JP6075962B2 - 干渉除去支援装置 - Google Patents
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Description
このような伝送品質の劣化の軽減を実現する補償器としては、例えば、該当する放送の方式に整合した以下の4通りがある。
(2) GIを超えた範囲で生じたマルチパスの等化も可能であるマルチパス等化装置(C)
(4) スペースダイバーシチ方式の下で最大比合成方式が行われることにより、受信波に付帯するフェージングを軽減するSD償装置
(1) マルチパス等化装置(A)、(C)については、「マルチパス等化器」という。
(2) 同一チャネル干渉除去装置については、「同一チャネル干渉補償器」という。
(3) SD装置については、「ダイバーシチ補償器」という。
受信された放送波の遅延プロファイルの時間軸上における分布に基づいて遅延波を検出し、その遅延波について、抑圧、あるいは本波との所定の条件下で合成を行うことによって、マルチパス(GI超えマルチパスが含まれてもよい。)の軽減を図る。
複数のアンテナ素子によるスペースダイバーシチまたはビーム(ヌル)フォーミング(伝送品質の劣化を抑圧する再帰的なアルゴリズムに基づく給電制御および合成処理)の下で、無相関な干渉波の軽減を図る。
複数のアンテナ素子によるスペースダイバーシチまたはビーム(ヌル)フォーミング(伝送品質の劣化を抑圧する非再帰的なアルゴリズムに基づく給電制御および合成処理)の下で、フェージングに起因する伝送品質の低下の軽減を図る。
図において、アンテナ41-1、41-2の給電点は、後述する3通りのユニットの何れもが着脱可能なスロット42のコネクタが有する第一の端子および第二の端子にそれぞれ接続される。このようなコネクタの第三の端子は送信部43の入力に接続され、その送信部43の出力はアンテナ44の給電点に接続される。
(1) 「片偏波伝送システムから両偏波伝送システムに変更して運営する際に互いに他の偏波からの干渉を補償する交差偏波干渉補償器と、この補償信号を主信号に結合する結合器とを有する偏波伝送システムにおいて、前記片偏波伝送システムの場合に前記結合器に固定レベルの信号を供給し、前記両偏波伝送システムの場合に前記補償信号を前記結合器に供給するように外部から制御信号により自動切り替えを行う切替器と、前記交差偏波干渉補償器内に前記切替器を制御する制御信号を発生する制御信号発生部とを有する」ことにより、「片偏波伝送システムを両偏波伝送システムに変更する際に、交差偏波干渉補償器の有無を自動的に検出して、両偏波伝送の場合の交差偏波干渉信号と片偏波伝送の場合の固定レベルとを切り替える切替器を自動制御し作業工程を減らす」点に特徴がある偏波伝送システム…特許文献1
しかし、このような調査に以下の作業(1)〜(3)を伴うために、中継局が設置されるべきサイトが辺鄙であるほど、多くの工数を要し、総合的なコストの面でも制約が課される場合が多かった。
(2) その計測の結果の解析に基づく遅延波やマルチパス波の程度および有無の確認
(3) 無相関な干渉波のレベルおよび有無の確認
(5) マルチパス等化器45、同一チャネル干渉補償器46およびダイバーシチ補償器47の内、このようにして特定された干渉の形態に適合したものの選択、入手および実装
さらに、本発明では、複数のアンテナ素子に到来した同一チャネル干渉が少ないにもかかわらず同一チャネル干渉の補償が適用され得る場合に、その補償を実現する再帰的なアルゴリズムに起因して生じ得る実時間性や応答性の無用な低下が回避される。
図1は、本発明の第一および第二の実施形態を示す図である。
図において、機能および構成が図6に示すものと同じであるものについては、同じ符号を付与し、ここでは、その説明を省略する。
(1) スロット42が備えられない。
(2) 図6に示すマルチパス等化器45に代えて備えられ、かつ機能および構成がそのマルチパス等化器45と同じである2つのマルチパス等化器11-1、11-2が組み込まれる。
(4) アンテナ41-1の給電点は、マルチパス等化器11-1の入力と、同一チャネル干渉補償器46およびダイバーシチ補償器47の第一の入力とに接続される。
(6) マルチパス等化器11-1、11-2、同一チャネル干渉補償器46およびダイバーシチ補償器47の出力にそれぞれ接続された4つのポートを有し、かつ出力が送信部43の入力に接続された選択部12が備えられる。
図2は、本発明の第一の実施形態において制御部が行う処理のフローチャート(1/2)である。
図3は、本発明の第一の実施形態において制御部が行う処理のフローチャート(2/2)である。
図4は、本発明の第一の実施形態の動作を補足する図である。
以下、図1ないし図4を参照して本実施形態の動作を説明する。
本発明の特徴は、本実施形態では、制御部13によって行われる下記の処理の手順にある。
制御部13は、以下の処理を行う。
(3) 上記レベルL1,L2の双方が正常であるか否かを判別する(図2ステップS3)。
(1) アンテナ41-1、41-2に到来している放送波のレベルL1,L2の格差|ΔL|と、これらの放送波に重畳されている雑音のレベルを示すノイズフロアLnfとを計測する(図3ステップS7)。
(1) 上記放送波のレベルL1,L2の格差|ΔL|を計測し、アンテナ41-1に到来した放送波についてマルチパス等化器11-1との連係の下で求められた遅延プロファイルを参照することにより、その遅延プロファイルに放送波の本波と遅延波とのレベルの差(比)としてDU比を求める(図3ステップS13)。
(1) 放送波に付帯する全ての遅延波の電力の和ΣLnを求める(図3ステップS19)。
図5は、本発明の第二の実施形態において制御部が行う処理のフローチャートである。
図において、図2に示す処理と同じ処理については、同じステップ番号を付与する。
以下、図1および図5を参照して本実施形態の動作を説明する。
制御部13は、以下の処理を行う。
(3) 上記レベルL1,L2の双方が正常であるか否かを判別する(図5ステップS3)。
Pir=Wir・TQir
Pfr=Wfr・TQfr
(5-2-2-1) 夏期は、一般に冬に比べてフェージングが発生しやすいため、有効である可能性が高いダイバーシチ受信に対応する重みWfrが大きめに設定される。
(5-2-2-3) 温度条件(温度、湿度、降雨、潮位、風速等)によりダクトが形成されている可能性が高い場合には、遠方からの干渉が到来する確率が高いため、干渉軽減波に対応する重みWirが大きめに設定される。
(2) 制御部13またはこれに代わる給電制御装置の配下で、これらのアンテナ素子から構成されるアンテナのビームフォーミングやヌルステアリングが上記等化や補償に適合した形態で行われる。
さらに、上記(1)〜(3)は、既述の閾値thL 、thLnf 、thDU の全てまたは一部に同様に適用されてもよい。
また、上述した各実施形態では、既述の伝送品質は、「冗長に構成され、かつ受信波(放送波)の送信端」と、「冗長に構成され、かつ受信波(放送波)を受信する受信系」との双方もしくは何れか一方で代替されてもよい。
前記マルチパス優先手段は、
前記遅延波の遅延時間の値域に適した形態による前記マルチパスの等化の対象として、前記受信波を適用する
ことを特徴とする干渉除去支援装置。
12 選択部
13 制御部
41,44 アンテナ
42 等化・補償ユニット
43 送信部
46 同一チャネル干渉補償器
47 ダイバーシチ補償器
Claims (2)
- マルチパスに起因して受信波に付帯する遅延波の電力が前記受信波のノイズフロア未満もしくは以下であるときに、再帰的なアルゴリズムによって施されるビームフォーミングに基づく補償の対象として、前記受信波を適用する同一チャネル干渉優先手段と、
前記遅延波の電力が前記ノイズフロアを上回るときに、前記マルチパスの等化の対象として前記受信波を適用するマルチパス優先手段と
を備えたことを特徴とする干渉除去支援装置。 - 受信波のノイズフロアが前記受信波にマルチパスに起因して付帯する遅延波の電力を上回り、かつ前記受信波に同一チャネル干渉の成分がフェージングの成分よりも多く含まれるときに、再帰的なアルゴリズムによって施されるビームフォーミングに基づく補償の対象として、前記受信波を適用する同一チャネル干渉優先手段と、
前記遅延波の電力が前記ノイズフロアを上回り、かつ前記受信波にフェージングの成分が同一チャネル干渉の成分よりも多く含まれるときに、前記マルチパスの等化の対象として前記受信波を適用するマルチパス優先手段と
を備えたことを特徴とする干渉除去支援装置。
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