JP6078524B2 - 引折れ戸 - Google Patents

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本発明は、折れ戸と引戸を組み合わせた扉全体を、折り戸部分を転回させながら引戸部分と共にスライドして開閉する、身障者や要介護者にとっても使い勝手のよい引折れ戸に関する。
この種の引折れ戸は、戸袋を必要としないから、一般住宅でもトイレや風呂場などの狭間なスペースに設置するのに好適な扉である。
従来の引折れ戸は、例えば図19および図20に示すように、2枚の戸体b1・b2を連結部材cで折り畳み自在に連結した折り戸bを、横幅の短い戸先側の引戸aに回動可能に連結し、その引戸aに搭載の戸車を通路開口の上枠dに固定した走行ガイドgに係合して扉全体を釣支し、引戸aを開閉方向に押し引き操作すると、連結部材cの回転に連動する駆動機構eにより折り戸bの戸体b1・b2を屈曲方向に転回させながら引戸aを直線移動して通路開口を開閉する構造になっている(特許文献1参照)。
特開2004−324155号公報
従来の引折れ戸において、連結部材にcは、上枠dに係合して折れ戸bが引戸aと平面状に整列した閉鎖状態にロックするフックfを備え、扉閉鎖時に、フックfが室外側に突出し、上枠dの前面にあけた係合孔iに係合して折り戸bを引戸aと平面状に整列する閉鎖状態にロックする。駆動機構eは、折り戸bの吊元側戸体b1上に固定した補助板1に対し水平回転可能に蹴り出しレバー2を装着し、扉開放時に、図21(A)に示すように、引戸aを引いて吊元側ヒンジhに向け直進させると、同図(B)に示すように、連結部材cが回動してフックfが係合孔iから外れると共に蹴り出しレバー2が上枠dに向け室外側に水平回転し、先端のローラ3を介して上枠dを押しながら、同図(C)に示すように折り戸bを室内側に屈曲し、戸体b1・b2が折り重なって通路開口を全開する。
しかし、従来の引折れ戸は、天井側の上枠dと扉の間から、可動な連結部材cのフックfや駆動機構eの蹴り出しレバー2が覗いて見えるために見栄えが悪く、そのため、幕板のような目隠し用カバーを取り付けて覆い隠そうにも、比較的手狭な一般住宅には、目隠し用カバーを設置するほどのスペースが見当たらず、設置できたとしても、目隠しカバー自体が目立ちすぎて、却って、見栄えを悪くするという課題があった。
そこで、本発明の目的は、引戸と折れ戸を組み合わせた構造の引折れ戸を、一般住宅にも見栄えを落とさず簡単に設置可能にすることにある。
本発明の目的を達成すべく、請求項1に記載の発明は、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、第1戸体10と第2戸体11を連結部材Cで折畳み可能に連結した折り戸Aを、戸先側の引戸Bに回動可能に連結し、戸尻側の前記第1戸体10を吊元側ヒンジ16を介して吊元側竪枠部12aに回動自在に連結する一方、通路開口Sの上枠部12bに固定し開閉方向にガイド溝14を切った長尺な走行ガイドLに、前記引B戸の戸先側に搭載した戸車13のような走行体を、前記ガイド溝14の両側において係合して扉全体を釣支し、前記引戸Bが開閉方向xに走行すると、回動する前記第2戸体11に連動してガイド手段Gが働いて前記折り戸Aを屈曲させながら前記引戸Bを直線移動して通路開口Sを開閉する引折れ戸であって、前記ガイド手段Gは、ガイド突起30を弾発付勢して前記連結部材Cの上端に進退自在に埋設し先端の頭部45が突出した状態で把持し、前記ガイド突起30は、前記引戸Bと前記折れ戸Aが平面状に整列した扉Dの閉鎖状態にあるとき、突出状態にある前記走行ガイドLの前記ガイド溝14に係合する前記頭部45に、前記走行ガイドLに突き当てて扉Dの閉鎖状態をロックする平面状の回動規制面45aを形成する一方、それ以外を該回動規制面45aに向かうに従い次第に高さの高くなるテーパ面45bで形成することを特徴とする。



請求項1に記載の発明によれば、引折れ戸において、扉を閉鎖状態に自動的にロックしたり閉鎖状態のロックを自動的に解除したり、扉の開閉動作を案内するガイド手段は、折れ戸の第1戸体と第2戸体を折畳み可能に連結する連結部材の上端にガイド突起を弾発付勢して進退自在に埋設し、そのガイド突起の頭部を走行ガイドに係脱させる簡略な構成にすることにより、従来のように天井側の上枠部と扉の間から、可動な連結部材のフックや駆動機構の長尺な蹴り出しレバー等が覗いて見えることがなく、従って、幕板のような目隠し用カバーを取り付けて覆い隠す必要がないために、そんな目隠し用カバー等を設置するスペースも不要だから、その結果、引戸と折れ戸を組み合わせた構造の引折れ戸を、一般住宅にも見栄えを落とすことなく簡単に設置することができる。
本発明の一例である引折れ戸を全閉状態において示す平面図 図1中線X−X断面図 引折れ戸を全閉状態において示す斜視図 引折れ戸を走行ガイドを省略した全閉状態において示す斜視図 引折れ戸を走行ガイドを省略した全閉状態において示す平面図 ガイド手段を示す分解斜視図 ガイド手段を示す(A)正面図(B)平面図(C)背面図 ガイド突起が(A)突出状態のガイド手段を示す斜視図(B)押下げ状態のガイド手段を示す斜視図 ガイド手段を拡大して示す引折れ戸の部分拡大断面図 引折れ戸を、折れ戸が屈曲して開き始めた状態において示す平面図 ガイド手段の扉開き始め動作を説明する部分拡大断面図 ガイド突起が走行ガイドから外れた状態を説明する部分拡大断面図 連結部材が回動して折れ戸が折れ曲がり始める状態を説明する斜視図(1) 連結部材が回動して折れ戸が折れ曲がり始める状態を説明する斜視図(2) 引折れ戸を走行ガイドを省略して全開状態において示す斜視図 引折れ戸を走行ガイドを省略した全開状態において示す平面図 他例のガイド突起が(A)突出状態のガイド手段を示す斜視図(B)押下げ状態のガイド手段を示す斜視図 他例のガイド手段を示す(A)正面図(B)平面図(C)背面図 従来の引折れ戸の全体構造を示す斜視図 従来の引折れ戸の要部を拡大して示す分解斜視図 従来の引折れ戸の動作説明図
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
図1〜図5に、本発明の一例である引折れ戸を全閉状態において示す。図示例の引折れ戸の扉Dは、第1戸体10と第2戸体11を連結部材Cで折畳み可能に連結した折り戸Aを、戸先側の引戸Bにジョイント部材Jで回動可能に連結し、戸尻側の第1戸体10を壁体Wの吊元側竪枠部12aに回動自在に連結する一方、引戸Bの戸先側に搭載した走行体の戸車13を、上枠部12bに固定した走行ガイドLに係合して扉D全体を釣支し、引戸Bが開閉方向xに走行すると、回動する第2戸体11に連動してガイド手段Gが働いて折り戸Aを屈曲させながら引戸Bを直進し、壁体Wにあけた通路開口を開閉する構造になっている。
走行ガイドLは、図2中下面の長さ方向にガイド溝14を切った長尺な箱形ケース状をなし、ガイド溝14の両側に戸車13を係合する走行路15をレール状に形成し、壁体Wの上枠部12bに正面向きに固定する。扉Dを壁体Wに吊り込む場合は、予め戸車ユニット22を走行ガイドL内に戸車13を係合させて走行路15に装架する。
扉Dは、2枚の幅広なそれぞれパネル状の第1戸体10と第2戸体11からなる開閉方向x戸尻側の折り戸Aと、横幅が短い戸先側のパネル状の引戸Bとを備える。
折り戸Aにおいて、戸尻側の第1戸体10は、上下の吊元側ヒンジ16を介して壁体Wの吊元側竪枠部12aに回動自在に支持する。戸尻側の第1戸体10には、上端面10aの戸尻側に枢軸17を立設し、枢軸17を、アングル板の連結アーム18の片側アーム部に穴を通して嵌合し、連結アーム18に回動可能に連結する。他側アーム部は上枠部12bの戸尻側端部に固着し、第1戸体10を、枢軸17を支点として回動可能に壁体Wに取り付けて吊持する。
戸先側の第2戸体11は、この戸尻側の第1戸体10と連結部材Cで相対的に回動可能に連結する。第1戸板10の上下端面の戸先側と、第2戸板11の上下端面の戸尻側には、それぞれ取付板19・20を固定する。取付板19・20は、それぞれ先端に連結凸部19a・20aを突設している。一方の第1戸体10に取り付ける取付板19には、連結凸部19aの外側縁を曲げてストッパ片19bを設けてなる。
連結部材Cは、互いの木口が向い合う戸板10・11間に配設し、その間の遮蔽機能も併有したシール材21を備える。シール材21は、弾性を有する素材の、例えば樹脂製で戸板10・11間の隙間に合わせて縦長に形成し、断面楕円状をなす中心のボス部21aと、戸板10・11の木口に合わせて断面コ形をなす両端の嵌め込み部21bと、嵌め込み部21bとボス部21a間をつなぐ薄板状の屈曲部21cとからなる。ボス部21aの上端面には、ガイド手段Gを挿設する細長い円筒状のガイド穴50を穿設する。
そこで、連結部材Cは、このシール材21において、両端の嵌め込み部21b・21bをそれぞれ戸板10・11の木口に嵌着し、ボス部21a近くで取付板19・20の連結凸部19a・20aにねじ止めし、第1戸体10と第2戸体11を両戸板の遮蔽状態で、屈曲部21cで屈曲自在に連結することにより相対的に回動可能に連結する。
引戸Bは、第2戸体11とジョイント部材Jを介して相対的に回動可能に連結する。第2戸板11の上下端面の戸先側と引戸Bの上下端面の戸尻側には、それぞれ取付板24・25を固定する。取付板24・25は、それぞれ互いに向き合う先端側が三角形状に形成している。
ジョイント部材Jは、互いの木口が向い合う第2戸板11と引戸B間に配設し、両戸板間の遮蔽機能も併有したシール材26を備える。シール材26は、弾性を有する素材の、例えば樹脂製で戸板11と引戸B間の隙間に合わせ縦長に形成し、厚肉なボス部26aと、第2戸板11と引戸Bの木口に合わせて断面コ形をなす両端の嵌め込み部26bと、嵌め込み部26bとボス部26a間をつなぐ薄板状の屈曲部26cとからなる。そこで、ジョイント部材Jは、このシール材26において、その両端の嵌め込み部26bをそれぞれ第2戸板11と引戸Bの木口に嵌着し、ボス部26a近くで向い合う取付板24・25の三角状先端部にねじ止めし、第2戸体11と引戸Bを両戸間の遮蔽状態で、屈曲部26cで屈曲自在に連結することにより相対的に回動可能に連結する。
引戸Bは、上端面27の戸先側に戸車ユニット22を搭載し、走行体の戸車13を走行ガイドLのガイド溝14に係合して釣支し、開閉方向xに押し引き操作すると、回動する第2戸体11に連動してガイド手段Gが働いて折り戸Bを屈曲させながら直線移動する。
ガイド手段Gは、図6および図7に示すように、ガイド突起30と、ガイド突起30を把持する軸筒35と、ガイド突起30を弾発付勢する圧縮コイルばねの付勢ばね40を備える。
ガイド突起30は、金属製で細長い円柱状をなし、円柱部30aの先端を、走行ガイドLのガイド溝14に係合する頭部45とし、基端にばね装着軸31の丸軸部31aを挿入する軸穴32を設ける。頭部45には、平面状の回動規制面45aを形成する一方、それ以外を回動規制面45aに向かうに従い次第に高さの高くなるテーパ面45bを形成してなる。
軸筒35は、いずれも樹脂製の軸筒本体33と軸筒本体33に嵌め込む回り止め筒34とからなる。軸筒本体33は、円筒形状なすが、先端側内周に回り止め筒34の外形に合わせて八角形状の嵌め込み穴36を形成した段付き穴からなる。嵌め込み穴36の開口縁36a寄り外周面には、出入口48の両側の対称な位置において、長さ方向に位置決めリブ37を凸設する。嵌め込み穴36の開口縁36aには、位置決めリブ37の位置に合わせて一対の嵌め込み凹部38を凹設する。回り止め筒34は、外周を八角形の回り止め形状にすると共に、内周面をガイド突起30の頭部45の外形に合わせて断面D形の回転規制穴39を形成し、先端側開口の突出口49に、その開口を間に対称な位置において径方向外向きに位置決め凸部41を突設している。ばね装着軸31には、角軸部31bに付勢ばね40を巻装する一方、角軸部31bのガイド突起30の軸穴32に挿入してガイド突起30の組立体60を組み立てる。
一方、軸筒本体33には、内周が八角形状の嵌め込み穴36に外周が同じ八角形状の回り止め筒34を嵌合し、位置決め凸部41を嵌め込み凹部38に嵌め付ける。すると、ガイド手段Gは、図6、図7および図8に示すように、内周の回転規制穴39の向きと同じ回り止め形状のガイド突起30の頭部45の向きを合わせて、ガイド突起30の組立体60を軸筒本体33内に嵌装する。即ち、ガイド突起30の組立体60は、図9に示すように、ばね装着軸31を出入口48から軸筒本体33内に挿入し、角軸部31bを底穴43から突出させる一方、付勢ばね40を環状鍔部31dと軸筒本体33の底部間で挟持した状態で嵌装し、角軸部31bのピン穴31cに止めピン42を差し込んで抜け止めする。以って、ガイド手段Gは、ガイド突起30を付勢ばね40で弾発付勢し、頭部45が突出口49から突出した状態で進退自在に軸筒35で把持して組み立てなる。
図示ガイド手段Gは、折り戸Aの連結部材Cに備えるシール材21の上端面に予め穿設したガイド穴50に挿設する。ガイド穴50は、軸筒35の軸筒本体33の外形に合わせて穿設し、折り戸Aの第1戸体10と第2戸体11と引戸Bを平面状に整列した扉Dの閉鎖状態にあるとき、扉Dと平行な向きに軸筒本体33の外周面に凸設した位置決めリブ37に合わせてガイド穴50の内壁面に一対の位置決め凹部55を凹設する。そこで、ガイド手段Gは、位置決めリブ37を位置決め凹部55に合わせてガイド穴50内に進退自在に挿設し、ガイド突起30をガイド穴50内で弾発付勢して頭部45が突出口49から突出した状態で把持する。
図示引折れ戸の扉Dは、図1〜図5に示すように、折り戸Aの第1戸体10と第2戸体11と引戸Bとを平面状に整列させることにより通路開口を閉鎖する。そこで、図示引折れ戸の扉Dは、折れ戸Aと引戸Bが平面状に整列した扉の閉鎖状態にあるときに、ガイド手段Gは、図9に示すように、突出状態にあるガイド突起30の頭部45を走行ガイドLのガイド溝14に係合すると、閉鎖状態の扉Dと平行な向きにある平面状の回動規制面45がガイド溝14の溝縁に突き当って扉Dの閉鎖状態に自動的にロックすることができる。
そこで、図示引折れ戸の扉Dにおいて、閉鎖状態にある扉Dを開けるときは、引戸Bを戸尻側へ押し引き操作する。すると、折り戸Aは、第2戸板11が引戸Bに押されて第1戸体10に近づくから、戸体10・11間の連結部材Cも連動してシール材21を屈曲部21cで屈曲しながら、図10に示すように時計方向に水平回動する。そのとき、ガイド手段Gは、連結部材Cのガイド穴50にガイド突起30を弾発付勢して進退自在に挿設し、ガイド突起30の頭部45が回動規制面45a以外は回動規制面45aに向かうに従い次第に高さの高くなるテーパ面45bになっているから、連結部材Cが回動して頭部45の向きが変わると、回動規制面45aに代わりテーパ面45bが走行ガイドLのガイド溝14の溝縁に突き当たる。すると、ガイド突起30は、図11に示すように、付勢ばね40に抗して頭部45を沈み込ませながら、図12に示すように、走行ガイドLの下を潜って走行ガイドLから外れて、扉Dの閉鎖状態のロックが自動的に解除することができる。
従って、引戸Bをそのまま戸尻側へ直線移動させると、図13に示すように、第1戸板10も押されて間の連結部材Cをシール材21の屈曲部21cで屈曲させながら、吊元側ヒンジ16を介して図14中反時計方向に回動して折り戸Aがくの字に折れ曲がり、最終的に、図15および図16に示すように、第2戸体11が第1戸体10に折り重なるようにして通路開口Sを全開させることができる。
他方、開放状態にある引折れ戸の扉Dを閉めるときは、引戸Bを戸先側に押し引き操作すると、折り戸Aの第1戸体10が吊元側ヒンジ16の枢軸17を支点として回動すると同時に、連結部材Cがシール材21を屈曲部21cで屈曲しながら回動して折り戸Aが折り畳み状態から徐々に展開し、引戸Bをそのまま戸尻側へ直線移動させると、戸先側の第2戸体11もジョイント部材26を介して反対向きに回動して折り戸Aがくの字の折れ曲がり状態を経て、最終的に折り戸Aの第1戸体10と第2戸体11と引戸Bとが平面状に整列して通路開口Sを閉鎖することができる。
そのとき、ガイド手段Gは、扉Dの閉鎖時は、折り戸Aが第1戸体10と第2戸体11と引戸Bとが平面状に整列した状態にあって、ガイド突起30の頭部45が扉Dの開放時と逆向きにテーパ面45bが走行ガイドLに突き当たるが、ガイド突起30は、付勢ばね40に抗して頭部45を沈み込ませながら、走行ガイドLの下を潜ってガイド溝14に係合すると、閉鎖状態の扉Dと平行な向きにある平面状の回動規制面45aがガイド溝14の溝縁に突き当って扉Dの閉鎖状態に自動的にロックすることができる。



以上の図示実施の形態では、ガイド手段Gは、ガイド突起30の頭部45を、円錐形の一面を平面状にカットして回動規制面45aとし、残る他面を回動規制面45aに向かうに従い次第に高さの高くなるテーパ面45bとする。しかし、本発明では、そのような断面D形の回り止め形状の場合に限られない。例えば図16、図17および図18に示すように、四角錐形の一面を平面にカットして回動規制面45aとし、残る他面を回動規制面45aに向かうに従い次第に高さの高くなるテーパ面45bで形成することもできる。
A 折れ戸
B 引戸
C 連結部材
D 扉(引折れ戸)
G ガイド手段
L 走行ガイド
10 第1戸体
11 第2戸体
13 戸車(走行体)
30 ガイド突起
40 付勢ばね
45 頭部
45a 回動規制面
45b テーパ面
50 ガイド穴

Claims (1)

  1. 第1戸体と第2戸体を連結部材で折畳み可能に連結した折り戸を、戸先側の引戸に回動可能に連結し、戸尻側の前記第1戸体を吊元側ヒンジを介して吊元側竪枠部に回動自在に連結する一方、通路開口の上枠部に固定し開閉方向にガイド溝を切った長尺な走行ガイドに、前記引戸の戸先側に搭載した走行体を、前記ガイド溝の両側において係合して扉全体を釣支し、前記引戸が開閉方向に走行すると、回動する前記第2戸体に連動してガイド手段が働いて前記折り戸を屈曲させながら前記引戸を直線移動して通路開口を開閉する引折れ戸であって、
    前記ガイド手段は、ガイド突起を弾発付勢して前記連結部材の上端に進退自在に埋設し先端の頭部が突出した状態で把持し、前記ガイド突起は、前記引戸と前記折れ戸が平面状に整列した扉の閉鎖状態にあるとき、突出状態にある前記走行ガイドの前記ガイドに係合する前記頭部に、前記走行ガイドに突き当てて扉の閉鎖状態をロックする平面状の回動規制面を形成する一方、それ以外を該回動規制面に向かうに従い次第に高さの高くなるテーパ面で形成することを特徴とする、引折れ戸
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