JP6075547B2 - 光パワーモニタ用回路、光モジュール、局側装置及び光パワーモニタ方法 - Google Patents

光パワーモニタ用回路、光モジュール、局側装置及び光パワーモニタ方法 Download PDF

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本発明は、受信する光信号の光パワーをモニタするための光パワーモニタ用回路、光モジュール、局側装置及び光パワーモニタ方法に関する。
近年、マルチメディアサービス(Multimedia Service)を各家庭に提供するためのアクセス系ネットワーク(Access Network)では、光ファイバを用いた公衆回路網で実現するPON(Passive Optical Network)システムと呼ばれるポイント・トゥ・マルチポイント(Point to Multi-point)のアクセス系光通信システムが広く用いられている。
PONシステムは、局側装置である1台のOLT(Optical Line Terminal:光加入者線終端装置)と、光スターカプラ(Star Coupler)を介して接続される複数の加入者側端末装置であるONU(Optical Network Unit:光ネットワーク装置)により構成される。OLTは、全ONUに対して連続信号を送信する。一方、各ONUから送信するパケット信号は、時分割多重されてOLTで受信される。このため、OLTに備える光受信器は、パケット信号を瞬時に電気再生するバースト受信機能を必要とする。
OLTで使用される光送受信器は仕様が標準化されつつあり、XFP(10 Gigabit Small Form Factor Pluggable)、SFP+(Small Form Factor Pluggable Plus)等の仕様で定められた機能や外形を有する光モジュールが普及している。XFPやSFP+の光モジュールには、受信しているパケットの光強度を監視するためのモニタ用の信号を出力することが要求されている。このモニタ用の信号は、例えば、MAC−IC(Media Access Control - Integrated Circuit:メディアアクセス制御集積回路)からのRSSI(Received Signal Strength Indication:受信信号強度指標)トリガ信号が入力されてから数100ns後に計測される。
モニタ用の信号を出力する方法として、光を電流に変換するデバイスであるPD(Photodiode:フォトダイオード)の電源電圧供給部にカレントミラー回路を設ける方法が一般的である。カレントミラー回路は、2以上のバイポーラトランジスタが並列に接続された構成を有しており、PDを接続する入力部に流れる電流に比例した電流を出力部から出力することができる。この電流を電圧に変換して受光パワーを示すモニタ用の信号を取得することができる。
このようなカレントミラー回路は電流が流れていない状態から電流を流そうとしたとき、応答が遅くなることが知られている。OLTの光受信器は、時分割多重されたパケット信号を受信するため、パケット信号が全く入力されないガードタイムと呼ばれる区間が存在する。この区間では全く光入力が無いため、PDに電流がほとんど流れないが、この区間の後にパケット信号が入力したとき、カレントミラー回路の出力電流が遅れて流れ始める。光入力のタイミングに対して、数100ns程度の遅れが生じる場合もあり、OLTの光受信器が、パケット長が数100ns程度のパケット信号を受信する際に、カレントミラー回路の応答の遅れにより正確なパワーモニタができないという問題がある。
これに対して、カレントミラー回路の、PDを接続する入力部にオフセット電流を常時流しておくことにより、カレントミラー回路の応答を改善させる方法が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の光受信器は、カレントミラー回路の入力部に、PDと並列に負荷抵抗を接続し、負荷抵抗を流れるオフセット電流を入力部に流すように構成している。また、カレントミラー回路の出力部におけるモニタ電流に比例したモニタ電位と、オフセット電流に比例したオフセット電位との電位差をモニタ信号として出力する。これにより、パケット信号が入力される際のカレントミラー回路の出力応答を改善することができる共に、抵抗値の温度変動等によるオフセット電流の変動を差し引くことが可能になると説明されている。
特開2010−273221号公報
OLTに光ファイバやスターカプラを介して接続される各ONUはOLTから異なる距離に位置するため、各ONUが送信した光信号のOLTの光受信器における受光レベルは受信パケット毎に大きく異なる。受光レベルが小さい場合には、数uA程度のPDの出力電流をモニタする必要がある。
特許文献1に記載の光受信器は、オフセット電圧を差し引いた電圧をモニタ信号として出力するため、PDの出力電流が数uA程度である場合には、オフセット電圧を非常に小さく、かつ、オフセット電圧の変動を非常に小さくする必要がある。このため、温度や電源電圧に対して性能の変化が非常に小さい部品等が必要となる。
また、オフセット電流を流す負荷抵抗とモニタ電流を流す負荷抵抗は、抵抗値や温度変動が高い精度で等しいものを使用する必要がある。これらの要求から部品の選択肢が限られ、低コスト化の阻害要因になるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、簡易な回路構成からなる、光パワーを高精度で表す信号を出力することが可能な光パワーモニタ用回路等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の光パワーモニタ用回路は、受光パワーに応じた電流を出力する受光素子を入力部に接続し、入力部を流れる入力電流に比例するモニタ電流を出力するカレントミラー部と、受光素子の出力電流からパケット信号を検出しているか否かを判定するパケット検出判定部と、受光素子と並列に接続された負荷抵抗と、受光素子と並列かつ負荷抵抗と直列に接続されたスイッチ部を備える。スイッチ部は、パケット検出判定部がパケット信号を検出していると判定する時はOFFし、パケット信号を検出していないと判定する時はONする。
本発明によれば、簡易な回路構成で、光パワーを高精度で表す信号を出力することが可能となる。
実施の形態に係る光通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る光受信器と信号処理部の構成を示す図である。 光受信器における各信号のタイミングを説明するための図である。 実施の形態2に係る光受信器と信号処理部の構成を示す図である。 実施の形態3に係る光受信器と信号処理部の構成を示す図である。 シミュレーションに用いた信号のパケット構成を示した図である。 モニタ電圧の応答についてのシミュレーション結果を示した図である。 モニタパワーとPDの受光パワーの差についてのシミュレーション結果を示した図である。 他の構成の光受信器と信号処理部の構成を示す図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1について、図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態1に係る光通信システム1は、ポイント・トゥ・マルチポイント(Point to Multi-point)の形式を採ったPON(Passive Optical Network)システムである。
光通信システム1は、図1に示すように、局側装置である1台のOLT(Optical Line Terminal:光加入者線終端装置)10と、複数の加入者側端末装置であるONU(Optical Network Unit:光ネットワーク装置)20と、光信号を受動的に分岐・合流する光スターカプラ30と、を備えている。全てのONU20は、1以上の光スターカプラ30と、光ファイバ32を介して、OLT10に接続されている。
OLT10は、光受信器11、光送信器12、波長多重カプラ13、信号処理部14を備える。光受信器11、光送信機12、波長多重カプラ13は、図1に示すように1つの光モジュール100内に含むように構成しても良い。波長多重カプラ13は、光波長の異なる上り信号と下り信号を所定の方向に出力するためのものである。ONU20から出力され光ファイバ32を伝送してきた光信号を光受信器11側に出力し、光送信器12から出力される光信号を、ONU20が接続されている光ファイバ32側に出力している。
光送信器12は、半導体レーザなどの発光素子が発光する光を、信号処理部14から入力される送信信号で変調する。変調された光信号は下り信号として波長多重カプラ13を介して出力され、光ファイバ32を伝送し、各ONU20で受光される。
ONU20から送信され光ファイバ32を伝送してきた上り信号の光信号は波長多重カプラ13を介して光受信器11に入力される。光受信器11は、入力された光信号を光電変換し、電圧信号の受信信号に復調し、信号処理部14に出力する。
ここで、各ONU20から送信される光信号は、バースト(burst)状のパケット信号であり、それらを時分割多重した光信号がOLT10に入力される。
各ONU20は、任意の長さの光ファイバ32と、任意の個数の光スターカプラ30を介してOLT10に接続されているため、OLT10の光受信器11が受光する光信号の強度はパケット信号毎に大きく異なる。つまり、このような光信号から安定して受信信号を得るためには、光受信器11が、広幅なダイナミックレンジに対応可能な構成である必要がある。
OLT10の光受信器11は、図2に示すように、受信した光信号を電流信号に変換するPD(photodiode:フォトダイオード)110と、PD110の電源であるPD電源111と、PD110を接続した入力部1121を流れる入力電流に比例するモニタ電流を出力するカレントミラー回路112と、PD110と並列に接続された負荷抵抗(R1)115と、カレントミラー回路の出力部1122に接続された負荷抵抗(R2)116と、を備える。
さらに、光受信器11は、PD110に流れる電流信号からパケット信号を検出する機能を有するパケット検出回路113と、パケット検出回路113がパケット信号を検出しているか否かに応じてON/OFFを切り替えるスイッチ114と、を備える。スイッチ114は、PD110と並列かつ負荷抵抗115と直列に接続されている。
OLT10の信号処理部14は、図2に示すように、送受信信号の処理を行うMAC−IC(Media Access Control - Integrated Circuit:メディアアクセス制御集積回路)141と、光受信器11が受信する光信号の光強度を示すモニタ信号を生成するモニタ信号生成部142と、を備える。
より詳細には、光受信器11のPD110は、受光パワーに応じた電流を出力する受光素子であり、例えば、PIN−PD(p-i-n Photodiode)やAPD(Avalanche Photodiode)である。PD電源111は、PD110の種類によって電源電圧が異なる。
カレントミラー回路112は、2つのバイポーラトランジスタが並列に接続され、それぞれのベースとエミッタが接続されて等電位になっている。PD110を接続する入力側のバイポーラトランジスタのベースとコレクタが接続されていることで、2つのバイポーラトランジスタのコレクタ電流は同一になる。このため、PD110を接続する入力部1121に流れる電流に比例した電流を出力部1122に流すことができる。
パケット検出回路113は、PD110の出力電流からパケット信号を検出し、検出結果に応じたLOS(Loss of Signal)信号を出力する。パケット検出回路113は、例えば、PD110の出力電流を電流電圧変換した電圧値の平均値が閾値を超えているときにパケット信号を検出する。LOS信号は、パケット信号を検出していない時はHighの電圧であり、パケット信号を検出している時はLowの電圧である。つまり、パケット検出回路113は、PD110の出力電流からパケット信号を検出しているか否かを判定するパケット検出判定部として機能し、LOS信号を判定結果として出力する。
また、パケット検出回路113は、PD110が出力する電流信号を電圧信号に変換して予め定めた範囲内の強度に増幅して受信信号として信号処理部14のMAC−IC141に出力する。
スイッチ114は、パケット検出回路113から出力されるLOS信号によりON/OFFの切替を行う電圧制御スイッチである。LOS信号がHighのときスイッチはONとなり、LOS信号がLowのときスイッチはOFFとなる。ここでは、スイッチ114は、カレントミラー回路112の入力部1121と負荷抵抗115の間に接続されている。
負荷抵抗115は、スイッチ114とグランドの間に接続されている。負荷抵抗115には、スイッチ114がONのときに一定のオフセット電流が流れる。つまり、PD110にパケット入力がなく電流が流れないときに、カレントミラー回路112の入力部1121にオフセット電流が流れる。このため、カレントミラー回路112の入力部1121には常に電流が流れるため、パケット信号が入力されたときのカレントミラー回路112の出力応答の遅れを解消している。
一方、スイッチ114がOFFのときにはオフセット電流が流れず、カレントミラー回路112の入力部1121には、PD110に流れる電流のみが流れることとなる。
負荷抵抗116は、カレントミラー回路112の出力部1122とグランドの間に接続されている。これにより、出力部1122を流れるモニタ電流が負荷抵抗116を流れるため、出力部1122の電圧は、出力部1122を流れるモニタ電流に比例する値となる。出力部1122の電圧はモニタ電圧として、信号処理部14のモニタ信号生成部142に入力される。
信号処理部14のMAC−IC141は、インターネットなどの外部ネットワーク40から入力されたベースバンド信号に基づいて送信信号を生成して光送信器12に対して出力する。また、MAC−IC141は、光受信器11から入力された受信信号をベースバンド信号に変換し、外部ネットワーク40に出力する。
また、MAC−IC141は、モニタ電圧を測定するタイミングを図るためのRSSI (Received Signal Strength Indication:受信信号強度指標)トリガ信号をモニタ信号生成部142に出力する。RSSIトリガ信号(RSSI Trigger)は、パケット信号を検出開始した以後に開始する信号である。また、RSSIトリガ信号の信号長は、PD110が受信するパケット信号のパケット長より十分に短い。
モニタ信号生成部142は、光通信システム1における光伝送の監視制御のために、ONU20から送信される上り信号の光受信器11における受光パワーをモニタする機能を有する。モニタ信号生成部142は、光受信器11から出力されるモニタ電圧に基づいて、受信信号の光強度を示すモニタ信号を生成する。
具体的には、モニタ信号生成部142は、MAC−IC141から入力されるRSSIトリガ信号をトリガとして、モニタ電圧を測定し、受光パワーに対応するモニタ信号Pmを出力する。RSSIトリガ信号がHighからLowに立ち下がるタイミングでモニタ電圧を測定する。この時、スイッチ114はOFFとなっており、カレントミラー回路112の入力部1121にはPD110の出力電流しか流れていないため、PD110の出力電流のみに比例するモニタ電圧を測定することができる。
以上のように構成された光受信器11と信号処理部14におけるパワー検出の動作を、図3のタイミングチャートを用いて説明する。
図3に示すように、PD110が光パケット信号(1)を受信し終わり、PD110の出力電流(PD Current)が約0となったとき、パケット検出回路113はパケット信号の入力の検出を終了する。これにより、パケット検出回路113が出力するLOS信号(LOS)は、検出終了時からLOS応答時間経過後に立ち上がり、Highの電圧を出力する。
LOS信号がHighとなると、スイッチ114がONとなり、負荷抵抗115にオフセット電流が流れる。つまり、カレントミラー回路112の入力部1121にオフセット電流が入力され、出力部1122には、オフセット電流に比例するモニタ電流(Monitor Current)が出力される。
PD110が光パケット信号(2)を受信開始すると、パケット検出回路113はパケット信号を検出する。これにより、パケット検出回路113が出力するLOS信号は、検出開始からLOS応答時間経過後に立ち下がり、Lowの電圧を出力する。
LOS信号がLowとなると、スイッチ114がOFFとなり、カレントミラー回路112の入力部1121には、PD110の出力電流のみが入力される。よって、カレントミラー回路112の出力部1122には、PD110の出力電流に比例するモニタ電流が出力される。
パケット検出回路から受信信号がMAC−IC141に入力されると、MAC−IC141が出力するRSSIトリガ信号(RSSI Trigger)がHighに立ち上がる。RSSIトリガ信号は、予め定めた時間後にLowとなる。RSSIトリガ信号の信号長は、PD110に入力される光パケット信号のパケット長よりも十分に短く、350ns〜600ns程度が望ましい。つまり、RSSIトリガ信号の立ち下がりのタイミングは、PD110にパケット信号が入力されている間のタイミングである。
モニタ信号生成部142は、RSSIトリガ信号の立ち下がりをトリガとして、カレントミラー回路112の出力部1122のモニタ電流に比例するモニタ電圧を測定する。RSSIトリガ信号の立ち下がりのタイミングにおいて、モニタ電圧は、PD110の出力電流に比例する電圧であるため、正確に受光パワーの情報を取得することができる。
モニタ信号生成部142は、測定したモニタ電圧に基づいて、受光パワーを示すモニタ信号を出力する。例えば、測定したモニタ電圧の値を保持してAD変換器でAD変換して得られる受光パワーを示すデータを出力する。あるいは、サンプルアンドホールド回路で一定時間モニタ電圧が収束するまで待機し、収束した値をAD変換器でAD変換して得られる受光パワーを示すデータを出力する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、PD110をカレントミラー回路112の入力部1121に接続し、PD110と並列にスイッチ114と負荷抵抗115を接続する。スイッチ114は、パケット検出回路113がパケット信号を検出している時はOFFにし、パケット信号を検出していない時はONにする。モニタ信号生成部142は、MAC−IC141が出力するRSSIトリガ信号をトリガとして、カレントミラー回路112の出力部1122のモニタ電圧を測定し、測定結果に基づいて受光パワーを示すモニタ信号を出力する。
これにより、パケット信号入力が無いときは、カレントミラー回路にオフセット電流を流し、パケット信号入力があるときは、オフセット電流を流さない状態でモニタ電圧の測定をするため、オフセット電流の影響を受けずに光パワーを高精度でモニタすることが可能となる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の実施の形態2における光通信システム1、OLT10の構成は、実施の形態1と同様である。OLT10の光受信器15と信号処理部14の内部構成について、図4を用いて説明する。
OLT10の光受信器15は、図4に示すように、受信した光信号を電流信号に変換するPD110と、PD110の電源であるPD電源111と、PD110を接続した入力部1121を流れる入力電流に比例するモニタ電流を出力するカレントミラー回路112と、PD110に流れる電流信号を電流電圧変換するプリアンプ151と、プリアンプ151から出力される電圧を増幅するリミッティングアンプ152と、PD110に並列に接続された負荷抵抗115と、カレントミラー回路112の出力部1122に接続された負荷抵抗116と、を備える。
さらに、光受信器15は、リミッティングアンプ152から出力されるLOS信号に応じて出力電流を変化させるバイポーラトランジスタ153を備える。バイポーラトランジスタ153は、PD110と並列かつ負荷抵抗115と直列に接続されている。
PD110、PD電源111、カレントミラー回路112、負荷抵抗115、負荷抵抗116の構成及び機能は実施の形態1と同様である。
OLT10の信号処理部14は、図4に示すように、送受信信号の処理を行うMAC−IC141と、光受信器11が受信する光信号の光強度を示すモニタ信号を生成するモニタ信号生成部142と、を備える。MAC−IC141とモニタ信号生成部142の構成は実施の形態1と同様である。
PD110の出力電流は、プリアンプ151で電圧信号に変換され、リミッティングアンプ152で、予め定められた範囲内の信号強度まで増幅されて、受信信号として信号処理部14のMAC−IC141に出力される。
リミッティングアンプ152は、出力電圧の平均値が閾値を超えているか否かで判定した、パケット信号を検出しているか否かを示すLOS信号を出力する。LOS信号は、パケット信号を検出していないときはHighの電圧であり、パケット信号を検出しているときはLowの電圧である。つまり、リミッティングアンプ152は、PD110の出力電流からパケット信号を検出しているか否かを判定するパケット検出判定部として機能し、LOS信号を判定結果として出力する。
リミッティングアンプ152から出力されたLOS信号は、バイポーラトランジスタ153のベース端子に入力される。バイポーラトランジスタ153は、カレントミラー回路112の入力部1121と負荷抵抗115の間に接続されており、LOS信号がHighのときエミッタ−コレクタ間に略一定の電流を流し、LOS信号がLowのときエミッタ−コレクタ間の電流をOFFする。つまり、バイポーラトランジスタ153は、LOS信号に応じてON/OFFの切替を行うスイッチ部として機能する。バイポーラトランジスタ153は、LOS信号に対する応答が早いほうが望ましく、例えば、20ns程度の応答のものを用いる。
LOS信号がHighのとき負荷抵抗115に一定の電流が流れる。そして、LOS信号がLowのとき負荷抵抗115には電流が流れないため、カレントミラー回路112の入力部1121には、PD110の出力電流のみが流れる。
MAC−IC141は、モニタ電圧を測定するタイミングを図るためのRSSIトリガ信号(RSSI Trigger)をモニタ信号生成部142に出力する。RSSIトリガ信号は、パケット信号を検出開始した以後に開始する信号である。また、RSSIトリガ信号の信号長は、PD110が受信するパケット信号のパケット長より十分に短い350ns〜600ns程度である。
モニタ信号生成部142はMAC−IC141から入力されるRSSIトリガ信号をトリガとして、モニタ電圧を測定し、受光パワーに対応するモニタ信号Pmを出力する。RSSIトリガ信号がHighからLowに立ち下がるタイミングでモニタ電圧を測定する。この時、バイポーラトランジスタ153はOFFとなっており、カレントミラー回路112の入力部1121にはPD110の出力電流しか流れていないため、PD110の出力電流のみに比例するモニタ電圧を測定することができ、正確に受光パワーの情報を取得することができる。
モニタ信号生成部142は、例えば、測定したモニタ電圧の値を保持してAD変換器でAD変換して得られる受光パワーを示すデータを出力する。あるいは、サンプルアンドホールド回路で一定時間モニタ電圧が収束するまで待機し、収束した値をAD変換器でAD変換して得られる受光パワーを示すデータを出力する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、PD110をカレントミラー回路112の入力部1121に接続し、PD110と並列にバイポーラトランジスタ153と負荷抵抗115を接続する。バイポーラトランジスタ153は、リミッティングアンプ152が出力するLOS信号に基づいて、パケット信号を検出している時は電流を流さず、パケット信号を検出していない時は電流を流す。モニタ信号生成部142は、カレントミラー回路112が出力するモニタ電圧を、RSSIトリガ信号をトリガとして測定し、測定結果に基づいて受光パワーを示す信号を出力する。
これにより、パケット信号入力が無いときは、バイポーラトランジスタ153がオフセット電流を流し、パケット信号入力があるときは、オフセット電流を流さない状態でモニタ電圧の測定をするため、オフセット電流の影響を受けずに光パワーを高精度でモニタすることが可能となる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の実施の形態2における光通信システム1、OLT10の構成は、実施の形態1と同様である。OLT10の光受信器11と信号処理部16の内部構成について、図5を用いて説明する。
OLT10の光受信器11の内部構成及び機能は実施の形態1と同様であるが、パケット検出回路が出力するLOS信号が、スイッチ114だけでなく信号処理部16に対しても出力されている点が異なる。
OLT10の信号処理部16は、図5に示すように、送受信信号の処理を行うMAC−IC161と、光受信器11が受信する光信号の光強度を示すモニタ信号を生成するモニタ信号生成部162と、RSSIトリガ信号を生成するトリガ信号生成部163と、を備える。
信号処理部14のMAC−IC161は、インターネットなどの外部ネットワーク40から入力されたベースバンド信号に基づいて送信信号を生成して光送信器12に対して出力する。また、MAC−IC161は、光受信器11から入力された受信信号をベースバンド信号に変換し、外部ネットワーク40に出力する。
トリガ信号生成部163は、モニタ電圧を測定するタイミングを図るためのRSSIトリガ信号(RSSI Trigger)を生成しモニタ信号生成部162に出力する。RSSIトリガ信号は、パケット信号を検出開始した以後に開始する信号であり、光受信器11から入力されるLOS信号に基づいて生成される。
光受信器11のパケット検出回路113からLOS信号がトリガ信号生成部163に入力されると、トリガ信号生成部163が生成するRSSIトリガ信号(RSSI Trigger)はHighに立ち上がる。RSSIトリガ信号は、予め定めた時間後にLowとなる。RSSIトリガ信号の信号長は、PD110に入力される光パケット信号のパケット長よりも十分に短く、350ns〜600ns程度が望ましい。つまり、RSSIトリガ信号の立ち下がりのタイミングは、PD110にパケット信号が入力されている間のタイミングである。
モニタ信号生成部162は、トリガ信号生成部163から入力されるRSSIトリガ信号をトリガとして、光受信器11のカレントミラー回路112から出力されるモニタ電圧を測定し、受光パワーに対応するモニタ信号Pmを出力する。モニタ電圧の測定はRSSIトリガ信号がHighからLowに立ち下がるタイミングで行う。この時、スイッチ114はOFFとなっており、カレントミラー回路112の入力部1121にはPD110の出力電流しか流れていないため、PD110の出力電流のみに比例するモニタ電圧を測定することができる。
モニタ信号生成部162は、例えば、測定したモニタ電圧の値を保持してAD変換器でAD変換して得られる受光パワーを示すデータを出力する。あるいは、サンプルアンドホールド回路で一定時間モニタ電圧が収束するまで待機し、収束した値をAD変換器でAD変換して得られる受光パワーを示すデータを出力する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、信号処理部16のトリガ信号生成部163が光受信器11のパケット検出回路113から入力されるLOS信号に基づいて、RSSIトリガ信号を生成し、モニタ信号生成部162は、RSSIトリガ信号をトリガとしてモニタ電圧を測定し、測定結果に基づいて受光パワーを示す信号を出力する。これにより、RSSIトリガ信号の生成動作を単純化でき、より適切なタイミングでモニタ電圧の測定ができ、光パワーを高精度でモニタすることが可能となる。
<実施例>
本発明の構成(1)と従来構成(2)について、モニタ電圧のシミュレーションを行った。本発明の構成(1)は、実施の形態2の構成を用いた。また、従来構成(2)は、カレントミラー回路112の入力部1121にオフセット電流を流し続ける構成を用いた。いずれのシミュレーション構成でもPD110としてAPDを用いている。APDから出力する電流信号は、図6に示すように、信号強度2mAのパケット信号からなる。ここで、LOS信号の応答時間は約20〜35nsとしてシミュレーションした。
シミュレーションの結果を図7に示す。実施の形態2の構成のモニタ電圧(実線)は、従来構成の構成のモニタ電圧(破線)と同等の応答速度であった。
次に、本発明の構成(1)と従来構成(2)について、オフセット電流が6%変動したときのモニタ電圧のシミュレーションを行った。本発明の構成(1)は、実施の形態2の構成を用いた。また、従来構成(2)は、カレントミラー回路112の入力部1121にオフセット電流を流し続けてオフセット電流分を差し引く構成を用いた。図8は、入力パワーを変化させたときのモニタ電圧から換算したモニタパワーとPDの受光パワーの差を示している。
従来構成(2)は、オフセット電流の変動によりモニタパワーの精度が2dB以上劣化したのに対し、実施の形態2の構成(2)は、オフセット電流の変動による影響を受けることなく、モニタパワーの精度の劣化を回避することができた。
このように本発明は、入力電流に比例するモニタ電流を出力するカレントミラー回路の入力部に、受光素子と並列に、負荷抵抗とスイッチ部を互いに直列に接続し、受光素子の出力電流からパケット信号を検出していると判定する時はスイッチ部をOFFし、パケット信号を検出していないと判定する時はスイッチ部をONすることとした。これにより、簡易な回路構成で、光パワーを高精度で表す信号を出力することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、上記実施の形態において、カレントミラー回路112の入力部1121にスイッチ114又はバイポーラトランジスタ153を接続し、スイッチ114又はバイポーラトランジスタ153のグランド側に負荷抵抗115を接続するように示しているが、入力部1121と、スイッチ114又はバイポーラトランジスタ153との間に負荷抵抗115を接続するようにしてもよい。
また、スイッチ114に入力するLOS信号を出力するパケット検出回路113は、実施の形態2のリミッティングアンプ152の他、パケット信号入力を検出可能な任意の回路から構成されてもよい。例えば、PD110の出力電流を電流電圧変換するプリアンプ151から構成されてもよい。また、光受信器11、15の外部からLOS信号を入力するようにしてもよい。例えば、図9に示すように、信号処理部14のMAC−IC141からLOS信号を出力するようにしてもよい。この場合、MAC−IC141からLOS信号を取得する信号入力部が、PD110の出力電流からパケット信号を検出しているか否かを判定するパケット検出判定部として機能する。
また、モニタ信号生成部142、162に入力するRSSIトリガ信号は、MAC−IC141又はトリガ信号生成部163から出力するようにしたが、パケット信号入力のタイミングを検出可能な任意の部分から出力してもよい。例えば、光受信器11のパケット検出回路113からRSSIトリガ信号を出力するようにしてもよい。
また、光受信器11又は信号処理部14、16内で生成したRSSIトリガ信号をトリガとして、光受信器11内部でモニタ電圧を測定し、モニタ信号を生成、出力するようにしてもよい。
1 光通信システム、10 OLT、20 ONU、30 光スターカプラ、32 光ファイバ、40 外部ネットワーク、100 光モジュール、11,15 光受信器、110 PD、111 PD電源、112 カレントミラー回路、1121 入力部、1122 出力部、113 パケット検出回路、114 スイッチ、115 負荷抵抗、116 負荷抵抗、12 光送信器、13 波長多重カプラ、14,16 信号処理部、141,161 MAC−IC、142,162 モニタ信号生成部、151 プリアンプ、152 リミッティングアンプ、153 バイポーラトランジスタ、163 トリガ信号生成部

Claims (11)

  1. 受光パワーに応じた電流を出力する受光素子を入力部に接続し、前記入力部を流れる入力電流に比例するモニタ電流を出力するカレントミラー部と、
    前記受光素子の出力電流からパケット信号を検出しているか否かを判定するパケット検出判定部と、
    前記受光素子と並列に接続された負荷抵抗と、
    前記受光素子と並列かつ前記負荷抵抗と直列に接続され、前記パケット検出判定部が前記パケット信号を検出していると判定する時はOFFし、前記パケット信号を検出していないと判定する時はONするスイッチ部と、を備える、
    光パワーモニタ用回路。
  2. 前記スイッチ部は、バイポーラトランジスタからなり、
    前記パケット検出判定部は、前記パケット信号を検出していると判定する時は、前記バイポーラトランジスタのベース電極にLow信号を入力し、前記パケット信号を検出していないと判定する時は、前記バイポーラトランジスタの前記ベース電極にHigh信号を入力する、
    請求項1に記載の光パワーモニタ用回路。
  3. 前記パケット検出判定部は、前記受光素子の出力電流を電流電圧変換するプリアンプ、又は、前記プリアンプの出力電圧を増幅するリミッティングアンプからなる、
    請求項1又は2に記載の光パワーモニタ用回路。
  4. 受光パワーに応じた電流を出力する受光素子と、
    前記受光素子を入力部に接続し、前記入力部を流れる入力電流に比例するモニタ電流を出力するカレントミラー部と、
    前記受光素子の出力電流からパケット信号を検出しているか否かを判定するパケット検出判定部と、
    前記受光素子と並列に接続された負荷抵抗と、
    前記受光素子と並列かつ前記負荷抵抗と直列に接続され、前記パケット検出判定部が前記パケット信号を検出していると判定する時はOFFし、前記パケット信号を検出していないと判定する時はONするスイッチ部と、を備える、
    光モジュール。
  5. 前記スイッチ部は、バイポーラトランジスタからなり、
    前記パケット検出判定部は、前記パケット信号を検出していると判定する時は、前記バイポーラトランジスタのベース電極にLow信号を入力し、前記パケット信号を検出していないと判定する時は、前記バイポーラトランジスタの前記ベース電極にHigh信号を入力する、
    請求項4に記載の光モジュール。
  6. 前記パケット検出判定部は、前記受光素子の出力電流を電流電圧変換するプリアンプ、又は、前記プリアンプの出力電圧を増幅するリミッティングアンプからなる、
    請求項4又は5に記載の光モジュール。
  7. 受光パワーに応じた電流を出力する受光素子と、
    前記受光素子を入力部に接続し、前記入力部を流れる入力電流に比例するモニタ電流を出力するカレントミラー部と、
    前記受光素子の出力電流からパケット信号を検出しているか否かを判定するパケット検出判定部と、
    前記受光素子と並列に接続された負荷抵抗と、
    前記受光素子と並列かつ前記負荷抵抗と直列に接続され、前記パケット検出判定部が前記パケット信号を検出していると判定する時はOFFし、前記パケット信号を検出していないと判定する時はONするスイッチ部と、
    前記パケット検出判定部が前記パケット信号を検出していると判定する間の前記モニタ電流に基づいて、モニタ信号を生成するモニタ信号生成部と、を備える、
    局側装置。
  8. 前記スイッチ部は、バイポーラトランジスタからなり、
    前記パケット検出判定部は、前記パケット信号を検出していると判定する時は、前記バイポーラトランジスタのベース電極にLow信号を入力し、前記パケット信号を検出していないと判定する時は、前記バイポーラトランジスタの前記ベース電極にHigh信号を入力する、
    請求項7に記載の局側装置。
  9. 前記パケット検出判定部が、前記パケット信号を検出していると判定開始した以降に開始する信号であって、前記パケット信号のパケット長より短い信号長を有するトリガ信号を生成するトリガ信号生成部をさらに有し、
    前記モニタ信号生成部は、前記トリガ信号生成部が生成するトリガ信号の終了時点で前記モニタ電流に比例するモニタ電圧の測定を行い、前記モニタ電圧に基づいて前記モニタ信号を生成する、
    請求項7又は8に記載の局側装置。
  10. 前記パケット検出判定部は、前記受光素子の出力電流を電流電圧変換するプリアンプ、又は、前記プリアンプの出力電圧を増幅するリミッティングアンプからなる、
    請求項7乃至9のいずれか1項に記載の局側装置。
  11. 受光パワーに応じた電流を出力する受光素子を入力部に接続し、前記入力部を流れる入力電流に比例するモニタ電流を出力するカレントミラー部と、前記受光素子と並列に接続された負荷抵抗と、前記受光素子と並列かつ前記負荷抵抗と直列に接続されたスイッチ部と、を備えた光パワーモニタ回路を用いた光パワーモニタ方法であって、
    前記受光素子の出力電流からパケット信号を検出しているか否かを判定するパケット検出判定ステップと、
    前記パケット検出判定ステップで、前記パケット信号を検出していると判定する時は前記スイッチ部をOFFし、前記パケット信号を検出していないと判定する時は前記スイッチ部をONするスイッチ部切り替えステップと、
    前記パケット検出判定ステップで前記パケットの入力を検出していると判定する間の前記モニタ電流に基づいて、モニタ信号を生成するモニタ信号生成ステップと、を有する
    光パワーモニタ方法。
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