JP2021135768A - チケット販売方法、チケット販売プログラム、並びに情報処理装置 - Google Patents

チケット販売方法、チケット販売プログラム、並びに情報処理装置 Download PDF

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聡 福元
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Abstract

【課題】組織に属するユーザに対して、チケットの割引サービスを適切な方法で提供する。【解決手段】アドレス照合部は、端末から、チケットの購入希望の情報とともに、入力されたメールアドレスを取得する。また、アドレス照合部は、ドメインDBを参照して、取得したメールアドレスのドメインがドメインDBに記憶されている組織ドメインのいずれかと一致するかを判定する。そして、メール送信部、割引コード照合部、及び機能開放部は、アドレス照合部の照合の結果、ドメインが一致していた場合にチケットの割引サービスのための機能を開放する処理を実行する。【選択図】図13

Description

本発明は、チケット販売方法、チケット販売プログラム、並びに情報処理装置に関する。
企業等の組織がスポーツチームを運営したり、支援することは多く行われている。企業等は、福利厚生として、従業員に対して限定的に観戦チケットの割引サービスを提供することがある。
割引サービスを提供する方法としては、事前通知しておいたキーワード(割引コード)がチケット販売のウェブサイトにおいて入力された場合に割引サービスの機能を開放するという方法が知られている。キーワードは、例えば社内で配布するチラシに記載したり、各従業員のメールアドレスに対して一斉送信したりすることで、従業員に周知させることができる。
また、近年、スポーツチームなどの団体ごとに、当該団体のアプリがファン向けなどにリリースされている。そして、このアプリには、当該団体のチケット購入機能を有するものもある。
特開2006−139431号公報 特開2008−310473号公報
チケット購入機能を有するアプリやサイトは、不特定多数のユーザが利用可能であるため、割引などの特定のサービスを利用できる権限を有する第一のユーザも、当該権限を有しない第二のユーザも利用する。なお、第一のユーザは、例えば、団体を支援している会社の社員などである。
例えば、事前に配布されたキーワードを入力させる従来手法を適用し、チケット購入時に、特定のキーワードを入力したユーザに対してのみ、サービスを付与することが考えられる。しかし、キーワード自体が、チラシや社内への一斉送信により広く配布されているため、本来サービスを享受できないユーザが間接的にキーワードを入手できる可能性が高まることが考えられる。
そこで、チケット購入希望者でかつ権限を有するユーザに対してのみ、当該サービスを付与することを支援するための仕組みが望まれる。
そこで、1つの側面では、本発明は、チケット購入希望者が、特定のサービスを享受する権限を有するユーザであるかを判断して、権限を有する場合に当該サービスを享受するための機能を開放するチケット販売方法、チケット販売プログラム、並びに情報処理装置を提供することを目的とする。
一つの態様では、チケット販売方法は、端末から、チケットの購入希望の情報とともに、入力されたメールアドレスを取得し、チケット購入における特定のサービスを受けることが可能な権利を有する組織を示す組織メールアドレスの組織ドメインを記憶するドメイン記憶部を参照して、取得した前記メールアドレスのドメインが前記ドメイン記憶部に記憶されている組織ドメインのいずれかと一致するかを判定し、前記判定の結果、一致する場合に前記特定のサービスのための機能を、前記メールアドレスに対応するユーザに対して開放する処理を実行する、処理をコンピュータが実行するチケット販売方法である。
チケット購入希望者が、特定のサービスを享受する権限を有するユーザであるかを判断して、権限を有する場合に当該サービスを享受するための機能を開放することができる。
第1の実施形態に係る情報処理システムの構成を概略的に示す図である。 図2(a)は、サーバのハードウェア構成を示す図であり、図2(b)は、ユーザ端末のハードウェア構成を示す図である。 サーバ及びユーザ端末の機能ブロック図である。 図4(a)は、チケットDBの一例を示す図であり、図4(b)は、購入済チケットDBの一例を示す図である。 図5(a)は、ドメインDBの一例を示す図であり、図5(b)は、割引コードDBの一例を示す図である。 マイチケットDBの一例を示す図である。 情報処理システムにおけるサーバ及びユーザ端末の処理を示すフローチャート(その1)である。 図8(a)〜図8(d)は、ユーザ端末の表示部に表示される画面の遷移を説明するための図(その1)である。 図9(a)〜図9(d)は、ユーザ端末の表示部に表示される画面の遷移を説明するための図(その2)である。 情報処理システムにおけるサーバ及びユーザ端末の処理を示すフローチャート(その2)である。 図11(a)〜図11(d)は、ユーザ端末の表示部に表示される画面の遷移を説明するための図(その3)である。 情報処理システムにおけるサーバ及びユーザ端末の処理を示すフローチャート(その3)である。 第1の実施形態の概要を示す図である。 変形例1について説明するための図である。 図15(a)、図15(b)は、変形例2について説明するための図である。 図16(a)〜図16(c)は、変形例3について説明するための図である。 図17(a)〜図17(c)は、変形例4について説明するための図である。 図18(a)は、第2の実施形態に係るユーザ端末のハードウェア構成を示す図であり、図18(b)は、第2の実施形態で用いるチケットDBの一例を示す図である。 第2の実施形態における、ユーザ端末とサーバの処理の一部を示すフローチャートである。 図20(a)〜図20(d)は、第2の実施形態の画面の遷移を示す図である。 第2の実施形態の変形例を説明するための図である。
《第1の実施形態》
以下、第1の実施形態について、図1〜図13に基づいて詳細に説明する。図1には、第1の実施形態に係る情報処理システム100の構成が概略的に示されている。
本実施形態の情報処理システム100は、情報処理装置としてのサーバ10と、ユーザが利用する端末であるユーザ端末70と、を備える。サーバ10とユーザ端末70とは、インターネットなどのネットワーク80に接続されている。
サーバ10は、チケットの販売に関する処理を実行する情報処理装置である。サーバ10は、ユーザ端末70と連携して、一般のユーザに対して正規料金でチケットを販売したり、特定のユーザに対して割引料金でチケットを販売する処理を実行する。
図2(a)には、サーバ10のハードウェア構成が示されている。図2(a)に示すように、サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)90、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)94、記憶部(ここではHDD(Hard Disk Drive))96、ネットワークインタフェース97、及び可搬型記憶媒体用ドライブ99等を備えている。これらサーバ10の構成各部は、バス98に接続されている。サーバ10では、ROM92あるいはHDD96に格納されているプログラム(チケット販売プログラムを含む)、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ99が可搬型記憶媒体91から読み取ったプログラム(チケット販売プログラムを含む)をCPU90が実行することにより、図3に示す各部の機能が実現される。なお、図3の各部の機能は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。なお、図3の各部の詳細については後述する。
ユーザ端末70は、スマートフォンやタブレット端末などの端末である。ユーザ端末70には、企業のスポーツチームを応援するアプリ(応援アプリ)がインストールされているものとする。応援アプリは、サーバ10と連携して、企業のスポーツチームの情報(選手の情報や試合日程の情報など)を配信するとともに、試合のチケットを販売したり、試合会場で利用するチケットを表示する機能を有している。
図2(b)には、ユーザ端末70のハードウェア構成が示されている。図2(b)に示すように、ユーザ端末70は、CPU190、ROM192、RAM194、記憶部(HDD)196、ネットワークインタフェース197、表示部193、入力部195及び可搬型記憶媒体用ドライブ199等を備えている。表示部193は液晶ディスプレイ等を含み、入力部195はタッチパネルや物理ボタン等を含む。これらユーザ端末70の構成各部は、バス198に接続されている。ユーザ端末70では、ROM192あるいはHDD196に格納されているプログラム、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ199が可搬型記憶媒体191から読み取ったプログラムをCPU190が実行することにより、図3に示す各部の機能が実現される。
図3には、サーバ10とユーザ端末70の機能ブロック図が示されている。
(サーバ10の機能について)
サーバ10においては、CPU90がプログラムを実行することにより、チケット販売処理部20、アドレス照合部22、メール送信部24、割引コード照合部26、及び機能開放部28としての機能が実現されている。
チケット販売処理部20は、チケット販売に関する処理を実行する。例えば、チケット販売処理部20は、ユーザ端末70からの要求に応じて、ユーザが購入可能なチケットの情報をチケットDB40から読み出してユーザ端末70に送信する。また、チケット販売処理部20は、ユーザが購入したチケットの情報を購入済チケットDB42に記憶したり、ユーザ端末70に送信したりする。このとき、チケット販売処理部20は、ユーザが「一般」である場合と、企業の「社員」である場合とに合わせて、ユーザ端末70から購入できるチケット(一般販売価格のチケットや社員割引価格のチケット)の情報をユーザ端末70に提供する。
ここで、チケットDB40は、販売中のチケットの情報を格納するデータベースであり、一例として、図4(a)に示すようなデータ構造を有する。具体的には、チケットDB40は、「チケットID」、「チケット名」、「開催日時」、「対象ドメイン」、「チケット価格」の各フィールドを有する。
「チケットID」のフィールドには、チケットの識別情報が格納される。「チケット名」のフィールドには、チケットの名称が格納される。チケットの名称には、試合の情報の他、割引の有無や優先エリアのチケットか否かの情報も含まれる。「開催日時」のフィールドには、試合の開催日時の情報が格納される。「対象ドメイン」のフィールドには、各チケットの販売対象のユーザを特定する情報として、メールアドレスのドメインのID(ドメインID)が格納されている。なお、対象ドメインが「一般」であれば、全ユーザを対象とするチケットを意味する。一方、対象ドメインが「D001」であれば、ドメインID「D001」に対応する組織ドメイン「xxxx.com」を含むメールアドレスを利用するユーザ(図5(a)参照)を対象とするチケットを意味している。「チケット価格」のフィールドには、各チケットの販売価格の情報が格納されている。なお、組織ドメインは、割引などの特定のサービスを利用可能な組織が、メールアドレスとして利用する情報である。例えば、特定の会社の従業員が、従業員限定のサービスを受けることができる場合、対応する会社の組織ドメインが登録される。
購入済チケットDB42は、どのユーザ端末70にインストールされた応援アプリからチケットが購入されたかの情報や、購入されたチケットの情報を格納するデータベースである。購入済チケットDB42は、一例として図4(b)に示すようなデータ構造を有する。具体的には、購入済チケットDB42は、「アプリNo.」、「チケットID」、「購入日時」、「購入金額」、「券種」、「利用日」の各フィールドを有する。
「アプリNo.」のフィールドには、チケットを購入したユーザ端末70にインストールされている応援アプリの識別情報が格納される。アプリNo.は、各ユーザ端末70の応援アプリそれぞれに固有の識別情報である。なお、アプリNo.に代えて、端末IDなどの端末を一意に識別できる情報が格納されてもよい。「チケットID」のフィールドには、購入したチケットの識別情報が格納され、「購入日時」のフィールドには、チケットの購入日時の情報が格納され、「購入金額」のフィールドには、チケットの購入金額の情報が格納される。また、「券種」のフィールドには、大人、子供などの券種の情報が格納され、「利用日」のフィールドには、チケットを利用した年月日の情報が格納される。なお、「利用日」のフィールドが空である場合、未だチケットが利用されていないことを意味する。
図3に戻り、アドレス照合部22は、ユーザ端末70から、入力されたメールアドレスを受信し、受信したメールアドレスからドメインを抽出する。そして、アドレス照合部22は、抽出したドメインがドメインDB44の「登録ドメイン」のフィールドに記憶されている組織ドメインの1つと一致(完全一致)しているかを照合する。なお、ドメインDB44には、ユーザ個人のアドレスは登録されておらず、組織で利用されている組織ドメインの情報が登録されている。
ここで、ドメインDB44は、割引などの特定のサービスを受けられる組織に所属する従業員が利用する組織ドメインの情報と、各組織ドメインを利用する従業員に対する割引サービスの情報と、を予め格納しておくデータベースである。特定のサービスを受けられる組織は、例えば、スポーツチームを運営する会社やスポンサーの会社などである。
ドメインDB44は、図5(a)に示すように、「ドメインID」、「登録ドメイン」、「認証有効期間」、「購入可能枚数」の各フィールドを有する。
「ドメインID」のフィールドには、組織ドメインの識別情報が格納されている。「登録ドメイン」のフィールドには、ドメインIDごとに、異なる組織ドメインが格納されている。「認証有効期間」のフィールドには、各組織ドメインに対して予め定められている認証の有効期間(ユーザに配布する割引コードの有効期間)が格納されている。「購入可能枚数」のフィールドには、各組織ドメインを利用するユーザが割引価格で購入可能な枚数の上限が格納されている。
図3に戻り、メール送信部24は、アドレス照合部22による照合の結果、受信したメールアドレスのドメインがドメインDB44に格納されている組織ドメインの1つと一致していた場合に、受信したメールアドレスに対してメールを送信する。このメールには、鍵情報としての割引コードが記載されている。なお、メールの詳細については、後述する。メール送信部24は、メールに記載した割引コードを割引コードDB46に格納する。
ここで、割引コードDB46は、各ユーザ端末70(アプリ)に対して配布した割引コードの情報等を格納するデータベースである。割引コードDB46は、図5(b)に示すように、「アプリNo.」、「ドメイン」、「割引コード」、「割引コード発行日時」の各フィールドを有する。
「アプリNo.」のフィールドには、割引コードの配布先のメールアドレスをサーバ10に送信したアプリの識別情報が格納される。「ドメイン」のフィールドには、割引コードの配布先のメールアドレスに含まれる組織ドメインの情報が格納される。「割引コード」のフィールドには、配布した割引コードが格納される。「割引コード発行日時」のフィールドには、割引コードを発行した(配布した)日時の情報が格納される。
図3に戻り、割引コード照合部26は、ユーザ端末70において入力された割引コードを、アプリNo.とともに、ユーザ端末70から取得する。また、割引コード照合部26は、割引コードDB46を参照して、取得したアプリNo.と割引コードの組み合わせが割引コードDB46に記憶されているか照合する。割引コード照合部26は、照合結果を機能開放部28に通知する。
機能開放部28は、割引コード照合部26による照合の結果、割引コードが正しい場合に、割引コードが入力されたユーザ端末70における、割引価格でのチケット販売(割引サービス)の機能を開放する。
(ユーザ端末70の機能について)
ユーザ端末70においては、CPU190がプログラムを実行することにより、一般用処理部50、アドレス情報送信部52、割引コード送信部56、及び社員用処理部58としての機能が実現されている。
一般用処理部50は、ユーザ端末70の表示部193上に、一般用のチケット購入画面を表示したり、当該画面内において入力された情報をサーバ10のチケット販売処理部20に送信したりする。また、一般用処理部50は、ユーザが購入したチケットの情報をマイチケットDB60に格納する。ここで、マイチケットDB60は、購入済の未使用のチケットの情報を格納するデータベースであり、図6に示すようなデータ構造を有する。具体的には、マイチケットDB60には、図4(b)の購入済チケットDB42のうち、「アプリNo.」と「利用日」を除いた情報が格納されている。
アドレス情報送信部52は、ユーザ端末70においてユーザが入力したメールアドレスをサーバ10のアドレス照合部22に送信する。
割引コード送信部56は、ユーザ端末70において入力された割引コードを、サーバ10の割引コード照合部26に送信する。
社員用処理部58は、サーバ10の機能開放部28が割引サービスの機能を開放した場合に、ユーザ端末70の表示部193上に社員用のチケット購入画面を表示する。また、社員用処理部58は、表示した画面内に入力された情報をサーバ10のチケット販売処理部20に送信する。また、社員用処理部58は、ユーザが購入したチケットの情報をマイチケットDB60に格納する。なお、社員用処理部58はサーバ10の機能開放部28が割引サービスの機能を開放していなければ、一切機能しないようになっている。
(情報処理システム100における処理について)
次に、情報処理システム100におけるサーバ10及びユーザ端末70の処理について、図7、図10、図12のフローチャートに沿って、その他図面を適宜参照しつつ詳細に説明する。なお、ユーザ端末70の処理は、ユーザがユーザ端末70において応援アプリを立ち上げた段階(図8(a)参照)から開始される処理である。図8(a)の応援アプリの画面には、「ホーム」、「試合日程」、「選手情報」などのボタンのほか、「限定メニュー」ボタンも設けられている。ユーザが、「試合日程」や「選手情報」のボタンを押した場合には、スポーツチームの各種情報をユーザに提供するための処理が実行される。また、ユーザが「限定メニュー」ボタンを押した場合、スポーツチームを運営する会社の社員限定のサービスをユーザに提供するための処理が実行される。
図7の処理では、まず、ステップS12において、ユーザ端末70の一般用処理部50が、ユーザ端末70の表示部193上の「限定メニュー」ボタンが押されるまで待機する。ユーザによって「限定メニュー」ボタンが押されると、一般用処理部50は、ステップS14に移行する。なお、図7においては示されていないが、ユーザが「限定メニュー」以外のボタンを押した場合には、一般用処理部50が、押したボタンに対応する処理を実行する。ステップS12の判断が肯定された場合には、一般用処理部50が、アドレス情報送信部52に対してその旨を通知する。
ステップS14に移行すると、アドレス情報送信部52は、ユーザ端末70の表示部193上にメールアドレス入力画面を表示する。具体的には、図8(b)に示すような画面を表示する。アドレス情報送信部52は、メールアドレス入力画面にて、「従業員限定のサービスの利用を希望する場合には、会社のアドレスを入力してください」というメッセージを併せて提示しても良い。
次いで、ステップS16では、アドレス情報送信部52が、メールアドレス入力画面において送信ボタンが押されるまで待機する。ユーザは、自己の会社用のメールアドレス(例えば、taroh@xxxx.com)を入力して、送信ボタンを押す。このように、ユーザによって送信ボタンが押された段階で、ステップS18に移行する。
ステップS18に移行すると、アドレス情報送信部52が、応援アプリの識別情報(アプリNo.)、社員割引でのチケット購入希望の情報とともに、メールアドレスをサーバ10のアドレス照合部22に送信する。
一方、サーバ10では、アドレス照合部22が、ステップS110において、ユーザ端末70から情報を受信するまで待機している。ユーザ端末70側でステップS18が実行され、ユーザ端末70から情報を受信すると、アドレス照合部22は、ステップS112に移行する。
ステップS112に移行すると、アドレス照合部22は、受信したメールアドレスのドメイン(例えば、taroh@xxxx.com)を照合する。具体的には、アドレス照合部22は、ドメインDB44を参照して、メールアドレスに含まれるドメイン(xxxx.com)がドメインDB44に登録されている組織ドメインの1つと完全一致するか否かを判断する。
次いで、ステップS114では、アドレス照合部22が、判定結果をユーザ端末70の一般用処理部50に送信する。
次いで、ステップS116では、アドレス照合部22が、受信したメールアドレスに含まれるドメイン(xxxx.com)が登録済みドメイン(登録済みの組織ドメイン)か否かを判断し、このステップS116の判断が肯定された場合には、ステップS118に移行する。ステップS118では、メール送信部24が、受信したメールアドレス(taroh@xxxx.com)に対して、割引コードが記載されたメールを送信する。ユーザは、ユーザ端末70のメールアプリを利用して、メールを受信する。なお、ユーザは、別の端末(会社内で利用している端末等)を用いてメールを受信してもよい。図9(a)には、割引コードが記載されたメールの一例が示されている。なお、メール送信部24は、割引コードをランダムに生成するものとする。また、メール送信部24は、ドメインDB44を参照して、組織ドメインに対応する認証有効期間を読み出し、「有効期限」の年月日の情報をメールに表示する。「有効期限」の年月日は、割引コードの発行日に、読み出した認証有効期間を加算した年月日である。そして、メール送信部24は、メールで送信した割引コードを、アプリNo.、ドメイン、割引コード発行日時と対応付けて、割引コードDB46(図5(b))に格納する。なお、割引コード照合部26は、割引コードDB46に格納されている各割引コードの情報を、認証有効期間(ドメインDB44参照)を超えたときに消去するようにする。例えば、割引コードDB46の割引コード「v3VhxuF8」については、2019年10月10日から30日を超えた場合に消去されるため、以降は使用ができなくなる。
これに対し、ユーザ端末70では、図7のステップS18の後、ステップS20において、一般用処理部50が、アドレス照合部22による判定結果を受信するまで待機している。すなわち、サーバ10においてステップS114の処理が実行されたタイミングで、ステップS22に移行する。
ステップS22に移行すると、一般用処理部50が、判定結果に応じた画面を表示する。具体的には、一般用処理部50は、照合の結果、メールアドレスのドメインが登録済みドメイン(登録済みの組織ドメイン)であった場合(照合OKの場合)には、図8(c)に示すような割引コード入力画面を表示する。図8(c)の画面は、ユーザが割引コードを入力するための画面である。一方、メールアドレスのドメインが未登録のドメイン(未登録の組織ドメインや、フリーメールアドレスなどで用いられる一般ドメイン)であった場合(照合NGの場合)には、図8(d)に示すようなエラー画面を表示する。図8(d)の画面は、社員割引のサービスを利用できない旨を通知する画面である。一般用処理部50は、この画面を表示した後、「TOPページへ」のボタンがユーザによって押された段階で、表示をTOPページに変更し、図7、図10、図12の全処理を終了する。
ステップS22の処理の後は、図10のステップS30に移行する。ステップS30では、割引コード送信部56が、図8(c)の画面において割引コードが入力され、「次へ」ボタンが押されるまで待機する。ユーザが割引コードを入力し、「次へ」ボタンを押すと、割引コード送信部56は、ステップS32に移行し、割引コードをサーバ10の割引コード照合部26に送信する。このとき、割引コード送信部56は、割引コード照合部26に対して、アプリNo.も送信するものとする。
一方、サーバ10の割引コード照合部26は、図7のステップS118の後、図10のステップS130において、割引コードを受信するまで待機している。割引コード照合部26は、割引コードを受信すると、ステップS132に移行し、受信した割引コードが正しいか否かを判断する。この場合、割引コード照合部26は、受信したアプリNo.と割引コードの組み合わせが、割引コードDB46に格納されているか否かを判断する。このステップS132の判断が否定された場合には、ステップS134に移行し、割引コード照合部26が機能開放部28にその旨を通知し、機能開放部28が、ユーザ端末70の社員用処理部58に対してエラーを通知する。一方、ステップS132の判断が肯定された場合には、ステップS136に移行し、割引コード照合部26が機能開放部28にその旨を通知し、機能開放部28が、社員用処理部58に対して機能開放を通知する。ステップS134又はステップS136の後は、図12の処理に移行する。
これに対し、ユーザ端末70では、ステップS34において、社員用処理部58が、機能開放の通知を受けたか否かを判断する。このステップS34の判断が否定された場合、すなわちサーバ10においてステップS134の処理が実行された場合には、ステップS36に移行し、社員用処理部58が、エラー画面(図9(c)参照)を表示する。そして、ユーザが図9(c)の画面において「一般用チケット一覧へ」ボタンを押すと、一般用処理部50が、一般用チケット購入画面(図11(a)参照)を表示する。この場合、一般用処理部50は、サーバ10のチケット販売処理部20と通信して、図11(a)の画面に表示可能なチケットの情報を取得する。なお、チケット販売処理部20は、チケットDB40を参照して、対象ドメインが「一般」であるチケットの情報を取得する。
一方、ステップS34の判断が肯定された場合、すなわちサーバ10においてステップS136の処理が実行された場合には、ステップS38に移行し、社員用処理部58は、機能開放メッセージの画面(図9(d)参照)を表示する。そして、ユーザによって図9(d)の画面上の「社内向けチケット一覧へ」ボタンが押された段階で、社員用処理部58は、社員割引チケット購入画面(図11(b)参照)を表示する。この場合、社員用処理部58は、サーバ10のチケット販売処理部20と通信して、図11(b)の画面に表示可能なチケットの情報を取得する。なお、チケット販売処理部20は、チケットDB40を参照して、入力されたメールアドレスに含まれるドメインに対応するチケットの情報を取得する。例えば、入力されたメールアドレスに含まれるドメインが「xxxx.com」である場合には、ドメインDB44(図5(a))より、ドメインID=D001である。したがって、チケット販売処理部20は、チケットDB40から、「対象ドメイン」のフィールドに「D001」が含まれるチケットの情報を取得する。なお、チケット販売処理部20は、対象ドメインが「一般」であるチケットの情報も併せて取得してもよい。この場合、図11(b)の画面内に一般のチケットの情報も表示されることになる。
なお、図11(a)の画面が表示された場合には、一般用処理部50が以降の処理を実行し、図11(b)の画面が表示された場合には、社員用処理部58が以降の処理を実行するようになっている。
次いで、図12のステップS50に移行すると、一般用処理部50又は社員用処理部58が、図11(a)又は図11(b)の画面において、「購入」ボタンが押されたか否かを判断する。このステップS50の判断が否定された場合には、ステップS62に移行し、一般用処理部50又は社員用処理部58は、図11(a)又は図11(b)の画面において、「マイチケット」ボタンが押されたか否かを判断する。このステップS62の判断が否定された場合には、ステップS50に戻り、肯定された場合には、ステップS64に移行する。すなわち、ユーザが図11(a)又は図11(b)の画面において、「購入」ボタンを押した場合には、ステップS52〜S60の処理が実行され、「マイチケット」ボタンを押した場合には、ステップS64〜S68の処理が実行される。
「購入」ボタンが押され、ステップS52に移行すると、一般用処理部50又は社員用処理部58は、販売チケット情報の画面を表示する。この場合、一般用処理部50又は社員用処理部58は、「購入」ボタンが押されたチケットについての販売チケット情報の画面を表示する。例えば、ユーザが図11(b)の「購入」ボタンB1を押した場合には、図11(c)に示すような販売チケット情報の画面が表示される。この画面の「上限3枚まで」の表示は、チケット販売処理部20が、ドメインDB44から取得した購入可能枚数であるものとする。なお、一般用チケットの場合には、予め定められている上限を表示するものとする。
次いで、ステップS54では、一般用処理部50又は社員用処理部58が、販売チケット情報の画面(図11(c))において、「購入」ボタンが押されるまで待機する。ユーザが、図11(c)の画面において「購入」ボタンを押すと、ステップS56に移行する。ステップS56では、一般用処理部50又は社員用処理部58が、販売チケット情報の画面に入力された情報をサーバ10のチケット販売処理部20に送信する。図11(c)の例では、大人1枚の購入希望の情報がチケット販売処理部20に送信されることになる。
一方、サーバ10では、ステップS150において、チケット販売処理部20が、情報を受信するまで待機している。したがって、ユーザ端末70においてステップS56の処理が実行されると、チケット販売処理部20は、ステップS152に移行する。ステップS152に移行すると、チケット販売処理部20は、購入済チケット情報をユーザ端末70の一般用処理部50又は社員用処理部58に送信するとともに、購入済チケットDB42に格納する。この場合、チケット販売処理部20は、購入済チケットDB42に、ユーザ端末70のアプリNo.、購入されたチケットのチケットID、購入日時、購入金額、券種の情報を格納する。なお、ステップS152では、チケット販売処理部20は、クレジットカード情報等を用いた決済処理も行う。
これに対し、ユーザ端末70では、ステップS58において、一般用処理部50又は社員用処理部58が、購入済チケット情報を受信するまで待機している。したがって、サーバ10においてステップS152の処理が実行されると、ステップS60に移行し、一般用処理部50又は社員用処理部58は、マイチケットDB60に購入済チケット情報を格納する。具体的には、一般用処理部50又は社員用処理部58は、図6のマイチケットDB60に、購入済のチケットのチケットID、購入日時、購入金額、券種の情報を格納する。その後は、ステップS62に移行する。
ステップS62では、一般用処理部50又は社員用処理部58が、「マイチケット」ボタンが押されたか否かを判断する。このステップS62の判断が肯定されると、ステップS64に移行し、一般用処理部50又は社員用処理部58は、購入済チケット一覧画面(図11(d))を表示する。この場合、一般用処理部50又は社員用処理部58は、サーバ10との通信が可能であれば、チケット販売処理部20を介して、購入済チケットDB42から、自己のアプリNo.に対応する購入済のチケットの情報を取得し、購入済チケット一覧画面を表示する。一方、サーバ10との通信ができない状況である場合には、一般用処理部50又は社員用処理部58は、マイチケットDB60から、購入済のチケットの情報を取得し、購入済チケット一覧画面(図11(d))を表示する。なお、サーバ10との通信ができない状況としては、例えば、試合会場近くにいるため、観客が多数存在し、電波状況が悪い場合などが想定される。本実施形態では、購入済のチケットをユーザ端末70とサーバ10の両方において管理している。したがって、多数の観客が試合会場近くに集まっており、ユーザ端末70の電波状況が悪い場合にも、購入済チケット一覧画面を表示し、購入済のチケットを利用することができるようになっている。また、ユーザは、チケットを購入したユーザ端末70以外からもチケットを利用することができる。
次いで、ステップS66では、一般用処理部50又は社員用処理部58が、「使う」ボタンが押されるまで待機する。ユーザが図11(d)の画面において「使う」ボタンを押すと、ステップS68に移行し、一般用処理部50又は社員用処理部58は、チケット画面を表示する。チケット画面は、チケットの詳細内容や、二次元コード等が表示された画面であるものとする。ユーザは、このチケット画面を試合会場において提示することにより、試合会場に入場することができる。なお、ユーザがチケットを利用した場合には、購入済チケットDB42やマイチケットDB60の「利用日」のフィールドに利用した年月日の情報が格納される。なお、ユーザがチケットを利用した場合には、当該チケットに関する情報を購入済チケットDB42やマイチケットDB60から削除するようにしてもよい。
以上により、図7、図10、図12の全処理が終了する。なお、図7、図10、図12の処理が行われている間にユーザがアプリの使用をやめる操作を行う場合もある。このような操作が行われた場合には、上述した処理が適宜終了するようになっている。
図13には、本第1の実施形態の概要が示されている。本第1の実施形態においては、図13に示すように、社員が利用するユーザ端末70から送信したメールアドレスのドメインが、登録済みの組織ドメインである場合に、サーバ10は、そのメールアドレスに認証コードを送信する。そして、ユーザ端末70から送信した認証コードがサーバ10から送信した認証コードと一致すれば、社員用処理部58の機能(割引サービスのための機能)を開放する。これにより、社員は、社員割引のサービスを利用できるようになっている。一方、一般のユーザ端末70との間では、上記処理が行われないため、社員用処理部58の機能は開放されない。したがって、一般のユーザは、社員割引のサービスを利用できないようになっている。
以上説明した本第1の実施形態では、アドレス照合部22を含んで、ユーザ端末70に入力されたメールアドレスを取得する取得部、及び取得したメールアドレスのドメインをドメインDB44を用いて照合する照合部、としての機能が実現されている。また、メール送信部24、割引コード照合部26、機能開放部28を含んで、チケットの割引サービスのための機能を開放する処理を実行する実行部としての機能が実現されている。
以上、詳細に説明したように、本第1の実施形態によると、アドレス照合部22は、ユーザ端末70から、チケット購入希望の情報とともに、入力されたメールアドレスを取得する(S110:肯定)。ドメインDB44には、スポーツチームの運営を行う会社の社員であること(チケット購入時に割引サービスを受けることが可能な権利を有する組織に属していること)を示すメールアドレスのドメイン(組織ドメイン)が記憶されている。また、アドレス照合部22は、ドメインDB44を参照して、取得したメールアドレスのドメインがドメインDB44に記憶されている組織ドメインのいずれかと一致するかを判定する。そして、メール送信部24、割引コード照合部26、及び機能開放部28は、アドレス照合部22の照合の結果、ドメインが一致していた場合にチケットの割引サービスのための機能を開放する処理を実行する(S118、S130、S132、S136)。すなわち、サーバ10は、ユーザが入力したメールアドレスのドメインに基づいて、チケット購入時に割引サービスを受けることが可能な権利を有するか否かを判定し、権利を有するユーザに対して割引サービスを提供するための機能を開放する。したがって、ドメインを使って認証したアドレスに対してのみ、特定のサービスの利用を開放することができる。また、ユーザは、特別な社内手続きを経ずに、社員割引のチケットを購入することができる。さらに、本実施形態では、入力されたアドレスは、所定のタイミングで削除される。例えば、メール送信部24が、割引コードなど特定のサービスを受けるために必要な鍵情報を、認証されたアドレスに送信したのち、アドレスは削除される。これにより、サーバ10は個人情報を保持することがないため、メールアドレスなどの個人情報が流出するリスクが低減される。
また、本第1の実施形態では、メール送信部24が、ユーザ端末70から取得したメールアドレスに対して、割引サービスを受けるために必要な割引コード(鍵情報)を送信する。そして、ユーザ端末70から送信された割引コードを取得した場合に、機能開放部28は、ユーザ端末70に社員割引チケットの一覧画面を表示させる。これにより、本第1の実施形態では、チラシで割引コードを配布したり、社員のメールアドレスに割引コードを記載したメールを一斉送信したりする場合のように、購入希望があるかどうかもわからない人に割引コードを配布することがない。すなわち、購入希望者であり、かつ割引サービスを受ける権限を有する人に限定して、割引コードを配布することができる。したがって、本来割引サービスを享受できない人が間接的にキーワードを入手できる可能性を低減することができる。また、本第1の実施形態では、社員以外の人が社員に成りすまして、社員のメールアドレスをメールアドレス入力画面に入力したとしても、割引コードは社員のメールアドレスに届くため、割引サービスを受けられないようになっている。
また、本第1の実施形態では、割引コードには、有効期限が設定されている(ドメインDB44の認証有効期間参照)。そして、割引コード照合部26及び機能開放部28は、有効期限が切れていない割引コードをユーザ端末70から取得した場合に、社員割引チケットの一覧画面を表示する。これにより、社員の種別等に応じて、割引コードを使える時期を適切に定めることができる。例えば、正規社員であれば、有効期限を長めにし、派遣社員などであれば、有効期限を短めに設定することができる。
また、本第1の実施形態では、割引サービスの内容を、組織ドメインごとに設定できる(図4(a)のチケットDB40参照)。これにより、社員の種別、会社への貢献度等に応じて、割引内容を適切に設定することができる。
なお、上記第1の実施形態では、ユーザ端末70から取得したメールアドレスのドメインが、登録済みの組織ドメインと一致していた場合に、ユーザ端末70とサーバ10との間で割引コードをやり取りし、その結果に基づいて、機能開放部28が、ユーザ端末70の社員用処理部58の機能を開放することとした。しかしながら、これに限らず、例えば、ユーザ端末70から取得したメールアドレスのドメインが、登録済みの組織ドメインと一致していた場合に、機能開放部28が、ユーザ端末70の社員用処理部58の機能を開放することとしてもよい。この場合、割引コードのやり取りが無くなるので、ユーザの手間を軽減することができる。
(変形例1)
なお、上記第1の実施形態においては、ドメインIDごとに、社員割引の内容を異ならせてもよい。例えば、図14に示すように、ドメインDB44において、各ドメインIDに対して、購入可能なチケット(当日から何日後までのチケットを購入可能か)や、割引率(100%の場合は、通常の社員割引、200%の場合には、通常の2倍の割引率)を紐づける。
例えば期間従業員については、購入可能なチケットの範囲を狭くし、正社員については、購入可能なチケットの範囲を広くするなどすることができる。これにより、チケットを使用するときに社員の資格を失っている(退職している、雇用契約が切れている)ような状況が発生する可能性を低くすることができる。また、会社への貢献度に合わせて割引率を設定することができる。
(変形例2)
なお、上記第1の実施形態では、ユーザにメールアドレスを入力させる際に、併せて所属する部門名を入力させてもよい。例えば、アドレス情報送信部52は、図8(b)の画面に代えて、図15(a)に示すような画面を表示部193上に表示する。この場合、図15(b)に示すように、ドメインDB44において、組織ドメインと部門名との組み合わせごとに、ドメインIDを割り当てることができる。また、チケットDB40において、各ドメインID(組織ドメインと部門名との組み合わせ)に対して、割引するチケットを割り当てるようにすればよい。このようにすることで、会社の部門ごとに割引サービスを異ならせることができる。
(変形例3)
なお、上記第1の実施形態においては、図16(a)に示すように、割引コードDB46に、「割引機能開放開始日」と、「割引機能開放終了日」のフィールドを設けてもよい。「割引機能開放開始日」のフィールドには、機能開放部28が、図10のステップS136において割引サービスの機能開放をユーザ端末70に通知した年月日の情報が格納される。また、「割引機能開放終了日」のフィールドには、割引機能開放開始日から組織ドメインごとに予め定められている機能開放継続期間後の年月日の情報が格納される。なお、以下においては、「割引機能開放開始日」から「割引機能開放終了日」までの期間を、機能開放期間と呼ぶものとする。
本例では、機能開放部28は、図7のステップS110の前に、図16(b)の処理を実行する。具体的には、機能開放部28は、ユーザ端末70から「限定メニュー」ボタンが押されたとき(図7のステップS12:肯定の場合)に、ユーザ端末70からアプリNo.を取得する(S202)。そして、取得したアプリNo.が、割引コードDB46に格納されており、かつ、アプリNo.を取得したタイミングが、機能開放期間に含まれるかを確認する(S204、S206)。そして、ステップS204、S206の判断が肯定された場合には、ユーザにメールアドレスを要求することなく、機能開放をユーザ端末70の社員用処理部58に通知し(S208)、その後は、図12のステップS150に移行する。なお、ステップS204、S206のいずれかの判断が否定された場合には、図7のステップS110に移行する。このとき、ユーザ端末70では、図16(c)に示すような画面を表示部193に表示し、画面内の「メールアドレス入力へ」ボタンが押された場合に、図8(b)の画面を表示するようにすればよい。
このようにすることで、ユーザは、「限定メニュー」ボタンを押すたびにメールアドレスや、割引コードを入力する必要がなくなるため、ユーザの利便性を向上することができる。
(変形例4)
なお、上記変形例3では、アプリNo.が登録されていない場合、及び機能開放期間外になった場合には、ユーザに対してメールアドレスを入力又は再入力させる場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、図17(a)に示すように、アプリNo.が登録されていない場合(ステップS204:否定の場合)には、ユーザに対してメールアドレスを入力させ(図7のS110)、機能開放期間外になった場合(ステップS206:否定の場合)には、ステップS210に移行するようにしてもよい。
ステップS210では、機能開放部28は、図17(b)に示すような期限切れ画面を一般用処理部50に送信する。この場合、一般用処理部50は、ユーザ端末70の表示部193上に図17(b)の画面を表示する。図17(b)の画面には、「メールアドレス入力へ」のボタンと、「購入済チケットの追加」のボタンが設けられている。ユーザが「メールアドレス入力へ」のボタンを押すと、一般用処理部50は、その旨をチケット販売処理部20に通知する。この場合、サーバ10は、図7のステップS110に移行する。
一方、ユーザが「購入済チケットの追加」のボタンを押した場合には、ユーザ端末70の一般用処理部50は、その旨を機能開放部28に通知する。ここで、ユーザは、すでに購入したチケットの枚数を増やしたいときに、「購入済チケットの追加」のボタンを押す。機能開放部28は、「購入済チケットの追加」のボタンが押された旨の通知を受信すると、ステップS212の判断(試合開始前の購入済チケットの追加か否かの判断)が肯定され、ステップS214に移行する。
ステップS214に移行すると、機能開放部28は、社員用処理部58に対して追加購入限定の機能開放を通知する。社員用処理部58は、この通知を受け取ると、ユーザがすでに購入したチケットの追加購入の画面(図17(c)参照)を表示部193上に表示する。その後は、上記第1の実施形態と同様の処理(図12の処理)が実行される。
本変形例4によれば、割引コードの期限が切れている場合であっても、ユーザが購入済のチケットを追加購入するのであれば、割引コードの照合処理を省略することとしている。これにより、チケットを前回購入したときに割引コードの照合をすでに行っており、再度の照合が不要な場合に、割引コードの照合処理を省略するため、ユーザの入力の手間を省くことができる。
《第2の実施形態》
次に、第2の実施形態について、図18〜図20に基づいて説明する。図18(a)には、第2の実施形態に係るユーザ端末70のハードウェア構成が示されている。本第2の実施形態においては、ユーザ端末70が、図18(a)に示すように、位置検出装置189を備えている。位置検出装置189は、例えばGPS(Global Positioning System)やビーコンなどである。
図18(b)には、本第2の実施形態のチケットDB40が示されている。本第2の実施形態においては、チケットIDに対応付けて、「開催場所」のフィールドに、試合会場の位置(緯度、経度)が格納されている。
図19には、第2の実施形態における、ユーザ端末70とサーバ10の処理の一部がフローチャートにて示されている。図19の処理は、第1の実施形態で説明したステップS62の判断が肯定された後(図11(a)や図11(b)の画面において「マイチケット」ボタンが押された後)に、実行される処理である。
図19の処理では、まず、ステップS63Aにおいて、一般用処理部50又は社員用処理部58が、位置検出装置189において検出されるユーザ端末70の現在位置をサーバ10のチケット販売処理部20に送信する。
これに対し、サーバ10では、チケット販売処理部20が、ユーザ端末70の現在の位置を受信するまで待機しているので(S160)、受信すると、ユーザ端末70の現在の位置が、ユーザが購入したチケットそれぞれの利用可能エリア内かを確認する。この場合、チケット販売処理部20は、購入済チケットDB42からユーザが購入したチケットのチケットIDを取得する。そして、チケット販売処理部20は、チケットDB40(図18(b))を参照して、取得したチケットIDに対応する開催場所から所定範囲内にユーザ端末70が存在しているかを確認する。そして、チケット販売処理部20は、確認結果を一般用処理部50又は社員用処理部58に通知する。
一方、ユーザ端末70の一般用処理部50又は社員用処理部58は、ステップS63Aを実行した後、サーバ10から通知があるまで待機している(S63B)。したがって、サーバ10においてステップS162の処理が実行されると、一般用処理部50又は社員用処理部58は、ステップS64に移行し、購入済チケット一覧画面を表示する。このとき、例えば、ユーザが購入しているチケットが1枚であり、そのチケットの利用可能エリアにユーザが入っていない場合には、購入済チケット一覧画面において、図20(a)に示すように「使用不可」を表示する。一方、ユーザが購入しているチケットの利用可能エリアにユーザが入っている場合には、購入済チケット一覧画面において、図20(b)に示すような「使う」ボタンを表示する。
次いで、ステップS66では、一般用処理部50又は社員用処理部58が、「使う」ボタンが押されるまで待機する。ユーザが図20(b)の画面において「使う」ボタンを押すと、ステップS68に移行し、一般用処理部50又は社員用処理部58は、チケット画面を表示する。チケット画面は、例えば、図20(c)に示すように、二次元コード等が表示された画面であるものとする。ユーザは、このチケット画面を試合会場において提示することにより、試合会場に入場することができる。なお、ユーザがチケットを利用した場合には、図20(d)に示すように、チケットに「使用日時」が表示されるようにしてもよい。
以上により、図19の全処理が終了する。なお、図19の処理が行われている間にユーザがアプリの使用をやめる操作を行う場合もある。このような操作が行われた場合には、処理が適宜終了するようになっている。
その他の処理については、第1の実施形態と同様である。
これまでの説明から明らかなように、本第2の実施形態では、チケット販売処理部20を含んで、ユーザ端末の位置情報を取得する位置情報取得部、及び取得した位置情報に基づいてチケットの利用を可能にする処理部、としての機能が実現されている。
以上、詳細に説明したように、本第2の実施形態によると、チケット販売処理部20は、ユーザ端末70の現在位置を取得する(S160:肯定)。また、チケット販売処理部20は、購入済チケットDB42やチケットDB40を参照して、ユーザ端末70の現在位置が、購入済みのチケットの試合の開催場所の近傍であるかを判断し、ユーザ端末70に判断結果を通知する(S162)。そして、ユーザ端末70は、試合の開催場所の近傍にユーザ端末70が存在する場合には、そのチケットを利用可能に表示し(図20(b))、試合の開催場所の近傍にユーザ端末70が存在していない場合には、チケットを利用できない状態で表示する(図20(a))。これにより、チケットを適切なタイミングで利用可能に表示することができる。
(変形例)
なお、上記第2の実施形態においては、図20(b)の画面において「使う」ボタンが押された場合に、ユーザに対して再度割引コードを入力させてもよい。具体的には、図21に示すように、「使う」ボタンが押された場合(ステップS66:肯定の場合)に、ユーザ端末70の一般用処理部50は、「使う」ボタンが押されたチケットが社員割引のチケットか否かを判断する(ステップS67A)。このステップS67Aの判断が否定された場合には、一般用処理部50は、ステップS67Bにおいて、チケット画面(図20(c)のような画面)を表示し、図21の全処理を終了する。一方、ステップS67の判断が肯定された場合には、ステップS67Cに移行し、割引コード送信部56が、割引コード入力画面(図8(c)参照)を表示する。そして、割引コード送信部56は、割引コードが入力されるまで待機し(ステップS67D)、割引コードが入力されると、サーバ10の割引コード照合部26に割引コードを送信する(ステップS67E)。
これに対し、サーバ10においては、割引コード照合部26が、割引コードを受信するまで待機しているので(ステップS164)、ユーザ端末70においてステップS67Eが実行されると、ステップS166に移行する。そして、ステップS166では、割引コード照合部26が、受信した割引コードを照合して、照合結果を機能開放部28が社員用処理部58に通知する。
一方、ユーザ端末70側では、ステップS67Eの後、社員用処理部58は、照合結果を受信するまで待機しているので(ステップS67F)、サーバ10においてステップS166の処理が実行されると、ステップS67Gに移行する。
ステップS67Gに移行すると、社員用処理部58は、受信した照合結果に応じて、エラー画面(図9(c)のような画面)又はチケット画面(図20(c)のような画面)を表示する。その後は、図21の全処理を終了する。
このように、図20(b)の画面において「使う」ボタンが押された場合に、ユーザに対して再度割引コードを入力させることで、チケットを利用する際にも、ユーザの正当性を確認することができる。
なお、本変形例においては、ステップS67Cの前に、ユーザに対してメールアドレスを入力させ、メールアドレスのドメインが登録済みの組織ドメインと一致している場合に、割引コードを再度発行するようにしてもよい。
また、本変形例においては、ユーザ端末70の現在位置が、チケットの利用可能エリアに入った段階で、メール送信部24から新たに割引コードを送信してもよい。
なお、上記各実施形態及び変形例では、チケットの払い戻しの際に、社員であるか否かを判別するために、メールアドレスのドメインの照合や、配布した割引コードの照合を行うこととしてもよい。
なお、上記各実施形態及び変形例では、ユーザが入力したメールアドレスが登録済みの組織ドメインと一致する場合に、入力されたメールアドレスに対応するユーザに対してチケットの割引サービスの機能を開放する場合について説明したが、これに限られるものではない。すなわち、入力されたメールアドレスに対応するユーザに対して割引サービス以外のチケット購入における特定のサービスの機能を開放することとしてもよい。
なお、上記各実施形態及び変形例では、スポーツの観戦チケットを例に説明したが、これに限らず、スポーツ以外のチケットの販売において、上記各実施形態及び変形例で説明した情報処理システム100を用いることとしてもよい。
なお、上記各実施形態及び変形例では、チケット購入機能を有するアプリにおいて上記処理が行われる場合について説明したが、これに限らず、ブラウザ上で実行されるチケット購入機能を有するウェブサイトにおいて上記処理が行われることとしてもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記憶媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記憶媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記憶媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の第1、第2の実施形態及び変形例の説明に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 端末から、チケットの購入希望の情報とともに、入力されたメールアドレスを取得し、
チケット購入における特定のサービスを受けることが可能な権利を有する組織を示す組織メールアドレスの組織ドメインを記憶するドメイン記憶部を参照して、取得した前記メールアドレスのドメインが前記ドメイン記憶部に記憶されている組織ドメインのいずれかと一致するかを判定し、
前記判定の結果、一致する場合に前記特定のサービスのための機能を、前記メールアドレスに対応するユーザに対して開放する処理を実行する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とするチケット販売方法。
(付記2) 前記機能を開放する処理は、
取得した前記メールアドレスに対して、前記特定のサービスを受けるために必要な鍵情報を送信する処理と、
前記端末から、送信した前記鍵情報を取得した場合に、前記端末における前記特定のサービスのための機能を開放する処理と、を含む、ことを特徴とする付記1に記載のチケット販売方法。
(付記3) 前記鍵情報には、有効期限が設定されており、
前記端末から取得した鍵情報が前記有効期限内である場合に、前記端末における前記特定のサービスのための機能を開放する、ことを特徴とする付記2に記載のチケット販売方法。
(付記4) 前記特定のサービスは、前記組織ドメインごとに設定可能である、ことを特徴とする付記1〜3のいずれかに記載のチケット販売方法。
(付記5) 前記取得する処理では、前記組織内における前記ユーザの所属に関する情報を更に取得し、
前記特定のサービスは、前記組織ドメイン及び前記所属ごとに設定可能である、ことを特徴とする付記1〜4のいずれかに記載のチケット販売方法。
(付記6) 前記機能を開放する処理が実行された後、予め定めた所定期間は、前記機能を開放し続けることを特徴とする付記1〜5のいずれかに記載のチケット販売方法。
(付記7) 前記所定期間を過ぎた場合でも、購入済みのチケットの追加購入に対する特定のサービスの機能を継続して開放する、ことを特徴とする付記6に記載のチケット販売方法。
(付記8) ユーザが利用する端末の位置情報を取得し、
前記チケットの利用位置の情報を記憶する利用位置記憶部を参照して、取得した位置情報が、前記端末において購入されたチケットの利用位置の近傍である場合に、前記チケットの利用を可能にする、処理を前記コンピュータが更に実行する付記1〜7のいずれかに記載のチケット販売方法。
(付記9) 端末から、チケットの購入希望の情報とともに、入力されたメールアドレスを取得し、
チケット購入における特定のサービスを受けることが可能な権利を有する組織を示す組織メールアドレスの組織ドメインを記憶するドメイン記憶部を参照して、取得した前記メールアドレスのドメインが前記ドメイン記憶部に記憶されている組織ドメインのいずれかと一致するかを判定し、
前記判定の結果、一致する場合に前記特定のサービスのための機能を、前記メールアドレスに対応するユーザに対して開放する処理を実行する、
処理をコンピュータに実行させるためのチケット販売プログラム。
(付記10) 端末から、チケットの購入希望の情報とともに、入力されたメールアドレスを取得する取得部と、
チケット購入における特定のサービスを受けることが可能な権利を有する組織を示す組織メールアドレスの組織ドメインを記憶するドメイン記憶部を参照して、取得した前記メールアドレスのドメインが前記ドメイン記憶部に記憶されている組織ドメインのいずれかと一致するかを判定する判定部と、
一致する場合に前記特定のサービスのための機能を、前記メールアドレスに対応するユーザに対して開放する処理を実行する実行部と、
を備える情報処理装置。
(付記11) 前記実行部は、
取得した前記メールアドレスに対して、前記特定のサービスを受けるために必要な鍵情報を送信し、
前記端末から、送信した前記鍵情報を取得した場合に、前記端末における前記特定のサービスのための機能を開放する、ことを特徴とする付記10に記載の情報処理装置。
(付記12) 前記鍵情報には、有効期限が設定されており、
前記端末から取得した鍵情報が前記有効期限内である場合に、前記端末における前記特定のサービスのための機能を開放する、ことを特徴とする付記11に記載の情報処理装置。
(付記13) 前記特定のサービスは、前記組織ドメインごとに設定可能である、ことを特徴とする付記10〜12のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記14) 前記取得部は、前記組織内における前記ユーザの所属に関する情報を更に取得し、
前記特定のサービスは、前記組織ドメイン及び前記所属ごとに設定可能であることを特徴とする付記10〜13のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記15) 前記実行部は、前記機能を開放する処理を実行した後、予め定めた所定期間は、前記機能を開放し続けることを特徴とする付記10〜14のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記16) 前記実行部は、前記所定期間を過ぎた場合でも、購入済みのチケットの追加購入に対する特定のサービスの機能を継続して開放する、ことを特徴とする付記15に記載の情報処理装置。
(付記17) ユーザが利用する端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記チケットの利用位置の情報を記憶する利用位置記憶部を参照して、取得した位置情報が、前記端末において購入されたチケットの利用位置の近傍である場合に、前記チケットの利用を可能にする処理部と、を備える付記10〜16のいずれかに記載の情報処理装置。
10 サーバ(情報処理装置)
70 ユーザ端末(端末)
20 チケット販売処理部(位置情報取得部、処理部)
22 アドレス照合部(取得部、判定部)
24 メール送信部(実行部の一部)
26 割引コード照合部(実行部の一部)
28 機能開放部(実行部の一部)

Claims (10)

  1. 端末から、チケットの購入希望の情報とともに、入力されたメールアドレスを取得し、
    チケット購入における特定のサービスを受けることが可能な権利を有する組織を示す組織メールアドレスの組織ドメインを記憶するドメイン記憶部を参照して、取得した前記メールアドレスのドメインが前記ドメイン記憶部に記憶されている組織ドメインのいずれかと一致するかを判定し、
    前記判定の結果、一致する場合に前記特定のサービスのための機能を、前記メールアドレスに対応するユーザに対して開放する処理を実行する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とするチケット販売方法。
  2. 前記機能を開放する処理は、
    取得した前記メールアドレスに対して、前記特定のサービスを受けるために必要な鍵情報を送信する処理と、
    前記端末から、送信した前記鍵情報を取得した場合に、前記端末における前記特定のサービスのための機能を開放する処理と、を含む、ことを特徴とする請求項1に記載のチケット販売方法。
  3. 前記鍵情報には、有効期限が設定されており、
    前記端末から取得した鍵情報が前記有効期限内である場合に、前記端末における前記特定のサービスのための機能を開放する、ことを特徴とする請求項2に記載のチケット販売方法。
  4. 前記特定のサービスは、前記組織ドメインごとに設定可能である、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のチケット販売方法。
  5. 前記取得する処理では、前記組織内における前記ユーザの所属に関する情報を更に取得し、
    前記特定のサービスは、前記組織ドメイン及び前記所属ごとに設定可能である、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のチケット販売方法。
  6. 前記機能を開放する処理が実行された後、予め定めた所定期間は、前記機能を開放し続けることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のチケット販売方法。
  7. 前記所定期間を過ぎた場合でも、購入済みのチケットの追加購入に対する特定のサービスの機能を継続して開放する、ことを特徴とする請求項6に記載のチケット販売方法。
  8. ユーザが利用する端末の位置情報を取得し、
    前記チケットの利用位置の情報を記憶する利用位置記憶部を参照して、取得した位置情報が、前記端末において購入されたチケットの利用位置の近傍である場合に、前記チケットの利用を可能にする、処理を前記コンピュータが更に実行する請求項1〜7のいずれか一項に記載のチケット販売方法。
  9. 端末から、チケットの購入希望の情報とともに、入力されたメールアドレスを取得し、
    チケット購入における特定のサービスを受けることが可能な権利を有する組織を示す組織メールアドレスの組織ドメインを記憶するドメイン記憶部を参照して、取得した前記メールアドレスのドメインが前記ドメイン記憶部に記憶されている組織ドメインのいずれかと一致するかを判定し、
    前記判定の結果、一致する場合に前記特定のサービスのための機能を、前記メールアドレスに対応するユーザに対して開放する処理を実行する、
    処理をコンピュータに実行させるためのチケット販売プログラム。
  10. 端末から、チケットの購入希望の情報とともに、入力されたメールアドレスを取得する取得部と、
    チケット購入における特定のサービスを受けることが可能な権利を有する組織を示す組織メールアドレスの組織ドメインを記憶するドメイン記憶部を参照して、取得した前記メールアドレスのドメインが前記ドメイン記憶部に記憶されている組織ドメインのいずれかと一致するかを判定する判定部と、
    一致する場合に前記特定のサービスのための機能を、前記メールアドレスに対応するユーザに対して開放する処理を実行する実行部と、
    を備える情報処理装置。
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