JP6079180B2 - 情報処理装置、計測方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本技術は、紫外線の計測技術に関する。
人間が太陽からの紫外線に長時間さらされると、皮膚や目などにダメージを与えることが広く知られている。紫外線による人体への影響を避けるためには、強い紫外線の照射を避けることが重要である。
このため、紫外線による日焼け等の美容や健康の問題のために個人に有用な情報を提供する携帯システムが提案されている。このシステムは、紫外線を検出するセンサーと通信のための携帯電話と情報処理装置を組み合わせたシステムである。そして、個人の被爆する紫外線を計測するためには個人の位置の検出を行い、紫外線センサーの測定値を個人の位置での紫外線照射量に換算し、換算された線量を美容や健康に有用な情報に情報処理によって変換して通知する。また、このシステムでは、紫外線センサーがスキー場等の対象地域に設定される形態と、携帯電話に組み込まれる形態とがある。
特定の対象地域に紫外線センサーに設置される場合には、利用者がその対象地域から離れた場所にいる場合には、紫外線量を計測することはできない。
また、携帯電話に組み込まれている紫外線センサーを用いる場合、紫外線センサーの向きによって感受する紫外線の強さが変動するため、正確に紫外線量を計測することは難しい。
特開2006−157127号公報 特開2002−358590号公報 特開2011−254711号公報
一側面では、紫外線量の計測に係る誤差を抑制することを目的とする。
一態様の情報処理装置は、紫外線量を測定する第1のセンサと、姿勢角を測定する第2のセンサと、太陽高度を算出し、第2のセンサにより測定した姿勢角と太陽高度とに基づいて、第1のセンサにより測定した紫外線量を補正した値を算出する算出部とを備える。
一態様によれば、紫外線量の計測に係る誤差を抑制できるようになる。
図1は、情報処理装置のハードウエア構成例を示す図である。 図2は、情報処理装置のモジュール構成例を示す図である。 図3は、メイン処理フローの例を示す図である。 図4は、地表特定処理フローの例を示す図である。 図5は、地表選択画面の例を示す図である。 図6は、位置特定処理フローの例を示す図である。 図7は、姿勢測定処理(A)フローの例を示す図である。 図8は、姿勢角の例を示す図である。 図9は、紫外線測定処理フローの例を示す図である。 図10は、算出処理フローの例を示す図である。 図11は、太陽高度の例を示す図である。 図12は、太陽高度の変化率の例を示す図である。 図13は、地表の反射率の例を示す図である。 図14は、直接光基準式を説明するための図である。 図15は、反射光基準式を説明するための図である。 図16は、出力画面の例を示す図である。 図17は、姿勢測定処理(B)フローの例を示す図である。
[実施の形態1]
図1に、情報処理装置のハードウエア構成例を示す。情報処理装置101は、RAM103、スピーカ105、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)107、タッチパネル109、マイク111、NAND(Not AND)メモリ113、通信CPU(Central Processing Unit)115、アプリCPU117、近距離通信デバイス119、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)装置121、無線LAN(Local Area Network)デバイス123、DSP(Digital Signal Processor)125、ISP(Image Signal Processor)127、カメラ129、バス131、サブプロセッサ133、地磁気センサ135、ジャイロセンサ137及び紫外線センサ139を有している。そのうち、RAM103、スピーカ105、LCD107、タッチパネル109、マイク111、NANDメモリ113、通信CPU115、アプリCPU117、近距離通信デバイス119、GPS装置121、無線LANデバイス123、DSP125、ISP127及びカメラ129は、バス131を介して接続している。LCD107は、表示装置の例である。
RAM103は、例えばプログラムやデータを記憶する。スピーカ105は、音声を出力する。LCD107は、画像や画面を表示する。タッチパネル109は、接触状態と接触位置などを検出する。マイク111は、音声を入力する。NANDメモリ113は、不揮発性記憶素子のフラッシュメモリである。このNANDメモリ113は、例えばプログラムやデータを記憶する。通信CPU115は、通信処理に係る演算処理を行う。アプリCPU117は、アプリケーションソフトを実行する演算装置である。近距離通信デバイス119は、近距離通信を制御するデバイスである。GPS装置121は、位置を測定する装置である。無線LANデバイス123は、無線LANの通信を制御するデバイスである。DSP125は、デジタル信号処理を行うプロセッサである。ISP127は、画像処理を行うプロセッサである。カメラ129は、撮影する装置である。また、アプリCPU117は、サブプロセッサ133と接続している。サブプロセッサ133は、地磁気センサ135、ジャイロセンサ137、及び紫外線センサ139に接続している。サブプロセッサ133は、地磁気センサ135、ジャイロセンサ137、及び紫外線センサ139を制御する。地磁気センサ135は、地磁気の向きを検知し、方位を算出する装置である。ジャイロセンサ137は、角速度を検出する装置である。紫外線センサ139は、紫外線量を測定する。地磁気センサ135とジャイロセンサ137は、姿勢角も測定することができる。
この例では、アプリCPU117は、サブプロセッサ133を介して地磁気センサ135、ジャイロセンサ137、及び紫外線センサ139の計測結果を取得するが、アプリCPU117は、直接に地磁気センサ135、ジャイロセンサ137、及び紫外線センサ139の計測結果を取得するようにしてもよい。
図2に、情報処理装置のモジュール構成例を示す。情報処理装置101は、特定部201、測定部203、算出部205及び出力部207を有している。特定部201は、地表を特定する地表特定処理と位置を特定する位置特定処理を行う。測定部203は、姿勢を測定する姿勢測定処理と紫外線量を測定する紫外線測定処理を行う。算出部205は、補正した紫外線量を算出する算出処理を行う。出力部207は、補正した紫外線量と補助的な情報を出力する出力処理を行う。
図3に、メイン処理フローの例を示す。特定部201は、地表特定処理を行う(S301)。
図4に、地表特定処理フローの例を示す。特定部201は、地表選択画面を出力する(S401)。
図5に、地表選択画面の例を示す。地表選択画面は、LCD107に表示される。測定地点における地表の種類を選択するように促している。この例では、「雪」、「砂浜」、「アスファルト」、「水面」又は「草地又は土」のいずれかのボタンを指示することにより、利用者は地表の種類を選択する。
図4の処理に戻って、特定部201は、利用者による選択を待つ(S403)。特定部201は、選択を受け付けることにより、測定地点における地表の種類を特定する。
図3の処理に戻って、特定部201は、位置特定処理を行う(S303)。
図6に、位置特定処理フローの例を示す。特定部201は、GPS装置121を起動する(S601)。特定部201は、GPS装置121を用いて所在位置を測定する(S603)。特定部201は、予め位置情報を記憶しておき、その位置情報を読み出すことにより位置を特定するようにしてもよい。
図3の処理に戻って、測定部203は、姿勢測定処理を行う(S305)。本実施の形態では、姿勢測定処理(A)について説明する。
図7に、姿勢測定処理(A)フローの例を示す。測定部203は、ジャイロセンサ137を起動する(S701)。測定部203は、更に地磁気センサ135を起動する(S703)。測定部203は、ジャイロセンサ137又は地磁気センサ135を用いて測定した姿勢角を取得する(S705)。ジャイロセンサ137から姿勢角を取得する場合には、S703に示した地磁気センサ135の起動を省略するようにしてもよい。地磁気センサ135から姿勢角を取得する場合には、S701に示したジャイロセンサ137の起動を省略するようにしてもよい。
ここで、姿勢角について説明する。図8に、姿勢角の例を示す。この例では、図8に示したようにx軸における回転角をロール角βとよぶ。この例で、x軸は正面の下から上への方向の長軸である。この例では、図8に示したようにy軸における回転角をピッチ角αとよぶ。この例で、y軸は正面の左から右への方向の短軸である。この例では、図8に示したようにz軸における回転角をヨー角γとよぶ。この例で、z軸は正面の手前から奥への厚さ方向の軸である。
図3の処理に戻って、測定部203は、紫外線測定処理を行う(S307)。
図9に、紫外線測定処理フローの例を示す。測定部203は、紫外線センサ139を起動する(S901)。測定部203は、紫外線センサ139により測定した紫外線量を取得する(S903)。
図3の処理に戻って、算出部205は、算出処理を行う(S309)。算出部205は、算出処理によって、紫外線量の補正値を算出する。補正した値は、太陽方位に向かう垂直面における全方位からの紫外線量(施用面全方位紫外線量という。)に相当する。
図10に、算出処理フローの例を示す。算出部205は、情報処理装置101が備えるカレンダー時計部から当日の日付及び現在の時刻を特定する(S1001)。算出部205は、当日の日付及び現在の時刻に基づいて太陽高度を算出する(S1003)。太陽高度の算出方法は、周知の方法を用いる。以下、簡単に太陽高度の算出方法について説明する。
算出部205は、まず、日付に対応する太陽高度を求める。図11に、日付に対応する太陽高度の例を示す。この太陽高度Sは、正午時点における太陽高度を示している。例えば、4月1日の正午時点における太陽高度Sは、58.5度である。正午以外の時間における太陽高度は、正午時点における太陽高度Sを基準に求められる。太陽高度Sは、日付をパラメータとする値であるので、S(D)と表すようにしてもよい。ここで、Dは日付を示している。
図12に、太陽高度の変化率の例を示す。この変化率Vは、時刻による太陽高度の変化の割合を示している。具体的には、正午時点における太陽高度Sに対する変化率を時刻毎に示している。例えば、10:00における太陽高度は、正午時点における太陽高度Sに0.83を乗じた値であることを示している。変化率Vは、時刻をパラメータとする値であるので、V(T)と表すようにしてもよい。ここで、Tは時刻を示している。
日付に基づいて当日の正午時点における太陽高度Sを求め、更に時刻に基づいて変化率Vを求め、太陽高度Sに変化率Vを乗ずることにより、積としてその時点の太陽高度θを求める。太陽高度θは、日付Dと時刻Tをパラメータとする値であるので、θ(D,T)と表すようにしてもよい。
図10の処理に戻って、算出部205は、反射率を特定する(S1005)。具体的には、算出部205は、S301の地表特定処理で選択された地表の種類に対応する反射率を特定する。地表の反射率は、地表の種類により特定される。
図13に、地表の反射率の例を示す。この例では、「雪」、「砂浜」、「アスファルト」、「水面」、草地又は土」における反射率を示している。算出部205は、この対応関係を予め記憶している。
算出部205は、ピッチ角αが90度以上であるか否かを判定する(S1007)。この例ではピッチ角αを基準として判定するが、ピッチ角αに代えてロール角βを基準として判定するようにしてもよい。
ピッチ角αが90度以上であると判定した場合には、算出部205は、直接光基準式による算出を行う(S1009)。
図14を用いて直接光基準式について説明する。線1401は、太陽光を示している。角度θは、太陽高度を示している。角度αは、情報処理装置101の裏面に設置された紫外線センサ139を下方に向けた水平状態から太陽方向に上向く角度を示している。この例では、姿勢角のうちピッチ角αを用いている。つまり、図8に示したy軸を中心とする角度である。但し、x軸を中心とするロール角βを用いるようにしてもよい。
この例では、正面全方位紫外線量Uaを算出する。正面全方位紫外線量Uaは、以下の式で求められる。
Ua=Ld+Lr (1)
Ldは、太陽の直接光における紫外線量を示している。Lrは、太陽の反射光における紫外線量を示している。
また、Lrは、反射により紫外線量が減るので、以下の関係が成り立つ。
Ld:Lr=1:R (2)
(2)の式は、以下のように書き換えられる。
Lr=R×Ld (3)
更に、紫外線センサ139に対する照射角度を考慮すると、紫外線センサ139で測定された紫外線量に関して、以下の式が成り立つ。
Figure 0006079180
Uは、紫外線センサ139で計測された紫外線量の値である。
(4)の式は、以下のように書き換えられる。
Figure 0006079180
(3)の式のLdを(5)の式で置き換え、以下の式が求められる。
Figure 0006079180
(1)式のLdとLrを(5)の式と(6)の式で置き換え、以下の式が求められる。
Figure 0006079180
(7)の式は、直接光基準式である。算出部205は、直接光基準式に従って、紫外線量を補正した値(正面全方位紫外線量Ua)を算出する。
このようにすれば、紫外線量を測定する紫外線センサ139が太陽光を直接受ける場合に、太陽光の直接光と地表からの反射光に含まれる紫外線量の合計を算出することができる。
図9の処理に戻って、ピッチ角αが90度以上でないと判定した場合には、算出部205は、反射光基準式による算出を行う(S1011)。
図15を用いて反射光基準式について説明する。線1501は、太陽光を示している。線1503は、地表面における反射光を示している。角度θは、太陽高度を示している。角度αは、前述と同様に、情報処理装置101の裏面に設置された紫外線センサ139を下方に向けた水平状態から太陽方向に上向く角度を示している。この例では、姿勢角のうちピッチ角αを用いている。つまり、図8に示したy軸を中心とする角度である。但し、x軸を中心とするロール角βを用いるようにしてもよい。
前述と同様に、正面全方位紫外線量Uaを算出する。この場合も、図14と同様に(1)の式と(2)の式が成り立つ。
(2)の式は、以下のように書き換えられる。
Figure 0006079180
そして、紫外線センサ139に対する照射角度を考慮すると、紫外線センサ139で測定された紫外線量に関して、以下の式が成り立つ。
Figure 0006079180
(9)の式は、以下のように置き換えられる。
Figure 0006079180
また、(8)の式のLrを(10)の式で置き換え、以下の式が求められる。
Figure 0006079180
(1)式のLdとLrを(11)の式と(12)の式で置き換え、以下の式が求められる。
Figure 0006079180
(12)の式は、反射光基準式である。算出部205は、反射光基準式に従って、紫外線量を補正した値(正面全方位紫外線量Ua)を算出する。
このようにすれば、紫外線量を測定する紫外線センサ139が太陽光を地表からの反射光として受ける場合に、太陽光の直接光と地表からの反射光に含まれる紫外線量の合計を算出することができる。
図10の処理に戻って、算出部205は、予測時間を算出する(S1013)。例えば、算出部205は、基準となる所定紫外線量を、補正した紫外線量で除することによって予測時間を算出する。
つまり、算出部205は、補正した値に基づいて、紫外線により一定の影響を受けると予測される時間を算出する。このようにすれば、滞在時間に関する目安や制限を得ることができる。
図3の処理に戻って、出力部207は、出力処理を行う(S311)。具体的には、出力部207は、出力画面を表示する。
図16に、出力画面の例を示す。画面中、上段に紫外線量を補正した値(正面全方位紫外線量Ua)表示している。また、下段に予測時間を表示している。
このようにすれば、情報処理装置101の姿勢に応じて紫外線量の計測に係る誤差を抑制することができる。
[実施の形態2]
実施の形態は、装置の方位が太陽の方位に一致したタイミングで、姿勢角と紫外線量を測定する例について説明する。
本実施の形態では、図3のS305において、姿勢測定処理(A)に代えて姿勢測定処理(B)を行う。
図17に、姿勢測定処理(B)フローの例を示す。測定部203は、ジャイロセンサ137を起動し(S701)、更に地磁気センサ135を起動する(S703)。続いて、測定部203は、太陽方位を特定する(S1701)。測定部203は、現在時刻をカレンダー時計部より取得し、現在時刻に基づいて太陽方位を特定する。
測定部203は、地磁気センサ135で測定した装置方位を取得する(S1703)。紫外線量の補正においてピッチ角αを用いる場合には、装置方位は、x軸の正方向を指す方角である。尚、紫外線量の補正算においてロール角βを用いる場合には、装置方位は、y軸の負方向を指す方角である。
測定部203は、装置方位が太陽方位と一致するか否かを判定する(S1705)。装置方位が太陽方位と一致しないと判定した場合には、S1703に戻り、再び装置の方位を取得する。装置方位が太陽方位と一致すると判定した場合には、測定部203は、ジャイロセンサ137又は地磁気センサ135に姿勢角を測定させ、測定された姿勢角を取得する(S705)。
図3の処理に戻って、紫外線測定処理を行う(S307)。つまり、紫外線量の測定は、姿勢の測定に続いて直ちに行われる。
このようにすれば、装置の方向が太陽の方向に向いた瞬間に、姿勢角と紫外線量を測定するので、補正値に含まれる誤差を少なくすることができる。
以上本技術の一実施の形態を説明したが、本技術はこれに限定されるものではない。例えば、上述の機能ブロック構成は実際のプログラムモジュール構成に対応するものではない。
また、上で説明した各記憶領域の構成は一例であって、上記のような構成でなければならないわけではない。さらに、処理フローにおいても、処理結果が変わらなければ処理の順番を入れ替えることも可能である。さらに、並列に実行させるようにしても良い。
以上述べた実施の形態をまとめると、以下のようになる。
本実施の形態に係る情報処理装置は、紫外線量を測定する第1のセンサと、姿勢角を測定する第2のセンサと、太陽高度を算出し、第2のセンサにより測定した姿勢角と太陽高度とに基づいて、第1のセンサにより測定した紫外線量を補正した値を算出する算出部とを備える。
このようにすれば、情報処理装置の姿勢に応じて紫外線量の計測に係る誤差を抑制することができる。
また、算出部は、第2のセンサにより測定した姿勢角に基づいて地表からの反射光が第1のセンサに照射されていると判定した場合に、地表の種類に応じた反射率に基づいて、補正した値を算出するようにしてもよい。
このようにすれば、紫外線量を測定する紫外線センサが太陽光を地表からの反射光として受ける場合に、紫外線量の計測に係る誤差を抑制することができる。
また、算出部は、第2のセンサにより測定した姿勢角に基づいて地表からの反射光が第1のセンサに照射されていると判定した場合に、反射率Rと、紫外線量Uと、太陽高度θと、第1のセンサを下方に向けた状態から太陽方向に上向く角度αとを用いて、
Figure 0006079180
に従って、補正した値Uaを算出するようにしてもよい。
このようにすれば、紫外線量を測定する紫外線センサが太陽光を地表からの反射光として受ける場合に、太陽光の直接光と地表からの反射光に含まれる紫外線量の合計を算出することができる。
また、算出部は、第2のセンサにより測定した姿勢角に基づいて太陽光が直接第1のセンサに照射されていると判定した場合に、地表の種類に応じた反射率に基づいて、補正した値を算出するようにしてもよい。
このようにすれば、紫外線量を測定する紫外線センサが太陽光を直接受ける場合に、紫外線量の計測に係る誤差を抑制することができる。
また、算出部は、第2のセンサにより測定した姿勢角に基づいて太陽光が直接第1のセンサに照射されていると判定した場合に、反射率Rと、紫外線量Uと、太陽高度θと、第1のセンサを下方に向けた状態から太陽方向に上向く角度αとを用いて、
Figure 0006079180
に従って補正した値Uaを算出するようにしてもよい。
このようにすれば、紫外線量を測定する紫外線センサが太陽光を直接受ける場合に、太陽光の直接光と地表からの反射光に含まれる紫外線量の合計を算出することができる。
また、補正した値は、太陽方位に向かう垂直面において受ける紫外線量であってもよい。
このようにすれば、通常の体勢で受ける標準的な紫外線量を知ることができる。
また、算出部は、補正した値に基づいて、紫外線により一定の影響を受けると予測される時間を算出するようにしてもよい。
このようにすれば、滞在時間に関する目安や制限を得ることができる。
また、算出部は、情報処理装置の所定の軸が太陽の方位と一致したときに、測定した姿勢角と紫外線量を用いるようにしてもよい。
このようにすれば、測定時において太陽に対する情報処理装置の向きが一定になるので、紫外線量の計測に係る誤差を抑制することができる。
なお、上記方法による処理をプロセッサに行わせるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納されるようにしてもよい。尚、中間的な処理結果は、一般的にメインメモリ等の記憶装置に一時保管される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
紫外線量を測定する第1のセンサと、
姿勢角を測定する第2のセンサと、
太陽高度を算出し、前記第2のセンサにより測定した前記姿勢角と前記太陽高度とに基づいて、前記第1のセンサにより測定した前記紫外線量を補正した値を算出する算出部と
を備える情報処理装置。
(付記2)
前記算出部は、前記第2のセンサにより測定した前記姿勢角に基づいて地表からの反射光が前記第1のセンサに照射されていると判定した場合に、地表の種類に応じた反射率に基づいて、前記補正した値を算出する
付記1記載の情報処理装置。
(付記3)
前記算出部は、前記第2のセンサにより測定した前記姿勢角に基づいて地表からの反射光が前記第1のセンサに照射されていると判定した場合に、前記反射率Rと、前記紫外線量Uと、前記太陽高度θと、前記第1のセンサを下方に向けた状態から太陽方向に上向く角度αとを用いて、
Figure 0006079180
に従って、前記補正した値Uaを算出する
付記2記載の情報処理装置。
(付記4)
前記算出部は、前記第2のセンサにより測定した前記姿勢角に基づいて太陽光が直接前記第1のセンサに照射されていると判定した場合に、地表の種類に応じた反射率に基づいて、前記補正した値を算出する
付記1乃至3いずれか1つ記載の情報処理装置。
(付記5)
前記算出部は、前記第2のセンサにより測定した前記姿勢角に基づいて太陽光が直接前記第1のセンサに照射されていると判定した場合に、前記反射率Rと、前記紫外線量Uと、太陽高度θと、前記第1のセンサを下方に向けた状態から太陽方向に上向く角度αとを用いて、
Figure 0006079180
に従って前記補正した値Uaを算出する
付記1乃至4のいずれか1つ記載の情報処理装置。
(付記6)
前記補正した値は、太陽方位に向かう垂直面において受ける紫外線量である
付記1乃至5のいずれか1つ記載の情報処理装置。
(付記7)
前記算出部は、前記補正した値に基づいて、紫外線により一定の影響を受けると予測される時間を算出する
付記1乃至6のいずれか1つ記載の情報処理装置。
(付記8)
前記算出部は、情報処理装置の所定の軸が太陽の方位と一致したときに、測定した姿勢角と紫外線量を用いる
付記1乃至7のいずれか1つ記載の情報処理装置。
(付記9)
紫外線量を測定する第1のセンサと姿勢を測定する第2のセンサとを有する情報処理装置による計測方法であって、
第2のセンサに姿勢角を測定させる処理と、
第1のセンサに紫外線量を測定させる処理と、
太陽高度を算出する処理と、
前記姿勢角と前記太陽高度とに基づいて、前記紫外線量を補正した値を算出する処理と
を含む計測方法。
(付記10)
紫外線量を測定する第1のセンサと姿勢を測定する第2のセンサとを有する情報処理装置に実行させるプログラムであって、
第2のセンサに姿勢角を測定させる処理と、
第1のセンサに紫外線量を測定させる処理と、
太陽高度を算出する処理と、
前記姿勢角と前記太陽高度とに基づいて、前記紫外線量を補正した値を算出する処理と
を含むプログラム。
101 情報処理装置 103 RAM
105 スピーカ 107 LCD
109 タッチパネル 111 マイク
113 NANDメモリ 115 通信CPU
117 アプリCPU 119 近距離通信デバイス
121 GPS装置 123 無線LANデバイス
125 DSP 127 ISP
129 カメラ 131 バス
133 サブプロセッサ 135 地磁気センサ
137 ジャイロセンサ 139 紫外線センサ
201 特定部 203 測定部
205 算出部 207 出力部
1401 太陽光 1501 直接光
1503 反射光

Claims (10)

  1. 紫外線量を測定する第1のセンサと、
    姿勢角を測定する第2のセンサと、
    太陽高度を求め、前記第2のセンサにより測定した前記姿勢角と前記太陽高度とに基づいて、前記第1のセンサにより測定した前記紫外線量を補正した値を算出する算出部とを備え、
    前記算出部は、前記第2のセンサにより測定した前記姿勢角に基づいて地表からの反射光が前記第1のセンサに照射されていると判定した場合に、地表の種類に応じた反射率に基づいて、前記補正した値を算出することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記算出部は、前記第2のセンサにより測定した前記姿勢角に基づいて地表からの反射光が前記第1のセンサに照射されていると判定した場合に、前記反射率Rと、前記紫外線量Uと、前記太陽高度θと、前記第1のセンサを下方に向けた状態から太陽方向に上向く角度αとを用いて、
    Figure 0006079180
    に従って、前記補正した値Uaを算出する
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 紫外線量を測定する第1のセンサと、
    姿勢角を測定する第2のセンサと、
    太陽高度を求め、前記第2のセンサにより測定した前記姿勢角と前記太陽高度とに基づいて、前記第1のセンサにより測定した前記紫外線量を補正した値を算出する算出部とを備え、
    前記算出部は、前記第2のセンサにより測定した前記姿勢角に基づいて太陽光が直接前記第1のセンサに照射されていると判定した場合に、地表の種類に応じた反射率に基づいて、前記補正した値を算出することを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記算出部は、前記第2のセンサにより測定した前記姿勢角に基づいて太陽光が直接前記第1のセンサに照射されていると判定した場合に、前記反射率Rと、前記紫外線量Uと、前記太陽高度θと、前記第1のセンサを下方に向けた状態から太陽方向に上向く角度αとを用いて、
    Figure 0006079180
    に従って前記補正した値Uaを算出する
    請求項記載の情報処理装置。
  5. 前記補正した値は、太陽方位に向かう垂直面において受ける紫外線量である
    請求項1乃至のいずれか1つ記載の情報処理装置。
  6. 前記算出部は、情報処理装置の所定の軸が太陽の方位と一致したときに、測定した姿勢角と紫外線量を用いる
    請求項1乃至のいずれか1つ記載の情報処理装置。
  7. 紫外線量を測定する第1のセンサと姿勢角を測定する第2のセンサとを有する情報処理装置による計測方法であって、
    前記第2のセンサに前記姿勢角を測定させる処理と、
    前記第1のセンサに前記紫外線量を測定させる処理と、
    太陽高度を算出する処理と、
    前記姿勢角と前記太陽高度とに基づいて、前記紫外線量を補正した値を算出する処理と
    を含み、
    前記補正した値を算出する処理において、前記第2のセンサにより測定した前記姿勢角に基づいて地表からの反射光が前記第1のセンサに照射されていると判定した場合に、地表の種類に応じた反射率に基づいて、前記補正した値を算出することを特徴とする計測方法。
  8. 紫外線量を測定する第1のセンサと姿勢角を測定する第2のセンサとを有する情報処理装置による計測方法であって、
    前記第2のセンサに前記姿勢角を測定させる処理と、
    前記第1のセンサに前記紫外線量を測定させる処理と、
    太陽高度を算出する処理と、
    前記姿勢角と前記太陽高度とに基づいて、前記紫外線量を補正した値を算出する処理と
    を含み、
    前記補正した値を算出する処理において、前記第2のセンサにより測定した前記姿勢角に基づいて太陽光が直接前記第1のセンサに照射されていると判定した場合に、地表の種類に応じた反射率に基づいて、前記補正した値を算出することを特徴とする計測方法。
  9. 紫外線量を測定する第1のセンサと姿勢角を測定する第2のセンサとを有する情報処理装置に実行させるプログラムであって、
    前記第2のセンサに前記姿勢角を測定させる処理と、
    前記第1のセンサに前記紫外線量を測定させる処理と、
    太陽高度を算出する処理と、
    前記姿勢角と前記太陽高度とに基づいて、前記紫外線量を補正した値を算出する処理と
    を含み、
    前記補正した値を算出する処理において、前記第2のセンサにより測定した前記姿勢角に基づいて地表からの反射光が前記第1のセンサに照射されていると判定した場合に、地表の種類に応じた反射率に基づいて、前記補正した値を算出することを特徴とするプログラム。
  10. 紫外線量を測定する第1のセンサと姿勢角を測定する第2のセンサとを有する情報処理装置に実行させるプログラムであって、
    前記第2のセンサに前記姿勢角を測定させる処理と、
    前記第1のセンサに前記紫外線量を測定させる処理と、
    太陽高度を算出する処理と、
    前記姿勢角と前記太陽高度とに基づいて、前記紫外線量を補正した値を算出する処理と
    を含み、
    前記補正した値を算出する処理において、前記第2のセンサにより測定した前記姿勢角に基づいて太陽光が直接前記第1のセンサに照射されていると判定した場合に、地表の種類に応じた反射率に基づいて、前記補正した値を算出することを特徴とするプログラム。
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