JP6078142B1 - 衣料 - Google Patents

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Abstract

【課題】着用者から発せられた熱や蒸れを効果的に外部に放出することができる衣料を提供する。【解決手段】衣料1の後身頃3には、身幅方向の両側の肩甲骨の高さ部分に、着用者側に面して身長方向に延びるスペーサー4が設けられ、スペーサー4の間に通気部5が形成されている。後身頃3には、スペーサー4の身幅方向の外方に、着用者側に面して、織布または編布に中材が包まれた保温パック6が設けられていることが好ましい。【選択図】図5

Description

本発明は衣料に関するものであり、詳細には、少なくとも上半身に着用する衣料に関するものである。
従来、通気性を高めるための工夫がされた衣料が様々知られている。例えば、特許文献1には、上半身部分の着用者側の面に弾性変形可能なスペーサー部材が取り付けられた衣料が開示され、特許文献2には、メッシュ地からなる着衣の上半身部分に合成樹脂発泡体からなる小片を点在して固定させた衣料が開示されている。
特開2000−170019号公報 実開昭59−185204号公報
特許文献1,2に開示される衣料は、上半身部分の全体の通気性を高めるように構成されているが、人体の上半身は、暑さを特に感じやすい部分や発熱しやすい部分が存在し、逆に寒さを特に感じやすい部分も存在する。そのため、衣料の上半身部分の全体の通気性を高めた場合、寒さを感じやすい部分が冷えることにより、かえって着用感が低下するおそれがある。また、寒さを感じやすい部分の通気性が優先的に高まり、発熱しやすい部分の通気性が改善されないような場合は、発汗が促されることによって身体の冷えが促進されることも懸念される。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、着用者から発せられた熱や蒸れを効果的に外部に放出することができる衣料を提供することにある。
本発明者らは、人体の上半身のどの部分が特に発熱しやすく、また発汗しやすいか調査を行った。その結果、人体の背中では身幅方向の中央部(背骨に沿った部分)で特に発熱しやすいことが分かった。当該部分から発せられた熱がスムーズに発散されない場合、発汗量が増加し、身体の冷えにつながる。そのため、背中の身幅方向の中央部では、着用者から発せられた熱や蒸れが外部にスムーズに放出されるようにすることが好ましい。しかし上半身に着用する衣料は、後身頃の肩甲骨周りで着用者に密着しやすく、当該部分では、着用者から発せられた熱や蒸れが拡散しにくい。そこで本発明の衣料では、後身頃の身幅方向の両側の肩甲骨の高さ部分に、着用者側に面して身長方向に延びるスペーサーを設け、スペーサーの間に外部と通気した通気部を形成するようにした。すなわち本発明の衣料とは、前身頃と後身頃を有する衣料であって、後身頃には、身幅方向の両側の肩甲骨の高さ部分に、着用者側に面して身長方向に延びるスペーサーが設けられ、スペーサーの間に通気部が形成されているところに特徴を有する。
本発明の衣料は、後身頃の身幅方向の両側の肩甲骨の高さ部分に、着用者側に面して身長方向に延びるスペーサーが設けられているため、背中の肩甲骨の高さ部分での通気性が高められ、背中の身幅方向の中央部で熱や蒸れが拡散しやすくなる。そして、スペーサーの間に通気部が形成されることにより、通気部を通して熱や蒸れがスムーズに外部に放出されるようになる。そのため、本発明の衣料によれば、背中の特に発熱しやすい部分からの熱や蒸れが効果的に外部に放出され、身体が過剰に温まったり、また身体が冷えることを抑えることができる。
後身頃には、スペーサーの身幅方向の外方に、着用者側に面して、織布または編布に中材が包まれた保温パックが設けられていることが好ましい。後身頃のスペーサーの身幅方向の外方に保温パックを設けることにより、着用者の身幅方向の中央部から発せられた過剰な熱を外部に逃がしながら、着用者を効果的に保温することが可能となる。また、スペーサーと協働して、背中の身幅方向の中央部で熱や蒸れが拡散するための空間が形成されやすくなる。
スペーサーは、保温パックよりも高い圧縮弾性を有することが好ましい。このようにスペーサーと保温パックが形成されていれば、スペーサーが着用者からの圧縮力によってつぶれにくくなり、スペーサーの間に熱や蒸れが拡散するための空間が安定して形成されやすくなる。また、保温パックに適度なクッション性が付与されることにより、保温パックの身体への密着性が高められ、保温性を高めることができる。
後身頃には、保温パックとして、身幅方向の一方側と他方側それぞれに、身長方向に離間して上側保温パックと下側保温パックが設けられていることが好ましい。この場合、上側保温パックと下側保温パックの間に体側部から背中の身幅方向の中央部に繋がる拡散空間が形成されるため、体側部から発せられた熱や蒸れが上側保温パックと下側保温パックの間の当該空間を通って背中の身幅方向の中央部に移行しやすくなり、スペーサーの間に形成された通気部から外部に放出することができる。
スペーサーは、厚さが5mm以上25mm以下であることが好ましく、これにより、着用者の背中で邪魔にならずに、着用者と衣料の着用者側の面との間に熱や蒸れが拡散するための空間が確保されやすくなる。スペーサーはまた、発泡樹脂またはエラストマー樹脂から構成されていることが好ましく、これにより、スペーサーが圧縮力に対して適度な反発力を発現しやすくなる。
身幅方向の両側に設けられたスペーサーの離間距離は、上端側よりも下端側の方が広いことが好ましい。このようにスペーサーが設けられれば、着用者から発せられた熱や蒸れが、スペーサーの間の空間を上昇する際により限定された空間に集められ、通気部から効率的に外部に放出されやすくなる。
後身頃は表地と裏地を有し、裏地は、メッシュ部材から構成された基材にスペーサーが設けられており、表地には、スペーサーの間の位置に通気部が形成されていることが好ましい。このように後身頃が構成されることにより、着用者の背中から発せられた熱や蒸れが、裏地のメッシュ部材を通って、裏地と表地の間でも拡散することができるようになる。表地と裏地の間に溜まった熱や蒸れは、表地の通気部を通って外部に放出することができる。
本発明の衣料は、後身頃の身幅方向の両側の肩甲骨の高さ部分に、着用者側に面して身長方向に延びるスペーサーが設けられているため、背中の肩甲骨の高さ部分での通気性が高められ、背中の身幅方向の中央部で熱や蒸れが拡散しやすくなる。そして、スペーサーの間に通気部が形成されることにより、通気部を通して熱や蒸れがスムーズに外部に放出されるようになる。そのため、本発明の衣料によれば、背中の特に発熱しやすい部分からの熱や蒸れが効果的に外部に放出され、身体が過剰に温まったり、また身体が冷えることを抑えることができる。
本発明の衣料の一例を表し、衣料を後身頃の外面側から見た全体図を表す。 図1に示した衣料の後身頃を着用者側から見た展開図を表す。 衣料を前身頃の外面側から見た全体図を表す。 図3に示した衣料の前身頃を着用者側から見た展開図を表す。 本発明の衣料の他の例を表し、衣料を後身頃の外面側から見た全体図を表す。 図5に示した衣料の後身頃を着用者側から見た展開図を表す。
本発明は、上半身に着用する衣料に関するものである。本発明の衣料は、着用者から発せられた熱や蒸れを外部に好適に排除することができるものであり、例えば、登山やゴルフのようなアウトドアでの活動の際に着用する衣料や、作業をする際に着用する衣料や、防寒を目的とした衣料に好適に用いることができる。
本発明の衣料について、図面を参照して説明する。なお、本発明は図面に示された実施態様に限定されるものではない。図1〜図4には、本発明の衣料の一例を示した。図1は衣料を後身頃の外面側から見た全体図を表し、図2は後身頃を着用者側から見た展開図を表し、図3は衣料を前身頃の外面側から見た全体図を表し、図4は前身頃を着用者側から見た展開図を表す。
衣料1(1A)は前身頃2と後身頃3を有しており、少なくとも上半身に着用する部分を含んでいる。衣料1Aは、前身頃2と後身頃3に加え、例えば袖を有していてもよく、またフードが取り付けられていたり、下半身に着用する部分を含んでいてもよい。前身頃2と後身頃3とは、胴体の前側と後側を覆う部分をそれぞれ意味し、前身頃2と後身頃3は身体の真横で区分される。衣料1Aを構成するパーツ(縫製前のパーツ)は、前身頃2と後身頃3の区分と一致するように必ずしも形成されていなくてもよい。
衣料は身長方向と身幅方向を有する。身長方向とは、着用者の頭から足にかけての方向に相当し、身幅方向とは、着用者の左右方向に相当する。衣料の身長方向と身幅方向は、着用者が衣料を着用した状態で定められる。身長方向に対しては上方と下方が定められ、身幅方向に対しては、身幅方向の中心線(着用者の左右方向の中心線に対応)を基準に、内方と外方が定められる。
図1および図2に示すように、衣料1Aには、後身頃3の身幅方向の両側の肩甲骨の高さ部分に、着用者側に面して身長方向に延びるスペーサー4が設けられており、スペーサー4の間に通気部5が形成されている。スペーサー4は、着用者と衣料の着用者側の面との間に、着用者から発せられた熱や蒸れを拡散させる空間を形成するために設けられ、通気部5は前記空間に溜まった熱や蒸れを外部に放出するために設けられている。なお衣料の着用者側とは、衣料を着用した際に着用者に面する側を意味する。
人体の背中は、身幅方向の中央部(背骨に沿った部分)で特に発熱しやすく、当該部分から発せられた熱がスムーズに発散されない場合、当該部分からの発汗量が増加する。一方、汗が乾く際には身体から熱が奪われるため、発汗量の増加は身体の冷えにつながる。そのため、汗をかいた後の冷えを考慮すると、背中の身幅方向の中央部では、着用者から発せられた熱や蒸れが外部にスムーズに放出されるようにすることが好ましい。しかし上半身に着用する衣料は、後身頃の肩甲骨周りで着用者に密着しやすく、当該部分で着用者から発せられた熱や蒸れが拡散しにくくなる。そこで、衣料1Aの後身頃3には、身幅方向の両側の肩甲骨の高さ部分に、着用者側に面して身長方向に延びるスペーサー4を設けている。これにより、背中の肩甲骨の高さ部分での通気性が高められ、背中の身幅方向の中央部で熱や蒸れが拡散しやすくなる。そして、スペーサー4の間に通気部5を形成することにより、通気部5を通して熱や蒸れがスムーズに外部に放出され、身体が過剰に温まりにくくなる。その結果、当該部分での発汗量が抑えられ、身体の冷えを抑えることができる。
スペーサー4は、肩甲骨の高さ部分を含んで、身長方向に延びるように設けられれば、その配置は特に限定されない。例えば、肩甲骨の高さ部分から腰の高さ部分まで延びていてもよく、また身長方向に斜めに延びていてもよい。スペーサー4は、身長方向に連続的に設けられてもよく、断続的に設けられてもよい。
スペーサー4は着用者側に面して設けられる。スペーサー4は後身頃3の着用者側の面の一部を構成し、衣料を着用の際に着用者に接するように設けられる。スペーサー4は、例えば、後身頃3を構成する基材の着用者側の面に取り付けられる。後身頃3が裏地を有する場合は、スペーサー4は、裏地の着用者側の面に取り付けたり、裏地の一部を切除し、そこにはめ込んで設ければよい。
スペーサー4の長さ(延在長さ)は、背中の肩甲骨周りでの通気性を高める点から、5cm以上が好ましく、8cm以上がより好ましく、10cm以上がさらに好ましい。一方、スペーサーの長さが長すぎても、着用者が上半身を屈曲させたり捻ったりする際に邪魔になるおそれがあることから、スペーサー4の長さは40cm以下が好ましく、35cm以下がより好ましく、30cm以下がさらに好ましい。なお、スペーサーが身長方向に断続的に設けられる場合は、断続部分の身長方向の長さの割合はスペーサー全体の30%以下になることが好ましく、20%以下がより好ましく、10%以下がさらに好ましく、その上で、断続的に設けられたスペーサー全体の身長方向の長さ(断続部分を含めた長さ)が上記範囲にあることが好ましい。
スペーサー4の幅は、0.5cm以上が好ましく、1cm以上がより好ましく、1.5cm以上がさらに好ましく、また5cm以下が好ましく、4cm以下がより好ましく、3cm以下がさらに好ましい。スペーサーがこのような幅を有していれば、着用者と衣料の着用者側の面との間に熱や蒸れが拡散するための空間が確保されやすくなる。また、スペーサーが極端に広い面積で設けられることによって熱や蒸れが発散しにくくなることが抑えられる。
スペーサー4の厚さは、5mm以上が好ましく、7mm以上がより好ましく、これにより、着用者と衣料の着用者側の面との間に熱や蒸れが拡散するための空間が確保されやすくなる。一方、スペーサーの厚みが厚すぎても着用者が邪魔に感じるおそれがあることから、スペーサー4の厚さは25mm以下が好ましく、20mm以下がより好ましい。
スペーサー4は、身長方向の長さが身幅方向の長さよりも長くなるように設けられる限り、直線状に配置されてもよく、曲線状に配置されてもよく、これらの組み合わせの形状で配置されてもよい。スペーサー4はまた、延在長さ/幅の比が5以上となることが好ましく、7以上がより好ましく、また30以下が好ましく、25以下がより好ましい。前記延在長さは、スペーサーの幅中心線の長さを意味する。
身幅方向の両側に設けられたスペーサー4の離間距離は、3cm以上となることが好ましく、5cm以上がより好ましく、また20cm以下が好ましく、15cm以下がより好ましい。このようにスペーサーが配置されていれば、身幅方向の両側のスペーサーの間に、着用者から発せられた熱や蒸れを好適に集めやすくなる。また、スペーサーは背骨と肩甲骨の間の部分に配置されるのが好ましいところ、身幅方向の両側に設けられたスペーサーがこのような離間距離で設けられれば、スペーサーが背骨や肩甲骨に当たりにくくなり、衣料の着用感を良好なものとすることができる。なお、前記離間距離は、身幅方向の一方側に設けられたスペーサー4と他方側に設けられたスペーサー4との最短離間距離を意味する。
身幅方向の両側に設けられたスペーサー4の離間距離は、上端側よりも下端側の方が広いことが好ましい。このようにスペーサーが設けられれば、着用者から発せられた熱や蒸れが、スペーサーの間の空間を上昇する際により限定された空間に集められ、通気部から効率的に外部に放出されやすくなる。
スペーサー4は、例えば、弾性体から構成されることが好ましい。弾性体としては、一般的な衣料の取り扱い条件で、弾性変形可能なものであることが好ましい。弾性体としては、例えば、発泡ウレタン、発泡ゴム、発泡ポリエチレン、発泡ポリエステル等の発泡ポリマー;シリコーン樹脂、ポリウレタン樹脂等のエラストマー樹脂;気体、液体、ゲル、粒状物等を充填した袋体等が挙げられる。中でも、圧縮力に対して適度な反発力を発現する点から、スペーサーは、発泡ポリマーまたはエラストマー樹脂から構成されていることが好ましい。スペーサーは、これらの発泡ポリマーやエラストマー樹脂が、織布や編布等の布材料で覆われて形成されていてもよく、これによりスペーサーの肌触りを向上させることができる。
スペーサー4は、折り曲げ部を有していてもよい。折り曲げ部では、スペーサーが容易に折り曲げることができるように形成されている。折り曲げ部は、例えば、スペーサーを構成する弾性体に切れ目を入れたり、スペーサーの厚みを部分的に薄く形成することにより形成することができる。折り曲げ部を形成することにより、スペーサーの着用者へのフィット性を高めることができる。なお、スペーサーはある程度の剛性を有していることが好ましいことから、基本的には人体の凹凸の少ない部分に設けられることが好ましい。従って、スペーサーは、着用者の肩甲骨と当たらない位置に設けられることが好ましく、また後身頃から前身頃に跨がって設けられないことが好ましく、例えば、肩などに設けられないことが好ましい。
スペーサー4は、延在方向の直交断面が、着用者と接する側が丸まった形状となっていることが好ましく、例えば、円、楕円、長円形または角丸多角形を直線で切除した形状となっていることが好ましい。スペーサーの断面がこのような形状を有していれば、スペーサーが着用者と接する面積が少なくなり、スペーサーが設けられた部分でも熱や蒸れが発散しやすくなる。
身幅方向の両側に設けられたスペーサー4の間には、通気部5が形成されている、通気部5により外部との通気性が高められ、スペーサー4の間に溜まった熱や蒸れが通気部5を通って外部に放出される。本発明の衣料は、例えば機械的な排気手段や送風手段を特に設けなくても、熱や蒸れを自然拡散によって外部に放出することができる。
通気部5は、次のように形成される。すなわち、後身頃3が高通気性部と低通気性部を有し、少なくともスペーサー4の間に高通気性部が設けられることで、通気部5が形成される。後身頃が表地と裏地を有する場合は、表地と裏地を合わせた通気性に基づき規定される。通気性は、例えば、JIS L 1096(2010年版)の8.26に記載されるA法またはB法に基づき測定すればよい。通気部は、例えば、メッシュ素材や高通気性素材等から構成することができる。
通気部5は、後身頃3のスペーサー4の間の一部のみに形成されてもよく、全部に形成されてもよい。また通気部5は、スペーサー4と身長方向に対して重ならない位置、すなわちスペーサー4よりも身長方向に対して上方および/または下方の位置にも形成されてもよい。好ましくは、通気部5は、スペーサー4と身長方向に重なる位置からスペーサー4より上方に延在して設けられ、より好ましくは、スペーサー4と身長方向に重なる位置からスペーサー4より上方と下方に延在して設けられる。
通気部5は少なくとも肩甲骨の高さ部分に設けられることが好ましい。これにより、背中の上方部から発せられた熱も下方部から発せられた熱も、通気部5を通って外部に放出されやすくなる。例えば、通気部5が背中の下方部に形成されていなくても、背中の下方部から発せられた熱が着用者と衣料の着用者側の面との間の空間を上昇して、通気部5から外部に出ることができる。衣料の通気性を高める点からは、通気部5は、後身頃3の身幅方向の中央部に、後身頃3の身長方向の30%以上の長さで設けられることが好ましく、50%以上がより好ましく、70%以上がさらに好ましい。また通気部5は、後身頃3の身長方向の長さと略一致するように設けられてもよい。
通気部5は、スペーサー4よりも身幅方向の外方にも一部形成されていてもよいが、人体の背中は肩甲骨からその下方にかけての部分で特に寒さを感じやすいため、当該部分では通気性を低くして熱の放出を抑えるようにすることが好ましい。従って、後身頃3には、スペーサー4よりも身幅方向の外方に、少なくとも肩から腰の高さにわたって通気部が形成されない部分が存在することが好ましく、具体的には、肩甲骨を含んで少なくとも肩から腰の高さにわたって通気部が形成されないことが好ましい。
通気部5は、例えば、身幅方向の長さが1cm以上であることが好ましく、1.5cm以上がより好ましく、2cm以上がさらに好ましい。通気部5の身幅方向の長さの上限は特に限定されず、例えば、衣料の裾部分の全体が通気部として形成されていてもよい。なお、通気部5が身長方向に対してスペーサー4と重なる部分においては、通気部5の身幅方向の長さは18cm以下となることが好ましく、15cm以下がより好ましく、13cm以下がさらに好ましい。通気部5の身長方向の長さは、5cm以上が好ましく、8cm以上がより好ましく、10cm以上がさらに好ましく、15cm以上がさらにより好ましい。
通気部5は、衣料1Aの外部に面するように設けられることが好ましく、具体的には、後身頃3の外側の面(着用者と反対側の面)の一部を構成するように通気部5が設けられることが好ましい。このように通気部5が設けられることにより、熱や蒸れが通気部5を通って外部に放出されやすくなる。
なお図面には示されていないが、通気部は、衣料の体側部(腋より下方の部分)に形成されていてもよい。人体の上半身は体側部でも発熱しやすく、また当該部分からの発汗量も多くなりやすい。従って、通気部を衣料の体側部に形成することにより、当該部分からの熱や蒸れをスムーズに外部に放出しやすくなる。
後身頃3には、スペーサー4の身幅方向の外方に、着用者側に面して、保温パック6が設けられることが好ましい。保温パック6は、衣料1Aの保温性を確保するために設けられる。人体の背中は、肩甲骨からその下方にかけての部分で寒さを感じやすく、当該部分では保温性を高めることが好ましい。従って、後身頃3のスペーサー4の身幅方向の外方に保温パック6が設けられれば、着用者の背中から発せられた過剰な熱を外部に逃がしながら、効果的に着用者を保温することが可能となる。
保温パック6は、織布または編布に中材が包まれて構成されている。保温パック6がこのように構成されることにより、保温パック6が着用者に向かって膨らみ、着用者との密着性を高めることができる。そのため、衣料1Aは、保温パック6が設けられた部分で保温性が高められるとともに、スペーサー4と協働して、背中の身幅方向の中央部で熱や蒸れが拡散するための空間が確保されやすくなる。なお衣料1Aは、保温パック6が設けられた部分では外部との通気性が低下するため、保温パック6が設けられた部分は通気部を形成しない。
中材を包む織布の織組織や編布の編組織は特に限定されず、公知の織組織や編組織を採用できる。織布の織組織としては、平織、綾織、朱子織等が挙げられ、編布の編組織としては、平編、ゴム編、両面編、ハーフ編等が挙げられる。中材の脱落を防止する点から、織布や編布としては、高密度織布や高密度編布を用いることが好ましい。
中材としては、例えば、ダウン(羽毛)、フェザー(羽根)、綿や合成繊維等の繊維塊等を用いることができる。中材は、複数の織布または編布の間に配してもよく、1枚の織布または編布を折り返してその間に配してもよい。いずれの場合も、中材は、織布または編布によって周囲全体が包まれることとなる。
保温パック6は、織布または編布に包まれた内部が複数に区分されていてもよい。これにより中材の偏在を抑えることができる。図面では、保温パック6が縫合線7で内部が複数に区分されている。
保温パック6は着用者側に面して設けられる。保温パック6は後身頃3の着用者側の面の一部を構成し、衣料を着用の際に着用者に接するように設けられる。保温パック6は、例えば、後身頃3を構成する基材の着用者側の面に取り付けられる。後身頃3が裏地を有する場合は、保温パック6は、裏地の着用者側の面に取り付けたり、裏地の一部を切除し、そこにはめ込んで設ければよい。
保温パック6は、身幅方向の両側に設けられたスペーサー4に対して、身幅方向の外方にそれぞれ設けられ、スペーサー4の間には設けられない。保温パック6は、後身頃3の一部のみに設けられ、例えば、後身頃3の20%以上50%以下の領域(より好ましくは25%以上40%以下の領域)に配されることが好ましい。
保温パック6は、着用者の肩甲骨から下方に延びるように配置されていることが好ましく、着用者の肩甲骨から腰(具体的には背中の臍の高さの部分)まで延びるように配置されていることがより好ましい。また、衣料1Aの体側部には保温パックが設けられないことが好ましい。このように保温パックを配置することで、効果的に着用者を保温することができる。例えば、後身頃3の身幅方向の中央部や体側部に保温パックを設けなくても、保温性を確保することができる。また、一般的なダウンジャケット等とは異なり、衣料を着用した状態でも、保温パックによって身体の動きが邪魔されにくくなり、上半身の運動性を確保することができる。
保温パック6の幅(身幅方向の最大幅)は、4cm以上が好ましく、8cm以上がより好ましく、また20cm以下が好ましく、15cm以下がより好ましい。このように保温パックが形成されていれば、保温パックによる保温性が確保されやすくなるとともに、背中の身幅方向の中央部に熱や蒸れが拡散するための空間が十分な広さで確保されやすくなる。
保温パック6は、身長方向に対して連続的に設けられてもよく、断続的に設けられてもよい。例えば、保温パックが身長方向に断続的に設けられ、上側保温パックと下側保温パックを有していてもよい。
保温パック6は、後身頃3の身幅方向の両側で、着用者の肩甲骨付近で下方に向かって離間距離が広がるように配置されていることが好ましい。背中の身幅方向の中央部は、肩甲骨のすぐ下の部分でより発熱しやすいため、このように保温パック6を配置することで、背中からの熱が発散されやすくなる。一方、着用者の背中で寒さを感じやすい部分は保温パック6で覆うことができるため、保温パック6によって保温性を確保することができる。後身頃3の左側と右側に配置された保温パック6は、身幅方向に最大10cm以上離間していることが好ましく、15cm以上離間していることがより好ましく、また25cm以下離間していることが好ましい。
保温パック6は、スペーサー4と近接して設けられることが好ましい。これにより、スペーサー4と保温パック6とが協働して、背中の身幅方向の中央部で熱や蒸れが拡散するための空間を形成しやすくなる。スペーサー4と保温パック6との離間距離は、3cm以下が好ましく、1.5cm以下がより好ましく、0.5cm以下がさらに好ましい。また、スペーサー4と保温パック6が接して設けられたり、一部重なって設けられることにより、スペーサー4と保温パック6の離間距離が0cmとなっていることも好ましい。
スペーサー4は、保温パック6よりも高い圧縮弾性を有することが好ましい。このようにスペーサー4と保温パック6が形成されていれば、スペーサー4が着用者からの圧縮力によってつぶれにくくなり、スペーサー4の間に熱や蒸れが拡散するための空間が安定して形成されやすくなる。また、保温パック6に適度なクッション性が付与されることにより、保温パック6の身体への密着性が高められ、保温性を高めることができる。圧縮弾性は、例えば、JIS K 6400−2(2012年版)の6.7に記載されるD法(25%圧縮時応力)に基づき測定すればよい。
衣料1Aには、図3および図4に示すように、前身頃2にも保温パック8が設けられることが好ましい。この場合、前身頃2の保温パック8は、着用者側に面して、前身頃2の身幅方向の両側に設けられることが好ましい。人体の上半身の前側は、左右の胸部から下方にかけての部分で特に寒さを感じやすいことから、前身頃2の身幅方向の両側に保温パック8を設けて、当該部分での保温性を高めることが好ましい。保温パック8は、着用者の左右の胸部から下方に延びるように配置されることが好ましい。一方、人体の上半身の前側では、胸部の中央部付近で特に発熱しやすく、当該部分から発せられた熱をスムーズに発散することで、当該部分での過剰な発熱や発汗を抑えることができる。従って、前身頃2の身幅方向の中央部には保温パックを設けないことが好ましい。このように保温パック8を設けることにより、保温パック8によって身体の動きが邪魔されにくくなり、上半身の運動性を確保することができる。なお、前身頃2の身幅方向の中央部とは、着用者の上半身の前側の身幅方向の中心線を含む近傍部分を意味する。
保温パック8は、着用者の左右の胸部から脇腹(具体的には臍の横の部分)まで延びるように配置されることが好ましい。このように保温パック8を配置することで、保温パック8によって効果的に着用者を保温することができ、また左右の保温パック8によって挟まれた空間では熱や蒸れ好適に発散しやすくなる。
前身頃2において、体側部には保温パックが設けられないことが好ましい。保温パック8は、前身頃2の一部のみに設けられ、例えば、前身頃2の20%以上50%以下の領域(より好ましくは25%以上40%以下の領域)に配されることが好ましい。
保温パック8は、着用者の腕の動き(特に腕を着用者の前に持ってくる動き)をできるだけ阻害しないように配置されることが好ましい。この点から、保温パック8は着用者の左右の胸部から下方かつ身幅方向の外方に延びていることが好ましい。このように保温パック8を配置することで、着用者が両腕を狭めるように動かした際に保温パック8がスムーズに身幅方向の内方に移動しやすくなり、着用者の腕の動きが阻害されにくくなる。
その他の前身頃2の保温パック8の構成については、後身頃3の保温パック6に関する説明と同様である。例えば、保温パック8は縫合線9で内部が複数に区分されていてもよい。なお、前身頃2にはスペーサーが設けられないことが好ましく、これにより前身頃2の全体を柔軟に形成して、衣料1Aの着用感を向上させることができる。また、体側部を除く前身頃2には通気部が形成されないことが好ましく、これにより衣料内部の通気性が過度に高まって着用者を冷やすことが防止される。
次に本発明の衣料の他の実施態様について説明する。図5および図6には、本発明の衣料の他の一例を示した。図5は衣料を後身頃の外面側から見た全体図を表し、図6は後身頃を着用者側から見た展開図を表す。なお、下記の説明において、上記と重複する部分の説明を省略する。また、図5および図6では、図1〜図4と同じ構成要素を同一符号で表している。
図5および図6に示した衣料1(1B)では、後身頃3が表地10と裏地11を有している。裏地11は、メッシュ部材から構成された基材にスペーサー4が設けられて形成されており、スペーサー4は、裏地11の着用者側に面して、背中の身幅方向の両側に設けられている。さらに、衣料1Bの裏地11には、スペーサー4の身幅方向の外方に、着用者側に面して保温パック6が設けられている。
図6に示すように、裏地11では、メッシュ部材(クロスハッチングで示された部分)が、背中の身幅方向の中央部と体側部に設けられており、これにより当該部分での裏地11における通気性が高められている。そのため、着用者の背中の身幅方向の中央部や体側部から発せられた熱や蒸れが、裏地11のメッシュ部材を通って、裏地11と表地10の間でも拡散することができる。一方、保温パック6は、着用者の肩甲骨から下方に延びるように配置されており、これにより保温性が確保されている。
メッシュ部材としては、衣料に一般的に用いられるメッシュ生地を用いればよい。メッシュ部材の開口形状は特に限定されない。メッシュ部材は、例えば、円相当径として0.5mm〜10mm(好ましくは0.8mm〜8mm)の開口が形成されていればよい。円相当径は、メッシュ部材に負荷をかけずに平面状に置いた状態で、メッシュ部材に形成された各開口の面積を測定し、それと等面積の円の直径を算出することにより求められる。メッシュ部材の開口率は、例えば、10%〜40%(好ましくは15%〜30%)であればよい。開口率は、メッシュ部材に負荷をかけずに平面状に置いた状態で、メッシュ部材に形成された各開口の面積を測定し、これをメッシュ部材の面積で除することにより求められる。一方、保温パックを構成する織布や編布にはメッシュ部材のように大きな開口は形成されておらず、織布や編布に形成される隙間(織布や編布を構成する糸間の隙間)の大きさは、円相当径で0.5mm未満(好ましくは0.2mm以下であり、より好ましくは0.1mm以下)となることが好ましい。
表地10には、スペーサー4の間の位置に通気部5が形成されている。衣料1Bは、その結果、背中の身幅方向の中央部での通気性が高く形成され、スペーサー4の間に溜まった熱や蒸れが通気部5を通ってスムーズに外部に放出される。衣料1Bでは、表地10と裏地11の間に溜まった熱や蒸れも、表地10の通気部5を通って外部に放出することができる。なお衣料1Bでは、衣料1Aとは異なり、通気部5が後身頃3の身長方向の全体に延びるように形成されている。
後身頃3には、保温パック6として、身幅方向の一方側と他方側それぞれに、身長方向に離間して上側保温パック6Aと下側保温パック6Bが設けられている。このように保温パック6を配置することにより、上側保温パック6Aと下側保温パック6Bの間に体側部から背中の身幅方向の中央部に繋がる拡散空間が形成される。その結果、体側部から発せられた熱や蒸れが上側保温パック6Aと下側保温パック6Bの間の空間を通って背中の身幅方向の中央部に移行しやすくなり、スペーサー4の間に形成された通気部5から外部に放出することができる。このとき、体側部からの熱や蒸れが背中の身幅方向の中央部に移行しやすくする点から、上側保温パック6Aと下側保温パック6Bの間の空間は、身幅方向の外方から内方に向かって身長方向の上方に向かうように形成されていることが好ましい。同様の理由から、保温パック6の縫合線7も、身幅方向の外方から内方に向かって身長方向の上方に向かうように形成されていることが好ましい。
衣料1Bでは、スペーサー4が上側保温パック6Aの身幅方向の内方に設けられ、下側保温パック6Bの身幅方向の内方には設けられていない。このように後身頃3を構成することにより、スペーサー4と上側保温パック6Aが一体化され、着用者が上半身を屈曲させたり捻ったりする動作を行いやすくなる。また、下側保温パック6Bの身幅方向の内方にスペーサー4を設けないことにより、後身頃3の下方の部分が柔軟に形成され、衣料1Bを着用の際にスペーサー4が邪魔になりにくくなる。なお、スペーサー4は、上側保温パック6Aと下側保温パック6Bの間の空間の内方にも設けられないことが好ましく、これにより、体側部から発せられた熱や蒸れが当該空間を通って背中の身幅方向の中央部に移行しやすくなる。
以上、本発明の衣料について説明したが、前身頃と後身頃の構成や、スペーサーと通気部と保温パックの各構成や配置、表地と裏地の構成は、上記に説明した実施態様に限定されず、それぞれ独立して、様々な変更や組み合わせが可能である。
本発明の衣料は、登山やゴルフ等のアウトドアにおける防寒着や作業着等に好適に適用することができる。防寒着としては、コート、ジャンパー、ウィンドブレーカー、レインウェア、スキーウェア等が挙げられる。本発明の衣料はまた、比較的薄手の材料から構成することができるため、運動性に優れるものとなる。保温パックが設けられる場合であっても、保温パックによって身体の動きが邪魔されにくく、登山やゴルフ等のアウトドアでの活動の際に好適に着用することできる。
1: 衣料
2: 前身頃
3: 後身頃
4: スペーサー
5: 通気部
6,8: 保温パック
7,9: 縫合線
10: 表地
11: 裏地

Claims (8)

  1. 前身頃と後身頃を有する衣料であって、
    後身頃には、身幅方向の両側の肩甲骨の高さ部分に、着用者側に面して身長方向に延びるスペーサーが設けられ、前記スペーサーは、身長方向の長さが身幅方向の長さよりも長く、延在長さ/幅の比が5以上30以下に形成され、前記スペーサーの間に通気部が形成されていることを特徴とする衣料。
  2. 後身頃には、前記スペーサーの身幅方向の外方に、着用者側に面して、織布または編布に中材が包まれた保温パックが設けられている請求項1に記載の衣料。
  3. 前記スペーサーは、前記保温パックよりも高い圧縮弾性を有する請求項2に記載の衣料。
  4. 後身頃には、前記保温パックとして、身幅方向の一方側と他方側それぞれに、身長方向に離間して上側保温パックと下側保温パックが設けられている請求項2または3に記載の衣料。
  5. 前記スペーサーは、厚さが5mm以上25mm以下である請求項1〜4のいずれか一項に記載の衣料。
  6. 前記スペーサーは、発泡樹脂またはエラストマー樹脂から構成されている請求項1〜5のいずれか一項に記載の衣料。
  7. 身幅方向の両側に設けられた前記スペーサーの離間距離は、上端側よりも下端側の方が広い請求項1〜6のいずれか一項に記載の衣料。
  8. 後身頃は表地と裏地を有し、
    裏地は、メッシュ部材から構成された基材に前記スペーサーが設けられており、
    表地には、前記スペーサーの間の位置に前記通気部が形成されている請求項1〜7のいずれか一項に記載の衣料。
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