JP6088290B2 - コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツの提供制御技術に関する。
近年、ネットワークの高速化に伴い、従来は不可能であった大容量データの配信が可能となってきている。そのため、例えば音楽データや動画像データなどのコンテンツデータを、CD−ROM等の記録媒体を介することなく、ネットワークを介して配信するサービスが注目されている。例えば、特許文献1には、通信ネットワークを介してディジタルコンテンツをユーザ端末に配信する技術が開示されている。
ところで、近年は1人のユーザが複数の端末を利用することが一般的となっている。例えば、1人のユーザが、スマートフォン、タブレット及びパーソナルコンピュータを利用することは珍しくない。また、端末の利用者層の幅が拡大することにより、1家庭の中で複数人が各自の端末を利用している状況も一般化している。このような状況では、1つの契約に対して1つのアカウントのみが割り当てられることは現実的ではない。なぜなら、1つの家庭で1つの契約がなされることも多く、そのような場合にアクセスが認められる端末が1台であることは不便なためである。
そこで、1つの契約に応じて複数のアカウントを発行し、複数の端末からのアクセスを認めるサービスが提供されている。
特開2005−222189号公報
しかしながら、1つの契約に応じた複数のアカウントを利用したアクセスを無制限に認めてしまうと、コンテンツの提供者において想定されていなかった利用状況が発生してしまう場合があるという問題があった。
上記事情に鑑み、本発明は、1つの契約に応じた複数のアカウントを利用したアクセスを制限することを可能とする技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、ユーザ端末から受けたコンテンツ要求に含まれるID(例えば、実施形態における「関連ID」)に応じて、要求元のIDに関連した複数のID(例えば、実施形態における「他関連ID」)を取得し、前記複数のIDにおける利用状況に応じて前記コンテンツ要求に応じたコンテンツ提供を行うか否か判定する排他制御部と、前記排他制御部によってコンテンツ提供を行うと判定された場合に、要求元の前記ユーザ端末に対して、要求されたコンテンツのデータを提供する提供部と、を備えるコンテンツ提供システムである。
本発明の一態様は、上記のコンテンツ提供システムであって、前記排他制御部は、前記提供部が前記複数のIDのうちいずれかを用いた所定数以上のコンテンツ要求に対してコンテンツ提供が実行中である場合に、前記コンテンツ要求に応じたコンテンツ提供を行わないと判定し、前記提供部が前記複数のIDのうちいずれかを用いた所定数以上のコンテンツ要求に対してコンテンツ提供が実行中でない場合に、前記コンテンツ要求に応じたコンテンツ提供を行うと判定する。
本発明の一態様は、上記のコンテンツ提供システムであって、前記排他制御部は、ダウンロードによるコンテンツデータの転送が開始されてから所定の時間(例えば、実施形態における「再生時間」)が経過していない場合に、前記コンテンツ要求に対してコンテンツ提供が実行中であると判定する。
本発明の一態様は、上記のコンテンツ提供システムであって、前記排他制御部は、ダウンロードによるコンテンツデータの転送が開始されてから第一の所定の時間(例えば、実施形態における「再生時間」)が経過していない場合、又は前記第一の所定の時間が経過してから更に第二の所定の時間(例えば、実施形態における「付加時間」)が経過していない場合に、前記コンテンツ要求に対してコンテンツ提供が実行中であると判定する。
本発明の一態様は、上記のコンテンツ提供システムであって、前記コンテンツ提供には、前記ユーザ端末においてダウンロード後のコンテンツデータの再生を許可することが含まれ、前記排他制御部は、ダウンロードによるコンテンツデータの転送が開始されてから第一の所定の時間が経過していない場合、前記第一の所定の時間が経過してから更に第二の所定の時間が経過していない場合、前記ユーザ端末においてダウンロード後の前記コンテンツデータを再生することについて通知を受けた後に前記第一の所定の時間が経過していない場合、又は前記通知を受けた後に前記第一の所定の時間が経過してから更に第二の所定の時間が経過していない場合に、前記コンテンツ要求に対してコンテンツ提供が実行中であると判定する。
本発明の一態様は、上記のコンテンツ提供システムであって、前記排他制御部は、ストリーミングによるコンテンツデータの提供中である場合に、前記コンテンツ要求に対してコンテンツ提供が実行中であると判定する。
本発明の一態様は、ユーザ端末から受けたコンテンツ要求に含まれるIDに応じて、要求元のIDに関連した複数のIDを取得し、前記複数のIDにおける利用状況に応じて前記コンテンツ要求に応じたコンテンツ提供を行うか否か判定する排他制御ステップと、前記排他制御ステップにおいてコンテンツ提供を行うと判定された場合に、要求元の前記ユーザ端末に対して、要求されたコンテンツのデータを提供する提供ステップと、を備えるコンテンツ提供方法である。
本発明の一態様は、コンピュータに対し、ユーザ端末から受けたコンテンツ要求に含まれるIDに応じて、要求元のIDに関連した複数のIDを取得し、前記複数のIDにおける利用状況に応じて前記コンテンツ要求に応じたコンテンツ提供を行うか否か判定する排他制御ステップと、前記排他制御ステップにおいてコンテンツ提供を行うと判定された場合に、要求元の前記ユーザ端末に対して、要求されたコンテンツのデータを提供する提供ステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明により、1つの契約に応じた複数のアカウントを利用したアクセスを制限することが可能となる。
コンテンツ提供システムのシステム構成を表すシステム構成図である。 コンテンツテーブルの具体例を示す図である。 契約情報テーブルの具体例を示す図である。 利用状況テーブルの具体例を示す図である。 コンテンツ提供システム100の処理の流れの具体例を示すフローチャートである。 排他制御部106の処理の変形例を示す概略図である。 コンテンツ提供システムの変形例の処理の流れを示すシーケンス図である。
[概略]
まず、本発明の実施の形態の概略について説明する。本発明の一実施形態であるコンテンツ提供システムでは、契約IDと関連IDとが利用される。コンテンツの提供を受けようとするユーザは、予めコンテンツの提供者と契約を行い、1つの契約に対して1又は複数のアカウントの発行を受ける。各アカウントには、識別子として関連IDが付与されている。すなわち、1つの契約に応じて複数の関連IDが発行されている。なお、本発明におけるコンテンツとは、動画像や音楽などの一般的に「コンテンツ」と呼ばれるものである。
ユーザは、契約で認められた範囲内の他者(例えば自身の家族など)に対して関連IDを分配する。関連IDの分配を受けたユーザや、契約の主体となっているユーザ(以下、まとめて単に「ユーザ」という。)は、ユーザ端末に対して関連IDを入力し、コンテンツ提供システムにアクセスすることによって、契約に応じたコンテンツの提供を受ける事ができる。
コンテンツ提供システムは、ユーザ端末からコンテンツ提供の要求(配信要求)を受けると、要求元のユーザ端末に入力された関連IDを取得する。コンテンツ提供システムは、取得された関連IDと同じ契約に対応付けられた他の関連IDを取得する。コンテンツ提供システムは、取得された各関連IDに関する利用状況を参照し、所定数以上の関連IDに対してコンテンツ提供が実行中であるか否か判定する。
所定数以上の関連IDに対してコンテンツ提供が実行中である場合には、コンテンツ提供システムは、要求元のユーザ端末に対してコンテンツの提供を行わない。一方、所定数以上の関連IDに対してコンテンツ提供が実行中でない場合には、コンテンツ提供システムは、要求元のユーザ端末に対してコンテンツの提供を行う。
[詳細]
図1は、コンテンツ提供システムのシステム構成を表すシステム構成図である。
コンテンツ提供システム100は、ネットワーク200を介して複数台のユーザ端末300(300−1〜300−4)に接続される。コンテンツ提供システム100は、ネットワーク200を介してユーザ端末300からコンテンツの配信要求を受信する。コンテンツ提供システム100は、受信された配信要求に応じたコンテンツのデータを、ネットワーク200を介して要求元のユーザ端末300に提供する。ユーザ端末300は、ネットワーク200を介してコンテンツ提供システム100からコンテンツのデータを受信し出力する。ユーザは、ユーザ端末300を操作することによって、コンテンツを利用することが可能となる。コンテンツの提供形態としては、例えばストリーミングやダウンロード等がある。
ユーザ端末300は、ネットワーク200を介して通信可能であって、コンテンツ提供システム100から提供されるコンテンツのデータを出力可能であればどのような装置であっても良い。ユーザ端末300の具体例として、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、スマートフォン、タブレット、テレビ受像機、ゲーム装置などがある。
コンテンツ提供システム100は、1台又は複数台の情報処理装置によって構成される。例えば、コンテンツ提供システム100が一台の情報処理装置で構成される場合、情報処理装置は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、コンテンツ提供プログラムを実行する。コンテンツ提供プログラムの実行によって、情報処理装置は、通信部101、コンテンツ記憶部102、提供部103、契約情報記憶部104、利用状況記憶部105、排他制御部106を備える装置として機能する。
なお、コンテンツ提供システム100の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されても良い。また、コンテンツ提供システム100は、専用のハードウェアによって実現されても良い。コンテンツ提供プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されても良い。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。コンテンツ提供プログラムは、電気通信回線を介して送受信されても良い。
通信部101は、ネットワーク200を介してユーザ端末300とデータの送受信を行う。
コンテンツ記憶部102は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。コンテンツ記憶部102は、コンテンツのデータとコンテンツに関連する情報とが対応付けられたコンテンツテーブルを記憶する。
提供部103は、ユーザ端末300からコンテンツの配信要求を受けると、要求元のユーザ端末300に対してコンテンツのデータを提供して良いか否か、排他制御部106に対して問い合わせる。
提供部103は、排他制御部106からコンテンツのデータを提供しても良いという判定結果を受けると、要求元であるユーザ端末300に対し、要求されたコンテンツのデータを提供する。提供部103は、例えばストリーミングによりコンテンツのデータを提供しても良いし、ダウンロードによりコンテンツのデータを提供しても良い。また、提供部103がダウンロードによりコンテンツのデータを提供する場合、所定の期間に限って再生可能なファイルとしてコンテンツのデータが提供されても良い。
契約情報記憶部104は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。契約情報記憶部104は、契約情報テーブルを記憶する。契約情報テーブルには、契約を一意に表す契約ID毎に1又は複数の関連IDが対応付けて登録されている。
利用状況記憶部105は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。利用状況記憶部105は、利用状況テーブルを記憶する。利用状況テーブルには、関連ID毎に、そのユーザの利用状況を表す情報(以下、「利用状況情報」という。)が対応付けて登録されている。
排他制御部106は、契約情報記憶部104に記憶されている契約情報テーブルと、利用状況記憶部105に記憶されている利用状況テーブルと、を参照することによって、提供部103から受ける問い合わせについて判定を行う。排他制御部106は、判定結果を提供部103に対して通知する。
図2は、コンテンツテーブルの具体例を示す図である。コンテンツテーブルには、複数のレコード21が登録されている。レコード21は、コンテンツID、コンテンツ名、再生時間、アルバム情報、データの各項目の値を有する。コンテンツIDは、各コンテンツに予め付与された識別情報であり、コンテンツを一意に表す情報である。コンテンツ名は、各コンテンツに予め付与された名称である。再生時間は、コンテンツを通常の再生速度で再生した場合に、再生開始から終了までに要する時間を表す。データは、コンテンツのデータを表す。アルバム情報は、アルバムコンテンツに対して与えられる値である。アルバムコンテンツとは、複数のコンテンツの組み合わせによって構成されるコンテンツである。アルバムコンテンツには、アルバム情報として、そのアルバムコンテンツを構成する各コンテンツのコンテンツIDが与えられている。アルバムコンテンツが要求された場合、提供部103は、要求されたアルバム情報を参照し、アルバムを構成する各コンテンツを順に要求元に提供する。
図2に示される具体例では、コンテンツ“C0003”がアルバムコンテンツである。コンテンツ“C0003”は、5つのコンテンツ“C0010”、“C0011”、“C0012”、“C0013”、“C0014”が順番に再生されるアルバムコンテンツである。コンテンツ“C0003”は、5つの再生時間とインターバルの時間との合計時間が再生時間“01:03:21”として登録されている。インターバルの時間とは、あるコンテンツの提供が完了してから次のコンテンツの提供が開始されるまでの時間である。なお、再生時間は、時間:分:秒で表されている。例えば、コンテンツ“C0001”の再生時間は、6分32秒である。
図3は、契約情報テーブルの具体例を示す図である。契約情報テーブルには、契約を一意に表す契約IDと、契約IDによって表されている契約に対して発行されたアカウント毎の関連IDとが対応付けられている。図3の例では、契約“001”に対して4つの関連ID“0011”、“0012”、“0013”、“0014”が発行されている。また、契約“002”に対して2つの関連ID“0021”、“0022”が発行されている。
図4は、利用状況テーブルの具体例を示す図である。利用状況テーブルには、関連ID毎に、その関連IDを利用した配信要求に対してコンテンツのデータの提供が実行中であるのか否かを表す情報(利用状況情報)が登録されている。利用状況情報が“利用中”である場合、すなわちコンテンツのデータの提供が実行中である場合には、その終了予定時刻が対応付けて登録されている。図4の例では、関連ID“0011”が入力されたユーザ端末300に対してコンテンツのデータの提供が実行中であり、提供は22時34分13秒に終了予定である。他の関連IDに対しては、コンテンツのデータの提供は行われていない。
図5は、コンテンツ提供システム100の処理の流れの具体例を示すフローチャートである。以下、図5を用いて、コンテンツ提供システム100の処理の流れについて説明する。
まず、通信部101がユーザ端末300から配信要求を受信する(ステップS101)。配信要求には、要求されているコンテンツのID(コンテンツID)と、要求元のユーザ端末300に入力された関連IDとが含まれている。提供部103は、受信された配信要求を解析し、配信要求に含まれているコンテンツID及び関連IDを取得する(ステップS102)。提供部103は、取得された関連IDを排他制御部106に出力することによって、要求元のユーザ端末300に対してコンテンツのデータの提供を実行しても良いか否か問い合わせる。
排他制御部106は、提供部103から問い合わせを受けると、契約情報記憶部104に記憶されている契約情報テーブルを参照することによって、問い合わせを受けた関連IDが契約情報テーブルに登録されているか否か判定する。関連IDが契約情報テーブルに登録されていない場合、排他制御部106は、受信された配信要求を不正アクセスであると判定し、コンテンツのデータの提供を実行しないことを提供部103に指示する。
一方、問い合わせを受けた関連IDが契約情報テーブルに登録されている場合、排他制御部106は、問い合わせを受けた関連IDと同一の契約に対して付与されている他の関連ID(以下、「他関連ID」という。)の全てを取得する。排他制御部106は、利用状況記憶部105に記憶されている利用状況テーブルを参照することによって、他関連ID毎に利用状況情報を取得する(ステップS103)。
取得された利用状況情報の中に利用中を表す利用状況情報が含まれていない場合(ステップS104−NO)、排他制御部106は、提供部103に対して、コンテンツのデータの提供を実行することを指示する。提供部103は、排他制御部106から受ける指示に応じて、要求元のユーザ端末300に対し、要求されたコンテンツのデータの提供を開始する(ステップS105)。
このとき、要求元のユーザ端末300に対して既に他のコンテンツのデータの提供が行われている場合、提供部103は、提供中の他のコンテンツ(以下、「提供中コンテンツ」という。)のデータの提供と、要求されたコンテンツのデータの提供とを並行して行う事はできないことをユーザ端末300に対して通知し、いずれか一方のコンテンツの選択を促す。そして、提供部103は、提供中コンテンツが選択された場合には、そのままコンテンツの提供を継続し、要求されたコンテンツのデータの提供を中止する。一方、要求されたコンテンツが選択された場合、提供部103は、提供中コンテンツの提供を中止し、要求されたコンテンツのデータの提供を開始する。
提供部103は、要求されたコンテンツの再生時間を排他制御部106に対して通知する。排他制御部106は、利用状況テーブルにおいて、ステップS102において取得された関連IDに対応する利用状況情報を“利用中”に変更する。さらに、排他制御部106は、提供部103から通知された再生時間を利用制限時間として現在時刻に加算する。現在時刻に利用制限時間が加算された時刻は、終了予定時刻である。排他制御部106は、算出された終了予定時刻を利用状況テーブルに登録する。なお、提供部103は、ダウンロードの形態でコンテンツのデータの提供を行う場合には、ダウンロードに要すると予測される時間ではなく、ダウンロードされるコンテンツの再生時間を排他制御部106に通知する。そして、排他制御部106は、通知された再生時間を利用制限時間として現在時刻に加算し終了予定時刻を算出する。
一方、取得された利用状況情報の中に利用中を表す利用状況情報が含まれている場合(ステップS104−YES)、排他制御部106は、提供部103に対して、コンテンツのデータの提供を実行しないことを指示する。提供部103は、排他制御部106から受ける指示に応じて、要求元のユーザ端末300に対しエラーデータを送信する(ステップS106)。この場合、コンテンツのデータの提供は開始されない。
排他制御部106は、定期的に利用状況テーブルの終了予定時刻を参照する。登録されている利用状況情報のうち終了予定時刻を過ぎたものが存在する場合、排他制御部106は、その利用状況情報を“利用中”ではなく、利用されていないことを表す値に更新する(以下、この更新処理のことを「解除処理」という)。また、提供部103は、コンテンツが提供されているユーザ端末300からコンテンツの提供停止の指示を受信すると、指示を行ったユーザ端末300に対するコンテンツの提供を停止する。さらに、提供部103は、提供停止の指示を行ったユーザ端末300に入力された関連IDと停止指示とを排他制御部106に通知する。この通知を受けた排他制御部106は、利用状況テーブルに登録されている利用状況情報のうち、通知された関連IDの利用状況情報に対し解除処理を行う。
このように構成されたコンテンツ提供システム100によれば、1つの契約に応じた複数のアカウント(関連ID)を利用したアクセスを制限することが可能となる。すなわち、1つの契約に応じて複数の関連IDが発行されている状況において、各関連IDを用いた異なるタイミングでの配信要求に対してはそれぞれ提供を行いつつ、同時に並行して複数の提供が行われることを防止することが可能となる。そのため、ユーザの利便性を損なってしまうことを抑えつつ、コンテンツに対する無制限のアクセスを防止することが可能となる。近年は、コンテンツの保護を意識しているコンテンツホルダーが多く、コンテンツに対する利用について様々な制限を設けることについて要求が多い。このような要求に対し、コンテンツ提供システム100によれば、ユーザの利便性を維持しつつ、一定の制限(同時にアクセスする数)をかけることが可能となる。
<変形例>
図6は、排他制御部106の処理の変形例を示す概略図である。排他制御部106は、提供部103から通知された再生時間を利用制限時間として用いるのではなく、提供部103から通知された再生時間に所定の時間(以下、「付加時間」という。)を加算した値を利用制限時間として用いても良い。
上段は関連ID“0011”が入力されたユーザ端末300−1によるコンテンツの利用状況を表し、下段は関連ID“0012”が入力されたユーザ端末300−2によるコンテンツの利用状況を表す。上下段いずれも、横軸は時間を表し、左から右へ時間が進んでいる。まず、ユーザ端末300−1に対してコンテンツ“C0010”の提供が時刻“t0”に開始される。排他制御部106は、コンテンツ“C0010”の再生時間(t1)に付加時間t2を加算した時間を利用制限時間として現在時刻に加算し終了予定時刻を算出する。
関連ID“0012”が入力されたユーザ端末300−2は、たとえコンテンツ“C0010”の再生時間であるt1が経過した後であって且つ次のコンテンツ“C0011”の提供が開始される前のタイミングであっても、さらに付加時間t2が経過するまでは、コンテンツの提供を受ける事ができない。
一方、付加時間t2が経過する前であっても、既にコンテンツの提供を受けているユーザ端末300−1(関連ID“0011”のユーザ端末)は、新たなコンテンツの提供を受ける事ができる。例えば、コンテンツ“C0010”の提供が完了した後であって付加時間t2が経過する前に、ユーザ端末300−1は、新たにコンテンツ“C0011”の提供を受け始めることが可能である。すなわち、付加時間t2の間に、既にコンテンツの提供を受けているユーザ端末300−1が新たなコンテンツの提供を受け始めた場合、さらにそのコンテンツの提供が完了し付加時間t2が経過するまでは、他のユーザ端末300−2はコンテンツの提供を受け始めることができない。
図6の場合、ユーザ端末300−1に対し、コンテンツ“C0011”の後に新たなコンテンツの提供が行われなかったため、付加時間t2の経過後(時刻t3以降)にユーザ端末300−2はコンテンツ“C0001”の提供を受け始めている。
このように構成されたコンテンツ提供システム100では、利用制限時間として再生時間に付加時間が付加されている。そのため、すでにコンテンツの提供を受けているユーザ端末300は、継続的に新たなコンテンツの提供を受ける事が可能となる。例えば、アルバムコンテンツのように複数のコンテンツが順に再生される場合、アルバムコンテンツを構成するコンテンツとコンテンツとの間に、他のユーザ端末300による配信要求が割り込むことを抑止することが可能となる。そのため、ユーザは、アルバムコンテンツの提供において、途中に割り込まれることなく最後まで一貫して提供を受ける事が可能となる。
排他制御部106が終了予定時刻を算出する際に現在時刻に加算する値は、再生時間に限定される必要は無い。例えば、排他制御部106は、コンテンツに寄らず予め与えられた一定時間を現在時刻に加算することによって、終了予定時刻を算出しても良い。
提供部103と排他制御部106は以下のように構成されても良い。提供部103は、ストリーミングによるコンテンツデータの提供が行われる場合、コンテンツデータの提供が開始された際に排他制御部106に対して提供開始を通知する。排他制御部106は、コンテンツデータの転送が開始された関連IDの利用状況情報として“利用中”を登録する。この後、排他制御部106は、提供部103から提供終了を通知されるまでは、たとえ提供開始から再生時間が経過したとしても利用状況情報を“利用中”のまま変更しない。提供部103は、ユーザ端末300からコンテンツの提供停止の指示を受信した場合、又は、コンテンツデータの提供が終了した場合、排他制御部106に対して提供終了を通知する。排他制御部106は、提供終了の通知を受けて、コンテンツデータの提供が終了した関連IDの利用状況情報に対し解除処理を行う。
コンテンツ提供システム100は、ダウンロード後のコンテンツデータの再生時にも排他制御を行うように構成されても良い。以下、このように構成されたコンテンツ提供システム100の処理の流れについて、図7を用いて説明する。
図7は、コンテンツ提供システムの変形例の処理の流れを示すシーケンス図である。
コンテンツ提供システム100に接続するユーザ端末300は、ユーザによってコンテンツの再生指示が入力されると(ステップS201)、再生指示がなされたコンテンツのデータをダウンロード済みで記憶しているか否か判定する(ステップS202)。
ダウンロード済みである場合(ステップS202−YES)、ユーザ端末300は、再生通知を生成する(ステップS203)。再生通知は、コンテンツの再生が実行されることをコンテンツ提供システム100に通知することを目的としたデータである。再生通知には、再生が予定されているコンテンツのコンテンツIDと、関連IDとが含まれている。
一方、ダウンロード済みではない場合(ステップS202−NO)、ユーザ端末300はDL再生通知を生成する(ステップS204)。DL再生通知は、コンテンツのデータのダウンロードを要求すること、及び、コンテンツの再生が実行されることをコンテンツ提供システム100に通知することを目的としたデータである。DL再生通知には、再生が予定されているコンテンツのコンテンツIDと関連IDとが含まれている。
ステップS203又はステップS204の処理の後、ユーザ端末300は、生成された通知をコンテンツ提供システム100へ送信する(ステップS205)。
コンテンツ提供システム100の通信部101は、ユーザ端末300から送信された通知(再生通知又はDL再生通知)を受信する。提供部103は、受信された通知に含まれる関連IDを排他制御部106に出力する。
排他制御部106は、提供部103から受けた関連IDに基づいて判定処理を行う(ステップS206)。以下、判定処理の詳細について説明する。
排他制御部106は、契約情報記憶部104に記憶されている契約情報テーブルを参照することによって、関連IDが契約情報テーブルに登録されているか否か判定する。関連IDが契約情報テーブルに登録されていない場合、排他制御部106は、受信された再生通知を不正アクセスであると判定し、再生を許可しないことを提供部103に指示する。
一方、関連IDが契約情報テーブルに登録されている場合、排他制御部106は、関連IDに対応する他関連IDの全てを取得する。排他制御部106は、利用状況記憶部105に記憶されている利用状況テーブルを参照することによって、他関連ID毎に利用状況情報を取得する。
取得された利用状況情報の中に利用中を表す利用状況情報が含まれていない場合、排他制御部106は、提供部103に対して、コンテンツの再生を許可することを指示する。
提供部103は、排他制御部106から許可の指示を受けると、ユーザ端末300から受信された通知の種別に応じた処理を行う。通知種別が再生通知である場合(ステップS207−再生通知)、提供部103は、再生許可通知を生成する(ステップS208)。一方、通知種別がDL再生通知である場合(ステップS207−DL再生通知)、提供部103は、再生許可通知を生成するとともに(ステップS209)、DL再生通知に含まれているコンテンツIDのコンテンツデータをコンテンツ記憶部102から取得する(ステップS210)。
ステップS208又はステップS210の処理の後、提供部103は、再生が通知されたコンテンツの再生時間を排他制御部106に対して通知する。排他制御部106は、利用状況テーブルにおいて、関連IDに対応する利用状況情報を“利用中”に変更する。さらに、排他制御部106は、提供部103から通知された再生時間を利用制限時間として現在時刻に加算する。現在時刻に利用制限時間が加算された時刻は、終了予定時刻である。排他制御部106は、算出された終了予定時刻を利用状況テーブルに登録する(ステップS211)。
次に、提供部103は、送信処理を行う(ステップS212)。通知種別が再生通知である場合は、提供部103は、ユーザ端末300に対し再生許可通知を送信する。通知種別がDL再生通知である場合は、提供部103は、ステップS209で生成した再生許可通知と、ステップS210で取得したコンテンツデータとをユーザ端末300に送信する。
ユーザ端末300は、コンテンツ提供システム100から再生許可通知を受信すると、許可されたコンテンツの再生を開始する(ステップS21)。
その後、終了予定時刻が過ぎると、排他制御部106は解除処理を行う(ステップS214)。すなわち、この処理が行われた後は、関連ID及び他関連IDによるコンテンツの再生やダウンロードが可能となる。
なお、図7にはステップS206の判定処理において、取得された利用状況情報の中に利用中を表す利用状況情報が含まれていないと判定された場合の処理についてのみ示している。以下、図7には示されていないものの、取得された利用状況情報の中に利用中を表す利用状況情報が含まれている場合の処理の流れについても説明する。
この場合、排他制御部106は、提供部103に対して、コンテンツの再生を許可しないことを指示する。提供部103は、排他制御部106から受ける指示に応じて、要求元のユーザ端末300に対しエラーデータを送信する。この場合、ユーザ端末300は、コンテンツの再生を開始することができない。
このように構成されたコンテンツ提供システム100では、ダウンロードされた後のコンテンツデータの再生時にも排他制御が行われる。そのため、ダウンロード後のデータについても、1つの契約に応じた複数のアカウント(関連ID)を利用したコンテンツの再生を制限することが可能となる。
また、このように構成されたコンテンツ提供システム100において、上述のように付加時間を用いた制御を行っても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
100…コンテンツ提供システム, 200…ネットワーク, 300…ユーザ端末, 101…通信部, 102…コンテンツ記憶部, 103…提供部, 104…契約情報記憶部, 105…利用状況記憶部, 106…排他制御部

Claims (3)

  1. ユーザ端末から受けたコンテンツ要求に含まれるIDに応じて、要求元のIDに関連した複数のIDを取得し、前記複数のIDにおける利用状況に応じて前記コンテンツ要求に応じたコンテンツ提供を行うか否か判定する排他制御部と、
    前記排他制御部によってコンテンツ提供を行うと判定された場合に、要求元の前記ユーザ端末に対して、要求されたコンテンツのデータを提供する提供部と、
    を備え、
    前記排他制御部は、前記提供部が前記複数のIDのうちいずれかを用いた所定数以上のコンテンツ要求に対してコンテンツ提供が実行中である場合に、前記コンテンツ要求に応じたコンテンツ提供を行わないと判定し、前記提供部が前記複数のIDのうちいずれかを用いた所定数以上のコンテンツ要求に対してコンテンツ提供が実行中でない場合に、前記コンテンツ要求に応じたコンテンツ提供を行うと判定し、
    前記排他制御部は、前記コンテンツデータの転送が開始されてから前記コンテンツデータの再生に要する時間である再生時間に対し所定の付加時間を加算した値である利用制限時間が経過していない場合に、前記コンテンツ要求に対してコンテンツ提供が実行中であると判定する、コンテンツ提供システム。
  2. ユーザ端末から受けたコンテンツ要求に含まれるIDに応じて、要求元のIDに関連した複数のIDを取得し、前記複数のIDにおける利用状況に応じて前記コンテンツ要求に応じたコンテンツ提供を行うか否か判定する排他制御ステップと、
    前記排他制御ステップにおいてコンテンツ提供を行うと判定された場合に、要求元の前記ユーザ端末に対して、要求されたコンテンツのデータを提供する提供ステップと、
    を有し、
    前記排他制御ステップにおいて、前記提供ステップにより前記複数のIDのうちいずれかを用いた所定数以上のコンテンツ要求に対してコンテンツ提供が実行中である場合に、前記コンテンツ要求に応じたコンテンツ提供を行わないと判定し、前記提供ステップにより前記複数のIDのうちいずれかを用いた所定数以上のコンテンツ要求に対してコンテンツ提供が実行中でない場合に、前記コンテンツ要求に応じたコンテンツ提供を行うと判定し、
    前記排他制御ステップにおいて、前記コンテンツデータの転送が開始されてから前記コンテンツデータの再生に要する時間である再生時間に対し所定の付加時間を加算した値である利用制限時間が経過していない場合に、前記コンテンツ要求に対してコンテンツ提供が実行中であると判定する、コンテンツ提供方法。
  3. コンピュータに対し、
    請求項2に記載のコンテンツ提供方法を実行させるためのコンピュータプログラム。
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