JP6083046B2 - 奢りシステム、Webサーバ装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

奢りシステム、Webサーバ装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、奢りシステム、Webサーバ装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
インターネットを介したストリーミング配信やTwitter等のミニブログが知られている。
特開2006−81895号公報
しかしながら、従来のシステムでは、PCの操作者等は、会場で行われているイベントの動画をインターネット越しに見たり、TwitterのTL(タイムライン)上でイベントに参加している参加者のつぶやきの一覧を見たりするだけで、会場内の特定の人物にドリンクやフードを奢ったり寄付したりすることができなかった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、インターネット越しに特定の人物にドリンクやフード等、任意の商品やサービスを奢ったり寄付したりすることを可能にする技術を提供することを目的とする。
そこで、本発明は、Webサーバ装置と、注文者が参加者に奢る商品を提供するバックヤードのバックヤード端末装置と、情報出力装置と、を含む奢りシステムであって、前記Webサーバ装置は、イベントの会場で掲示されている参加登録用のコードを読み取ることによって携帯端末装置よりアクセスがあった場合、前記携帯端末装置の個体識別番号を取得し、前記携帯端末装置に登録画面を提供し、前記登録画面を介して入力された参加者の参加者情報と前記個体識別番号とを関連付けて記憶装置に登録し、前記Webサーバ装置は、前記注文者が参加者に奢る商品を注文するための注文画面を、インターネットを介して前記注文者の情報処理装置に提供し、前記注文画面を介した前記注文を受け取ると、前記注文を、前記商品を提供するバックヤードのバックヤード端末装置に送信し、前記バックヤード端末装置は、前記Webサーバ装置を介して前記注文を受け取ると、前記注文の内容と前記商品を奢られる前記参加者を識別する識別情報と前記商品の受領確認のためのコードとを含む情報の出力を前記情報出力装置に要求し、前記情報出力装置は、前記要求を受け取ると、前記情報を出力し、前記Webサーバ装置は、前記商品を奢られた前記参加者の携帯端末装置より前記情報に含まれる商品の受領確認のためのコードを読み取ることによってアクセスがあった場合、前記商品の受領を確認、前記商品を注文した注文者の情報処理装置に前記インターネットを介して通知する。
なお、注文者の情報処理装置とは、後述する注文者のPC又は携帯電話又はスマートフォン等である。
本発明によれば、インターネット越しに特定の人物にドリンクやフード等、任意の商品やサービスを奢ったり寄付したりすることを可能にする技術を提供することができる。
図1は、商品奢りシステムのシステム構成等の一例を示す図である。 図2は、イベント会場内の情報や物の流れの一例を示す図である。 図3は、「奢られ君」のソフトウェア構成等の一例を示す図である。 図4は、送り状レシートの一例を示す図である。 図5は、受領サインの画面イメージの一例を示す図である。 図6は、店舗控レシートの一例を示す図である。 図7は、入場処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、退場処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、受領サイン処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、スマートフォンの認証処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、認証エラー画面の一例を示す図である。 図12は、QRコードリーダがない場合に、アクセスコードを利用した参加登録、登録解除、受領サインの処理を説明するための図である。 図13は、注文者のPC等に表示されるイベントトップページの一例を示す図である。 図14は、注文者のPC等に表示されるイベントトップページの一例を示す図である。 図15は、オーダー作成画面の一例を示す図である。 図16は、オーダーリスト画面の一例を示す図である。 図17は、注文の確認画面の一例を示す図である。 図18は、完了画面の一例を示す図である。 図19は、注文者のPC等に表示されるイベントトップページの一例を示す図である。 図20は、ランキング画面の一例を示す図である。 図21は、いたずら対策を説明するための図である。 図22は、位置情報を用いた参加者の所在追跡、有効・無効制御を説明するための図である。 図23は、予約と位置情報とを用いたトリガー機能を説明するための図である。 図24は、配信画面の横に「配信者に奢る」ボタンを用意した一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
(システム構成)
図1は、商品奢りシステムのシステム構成等の一例を示す図である。なお、本明細書では、商品奢りシステムのことを単に「奢られ君」ともいう。
ここで、「奢られ君」とは、様々な「イベント」において、インターネットストリーミング配信やTwitter等のミニブログサービスや各種掲示板、SNS、ブログ、チャット、メール等の各種システムと併せて使用されるシステムである。注文者は、PCや携帯電話、スマートフォン等を用いて「奢られ君」のWEBサイト上からインターネット越しに、会場内の特定人物にドリンクやフードを奢る事ができる。なお、「奢られ君」は、会場内或いは会場に直接配達可能な距離で、ドリンクやフードなどの販売が行われている事が前提である。
注文者が、WEBサイト上からアイテムと参加者とを選択して注文を行うと、キッチンへ即座に(自動的に)オーダーが入るので、店員が通常のオーダーと同様にこれを処理し、指定された参加者(来場者)に品物が届けられる。この一連の処理がほぼリアルタイムに実行される。注文者は、注文を入れてから約数十分〜1時間程度(店員がドリンク・フードを準備・調理し受取人に届ける時間)で、ストリーミング配信やTwitter等を通じて商品の受取人からのリアクションを得る事ができる。
また、注文者が注文を入れる際は自分のニックネーム(匿名可)や任意のショートメッセージ、写真、画像、音、映像等を添付する事ができる。メッセージは品物と共に受取人に渡される。アイテムの内容とメッセージとを併せて活用すれば、イベントをより盛り上げる事ができる。また、司会者や店員等がメッセージを読み上げればより効果的である。
注文者は、オンラインペイメントサービスを通じて代金の即時決済を行う。また、品物が受取人に送り届けられると(受取人が受領すると)、「奢られ君」より注文者に通知メールが送信される。受取人が不在であった等の理由で、万一品物が受取人に届けられなかった場合は、注文はキャンセルされ代金は注文者に全額返金される様、設定することも可能(同じく「奢られ君」より注文者に通知メールが送信される)。なお、サーバ装置は、通知メールではなく、又は通知メールと共に、前記商品を注文した注文者のTwitter等のミニブログサービスのアカウントに前記通知を行うようにしてもよい。この場合、サーバ装置は、Twitter等のミニブログサービスと互いに承認しあって連携を行っていることが前提となる。
受取人は受領の際に返信メッセージを入力する事が可能で、前述の注文者への通知メールにメッセージが添付される。
受取人となる対象者は、イベント会場に来場した人物で、かつ、「奢られ君」への参加登録をした者(かつ、登録解除していない者)である。参加登録は事前に登録する方法や、現地で携帯電話・スマートフォン等のモバイルガジェットを使って登録する方法、会場に設置された端末で登録する方法等がある。「奢られ君」は、会場への入退出を管理し、会場にいない人物へ注文が入る事を防ぐことができる。また、このことにより、WEBサイトでは対象外の人物に注文できないようになっている。
また、「奢られ君」では、未成年であったり、車を運転する必要があったりする等のお酒の飲めない参加者に酒類の注文が入らないように、特定人物への特定アイテムの注文を禁止できる。これは、参加者の意向や運営者の意向によって設定することができる。また、「奢られ君」では、注文が短時間に集中したりや、一人に集中したりしないように、商品の金額又は一人の参加者に奢る商品の件数の上限を設定する事もできる。
なお、以下で示す実施形態では、特に言及しない限り、「奢られ君」をイベント会場(イベントホール)に導入した場合を例に説明を行う。しかしながら、ライブハウスやクラブ等に導入してもよい。また、居酒屋やレストラン、ネットカフェ、カラオケボックス、アミューズメントセンター(ゲームセンターやパチンコホール)、テーマパーク等のレジャー施設、キャバクラ、占い等インターネットで動画中継が出来る場所(店舗)であればどこに導入してもよい。
また、図1の例では、インターネットカメラ等を用いたストリーミング配信及びTwitter等のミニブログサービスと共に「奢られ君」を導入する例を示しているが、どちらか一方のみと共に「奢られ君」を導入してもよい。
なお、本明細書では、図1の、奢られ君WEBサイト(フロントエンド)、奢られ君WEBサイト(バックエンド)、オンラインペイメントサービス、奢られ君WEBサイト(携帯向け)は、一つのサーバ装置(コンピュータ)に実装されているものとして説明を行う。但し、このことは本実施の形態を制限するものではなく、それぞれ別々のサーバ装置に実装されていてもよい。
サーバ装置のCPUがサーバ装置のメモリに記憶されているプログラムを実行することによって前記機能が実現される。キッチンクライアント(端末PC)、ホールクライアント(端末PC)、レシートプリンタ、バーコードリーダ等も同様に、それぞれの装置のCPUがそれぞれの装置のメモリに記憶されているプログラムを実行することによって、それぞれの装置の機能が実現される。注文者のPCや受取人(イベント参加者)の携帯電話又はスマートフォンも同様である。キッチンクライアント(端末PC)は、バックヤード端末装置の一例である。キッチンは、商品を提供するバックヤードの一例である。ホールクライアント(端末PC)は、参加者が操作可能な端末装置の一例である。レシートプリンタは、情報出力装置の一例である。なお、本実施形態では、注文の内容や商品を奢られる参加者を識別する識別情報を含む情報は、レシートに出力されるものとして説明を行うがこのことに限定されるものではない。前記情報は、ディスプレイ等の表示装置に表示されてもよい。この場合、情報出力装置は、例えば、ディスプレイ等になる。
(イベント会場内の情報や物の流れ)
図2は、イベント会場内の情報や物の流れの一例を示す図である。
一般的な構成を示しており、会場運営やイベント運営の体制によってはこの限りではない。
Webサーバ装置の一例であるサーバ装置は、注文者がイベントの参加者に奢る商品を注文する注文画面を注文者のPC等に提供し、注文画面を介した注文を受け取ると、注文を、キッチン端末装置の一例であるキッチンクライアント(端末PC)に送信する。
キッチンクライアント(端末PC)は、サーバ装置を介して注文を受け取ると、注文の内容と商品を奢られる参加者を識別する識別情報と商品の受領確認のためのコードとを含むレシートの出力を情報出力装置の一例であるレシートプリンタに要求する。
レシートプリンタは、要求を受け取ると、レシートを出力する。レシートと共に商品を受け取った受取人であるイベントの参加者は、コードの一例であるQRコード(登録商標)が記載されたレシートを携帯端末装置の一例である携帯電話、又はスマートフォン等で読み取り、例えば、サーバ装置の所定のURL等にアクセスする。なお、本実施形態では、コードの一例として、コードの一例であるQRコードを例に説明を行うが、このことは本実施形態を制限するものではない。
サーバ装置は、商品を奢られた参加者の携帯電話、又はスマートフォンよりレシートのQRコードを読み取ることによってアクセスがあった場合、商品の受領を確認し、注文者のPC等に通知メールを送信する。
(ソフトウェア構成)
図3は、「奢られ君」のソフトウェア構成等の一例を示す図である。
ここで、レシートプリンタから出力されるオーダーレシートには、送り状、店舗控、オペレータ控の三種類が存在する。取引一つにつき3種類のオーダーレシートがワンセットで出力される。
なお、本実施形態で、注文者とは、商品を奢る側の人間である。参加者とは、商品を奢られる側の人間である。取引とは、注文者がオンラインペイメントサービスで代金を1回支払う事を以て、一つの取引とする。取引には、複数のオーダーが含まれる。オーダーとは、注文者がアイテム一種類、複数の参加者とそれぞれの数量を選択し(※参加者毎にアイテムの数量を設定可能)、自身の情報(ニックネーム、メールアドレス等)、メッセージをセットにしたものをオーダーとする。オーダーには、一種類のアイテム、複数の参加者とそれぞれの数量、一つの注文者情報及びメッセージが含まれる。
(送り状レシート)
図4は、送り状レシートの一例を示す図である。送り状レシートは、受取人に品物と一緒に手渡されるレシートである。送り状レシートは、取引に含まれるオーダーの数だけ出力される。送り状レシートには、下記の内容が含まれる。
・オーダーNo.
・日時
・イベント名
・注文者名
・アイテム名
・金額(単価×数量=合計)
・受取人名と数量(複数)
・メッセージ
・受領サイン・携帯アクセスQRコード
・受領サイン・端末アクセス用コード
(受領サインの画面イメージ)
図5は、受領サインの画面イメージの一例を示す図である。
受取人は品物を受け取った場合は原則として、レシートに印刷された「受領サイン用アクセスQRコード」を、手持ちの携帯電話又はスマートフォンで読み取って奢られ君携帯用サイトにアクセスし、受領サインを行う。なお、携帯電話やスマートフォンでアクセスできない人は、ホールクライアント(端末PC)にて受領サインを行う事もできる。受取人が複数いる場合は誰か1名が代表してサインを行えばよい。
受取人は、受領サインと併せて、注文者へメッセージを送信する事ができる。
受領サインを行ったときに図5に示されるような画面においてメッセージを入力し、送信ボタンを押下すると、サーバ装置が該当する注文者へ通知メールを自動で送信する。
(店舗控レシート)
図6は、店舗控レシートの一例を示す図である。
店舗控レシートは、1取引毎に1枚発行され、取引に含まれる全てオーダー情報が記載されたもので、会場運営者が保管するレシートである。店舗控レシートは、下記の内容を含む。
・取引No.
・日時
・イベント名
・合計金額
・手数料
・振込金額(会場運営者に支払われる金額)
・バーコード(取引No.)
以下は、取引に含まれるオーダーの数だけ出力される。
・オーダーNo.
・注文者名
・アイテム名
・金額(単価×数量=合計金額)
・受取人名と数量(複数)
メッセージ
会場運営者(ホールスタッフ)は、品物を受取人に届けた後、バーコードスキャナでバーコードを読み取り、取引が完了した事を、キッチンクライアント(端末PC)を通じて、奢られ君WEBサイトに通知する。既に受取人が受領サインを出している場合において、当該注文が会場運営者の売上として確定する。
(オペレータ控レシート)
オペレータ控レシートは、イベント運営者が任意に活用するレシートである。標準的な使用方法は、司会者(MC)に手渡されて、会場内やストリーミング配信上でアナウンスする事である。オペレータ控レシートの内容は、店舗控レシートの内容と同じである。キッチンクライアント(端末PC)の設定により、任意の枚数を出力することができる。
(QRコードと携帯端末装置とによる入退場管理及び受領サイン)
参加者のイベント会場への入退場を管理したり、品物の受領サインを奢られ君WEBサイトに送信したりするために、「QRコード」と参加者が所有している携帯電話(QRコードリーダ機能付き)又はスマートフォンとを使用する。携帯電話やスマートフォンの殆どの機種にデジタルカメラが搭載されている。更に殆どの携帯電話にはQRコードリーダが標準で搭載されており、スマートフォンにおいてもアプリケーションをインストールすればQRコード読み取りが可能である。
携帯電話においては端末毎に固有のID(個体識別番号)が割り当てられており、サーバ装置は、携帯向けWEBサイトを介して、アクセスしてきた携帯電話の個体識別番号を取得する事ができる。したがって、個人ID入力の手間を極力減らして、参加登録又は登録解除操作を簡単に行うことができる。
なお、サーバ装置は、スマートフォンからは固体識別番号を取得できない。しがたって、スマートフォンの場合は、事前のユーザー登録とログインとが必要となる。
(入場フロー)
図7は、入場処理の一例を示すフローチャートである。
参加予定者は、携帯電話やスマートフォンを使って、ホール内やエントランスの目立つ位置に掲示されている参加登録用のQRコードを読み取ってサーバ装置にアクセスする。
サーバ装置は、参加登録用のQRコードを介してアクセスされると、個体識別番号に基づいて、自装置のメモリ等に記憶されているDBより以前の参加者登録がある場合はそれを特定する。
サーバ装置は、以前の参加者登録の情報がある場合は、その情報を用いてフォームに情報をフィルする(入力し、満たす)。つまり、参加予定者は、一度参加すれば、再度の入力を省略することができる。
サーバ装置は、図7の参加登録画面イメージに示されるような画面(以前の情報がある場合は、以前の情報が埋め込まれた、以前の情報がない場合は、情報が埋め込まれていない画面)を携帯電話又はスマートフォンのブラウザに表示させる。参加予定者が画面において入力を行い、送信ボタンを押下すると、フォームが送信され、サーバ装置は、個体識別番号に基づいて、個体識別番号と関連付けて参加者の参加者情報をDBに追加、又は再登録の場合は参加者情報を更新する。以後、参加者が登録解除を行うか、イベントが終了するまで参加者は「奢られ君」を通して奢りを受ける事ができる。
サーバ装置は、参加者情報の登録、又は更新を行うと、図7の完了画面イメージに示されるような画面を携帯電話又はスマートフォンのブラウザに表示させる。
(退場フロー)
図8は、退場処理の一例を示すフローチャートである。
参加者は、携帯電話やスマートフォンを使って、ホール内やエントランスの目立つ位置に掲示されている登録解除用(参加登録解除用)のQRコードを読み取ってサーバ装置にアクセスする。
サーバ装置は、登録解除用のQRコードを介してアクセスされると、個体識別番号から参加者を特定し、例えば、参加者情報に登録解除を示す情報を設定する等して登録を解除する。以後、再度参加登録を行わない限り、「奢られ君」を通して奢りを受ける事はできない。
サーバ装置は、参加者の参加登録を解除すると、図8の完了画面イメージに示されるような画面を携帯電話又はスマートフォンのブラウザに表示させる。
参加者は、QRコードにアクセスするだけで、何も入力せずとも参加登録が解除される。
(受領サイン)
図9は、受領サイン処理の一例を示すフローチャートである。
参加者は、携帯電話やスマートフォンを使って、オーダーレシートに印刷されている受領サイン用のQRコードを読み取ってサーバ装置にアクセスする。
サーバ装置は、受領サイン用のQRコードを介してアクセスされると、個体識別番号から参加者を特定し、参加者が受取人(のうちの一人)かどうかを検証する。サーバ装置は、参加者が受取人(のうちの一人)であった場合、オーダーの状態を「お届け済み(完了)」に変更し、注文者に通知メールを送信する。なお、参加者が受領サイン用のQRコードを読み取ってサーバ装置にアクセスした時点で受領サインは完了している。
また、サーバ装置は、図9の受領画面イメージに示されるような画面を参加者の携帯電話又はスマートフォンのブラウザに表示させる。参加者が前記画面を閉じるとサーバ装置は、図9に示す処理を終了する。一方、参加者がメッセージを入力し、送信ボタンを押下すると、サーバ装置は、メッセージを注文者にメールで送信し、図9のメッセージ投稿完了画面イメージに示されるような画面を参加者の携帯電話又はスマートフォンのブラウザに表示させる。そして、参加者が前記画面を閉じるとサーバ装置は、図9に示す処理を終了する。
(スマートフォンへの対応)
上述したように、サーバ装置は、スマートフォンからは個体識別番号を取得できないので、ユーザー登録及び認証が必要となる。本システムにおいては、認証には空メールの送信プロセスを利用する。
一度認証を行えば、一意な登録コードがブラウザクッキーに登録されるため、次回からはブラウザでクッキーをクリアしない限り、上記認証のプロセスは不要となる。QRコードリーダが使用可能な場合、以降、スマートフォンでも、携帯電話の場合と同様のフローとなる。
なお、ブラウザの設定でクッキーが有効になっていることが前提である。
また、トップページURL及びアクセスコード(数桁のランダムな英数字)をQRコードと合わせて印字するようにするようにしてもよい。このようにすることによって、参加予定者がスマートフォン向けのトップページにアクセスし、アクセスコードを入力することによって、QRコードでアクセスしたのと同じ状態とすることができる。
(スマートフォンの認証フロー)
図10は、スマートフォンの認証処理の一例を示すフローチャートである。
図10に示されるようなQRコード及びメールアドレスは、ホール内やエントランスの目立つ位置、又はWEBサイトに掲示される。参加予定者がQRコードを読み取って、又はメールアドレスを直接打ちこんで空メールを送信する。
サーバ装置は、空メールを受信すると、送信元のメールアドレスと、生成した登録コード(数桁のランダムな英数字)と、を保存し、送信元に図10の自動返信メールイメージで示されるようなメールを自動返信する。メールで示したURLを介してスマートフォンよりアクセスがあった場合、サーバ装置は、URLに埋め込まれた登録コードの形式が正しく、かつ、DBに存在していたならば、ブラウザクッキーに登録コードを保存する。以降、これがスマートフォンの個体識別番号として扱われる。以降は、上述した図7に示される処理と同様の処理で入場の処理がなされる。
(クッキー内の個体識別番号が認識できなかった場合の処理)
なお、サーバ装置は、ブラウザクッキー内の個体識別番号を認識できなかった場合、図11の認証エラー画面イメージで示されるような画面をスマートフォンのブラウザに表示して登録を促す。図11は、認証エラー画面の一例を示す図である。
(アクセスコードを利用した参加登録、登録解除、受領サインの処理)
図12は、QRコードリーダがない場合に、アクセスコードを利用した参加登録、登録解除、受領サインの処理を説明するための図である。図12に示されるように、QRコードリーダがないスマートフォンのユーザーであっても、イベントに参加したり、登録を解除したり、受領サインを行うことができる。
(オーダー作成)
以下、注文者がオーダーを作成し、代金を支払う際の画面遷移等を説明する。
図13及び図14は、注文者のPC等に表示されるイベントトップページの一例を示す図である。注文者は、図13のイベントトップページの注文ボタンを押下することにより、該当するイベントでのオーダーの作成を要求することができる。注文ボタンが押下されると、図15に示す画面に遷移する。なお、図14に示されるように、サーバ装置は、設定で、オーダー数や合計金額に制限が設けられている場合、制限値に達しているとして、注文ボタンを押せなくなるようにしてもよい。
図15は、オーダー作成画面の一例を示す図である。画面のうち、15Aで示される部分で、注文者はアイテムを選択する。アイテムは1オーダーにつき一つのみ選択することができる。また、注文者は、15Bで示される部分で、受取人を選択する。受取人は、1オーダーにつき複数選択することができる。また、注文者は受取人ごとに数量を選択することができる。また、注文者は、15Cで示される部分で、注文者の情報とメッセージとを入力する。ニックネームの入力は任意で、匿名にすることもできる。但し、メールアドレスは後で通知を受けるために入力する必要がある。次へボタンが押下されると、サーバ装置は、入力された内容でオーダーを作成し、図16に示す画面に遷移する。
図16は、オーダーリスト画面の一例を示す図である。図16に示される画面において、注文者は、作成したオーダーの一覧と代金の合計金額とを確認することができる。また、注文者は、削除ボタンで不要なオーダーを削除できる。なお、オーダーの確認後、注文者は、オンラインペイメントサービスのボタンを押下し、オンラインでの支払いを行う。オンラインでの支払いの終了後、図17に示す画面に遷移される。
図17は、注文の確認画面の一例を示す図である。注文者は、17Aで示される部分で作成したオーダーの一覧と、代金の合計金額と、を確認することができる。また、17Bで示される部分で決済方法や内容を確認することができる。確定ボタンが押下されると、サーバ装置は、オンラインペイメントサービスでの決済を確定させ、図18に示す画面に遷移する。なお、設定で、全体のオーダー数や合計金額に制限が設けられている場合、制限値に達しているとして、確定ボタンを押せなくなるようにしてもよい。
図18は、完了画面の一例を示す図である。注文者は、完了画面において、取引No.と通知を受け取るメールアドレスとを確認することができる。
ここで、サーバ装置は、注文者がオーダーを入れたり、注文の品物が受取人に届けられたり、オーダーがキャンセルされたりといったイベントが発生する度に、そのイベントのログをオーダーアクティビティに登録する。
オーダーアクティビティには、1件1件に取引No.が埋め込まれ、注文者は後から自身の取引の状態を追跡することができる。オーダーアクティビティとして記録されるイベントと、各イベントで表示される情報は下記のとおりである。
○オーダーが発生した
・日時
・取引No.
・アイテム名
・受取人名と数量(複数)
・注文者がオーダー作成の際に入力したニックネームとメッセージ
○注文の品物が受取人に届けられた
・日時
・取引No.
・アイテム名
・受取人名と数量(複数)
・受取人が受領サインの際に入力したメッセージ(あれば)
○オーダーがキャンセルされた
・日時
・取引No.
・アイテム名
・受取人名と数量(複数)
・会場運営者がキャンセルの際に入力したメッセージ(あれば)
○受取人からの返信メッセージが投稿された
・日時
・取引No.
・受取人名
・注文者名
・メッセージ
なお、オーダーアクティビティは、サーバ装置によって、イベントのトップページに表示され、一定時間ごとに自動更新される。基本的に全てのオーダーアクティビティは公開されるので、注文者でなくとも閲覧することが可能である。
また、サーバ装置は、注文者や受取人が入力するメッセージに設定されているNGワードが含まれる場合は、警告等を表示するようにしてもよい。
図19は、注文者のPC等に表示されるイベントトップページの一例を示す図である。19Aで示される部分に取引No.を入力し、追跡ボタンを押下することで、該当する取引の状態を追跡することができる。また、19Bで示される部分で最新のオーダーアクティビティを確認することができる。
(ランキング)
サーバ装置は、誰にどれだけ奢られたか統計を取り、ランキングを表示する。
また、サーバ装置は、アイテムごとに以下のパラメータを割り振り、参加者それぞれがどのような傾向で奢られているかを表示する。
ランキングされるパラメータは下記のとおりである。
Amount:奢られた金額合計。
Count:奢られた回数。
Fat:食料。主にフードが奢られた際に増える。
Drunk:酒量。主にアルコール類が奢られ際に増える。
Moist:水分。主に飲料が奢られた際に増える。
図20は、ランキング画面の一例を示す図である。
図20では、一例として、奢られた回数のランキングが表示されている。ランキングは奢られ君のWEBサイトから誰でも閲覧することができる。
なお、サーバ装置は、パラメータに応じて、参加者のアバターを変化させるようにしてもよい。例えば、サーバ装置は、Fatが増えれば太って行く、Drunkが増えれば酔っ払う、Moistが足らないと乾いていく等、アバターを変化させるようにしてもよい。
また、サーバ装置は、ある一定以上パラメータ達成すると、参加者(又は注文者)に称号を与え、ランキングの画面で表示する等してもよい。例えば、サーバ装置は、ある参加者(又は注文者)の奢られた(奢った)回数が100回を超えると「奢られ番長」「奢り番長」等の称号を付与してランキング表示するようにしてもよい。
(イベント管理)
例えば、イベント運営者は、サーバ装置を介して、イベントの登録や設定変更、削除、一覧表、各種QRコードの出力が行える。
以下、設定可能な項目等を示す。
イベント名:このイベントのタイトル。
説明:イベントのトップページに表示する文章。HTMLが使用可能。
開始日時:このイベントが開始する(注文の受付を開始する)日時。
終了日時:このイベントが終了する(注文の受付を終了する)日時。
最小インターバル(秒):このイベントにおいて、1件取引が発生した後、何秒間新しい取引の受付を保留するかを設定する。
最大合計金額(全体):このイベントにおいて受付可能な取引の全体での合計金額。
最大件数(全体):このイベントにおいて受付可能な取引の全体での合計件数。
最大合計金額(注文者毎):このイベントにおいて受付可能な取引の1注文者毎での合計金額。
最大件数(注文者毎):このイベントにおいて受付可能な取引の1注文者毎での合計件数。
単位期間(秒):1単位とする秒数。以下の制限設定に使用する。
単位期間あたりの最大合計金額(全体):単位期間に受付可能な取引の全体での合計金額。
単位時間当たりの最大件数(全体):単位期間に受付可能な取引の全体での合計件数。
単位時間当たりの最大合計金額(参加者毎):単位期間に受付可能な取引の1参加者毎での合計金額。
単位時間当たりの最大件数(参加者毎):単位期間に受付可能な取引の1参加者毎での合計件数。
1取引あたりの最大オーダー数:1取引に含むことができるオーダーの最大数。
有効フラグ:このイベントの有効性を制御できるフラグ。無効であるなら新規の取引受付を保留する。
名無し許可:匿名のオーダーを許可するか否か。オーダー作成フォームにおいて、ニックネームの入力欄が必須になるか任意になるかの制御が可能である。
キャンセルポリシー:キャンセルの取り扱いについて、契約店舗側に比重を置くか、に注文者側に比重を置くかのポリシー。ポリシーは、注文確認画面において、注文者に通知される。
以下の二通りのどちらかを選択する事により例文を呼び出す事ができる。
・契約店舗側重視
受取人が会場に不在の場合は、注文の取り扱いを契約店舗に一任する(他の参加者に振る舞う等)。
・注文者側重視
受取人が会場に不在の場合は、必ずキャンセルとする。
(アイテム管理)
また、例えば、イベント運営者は、サーバ装置を介して、アイテムの登録や設定変更、削除、一覧表示が行える。
以下、設定可能な項目等を示す。
アイテム名:アイテムの名前。
価格(税込):アイテムの価格(消費税込み)。
アイテム区分:所属するアイテム区分。
説明:アイテムの詳細情報文。フロントエンドにて表示されることを想定。
有効フラグ:このアイテムの有効性を制御できるフラグ。無効であるなら注文できない。削除をせずに注文できない様にするフラグ。
(参加者管理)
また、例えば、イベント運営者は、サーバ装置を介して、参加者(受取人)の登録や設定変更、削除、一覧表示が行える。
以下、設定可能な項目等を示す。
イベント:この参加者が参加しているイベント。
名前:参加者の名前(ニックネーム)。
e−Mail:通知を送るメールアドレス。
参加者区分:所属する参加者区分。
説明:参加者の詳細説明文。フロントエンドにて表示されることを想定。
成人フラグ:参加者が成人(20歳以上)かどうかを示すフラグ。成人でないと、「成人のみ可」であるアイテム区分のアイテムを注文できない。
有効フラグ:この参加者の有効性を制御できるフラグ。無効であるなら注文できない。
注文不可アイテム区分:この参加者に注文できないアイテム区分を複数選択することが可能。
(オーダー管理)
また、例えば、イベント運営者は、サーバ装置を介して、オーダーの一覧表示や、状態の変更が行える。
以下、修正可能な項目等を示す。
メッセージ:注文者が入力したメッセージ。
返信メッセージ:受取人が返信したメッセージ。
状態:オーダーの状態(未処理、店舗注文済、キャンセル、完了)。
(取引管理)
また、例えば、イベント運営者は、サーバ装置を介して、取引の一覧表示や、状態の変更が行える。
以下、修正可能な項目等を示す。
状態:取引の状態(未処理、店舗処理中、キャンセル、完了)。
(アクティビティ管理)
また、例えば、イベント運営者は、サーバ装置を介して、オーダーアクティビティの書き換えや、削除、一覧表示が行える。
以下、修正可能な項目等を示す。
ステータス:アクティビティの内容。
(アイテム区分管理)
また、例えば、イベント運営者は、サーバ装置を介して、アイテム区分(フード、アルコール類、ソフトドリンク等)の登録や設定変更、削除、一覧表示が行える。
アイテム区分の管理によって、特定区分を未成年者に注文できないようにしたり、特定参加者区分や、特定参加者に注文できるアイテム区分を制限したりすることができる。
以下、設定可能な項目等を示す。
アイテム区分名:このアイテム区分の名前。
成人のみ可フラグ:このアイテム区分の注文は成人の参加者のみに可能かどうかを制御するフラグ。
(参加者区分管理)
また、例えば、イベント運営者は、サーバ装置を介して、参加者区分(スタッフ、ゲスト、一般参加者等)の登録や設定変更、削除、一覧表示が行える。
参加者区分の管理によって、参加者区分ごとに注文可能なアイテム区分を設定することができる。
以下、設定可能な項目等を示す。
参加者区分名:この参加者区分の名前。
参加登録可フラグ:来場者自身で参加登録が可能かどうかを制御するフラグ。可能であるなら、QRコード(や登録コード)を利用しての参加登録プロセスが使用可能である。
注文可アイテム区分:この参加者区分に所属する参加者に、注文することが可能なアイテム区分を複数選択できる。
以上、本実施形態によれば、インターネット越しに特定の人物にドリンクやフードを奢ることを可能にすることができる。
<その他の実施形態>
(他の想定されるケース)
実施形態1では、「奢られ君」は、ライブハウスやクラブ、イベントホール等で用いられるものとして説明を行った。しかしながらデリバリーサービスと組み合わせて実施することもできる。デリバリーサービスの一例としては、例えば、宅配ピザ等である。キッチンクライアント(端末PC)や、レシートプリンタ、バーコードリーダ等を宅配ピザ屋に設置すれば、後は上述した実施形態と同様の処理によって実施することができる。同様に、「奢られ君」を、デリバリーを行っている全ての商業形態(通販サイト、すし屋、蕎麦屋、コンビニ等)に適用することもできる。
(いたずら対策)
望まない奢りを受取人側でキャンセルできる機能を設けてもよい。
方法としては、サーバ装置は、注文が入った時点で受取人にメールを送り、奢りを受け付けるか、拒否するかを選択させる方法がある。また、サーバ装置は、メールを送った後に、所定の時間内(例えば、30分以内)に受取人が選択を行わない場合、注文をキャンセルするようにしてもよい。図21は、いたずら対策を説明するための図である。なお、契約店舗とは、上述したデリバリーを行っている全ての商業形態(通販サイト、すし屋、蕎麦屋、コンビニ等)である。
サーバ装置は、注文者がイベントの参加者に奢る商品を注文する注文画面を注文者のPC等に提供し、注文画面を介した注文を受け取ると、前記注文された物を受け取るか否かを選択可能なサイトのURLとオーダーコードとを含むメールを前記参加者の携帯端末装置に送信する。参加者が携帯端末装置より前記URLにアクセスし、注文された物を受け取ることを選択すると、サーバ装置は、前記注文を、前記商品を提供するバックヤードのバックヤード端末装置の一例である契約店舗のPC等の装置に送信する。
配達員は、商品を参加者(受取人)に届け、受取人よりオーダーコードを教えてもらうと、携帯している専用端末にオーダーコードを入力する。すると、専用端末は、サーバ装置に、オーダーコードを含むお届け完了の通知(商品の受領の確認の確認通知)を送信する。サーバ装置は、前記通知を受信すると、前記商品を注文した注文者の情報処理装置に前記インターネットを介して通知メールを送信する。
(位置情報を用いた参加者の所在追跡、有効・無効制御)
携帯電話・スマートフォンにはGPS等位置情報を取得できる機能が搭載されているものが多い。
サーバ装置は、この位置情報を用いて、参加者の所在を自動認識し、奢られ君に登録されている参加者の所在更新や、有効・無効状態の制御を行うようにしてもよい。
図22は、位置情報を用いた参加者の所在追跡、有効・無効制御を説明するための図である。例えば、サーバ装置は、参加者に、商品を受け取る商品受け取り位置を登録してもらい、ハードディスク等、メモリに記憶する。そして、サーバ装置は、参加者が前記位置或いは前記位置から所定距離内(所定範囲内)に到着した時点で、注文を受けられるようにする。
なお、上述したいたずら対策で説明したメールの返信時に位置情報を添付するようにし、位置登録がない座標の場合は、自動的に注文を拒否するようにしてもよい。このようにすることで、お届け先不明状態で注文が契約店舗まで通るのを防ぐことができる。
(予約と位置情報や日時等を用いたトリガー機能)
注文者が予め登録位置や日時等に注文を予約しておくことを可能にしてもよい。図23は、予約と位置情報とを用いたトリガー機能を説明するための図である。例えば、サーバ装置は、注文者が、参加者Aが登録している位置Xに対して、オーダーを予約することができるようにする。そして、サーバ装置は、参加者Aが前記位置Xから所定距離内に到着した時点でオーダーを確定し、最寄りの契約店舗にオーダーを送信する。なお、いたずら対策で説明したように、サーバ装置は、予め予約を受取人に通知し、注文を受け取るか否か選択させるようにしてもよい。
(奢り返し機能)
参加者だけでなく、注文者側でも「奢られ君」に住所氏名等の個人情報を登録しておくことで、奢りを受けた参加者から逆方向のお返しの注文を受ける事ができる。
これは要するに、注文者も奢りを受ける「参加者」として登録しておく、ということと同義である。
なお、以下の様なタイミングで奢り返し機能を使用することができる。
1つ目は、参加者に奢りを受け付けるか否か、確認メールを送信したタイミングである。参加者は、可否送信のため、「奢られ君」のWEBサイトにアクセスした際、お返しの注文を作成するページにアクセスする。
2つ目は、受領サインを行うタイミングである。参加者は、受領サイン送信のため、「奢られ君」のWEBサイトにアクセスした際、お返しの注文を作成するページにアクセスする。
その他、参加者は、送り状に注文者のIDが印字されているため、後ほど、「奢られ君」のWEBサイトにアクセスした際、注文することもできる。
(既存WEBサービスとの連携)
SNSに組み込むことによって、コミュニティの繋がり(フレンド間)で奢ったり奢られたりすることができるようになる。また、SNSを利用した場合も同様に個人情報を相手に開示する必要はない。
また、ストリーミング配信サイト自体に「奢られ君」を組み込めばより利用を促進することができる。図24は、配信画面の横に「配信者に奢る」ボタンを用意した一例を示す図である。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
上述した実施形態では、奢る対象としてフードやドリンク等の商品を例に説明を行ったが、サービス(役務)やお金や商品等の寄付であっても同様である。
以上、上述した実施形態によれば、インターネット越しに特定の人物にドリンクやフード等、任意の商品やサービスを奢ったり寄付したりすることを可能にする技術を提供することできる。
インターネット越しに特定の人物にドリンクやフード等、任意の商品やサービスを奢ったり寄付したりする技術に適用することができる。

Claims (9)

  1. Webサーバ装置と、注文者が参加者に奢る商品を提供するバックヤードのバックヤード端末装置と、情報出力装置と、を含む奢りシステムであって、
    前記Webサーバ装置は、イベントの会場で掲示されている参加登録用のコードを読み取ることによって携帯端末装置よりアクセスがあった場合、前記携帯端末装置の個体識別番号を取得し、前記携帯端末装置に登録画面を提供し、前記登録画面を介して入力された参加者の参加者情報と前記個体識別番号とを関連付けて記憶装置に登録し、
    前記Webサーバ装置は、前記注文者が参加者に奢る商品を注文するための注文画面を、インターネットを介して前記注文者の情報処理装置に提供し、前記注文画面を介した前記注文を受け取ると、前記注文を、前記商品を提供するバックヤードのバックヤード端末装置に送信し、
    前記バックヤード端末装置は、前記Webサーバ装置を介して前記注文を受け取ると、前記注文の内容と前記商品を奢られる前記参加者を識別する識別情報と前記商品の受領確認のためのコードとを含む情報の出力を前記情報出力装置に要求し、
    前記情報出力装置は、前記要求を受け取ると、前記情報を出力し、
    前記Webサーバ装置は、前記商品を奢られた前記参加者の携帯端末装置より前記情報に含まれる商品の受領確認のためのコードを読み取ることによってアクセスがあった場合、前記商品の受領を確認、前記商品を注文した注文者の情報処理装置に前記インターネットを介して通知する奢りシステム。
  2. 前記Webサーバ装置は、前記商品を奢られた前記参加者の携帯端末装置より前記情報に含まれる商品の受領確認のためのコードを読み取ることによってアクセスがあった場合、前記携帯端末装置の個体識別番号を取得し、前記個体識別番号に基づき前記記憶装置より対応する参加者を識別する識別情報を取得し、前記識別情報に基づき、前記参加者が前記商品を奢られた参加者であった場合、前記商品の受領を確認し、前記商品を注文した注文者の前記情報処理装置に通知する請求項1記載の奢りシステム。
  3. 前記Webサーバ装置は、前記イベントの会場で掲示されている参加登録解除用のコードを読み取ることによって携帯端末装置よりアクセスがあった場合、前記携帯端末装置の個体識別番号を取得し、前記個体識別番号に基づき前記記憶装置より対応する参加者情報を特定し、登録解除を示す情報を設定する請求項1又は2記載の奢りシステム。
  4. 注文者が参加者に奢る商品を注文するための注文画面を、インターネットを介して前記注文者の情報処理装置に提供し、前記注文画面を介した前記注文を受け取ると、前記注文を受け取るか否かを選択可能なサイトのURLとオーダーコードとを含む通知を前記参加者の携帯端末装置に送信し、前記携帯端末装置より前記URLにアクセスがあり、注文を受け取ることを選択されると、前記注文を、前記商品を提供するバックヤードのバックヤード端末装置に送信し、商品を配達する配達員が携帯する端末装置より前記オーダーコードを含む前記参加者の前記商品の受領の確認通知を受信すると、前記商品を注文した注文者の情報処理装置に前記インターネットを介して通知し、前記携帯端末装置の位置情報特定機能より前記参加者の位置情報を取得し、前記取得した位置情報が記憶装置に登録されている商品受け取り位置から所定範囲内になった場合、前記注文画面において前記参加者への商品の注文を可能とするWebサーバ装置
  5. 注文者が参加者に奢る商品を注文するための注文画面を、インターネットを介して前記注文者の情報処理装置に提供し、前記注文画面を介した前記注文を受け取ると、前記注文を受け取るか否かを選択可能なサイトのURLとオーダーコードとを含む通知を前記参加者の携帯端末装置に送信し、前記携帯端末装置より前記URLにアクセスがあり、注文を受け取ることを選択されると、前記注文を予約し、前記携帯端末装置の位置情報特定機能より前記参加者の位置情報を取得し、前記取得した位置情報が記憶装置に登録されている商品受け取り位置から所定範囲内になった場合、前記予約していた注文を確定し、前記注文を、前記商品を提供するバックヤードのバックヤード端末装置に送信するWebサーバ装置
  6. Webサーバ装置と、注文者が参加者に奢る商品を提供するバックヤードのバックヤード端末装置と、情報出力装置と、を含む奢りシステムにおける情報処理方法であって、
    前記Webサーバ装置が、イベントの会場で掲示されている参加登録用のコードを読み取ることによって携帯端末装置よりアクセスがあった場合、前記携帯端末装置の個体識別番号を取得し、前記携帯端末装置に登録画面を提供し、前記登録画面を介して入力された参加者の参加者情報と前記個体識別番号とを関連付けて記憶装置に登録するステップと、
    前記Webサーバ装置が、前記注文者が参加者に奢る商品を注文するための注文画面を、インターネットを介して前記注文者の情報処理装置に提供し、前記注文画面を介した前記注文を受け取ると、前記注文を、前記商品を提供するバックヤードのバックヤード端末装置に送信するステップと、
    前記バックヤード端末装置が、前記Webサーバ装置を介して前記注文を受け取ると、前記注文の内容と前記商品を奢られる前記参加者を識別する識別情報と前記商品の受領確認のためのコードとを含む情報の出力を前記情報出力装置に要求するステップと、
    前記情報出力装置が、前記要求を受け取ると、前記情報を出力するステップと、
    前記Webサーバ装置が、前記商品を奢られた前記参加者の携帯端末装置より前記情報に含まれる商品の受領確認のためのコードを読み取ることによってアクセスがあった場合、前記商品の受領を確認し、前記商品を注文した注文者の情報処理装置に前記インターネットを介して通知するステップと、
    を含む情報処理方法。
  7. Webサーバ装置が実行する情報処理方法であって、
    注文者が参加者に奢る商品を注文するための注文画面を、インターネットを介して前記注文者の情報処理装置に提供し、前記注文画面を介した前記注文を受け取ると、前記注文を受け取るか否かを選択可能なサイトのURLとオーダーコードとを含む通知を前記参加者の携帯端末装置に送信し、前記携帯端末装置より前記URLにアクセスがあり、注文を受け取ることを選択されると、前記注文を、前記商品を提供するバックヤードのバックヤード端末装置に送信し、商品を配達する配達員が携帯する端末装置より前記オーダーコードを含む前記参加者の前記商品の受領の確認通知を受信すると、前記商品を注文した注文者の情報処理装置に前記インターネットを介して通知し、前記携帯端末装置の位置情報特定機能より前記参加者の位置情報を取得し、前記取得した位置情報が記憶装置に登録されている商品受け取り位置から所定範囲内になった場合、前記注文画面において前記参加者への商品の注文を可能とする情報処理方法。
  8. Webサーバ装置が実行する情報処理方法であって、
    注文者が参加者に奢る商品を注文するための注文画面を、インターネットを介して前記注文者の情報処理装置に提供し、前記注文画面を介した前記注文を受け取ると、前記注文を受け取るか否かを選択可能なサイトのURLとオーダーコードとを含む通知を前記参加者の携帯端末装置に送信し、前記携帯端末装置より前記URLにアクセスがあり、注文を受け取ることを選択されると、前記注文を予約し、前記携帯端末装置の位置情報特定機能より前記参加者の位置情報を取得し、前記取得した位置情報が記憶装置に登録されている商品受け取り位置から所定範囲内になった場合、前記予約していた注文を確定し、前記注文を、前記商品を提供するバックヤードのバックヤード端末装置に送信する情報処理方法。
  9. コンピュータを、請求項4又は5記載のWebサーバ装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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