JP6086458B2 - 車輪付き車両の浮揚力を増加させるための装置及び方法 - Google Patents

車輪付き車両の浮揚力を増加させるための装置及び方法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、参照により本明細書にそれぞれ組み込まれている、2012年5月25日付出願の米国仮特許出願第61/688,944号及び2013年1月10日付出願の第61/751,197号の優先権を主張する。
[0002]一般に、車両は1つの特定のタイプの地形上を走行するように設計されており、1つのタイプの地形上を走行するように構成された車両を第2のタイプの地形上で使用するために変換させる実際的な解決法はほとんど知られていない。さらに、車両を適合させる既存のシステムは、車両部品の取外し及び交換、又は車両設計の広範囲に及ぶ再構成を伴うことが多い。
[0003]例として、雪氷上を走行するための自転車の能力を向上させるデバイスについて記載している特許文献として、例えば、本明細書と矛盾しない範囲で参照により本明細書にそれぞれ組み込まれている、米国特許出願公開第2002/0063402号及び第2002/0153677号、並びに米国特許第556,350号、564,306号、650,171号、773,959号、3,561,777号、及び6,626,441号が挙げられる。
[0004]本装置及び方法は、多孔面、流体面、又は軟質面上における車輪付き車両の浮揚力を増加させる。装置は一般に、車両が横断可能な地形を広げ、多様な地勢を移動することに関連する障害を減らす役割を果たす車輪付き車両のための付属品である。本明細書に記載の装置は、一般に、スキーと、装置を車両の1つ又は複数の前タイヤ及び/又は後タイヤに対して取り付け及び取外し可能にするタイヤ結合システムとを備え、装置は種々のタイヤ幅に対応するように調節可能であり得る。装置は一般に軽量で、十分に収容且つ走行するように構成される。例えば、一部の実施形態では、例えば、装置はバイクラックとして使用可能な構成において装置を車両フレーム上に収容することができ、又はバックパック内若しくはバックパック上で持ち運ぶことができる。装置を利用するために車両を修正する必要はない。特に、装置を取り付けるために車両の車輪を取り外す必要がない。
[0005]一実施形態においては、開示された装置及び方法により、サイクリストが、動きが取れなくならずに、容易且つ迅速に雪の中で自転車を押すことができ、又は自転車に乗ることができ、小雪又は大雪の中でクロスカントリーに乗ることができ、良好な制御により、本装置のない自転車を運転するのに必要な労力を少なくして、雪の積もった斜面でダウンヒルアドベンチャを行うことができる。迅速なライド、ツーリング、レース、運動又はダウンヒルスポーツのいずれにしても、本装置は、移動、操作、及び楽しみのための方策を提供する。
[0006]一態様では、車輪付き車両の浮揚力を増加させるための装置が、車輪付き車両の少なくとも1つのタイヤ又は車輪の下に配置されるスキーと、一対のL字形ブーツとを備える。各L字形ブーツは、スキーに直接又は間接的に固定された底壁及び底壁に略垂直な側壁を有する。L字形ブーツの側壁は、車輪付き車両のタイヤ又は車輪を横方向に拘束するように構成される。加えて、装置は、一対のL字形ブーツを互いに接続して装置の剛性を高め、車輪付き車両のタイヤ又は車輪を回転拘束するための少なくとも1つのタイヤブロックピンを備える。
[0007]一態様では、車輪付き車両の浮揚力を増加させるための装置が、車輪付き車両の少なくとも1つのタイヤ又は車輪の下に配置されるスキーと、一対のL字形ブーツとを備える。各L字形ブーツは、スキーに直接又は間接的に固定された底壁及び底壁に略垂直な側壁で形成される。L字形ブーツの側壁は、車輪付き車両のタイヤ又は車輪を横方向に拘束するように構成される。加えて、装置は、車輪を固定し、車輪付き車両のタイヤ又は車輪を回転拘束するための、スキー上に配置された一対のタイダウンを備える。
[0008]一態様では、車輪付き車両の浮揚力を増加させるための装置が、車輪付き車両の少なくとも1つのタイヤ又は車輪の下に配置されるスキーと、スキーに直接又は間接的に固定された底壁及び底壁に略垂直な2つの側壁を備えた一体構造を有するブーツとを備える。側壁は、車輪付き車両のタイヤ又は車輪を横方向に拘束するように構成される。加えて、装置は、側壁を互いに接続して装置の剛性を高め、車輪付き車両のタイヤ又は車輪を回転拘束するための少なくとも1つのタイヤブロックピンを備える。
[0009]一般に、装置が取り付けられた車輪は、車輪付き車両を駆動するように回転しない。例えば、装置が取り付けられた車輪は、略一定のブレーキ圧を加えるデバイスにより回転が防止されていてもよい。車輪に装置が取り付けられているときに、車輪がロックされてもよい。装置が前輪に取り付けられているが後輪には取り付けられていないときには、後輪をロックする必要はなく、後輪を通常の機能で、例えば、車両を進ませるために使用することができる。略一定のブレーキ圧を加えるためのデバイスは、例えば、車輪付き車両のブレーキレバーを連続作動させるためのブレーキレバーバンド、及び/又は車輪付き車両のフレーム部品に対して車輪付き車両の車輪をロックするためのブレーキブロックであってもよい。或いは、タイヤ又は車輪の上部及び車両フレームの周りに、例えば「8の字形」に巻き付けられたストラップにより、車輪付き車両の車輪を車輪付き車両のフレーム部品にロックすることができる。一実施形態においては、ストラップが、ベルクロ、ゴム、ウェビング、ナイロン、及びこれらの組合せから選択される材料を含むことができる。別の実施形態では、ブレーキブロックが、タイヤがタイヤフォークを通して回転するタイヤの上面と車両フレームとの間に配置されてもよい。
[0010]一実施形態においては、L字形ブーツの側壁が、L字形ブーツの底壁にヒンジ留めされて、ブーツ又は装置の略平坦な収容を容易にすることができる。
[0011]一実施形態においては、L字形ブーツの側壁が、湾曲した上縁部を有することができる。
[0012]一実施形態においては、L字形ブーツの側壁が、互いに向かってわずかに内側に曲げられて、車輪付き車両のタイヤをより良好に固定することができる。
[0013]一般的に、タイヤとL字形ブーツの側壁とは直接接触し、L字形ブーツの側壁間の距離は、種々の大きさ(例えば幅)のタイヤに対応するように調節可能である。例えば、L字形ブーツの側壁間の距離は、1インチ〜18インチ、又は1インチ〜12インチ、又は1インチ〜6インチから選択された範囲内で調節可能であり得る。
[0014]一実施形態においては、少なくとも1つのタイヤブロックピンが、一対のL字形ブーツの遠位端部に配置される。
[0015]一実施形態においては、装置が、雪の下り坂で装置を紛失する可能性、又はスキーが車輪から意図せず分離する可能性に対して保護する1つ又は複数のデバイスをさらに備える。ストラップが、例えば、L字形ブーツの切開された切欠きの各縁部に巻き付けられ、ブーツ内に置かれるときにタイヤにかぶせられて、使用中に車輪がブーツから分離しないさらなる安全性を提供する。
[0016]一実施形態においては、2つのL字形ブーツを、場合によってタイヤブロックピンを備える、単体の一体型ユニットとして製造することができる。一体型ブーツは、炭素繊維用の金型、硬質プラスチック射出成形金型、又は他の成形材料を使用して作製されてもよい。
[0017]一実施形態においては、2つのブーツを単一のスキー上に配置させ、ブーツを互いからある距離だけ離間させて車両のタイヤ又は車両の間隔に対応させることができる。この構成では、単一のスキー上で装置に取り付けられた車両の車輪は、互いに独立して作用することができない。
[0018]一実施形態においては、装置は、L字形ブーツの底壁をスキーに固定するための少なくとも1つの取付ブラケットをさらに備える。取付ブラケットは、例えば、複数の取付孔を有して、L字形ブーツの側壁間の間隔を、1インチ〜18インチから選択された幅及び16インチ〜3フィートから選択されたタイヤ径を有するタイヤに対応するように調節可能にすることができる。別の実施形態では、取付ブラケットが複数の取付孔を有し、タイヤブロックピンが、L字形ブーツの側壁間の間隔を、1インチ以上、3インチ以上、6インチ以上、12インチ以上、16インチ以上、18インチ以上、20インチ以上、24インチ以上、又は36インチ以上の幅を有するタイヤに対応するように調節可能にするのに十分な長さを有する。
[0019]一部の実施形態では、車輪付き車両の浮揚力を増加させるための装置がモジュール式である。例えば、装置は、調節可能なタイヤブロックピン、調節可能な取付ブラケット、又は両方を含むことができる。一実施形態においては、タイヤブロックピンの長さが、L字形ブーツの側壁間の距離に対応するように調節可能である。例えば、タイヤブロックピンの長さは、1インチ〜36インチ、1インチ〜18インチ、1インチ〜12インチ、1インチ〜6インチ、又は1インチ〜3インチから選択された範囲内で調節可能であり得る。
[0020]一実施形態においては、スキーが、車輪付き車両のタイヤ又は車輪がスキーの真下の地面に接触することを防止する連続した面を備える。スキーは、一部の実施形態では、木材、鋼、アルミニウム、チタン、炭素繊維、及びこれらの組合せからなる群から選択された材料から作製された芯に積層された上部シートを備える。さらに、スキーは、スキーの周囲に沿った金属エッジ、及び/又は凹状ランナを備えることができ、ランナは、2つの点が地面に対向するように、スキーの横寸法に沿って略凹状の横断面形状を有する。
[0021]一実施形態においては、装置が、車輪付き車両の車輪をスキーに固定するための1つ又は複数のストラップをさらに備える。例えば、1つ又は複数のストラップを、L字形ブーツの側壁に固定することができる。さらに、1つ又は複数のストラップを、スキー上に配置された1つ又は複数のタイダウンに固定することができる。一実施形態においては、タイダウンとして、締結レバー及びレバーロック機構が挙げられる。他の実施形態では、タイダウンとして、クリート、リング、U字形ボルト、クランプ、ラチェット、Boa(登録商標)システム、及びこれらの組合せが挙げられる。タイダウンを、木材、アルミニウム、銅、真鍮、鋼、チタン、金属、金属合金、プラスチック、炭素繊維、ポリマー、及びこれらの組合せからなる群から選択された材料から作製することができる。
[0022]スキー、取付ブラケット、L字形ブーツ、及びタイヤブロックピンの1つ又は複数を、木材、アルミニウム、銅、真鍮、鋼、チタン、金属、金属合金、プラスチック、炭素繊維、ポリマー、及びこれらの組合せからなる群から選択された材料から作製することができる。
[0023]一実施形態においては、装置を1〜6個の車輪を有する車輪付き車両と共に使用することができ、装置を、前タイヤ、後タイヤ、又は前タイヤ及び後タイヤの両方に取り付けることができる。装置と共に使用するための例示的な車輪付き車両としては、限定されないが、一輪車、自転車、三輪車、ダートバイク、自動車、トラック、全地形型車両、自動二輪車、及びスクータからなる群から選択されたものが挙げられる。自転車は、例えば、マウンテンバイク、ロードバイク、クロスバイク、ファットバイク、スノーバイク、クルーザバイクであり得る。
[0024]一態様では、車輪付き車両の浮揚力を増加させるための装置を使用する方法が、車輪付き車両の少なくとも1つのタイヤ又は車輪の下に配置されるスキーと、一対のL字形ブーツであって、スキーに直接又は間接的に固定された底壁及び底壁に略垂直な側壁をそれぞれ有し、L字形ブーツの側壁が、車輪付き車両のタイヤ又は車輪を横方向に拘束するように構成されたL字形ブーツと、一対のL字形ブーツを互いに接続して装置の剛性を高め、車輪付き車両のタイヤ又は車輪を回転拘束するための少なくとも1つのタイヤブロックピンとを備える装置を用意するステップと、装置を車輪付き車両に取り付けるステップと、車輪付き車両を運転するステップとを含む。
[0025]一態様では、車輪付き車両の浮揚力を増加させるための装置を使用する方法が、本明細書で開示されたような装置を用意するステップと、装置を車輪付き車両に取り付けるステップと、車輪付き車両を運転するステップとを含む。
[0026]一実施形態においては、装置が取り付けられた車輪付き車両が、雪、水、砂、プラスチック、金属、ワックス面若しくは潤滑面、又はこれらの組合せの上で運転される。
装置の一実施形態による、例示的な装置の一部の側面図及び端面図である。 装置の複数の実施形態による、例示的なL字形ブーツ及びタイヤブロックピンを示す図である。 装置の一実施形態による、取付ブラケットの例示的な上面図である。 装置の一実施形態による、自転車のハンドルバー上で略一定のブレーキ圧をブレーキレバーに加えるための例示的なデバイスの上面図である。 装置の複数の実施形態による、例示的なストラップを使用して装置に固定された車輪の側面図である。 装置の複数の実施形態による、前輪及び後輪のそれぞれに装置が固定された自転車の側面図であり、車輪付き車両の車輪を車輪付き車両のフレーム部品にロックするための1つ又は複数のブレーキブロックによって、車輪の回転が防止される様子を示す図ある。 装置の一実施形態による、例示的な、調節可能な取付ブラケットを示す図である 装置の複数の実施形態による、例示的な、調節可能なタイヤブロックピンを示す図である。 装置の一実施形態による、例示的なヒンジ留めL字形ブーツを示す図である。 装置の一実施形態による、車輪を固定するための例示的なタイダウンを示す図である。 図10に示すタイダウンの追加の特徴を示す図である。 一実施形態による、分割構成を有する例示的な装置を示す図である。 装置の一実施形態による、取付ブラケットの例示的な上面図である。
[0039]一般に、本明細書で使用される用語及び語句は、当業者に公知の標準的なテキスト、定期刊行物の参考文献及び文脈を参照することにより見出される、当技術分野で認識される意味を有する。以下の定義は、この説明の文脈における特定の使用を明らかにするために提供される。
[0040]「装置」は、動作可能に接続されて1つ又は複数の所望の機能を生じさせる部品の組合せである。
[0041]「部品」は、装置の個々の部分を指すために広く使用される。
[0042]「モジュール式」は、複数のユニット又は部品から構成された物体を指す。モジュール式装置は、例えば、複数の部品に分解可能な装置である。
[0043]「整合」は、本明細書において、面若しくは物体の相対配置又は相対位置を指すために使用される。例えば、L字形ブーツは、ブーツ間の間隙がブーツの縦軸に沿った不変の分離距離であるときに、互いに整合している。
[0044]「略静止した」は、最初の開始位置に対して5%未満、又は3%未満、又は1%未満回転する物体を指す。一実施形態においては、略静止した車輪が約5%未満又は約18度未満回転する。
[0045]「略一定」は、理想の終点に対してのずれが約5%未満であることを意味する。例えば、略一定のブレーキ圧は、物体の移動が全く作用しないことを確実にする圧力の約5%以内の圧力である。
[0046]「ポリマー」は、共有化学結合又は1つ若しくは複数のモノマーの重合生成物により接続された反復構造単位から構成された、しばしば高分子量を特徴とする高分子を指す。ポリマーという用語は、ホモポリマー、又は基本的に単一の反復モノマーサブユニットからなるポリマーを含む。ポリマーという用語は又、コポリマー、若しくは基本的に、ランダムコポリマー、ブロックコポリマー、交互コポリマー、セグメントコポリマー、グラフトコポリマー、テーパコポリマー及びその他のコポリマー等の、2つ以上のモノマーサブユニットからなるポリマーを含む。有用なポリマーとしては、非晶質、半非晶質、結晶又は部分結晶状態であり得る有機ポリマー又は無機ポリマーが挙げられる。モノマー鎖を結合した架橋ポリマーが、一部の適用に特に有用である。本明細書に記載の装置及び部品に使用可能なポリマーとしては、限定されないが、プラスチック、エラストマー、熱可塑性エラストマー、弾塑性物質、熱可塑性物質、及びアクリレートが挙げられる。
[0047]「連続した(contiguous)」は、切れ目なく全体を通して接触している、若しくは接続されている材料又は層を指す。連続した物体は、一体構造の物体であり得る。一実施形態においては、連続したスキーは、タイヤ又は車輪がスキー真下の地面に接触できるようにする孔を内部に有していない。
[0048]「単体の」は、単一の部品又は分割されない全体として形成された物体を指す。
[0049]「直接及び間接的に」という用語は、1つの部品の別の部品に対する作用若しくは物理的位置、又は1つの装置の別の装置に対する作用若しくは物理的位置を説明する。例えば、別の部品に「直接」作用するか、又は接触する部品は、中間物の介入なしにそのようになる。逆に、別の部品に「間接的に」作用するか、又は接触する部品は、中間物(例えば第3の部品)を通してそのようになる。
[0050]以下で、車輪付き車両の浮揚力を増加させるための装置及び関連する方法について、図面を参照しながら説明する。
[0051]図1は、一実施形態による、車輪付き車両の浮揚力を増加させるための例示的な装置の一部の側面図(100)及び端面図(102)である。図示した装置の一部は、スキー(図示せず)に直接又は間接的に固定された底壁(E2)と、底壁(E2)に略垂直な側壁(E1)とをそれぞれ含む一対のL字形ブーツ(E)を備える。L字形ブーツの高さ、長さ、及び厚さを製造中に調節して、種々の大きさの車輪に適合させることができる。L字形ブーツ(E)は、アルミニウム、真鍮、鋼、射出成形プラスチック、炭素繊維、及びポリマーからなる群から選択された材料から作製されていてもよい。L字形ブーツ(E)の側壁(E1)は、車輪付き車両のタイヤ又は車輪を横方向に拘束するように構成され、少なくとも1つのタイヤブロックピン(C)が一対のL字形ブーツ(E)を互いに接続して、装置の剛性を高めて、車輪付き車両のタイヤ又は車輪を回転拘束する。一実施形態においては、タイヤブロックピン(C)は、異なるタイヤ幅に対応するために約2インチ〜約5インチの長さであってもよく、例えば、1/4インチのねじ孔を各端部に有する1/2円形素材であってもよい。一部の実施形態では、タイヤブロックピン(C)は、アルミニウム、真鍮、銅、鋼、及びこれらの組合せから構成された群から選択された材料により作製され得る。キャップねじ(D)は、例えば、タイヤブロックピン(C)に嵌合して、タイヤブロックピン(C)をL字形ブーツ(E)に固定する、ステンレス鋼の1/4×1/2インチのねじ付き支柱を有する。L字形ブーツ(E)の側壁(E1)の孔(F、G、H)は、タイヤブロックピン(C)を受けて固定する。L字形ブーツ(E)の前端及び後端の対応する孔(F、G、H)間の距離を含むL字形ブーツ(E)内の孔(F、G、H)の配置は、異なる直径のタイヤに対応するように選択される。より大きい開口又は切開された切欠き(I)が、各L字形ブーツ(E)の側壁(E1)に形成されていてもよい。切開された切欠き(I)は、一次タイヤ取付機構として、タイヤの膨張のための柔軟性及びタイヤとの接触を可能にする。切開された切欠き(I)は又、二次若しくはバックアップ取付機構としての安全綱、ループ、ストラップ、又はつなぎ材として機能する粘着性材料、カミング、又は他の材料のための空間を提供する。
[0052]一実施形態においては、L字形ブーツ(E)の底壁(E2)を、1つ又は複数の取付ブラケット(A)によりスキー(図示せず)に間接的に固定することができる。これについては、図3及び図13をさらに参照して説明する。取付ブラケット(A)は、一実施形態では、3と3/8インチ×1と1/4インチ×3/8インチとすることができ、アルミニウム、真鍮、銅、鋼、及びこれらの組合せからなる群から選択された材料から作製され得る。1つ又は複数のねじ(B)を使用して、取付ブラケット(A)をスキー(図示せず)に固定することができる。
[0053]図2は、装置の複数の実施形態による例示的なL字形ブーツ及びタイヤブロックピンを示す。例えば、タイヤブロックピン(C)は、約1.5インチ〜約3.5インチの雌ねじ管であり、L字形ブーツ(E)が異なるタイヤ幅に対応するよう離間し得るようになっていてもよい。タイヤブロックピン(C)は、孔(F、G、H、H1)の1つでねじ(D)に嵌合して、対向するL字形ブーツ(E)に固定し、且つ適切に離間するように構成される。実施形態においては、L字形ブーツ(E)の側壁(E1h)の高さが約5インチ、L字形ブーツ(E)の底壁(E2w)の幅が約1インチ、及びブーツ全体の長さ(El)が約19.5インチである。側壁(E1)の複数の孔(F、G、H、H1)により、ユーザは、種々の大きさのタイヤについてタイヤブロックピン(C)の配置を調節することができる。L字形ブーツ(E)の底壁(E2)内の長孔(H2)により、ブーツを取付ブラケット、例えば、図1、図3、及び図13の取付ブラケット(A)に固定することができる。
[0054]図3及び図13は、装置の一実施形態による、取付ブラケット(A)の例示的な上面図である。一実施形態においては、取付ブラケット(A)の外幅(Aw1)は1.25インチ、取付ブラケット(A)の内幅(Aw2)は0.536インチである。取付ブラケット(A)は、ねじ付き又はねじなしであり得る孔(J)を有し、この穴は、1つ又は複数のL字形ブーツ(E)(図1)をスキー(図示せず)に取り付けるためのねじ(B)(図1)を受ける。一対の孔(J)を適切に選択することにより、L字形ブーツ(E)間の間隔を、種々の大きさのタイヤに対応するように調節することができる。取付孔(K)は、ステンレス鋼ねじ又は他の固定デバイスを受けて、取付ブラケット(A)をスキー(図示せず)に取り付ける。一実施形態においては、取付孔(K)が、ねじの頭を皿穴に埋めるように傾斜していてもよく、0.4インチ(Ad1)の外径及び0.25インチ(Ad2)の内径を有していてもよい。
[0055]図4は、一実施形態による、例示的なデバイス、例えば上チューブ(2)を有する自転車のハンドルバー402上で、略一定のブレーキ圧をブレーキレバー400に加えて、装置に取り付けられた車輪の回転を防止又は制御するためのブレーキストラップ(N)の上面図である。一実施形態においては、デバイス(N)が、ハンドルバー402及びブレーキレバー400を囲むブレーキストラップである。
[0056]図5は、装置の複数の実施形態による、例示的なストラップ(M、M1)を使用して装置に固定された車輪500の側面図である。図示したように、装置は、一対のL字形ブーツ(E)、取付ブラケット(A)、及びスキー(L)を備える。ストラップ(M、M1)の長さ、幅、及び材料は、異なる幅又はある範囲の幅の車輪に対応するように選択され得る。図5は、車輪500を装置に固定するストラップ(M、M1)のための2つの配置オプションを示す。1つの配置では、ストラップ(M)が、対向するL字形ブーツ(E)の側壁(E1)の外側で、切開された切欠き(I)を通り、且つ車輪500に取り付けられたタイヤ502の下で、車輪500を通るループを形成する。別の配置では、ストラップ(M1)が、L字形ブーツ(E)の側壁(E1)の外側で、切開された切欠き(I)を通って、車輪500の上方でL字形ブーツ(E)とスキー(L)との間にループを形成する。別の配置(図6参照)では、ストラップが、L字形ブーツ(E)の側壁(E1)の外側且つ車輪500の上方で、切開された切欠き(I)を通ることなく、L字形ブーツ(E)とスキー(L)との間(並びに、例えば、取付ブラケット(A)間)にループを形成することができる。
[0057]図6は、前輪及び後輪のそれぞれに装置が固定された自転車600の側面図である。各装置は、取付ブラケット(A)、一対のタイヤブロックピン(C)、及び一対のブレーキストラップ(N)によりスキー(L)に取り付けられた一対のL字形ブーツ(E)を備える。タイヤの壁とL字形ブーツ(E)の内壁との滑り摩擦嵌めに加えて、車輪は、自転車の車輪(1)をフレーム部品(3)にロックするための1つ又は複数のブレーキブロック(O、O1、O2)により、回転が防止される。一実施形態においては、ブレーキブロック(O)は、車輪(1)を、リアシートステイ又は前フォーク脚等の自転車フレームのフレーム部品(3)につなぐ、又は固定するバンド若しくはストラップ(例えば、8の字形ストラップ)である。バンド又はストラップを、例えば、ベルクロ、ナイロンウェビング、ゴム、又はこれらの組合せから作製することができる。一実施形態においては、ブレーキブロック(O1)が、タイヤと、リアシートステイ又はフロントフォークレッグ等の自転車フレームの固定フレーム部品(3)との間に位置するウェッジである。一実施形態においては、ブレーキブロック(O2)が、自転車の固定フレーム部品(3)を受けてしっかりと嵌合するように形成されたリリーフ機能を有する略矩形の物体である。使用時に、ブレーキブロック(O2)が車輪(1)のタイヤとフレーム部品(3)との間に位置して、車輪(1)の回転を防止又は拘束する。ウェッジ又は略矩形の物体として構成されたブレーキブロックを、例えば、ゴム、プラスチック、木材、又はこれらの組合せから作製することができる。
[0058]図7は、一実施形態による、例示的な、調節可能な取付ブラケット(A)を示す。調節可能な取付ブラケット(A)は、調節可能なブーツロッキングピン(R)を取付ブラケット(A)にロックする右左のピンロック(A−1)を備える。右左のピンロック(A−1)は、ばね(P)又はねじ(Q)の作用により開閉する。ばね(P)又はねじ(Q)がピンロック(A−1)を共に押し付けると、調節可能なブーツロッキングピン(R)が孔(J)内に固定される(図3参照)。キャップねじ(B)は、例えば、調節可能なブーツロッキングピン(R)に取り付けられ、L字形ブーツ(E)を調節可能な取付ブラケット(A−1)に直接接続し、ねじが取付孔(K)を通って挿入されるときにスキー(図示せず)に間接的に接続する。ピンロック(A−1)の端面図(A−1−a)及び背面図(A−1−b)が図7に示され、背面図(A−1−b)は、右又は左スライド(A−1−c)の長孔を示す。ピンロック(A−1)を、スライド(A−1−c)の端部に圧力を加えることにより開くことができる。開放力が解除されると、ピンロック(A−1)は、ばね(P)の作用により自動的に閉鎖され、又はねじ(Q)の作用により手動で閉鎖される。
[0059]代替実施形態では、L字形ブーツ間の幅調節が、ブーツの真下の装置に取り付けられた硬質プラスチックバックル、ラチェット型調節装置、又は押しボタンピン機構により達成され得る。例えば、ばね(P)又はねじ(Q)を使用してピンロック(A−1)に力を加える代わりに、各ピンロック(A−1)が、対応するピンロック(A−1)上でラチェットバックルに嵌合する溝付き舌部を有することができ、又は各ピンロック(A−1)が、対応するピンロック(A−1)上で歯付きバックルに嵌合するワイヤゲートを備えた遠位端部のある舌部を有することができる。L字形ブーツ間の幅調節のためのこれらの代替機構は、基本の取付ブラケットの代わりに装置に適用される。これらの機構を、例えば、鋼、アルミニウム、他の金属、プラスチック、及び複合材料からなる群から選択された材料から作製することができる。
[0060]図8は、例示的な、調節可能なタイヤブロックピンを示す。一実施形態においては、調節可能なタイヤブロックピン(S)がねじ切りされている。ピン(S)の雄部(S1)は外側でねじ切りされ、ピン(S)の雌部(S2)は内側でねじ切りされている。雄部及び雌部は共にねじ嵌めされて、種々の大きさのタイヤに対応するようにピン(S)の長さを伸縮させることができる。タイヤブロックピン(S)は2つのL字形ブーツ(E)の側壁間に位置し、ねじ(B)はL字形ブーツ(E)の側壁(E1)外部からピン(S)に取り付けられる。別の実施形態では、調節可能なタイヤブロックピン(T)に歯が付けられ、右左の歯付ピン(Tr、Tl)を反対方向に横に摺動させてピンをロック解除し、種々の大きさのタイヤに対応するように歯を移動させることにより、右左の歯付ピン(Tr、Tl)を調節することができる。タイヤブロックピン(T)は、2つのL字形ブーツ(E)の側壁(E1)間に位置し、ねじ(B)は、L字形ブーツ(E)の側壁(E1)の外側からピン(T)に取り付けられる。さらに別の実施形態では、調節可能なタイヤブロックピン(U)の内部機構を示す切欠き横断面図(Ua)に示すように、調節可能なタイヤブロックピン(U)がばね荷重式であり、押しボタンで作動可能であってもよい。調節可能なタイヤブロックピン(U)は、内側(雄)ばねロックホルダ(U3)及び外側(雌)ばねロックホルダ(U4)内に引張ばね(U6)を備える。引張ばね(U6)の少なくとも一端部は、外側ばねロックホルダ(U4)内の窪みに当接して内側ばねロックホルダ(U3)及び外側ばねロックホルダ(U4)を共にロックする1つ又は複数のロッキング突起を備える。押しボタンピンロッド(U1)は引張ばね(U6)を圧縮する。タイヤブロックピン(U)は、2つのL字形ブーツ(E)の側壁間に位置し、1つのねじ(B)及び1つのねじ付きロックキャップ(U2)が、L字形ブーツ(E)の側壁の外側からピン(U)に取り付けられる。
[0061]図9は、装置の一実施形態による、例示的なヒンジ付L字形ブーツ(V)を示す。各L字形ブーツ(V)は、L字形ブーツの側壁及び底壁を互いに対して、例えば図示した矢印方向に互いに対して旋回させて、保管又は輸送のために平らにできるようするヒンジ(V1)を備える。別の実施形態では、一方のL字形ブーツ(V)がヒンジ(V1)を備え、他方のL字形ブーツが、図1のL字形ブーツ(E)と同様に略隆起している。
[0062]図10は、装置の一実施形態による、車輪を固定するための例示的なタイダウンを示す。図示したように、装置は一対のL字形ブーツ(EE)を備え、これらのL字形ブーツ(EE)は、ピン(図示せず)及びねじ(B)を介して少なくとも1つの取付ブラケット(A)に固定又はヒンジ留めされ、取り付けられ、さらに取付ねじ(図示せず)を介してスキー(L)に取り付けられていてもよい。本実施形態では、タイヤブロックピン(C)はオプションであり、タイヤストラップ(W6、図10参照)と、タイヤストラップ(W6)及びタイダウン(W)を接続するつなぎ材(W1)とが、ブーツ(EE)の前後に位置し且つスキー(L)に取り付けられた一対のタイダウン(W)に固着されるときに、車輪の回転運動が拘束される。タイダウン(W)を、アルミニウム、真鍮、プラスチック、炭素繊維、ポリマー、及びこれらの組合せからなる群から選択された材料から作製することができる。一実施形態においては、タイダウン(W)は、締結レバーピン(W3)の周りを回転可能で、且つ締結レバーロックピン(W4)を介してロック可能な締結レバー(W2)を含むことができる。他の実施形態では、タイダウン(W)は、クリート、カミングデバイス、リング、U字形ボルト、Boa(登録商標)機構、ロッキングウィンチ等であってもよい。
[0063]図11は、図10に示すタイダウンのさらなる特徴を示す。例えば、つなぎ材(W1)は、締結レバー(W2)の一部を形成する締結レバーフック(W5)に取り付けることができる。
[0064]本明細書に記載の装置は、限定されないが、平らなスキー、水路を有するスキー、図11の横断面(Z)により示すような凹状ランナを有するスキー、二重先端を有するスキー、1つ又は複数のロッカ先端を有するスキー、金属縁部を有するスキー、金属縁部のないスキー等を含む種々のタイプのスキー(L)と共に使用することができる。
[0065]図12は、一実施形態による、分割構成を有する例示的な装置を示す。図示した実施形態では、各L字形ブーツ(E)の中心から材料が除去されて、右前半部及び右後半部(EE2)と左前半部及び左後半部(図示せず)とを形成し、車輪500の中心を開いた状態にする。本実施形態の利点は、重量を軽くし、場合によって材料コストを低減させることである。ストラップ(M)は、各半部ブーツ(EE2)の切開された切欠き(I)を通して車輪500を固定する。
(参照による組込み及び変形に関する記述)
[0066]本出願を通じて引用された全ての参考文献、例えば、発行済み若しくは交付済みの特許又は等価物を含む特許文献、特許出願公報、及び、非特許文献、或いは他の資料は、参照により個々に組み込まれるかのように、参照によりその全体が、各参考文献が本出願における開示と少なくとも部分的に矛盾しない範囲で本明細書に組み込まれる(例えば、部分的に矛盾する参考文献は、当該参考文献の部分的に矛盾する部分を除いて、参照により組み込まれる)。
[0067]本明細書において採用されている用語及び表現は、限定するものではなく説明用語として使用されている。そのような用語及び表現を使用する場合に、図示及び記載した特徴の任意の等価物又はその一部を除外することが意図されているのではなく、特許請求される本発明の範囲内で種々の変更が可能であることが認識されよう。したがって、本発明を、好ましい実施形態、例示的実施形態、及び任意選択の特徴により具体的に開示したが、本明細書に開示された概念の変更及び変形が、当業者により用いられてよく、そのような変更及び変形は、添付の特許請求の範囲によって定義されるように本発明の範囲内に含まれると考えられることを理解されたい。本明細書において提供される特定の実施形態は、本発明の有用な実施形態の例であり、本明細書に記載デバイス、デバイス構成要素、及び方法ステップの多数の変形を使用して本発明を実施できることが、当業者に明らかとなるであろう。当業者に明らかとなるように、本方法に有用な方法及びデバイスは、多数の任意選択の組成及び処理要素及びステップを含むことができる。
[0068]置換群が本明細書で開示されるときに、その群の全ての個々の要素及び全てのサブ群は別に開示されることを理解されたい。マルクーシュ群又は他のグループ分けが本明細書で使用されるとき、グループの全ての個々の要素、並びに、グループの可能な全ての組合せ及びサブ組合せは、開示に個々に含まれるものである。
[0069]本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用される場合、単数形「a」、「an」、及び「the」は、文脈において別段の明確な指示がない限り、複数形も含むものであることに注目すべきである。したがって、例えば、「1つの車輪」への言及は、複数のこのような車輪、及び当業者に公知のその等価物等を含む。同様に、「1つの」(「a」又は「an」)、「1つ又は複数の」、及び「少なくとも1つの」という用語は、本明細書で区別なく使用することができる。又、「備える(comprising)」、「含む(including)」、「有する(having)」という用語を互換的に使用できることに注目されたい。「請求項xx〜yyのいずれかに記載の(xx及びyyはクレームの番号を指す)」という表現は、代替形態における複数の従属請求項を提示するものであり、一部の実施形態においては、「請求項xx〜yyのいずれか一項における」という表現と区別されない。
[0070]別段の定義がない限り、本明細書で使用される全ての技術用語及び科学用語は、本発明が属する技術分野の当業者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。本明細書に記載のものに類似した、又はこれに等価な任意の方法及び材料を、本発明の実践又は試験において使用してもよいが、好ましい方法及び材料について説明する。本明細書の内容を、本発明が先行発明のためにこのような開示に先行することができないと認めるものとして、解釈してはならない。
[0071]明細書中に範囲、例えば整数の範囲、温度範囲、時間範囲、組成範囲、又は濃度範囲が与えられるときはいつでも、全ての中間範囲及び部分範囲、並びに与えられるそれらの範囲内に含まれる全ての個々の値が、この開示に含まれるものとする。本明細書で使用される場合、範囲は、その範囲の終点値として与えられた値を特に含む。本明細書で使用される場合、範囲は、その範囲の全ての整数値を特に含む。例えば、1〜100の範囲は1及び100の終点値を特に含む。本明細書の説明に含まれる任意の部分範囲、又は範囲若しくは部分範囲内の個々の値を、本明細書における特許請求の範囲から除外できることが理解されよう。
[0072]本明細書で使用される場合、「備える(comprising)」は、「含む(including)」、「含有する(containing)」、又は「を特徴とする(characterized by)」と同義語であり、これらと互換的に使用することができ、包括的又はオープンエンド型であり、列挙されていない追加の要素又は方法ステップを除外するものではない。本明細書で使用される場合、「からなる(consisting of)」は、請求項の要素において特定されていない任意の要素、ステップ、又は成分を除外するものである。本明細書で使用される場合、「から基本的になる(consisting essentially of)」は、請求項の基本的又は新規な特徴に実質的に影響を及ぼさない材料又はステップを除外するものではない。本明細書の各実例において、「備える」、「から基本的になる」、及び「からなる」という用語のいずれかを、他の2つの用語のどちらかと置き換えることができる。本明細書において例示的に記載した本発明は、本明細書において具体的に開示されていない任意の1つ又は複数の要素、1つ又は複数の拘束がなくても、適切に実践することができる。
[0073]材料及び方法の全ての当技術分野で公知の機能的等価物が、本開示に含まれるものである。採用されている用語及び表現は、限定するものではなく説明用語として使用されている。そのような用語及び表現を使用する場合に、図示及び記載した特徴の任意の等価物又はその一部を除外することが意図されているのではなく、特許請求される本発明の範囲内で種々の変更が可能であることが認識されよう。したがって、本発明を、好ましい実施形態、及び任意選択の特徴により具体的に開示したが、本明細書に開示された概念の変更及び変形が、当業者により用いられてよく、そのような変更及び変形は、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲内に含まれると考えられることを理解されたい。

Claims (20)

  1. 車輪付き車両の浮揚力を増加させるための装置であって、
    前記車輪付き車両の少なくとも1つのタイヤ又は車輪の下に配置されるスキーと、
    一対のL字形ブーツであって、前記スキーに直接又は間接的に固定された底壁及び前記底壁に略垂直な側壁をそれぞれ有し、前記L字形ブーツの前記側壁が、切開された切欠きを備え、当該切開された切欠きが、前記タイヤ又は車輪にかぶせられるストラップを当該切開された切欠きの縁部において受け、前記L字形ブーツの前記側壁が、前記車輪付き車両の前記タイヤ又は車輪を横方向に拘束するように構成されたL字形ブーツと、
    前記一対のL字形ブーツを互いに接続して前記装置の剛性を高め、前記車輪付き車両の前記タイヤ又は車輪を回転拘束するための少なくとも1つのタイヤブロックピンとを備え
    前記少なくとも1つのタイヤブロックピンが、前記L字形ブーツの遠位端部に配置された、装置。
  2. 前記装置がモジュール式である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記スキーが、前記車輪付き車両の前記タイヤ又は車輪が前記スキーの真下の地面に接触するのを防止する連続した面を備える、請求項1に記載の装置。
  4. 前記装置が取り付けられたタイヤ又は車輪が、前記車輪付き車両を駆動するように回転しない、請求項1に記載の装置。
  5. 前記装置が取り付けられたタイヤ又は車輪が、ブレーキ圧を加えるデバイスにより回転防止される、請求項1に記載の装置。
  6. 前記タイヤと前記L字形ブーツの前記側壁とが直接接触する、請求項1に記載の装置。
  7. 前記L字形ブーツの前記側壁間の距離が調節可能である、請求項1に記載の装置。
  8. 前記タイヤブロックピンの長さが、前記L字形ブーツの前記側壁間の距離に対応するように調節可能である、請求項1に記載の装置。
  9. 前記L字形ブーツの前記側壁が、前記L字形ブーツの前記底壁にヒンジ留めされる、請求項1に記載の装置。
  10. 前記L字形ブーツの前記底壁を前記スキーに固定するための少なくとも1つの取付ブラケットをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  11. 前記車輪付き車両のフレーム部品に対して前記車輪付き車両の車輪をロックするためのブレーキブロックをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  12. 前記車輪付き車両のブレーキレバーを連続作動させるためのブレーキレバーバンドをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  13. 前記装置が、前タイヤ若しくは車輪、後タイヤ若しくは車輪、又は前タイヤ若しくは車輪及び後タイヤ若しくは車輪の両方に取り付けられる、請求項1に記載の装置。
  14. 車輪付き車両の浮揚力を増加させるための装置を使用する方法であって、
    請求項1に記載の装置を用意するステップと、
    前記装置を前記車輪付き車両に取り付けるステップと、
    前記車輪付き車両を運転するステップとを含む方法。
  15. 前記装置が取り付けられた前記車輪付き車両が、雪、水、砂、プラスチック、金属、ワックス面若しくは潤滑面、又はこれらの組合せの上で運転される、請求項14に記載の方法。
  16. 車輪付き車両の浮揚力を増加させるための装置であって、
    車輪付き車両の少なくとも1つのタイヤ又は車輪の下に配置されるスキーと、
    前記スキーに直接又は間接的に固定された底壁及び前記底壁に略垂直な2つの側壁を備えた一体構造を有するブーツであって、前記側壁が、切開された切欠きを備え、当該切開された切欠きが、前記タイヤ又は車輪にかぶせられるストラップを当該切開された切欠きの縁部において受け、前記側壁が、前記車輪付き車両の前記タイヤ又は車輪を横方向に拘束するように構成されるブーツと、
    前記側壁を互いに接続して前記装置の剛性を高め、前記車輪付き車両の前記タイヤ又は車輪を回転拘束するための少なくとも1つのタイヤブロックピンとを備え
    前記少なくとも1つのタイヤブロックピンが、前記ブーツの遠位端部に配置された、装置。
  17. 前記スキーが、前記車輪付き車両の前記タイヤ又は車輪が前記スキーの真下の地面に接触するのを防止する連続した面を備える、請求項16に記載の装置。
  18. 前記ブーツの前記底壁を前記スキーに固定するための少なくとも1つの取付ブラケットをさらに備える、請求項16に記載の装置。
  19. 前記取付ブラケットが、前記取付ブラケットを前記スキーに取り付けるために配置された取付孔と、前記ブーツを前記取付ブラケットに取り付けるために配置された孔を備える、請求項18に記載の装置。
  20. 前記取付ブラケットが、前記取付ブラケットを前記スキーに取り付けるために配置された取付孔と、前記ブーツを前記取付ブラケットに取り付けるために配置された孔を備える、請求項10に記載の装置。
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