JP6086927B2 - 静電結合方式非接触給電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、可動部上の電気負荷に固定部から非接触で給電する非接触給電装置に関し、より詳細には、電極を離隔対向して配置した静電結合方式非接触給電装置に関する。
多数の部品が実装された基板を生産する基板用作業機器として、はんだ印刷機、部品実装機、リフロー機、基板検査機などがあり、これらを基板搬送装置で連結して基板生産ラインを構築する場合が多い。これらの基板用作業機器の多くは基板の上方を移動して所定の作業を行う可動部を備えており、可動部を駆動する一手段としてリニアモータ装置を用いることができる。リニアモータ装置は、移動方向に沿い複数の磁石のN極およびS極が交互に列設された軌道部材と、コアおよびコイルを有する電機子を含んで構成された可動部とを備えるのが一般的である。リニアモータ装置を始めとする可動部上の電気負荷に給電するために、従来から変形可能な給電用ケーブルが用いられてきた。また、近年では、給電用ケーブルによる荷搬重量の増加や金属疲労による断線のリスクなどの弊害を解消するために、非接触給電装置の適用が提案されている。
非接触給電装置の方式として、従来からコイルを用いた電磁誘導方式が多用されてきた。最近では、離隔対向する電極によりコンデンサを構成した静電結合方式も用いられるようになってきており、他に磁界共鳴方式なども検討されている。非接触給電装置の用途は、基板用作業機器に限定されるものではなく、他の業種の産業用機器や家電製品などの幅広い分野に広まりつつある。非接触給電装置では、離隔対向する給電用素子と受電用素子との間に異物が混入して給電性能が低下したり、故障したりするおそれが皆無でない。異物の混入などの異常に対する給電信頼性や安全性を高めた技術の一例が特許文献1に開示されている。
特許文献1の非接触による電力及び信号伝送装置は、給電発振部(高周波電源回路)および第1コイルを有する本体(固定部)と、第2コイルおよび定電圧部(受電回路)を有する端末(可動部)とから成り、端末に定電圧部の二次電圧および二次電流を検知する検知部を設け、検知した情報を信号伝達手段により本体に伝達して、給電発振部へ供給される一次電流が過電流であるか否かを判断するようにしている。これにより、第1コイルと第2コイルとの間に金属製異物がはさまって二次電圧が低下した場合などに、給電動作を停止して安全性を向上できる、と記載されている。
特開2001−275280号公報
ところで、特許文献1の装置では、非接触給電装置に混入した金属製異物が異常発熱するなどの顕著な異常状態でないと異常の判断が難しい。例えば、電極を用いた静電結合方式非接触給電装置を基板用作業機器に搭載した場合、電気負荷の負荷状態が時々刻々と変化して、二次電圧、二次電流、および給電効率が変動する。このため、電極間に異物が混入したり電極に異常が発生したりして部分的に電流が集中しても、負荷変動と区別することが難しい。したがって、端末(可動部)側で二次電圧および二次電流を検知して、本体(固定部)側の一次電流と比較照合しても、軽微な異常を判断することは困難である。軽微な異常を放置して静電結合方式非接触給電装置を使用し続けると、局部的に電極表面の絶縁層が劣化したり電極面が荒れたりして異常が進展し、最終的には絶縁破壊が発生して給電できなくなる。
また、非接触給電装置は、基板用作業機器に例示されるように固定部から可動部への非接触給電の用途に適用される場合が多い。このため、軽微な異常を検出しても異常発生箇所を特定できないと、メンテナンスが困難あるいは非効率になるおそれがある。
本発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたもので、電極間への異物の混入などの異常を軽微な段階で早期に発見して給電信頼性を高めるとともに、異常発生箇所を特定してメンテナンスを容易にかつ効率的に行えるようにした静電結合方式非接触給電装置を提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決する請求項1に係る静電結合方式非接触給電装置の発明は、固定部に設けられた給電用電極と、前記給電用電極に高周波電力を給電する高周波電源回路と、前記固定部に移動可能に装架された可動部に設けられ、前記給電用電極に離隔対向して非接触で高周波電力を受け取る受電用電極と、前記受電用電極が受け取った高周波電力を変換して前記可動部上の電気負荷に給電する受電回路と、を備えた静電結合方式非接触給電装置であって、前記給電用電極は、前記可動部の移動方向に延在し相互に並べて配置された複数の分割電極からなり、各前記分割電極に流れる電流の電流値をそれぞれ検知して相互に比較する電流検知比較部と、前記電流検知比較部の比較結果に基づいて異常の有無を判定する異常判定部と、をさらに備えた。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記複数の分割電極は相互に平行配置されている。
請求項3に係る発明は、請求項2において、前記給電用電極は、前記可動部の移動方向と直交する幅寸法が互いに等しい少なくとも3個の分割電極からなり、前記異常判定部は、前記電流検知比較部で検知された各前記分割電極に流れる電流の電流値が相互に概ね一致しているときに異常無しと判定し、一致していないときに異常有りと判定する。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項において、前記異常判定部は、前記固定部上における前記可動部の位置を検知する位置検知部から前記可動部の位置情報を受け取り、前記電流検知比較部の比較結果に基づいて異常有りと判定したときに、前記位置情報に基づいて異常発生箇所を併せて判定する。
請求項1に係る静電結合方式非接触給電装置の発明では、給電用電極が複数の分割電極からなるので、各分割電極と受電用電極との間にそれぞれコンデンサが形成される。そして、高周波電源回路から各コンデンサに電流が分流して可動部への給電が行われる。ここで、いずれかの分割電極と受電用電極との間に異物が混入したときには、当該のコンデンサの静電容量のみが変化して当該の電流値のみが著変する。一方、可動部の電気負荷で負荷変動が発生したときには、各分割電極に流れる電流が揃って変化する。したがって、電流検知比較部で各分割電極に流れる電流の電流値をそれぞれ検知して相互に比較してやれば、その比較結果に基づいて異常判定部は異物の混入の有無を容易に判定できる。また、異物の混入以外の原因で静電容量が変化する異常、例えば、局部的な電極間距離の変動や電極表面の絶縁層の剥離などの異常も同様に判定できる。本発明によれば、負荷変動の影響を受けないので、異常を軽微な段階で早期に発見して給電信頼性を高めることができる。
請求項2に係る発明では、複数の分割電極は相互に平行配置されているので、可動部が移動しても、その影響を受けずに異常の有無を判定できる。
請求項3に係る発明では、給電用電極は幅寸法が互いに等しい少なくとも3個の分割電極からなるので、各分割電極と受電用電極との間に形成される少なくとも3個のコンデンサの静電容量が互いに等しくなる。このため、負荷変動に関わらず各分割電極に流れる電流の電流値は略一致し、異常が発生したときだけ電流値が一致しなくなる。したがって、異常判定部は、異常の有無を容易にかつ高精度に判定できる。
請求項4に係る発明では、異常判定部は、位置検知部から可動部の位置情報を受け取り、異常有りと判定したときに位置情報に基づいて異常発生箇所を併せて判定する。したがって、オペレータは、異常発生時に異常発生箇所を特定でき、点検や手入れなどのメンテナンスを容易にかつ効率的に行える。
本発明の第1実施形態の静電結合方式非接触給電装置を適用できる部品実装機の全体構成を示した斜視図である。 一般的な静電結合方式非接触給電装置を模式的に説明する構成図である。 本発明の第1実施形態の静電結合方式非接触給電装置の構成を模式的に示す斜視図である。 第1実施形態の静電結合方式非接触給電装置の機能構成図である。 第1実施形態における正常時の動作および作用を説明する図である。 第1実施形態における電極間への異物混入時の動作および作用を説明する図である。 第2実施形態の静電結合方式非接触給電装置の構成を部分的に説明する図である。
まず、本発明を適用できる部品実装機10について、図1を参考にして説明する。図1は、本発明の第1実施形態の静電結合方式非接触給電装置1を適用できる部品実装機10の全体構成を示した斜視図である。部品実装機10は、基板に多数の部品を実装する装置であり、2セットの同一構造の部品実装ユニットが概ね左右対称に配置されて構成されている。ここでは、図1の右手前側のカバーを取り外した状態の部品実装ユニットを例にして説明する。なお、図中の左奥側から右手前側に向かう部品実装機10の幅方向をX軸方向とし、部品実装機10の長手方向をY軸方向とする。
部品実装機10は、基板搬送装置110、部品供給装置120、2つの部品移載装置130、140などが機台190に組み付けられて構成されている。基板搬送装置110は、部品実装機10の長手方向の中央付近をX軸方向に横断するように配設されている。基板搬送装置110は、図略の搬送コンベアを有しており、基板をX軸方向に搬送する。また、基板搬送装置110は、図略のクランプ装置を有しており、基板を所定の実装作業位置に固定および保持する。部品供給装置120は、部品実装機10の長手方向の前部(図1の左前側)及び後部(図には見えない)に設けられている。部品供給装置120は、複数のカセット式フィーダ121を有し、各フィーダ121にセットされたキャリアテープから2つの部品移載装置130、140に連続的に部品を供給するようになっている。
2つの部品移載装置130、140は、X軸方向およびY軸方向に移動可能ないわゆるXYロボットタイプの装置である。2つの部品移載装置130、140は、部品実装機10の長手方向の前側および後側に、相互に対向するように配設されている。各部品移載装置130、140は、Y軸方向の移動のためのリニアモータ装置150を有している。
リニアモータ装置150は、2つの部品移載装置130、140に共通な軌道部材151および補助レール155と、2つの部品移載装置130、140ごとのリニア可動部153で構成されている。軌道部材151は、本発明の固定部2の一部に相当し、リニア可動部153の移動方向となるY軸方向に延在している。軌道部材151は、リニア可動部153の下側に配置された底面15A、およびリニア可動部153の両側に配置された側面15Bからなり、上方に開口する溝形状になっている。軌道部材151の向かい合う側面15Bの内側には、Y軸方向に沿って複数の磁石152が列設されている。
リニア可動部153は、軌道部材151に移動可能に装架されている。リニア可動部153は、本発明の可動部3に相当し、可動本体部160、X軸レール161、および実装ヘッド170などで構成されている。可動本体部160は、Y軸方向に延在しており、その両側面には軌道部材151の磁石152に対向して推進力を発生する電機子が配設されている。X軸レール161は、可動本体部160からX軸方向に延在している。X軸レール161は、一端162が可動本体部160に結合され、他端163が補助レール155に移動可能に装架されており、可動本体部160と一体的にY軸方向に移動するようになっている。
部品実装ヘッド170は、X軸レール161に装架され、X軸方向に移動するようになっている。部品実装ヘッド170の下端には図略の吸着ノズルが設けられている。吸着ノズルは、負圧を利用して部品供給装置120から部品を吸着採取し、実装作業位置の基板に実装する。X軸レール161上に設けられた図略のボールねじ送り機構は、ボールねじを回転駆動するX軸モータを有しており、部品実装ヘッド170をX軸方向に駆動する。部品実装ヘッド170を動作させるためにリニア可動部153(可動部3)に装備された複数の電装品は、本発明の電気負荷に相当する。なお、リニアモータ装置150の電機子も電気負荷に含まれている。
部品実装機10は、他に、オペレータと情報を交換するための表示設定装置180および、基板や部品を撮像する図略のカメラなどを備えている。
次に、一般的な静電結合方式非接触給電装置1Zについて、図2を参考にして説明する。図2は、一般的な静電結合方式非接触給電装置1Zを模式的に説明する構成図である。図2の左右方向が可動部3の移動方向Fであり、かつ、固定部2側の軌道部材151の延在方向である。また、図2で、軌道部材151の手前側の側面は省略されている。図示されるように、軌道部材151には、2個の給電用電極4X、4Yが配設されている。2個の給電用電極4X、4Yは、帯状の金属製平板で形成されており、かつ互いに同じ形状である。2個の給電用電極4X、4Yは、軌道部材151の底面15A上に離隔しつつ軌道部材151の概ね全長(図2の左右方向の全長)にわたって配設されている。高周波電源回路5は、固定部2側に配設されている。高周波電源回路5は、高周波電力を2個の給電用電極4X、4Yの間に給電する。
また、可動部3には、2個の受電用電極6X、6Yが設けられている。2個の受電用電極6X、6Yは、帯状の金属製平板で形成されており、かつ互いに同じ形状である。2個の受電用電極6X、6Yは、可動部3の概ね全長LZにわたって配設されているが、給電用電極4X、4Yよりも格段に短い。2個の受電用電極6X、6Yは、それぞれ、固定部2側の給電用電極4X、4Yに離隔対向して平行配置される。これにより、給電用電極4X、4Yと受電用電極6X、6Yとの間にそれぞれコンデンサが形成され、静電結合方式の非接触給電が行われる。
また、可動部3には、図略の受電回路および電気負荷が搭載されている。2個の受電用電極6X、6Yは、受電回路の入力側に電気接続され、受電回路の出力側は電気負荷に電気接続されている。受電回路は、受電用電極6X、6Yが受け取った高周波電力を変換して、電気負荷に給電する。
また通常、給電容量および給電効率の向上を図るために、直列共振回路が用いられる。つまり、高周波電源回路5の出力周波数で直列共振が発生するように、高周波電源回路5内または受電回路内に共振用インダクタが挿入接続される。共振用インダクタとして、一般的にはコイルを用いる。共振用インダクタは、給電用電極4X、4Yと受電用電極6X、6Yとで形成されるコンデンサに対して直列接続される。共振用インダクタのインダクタンス値は、直列共振回路の出力周波数におけるインピーダンスの虚数部がゼロになるように定められている。さらに、高周波電源回路5の出力周波数も、共振周波数に一致するように可変に調整される。
一般的な静電結合方式非接触給電装置1Zにおいて、例えば、給電用電極4Xと受電用電極6Xとの間に異物が混入すると、コンデンサの静電容量が変化して、流れる電流が変化する。しかしながら、この電流変化は、可動部3に搭載された電気負荷の負荷変動と区別することが難しい。したがって、従来技術で、異物の混入の異常を早期に検出することは困難である。そこで、本発明では、給電用電極4X、4Yを複数の分割電極に分割し、分流する電流を相互に比較することで異常を早期に検出する。
図3は、本発明の第1実施形態の静電結合方式非接触給電装置1の構成を模式的に示す斜視図である。また、図4は、第1実施形態の静電結合方式非接触給電装置1の機能構成図である。静電結合方式非接触給電装置1は、固定部2側に一対の給電用電極41、42、高周波電源回路5、一対の電流検知比較部71、72、異常判定部8、および表示部9などを備え、可動部3側に一対の受電用電極61、62、受電回路65、エンコーダ67などを備えて構成されている。
一対の給電用電極41、42はそれぞれ、3個の分割電極411〜413、421〜423からなっている。一対の給電用電極41、42は互いに同じ形状であるので、以下では一方の給電用電極41について詳述する。図3に示されるように、給電用電極41を構成する3個の分割電極411〜413は、細帯状の金属製平板で形成されており、かつ可動部3の移動方向と直交する幅寸法が互いに等しくなっている。3個の分割電極411〜413は、可動部3の移動方向Fに延在して相互に離隔絶縁され、平行配置されている。
高周波電源回路5は、固定部2側に配設されている。図4に示されるように、高周波電源回路5の一方の出力端子は、共振用コイル51を経由して3個の分割電極411〜413に並列接続されている。高周波電源回路5の他方の出力端子は、同じインダクタンス値を有する別の共振用コイル52を経由して3個の分割電極421〜423に並列接続されている。高周波電源回路5は、例えば、100kHz〜MHz帯の高周波電力を給電する。高周波電源回路5の出力電圧および出力周波数は調整可能とされており、出力電圧波形として正弦波や矩形波などを例示できる。
一方、可動部3側の一対の受電用電極61、62は、図2に示された電極6X、6Yと同じ形状である。受電用電極61、62はそれぞれ、3個の分割電極411〜413,421〜423と離隔対向配置されている。したがって、受電用電極61と3個の分割電極411〜413との間に3個のコンデンサが形成され、受電用電極62と3個の分割電極421〜423との間にも3個のコンデンサが形成される。合計6個のコンデンサの静電容量C1〜C6は、全て互いに等しくなる。また、合計6個のコンデンサと2個の共振用コイル51、52とにより直列共振回路が構成される。
電流検知比較部71、72は、固定部2側の給電用電極41、42に対してそれぞれ設けられており、互いに同じ構成である。図4に示されるように、一方の電流検知比較部71は、3個の分割電極411〜413と共振用コイル51との間に配設されている。電流検知比較部71は、3個の分割電極411〜413にそれぞれ流れる電流の電流値I1、I2、I3を検知して相互に比較する。
同様に、他方の電流検知比較部72は、3個の分割電極421〜423と共振用コイル52との間に配設されている。電流検知比較部72は、3個の分割電極421〜423にそれぞれ流れる電流の電流値I4、I5、I6を検知して相互に比較する。装置1が良好に給電動作を行っているとき、各電流検知比較部71、72が検知する3つの電流値は互いに等しくなっている。また、一方の電流検知比較部71と他方の電流検知部72とでは、電流の向きは逆になっている。つまり、各電流値I1〜I6には概ね次の関係が成り立つ。
I1≒I2≒I3≒−I4≒−I5≒−I6
電流検知比較部71、72の電流検知手段として、変流器、シャント抵抗、ホール素子などを用いることができる。さらに、電流検知比較部71、72の電流比較手段として、A/D変換器による電流値I1〜I6のディジタル変換、およびCPUによるディジタル演算などを用いることができる。各電流検知比較部71、72は、電流値I1〜I6の比較結果を異常判定部8に出力する。
異常判定部8は、固定部2側に設けられている。異常判定部8は、電流検知比較部71、72の比較結果に基づいて異常の有無を判定する。異常判定部8は、判定した結果を表示部9に出力して、オペレータに提示する。
可動部3には、受電回路65および電気負荷66が搭載されている。受電用電極61、62は、受電回路65の入力端子に電気接続されている。受電回路65の出力端子は、電気負荷66に電気接続されている。受電回路65は、受電用電極61、62が受け取った高周波電力を変換して、電気負荷66に給電する。受電回路65は、電気負荷66の動作電圧仕様に合わせて回路構成されており、例えば、全波整流回路やインバータ回路などで構成できる。
また、可動部3側には、可動部3の現在位置を検知するエンコーダ67が設けられている。エンコーダ67は、固定部2上における可動部3の位置を検知する本発明の位置検知部に相当する。エンコーダ67が検知した位置情報は、異常判定部8に伝送されるようになっている。位置情報の伝送形態は特に制約されず、有線通信や無線通信などを適宜使用できる。なお、エンコーダ67およびその位置情報は、異常判定部8だけでなく、リニアモータ装置150の制御を行う位置制御部に共用されてもよい。
次に、上述のように構成された第1実施形態の静電結合方式非接触給電装置1の動作および作用について説明する。図5は、第1実施形態における正常時の動作および作用を説明する図である。また、図6は、第1実施形態における電極間への異物BX混入時の動作および作用を説明する図である。図5および図6では、一方の給電用電極41、受電用電極61、および電流検知比較部71を例示しており、他方42、62,72でも動作および作用は同様である。
図5で、非接触給電装置1が正常に動作していると、白抜き矢印Fで示されるように可動部2の受電用電極61が移動しても、3個の分割電極41と受電用電極61との離隔距離が一定に保たれる。したがって、3個の静電容量C1〜C3が一定で互いに等しく保たれ、3個の電流値I1〜I3も互いに等しくなる(I1=I2=I3)。このとき、可動部3の電気負荷66で負荷変動が発生すると、電流値I1〜I3の大きさは変化するが、互いに等しいことに変わりはない。したがって、これを検知した電流検知比較部71は、正常を意味する「I1=I2=I3」の比較結果を異常判定部8に出力する。異常判定部8は、両方の電流検知比較部71、72から正常を意味する比較結果を受け取り、表示部9で「正常」に相当する表示を行う。
これに対して、図6では、図中の奥側の分割電極413の上面に異物BXが混入している。可動部2が移動しても、受電用電極61が異物BXから離れている間は、3個の電流値I1〜I3は互いに等しい(I1=I2=I3)。受電用電極61が異物BXの上方にさしかかると、分割電極413と受電用電極61との間に形成されるコンデンサの電極間に異物BXが介在する。これにより、静電容量C3が変化して、分割電極413に流れる電流が電流値I3から電流値I3Xに変化する。また、他の分割電極411、412の静電容量C1、C2や電流値I1、I2は著変しない。つまり、電流値I3Xは、電流値I1、I2とは異なる。したがって、これを検知した電流検知比較部71は、異常を意味する「I1=I2≠I3」の比較結果を異常判定部8に出力する。
異常判定部8は、両方の電流検知比較部71、72から受け取った比較結果のうち一方でも異常を意味するものがあれば異常と判定して、表示部9で「異常」に相当する表示を行う。さらに、異常判定部8は、異常が発生したときにエンコーダ67から位置情報を受け取って異常発生個所を判定し、表示部9で表示する。図6では、受電用電極61が異物BXの上方にさしかかった位置を異常発生個所と判定する。オペレータは、表示部9を視認することで異常の発生を知り、異常発生個所を確認できる。したがって、オペレータは、容易に異物BXを見つけて除去し、装置1を正常状態に復帰できる。
また、異物BXの混入以外の異常として、局部的な電極間距離の変動、および電極表面の絶縁層の剥離を例示できる。これらの異常は、例えば、経年使用時の機械的なストレスの繰り返しによる疲労変形や、熱的なストレスの繰り返しによる絶縁層の変質や脆化などによって生じ得る。いろいろな異常の種類を考慮すると、静電容量C1〜C6の増加と減少の両方の場合が考えられ、電流値I1〜I6も増加と減少の両方の場合が考えられる。本第1実施形態では、電流値I1〜I6が増加または減少する異常の種類を問わずに判定できる。
第1実施形態の静電結合方式非接触給電装置1では、電流検知比較部71、72の比較結果に基づいて異常判定部8は、異物の混入の有無やその他に起因する異常を容易に判定できる。特に、可動部3の電気負荷66の負荷変動の影響を受けないので、異常を軽微な段階で早期に発見して給電信頼性を高めることができる。
また給電用電極41、42はそれぞれ、幅寸法が互いに等しい3個の分割電極411〜413、421〜423からなっている。このため、負荷変動に関わらず3個の分割電極411〜413、421〜423に流れる電流の電流値I1〜I3、I4〜I6は互いに略一致し、異常が発生したときだけ電流値I1〜I3、I4〜I6が一致しなくなる。したがって、異常判定部8は、異常の有無を容易にかつ高精度に判定できる。
さらに、異常判定部8は、異常が発生したときにエンコーダ67から位置情報を受け取って異常発生個所を判定し、表示部9で表示する。したがって、オペレータは、異常発生時に異常発生箇所を特定でき、点検や手入れなどのメンテナンスを容易にかつ効率的に行える。
次に、第2実施形態の静電結合方式非接触給電装置について、第1実施形態と異なる点を主に説明する。図7は、第2実施形態の静電結合方式非接触給電装置の構成を部分的に説明する図である。第2実施形態では、固定部の給電用電極43を構成する分割電極431〜433の構成が異なっている。
図7に示されるように、給電用電極43は3個の分割電極431〜433からなり、分割電極431〜433の形状が互いに異なっている。すなわち、離隔平行する中央の分割電極432の幅寸法は、両側の分割電極431、433の幅寸法の略2倍になっている。このため、中央の分割電極432と受電用電極61とで形成されるコンデンサの静電容量C8は、両側の分割電極431、433と受電用電極61とで形成されるコンデンサの静電容量C7、C9の略2倍になる。また、各分割電極431〜433に流れる電流の電流値I7〜I9は、静電容量C7〜C9に比例する。
したがって、電流検知比較部73は、各電流値I7〜I9を検知し、両側の電流値I7、I9を2倍して中央の電流値I8と比較する。つまり、異常判定部8は、次式が成立しているときに正常と判定し、成立していないときに異常と判定する。
2×I7=I8=2×I9
第2実施形態における動作、作用、および効果は、第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。
なお、複数の分割電極の分割数や幅寸法の比は、第1および第2実施形態に限定されず、適宜設計できる。例えば、幅寸法が互いに等しい2個の分割電極を用い、各分割電極の電流値が互いに一致しているときに正常と判定することができる。この場合、電流値が互いに異なれば異常と判定でき、どちらの分割電極に異常が発生しているかまでは特定できない。また、給電用電極(分割電極)や受電用電極は金属製に限定されず、導電性高分子で形成されたプラスチック電極や樹脂製芯体の表面に金属皮膜を形成した電極などを用いてもよい。さらに、給電用電極を分割せずに受電用電極を分割して、可動部側に電流検知比較部を設ける別法も技術的には可能である。しかしながら、この別法では、可動部の構成部品点数が増加して重量化し、可動部側の消費電力も増加するので、必ずしも賢明とは言えない。本発明は、その他にも様々な変形や応用が可能である。
本発明の静電結合方式非接触給電装置は、部品実装機を始めとする基板用作業機器に限定されるものでなく、可動部を有して非接触給電を必要とする他の業種の産業用機器にも広く利用できる。さらには、走行中の電車に対してパンタグラフなどを用いずに非接触給電する用途や、走行中の電気自動車に対して路面から非接触給電する用途などにも利用可能である。
1、1Z:静電結合方式非接触給電装置
2:固定部 3:可動部
41、42、43、4X、4Y:給電用電極、
411〜413、421〜423、431〜433:分割電極
5:高周波電源回路 51、52:共振用コイル
61、62、6X、6Y:受電用電極
65:受電回路 66:電気負荷
67:エンコーダ(位置検知部)
71、72、73:電流検知比較部
8:異常判定部
9:表示部
10:部品実装機
110:基板搬送装置 120:部品供給装置
130、140:部品移載装置
150:リニアモータ装置 151:軌道部材
160:可動本体部 161:X軸レール
170:実装ヘッド 190:機台

Claims (4)

  1. 固定部に設けられた給電用電極と、
    前記給電用電極に高周波電力を給電する高周波電源回路と、
    前記固定部に移動可能に装架された可動部に設けられ、前記給電用電極に離隔対向して非接触で高周波電力を受け取る受電用電極と、
    前記受電用電極が受け取った高周波電力を変換して前記可動部上の電気負荷に給電する受電回路と、を備えた静電結合方式非接触給電装置であって、
    前記給電用電極は、前記可動部の移動方向に延在し相互に並べて配置された複数の分割電極からなり、
    各前記分割電極に流れる電流の電流値をそれぞれ検知して相互に比較する電流検知比較部と、
    前記電流検知比較部の比較結果に基づいて異常の有無を判定する異常判定部と、をさらに備えた静電結合方式非接触給電装置。
  2. 請求項1において、前記複数の分割電極は相互に平行配置されている静電結合方式非接触給電装置。
  3. 請求項2において、
    前記給電用電極は、前記可動部の移動方向と直交する幅寸法が互いに等しい少なくとも3個の分割電極からなり、
    前記異常判定部は、前記電流検知比較部で検知された各前記分割電極に流れる電流の電流値が相互に概ね一致しているときに異常無しと判定し、一致していないときに異常有りと判定する静電結合方式非接触給電装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、
    前記異常判定部は、前記固定部上における前記可動部の位置を検知する位置検知部から前記可動部の位置情報を受け取り、前記電流検知比較部の比較結果に基づいて異常有りと判定したときに、前記位置情報に基づいて異常発生箇所を併せて判定する静電結合方式非接触給電装置。
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