JP6084634B2 - 固定ファスナ - Google Patents

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Description

本発明は、人体内の固定ファスナに関する。より詳細には、インプラントの開口部内におけるファスナヘッドの固定に関する。
骨格および骨組織は、サポートおよび組織をもたらす能力に影響を及ぼし得るさまざまな弱さの影響を受けやすい。骨組織の弱さは、変性疾患、腫瘍、骨折および脱臼を含む多くの原因になり得る。医学および工業技術の進歩が、これらの弱さを軽減または治癒するための複数の装置および技法を医師に提供してきた。
頸椎は、一つには脊椎の小さいサイズおよび隣接する脊椎間の間隔を原因として医師にとって難題であってきた。一般的に、頸椎の弱さは、例えば、一以上の脊椎を結合する装置を使用して矯正される。一般的な装置は、隣接する頸椎を所望の間隔の所望の位置に位置合わせおよび維持するプレートシステムを必要とする。
通常、これらの装置は、骨固定プレートシステムと呼ばれ、一般的に脊椎を互いに固定位置に位置合わせおよび保持するための一以上のプレートおよびねじを含む。初期の装置は、ステンレススチールプレートおよびねじを使用していた。所定位置への固定を維持するために、ねじは、脊椎を完全に貫通して脊柱管内に入る必要があった。これらの装置は、多くの合併症を引き起こし、重大なリスクを伴っていた。ねじを通すために、脊椎にドリルで穴をあけてから穿刺する必要があった。この過程では、器具を脊髄に近接近させるので、外科医側は細心の注意を払わなければならなかった。
骨固定プレートを手術で利用するリスクに加えて、他の合併症も発生した。通常、これらの問題は、金具の緩みおよび不具合によって起こる。プレートの破損、および患者の人体の軟組織内への外れたねじの混入が、二つの一般的な失敗である。ねじの外れは、ねじ山がすり減るのでこの問題が生じることも知られてきたが、一般的には、ねじが骨に十分にひっかからなかったことの結果として起こる。金具の不具合の原因にかかわらず、外科医は、損傷部分を修理または交換する必要があり、望ましくない侵襲的措置が必要となる。
本開示によれば、ファスナを人体内のインプラント内に挿入できる。インプラントは、そこを通してファスナを挿入できる開口部を有する。開口部は、より大きい外形寸法およびより小さい外形寸法を画定する湾曲内部側面を含む。ファスナは、伸長本体、および人体に接続され、インプラントの湾曲内部側面と結合可能な湾曲側面を画定するヘッドを備える。ヘッドは、ヘッドがインプラントと結合したときに、インプラントの湾曲内部側面のより大きい外形寸法に近接する位置で使い捨てできる円周溝、および円周溝内部において部分的に位置を変えて円周溝から延伸してヘッドの最大幅を増大できるサイズに形成されたオープンリングをさらに含む。リングは弾性材料で形成される。リングは、第一の外形寸法を有する第一の圧縮構成から、第一の外形寸法よりも大きい第二の外形寸法を有する第二の弛緩構成に弾性的に拡大できる。リングが溝に取り付けられ、リングが第一の圧縮構成にあるときに、ヘッドは開口部内を通り抜けできる。リングが第二の構成に弾性的に拡大すると、第二の構成におけるリングがそれよりも小さい外形寸法の湾曲内部側面に妨害されるために、ヘッドは開口部から外に出ることができない。
実施形態では、リングは第一の端部および第二の端部をさらに含む。この第一の端部は、溝内に固定できる。第二の端部は、リングを第一の構成から第二の構成に変化するように移動できる。リングは、円周溝内に固定された第一の端部、およびリングの形状を第一の圧縮構成から第二の弛緩構成に変化するように移動できる第二の端部をさらに含む。第二の端部は、リングを第一の圧縮構成に維持するように解放可能に係合できるノッチ、およびヘッドに取り外し可能に接続できるピンを含む。このピンは、ノッチ内に挿入されてノッチに係合してリングを第一の圧縮構成に維持でき、またはノッチから取り外されてノッチを解放してリングを第二の外形寸法に弾性的に拡大できる。
他の実施形態では、ファスナヘッドは多軸ファスナヘッドである。開口部が、骨プレート、骨小腔および人工器官からなる群より選択されたインプラントに形成される。ファスナヘッドは、アクセスポートをさらに含む。このポートを通じて物体を挿入してリングを第一の圧縮構成に維持できる。リングは二つの端部を形成し、その少なくとも一つにはノッチが形成される。ファスナはピンをさらに含む。このピンは、ヘッドおよびノッチと係合し、ピンがヘッドおよびノッチと係合しているときにはリングを圧縮構成に維持できる。
ピンは、ツールと係合してピンをノッチ内に挿入またはそこから取り外しできるピンヘッドをさらに含む。
なおもさらなる実施形態では、リングは、移動可能な第一の端部および第二の端部をさらに含む。第一および第二の端部は、互いに向かって移動してリングの第一の構成を形成でき、そして互いから離れるように移動して解放され、リングの第二の構成を形成できる。リングは第一および第二の端部を形成し、第一の端部は、溶接、ろう付け、接着剤、締まりばめ、および噛み合いフックから選択された方法により溝内に固定される。
さらなる本開示によると、ファスナを人体内のインプラント内に挿入できる。インプラントは、そこを通してファスナを挿入できる開口部を有する。開口部は、開口部の入り口に近接する第一の直径、および開口部内のより遠い第二のより大きい直径を画定する多軸湾曲内部側面を含む。ファスナは、伸長本体、および人体に接続され、インプラントの湾曲内部側面と結合可能な湾曲側面を画定する多軸ヘッドを備える。ヘッドは、ヘッドがインプラントと結合したときにインプラントのより大きい直径の湾曲内部側面に近接する位置で使い捨てできる円周溝、および第一および第二の端部を形成し、円周溝内部において部分的に位置を変えて円周溝から延伸してヘッドの最も広い直径を増大できるサイズに形成されたオープンリングをさらに含む。リングは、第一の外形寸法を有する第一の圧縮構成から、第一の外形寸法よりも大きい第二の外形寸法を有する第二の弛緩構成に弾性的に拡大できる。リングが溝に取り付けられ、リングが第一の圧縮構成にあるときに、ヘッドは第一の直径の部分を通り越して開口部内を通り抜けできる。リングが第二の構成に弾性的に拡大すると、第二の構成におけるリングおよび取り付けられたリングがそれよりも小さい直径の湾曲内部側面に妨害されるために、ヘッドは開口部から外に出ることができない。第一のリング端部は溝内に固定され、第二のリング端部は、リングを第一の構成と第二の構成との間を変化するように移動できる。
本発明のより完全な理解、ならびにそれに伴う利点およびその特徴は、以下の添付図面と併せて考慮するときに、以下の詳細な説明を参照してより容易に理解される。
本開示の取り付けファスナを含むインプラントを描写する。 図1のファスナを描写する上面図である。 図1のファスナを描写する斜視図である。 ファスナの縦の中心を通る、図1のファスナの断面を描写する。 本開示によるリテーニングリングを描写する斜視図である。 図5のリングにフックが付いた代替的な実施形態を描写する。 図5のリングを描写する上面図である。 本開示によるピンを描写する。 図7のピンを描写する斜視図である。 図7のピンを描写する底面図である。 図5のリテーニングリングおよび図7のピンを備えた図1のファスナのアセンブリを描写する。 図10のアセンブリの断面を描写する。 インプラント内に取り付けられた、圧縮構成における図10のアセンブリを描写する。 ピンが取り外されてリングが弛緩構成にある、インプラント内部に固定された図12のアセンブリを描写する。 本開示による、図1のファスナを固定するのに使用可能なリテーニングリングを描写する。 本開示による、図1のファスナを固定するのに使用可能なリテーニングリングを描写する。 本開示による、図1のファスナを固定するのに使用可能なリテーニングリングを描写する。 図15のリテーニングリングが取り付けられた図1のファスナの横断面を描写する。 係合ノッチをその各々が有する二つの移動可能な端部を含む本開示による代替的なリテーニングリングを描写する。 図18のリテーニングリングが取り付けられた図1のファスナの横断面を描写する。
必要に応じて、詳細な実施形態を本明細書に開示する。しかしながら、開示した実施形態が単なる例であり、以下に記述するシステムおよび方法を様々な形態で具体化できることが理解されるべきである。それ故、本明細書に開示する具体的な構造的および機能的な詳細は、限定的には解釈されず、単なる請求項の根拠、および実際上の任意の適切かつ詳細な組織および機能において本主題を様々に利用するように当業者に教示するための代表的な原理である。さらに、本明細書に使用する用語および慣用句は、限定を意図せず、むしろ、概念の理解可能な説明を提供するものである。
本明細書に使用する「a」または「an」という用語は、一つまたは二つ以上として定義される。本明細書に使用する複数形の用語は、二つまたは三つ以上として定義される。本明細書に使用する別の、という用語は、少なくとも第二のまたはそれ以上のものとして定義される。本明細書に使用する「含む」および「有する」という用語は、包含的な用語(すなわち、オープン用語)として定義される。本明細書に使用する「連結された」という用語は、「接続された」として定義される。ただし、必ずしも直接的ではなく、必ずしも機械的ではない接続も含む。
ここで図1を参照すると、本開示のファスナ100が、患者の人体400(図示せず)内のインプラント300にインプラント開口部302を通して接続される。図1に示す例では、インプラント300は、破線の輪郭で概略的に示す生体組織402、404および406の三つの部分に接合している。生体組織は、骨組織または軟組織でもあり得、治るまで強化または位置合わせされた単一の骨、またはインプラント300によって相対的かつ空間的に位置合わせされ維持された脊椎などの多数から成る骨でもあり得る。図1に示す例では、インプラント300はプレートであるが、インプラント300は、治療目的のために人体内に配置された任意の物体でもよいと理解されるべきである。この物体は、例えば、生体組織置換もしくは防御、器具もしくはツール、または自家移植片、同種移植片もしくは異種移植片を含む。安定化プレートの例は、Binderらによる、同一出願人による米国特許第7,963,981号に見ることができる。プレートを示したが、本開示は、その内部にファスナ100を挿入できる開口部302を含むことができる任意のインプラントを意図する。例えば、椎間腔などの骨小腔、および関節表面置換などの人工器官、またはロッドホルダなどを含む関節固定装置を含む。
追加的に図12および図13を参照すると、本開示によるインプラント300は、出口306よりも広い入口304をその各々が有する一以上のインプラント開口部302を含む。テーパまたは湾曲側面308が、入口304と出口306との間に画定される。
図2〜図4を参照するように、ファスナ100は、出口306よりも広い幅を有するファスナヘッド104を含む。ただしこのヘッド104は、以下にさらに説明するように、第一の構成では入口304を通り抜けることができる。ファスナヘッド104は、有利には、開口部302の内側湾曲側面308と相補的な外側テーパまたは湾曲側面108により形成される。このようにして、ファスナ伸長部106が出口306を通り抜けることができ、外側湾曲側面108と内側湾曲側面308とが、嵌め合い形状に位置付くことができる。出口306がファスナ伸長部106の幅よりも広い限り、ファスナ100は、外側湾曲側面108と内側湾曲側面308とのかなりの範囲の相互接触を維持しつつ、開口部302内部を旋回できる。湾曲側面108および308のいずれかまたは両方には、粗いまたはざらざらした表面が備えられ、ファスナ100が堅く締まれば、この表面により特定の適合構成の維持を促進できる。そのようにして、開口部302とファスナヘッド104とは、多軸あわせ面を形成し、ファスナ100をインプラント300に対して任意の広範な角度で固定できる。一実施形態では、ファスナ100は、多軸ねじを形成する。
ファスナ100は、ファスナ100を所望の位置に保つように作用するねじ山110を含む。ねじ山110を図示したが、本開示によれば、ファスナ100が、有利にも、任意の公知のまたは下文に詳しく説明するタイプの伸長部を含むことができると理解されるべきである。例として、円周リング、鬼ボルト、拡大要素、ピボット要素、カム要素、テーパねじ、セルフタッピンねじ、および機械ねじを含む。追加的に含まれるものとして、ツール係合面112があり、これは図示するように内側に配置されてもよいし、ヘッド104の伸長部として外側に形成されてもよい。示す例では、ツール係合面は、六角ソケットである。しかしながら、任意の公知のまたは下文に詳しく説明するツール係合を、有利にも、本開示に従い使用できる。
円周溝114が、ヘッド104の周囲の少なくとも一部を延伸し、アクセスポート116付近において露出する。溝114は、図5および図6に図示するようなリテーニングリング118を受け入れるサイズおよび外形寸法に形成される。以下により完全に説明するように、リテーニングリング118が拡大構成において溝114内に配置されると、ファスナヘッド104の外形寸法を増大するように作用する。取り付けられたリテーニングリング118およびヘッド104が開口部302内に配置されると、アセンブリ118および104が、開口部302から外に出るには過度に大きく、その結果ファスナ100がインプラント300内に固定される。
図5および図6をさらに参照すると、リテーニングリング118は、静止直径を有する第一の弛緩構成、および弛緩構成よりも直径が短い第二の圧縮構成を有するように形成される。リング118の内側周囲に沿って形成された一以上の弱い、狭い、またはより柔軟性のある部分120により、リテーニングリング118を損傷またはそれに過度の変形を与えることなく、ファスナヘッド104上のリング118のアセンブリの、弛緩構成よりも大きい外形寸法への外側への拡大、または弛緩構成から圧縮構成への収縮が容易になる。リテーニングリング118は弾性材料から形成され、またはそれを含み、その弾力性のために圧縮構成から弛緩構成に拡大する。
リテーニングリング118は、固定リング端部122および可動リング端部124をさらに含み、これらは圧縮構成では接近する。固定リング端部122は、溶接、ろう付け、または接着剤を含む任意の公知の手段によって溝114内につなぎ留められるまたは付着することができる。あるいは、固定端部122がリング118の残りの部分よりも大きい外形寸法を有することにより、溝114との締まりばめを形成できる。図5Aに示す別の実施形態では、固定リング端部122を、溝114内の突起(図示せず)と結合できるフックとして形成できる。なおも別の実施形態では、リテーニングリングは、ファスナヘッド104の材料から機械加工される。
固定リング端部122が溝114内に付着すると、可動リング端部124の位置を制御することにより、リング118を圧縮または弛緩できる。本開示の一実施形態では、リング118が溝114内に配置され、リング118のさまざまな部分に圧力を加えることによって、ファスナ104の周りを内側に締め付いてまたは巻き付いて圧縮構成になる。そのような構成では、係合ノッチ126が、ファスナヘッド104のアクセスポート116に位置合わせされ得る。位置合わせされると、リテーニングピン130がアクセスポート116および係合ノッチ126を通して挿入され、それによりリング118を圧縮構成に保つことができる。図10〜図12に示す、組み立てられた、ファスナ100、リング118、およびピン130を、その結果インプラント300に固定できる。
ファスナヘッド104が、例えば、生体組織内に移動した後に、開口部302内に固定されると、ツールを用いてピンヘッド132をつかむことによって、ピン130を取り外すことができる。ツールは、例えば、鉗子またはピンネック134に噛み合うように動作可能なフォーク形の器具(図示せず)である。ピン130が取り外されると、可動リング端部124が、固定リング端部122から離れる方向に自由に動き、その結果リング118は、図13に示すような弛緩構成に拡大できる。組み立てられたファスナヘッド104およびリング118が開口部302内に配置されると、リング118が拡大してリング118の一部が開口部302の湾曲側面308に接近するまたはそれに係合する。
湾曲側面308の直径は、入口304に向かい次第に小さくなる。ファスナヘッド104および取り付けられる圧縮リング118の直径は、入口304を通り抜ける程度に十分に小さい、または入口304を通り抜けるようにさらに圧縮可能である。しかしながら、組み立てられたファスナヘッド104および弛緩リング118の直径は、入口304に近接する小さい直径よりも大きい。それ故、リング118が弛緩構成にあるときには、組み立てられたファスナヘッド104およびリング118は、入口304を後方に通り抜けることができない。このようにして、例えば、ねじ山の付いたファスナ100のねじ山の外れによって、ファスナ100がインプラント300から分離することを防止する。それゆえに、ファスナヘッド104に形成される溝114を、開口部302の最も広い直径に一致させることが有利である。
図7〜図9からわかるように、ピン130にはカム136が備え付けられており、これは係合ノッチ126に接触してリング118を圧縮構成に保つように動作できる。ピン130には、ファスナヘッド104の表面と結合可能な湾曲側面138がさらに備え付けられており、これによりピン130は、回転して係合ノッチ126から解放またはそれに接触できる。有利には、平坦な側面140が、ファスナ100のインプラント300への取り付け中における開口部302との干渉を避けるように提供される。係合ノッチは、ピン130がファスナ100に取り付けられたときに、カム136などのピン130の一部を収容するサイズおよび外形寸法に形成される。
別の実施形態では、湾曲側面308には入口304に傾斜側面310が提供され、これにより、ファスナ100が開口部302内に挿入したときに、リング118が傾斜側面310に係合できる。係合中、リング118は、傾斜側面310と係合することにより、圧縮構成に推進され得る。そしてその結果、ファスナ100および取り付けられたリング118が、開口部302内を通る十分に小さい直径を形成できる。湾曲側面308が広くなると、リング118が弾性的に拡大してより広い直径を形成する。その結果、ファスナ100の開口部302からの望ましくない抜け出しが防止される。リング118の表面と係合するより低い傾斜路上の斜面(図示せず)が、有利には、傾斜側面310と独立してまたはそれと共に提供され、これによりファスナ100の挿入中のリング118の圧縮を容易にできる。
さらなる実施形態における図14〜図17を参照する。図14〜図16に様々な形態150A〜150Cを示すリテーニングリング150は、リテーニングリングプライヤを用いて係合するための開口部を備えた内部リテーニングリングまたはスナップリングの形態を有する。リテーニングリング150は、溝114内に挿入され、リテーニングリング118に関して記述した方法で湾曲側面308に係合する。ファスナヘッド104および/またはインプラント300には、有利には、リテーニングリングプライヤにアクセスするための除去される材料が提供され得る。
本開示によれば、リング118または150と溝114との間の干渉または粘着の程度は、ピン130またはリテーニングリングプライヤによって係合しないときに、リング118および150が弛緩構成に戻ることを妨げない程度である。
本開示のさらなる実施形態による図18および図19を参照すると、リテーニングリング118には、係合ノッチ126Aに提供される可動リング端部124Aを含む二つの可動リング端部を備え付けることができる。この実施形態では、係合ノッチ126と126Aとが重なり合い、そしてファスナヘッド104が開口部302内に位置付けられるまでリング118を圧縮構成に維持するように、ピン130が重なり合うノッチ内に位置付けられる。
リング118および150、ピン130を含むファスナ100の全ての構成部品、ならびにインプラント300は、有利には、人体内の意図した治療作用を実行するような適切な強度および摩耗抵抗を持つ生体適合性材料から形成される。そのような材料の例は、これらに限定されないが、超高分子量ポリエチレンもしくはポリオキシメチレンコポリマなどのポリマ、チタンもしくはニチノールなどの金属、天然材料、骨、自家移植片、同種移植片もしくは異種移植片組織、または複合材料を含む。
リング118は、アクセスポート116に入り、アクセスポート116と位置合わせする方に係合ノッチ126を引く形状の器具(図示せず)によって取り外すことができる。これによりピン130または他の物体を挿入してリング118が真っ直ぐになることまたはその弛緩を防ぐことができる。あるいは、ファスナ100を、回転している間テーパ側面308に押し付けて、リング118を巻き付けて圧縮構成を形成できる。リング150は、リテーニングリングプライヤを用いて取り外すことができる。
前述によれば、本開示は、インプラント内にファスナを保持するための装置および方法を提供する。例えば、特定のインプラント、特に頸前プレートを使用する場合に、本開示の骨ねじロッキング機構の利用は、埋め込み装置の安全性を大いに増大するねじ保持力を提供する。開業医は、埋め込み装置およびファスナを共にロックすることの遥かに大きい確実性を有することができる。本開示のファスナ100ならびにリング118および150を含むロッキング機構は、ねじがプレートにロックされたことの視覚および触覚による確認を提供する。視覚的な確認は、アクセスポート116を通じて観察できるような、ファスナヘッド104と湾曲側面308との間の空き空間を占めるリング118および150の存在に加えて、ピン130の非存在も含む。ピン130が取り外され、リング118が湾曲側面308に対して嵌まり込み、またはリテーニングプライヤがリテーナ150を解放する場合には、聴覚および/または触覚による確認が与えられる。
ファスナ100を使用するために、例えば、場合によりリング端部122および124に係合するツールを使用してリング118を弾性的に曲げることにより、リテーニングリング118をヘッド104における溝114内に取り付ける。リング118は、場合によりツールを使用してリングに圧力を加えることにより圧縮される。また、ピン130を、リテーニングリング係合ノッチ126を通してヘッド104内に取り付けて、可動リング端部124を固定する。インプラント300を、生体組織400に対する所望の箇所に位置付ける。ファスナ伸長部106を開口部302内に通し、開口部の入口304を通り抜けさせ、開口部の出口306における生体組織に接触させる。ねじ山の付いたファスナでは、ファスナ100の回転は、例えば、ツール係合面112に係合するツールによって、鬼ボルトもしくはトグルボルトを備えたファスナを押し込むことにより、または使用するファスナ伸長部106の種類に適切な任意の他の手段により行われる。図14〜図17のリテーニングリングでは、リテーニングリングプライヤを使用してリング118の圧縮構成を維持できる。傾斜または斜面の実施形態では、ファスナ100の挿入力を、リング118を開口部の入口304における溝114内に圧縮するのに十分な力にできる。ファスナ100を固定すると、ヘッド104の外側湾曲側面108は、開口部302の内部湾曲側面308と合わせ接触において位置付けられる。ピン130を使用する場合には、ヘッド104が開口部302内に固定された時点でピン130を取り外す。これによりリング118を解放して開口部の内側湾曲側面308に対して弾性的に拡大し、開口部302内の位置から外に出ないようにヘッド104を固定する。
ファスナ100を取り外すために、ツールを、ファスナアクセスポート116を通り抜けさせ、係合ノッチ126をアクセスポート116に位置合わせして引き込むことができる。これによりピン130をヘッド104に再び取り付けてリング118の圧縮構成を維持できる。次にツールまたは使用するファスナ伸長部106の種類に適切な他の手段を使用してファスナ100を引き出すことができる。図14〜図17の実施形態ではリテーニングリングプライヤを利用できる。他の実施形態のリテーニングリング118には、図14〜図17のそれらと同等の開口部が提供され、これによりリテーニングリングプライヤを使用してリング118を圧縮できることが理解されるべきである。他の実施形態では、十分なねじ外しまたは引き出し力を加えてリング118、特に薄い、非金属の、またはポリマのリテーニングリングを折るように動作させることができる。リテーニングリングを圧縮しまたは折って、挿入時と同様の方法によりファスナ100を引き出すことができる。
別の実施形態では、ファスナ100は、生体組織には接続しないが、インプラント300の一部に接続する。その他の点では、この使用は、前述の説明に類似する。
追加的なファスナおよび/またはより長いファスナが、固定されたインプラントが緩む可能性を減らすために、先行技術に利用されてきた。本開示は、開業医が、埋め込まれたファスナがインプラントとの係合において確実に後方から出ないという、先行技術の方法の代替案を提供する。より長いねじの欠点として、長いねじでは、ねじのひっかかりが大きすぎるため、骨移植片の圧縮に適応するように脊椎が十分に移動できないことがある。従って、脊椎が移動できず、骨移植片の圧縮に順応できない。本開示は、より短いねじを信頼して使用する方法を提供する。この方法では、十分ではあるが、過度ではない脊椎の移動を可能にし、骨移植片の圧縮を維持する。追加的なファスナの欠点は、手術時間の延長、材料費の増大、さらには人体の外傷がある。本開示は、それ故、これらの欠点の減少をもたらす。
本開示は、ファスナの頂部に第二のプレートまたは組織を設置するという代替案をさらに提供する。この案は、手術中に要求されるアセンブリへの追加的な取り付け時間に加えて、追加的な容積および重なり合っている生体組織への望ましくない干渉および刺激も回避する。分厚いインプラントの望ましくない結果の例は、不全失語症および大動脈または大静脈を含み得る隣接組織の損耗を含む。
さらに、本開示は、リング115および150と湾曲側面308との弾性および継続的係合を通じた微小な振動または微動を原因とするファスナの取り外れを防ぐ。
本発明が、前述の本明細書に具体的に示しかつ記述したものに限定されないことを当業者は認識する。さらに、前にそれとは反対のことが言及されていない限り、添付の図面の全てが正確な縮尺ではないことが留意されるべきである。本発明の範囲および本質を逸することなく、前の教示を考慮してさまざまな変更および変化が可能である。
本明細書に引用する全ての参照は、その全体が参照により明確に組み入れられる。さらに、前にそれとは反対のことが言及されていない限り、添付の図面の全てが正確な縮尺ではないことが留意されるべきである。本発明には多くの異なる特徴があり、これらの特徴は、一緒にも別々にも使用できることが考慮される。このように、本発明は、特徴の任意の特定の組み合わせ、または本発明の特定の用途に限定されないようにすべきである。さらに、本発明の本質および範囲内の変化および変更を、本発明に関わる当業者が思いつくことができると理解されるべきである。それゆえに、全ての適切な変更が、本発明のさらなる実施形態として含むことができる本発明の範囲および本質内にある、本明細書に説明される本開示から当業者によって容易に達成できる。

Claims (14)

  1. 人体内のインプラント内に挿入できるファスナであって、前記インプラントがそこを通して前記ファスナを挿入できる開口部を有し、前記開口部がより大きい外形寸法およびより小さい外形寸法を画定する湾曲内部側面を含み、前記ファスナが、
    伸長本体と、
    前記人体に接続され、前記インプラントの前記湾曲内部側面と結合可能な湾曲側面を画定するヘッドであって、円周溝をさらに含むヘッドと、
    前記円周溝内部において部分的に位置を変えて前記円周溝から延伸してそれにより前記ヘッドの最大幅を増大するサイズに形成されたオープンリングと、
    を備えており、
    前記オープンリングが弾性材料で形成されており、第一の外形寸法を有する第一の圧縮構成から、第二の外形寸法を有する第二の弛緩構成に弾性的に拡大でき、
    前記オープンリングが第一の端部および第二の端部をさらに含み、前記第一の端部が前記円周溝内に固定でき、前記第二の端部が、前記オープンリングを前記第一の圧縮構成から前記第二の弛緩構成に変化するように移動でき
    前記ヘッドが、そこを通じて物体を挿入して前記オープンリングを前記第一の圧縮構成に維持できるアクセスポートをさらに含み、
    前記第二の外形寸法が前記第一の外形寸法よりも大きく、
    前記オープンリング前記円周溝に取り付けられ、前記オープンリングが前記第一の圧縮構成にあるときに、前記ヘッドが前記開口部内を通り抜けでき、前記オープンリングが前記第二の弛緩構成に弾性的に拡大すると、前記第二の弛緩構成における前記オープンリングが前記より小さい外形寸法の前記湾曲内部側面に妨害されるために、前記ヘッドが前記開口部から外に出ることができない、ファスナ。
  2. 人体内のインプラント内に挿入できるファスナであって、前記インプラントがそこを通して前記ファスナを挿入できる開口部を有し、前記開口部がより大きい外形寸法およびより小さい外形寸法を画定する湾曲内部側面を含み、前記ファスナが、
    伸長本体と、
    前記人体に接続され、前記インプラントの前記湾曲内部側面と結合可能な湾曲側面を画定するヘッドであって、円周溝をさらに含むヘッドと、
    前記円周溝内部において部分的に位置を変えて前記円周溝から延伸してそれにより前記ヘッドの最大幅を増大するサイズに形成されたオープンリングと、
    を備えており、
    前記オープンリングが弾性材料で形成されており、第一の外形寸法を有する第一の圧縮構成から、第二の外形寸法を有する第二の弛緩構成に弾性的に拡大でき、
    前記第二の外形寸法が前記第一の外形寸法よりも大きく、
    前記オープンリング前記円周溝に取り付けられ、前記オープンリングが前記第一の圧縮構成にあるときに、前記ヘッドが前記開口部内を通り抜けでき、前記オープンリングが前記第二の弛緩構成に弾性的に拡大すると、前記第二の弛緩構成における前記オープンリングが前記より小さい外形寸法の前記湾曲内部側面に妨害されるために、前記ヘッドが前記開口部から外に出ることができず、
    前記オープンリングが二つの端部を形成し、前記端部の少なくとも一つにはノッチが形成されており、前記ファスナが、前記ヘッドおよび前記ノッチと係合でき、前記ヘッドおよび前記ノッチと係合しているときに、前記オープンリングを第一の圧縮構成に維持するピンをさらに含む、ファスナ。
  3. 前記オープンリングが第一の端部および第二の端部をさらに含み、前記第一の端部が前記円周溝内に固定されており、前記第二の端部が、前記オープンリングの形状を前記第一の圧縮構成から前記第二の弛緩構成に変化するように移動でき、前記第二の端部が、前記オープンリングを前記第一の圧縮構成に維持するように解放可能に係合できるノッチを含む、請求項1に記載のファスナ。
  4. 前記オープンリングが、そこを通じて物体を挿入して前記オープンリングを前記第一の圧縮構成に維持できるノッチを含み、
    前記ヘッドに取り外し可能に接続でき、前記ノッチ内に挿入されて前記ノッチに係合して前記オープンリングを前記第一の圧縮構成に維持でき、または前記ノッチから取り外されて前記ノッチを解放して前記オープンリングを前記第二の外形寸法に弾性的に拡大できるピンをさらに含む、請求項1に記載のファスナ。
  5. 前記ヘッドが多軸ファスナヘッドである、請求項1に記載のファスナ。
  6. 前記開口部が、骨プレート、骨小腔および人工器官からなる群より選択されたインプラントに形成される、請求項1に記載のファスナ。
  7. 前記ピンが、ツールと係合して前記ピンを前記ノッチ内に挿入または前記ノッチから取り外しできるピンヘッドをさらに含む、請求項に記載のファスナ。
  8. 前記オープンリングが移動可能な第一の端部および第二の端部をさらに含み、前記第一および第二の端部が、互いに向かって移動して前記オープンリングの前記第一の圧縮構成を形成し、そして互いから離れるように移動して解放され、前記オープンリングの前記第二の弛緩構成を形成する、請求項1に記載のファスナ。
  9. 前記オープンリングが第一および第二の端部を形成し、前記第一の端部が、溶接、ろう付け、接着剤、締まりばめ、および噛み合いフックから選択された方法により前記円周溝内に固定される、請求項1に記載のファスナ。
  10. 人体内のインプラント内に挿入できるファスナであって、前記インプラントがそこを通して前記ファスナを挿入できる開口部を有し、前記開口部が、前記開口部の入り口に近接する第一の直径、および前記開口部内のより遠い第二のより大きい直径を画定する多軸湾曲内部側面を含み、前記ファスナが、
    伸長本体と、
    前記人体に接続され、前記インプラントの前記湾曲内部側面と結合可能な湾曲側面を画定する多軸ヘッドであって、円周溝をさらに含むヘッドと、
    第一および第二の端部を形成するオープンリングと、
    を備えており、
    前記オープンリングが、前記円周溝内部において部分的に位置を変えて前記円周溝から延伸してそれにより前記ヘッドの最も広い直径を増大するサイズに形成されており、
    前記オープンリングが弾性材料で形成されており、
    前記オープンリングが、第一の外形寸法を有する第一の圧縮構成から、第二の外形寸法を有する第二の弛緩構成に弾性的に拡大でき、
    前記オープンリングが第一の端部および第二の端部をさらに含み、前記第一の端部が前記円周溝内に固定でき、前記第二の端部が、前記オープンリングを前記第一の圧縮構成から前記第二の弛緩構成に変化するように移動でき
    前記ヘッドが、そこを通じて物体を挿入して前記オープンリングを前記第一の圧縮構成に維持できるアクセスポートをさらに含み、
    前記第二の外形寸法が前記第一の外形寸法よりも大きく、
    前記オープンリング前記円周溝に取り付けられ、前記オープンリングが前記第一の圧縮構成にあるときに、前記ヘッドが第一の直径の部分を通り越して前記開口部内を通り抜けでき、前記オープンリングが前記第二の弛緩構成に弾性的に拡大すると、前記第二の弛緩構成における前記オープンリングおよび取り付けられたリングがそれよりも小さい直径の前記湾曲内部側面に妨害されるために、前記ヘッドが前記開口部から外に出ることができず、
    前記第一のリング端部が前記円周溝内に固定され、前記第二のリング端部が、前記オープンリングを前記第一の圧縮構成と前記第二の弛緩構成との間を変化するように移動できる、ファスナ。
  11. 人体内のインプラント内に挿入できるファスナであって、前記インプラントがそこを通して前記ファスナを挿入できる開口部を有し、前記開口部が、前記開口部の入り口に近接する第一の直径、および前記開口部内のより遠い第二のより大きい直径を画定する多軸湾曲内部側面を含み、前記ファスナが、
    伸長本体と、
    前記人体に接続され、前記インプラントの前記湾曲内部側面と結合可能な湾曲側面を画定する多軸ヘッドであって、円周溝をさらに含むヘッドと、
    第一および第二の端部を形成するオープンリングと、
    を備えており、
    前記オープンリングが、前記円周溝内部において部分的に位置を変えて前記円周溝から延伸してそれにより前記ヘッドの最も広い直径を増大するサイズに形成されており、
    前記オープンリングが弾性材料で形成されており、
    前記オープンリングが、第一の外形寸法を有する第一の圧縮構成から、第二の外形寸法を有する第二の弛緩構成に弾性的に拡大でき、
    前記第二の外形寸法が前記第一の外形寸法よりも大きく、
    前記オープンリング前記円周溝に取り付けられ、前記オープンリングが前記第一の圧縮構成にあるときに、前記ヘッドが第一の直径の部分を通り越して前記開口部内を通り抜けでき、前記オープンリングが前記第二の弛緩構成に弾性的に拡大すると、前記第二の弛緩構成における前記オープンリングおよび取り付けられたリングがそれよりも小さい直径の前記湾曲内部側面に妨害されるために、前記ヘッドが前記開口部から外に出ることができず、
    前記第一のリング端部が前記円周溝内に固定され、前記第二のリング端部が、前記オープンリングを前記第一の圧縮構成と前記第二の弛緩構成との間を変化するように移動でき
    前記オープンリングが二つの端部を形成し、前記端部の少なくとも一つにはノッチが形成されており、前記ファスナが、前記ヘッドおよび前記ノッチと係合でき、前記ヘッドおよび前記ノッチと係合しているときに、前記オープンリングを第一の圧縮構成に維持するピンをさらに含む、ファスナ。
  12. 前記第二の端部が、前記オープンリングを前記第一の圧縮構成に維持するように解放可能に係合できるノッチを含む、請求項10または11に記載のファスナ。
  13. 前記ヘッドに取り外し可能に接続でき、前記ノッチ内に挿入されて前記ノッチに係合して前記オープンリングを前記第一の圧縮構成に維持し、または前記ノッチから取り外されて前記ノッチを解放して前記オープンリングを前記第二の外形寸法に弾性的に拡大できるピンをさらに含む、請求項12に記載のファスナ。
  14. 前記インプラントが、骨プレート、骨小腔および人工器官からなる群より選択された、請求項10または11に記載のファスナ。
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