JP6085163B2 - 古紙圧縮梱包機における省エネ油圧シリンダ装置 - Google Patents

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本発明は古紙圧縮梱包機に使用される省エネ油圧シリンダ装置に関するものである。
特許文献1では、流体の圧力により作動するシリンダー20内のピストンロッド21を中空円筒とし、そのピストンロッド21がシリンダー20より突出する側の端部を円板22により閉塞すると共に、シリンダー20内のピストンロッド21の他端部に鍔状フランジ部を設けてこれをピストン23とし、このピストン23と嵌合するシリンダー20の閉塞端板24より前記ピストンロッド21内に入るロッド25を突設し、このロッド25の端部に前記ピストンロッド21の内面との間をシールするオイルシール26を設ける、液体圧シリンダ装置が開示される。
特許文献2では、シリンダチューブと、前記シリンダチューブの一方の端面を閉塞するように設けられたエンドカバーと、前記シリンダチューブの内周面に対向して摺動する外周面、内部にシリンダ状の中空部を形成する内周面、及び両端面を閉塞する外側カバーと内側カバーとが設けられた中空ロッドと、前記中空ロッドの内周面を摺動する内側ピストンと、一端部が前記内側ピストンに連結され、他端部が前記エンドカバーに連結され、前記内側カバーを密に貫通する内側ロッドと、前記シリンダチューブの内周面、前記エンドカバー、及び前記内側カバーによって囲まれる圧力室である第1圧力室、並びに、前記中空ロッドの内周面、前記外側カバー、及び前記内側ピストンによって囲まれる圧力室である第2圧力室に流体を供給するための第1ポート、前記中空ロッドの内周面、前記内側カバー、及び前記内側ピストンによって囲まれる圧力室である第3圧力室に液体を供給するための第2ポートと、を有してなることを特徴とする流体圧シリンダ装置が開示される。
特許文献3では、油圧シリンダは、複動シリンダ1と単動シリンダ2とを組み合わせてなる。単動シリンダ2の受圧面Aと、複動シリンダ1の受圧面Bとの和を、複動シリンダのもう片方の受圧面Cと等しくしている。高速早送り動作時には、2方向吐出形ポンプ21の吸排口16を単動シリンダ2の油出入口3に通じさせ、吸排口17を複動シリンダの受圧面C側のシリンダ室26に通じさせ、シリンダ室26、27の油出入口11、12間を、開閉弁19を介して直通させる。低速大荷重動作時には、ポンプ21の吸排口16を単動シリンダ2の油出入口3と複動シリンダの油出入口11とに通じさせ、吸排口17をシリンダ室27の油出入口12に通じさせる油圧シリンダ、及び速度切換機能を有する油圧システム、が開示される。
従来の古紙圧縮梱包機用油圧シリンダ装置36は、図8〜図12に示すように、後端部がピストン部37aに構成されるピストンロッド37が、そのピストンロッド37をシリンダ38の前端部38aの前端壁部38a1の開口39より前方に突出し、ピストンロッド37及びピストン部37aがスライド自在にシリンダ38の内径面38c1に挿嵌配備され、シリンダ38内が復動用シリンダ室40と往動用シリンダ室41に区画され、シリンダ38の前端部38aの外径面38c2に前記復動用シリンダ室40と連通する前端出入口42aが、シリンダ38の後端部38bの後端壁部38b1に前記往動用シリンダ室41と連通する後端出入口40bが夫々開設され、それら前端出入口42aと後端出入口42bに油圧回路43が接続されてなるものであった。
特開平6−033909号公報 特開平9−317714号公報 特開2001−153106号公報
前記特許文献1で提案される液体圧シンリンダ装置は、前述のように、中空円筒のピストンロッド21と嵌合するロッド25は無垢体であるからロッド25の外形を有効に活用しているとはいえないものである。
前記特許文献2で提案される流体圧シリンダ装置は、流体圧に圧縮空気を用いるものであるが押し作動の倍力作用を奏するとしても流通系統が一系統であるので、無負荷時に高速、負荷時に低速というように切り替えて作動させることができないものである。
前記特許文献3で提案されるものは、復動シリンダと単動シリンダとを組み合わせるものであるから、機構的に複雑で製造コスト的にも高価になり、実用性に乏しいものである。
従来の古紙圧縮梱包機用油圧シリンダ装置の速度は、受圧面積に反比例するものである。そこで、前記油圧回路43の油圧ポンプは高圧ポンプと低圧ポンプのダブルポンプを配備し、シリンダ押し時の無負荷時(高速早送り時)は、高低圧ポンプの吐出量の全量を流して高速化を図り、負荷時は高圧ポンプの吐出量を流して古紙圧縮梱包作業を行っている。この従来型で無負荷時の高速化には油圧ポンプを高圧ポンプと低圧ポンプのダブルポンプを必要とするものであった。
本発明は、従来の古紙圧縮梱包機用油圧シリンダ装置を改善することにある。すなわち、油圧ポンプを高圧ポンプの一種類化とシリンダ押し時の無負荷時とシリンダ引き時の無負荷時における高速化を図り、古紙圧縮梱包作業能力の増大と省エネ化を図るものである。
シリンダチューブの内部がインナーチューブにより区画され、前記インナーチューブの前端部は、前記シリンダチューブの前端壁部と環状開口部を有して対設され、後端部はシリンダチューブの後端壁部と一体に接続され、そのインナーチューブの管内を前端部側は開口部に開口され、後端部側は後端壁部に接続されて閉鎖され、前記シリンダチューブの内径面と前記インナーチューブの外径面とにより区画される空間に管状のピストンロッドが嵌装され、その後端部に形成されたピストン部の外径面は前記シリンダチューブの内径面に連接され、反対のピストン部の内径面は前記インナーチューブの外径面に連接され、前記管状のピストンロッドは前端部が前記シリンダチューブの前端壁部に設けられる環状開口部から外方へ突出され、前後に全体がスライド自在に設けられると共に内径面が前端閉鎖部により閉鎖され、前記シリンダチューブの後端部に内方のピストン部の後方側に構成される往動用第1シリンダ室に連通する第1出入口と第2出入口とが開設され、前記シリンダチューブの後端部に前記ピストンロッド部の管内に構成される往動用第2シリンダ室に連通する第3出入口が開設され、前記インナーチューブの前端部に内外に貫通する連通孔が開設され、管状のピストンロッドのピストン部の前方側の管状のピストンロッドの内径面とインナーチューブとで区画される連通シリンダ室がインナーチューブを内外に連通して前記往動用第2シリンダ室に連通されて構成され、前記シリンダチューブの前端部に内方のピストン部の前方側であってシリンダチューブの内径面とインナーチューブの外径面の間の空間に構成される復動用シリンダ室に連通する復動用出入口が開設されてなる古紙圧縮梱包機における省エネ油圧シリンダ装置にある。
前記省エネ油圧シリンダ装置は本体上に駆動用の油圧ユニット、加圧板、ホッパー、結束機が配備される古紙圧縮梱包機に配備されてなるものとしてもよいものである。
本発明の実施例の古紙圧縮梱包機における省エネ油圧シリンダ装置は前記のように構成されるから、無負荷時は省エネ油圧シリンダ装置のシリンダチューブはインナーチューブにより内部が区画され、かつそのインナーチューブ外径面との間に管状のピストンロッドが配備されて構成される往動用第1シリンダ室にポンプから吐出される作動油が送り込まれるから小受圧面のため、高速早送りを行うことができる。同じく、復動時と同様の小受圧面の復動用シリンダ室に作動油が送り込まれ、高速早送りを行うことができ、被梱包物の圧縮ストローク時間の短縮を図ることができる。
また、負荷時は、インナーチューブにより内部が区画され、インナーチューブの外径面との間に管状のピストンロッドによりさらに内部が区画され、その外径面とシリンダチューブの内径面との間に配備された往動用第1シリンダ室と管状のピストンロッドの内径面の内側に構成される往動用連通シリンダ室を含む往動用第2シリンダ室とにポンプから吐出される作動油が送り込まれ、低速となって大荷重を支えることができる。
本発明の古紙圧縮梱包機における省エネ油圧シリンダ装置は無負荷高速早送りを可能とする小受圧面と負荷対応の大受圧面を備えるから従来品より高速化効果と省エネ効果がある。
本発明の実施例である省エネ油圧シリンダ装置を示す縦断側面図である。 同じく、その省エネ油圧シリンダ装置の油圧回路図である。 本発明の実施例である省エネ油圧シリンダ装置を配備した古紙圧縮梱包機の概略全体側面図である。 同じく、本発明の実施例である省エネ油圧シリンダ装置の無負荷押し高速作動時を示す縦断側面図である。 同じく、その省エネ油圧シリンダ装置の負荷押し作動時を示す縦断側面図である。 同じく、その省エネ油圧シリンダ装置の引き作動時を示す縦断側面図である。 同じく、その省エネ油圧シリンダ装置の引き作動停止時を示す縦断側面図である。 従来の油圧シリンダ装置を示す縦断側面図である。 同じく、その従来の油圧シリンダ装置の無負荷押し高速作動時を示す縦断側面図である。 同じく、その従来の油圧シリンダ装置の負荷押し作動時を示す縦断側面図である。 同じく、その従来の油圧シリンダ装置の引き作動時を示す縦断側面図である。 同じく、その従来の油圧シリンダ装置の引き作動停止時を示す縦断側面図である。
シリンダチューブの内部がインナーチューブにより区画され、前記インナーチューブの前端部は、前記シリンダチューブの前端壁部と環状開口部を有して対設され、後端部はシリンダチューブの後端壁部と一体に接続され、そのインナーチューブの管内を前端部側は開口部に開口され、後端部側は後端壁部に接続されて閉鎖され、前記シリンダチューブの内径面と前記インナーチューブの外径面とにより区画される空間に管状のピストンロッドが嵌装され、その後端部に形成されたピストン部の外径面は前記シリンダチューブの内径面に連接され、反対のピストン部の内径面は前記インナーチューブの外径面に連接され、前記管状のピストンロッドは前端部が前記シリンダチューブの前端壁部に設けられる環状開口部から外方へ突出され、前後に全体がスライド自在に設けられると共に内径面が前端閉鎖部により閉鎖され、前記シリンダチューブの後端部に内方のピストン部の後方側に構成される往動用第1シリンダ室に連通する第1出入口と第2出入口とが開設され、前記シリンダチューブの後端部に前記ピストンロッド部の管内に構成される往動用第2シリンダ室に連通する第3出入口が開設され、前記インナーチューブの前端部に内外に貫通する連通孔が開設され、管状のピストンロッドのピストン部の前方側の管状のピストンロッドの内径面とインナーチューブとで区画される連通シリンダ室がインナーチューブを内外に連通して前記往動用第2シリンダ室に連通されて構成され、前記シリンダチューブの前端部に内方のピストン部の前方側であってシリンダチューブの内径面とインナーチューブの外径面の間の空間に構成される復動用シリンダ室に連通する復動用出入口が開設されてなる古紙圧縮梱包機における省エネ油圧シリンダ装置。
以下、本発明の古紙圧縮梱包機における省エネ油圧シリンダ装置を図面に示す実施例により説明すると、本発明の実施例の省エネ油圧シリンダ装置1は、シリンダチューブ2の内部がインナーチューブ3により区画される。
前記インナーチューブ3の前端部3aは、シリンダチューブ2の前端部2aの前端壁部2a1と環状開口部7を有して対設し、後端部3bはシリンダチューブ2の後端部2bの後端壁部2b1と一体に接続し、そのインナーチューブ3の管内を前端部3a側は開口部4に開口され、後端部3b側はシリンダチューブ2の後端部2bの後端壁部2bに接続して閉鎖される。
前記シリンダチューブ2の内径面2c1と前記インナーチューブ3の外径面3c2とにより区画される空間に管状のピストンロッド5が嵌装され、その後端部5bに形成されたピストン部6の外径面6aは前記シリンダチューブ2の内径面2c1に連接し、反対のピストン部6の内径面6bは前記インナーチューブ3の外径面3c2に連接している。
前記管状のピストンロッド5の前端部5aは前記シリンダチューブ2の前端部2aの前端壁部2a1に設けられる環状開口部7から外方へスライドして突出自在に設けられると共に内径面5c1が前端閉鎖部5dにより閉鎖される。
前記シリンダチューブ2の後端部2bの外径面2c2において、内方のピストン部6の後方側のシリンダチューブ2の内径面2c1とインナーチューブ3の外径面3c2との間の空間に構成される往動用第1シリンダ室8に連通する往動用第1出入口9と往動用第2出入口10とが開設される。
前記シリンダチューブ2の後端部2bの後端壁部2b1において、ピストンロッド部5の管内に構成される前記往動用第2シリンダ室11に連通する往動用第3出入口12が開設される。
前記インナーチューブ3の前端部3aの内径面3c1と外径面3c2に貫通する連通孔13が開設され、管状のピストンロッド5のピストン部6の前方側の管状のピストンロッド5の内径面5c1とインナーチューブ3の外径面3c2とで区画される連通シリンダ室14が構成され、この連通シリンダ室14は前記往動用第2シリンダ室11に連通して構成される。
前記シリンダチューブ2の前端部2aにおいて、内方のピストン部6の前方側であって、シリンダチューブ2の内径面2c1とインナーチューブ3の外径面3c2の間の空間に構成される復動用シリンダ室15に連通する復動用出入口16が開設される。
前記本発明の実施例の省エネ油圧シリンダ装置1は、実施の一例として図に示す古紙圧縮梱包機17に配備される。
前記古紙圧縮梱包機17は、図示するように、本体18上に、省エネ油圧シリンダ装置1、その駆動用の油圧ユニット19、加圧板20、ホッパー21、結束機の芯22が配備されるものである。
前記省エネ油圧シリンダ装置1のピストンロッド5の前端部5aが加圧板20に連結され、加圧板20はピストンロッド5の作動により前後に移動する。その移動長はSLである。前記加圧板20はホッパー21より落下績重する被梱包物を圧縮し、圧縮体として前方へ送り出す。結束機の芯22の位置で鉄線(図示しない。)を圧縮体の前面に掛け、加圧板20のストロークごとに結束前圧縮体23を成長させ、最後に圧縮体の後面において鉄線(図示しない。)を結束して圧縮梱包品24を完成するものである。
本発明の実施例の省エネ油圧シリンダ装置1は、図に示すように、駆動用の油圧ユニット19の油圧回路25が構成されるものである。
油圧回路25において、第1電磁切換弁26がニュートラル位置及び第2電磁切換弁27が消勢時に、リリーフ弁28を介して電動機29により回転する油圧ポンプ30より吐出された作動油はタンク31に戻されている。前記リリーフ弁28には油圧回路25の最高設定圧力が設定されている。
加圧板20の往動早送り時に、前記第1電磁切換弁26のソレノイド26a及び第2電磁切換弁27のソレノイド27aが付勢されると、作動油はPポートからAポートへ流れて省エネ油圧シリンダ装置1の往動用第2シリンダ室11に流れ込み、ピストンロッド5が前進する。このとき往動用第1シリンダ室8が真空状態になるが、プレフィル弁32を介して作動油がタンク31から必要量吸い込まれ、往動用第1シリンダ室8へ流入する。この加圧板20の前進時に、復動用シリンダ室15の作動油は流出し、第1電磁切換弁26のBポートからTポートを経てタンク31に戻る。
加圧板20の往動大荷重低速時に、ピストンロッド5が前進中にシーケンス弁33の設定圧力に達すると、作動油はA経路にも流れ込み、往動用第1シリンダ室8へ送られる。これにより往動用第2シリンダ室11との和により大荷重低速で前進する。このときプレフィル弁32は閉じている。
加圧板20の復動時に、第3電磁切換弁34のソレノイド34aが付勢されると往動用第1シリンダ室8及び往動用第2シリンダ室11の圧力が抜かれ作動油はタンク31へ少量戻る。第4電磁切換弁35のソレノイド35aが付勢されるとパイロットラインBを通ってプレフィル弁32を開く。前記第1電磁切換弁26のソレノイド26b及び第2電磁切換弁27のソレノイド27aが付勢されと作動油はPポートからBポートへ流れて復動用シリンダ室15に流れ込み、ピストンロッド5が後退し、加圧板20が後退する。
往動用第1シリンダ室8及び往動用第2シリンダ室11の作動油は油圧シリンダ装置1から流出してACDラインを流れ、第1電磁切換弁26のAポートからTポートを経てタンク31に戻るものである。
かくして、圧縮梱包品(1800mm)24をつくるのにピストンロッド5は6回〜8回往復するものである。
本発明の実施例の古紙圧縮梱包機における省エネ油圧シリンダ装置1は前記のように構成されるから、無負荷時は省エネ油圧シリンダ装置1のシリンダチューブ2は内部がインナーチューブ3により区画され、かつその外径面との間に管状のピストンロッド5が配備されて構成される往動用第1シリンダ室8にポンプから吐出される作動油が送り込まれ、小受圧面のため、高速早送りを行うことができる。同じく、復動時に同様の小受圧面の復動用シリンダ室15に作動油が送り込まれ、高速早送りができ、被梱包物の圧縮ストローク時間の短縮を図ることができるものである。
また、負荷時は、インナーチューブ3により内部が区画され、インナーチューブ3の外径面3c2との間に管状のピストンロッド5によりさらに内部が区画され、その外径面5c2とシリンダチューブ2の内径面2c1との間に配備された往動用第1シリンダ室8と管状のピストンロッド5の内径面5cの内側に構成される往動用連通シリンダ室14を含む往動用第2シリンダ室11とにポンプから吐出される作動油が送り込まれ、低速となって大荷重を支えることができる。
本発明の古紙圧縮梱包機における省エネ油圧シリンダ装置は無負荷高速早送りの小受圧面と負荷対応の大受圧面を備えるから従来品より高速化効果と省エネ効果があるものである。
1 本発明の実施例の省エネ油圧シリンダ装置
2 シリンダチューブ
2a 前端部
2a1 前端壁部
2b 後端部
2b1 後端壁部
2c1 内径面
2c2 外径面
3 インナーチューブ
3a 前端部
3b 後端部
3c1 内径面
3c2 外径面
4 開口部
5 ピストンロッド
5a 前端部
5b 後端部
5c1 内径面
5c2 外径面
5d 前端閉鎖部
6 ピストン部
6a 外径面
6b 内径面
7 環状開口部
8 往動用第1シリンダ室
9 往動用第1出入口
10 往動用第2出入口
11 往動用第2シリンダ室
12 往動用第3出入口
13 連通孔
14 連通シリンダ室
15 復動用シリンダ室
16 復動用出入口
17 古紙圧縮梱包機
18 本体
19 油圧ユニット
20 加圧板
21 ホッパー
22 結束機の芯
23 結束前圧縮体
24 圧縮梱包品
25 油圧回路
26 第1電磁切換弁
26a ソレノイド
26b ソレノイド
27 第2電磁切換弁
27a ソレノイド
28 リリーフ弁
29 電動機
30 油圧ポンプ
31 タンク
32 プレフィル弁
33 シーケンス弁
34 第3電磁切換弁
34a ソレノイド
35 第4電磁切換弁
35a ソレノイド
36 従来の古紙圧縮梱包機用油圧シリンダ装置
37 ピストンロッド
37a ピストン部
38 シリンダ
38a 前端部
38a1 前端壁部
38b 後端部
38b1 後端壁部
38c1 内径面
38c2 外径面
39 開口
40 復動用シリンダ室
41 往動用シリンダ室
42a 前端出入口
42b 後端出入口
43 油圧回路

Claims (2)

  1. シリンダチューブの内部がインナーチューブにより区画され、前記インナーチューブの前端部は、前記シリンダチューブの前端壁部と環状開口部を有して対設され、後端部はシリンダチューブの後端壁部と一体に接続され、そのインナーチューブの管内を前端部側は開口部に開口され、後端部側は後端壁部に接続されて閉鎖され、前記シリンダチューブの内径面と前記インナーチューブの外径面とにより区画される空間に管状のピストンロッドが嵌装され、その後端部に形成されたピストン部の外径面は前記シリンダチューブの内径面に連接され、反対のピストン部の内径面は前記インナーチューブの外径面に連接され、前記管状のピストンロッドは前端部が前記シリンダチューブの前端壁部に設けられる環状開口部から外方へ突出され、前後に全体がスライド自在に設けられると共に内径面が前端閉鎖部により閉鎖され、前記シリンダチューブの後端部に内方のピストン部の後方側に構成される往動用第1シリンダ室に連通する第1出入口と第2出入口とが開設され、前記シリンダチューブの後端部に前記ピストンロッド部の管内に構成される往動用第2シリンダ室に連通する第3出入口が開設され、前記インナーチューブの前端部に内外に貫通する連通孔が開設され、管状のピストンロッドのピストン部の前方側の管状のピストンロッドの内径面とインナーチューブとで区画される連通シリンダ室がインナーチューブを内外に連通して前記往動用第2シリンダ室に連通されて構成され、前記シリンダチューブの前端部に内方のピストン部の前方側であってシリンダチューブの内径面とインナーチューブの外径面の間の空間に構成される復動用シリンダ室に連通する復動用出入口が開設されてなる古紙圧縮梱包機における省エネ油圧シリンダ装置。
  2. 省エネ油圧シリンダ装置は本体上に駆動用の油圧ユニット、加圧板、ホッパー、結束機が配備される古紙圧縮梱包機に配備されてなる請求項1の古紙圧縮梱包機における省エネ油圧シリンダ装置。
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