、後部温風吹出し口3cを成す半割状の上後部温風吹出し口3c2が形成されている。上ユニットケース3Uの上面には、円形の形状をもつ上部温風吹出し口3duが形成されている。
上ユニットケース3Uには、下ユニットケース3Sの複数のねじ挿通孔に対向する位置に、雌ねじ(図示せず)が下方から上方に向けて螺刻されている。ねじを下ユニットケース3Sのねじ挿通孔を挿通させて、上ユニットケース3Uの雌ねじに螺着することで、下ユニットケース3Sと上ユニットケース3Uとが固定され、乾燥ユニット3(図5(a)参照)が形成される。
<回動機構接続部6>
図5(b)に示す回動機構接続部6は、乾燥ユニット3とホース2とを回動自在に接続する部材である。
回動機構接続部6は、乾燥ユニット接続部6aとホース接続部6bとを有して、樹脂成形される。回動機構接続部6は、一体に成形してもよいし、上下2分割構造として上下を結合する構成としてもよい。なお、図5(b)では、回動機構接続部6を上下2分割で構成した場合を示している。
ここで、図3の二点鎖線に示すように、乾燥ユニット3と回動機構接続部6との間を密封するゴム等の弾性部材のシール部材Seを、乾燥ユニット3と回動機構接続部6の乾燥ユニット接続部6aとの少なくとも何れか一方に設けるとよい。これにより、乾燥ユニット3と回動機構接続部6の乾燥ユニット接続部6aとの間の密閉度が向上し、温風Oが漏出することが抑制できる。
乾燥ユニット接続部6aは、略円筒形状を有している。乾燥ユニット接続部6aは、下ユニットケース3Sのホース接続部3s1、3s2と上ユニットケース3Uのホース接続部3u1、3u2との内方に嵌入される。これにより、回動機構接続部6が上・下ユニットケース3U、3Sに接続される。
そのため、乾燥ユニット接続部6aの外径s1(図5(b)参照)は、下ユニットケース3Sのホース接続部3s1と上ユニットケース3Uのホース接続部3u1とが成す径s2(図5(a)参照)および下ユニットケース3Sのホース接続部3s2と上ユニットケース3Uのホース接続部3u2とが成す径s2(図5(a)参照)より若干小さく形成されている。
乾燥ユニット接続部6aには、前方温風吹き出し口6a1、両側方の側方温風吹き出し口6a2、および、後方温風取り入れ口6a3が開口されている。
ホース接続部6bは、乾燥ユニット接続部6aに一体に連続して箱状に形成されている。
ホース接続部6bは内部に温風送り孔6b1が前後方向に貫通し、乾燥ユニット接続部6aの後方温風取り入れ口6a3に連通して形成されている。
ホース接続部6bには、ホース2の他方端部2t2に接続されるホース接続アタッチメント2aの係合部(図示せず)が係合される被係合部(図示せず)が形成されている。
図6(a)は、回動機構接続部6とホース2とを接続した状態を示す斜視図であり、図6(b)は、回動機構接続部6と乾燥ユニット3とを接続した状態を示す斜視図である。
図5(b)に示す回動機構接続部6の被係合部に、ホース2の他方端部2t2のホース接続アタッチメント2aの係合部を係合させることで、図6(a)に示すように、回動機構接続部6にホース2を接続することができる。
図5(b)に示す回動機構接続部6の円筒形状の乾燥ユニット接続部6aを、図5(a)に示す下ユニットケース3Sの半円筒形状のホース接続部3s1、3s2と上ユニットケース3Uの半円筒形状のホース接続部3u1、3u2とで挟み込む。
この状態で、ねじを下ユニットケース3Sのねじ挿通孔を挿通させて、上ユニットケース3Uの雌ねじに螺着することで、図6(b)に示すように、回動機構接続部6が乾燥ユニット3に回動自在に接続される。
そして、乾燥ユニット3に回動自在に接続された回動機構接続部6の被係合部に、ホース2の他方端部2t2のホース接続アタッチメント2aの係合部を係合させることで、図3に示すように、ホース2が乾燥ユニット3に回動自在(図3の矢印α1、α3参照)に接続される。
図7(a)、(b)は、乾燥ユニットとホースとの姿勢の変化を示す側面図であり、図7(c)は、図7(a)、(b)の姿勢での乾燥ユニット3内の温風の流れを示す平面図である。
上述の構成により、図7(a)に示すように、乾燥ユニット3は、回動機構接続部6を介して、ホース2と直線状の姿勢をとることができる。
また、図7(b)に示すように、乾燥ユニット3は、回動機構接続部6を介して、ホース2に対して略30°や略45°等の任意の角度となる姿勢をとることができる。
図7(a)、(b)の乾燥ユニット3とホース2との姿勢においては、乾燥機本体1のファンからホース2を通して送られる温風は、図7(c)の破線矢印に示すように、回動機構接続部6の前方温風吹き出し口6a1、左右の側方温風吹き出し口6a2から温風が乾燥ユニット3内に広く吹出される。
図8(a)は、乾燥ユニット3をホース2に対して90°の角度に曲げた状態を示す側面図であり、図8(b)は、乾燥ユニット3をホース2に対して90°の角度に曲げた状態での乾燥ユニット内の温風の流れを示す平面図である。
図8(a)に示すように、乾燥ユニット3は、回動機構接続部6を介して、ホース2に対して例えば略90°となる姿勢をとることができる。この場合、図8(b)に示すように、回動機構接続部6の前方温風吹き出し口6a1が乾燥ユニット3の底板に対向して閉塞状態近くになることから、乾燥機本体1のファンからホース2を通して送られる温風Oは、回動機構接続部6の左右の側方温風吹き出し口6a2から温風が乾燥ユニット3内に吹出される。
図7(a)、(b)、図8(a)に示すように、乾燥ユニット3は、ホース2に対して、回動機構接続部6を介して、布団乾燥機Fの使用時、未使用時の様々な状態に適合した姿勢(角度)をとることが可能である。このように、乾燥ユニット3は、ホース2に対して角度を変えることができることからホース2に対して無理のない様々な姿勢をとることができる。
具体的には、図2に示す布団(8、9)の乾燥時のセッティングに際して、乾燥ユニット3はホース2に対して角度を変えられる。或いは、図4に示す乾燥ユニット3、ホース2等の乾燥機本体1への収納に際して、乾燥ユニット3はホース2に対して角度を変えられる。このように、乾燥ユニット3をホース2に対して折り曲げることができることから、ホース2の長さを可及的に短くすることができる。
上記構成によれば、下記の作用効果を奏する。
1.乾燥ユニット3は、回動機構接続部6を介して、ホース2に対して角度を変えられることから、乾燥ユニット3をホース2に対して無理なく様々な姿勢をとることができる。
2.そのため、ホース2の長さを可及的に短くできる。
3.従って、布団乾燥機Fの使用に際して、乾燥ユニット3とホース2との取り扱いが無理なく円滑かつ容易に行える。また、乾燥ユニット3、ホース2を乾燥機本体1の内部に収納するに際して、乾燥ユニット3とホース2とが様々な角度に屈曲できるので、乾燥ユニット3とホース2との収納作業が円滑かつ容易になる。
4.従って、布団乾燥機Fの使用性、収納性を含む取り扱い性が向上する。
5.このように、乾燥ユニット3とホース2との成す角度を変えられることからホース2を可及的に短くでき、ホース2の原料費を削減できる。そのため、布団乾燥機Fのコスト削減を図れる。
6.乾燥ユニット3と回動機構接続部6の乾燥ユニット接続部6aとの間を密封するゴム等の弾性部材であるシール部材Seを設ければ、乾燥ユニット3と回動機構接続部6の乾燥ユニット接続部6aとの間からの温風Oの漏出を抑制できる。
7.以上のことから、使用性、収納性を含む取り扱い性が向上する低コストの布団乾燥機Fを提供することができる。
<変形例1>
図9(a)、(b)は、それぞれ変形例1の布団乾燥機の乾燥ユニットの他例1、2を示す斜視図である。
変形例1の乾燥ユニット13、23は、それぞれ前後方向または前後左右方向に伸縮する構成としたものである。
その他の構成は、実施形態と同様であるから同様な構成には、同一の符号を付して示し詳細な説明は省略する。
図9(a)に示す乾燥ユニット13は、通気スペース3Pの両脇に細長い箱形状をもって長手方向に延びる一対の脚部13Aに嵌装される調整脚部3Bがそれぞれ設けられる。そして、調整脚部3Bの脚部13Aからの突出長さを調整して、左右の一対の箱状脚部13Aの前後方向の全長さを調整する。各調整脚部3Bの前端縁3B1には、温風Oを吹き出すための前部温風吹出し口3aがそれぞれ設けられている。
上記乾燥ユニット13にも、実施形態の回動機構接続部6が適用される。乾燥ユニット13は、回動機構接続部6を介して、ホース2と成す角を調整できる(図9(a)の矢印β11、β12参照)。
図9(b)に示す乾燥ユニット23は、左右の一対の箱状脚部(23A、23B)の前後方向の全長さを調整(図9(b)の矢印α11、α12)に加えて、左右の幅方向に伸び縮み可能(図9(b)の矢印α21、α22)としたものである。
左右の一対の脚部23Aと一対の脚部23Aの根元部を形成する本体部3Hとを具備している。
本体部3Hは、本体下部体7と本体上部体8とを有している。本体下部体7は、本体部3Hの下部を構成し、本体上部体8は、本体部3Hの上部を構成する。
左右の一対の脚部23Aには、前後方向に延び縮みできる調整脚部3Bがそれぞれ嵌装されている。この構成により、各調整脚部3Bの脚部23Aからの突出長さを調整して、左右の一対の箱状脚部(23A、23B)の前後方向の全長さを調整できる(図9(b)の矢印α11、α12)。また、本体部3Hからの左右の一対の脚部23Aの幅方向長さを調整できる(図9(b)の矢印α21、α22)。
上記乾燥ユニット23にも、実施形態の回動機構接続部6が適用される。乾燥ユニット23は、回動機構接続部6を介して、ホース2と成す角を調整できる(図9(b)の矢印β21、β22参照)。
変形例1においても、実施形態と同様な作用効果を奏する。
<変形例2>
図10は、変形例2の布団乾燥機の乾燥ユニットを示す斜視図である。
変形例2の乾燥ユニット33は、扁平な直方体状の構成としたものである。
その他の構成は、実施形態と同様であるから同様な構成には、同一の符号を付して示し詳細な説明は省略する。
乾燥ユニット33には、前部に配置される前部温風吹出し口13aと、左右側部に配置される側部温風吹出し口13bと、後部に配置され、前部温風吹出し口13aと同様な形状の後部温風吹出し口13cと、上部及び下部に配置される上下部温風吹出し口13dとが設けられている。
上記乾燥ユニット33にも、実施形態の回動機構接続部6が適用される。乾燥ユニット33は、回動機構接続部6を介して、ホース2と成す角を調整できる(図10の矢印β31、β32参照)。
変形例2においても、実施形態と同様な作用効果を奏する。
<変形例3>
図11は、変形例3の布団乾燥機の乾燥ユニットを示す斜視図である。
変形例3の乾燥ユニット43は、長形の筐体形状(箱状)の構成としたものである。
その他の構成は、実施形態と同様であるから同様な構成には、同一の符号を付して示し詳細な説明は省略する。
乾燥ユニット43には、前部に配置される前方下方向吹出し口23aと、左右側部に配置される側部温風吹出し口23bと、前方下部に配置される前方下部温風吹出し口(吹出し口)(図示せず)とが設けられている。
上記乾燥ユニット43にも、実施形態の回動機構接続部6が適用される。乾燥ユニット43は、回動機構接続部6を介して、ホース2と成す角を調整できる(図11の矢印β41、β42参照)。
変形例3においても、実施形態と同様な作用効果を奏する。
<変形例4>
図12は、変形例4の布団乾燥機本体を示す斜視図である。
変形例4の布団乾燥機本体11は、左右の何れかの側方に乾燥ユニット3とホース2との収納取り出し口11Eを設けたものである。
その他の構成は、実施形態と同様であるから同様な構成には、同一の符号を付して示し詳細な説明は省略する。
布団乾燥機本体11の収納取り出し口11Eは、布団乾燥機本体11の左右側方の何れかに設けられている。
この場合、ファン収納部とモータ収納部(図示せず)とは、布団乾燥機本体11における収納取り出し口11Eが配置される側と反対側の側部に配置される。
上記構成によれば、乾燥ユニット3とホース2とを布団乾燥機本体11の側方から取り出せる。
また、乾燥ユニット3とホース2とを布団乾燥機本体11の側方から収納できる。そのため、収納性が向上する。
また、乾燥ユニット3とホース2とを収納または取り出す収納取り出し口11Eを側方に設けたので、ホース2を収納取り出し口11Eから延ばすとともに、乾燥ユニット3とホース2との角度を回動機構接続部6により変えて、乾燥ユニット3を低い高さにある布団に収納取り出し口11Eから最短距離で導くことができる。
また、乾燥ユニット3とホース2とを布団乾燥機本体11内に収納する際、乾燥ユニット3とホース2との角度を回動機構接続部6で変えて側方から収納できる。
そのため、ホース2の長さを短くできる。
また、収納取り出し口11Eが布団乾燥機本体11の側方にあるので、室内の塵埃がかかりずらく、入りにくい。そのため、収納取り出し口11Eに蓋15を設けないでもよい。なお、収納取り出し口11Eに蓋15を設けてもよいし、設けなくともよい。
また、収納取り出し口11Eが布団乾燥機本体11の側方にあるので、布団乾燥機Fの使用時、ホース2がより下方から(布団乾燥機本体11の重心より下方から)引き出せ、布団乾燥機本体11が倒れずらい。
<変形例5>
図13(a)は、変形例5の乾燥ユニットとホースとの接続部近傍を示す斜視図であり、図13(b)は、変形例5の回動機構接続部を示す斜視図である。
変形例5の布団乾燥機は、図13(a)に示すように、乾燥ユニット53をホース2に対して前後方向(図13(a)の矢印β51、β52)のみならず、左右方向(図13(a)の矢印γ11、γ12)に角度調整自在な構成としたものである。
その他の構成は、実施形態と同様であるから同様な構成には、同一の符号を付して示し詳細な説明は省略する。
変形例5の布団乾燥機の回動機構接続部16は、図13(b)に示すように、乾燥ユニット接続部16aとホース接続部16bとを有している。回動機構接続部16は、例えば樹脂成形される。回動機構接続部16は、上下2分割構造として上下を結合する構成としている。
乾燥ユニット接続部16aは、略球形状を有している。乾燥ユニット接続部16aは、乾燥ユニット53を構成する下ユニットケース33Sの内部が略半球形状のホース接続部33s1、33s2と、乾燥ユニット53を構成する上ユニットケース33Uの内部が略半球形状のホース接続部33u1、33u2との内部に嵌入される。これにより、回動機構接続部16が上・下ユニットケース3U、3Sに接続される。
そのため、下ユニットケース3Sの内部が略半球形状のホース接続部33s1と上ユニットケース33Uの内部が略半球形状のホース接続部33u1、および、下ユニットケース3Sの内部が略半球形状のホース接続部33s2と上ユニットケース33Uの内部が略半球形状の上ホース接続部33u2とは、それぞれ略球形状の乾燥ユニット接続部16aの外径s3よりも若干大きな内部の径を有している。
乾燥ユニット接続部16aは、前方温風吹き出し口16a1、側方温風吹き出し口16a2、後方温風取り入れ口16a3が開口されている。
ホース接続部16bは、乾燥ユニット接続部16aに連続して箱状に形成されている。
ホース接続部16bは内部に温風送り孔16b1が前後方向に貫通して形成されており、乾燥ユニット接続部16aの後方温風取り入れ口16a3に連通して形成されている。
ホース接続部16bには、ホース2の他方端部2t2に接続されるホース接続アタッチメント2aの係合部(図示せず)が係合される被係合部(図示せず)が形成されている。
上記構成により、前記した実施形態と同様にして乾燥ユニット53とホース2とを、ホース接続部16を介して、接続できる。
ホース接続部16が略球形状を有しており、下ユニットケース3Sの略球形状のホース接続部33s1、33s2と上ユニットケース33Uの略球形状のホース接続部33u1、33u2との内部に嵌合する構成なので、図13(a)に示すように、乾燥ユニット53がホース2に対して、前後方向(図13(a)の矢印β51、β52)のみならず、左右方向(図13(a)の矢印γ1、γ2)に角度調整できる。
つまり、乾燥ユニット53がホース2に対して、前後方向(図13(a)の矢印β51、β52)のみならず、左右方向(図13(a)の矢印γ1、γ2)に角度を変えられる。
従って、乾燥ユニット53をホース2に対して様々な方向で角度を変えられ、乾燥ユニット53とホース2との取り扱い性がより向上する。
なお、変形例5においても、実施形態と同様な作用効果を奏する。
<<その他の実施形態>>
1.なお、前記実施形態では、ホース接続部6を乾燥ユニット3とホース2と別体に構成する場合を示したが、乾燥ユニット3とホース2との少なくとも何れか一方と一体に構成してもよい。
2.前記実施形態では、乾燥ユニット3がホース2に固定される回動機構接続部6に対して角度を変化させる場合を例示したが、ホース2が乾燥ユニット3に固定される回動機構接続部に対して角度を変化させる構成としてもよい。この場合、シール部材Se(図3参照)は、回動機構接続部6とホース2との少なくとも何れかに設ける。
3.なお、前記実施形態、変形例は本発明の一態様を示したものであり、特許請求の範囲内で様々な具体的形態が可能である。
1、11 乾燥機本体(本体部)
2 ホース
3、13、23、33、53 乾燥ユニット
3a 前部温風吹出し口(吹出し口)
3b 側部温風吹出し口(吹出し口)
3c、13c 後部温風吹出し口(吹出し口)
3d、13d 上下部温風吹出し口(吹出し口)
3s1、3s2、3u1、3u2 ホース接続部(第2開口)
6、16 回動機構接続部
6a 乾燥ユニット接続部
6a2 側方温風吹き出し口(第1開口)
6b1 温風送り孔(送り孔)
8 敷き布団(布団)
9 掛け布団(布団)
11E 収納取り出し口(側方収納取り出し口)
13a 前部温風吹出し口(吹出し口)
13b 側部温風吹出し口(吹出し口)
23a 前方下方向吹出し口(吹出し口)
23b 側部温風吹出し口(吹出し口)
布団乾燥機
O 温風
Se シール部材
β11、β12、β21、β22、β31、β32、β41、β42、β51、β52 第1の方向
γ11、γ12 第2の方向

Claims (7)

  1. 布団近くに置かれる乾燥ユニットとホースと温風を供給する本体部とを備え、前記本体部から供給される前記温風を前記ホースを介して前記乾燥ユニットから吹き出し、前記布団を乾燥させる布団乾燥機であって、
    前記乾燥ユニットは、箱形状に形成され、前記温風を外部に吹き出す吹出し口を複数有し、
    前記乾燥ユニットと前記ホースとの間に設けられ、屈曲することなく前記乾燥ユニットの前記ホースに対する角度を互いの相対的な回転運動で可変とする回動機構接続部を備え
    前記回動機構接続部は、
    前記ホース内に連通する送り孔と、前記乾燥ユニットの可変とされる角度の両側方に位置する第1開口を有する円筒形状の乾燥ユニット接続部とを有し、
    前記乾燥ユニットは、
    前記乾燥ユニット接続部が嵌合され、側方に前記第1開口に連通する第2開口を有する円筒形状のホース接続部を有する
    ことを特徴とする布団乾燥機。
  2. 前記回動機構接続部は、前記乾燥ユニットと前記ホースとを一の方向の前記角度を可変とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の布団乾燥機。
  3. 前記回動機構接続部は、前記乾燥ユニットと前記ホースとを一の方向およびその他の方向の前記角度を可変とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の布団乾燥機。
  4. 前記回動機構接続部は、略円筒状面を摺動させることで前記角度を可変とする
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の布団乾燥機。
  5. 前記回動機構接続部は、略球状面を摺動させることで前記角度を可変とする
    ことを特徴とする請求項1または請求項3に記載の布団乾燥機。
  6. 前記本体部は、
    前記乾燥ユニットと前記ホースとを側方から内部に収納し、前記側方から前記乾燥ユニットと前記ホースとを取り出す側方収納取り出し口を有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちの何れか一項に記載の布団乾燥機。
  7. 前記回動機構接続部と前記乾燥ユニットまたは前記ホースの何れかとの間に気密性を保つシール部材を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちの何れか一項に記載の布団乾燥機。
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