JP2021026317A - 認証処理装置、決済端末、設定プログラム、決済システム、および決済方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】非現金決済のアカウントを有するユーザが、他のユーザに当該アカウントを利用する権限を付与することができる認証処理装置、決済端末、設定プログラム、情報処理システム、および決済方法を提供する。【解決手段】識別情報を生成するユーザ端末100と、ユーザ端末100から送信された識別情報を互いに関連づけて記憶する認証サーバ200と、第2ユーザを認証するための認証情報を認証サーバ200に送信する決済端末300と、を備え、認証サーバ200は、識別情報と認証情報とを照合して第2ユーザの認証を行い、認証の結果を含む結果情報を決済端末300に送信し、決済端末300は、結果情報が第2ユーザの認証成功を示す場合に、商品の代金を、第1ユーザのアカウントを用いて決済する。【選択図】図2

Description

本発明は、認証処理装置、決済端末、設定プログラム、情報処理システム、および決済方法に関する。
顧客が、金融機関の口座取引を行うことができない相手に対して現金を効率的に受け渡す顧客取引システムが知られている(特許文献1参照)。また、近年では、現金による決済による取引以外にも、非現金決済(キャッシュレス決済)による取引が普及しつつある。
特開2018−128975号公報
しかしながら、或る者が他者に非現金決済を用いて送金するような場合、両者が同じ非現金決済サービスのアカウントを有している必要がある。
また、両者が同じ非現金決済サービスのアカウントを有していても、当該サービスによっては、送金はできても出金が困難なことがある。
これらの事情から、或る者が、自らと同じ非現金決済サービスのアカウントを有しない他者に対して、自らのアカウントを用いた取引を行わせたいという要望が生じている。
本発明は、非現金決済のアカウントを有する者が、他者に当該アカウントを利用する権限を付与することができる認証装置、決済端末、設定プログラム、決済システム、および決済方法を提供することを目的とする。
本発明の認証処理装置は、所定の非現金決済のアカウントの少なくとも一部を利用する権限が付された付与対象者を識別する識別情報を記憶する記憶部と、前記付与対象者が前記アカウントを利用して商品を購入する店舗に設置された決済端末から認証情報を含む認証要求を取得するとともに、前記識別情報と前記認証情報とを照合して前記付与対象者の認証を行う認証部と、前記決済端末から前記認証情報を受信するとともに、前記認証の結果を前記決済端末に対して送信する通信部と、を備える。
本発明の決済端末は、決済を行う決済端末であって、所定の非現金決済のアカウントの少なくとも一部を利用する権限が付された付与対象者を識別する識別情報を記憶する認証サーバ装置に対して送信する認証情報を生成する認証情報生成部と、前記認証サーバ装置に対して前記認証情報を含む認証要求を送信し、前記認証サーバ装置において前記識別情報と前記認証情報とが照合されて行われた前記付与対象者の認証の結果を含む結果情報を受信する通信部と、前記結果情報が前記付与対象者の認証成功を示す場合に、前記付与対象者が購入しようとする商品の代金を、前記アカウントを用いて決済する決済部と、を備える。
本発明の設定プログラムは、所定の非現金決済のアカウントの少なくとも一部を利用する権限が付された付与対象者を設定する操作を受け付ける手順と、前記付与対象者を識別する識別情報を生成する手順と、前記識別情報を記憶し、前記識別情報に基づいて前記付与対象者の認証を行う認証サーバ装置に対して、前記識別情報を送信する手順と、を実行させる。
本発明の決済システムは、所定の非現金決済のアカウントの少なくとも一部を利用する権限が付された付与対象者を識別する識別情報を生成する端末装置と、前記端末装置から送信された前記識別情報を記憶する認証サーバ装置と、前記付与対象者が前記アカウントを利用して商品の購入を行う際に決済を行う決済端末であって、認証情報を含む認証要求を前記認証サーバ装置に送信する決済端末と、を備え、前記認証サーバ装置は、前記識別情報と前記認証情報とを照合して前記付与対象者の認証を行い、前記認証の結果を含む結果情報を前記決済端末に送信し、前記決済端末は、前記結果情報が前記付与対象者の認証成功を示す場合に、前記商品の代金を、前記アカウントを用いて決済する。
本発明の決済方法は、所定の非現金決済のアカウントの少なくとも一部を利用する権限が付された付与対象者を識別する識別情報を端末装置が生成し、前記端末装置から送信された前記識別情報を認証サーバ装置が記憶し、前記付与対象者が前記アカウントを利用して商品の購入を行う際に決済を行う決済端末が、認証情報を含む認証要求を前記認証サーバ装置に送信し、前記認証サーバ装置が、前記識別情報と前記認証情報とを照合して前記付与対象者の認証を行い、前記認証の結果を含む結果情報を前記決済端末に送信し、前記結果情報が前記付与対象者の認証成功を示す場合に、前記決済端末が、前記商品の代金を、前記アカウントを用いて決済する。
本発明によれば、非現金決済のアカウントを有する者が、他者に当該アカウントを利用する権限を付与することができる。
本発明の実施の形態に係る決済権限付与システムにおける全体の処理の流れを説明するための概念図 決済権限付与システムにおける処理の流れの概略を示すシーケンス図 決済権限付与システムの構成を示すブロック図 ユーザ端末において実行される権限付与処理について説明するためのフローチャート 認証サーバにおいて実行される認証処理について説明するためのフローチャート
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明、例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明等は省略する場合がある。
なお、以下の説明および参照される図面は、当業者が本発明を理解するために提供されるものであって、本発明の請求の範囲を限定するためのものではない。
図1は、本発明の実施の形態に係る決済システム1の概念図である。図1に示すように、決済システム1は、ユーザ端末100と、認証サーバ200と、決済端末300と、を有する。
ユーザ端末100は、非現金決済のアカウントを有する者から他者に当該アカウントを利用する権限を付与する処理等を行う端末装置である。認証サーバ200は、非現金決済のアカウントを有する者から当該アカウントを利用する権限を付与された者の認証等を行うクラウドサーバ装置である。決済端末300は、店舗に設置され、非現金決済処理等を行う端末装置である。
なお、図1に示す例では、ユーザ端末100、認証サーバ200、および決済端末300がそれぞれ1つずつ図示されているが、本発明はこれに限定されず、決済システム1にはユーザ端末100、認証サーバ200、および決済端末300がそれぞれ複数ずつ含まれていてもよい。
なお、決済システム1は、本発明の決済システムの一例である。また、ユーザ端末100は本発明のユーザ端末の一例である。また、認証サーバ200は、本発明の認証処理装置、または認証サーバ装置の一例である。また、決済端末300は、本発明の決済端末の一例である。
以下、図1および図2を参照して、決済システム1における処理の流れの概略について説明する。
ユーザ端末100は、決済システム1の第1ユーザが有する端末装置である。ユーザ端末100は、例えばスマートフォン、タブレット端末等の携帯端末装置である。
第1ユーザは、非現金決済(キャッシュレス決済)のアカウントの所有者である。非現金決済のアカウントとは、非現金決済を行うサービスを受けるための権利を意味する。以下の説明において、第1ユーザが有する非現金決済のアカウントを、単にアカウントと記載することがある。
ユーザ端末100には、第1ユーザが、自らのアカウントを利用した決済を行う権限の少なくとも一部を、付与対象者に対して付与するためのアプリケーションプログラムがインストールされている。付与対象者とは、第1ユーザとは異なる者であって、本発明のユーザの一例である。以下の説明において、付与対象者を第2ユーザと記載する。
このアプリケーションプログラムでは、第1ユーザが、第2ユーザに対してアカウントを利用させる場合の種々の条件を設定可能となっている。このアプリケーションプログラムは、本発明の設定プログラムの一例である。
以下の説明において、アカウントを利用した決済を行う権限の少なくとも一部を、決済権限と記載する。また、決済権限の少なくとも一部を第2ユーザに対して付与するためのアプリケーションプログラムを、ユーザ設定アプリケーションと記載する。また、アカウントを第2ユーザに利用させる場合の条件を、利用条件と記載する。利用条件の詳細については後述する。
第1ユーザが第2ユーザに対して決済権限を付与しようとする場合、第1ユーザは、まず、ユーザ設定アプリケーションが実行されるユーザ端末100を操作して、付与対象者として第2ユーザを登録する権限付与処理を行う(図2に示すステップS1)。
その際、ユーザ設定アプリケーションが動作するユーザ端末100は、第2ユーザを識別するための識別情報、および、上述した利用条件を示す条件情報を生成する。
識別情報は、複数の種類のうちのいずれかから任意に選択される。識別情報の種類の例としては、第2ユーザの生体認証に用いられる生体情報、具体的には顔画像データ、声紋データ、体の動きを記録した動画像データ等が挙げられる。また、他の例としては、権限付与処理の際に第2ユーザに対して発行された認証コード(例えば、バーコード、二次元コード等)が挙げられる。権限付与処理の詳細については後述する。
ユーザ端末100において生成された識別情報および条件情報は、認証サーバ200に送信される(ステップS2)。
認証サーバ200は、ユーザ端末100から送信された識別情報および条件情報、並びに、後述する決済情報を、互いに関連づけて記憶する(ステップS3)。
第1ユーザによって決済権限を付与された第2ユーザは、店舗へ赴き、決済権限を用いて所望の商品を購入しようとする。この時点では、商品を購入する者が、決済権限を与えられた第2ユーザであるか否かは、店舗の店員には分からないため、商品を購入する者の認証が必要となる。
第2ユーザが商品を購入する際、店舗に設置された決済端末300は、第2ユーザの認証を認証サーバ200に行わせるための認証情報を生成する(ステップS4)。
認証情報は、上述した識別情報と照合して第2ユーザの認証を行うための情報である。認証情報は、認証サーバ200に記憶されている識別情報の種類に対応している。
すなわち、認証サーバ200で記憶されている識別情報が第2ユーザの顔画像データを含む場合、第2ユーザは、決済端末300を操作する店員に対して、顔認証を希望する旨を申告する。この申告を受けて、店員は、決済端末300を操作して、第2ユーザの顔画像データを生成する。そして、決済端末300は、生成した顔画像データを含む認証情報を生成する。
また、認証サーバ200で記憶されている識別情報が第2ユーザに与えられた認証コードを含む場合、第2ユーザは、あらかじめ第2ユーザが有する携帯端末等に認証コードを表示しておき、店員に対して、認証コードによる認証を希望する旨を申告する。この申告を受けて、店員は、決済端末300を操作して、第2ユーザが提示する認証コードを読み取る。そして、決済端末300は、読み取った認証コードを含む認証情報を生成する。
決済端末300は、認証サーバ200に対して第2ユーザの認証を要求する認証要求を送信する(ステップS5)。認証要求には、上述した認証情報、第2ユーザが購入する商品に関する商品情報、および、第2ユーザが商品を購入する店舗に関する店舗情報が含まれる。
認証サーバ200は、決済端末300から認証要求を受信すると、認証要求に含まれる認証情報、商品情報、および店舗情報と、識別情報、条件情報、および決済情報と、を用いて、第2ユーザの認証処理を行う(ステップS6)。認証サーバ200における認証処理の詳細については、後述する。
その後、認証サーバ200は、認証の結果を示す結果情報を決済端末300に対して送信する(ステップS7)。結果情報を受信した決済端末300は、当該結果情報に基づいて、認証成功であった場合には、第2ユーザが購入する商品の決済処理を行う(ステップS8)。認証失敗であった場合には、決済端末300は、決済処理を行わず、利用条件を満たしていない旨のメッセージ等を図示しない表示画面に表示する。
決済端末300における決済処理については、既存の非現金決済技術を利用することができる。すなわち、第1ユーザのアカウントに紐付けられた第1ユーザの口座、電子マネー等から商品の代金を引き落とせばよい。なお、決済処理は決済端末300が行ってもよいし、決済端末300と連携して動作する他の決済用装置(POS(point of sales)レジスタ等)が行ってもよい。
ステップS9において、決済端末300は、決済処理の結果を含む決済情報をユーザ端末100および認証サーバ200に対して送信する。これにより、例えばユーザ端末100で決済情報を表示することができ、第1ユーザは、第2ユーザが商品を購入できたことを確認することができる。また、認証サーバ200は、決済情報を、上述した識別情報および条件情報と関連づけて記憶する。
以上のように、決済システム1では、第1ユーザが第2ユーザに対して、第1ユーザの非現金決済のアカウントを利用した決済を行う権限の少なくとも一部を付与することができる。これにより、第2ユーザは、第1ユーザのアカウントを利用して、店舗にて商品を購入することができる。
以下では、図3を参照して、決済システム1の各構成について説明する。図3に示すように、決済システム1は、ユーザ端末100と、認証サーバ200と、決済端末300とが、ネットワーク400を介して互いに接続されている。
なお、図3に示す例では、ユーザ端末100、認証サーバ200、および決済端末300がそれぞれ1つずつ図示されている。しかしながら、図1と同様に、本発明はこれに限定されず、決済システム1にはユーザ端末100、認証サーバ200、および決済端末300がそれぞれ複数ずつ含まれていてもよい。
ネットワーク400は、例えばインターネット等の公衆ネットワーク、専用ネットワーク、公衆ネットワークと専用ネットワークの両方が含まれるネットワーク等である。
図3に示すように、ユーザ端末100は、通信部101と、制御部102と、操作部103と、記憶部104と、を有する。
通信部101は、各種情報をネットワーク400を介して送受信する通信デバイスである。制御部102は、アプリケーションプログラム(ユーザ設定アプリケーション)を実行することで、権限付与処理を行うプロセッサ等の制御デバイスである。
操作部103は、第1ユーザの操作を受け付けるための操作デバイスであり、例えばタッチパネル、キーボード(ソフトウェアキーボードを含む)、タッチペン等のポインティングデバイスである。記憶部104は、メモリ等の記憶デバイスである。制御部102は、記憶部104に記憶されたデータ、プログラム等を読み出して各種の処理を行う。
認証サーバ200は、通信部201と、記憶部202と、認証部203と、を有する。
通信部201は、各種情報をネットワーク400を介して送受信する通信デバイスである。
記憶部202は、ユーザ端末100から受信した識別情報および条件情報、並びに、決済端末300から受信した決済情報を互いに関連づけて記憶する。
認証部203は、決済端末300から認証要求を受信した場合に、記憶部202が記憶する識別情報、条件情報、および決済情報と、認証要求に含まれる認証情報、商品情報、および店舗情報とを用いて認証処理を行う。
記憶部202、および、認証部203は、プロセッサ等の制御デバイスにより構成される。
記憶部202は、識別情報、条件情報、および決済情報等の各種情報を記憶するメモリ、磁気ディスク装置等の記憶デバイスである。なお、記憶部202は、認証サーバ200の内部に設けられなくてもよく、認証サーバ200の他の構成と通信可能な状態で、認証サーバ200の外部に設けられてもよい。
決済端末300は、通信部301と、認証情報生成部302と、決済部303と、を有する。
通信部301は、各種情報をネットワーク400を介して送受信する通信デバイスである。
認証情報生成部302は、店舗に訪れ、第1ユーザのアカウントを利用して商品を購入する第2ユーザの認証を行うための認証情報を生成する。決済部303は、認証サーバ200から受信した認証の結果に基づいて、決済処理を行う。
認証情報生成部302、および、決済部303は、プロセッサ等の制御デバイスにより構成される。
次に、決済システム1を構成する各装置が実行する各処理について詳細に説明する。
<権限付与処理>
まず、図4を参照して、ユーザ端末100において実行される権限付与処理について説明する。以下に説明する権限付与処理は、ユーザ端末100の制御部102が、記憶部104に記憶されたユーザ設定アプリケーションを読み出して実行することで行われる。
ステップS11において、ユーザ設定アプリケーションが動作するユーザ端末100は、第1ユーザにより、操作部103に対して権限付与処理を開始させる操作が行われたか否かを判定する。
この開始操作は、例えば、ユーザ端末100の図示しない表示部に表示されたユーザ設定アプリケーションのアイコンを、第1ユーザがタッチする操作である。
開始操作が行われた場合(ステップS11:YES)、処理はステップS12に進み、そうでない場合(ステップS11:NO)、ステップS11の処理が繰り返される。
開始操作が行われたと判定した場合、ステップS12において、ユーザ端末100は、権限の付与対象者(第2ユーザ)の識別情報を生成する。具体的には、ユーザ端末100は、図示しないカメラを用いて第2ユーザの顔画像を第1ユーザに撮影させたり、図示しないマイクを用いて第2ユーザの声を第1ユーザに録音させたりすることで、識別情報としての第2ユーザの生体情報を生成する。
または、ユーザ端末100は、図示しないサーバ等と通信を行い、第2ユーザが有する第2ユーザ端末(図示せず)に表示させるための二次元コードを取得してこれを識別情報としてもよい。
ステップS13において、ユーザ端末100は、第1ユーザによる、利用条件の設定操作を受け付ける。利用条件の例として、例えば以下のものが挙げられる。
利用条件の第1の例は、1回につき決済可能とする上限金額(以下、上限金額(1回)と記載する)の条件である。例えば上限金額(1回)が3000円に設定されると、第2ユーザは、決済権限を利用して1回に3000円までの商品を購入することができる。
利用条件の第2の例は、決済可能とする上限金額の総額(以下、上限金額(総額)と記載する)の条件である。例えば上限金額(総額)が10000円に設定されると、第2ユーザは、決済権限を利用して複数回の商品を購入するとき、総額が10000円までの商品を購入することができる。
利用条件の第3の例は、一度に決済可能とする上限商品数の条件である。例えば上限商品数が3個に設定されると、第2ユーザは一度に4個以上の商品を購入することができなくなる。
利用条件の第4の例は、商品の種類の条件である。例えば商品の種類としてガムが設定されると、第2ユーザが決済権限を利用してガム以外の商品、例えばチョコレートを購入することができなくなる。
また、より詳細に、例えばA社のBという商品名のガムのみ購入できるように利用条件が設定されてもよい。さらに、商品の種類だけでなく、商品ジャンル(例えばお菓子、または文房具等)、またはJAN(Japanese Article Number)コード等の商品識別コードを利用条件として設定することもできる。
利用条件の第5の例は、決済権限を利用できる店舗の条件である。例えばCという店舗が設定されると、第2ユーザが決済権限を利用してC店以外の店舗で商品を購入することができなくなる。
特定の店舗だけでなく、例えば特定のチェーンに属する店舗でのみ商品を購入できるように利用条件が設定されてもよい。また、特定の場所にある店舗でのみ商品を購入できるように利用条件が設定されてもよい。例えば、場所としてD商店街やEビルが設定されると、第2ユーザは、決済権限を利用して、D商店街やEビル以外の場所にある店舗で商品を購入することができなくなる。特定の場所だけでなく、特定の範囲(例えばF町内、G駅構内等)を設定できるようにしてもよい。
利用条件の第6の例は、決済権限を利用できる期間である。例えば期間が3日に設定されると、4日目以降に第2ユーザが決済権限を利用して商品を購入することができなくなる。
期間は日数に限定されず、時間単位、分単位、月単位、または、年単位であってもよい。もしくは、特定日のみ(本日のみ、または1月1日のみ等)、または、特定の時間帯のみ(毎日15時から17時の間のみ等)決済権限を利用できるようにしてもよい。
利用条件の第7の例は、決済可能とする上限回数である。例えば上限回数が3回に設定されると、第2ユーザが決済権限を利用して4回以上商品を購入することができなくなる。
利用条件の第8の例は、ペアレンタルコントロールに関する条件である。本実施の形態において、ペアレンタルコントロールに関する利用条件とは、第1ユーザが親であって、第2ユーザがその子供である場合に設定されうる条件である。例えば、第2ユーザ(子供)が第1ユーザ(親)のアカウントを用いて店舗で買い物をしようとした場合に、ペアレンタルコントロールがオンになっていれば、第1ユーザの端末(ユーザ端末100)に第2ユーザが買い物をしようとしている旨の通知が届く。この際、ユーザ端末100には、第2ユーザの買い物を了承するか否かの選択を第1ユーザに行わせるような画面が表示されてもよい。このような場合、第1ユーザが了承を選択したとすると、第2ユーザの買い物の際、第1ユーザのアカウントを用いて決済が行われ、第1ユーザが了承を選択しなかったとすると、第2ユーザは買い物を行うことができなくなる。一方、ペアレンタルコントロールがオンになっていなければ、第2ユーザが第1ユーザのアカウントを用いて店舗で買い物をしようとしても、第1ユーザに通知は届かなくなる。
利用条件の第9の例は、必ず購入すべき商品に関する条件である。例えば、必ず購入すべき商品として醤油が設定されると、第2ユーザは、醤油を購入しない限り、決済権限を利用して他の商品、例えばお菓子を購入することができなくなる。なお、利用条件の第9の例においては、必ず購入すべき商品の代金は、第2ユーザが決済権限を用いる場合の上限金額には含まれない。当該代金は、第2ユーザが決済権限を用いて購入する商品の代金と合わせて、第1ユーザのアカウントから決済される。このような利用条件により、例えば、第1ユーザが第2ユーザにお使いを頼み、第2ユーザがお使いを達成した場合のみ、お駄賃として決済権限を用いた買い物を行うことができるようになる。
上述した例では権限の付与対象者が第2ユーザ1人である場合について説明しているが、付与対象者を複数人からなるグループとし、当該グループのうち特定の人数にのみ決済権限を付与するようにしてもよい。例えば6人のグループが付与対象者として登録され、そのうち3人のみ決済権限を付与するように設定されると、後の3人は決済権限を利用できなくなる。
また、上述した利用条件以外にも、第1ユーザにより設定される任意の条件を利用条件として設定可能としてもよい。また、複数の利用条件を組み合わせることができるようにしてもよいし、いずれか1つのみを利用条件として設定してもよい。
例えば、H神社のお祭りの日(期間)に、境内に設けられた夜店(場所、店舗)において、3000円(上限金額)まで購入可能とする、というように、複数の利用条件を組み合わせてもよい。このようにして、第1ユーザの意図により、用途を制限した権限を柔軟に付与することができる。
図4の説明に戻る。ステップS14において、ユーザ端末100は、ステップS13で設定された利用条件を示す条件情報を生成する。
ステップS15において、ユーザ端末100は、識別情報および条件情報を認証サーバ200に対して送信する。これにより、権限付与処理が完了する。
<認証処理>
次に、図5を参照して、認証サーバ200において実行される認証処理について説明する。
ステップS21において、認証サーバ200の認証部203は、通信部201を介して、決済端末300から認証要求を受信したか否かを判定する。認証部203が受信したと判定した場合(ステップS21:YES)、処理はステップS22に進み、そうでない場合、ステップS21の処理が繰り返される。
ステップS22において、認証部203は、ステップS21で受信した認証要求に含まれる認証情報と、記憶部202が記憶する識別情報とを照合する。
ステップS23において、認証部203は、照合の結果、認証情報により示される者(すなわち店舗で商品を購入する第2ユーザ)をを示す識別情報が認証サーバ200に登録されているか否かを判定する。
認証部203が、認証情報により示される者を識別するための識別情報が認証サーバ200に登録されていると判定した場合(ステップS23:YES)、処理はステップS24に進み、そうでない場合(ステップS23:NO)、処理はステップS27に進む。
ステップS24において、認証部203は、記憶部202が記憶する条件情報を参照する。ステップS25において、認証部203は、条件情報に含まれる利用条件が満たされるか否かを判定する。
条件情報には、上述した第1〜第9の例のように種々の利用条件が含まれうる。条件情報に含まれうる種々の利用条件には、商品情報または店舗情報との照合が必要なものと、そうでないものとがある。
上述した第1〜第9の例で言えば、第1の例(上限金額(1回))、第2の例(上限金額(総額))、第3の例(上限商品数)、第4の例(特定商品)、第5の例(特定の店舗、場所)、および第9の例(必ず購入すべき商品)は、商品情報または店舗情報との照合が必要な利用条件の例である。
このように商品情報または店舗情報との照合が必要な利用条件に関しては、認証部203は、認証要求に含まれる商品情報および店舗情報と、利用条件とを照合し、利用条件が満たされるか否かを判定する。
一方、上述した第1〜第9の例のうち、第6の例(期間)、第7の例(上限回数)および第8の例(ペアレンタルコントロール)に関しては、商品情報または店舗情報との照合が必要ではない。
例えば利用条件として特定の期間が設定されている場合には、認証部203は、第2ユーザが商品を購入しようとしている時点に関する情報に基づいて、利用条件が満たされるか否かを判定する。認証部203は、例えば認証サーバ200が有する時計機能(図示せず)、または外部の時刻サーバ等から時刻に関する情報を取得することで、利用条件が満たされるか否かを判定すればよい。なお、第2ユーザが商品を購入しようとしている時点に関する情報とは、例えば、決済端末300において認証情報が生成された時、または、通信部201が認証情報を受信した時等に関する情報を含む。
また、例えば利用条件として上限回数が設定されている場合には、認証部203は、記憶部202に記憶されている決済情報を参照することで、第2ユーザが購入した回数が利用条件を満たすか否かを判定する。
認証部203が利用条件が満たされると判定した場合(ステップS25:YES)、処理はステップS26に進み、そうでない場合(ステップS25:NO)、処理はステップS27に進む。
ステップS26において、認証部203は、認証に成功したことを示す結果情報を生成する。一方、ステップS27において認証部203は、認証に失敗したことを示す結果情報を生成する。
ステップS28において、認証部203は、結果情報を決済端末300に対して送信する。これにより、認証処理が完了する。
以上、本発明の実施の形態に係る決済システム1の構成および動作について説明した。以下では、決済システム1のより詳細な使用例として、以下の実施例1〜3について説明する。
(実施例1)
実施例1として、親が、子供に対して決済権限を付与する場合について説明する。
第1ユーザである親は、非現金決済のアカウントを有している。また、親は、上述したユーザ端末100を有する。一方、第2ユーザである子供は、非現金決済のアカウントを有しておらず、ユーザ端末100のような端末装置も有していないとする。
親は、子供に対して、こづかいとして、月に3000円まで、自らのアカウントを利用した決済権限を子供に付与しようとしたとする。このような場合、親は、ユーザ端末100を操作して、ユーザ設定アプリケーションを起動させ、子供を付与対象者として登録する(図2に示すステップS1に対応)。
本発明では、登録方法については特に限定しないが、例えば以下のような方法を採用することができる。
ユーザ設定アプリケーションの操作画面には、付与対象者を登録するときに操作するボタン等が表示されており、親がそのボタンを操作することで、付与対象者を登録する手段を選択する画面に遷移する。
付与対象者を登録する手段の例としては、生体認証としての顔画像登録、音声登録、指紋登録、虹彩登録等が挙げられる。なお、ここでは付与対象者を登録する手段を親が複数の手段の中から選択可能とした例を示したが、いずれか1つの方法のみで付与対象者の登録を受け付けるようにしてもよい。
以下の説明では、親によって、顔画像登録が選択されたとする。この場合、親は、ユーザ端末100のカメラ(図示せず)を用いて、子供の顔画像を撮影する。
次に、ユーザ設定アプリケーションの画面は、利用条件を登録する画面に遷移する。この画面において、親は、上限金額(総額)を3000円、期間を1ヶ月とするように、利用条件を設定する。親はさらに、他の条件を設定してもよい。
本実施例1では、上述した上限金額(総額)を3000円に設定したことに加えて、一度に使用できる金額(上限金額(1回))を500円と設定し、商品のジャンルとして、お菓子、書籍、および文房具等を設定し、特定の店舗として、親が住む町内の店舗を設定したとする。
このように子供の顔画像と利用条件の登録が完了すると、ユーザ設定アプリケーションが動作するユーザ端末100は、識別情報および条件情報を生成し、認証サーバ200に対して送信する(図2のステップS2に対応)。
認証サーバ200は,受信した識別情報および条件情報を互いに関連づけて記憶する(図2のステップS3に対応)。これにより、親のアカウントの決済権限の一部が、子供に与えられたことになる。
その後、子供が店舗に赴き商品を購入しようとしたとする。その際、子供は、店舗の決済端末300を操作する店員に向かって、親のアカウントを利用してその商品を購入する旨、および、顔画像による認証を希望する旨を伝える。
すると、店員は、決済端末300のカメラ(図示せず)を用いて、子供の顔画像を撮影する。決済端末300は、撮影した顔画像に基づいて、認証情報を生成する(図2のステップS4に対応)。
そして、店員は、子供が購入しようとする商品の商品情報を決済端末300に取得させる。商品情報とは、ガムの商品名、製造会社、JANコード、価格等を含む情報である。
商品情報は、例えば店員がガムの包装紙に記載されたバーコードをバーコードリーダ等を用いて読み取り、図示しない店舗サーバの商品マスタ情報等を照会することで、決済端末300に取得される。
決済端末300は、撮影した子供の顔画像に基づき生成した認証情報、および取得した商品情報に加えて、店舗に関する店舗情報を含む認証要求を認証サーバ200に対して送信する(図2のステップS5に対応)。
店舗情報は、例えばあらかじめ決済端末300に登録された店舗に関する情報であり、店舗情報には、店舗名、店舗が属するチェーンの名称、店舗所在地(住所)等の情報が含まれる。
認証要求を受信した認証サーバ200は、認証要求に含まれる認証情報、商品情報、および店舗情報と、記憶する識別情報および条件情報とを参照して、認証処理を行う(図2のステップS6に対応)。
具体的には、認証サーバ200は、認証サーバ200が記憶する識別情報の中から、認証情報により示される者(店舗で商品を購入する子供)を示す識別情報を抽出する。認証サーバ200が記憶する識別情報の中に、認証情報により示される者を示す識別情報がない場合、認証サーバ200は、認証が失敗したと判定する。
認証サーバ200が記憶する識別情報の中に、認証情報により示される者を示す識別情報がある場合、認証サーバ200は、抽出した識別情報に関連づけられた条件情報と、商品情報および店舗情報とを照合して、あらかじめ設定された利用条件が満たされているか否かを判定し、利用条件が満たされている場合に、認証が成功したと判定する。
本実施例1では、上述したように子供の顔画像が識別情報として認証サーバ200に記憶されているため、認証サーバ200は、決済端末300によって生成された認証情報と合致する識別情報を抽出することができる。
条件情報に含まれる利用条件が満たされるか否かは、子供がどこの店舗で、何を購入しようとしているかによって決まる。例えば、子供が親の住む町内のスーパーマーケットで、120円のガムを購入しようとしており、利用総額が3000円に満たない場合、本実施例1において親が設定した利用条件が全て満たされている。このため、このような場合、認証サーバ200は、認証が成功したと判定する。
一方、子供が、隣町のコンビニエンスストアで商品を購入しようとしている場合、600円の本を購入しようとしている場合、今回の買い物で総額が3000円を超える場合、300円の電池を購入しようとしている場合等には、利用条件が一部満たされていない。このため、このような場合、認証サーバ200は、認証が失敗したと判定する。
認証サーバ200は、認証の結果に基づいて結果情報を生成し、決済端末300に対して結果情報を送信する(図2のステップS7に対応)。結果情報が認証成功を示す場合、決済端末300は、親のアカウントから、子供が購入しようとする商品の決済処理を行う(図2のステップS8に対応)。
一方、結果情報が認証失敗を示す場合、決済端末300は、決済処理を行わず、利用条件が満たされていない旨を図示しない表示画面に表示する。
決済端末300における決済処理が完了すると、決済端末300は、子供が購入した商品の名称、商品ジャンル、金額、購入した店舗の名称、店舗の場所等を含む決済情報を生成し、ユーザ端末100および認証サーバ200に対して送信する(図2のステップS9に対応)。
これにより、ユーザ端末100に子供が購入した商品、購入した店舗の場所等についての情報が表示されるので、親が子供の買い物を管理することができるようになる。
また、認証サーバ200において、決済情報が子供の識別情報および条件情報と関連づけられて記憶される。これにより、次回以降に子供が商品を購入しようとしたとき、認証サーバ200は、上限金額(総額)、上限回数等の利用条件が満たされているか否かを判定することができる。
以上のような実施例1によれば、親は、最初に子供を付与対象者として登録するだけで、自らのアカウントの決済権限の一部を子供に与えることができる。
これにより、子供に現金を持たせる必要がなくなり、安全である。また、子供がアカウントを有していなくともよいので、利用のための手間が少なくてすむ。、さらに利用条件を適切に設定することで、子供に不適切な買い物を行わせないようにすることができる。
また、子供が買い物をした場合には決済情報がユーザ端末100に届くので、親は子供の買い物を好適に管理することができる。子供は、手ぶらで店舗に行けば、利用条件を満たす商品を購入できるので、親のアカウントの決済権限を利用した買い物を容易に行うことができる。
なお、実施例1では、親が子供に対して決済権限を付与する例について説明したが、例えば、1つの家族の中で、家計を預かる特定の人物が、他の家族全員に対して決済権限を付与するようにしてもよい。このような使用例によれば、家計を一元管理することができるようになるため、より好適である。
(実施例2)
上述した実施例1では、顔画像を用いて付与対象者である子供の認証を行う場合について説明した。以下の実施例2では、子供の認証に二次元コード等の認証コードを用いる場合について説明する。
親は、実施例1と同様、非現金決済のアカウントと有し、ユーザ端末100を有する。一方、本実施例2において、第2ユーザである子供は、非現金決済のアカウントを有していないが、携帯端末装置(以下、第2ユーザ端末(図示せず)と記載する)を有しているとする。
権限付与処理において、本実施例2では、ユーザ設定アプリケーションが動作するユーザ端末100は、子供を認証するための認証コードを発行する。ユーザ端末100が発行した認証コードは、インターネット等の通信ネットワークを介して子供が有する第2ユーザ端末へ送信される。
なお、セキュリティ性を高めるため、認証コードをユーザ端末100が発行するのではなく、外部の認証サーバ(図示せず)等が認証コードの発行を行うようにしてもよい。さらに、認証サーバは、生成した認証コードを直接第2ユーザ端末に送信するのではなく、認証サーバにアクセスするためのURLを第2ユーザ端末に送信するようにしてもよい。
そして、ユーザ端末100は、発行した認証コードを含む識別情報、および、親が設定した利用条件に関する条件情報を認証サーバ200に対して送信する。認証サーバ200は、実施例1と同様に、識別情報と条件情報とを、互いに関連づけて記憶する。
その後、子供が店舗に赴き商品を購入しようとしたとする。この際、子供は、第2ユーザ端末の表示画面に、認証コードを表示させる。権限付与処理において、外部の認証サーバにアクセスするためのURLが第2ユーザ端末に送信されている場合、子供は、第2ユーザ端末を操作して外部の認証サーバにアクセスし、外部の認証サーバに認証コードを発行させて、表示画面に発行させた認証コードを表示させる。
店員は、決済端末300の認証コードリーダ(図示せず)を用いて、第2ユーザ端末に表示された認証コードを読み取る。決済端末300は、読み取った認証コードに関する情報を含む認証情報を生成する。そして、店員は、子供が購入しようとする商品に関する商品情報を決済端末300に取得させる。
決済端末300は、生成した認証情報、および取得した商品情報に加えて、店舗に関する店舗情報を含む認証要求を認証サーバ200に対して送信する。
認証要求を受信した認証サーバ200は、認証要求に含まれる認証情報、商品情報、および店舗情報と、記憶する識別情報および条件情報とを参照して、認証処理を行う。この際、認証サーバ200は、認証情報に含まれる、認証コードに関する情報に基づいて、合致する認証コードを含む識別情報を抽出する。
認証サーバ200は、認証の結果に基づいて結果情報を生成し、決済端末300に対して結果情報を送信する。以降の動作については実施例1と同様であるため、説明を省略する。
以上のような実施例2によれば、実施例1と同様に、親が子供に対して容易に自らのアカウントの決済権限の一部を与えることができるので、子供に現金を持たせる必要がなくなり、安全である。
なお、上述した実施例2では、認証コードとして二次元コードが用いられた場合を想定していたが、本発明はこれに限定されない。認証コードとして、例えばバーコード、ワンタイムパスワード、PIN(Personal Identification Number)コード等が採用されてもよい。
(実施例3)
実施例3では、第1ユーザがある店舗の経営者であり、第2ユーザ(付与対象者)が当該店舗の顧客である場合について説明する。すなわち、第2ユーザは複数であることが想定される。
ある店舗において、経営者は、買い物をした顧客に対して、購入金額に応じた還元を行おうとしたとする。このような場合、経営者、または当該店舗の従業員(以下、単に店員と記載する)は、店舗に設置されたユーザ端末100を用いて、顧客に対する権限付与処理を行う。
なお、以下の説明では、便宜上ユーザ端末100と決済端末300とが別々に登場するが、ユーザ端末100と決済端末300とは一体に構成されていてもよい。
具体的には、店員は、顧客Hが買い物をしたとき、顔画像を登録すれば次回以降の買い物の際に使用できるクーポンを発行可能である旨を、当該顧客Hに対して伝える。顧客Hが顔画像の登録を了承した場合、店員は、ユーザ端末100を用いて、当該顧客Hの顔画像を撮影する。
そして、店員は、利用条件として、自らの店舗を設定する。顧客Hの顔画像を含む識別情報、および、設定された利用条件を含む条件情報は、認証サーバ200に対して送信され、記憶される。また、この際、ユーザ端末100は、顧客Hが行った買い物の金額に応じたクーポン残高を設定し、決済端末300に記憶する。
次に顧客Hが店舗を訪れ、商品を購入する際に、顧客Hは、クーポンを保有している旨を店員に伝える。すると、店員は、決済端末300のカメラ(図示せず)を用いて顧客Hの顔画像を撮影し、当該顔画像に基づいて生成した認証情報および店舗情報を含む認証要求を認証サーバ200に対して送信する。
本実施例3においては、商品情報を認証要求に含めなくてもよいし、例えば特定ジャンルの商品のみをクーポンの対象とする場合には、顧客Hが購入する商品に関する商品情報を認証要求に含めてもよい。
認証サーバ200において認証処理が行われ、認証成功を示す結果情報が決済端末300に送信されると、決済端末300は、顧客Hが購入する商品の価格からクーポン残高を減じた金額を、顧客に提示する。これにより、顧客Hは、過去に行った買い物の金額に応じた割引を受けることができる。
このような実施例3によれば、顧客は、例えば店舗が発行するポイントカード、クーポン券、金券等を持ち歩く必要なく、過去に行った買い物の金額に応じた割引サービスを受けることができるようになる。
なお、上記した実施例3の説明では、店舗の経営者が第1ユーザとして自らのアカウントの決済権限を顧客に付与しているものの、実際にクーポン分の金額が経営者のアカウントから決済されているわけではない。顧客毎のクーポン残高は決済端末300に記憶され、顧客による商品購入時にクーポン分の金額が残高から差し引かれるだけである。しかしながら、本発明はこれに限定されず、例えば決済端末300にクーポン残高を記憶しないようにし、クーポン残高を利用条件の1つとして設定してもよい。このような場合、顧客が商品を購入しようとした場合、決済端末300は認証情報を生成し、認証サーバ200においてクーポン残高に関する利用条件に基づく認証処理を行わせる。そして、認証成功時には、決済端末300は、クーポン分の金額が経営者のアカウントから決済するようにしてもよい。
<作用、効果>
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る決済システム1は、所定の非現金決済のアカウントを利用できる第2ユーザ(付与対象者)を識別する識別情報を生成するユーザ端末100と、ユーザ端末100から送信された識別情報を記憶する認証サーバ200と、第2ユーザがアカウントを利用して商品の購入を行う際に決済を行う決済端末300であって、認証情報を含む認証要求を認証サーバ200に送信する決済端末300と、を備え、認証サーバ200は、識別情報と認証情報とを照合して第2ユーザの認証を行い、認証の結果を含む結果情報を決済端末300に送信し、決済端末300は、結果情報が第2ユーザの認証成功を示す場合に、商品の代金を、所定のアカウントを用いて決済する。
本発明の実施の形態に係る決済システム1によれば、現金決済のアカウントを有する第1ユーザが、簡単な操作で、第2ユーザに当該アカウントを利用する権限を付与することができる。
また、第2ユーザは非現金決済のアカウントを有しておらずともよいため、利便性が高い。さらに、第1ユーザは、第2ユーザがアカウントを利用する際の利用条件を任意に設定することができるので、第2ユーザの買い物を容易に管理することができるようになる。
本発明の実施の形態に係る決済システム1においては、第2ユーザを認証するための認証情報を、第2ユーザの顔画像データ、音声データ等を含む生体情報とすることができる。
従って、本発明の実施の形態に係る決済システム1によれば、第2ユーザは手ぶらで店舗に赴いてもアカウントを利用した決済を行うことができるので、非常に利便性が高い。
また、本発明の実施の形態に係る決済システム1においては、第2ユーザを認証するための認証情報を、第2ユーザに対して発行された認証コード(二次元バーコード、ワンタイムパスワード、PINコード等)とすることもできる。このような構成を採用した場合、高いセキュリティ性を確保することができる。
<変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
上述した実施の形態では、認証サーバ200は、第2ユーザの認証に用いる識別情報を、第2ユーザによる決済権限の利用が終了した後も記憶し続けている。しかしながら、特に識別情報が第2ユーザの生体情報である場合、セキュリティの観点から、認証サーバ200が識別情報を記憶し続けるのは好ましくない場合がある。
このような場合には、例えば第2ユーザによる決済権限の利用が完了した後、または、第2ユーザに対する決済権限の登録が行われてから所定の期間が経過した後に、認証サーバ200は、少なくとも第2ユーザに関する識別情報を自動的に破棄するようにしてもよい。
上述した実施の形態では、認証サーバ200は、認証処理の際に、認証サーバ200が記憶する識別情報、利用条件を示す条件情報、および決済情報と、決済端末300からの認証要求に含まれる認証情報、商品情報、および店舗情報に基づいて認証を行うとした。
しかしながら、利用条件によっては、決済情報、商品情報、または店舗情報の少なくともいずれかを用いずに認証を行ってもよい。例えば、利用条件として期間のみ設定されている場合には、認証サーバ200は、識別情報、認証情報、および時間に関する情報にのみ基づいて認証を行ってもよい。
上述した実施の形態では、第2ユーザの認証を認証サーバ200が行っていたが、本発明はこれに限定されない。すなわち、第2ユーザが第1ユーザのアカウントを用いて店舗にて商品を購入しようとしたとき、決済端末300が認証サーバ200から第2ユーザの識別情報を取得し、決済端末300が第2ユーザの認証を行うようにしてもよい。
上述した実施の形態では、図2のステップS9のように、第2ユーザが店舗にて商品を購入した際に、決済端末300が第1ユーザのユーザ端末100に対して、決済情報を送信していた。これにより、第1ユーザは、第2ユーザが商品を購入できたことを知ることができた。本発明では、他の例として、決済端末300が決済完了後にユーザ端末100に対して決済情報を送信する代わりに、以下のような処理を行ってもよい。すなわち、例えば認証サーバ200が、決済端末300から認証要求を受けて認証処理を行う前、または認証処理を行った後に、ユーザ端末100に対して、第2ユーザに関する認証要求を受けたことを通知するようにしてもよい。これにより、第1ユーザは、第2ユーザが自らのアカウントを用いて商品を購入しようとしていることを知ることができる。
上述した実施の形態では、第2ユーザが第1ユーザのアカウントを用いて商品を購入しようとするときに、権限付与処理の際に生成した第2ユーザの識別情報の種類を、第2ユーザが店舗の店員に申告していたが、本発明はこれに限定されない。他の例として、例えば第2ユーザが第1ユーザのアカウントを用いて商品を購入しようとするとき、第1ユーザのアカウントを用いる旨を申告するようにしてもよい。このような場合、店舗の店員は、決済端末300を操作して、第1ユーザ以外のユーザ(第2ユーザ)が第1ユーザのアカウントを用いて商品を購入しようとしていることを認証サーバ200に通知させる。通知を受けた認証サーバ200は、記憶している識別情報および条件情報を参照して、第1ユーザのアカウントに関連づけられた第2ユーザの識別情報の種類を決済端末300に通知する。これにより、店員は、どのような種類の認証情報を生成すればよいかを知ることができる。
本発明は、非現金決済のアカウントを他者に利用させることができる決済システムに有用である。
1 決済システム
100 ユーザ端末
101 通信部
102 制御部
103 操作部
104 記憶部
200 認証サーバ
201 通信部
202 記憶部
203 認証部
300 決済端末
301 通信部
302 認証情報生成部
303 決済部
400 ネットワーク

Claims (13)

  1. 所定の非現金決済のアカウントの少なくとも一部を利用する権限が付された付与対象者を識別する識別情報を記憶する記憶部と、
    前記付与対象者が前記アカウントを利用して商品を購入する店舗に設置された決済端末から認証情報を含む認証要求を取得するとともに、前記識別情報と前記認証情報とを照合して前記付与対象者の認証を行う認証部と、
    前記決済端末から前記認証情報を受信するとともに、前記認証の結果を前記決済端末に対して送信する通信部と、
    を備える認証処理装置。
  2. 前記付与対象者は、前記アカウントの所有者とは異なる、
    請求項1に記載の認証処理装置。
  3. 前記識別情報、および、前記認証情報は、前記付与対象者の生体情報を含む、
    請求項1または2に記載の認証処理装置。
  4. 前記識別情報、および、前記認証情報は、前記付与対象者に対して発行された認証コードに関する情報を含む、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の認証処理装置。
  5. 前記記憶部は、前記付与対象者が前記アカウントを利用する際の利用条件を含む条件情報を、前記認証情報と互いに関連づけて記憶する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の認証処理装置。
  6. 前記認証部は、前記条件情報が、前記付与対象者が購入可能な商品に関する情報を含む場合に、前記決済端末から、前記付与対象者が購入する商品に関する情報を含む商品情報を前記認証情報とともに受信し、前記識別情報、前記条件情報、前記認証情報、および前記商品情報に基づいて、前記付与対象者の前記認証を行う、
    請求項5に記載の認証処理装置。
  7. 前記認証部は、前記条件情報が、前記付与対象者が前記商品を購入可能な店舗に関する情報を含む場合に、前記決済端末から、前記付与対象者が前記商品を購入する店舗に関する情報を含む店舗情報を前記認証情報とともに受信し、前記識別情報、前記条件情報、前記認証情報、および前記店舗情報に基づいて、前記付与対象者の前記認証を行う、
    請求項5または6に記載の認証処理装置。
  8. 前記認証部は、前記条件情報が、前記付与対象者が前記商品を購入可能な期間に関する情報を含む場合に、前記識別情報、前記条件情報、前記認証情報、および、前記決済端末から前記付与対象者が前記商品を購入する時点に関する情報に基づいて、前記付与対象者の前記認証を行う、
    請求項5から7のいずれか一項に記載の認証処理装置。
  9. 前記通信部は、前記付与対象者が前記アカウントを利用して決済を行った場合に、前記決済端末が生成した前記決済に関する決済情報を前記決済端末から受信し、
    前記記憶部は、前記決済情報を前記認証情報および前記条件情報と互いに関連づけて記憶し、
    前記認証部は、前記条件情報が、前記付与対象者が前記商品を購入可能な回数に関する情報を含む場合に、前記識別情報、前記条件情報、前記認証情報、および、前記決済情報に基づいて、前記付与対象者の前記認証を行う、
    請求項5から8のいずれか一項に記載の認証処理装置。
  10. 決済を行う決済端末であって、
    所定の非現金決済のアカウントの少なくとも一部を利用する権限が付された付与対象者を識別する識別情報を記憶する認証サーバ装置に対して送信する認証情報を生成する認証情報生成部と、
    前記認証サーバ装置に対して前記認証情報を含む認証要求を送信し、前記認証サーバ装置において前記識別情報と前記認証情報とが照合されて行われた前記付与対象者の認証の結果を含む結果情報を受信する通信部と、
    前記結果情報が前記付与対象者の認証成功を示す場合に、前記付与対象者が購入しようとする商品の代金を、前記アカウントを用いて決済する決済部と、
    を備える、決済端末。
  11. 所定の非現金決済のアカウントの少なくとも一部を利用する権限が付された付与対象者を設定する操作を受け付ける手順と、
    前記付与対象者を識別する識別情報を生成する手順と、
    前記識別情報を記憶し、前記識別情報に基づいて前記付与対象者の認証を行う認証サーバ装置に対して、前記識別情報を送信する手順と、
    を実行させる、設定プログラム。
  12. 所定の非現金決済のアカウントの少なくとも一部を利用する権限が付された付与対象者を識別する識別情報を生成する端末装置と、
    前記端末装置から送信された前記識別情報を記憶する認証サーバ装置と、
    前記付与対象者が前記アカウントを利用して商品の購入を行う際に決済を行う決済端末であって、認証情報を含む認証要求を前記認証サーバ装置に送信する決済端末と、
    を備え、
    前記認証サーバ装置は、前記識別情報と前記認証情報とを照合して前記付与対象者の認証を行い、前記認証の結果を含む結果情報を前記決済端末に送信し、
    前記決済端末は、前記結果情報が前記付与対象者の認証成功を示す場合に、前記商品の代金を、前記アカウントを用いて決済する、
    決済システム。
  13. 所定の非現金決済のアカウントの少なくとも一部を利用する権限が付された付与対象者を識別する識別情報を端末装置が生成し、
    前記端末装置から送信された前記識別情報を認証サーバ装置が記憶し、
    前記付与対象者が前記アカウントを利用して商品の購入を行う際に決済を行う決済端末が、認証情報を含む認証要求を前記認証サーバ装置に送信し、
    前記認証サーバ装置が、前記識別情報と前記認証情報とを照合して前記付与対象者の認証を行い、前記認証の結果を含む結果情報を前記決済端末に送信し、
    前記結果情報が前記付与対象者の認証成功を示す場合に、前記決済端末が、前記商品の代金を、前記アカウントを用いて決済する、
    決済方法。
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