JP6077412B2 - 給湯装置 - Google Patents

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本発明は、形状記憶合金バネ式の湯水混合弁を用いた給湯装置に関するものである。
従来よりこの種の形状記憶合金バネ式の湯水混合弁を用いた給湯装置においては、特許文献1に示すように、混合湯の温度に応じてバネ定数が変化する形状記憶合金バネと形状記憶合金バネに対抗するバイアスバネの合力によって可動弁体を移動させて湯水の混合比を変更する弁機構部と、この弁機構部へ与える荷重を変更するモータを備えた湯水混合弁と、混合された湯水の温度を検出する給湯温度センサと、前記給湯温度センサで検出する給湯温度と給湯設定温度との温度差に基づいたフィードバック制御量だけ前記モータを駆動するフィードバック制御手段と、を備えたものがあった。
特開2007−315672号公報
ところが、この従来のものでは、給湯温度と給湯設定温度の差が小さい場合にはフィードバック制御量は小さくなるが、形状記憶合金バネ式の湯水混合弁では、図2に示すように、フィードバック制御によるモータの駆動量と給湯温度との関係が一直線の関係ではなく、形状記憶合金バネが作動する温度範囲での傾きが小さくなる特性を有しているため、小さなフィードバック制御量では温度変化が小さく、給湯設定温度に収束するまでの時間が長期化してしまうという問題があった。
本発明は上記課題を解決するため、混合湯の温度に応じてバネ定数が変化する形状記憶合金バネとこの形状記憶合金バネに対抗するバイアスバネの合力によって可動弁体を移動させて湯水の混合比を変更する弁機構部と、この弁機構部へ与える荷重を変更するモータを備えた湯水混合弁と、混合された湯水の温度を検出する給湯温度センサと、前記給湯温度センサで検出する給湯温度と給湯設定温度との温度差に基づいたフィードバック制御量だけ前記モータを駆動するフィードバック制御手段と、を備え、前記フィードバック制御手段は、前記給湯温度センサで検出する給湯温度が所定の温度範囲内にあるときの前記フィードバック制御量の最小変更量を、前記所定の温度範囲外での前記フィードバック制御量の最小変更量よりも大きくしたものとした。
また、前記フィードバック制御手段は、前記フィードバック制御量が前記最小変更量未満の場合に、前記フィードバック制御量を前記最小変更量に切り上げるようにした。
また、前記フィードバック制御手段は、給湯温度が前記所定の温度範囲内にあるときの前記フィードバック制御量を算出する計算式の定数を大きくすることで、給湯温度が前記所定の温度範囲内にあるときの前記フィードバック制御量の最小変更量を、前記所定の温度範囲外での前記フィードバック制御量の最小変更量よりも大きくするようにした。
また、混合湯の温度に応じてバネ定数が変化する形状記憶合金バネと形状記憶合金バネに対抗するバイアスバネの合力によって可動弁体を移動させて湯水の混合比を変更する弁機構部と、この弁機構部へ与える荷重を変更するモータを備えた湯水混合弁と、混合された湯水の温度を検出する給湯温度センサと、所定の制御周期毎に前記給湯温度センサで検出する給湯温度と給湯設定温度との温度差に基づいたフィードバック制御量だけ前記モータを駆動するフィードバック制御手段と、を備え、前記フィードバック制御手段は、前記給湯温度センサで検出する給湯温度が所定の温度範囲内にあるときの前記制御周期の時間を、前記所定の範囲外での前記制御周期の時間よりも短時間としたものとした。
また、前記所定の温度範囲は、前記形状記憶合金バネが作動する温度範囲に基づいて定められる温度範囲であるものとした。
給湯温度が所定の温度範囲内でかつ給湯設定温度に近い領域では、フィードバック制御量が小さいが、最小変更量が大きくされているため、形状記憶合金バネを用いた湯水混合弁であっても素早く給湯設定温度に合わせ込むことができ、モータ駆動回数を低減できることで、騒音の減少、モータ耐久性の向上も図ることができる。
本発明の一実施形態の概略構成図 形状記憶合金バネ式湯水混合弁のモータ駆動量と給湯温度の関係を示す図
次に、本発明を実施するための第1の実施形態の貯湯式給湯装置を図面に基づいて説明する。この貯湯式給湯装置は、時間帯別契約電力の電力単価が安価な深夜時間帯に湯水を沸き上げて貯湯し、この貯湯した湯水を給湯に用いるもので、1は湯水を貯湯する貯湯タンク2を備えた貯湯タンクユニット、3は貯湯タンク2内の湯水を加熱するヒートポンプユニット等の加熱手段、4は台所や洗面所等に設けられた給湯栓、5は給湯設定温度を設定したりふろ運転を指示したりするためのリモートコントローラ、6は浴槽である。
前記貯湯タンクユニット1の貯湯タンク2は、上端に出湯管7と、下端に給水管8とが接続され、さらに、前記加熱手段3と循環可能に接続する往き管9が下部に、戻り管10が上部に接続されている。また、往き管9の途中には貯湯タンク2内の湯水を加熱手段3へ循環させる積層ポンプ11が設けられ、給水管8途中には給水圧を所定圧力まで減圧する減圧弁12が設けられ、出湯管7途中には貯湯タンク2内の過圧を逃がす逃し弁13が設けられている。
そして、前記積層ポンプ11によって往き管9から取り出した貯湯タンク2内下部の湯水を前記加熱手段3で沸き上げ、戻り管10から貯湯タンク2内上部に戻して貯湯される。そして給湯栓4が開かれると、給水管8からの給水により貯湯タンク2内の湯水が押し上げられて貯湯タンク2内上部の高温水が出湯管7から押し出されて給湯されるものである。
前記加熱手段3は、冷媒を圧縮する圧縮機14とガスクーラとしての水−冷媒熱交換器15と減圧手段としての電子膨張弁16と強制空冷式の蒸発器17で構成されたヒートポンプ回路18と、それらの駆動を制御するヒーポン制御部19とを備えており、ヒートポンプ回路18内には冷媒として二酸化炭素が用いられ、高圧側で臨界圧力を越える超臨界ヒートポンプサイクルを構成しているものである。これによって、低温水を電熱ヒータなしで約90℃の高温まで沸き上げることが可能なものである。
次に、20は前記浴槽6の湯水を加熱するためのステンレス製の蛇管よりなるふろ熱交換器で、この熱交換器20にはふろ往き管21およびふろ循環ポンプ22を有したふろ戻り管23が接続されて浴槽6の湯水が循環可能にされ、浴槽6内の湯水が貯湯タンク2内の高温水により加熱されて保温あるいは追焚きが行われるものである。なお、24はふろ戻り管23を循環する浴槽水の温度を検出するふろ温度センサである。
そして、リモートコントローラ5からふろ運転の指令が出されるとふろ循環ポンプ22が駆動され、ふろ温度センサ24で所望の温度を検出するとふろ循環ポンプ22が停止されて運転が完了する。この時、ふろ熱交換器20の最上部より下方の湯水は浴槽水との熱交換で温度低下することとなる。
次に、25は前記給水管8から分岐されて貯湯タンク2をバイパスする給水バイパス管、26は前記出湯管7からの湯水と前記給水バイパス管25からの水とを混合してその下流の給湯管27へ給湯する湯水混合弁、28はこの湯水混合弁26の下流の給湯管27に設けられた給湯温度センサ、29は給湯する湯水の量をカウントする給湯流量カウンタである。
次に、30は貯湯タンク2の上下方向に複数個配置された貯湯温度センサで、この実施形態では5つの貯湯温度センサが配置され上から30a、30b、30c、30d、30eと呼び、この貯湯温度センサ30が検出する温度情報によって、貯湯タンク2内にどれだけの熱量が残っているかを検知し、そして貯湯タンク2内の上下方向の温度分布を検知するものである。
31は日々の使用熱量や残熱量から深夜時間帯に沸き上げる沸き上げ熱量とピークシフト時刻を演算して加熱手段3へ沸き上げ開始と停止の指示を行うと共に、昼間時間帯に前記貯湯温度センサ30で検出する貯湯タンク2の残熱量が所定量を下回ると所定の沸き増し運転を開始させる貯湯制御部である。
32は給湯温度がリモートコントローラ5で設定された給湯設定温度になるように湯水混合弁26を制御する給湯制御部である。
前記湯水混合弁26は、ケーシング33と、混合後の湯水の温度に応じてバネ定数が変化する形状記憶合金バネ34と、この形状記憶合金バネ34に対抗する一定のバネ定数を有するバイアスバネ35と、形状記憶合金バネ34とバイアスバネ35との合力によって可動弁体36を移動させて湯水の混合比を調節する弁機構部37とで構成されている。形状記憶合金バネ34は、温度に応じて弾性係数が変化するニッケル・チタン合金などからなり、コイルスプリング状に形成されている。
そして、この湯水混合弁26は一端側からバイアスバネ35、可動弁体36、形状記憶合金バネ34の順に配置され、可動弁体36付近のバイアスバネ35側から弁機構部37内に導入された貯湯タンク2からの高温水と、可動弁体36付近の形状記憶合金バネ34側から弁機構部37内に導入された給水バイパス管25からの給水とが混合され、混合湯雰囲気内に配置されている形状記憶合金バネ34のバネ定数が変化することによってバネ力も変化し、可動弁体36を挟んで対抗して設けられているバイアスバネ35のバネ力と平衡することで、所定の弁開度位置で可動弁体36が静止して所定の温度の湯を給湯するものである。
ここで出湯管7側の出湯温度が上がると混合後の湯温が上がり、それに伴って混合湯雰囲気内に配置されている形状記憶合金バネ34のバネ定数が増大して形状記憶合金バネ34が以前より伸びた状態でバイアスバネ35と平衡し、可動弁体36が湯側開度を減少し水側開度を増大した位置で静止するため、給水バイパス管25側の弁開度が大きくなり、出湯管7側の弁開度が小さくなって形状記憶合金バネ34の作用によって自動的に所定の温度に調整される。
また、湯水混合弁26外部のバイアスバネ35側には、この弁機構部37へ与える荷重を変更するためのステッピングモータ38が設けられており、ステッピングモータ38を一方向へ駆動することによって弁機構部37への荷重を増してバイアスバネ35および形状記憶合金バネ34を圧縮し、ステッピングモータ38を他方向へ駆動することで弁機構部37への荷重を減らしてバイアスバネ35および形状記憶合金バネ34を伸張する。このように弁機構部37へ与える荷重を変更することで形状記憶合金バネ34とバイアスバネ35が平衡する位置を大まかに調整し、給湯温度を変更可能としている。
前記給湯制御部32には、前記リモートコントローラ5で設定される給湯設定温度に応じて前記ステッピングモータ38を駆動して予め前記弁機構部37へ与える予荷重を変更するフィードフォワード制御によって、前記弁機構部37から出湯する混合湯の温度を変更させるフィードフォワード制御部39が設けられ、予め給湯設定温度に応じた、ステッピングモータ38の初期位置からの駆動量(フィードフォワード制御量)が記憶され、給湯設定温度が変更されると変更前後のフィードフォワード制御量の差分だけステッピングモータ38を駆動するようにしているものである。
また、前記給湯制御部32には、前記湯水混合弁26の下流に設けられた給湯温度センサ28で検出する給湯温度と前記給湯設定温度の温度差に応じて、前記ステッピングモータ38を駆動して前記弁機構部37へ与える荷重を変更するフィードバック制御によって、前記弁機構部37から出湯する混合湯の温度を微調整するフィードバック制御部40が設けられ、予め給湯温度と給湯設定温度との温度差に基づいたステッピングモータ38の駆動量(フィードバック制御量)を算出するPID制御等の計算式が記憶され、給湯温度が給湯設定温度に一致するように所定の制御周期毎に算出されたフィードバック制御量だけステッピングモータ38を駆動するようにしているものである。
ここで、フィードバック制御部40は、前記フィードバック制御量に最小変更量が設定されており、最小変更量未満のフィードバック制御量が算出された場合は、フィードバック制御量を最小変更量まで切り上げるようにしている。そして、このフィードバック制御量の最小変更量は少なくとも大小2つの値が予め定められており、フィードバック制御部40は、給湯温度センサ28で検出する給湯温度が予め定められた所定の温度範囲内にある場合には、大きい値の最小変更量を使用し、給湯温度が所定の温度範囲外にある場合には、小さい値の最小変更量を使用するようにしている。
前記所定の温度範囲は、前記形状記憶合金バネ34が作動する温度範囲に基づいて定められる温度範囲であって、ここでは図2に示すように約40〜50℃の温度範囲で作動する形状記憶合金バネ34を用いているため、所定の温度範囲を40〜50℃としている。
そして、給湯栓4が開かれて給湯が開始されると、貯湯タンク2からの高温水が出湯管7を介して湯水混合弁26へ流入すると同時に給水バイパス管25からの給水も湯水混合弁26へ流入し、予め給湯設定温度に応じた予荷重が与えられた弁機構部37は形状記憶合金バネ34の雰囲気温度が給湯設定温度で形状記憶合金バネ34のバネ力とバイパスバネ35のバネ力とが平衡し、可動弁体36が静止して湯水の混合比率が決まり、給湯設定温度付近の温度の給湯が開始される。
そして、給湯温度安定後も給湯温度と給湯設定温度の差が一定温度以上ずれている場合は、フィードバック制御部40が給湯温度と給湯設定温度の温度差に応じたフィードバック制御量だけステッピングモータ38を駆動し、弁機構部37へ与える荷重を変更することで形状記憶合金バネ34とバイアスバネ35が平衡する位置を微調整し、給湯温度を微調整している。
このとき、給湯温度が前記所定の温度範囲内にある場合は、フィードバック制御部40はフィードバック制御量の最小変更量として大きい値を選択しているため、フィードバック制御量と温度変化量の傾きが小さい所定の温度範囲内においても、給湯温度と給湯設定温度との温度差が小さくてもフィードバック制御量が強制的に大きな値となり、素早く給湯設定温度に合わせ込むことができる。
このようにして、素早く給湯設定温度に合わせ込むことができるため、ステッピングモータ38の駆動回数を低減でき、モータ作動音による騒音を減少できると共に、モータ耐久性の向上も図ることができる。
また、給湯温度が前記所定の温度範囲外でかつ給湯設定温度から離れた領域では、従来と同じくフィードバック制御量が大きいので給湯温度のオーバーシュート、アンダーシュートを抑制しつつ素早く温度変更ができる。
次に、本発明の第2の実施形態の貯湯式給湯装置について説明する。なお、先の実施形態と同じ構成には同じ符号を付してその説明を省略する。
この第2の実施形態では、フィードバック制御部40は、予め給湯温度と給湯設定温度との差に基づいたステッピングモータ38の駆動量(フィードバック制御量)を算出するPID制御等の計算式が記憶され、給湯温度が給湯設定温度に一致するように所定の制御周期毎に算出されたフィードバック制御量だけステッピングモータ38を駆動するようにしているもので、フィードバック制御部40には、前記フィードバック制御量を算出する計算式の定数(比例ゲイン)は少なくとも大小2つの値が予め記憶されており、給湯温度が所定の温度範囲外にあるときは小さい値の定数を使用してフィードバック制御量を算出し、給湯温度が所定の温度範囲内にあるときは大きい値の定数を使用してフィードバック制御量を算出するようにしている。
このようにして、給湯温度が前記所定の温度範囲内にある場合は、フィードバック制御部40はフィードバック制御量の計算式の定数(比例ゲイン)に大きい値を使用しているため、フィードバック制御量と温度変化量の傾きが小さい所定の温度範囲内においても、給湯温度と給湯設定温度との温度差が小さくてもフィードバック制御量が強制的に大きな値となり、素早く給湯設定温度に合わせ込むことができる。
このようにして、素早く給湯設定温度に合わせ込むことができるため、ステッピングモータ38の駆動回数を低減でき、モータ作動音による騒音を減少できると共に、モータ耐久性の向上も図ることができる。
また、給湯温度が前記所定の温度範囲外でかつ給湯設定温度から離れた領域では、従来と同じくフィードバック制御量が大きいので給湯温度のオーバーシュート、アンダーシュートを抑制しつつ素早く温度変更ができる。
次に、本発明の第3の実施形態の貯湯式給湯装置について説明する。なお、先の実施形態と同じ構成には同じ符号を付してその説明を省略する。
この第2の実施形態では、フィードバック制御部40は、予め給湯温度と給湯設定温度との差に基づいたステッピングモータ38の駆動量(フィードバック制御量)を算出するPID制御等の計算式が記憶され、給湯温度が給湯設定温度に一致するように所定の制御周期毎に算出されたフィードバック制御量だけステッピングモータ38を駆動するようにしているもので、フィードバック制御部40には、前記フィードバック制御量を算出する制御周期の時間は少なくとも大小2つの値が予め記憶されており、給湯温度が所定の温度範囲外にあるときは大きい値の制御周期を使用してフィードバック制御量を算出し、給湯温度が所定の温度範囲内にあるときは小さい値の制御を使用して、制御周期毎にフィードバック制御量を算出するようにしている。
このようにして、給湯温度が前記所定の温度範囲内にある場合は、フィードバック制御部40は短い制御周期毎にフィードバック制御量を算出してステッピングモータ38を制御しているため、フィードバック制御量と温度変化量の傾きが小さい所定の温度範囲内においても、給湯温度と給湯設定温度との温度差が小さくフィードバック制御量が小さい値となっても、短周期でFB制御が行われることで、素早く給湯設定温度に合わせ込むことができる。
なお、本発明はこの一実施形態に限定されるものではなく、要旨を変更しない範囲で改変することを妨げるものではなく、例えば、貯湯式ではなく灯油等の燃料を燃焼させる燃焼式の給湯装置においても適用されるものである。
26 湯水混合弁
28 給湯温度センサ
34 形状記憶合金バネ
35 バイアスバネ
36 可動弁体
37 弁機構部
38 モータ
40 フィードバック制御部

Claims (5)

  1. 混合湯の温度に応じてバネ定数が変化する形状記憶合金バネとこの形状記憶合金バネに対抗するバイアスバネの合力によって可動弁体を移動させて湯水の混合比を変更する弁機構部と、この弁機構部へ与える荷重を変更するモータを備えた湯水混合弁と、混合された湯水の温度を検出する給湯温度センサと、前記給湯温度センサで検出する給湯温度と給湯設定温度との温度差に基づいたフィードバック制御量だけ前記モータを駆動するフィードバック制御手段と、を備え、前記フィードバック制御手段は、前記給湯温度センサで検出する給湯温度が所定の温度範囲内にあるときの前記フィードバック制御量の最小変更量を、前記所定の温度範囲外での前記フィードバック制御量の最小変更量よりも大きくしたことを特徴とする給湯装置。
  2. 前記フィードバック制御手段は、前記フィードバック制御量が前記最小変更量未満の場合に、前記フィードバック制御量を前記最小変更量に切り上げるようにしたことを特徴とする請求項1記載の給湯装置。
  3. 前記フィードバック制御手段は、給湯温度が前記所定の温度範囲内にあるときの前記フィードバック制御量を算出する計算式の定数を大きくすることで、給湯温度が前記所定の温度範囲内にあるときの前記フィードバック制御量の最小変更量を、前記所定の温度範囲外での前記フィードバック制御量の最小変更量よりも大きくするようにしたことを特徴とする請求項1記載の給湯装置。
  4. 混合湯の温度に応じてバネ定数が変化する形状記憶合金バネと形状記憶合金バネに対抗するバイアスバネの合力によって可動弁体を移動させて湯水の混合比を変更する弁機構部と、この弁機構部へ与える荷重を変更するモータを備えた湯水混合弁と、混合された湯水の温度を検出する給湯温度センサと、所定の制御周期毎に前記給湯温度センサで検出する給湯温度と給湯設定温度との温度差に基づいたフィードバック制御量だけ前記モータを駆動するフィードバック制御手段と、を備え、前記フィードバック制御手段は、前記給湯温度センサで検出する給湯温度が所定の温度範囲内にあるときの前記制御周期の時間を、前記所定の範囲外での前記制御周期の時間よりも短時間としたことを特徴とする給湯装置。
  5. 前記所定の温度範囲は、前記形状記憶合金バネが作動する温度範囲に基づいて定められる温度範囲であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の給湯装置。
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