JP6074449B2 - Mimoシステム試験装置およびそのチャネル相関情報設定方法 - Google Patents
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Description
Ra=h(11)・Sa+h(12)・Sb ……(1)
Rb=h(21)・Sa+h(22)・Sb ……(2)
で表される。
H〜=R1/2G
ただし、R=E{H,HH}
ここで、H〜は伝達関数行列(相関レイリーフェージング行列)、Rは、M×Nのチャネル行列Hの全ての行列要素の間の複素相関を含む(MN)×(MN)のチャネル相関行列(アンテナ間相関行列)であり、チャネル行列Hとその複素共役転置HHとの期待値Eで表される。Gは、伝搬路についてのランダムなフェージング行列で、伝達関数行列H〜と同じ行数、列数の行列を有する。
Rhigh=[Rspat+aIn]/(1+a)
MIMO方式による通信を行なう試験対象との間で信号の授受を行なう信号処理部(21)と、
前記信号処理部と前記試験対象との間を、予め設定された送受アンテナ間の伝達関数に対応する擬似伝搬路で接続する擬似伝搬路形成部(22)と、
ユーザーによって指定された前記擬似伝搬路の送受アンテナ数種別と、送信側アンテナ間および受信側アンテナ間の相関係数値とによって決まる相関行列の計算を行い、該計算結果を、前記擬似伝搬路の伝達関数を特定する情報として前記擬似伝搬路形成部に設定するチャネル相関情報設定手段(24)を含み、前記試験対象の試験に必要なパラメータを前記信号処理部および前記擬似伝搬路形成部に設定するパラメータ設定部(23)とを備えたMIMOシステム試験装置であって、
前記チャンネル相関情報設定手段は、
前記擬似伝搬路の送受アンテナ数種別と、送信側アンテナ間および受信側アンテナ間の相関係数値とによって決まる相関行列がコレスキー分解できる範囲内で、ユーザーが任意に指定した相関係数値を有効値として前記相関行列の計算に用いることを特徴としている。
前記チャンネル相関情報設定手段は、
前記擬似伝搬路の送受アンテナ数種別に対応した相関行列がコレスキー分解できるための前記相関係数値の範囲を有効設定範囲として予め記憶する有効設定範囲記憶手段を有しており、
ユーザーが前記有効設定範囲内の任意の相関係数値を指定できるように構成されていることを特徴とする。
前記チャンネル相関情報設定手段は、
ユーザーによって指定された送受アンテナ数種別が(1×1)、(2×1)、(1×2)、(2×2)のいずれかである場合には、相関係数値の実数部と虚数部について、
実数部2+虚数部2<1
となる範囲を有効設定範囲としていることを特徴とする。
前記チャンネル相関情報設定手段は、
ユーザーによって指定された送受アンテナ数種別が(4×1)、(4×2)、(4×4)、(8×2)、(8×4)のいずれかである場合には、相関行列の要素となる相関係数の9乗根を計算する際に用いる次数によって変化する複数の有効設定範囲のうち、ユーザーが指定した相関係数値が含まれる有効設定範囲に対応する次数を選択して前記9乗根の計算に用いることを特徴とする。
前記チャンネル相関情報設定手段は、
ユーザーによって指定された送受アンテナ数種別が(4×1)、(4×2)、(4×4)、(8×2)、(8×4)のいずれかである場合には、その指定された送受アンテナ数種別に対応する相関行列Rspatに対して、
Rscal=[Rspat+aIn]/(1+a)
aはスケーリングファクタ、Inはn行単位行列
で表されるスケーリング処理を、元の相関行列Rspatの固有値のうちの負の最小固有値の絶対値と正の微小値との和に等しいスケーリングファクタaを用いて行なうことで、スケーリング処理後の相関行列Rscalをコレスキー分解可能な行列に変換することを特徴とする。
前記チャンネル相関情報設定手段は、
ユーザーによって指定された送受アンテナ数種別が(4×1)、(4×2)、(4×4)、(8×2)、(8×4)のいずれかである場合には、相関行列の要素となる相関係数の9乗根を計算する際に用いる次数によって変化する複数の有効設定範囲のうち、ユーザーが指定した相関係数値が含まれる有効設定範囲に対応する次数を選択して前記9乗根の計算に用いるとともに、該計算で求めた相関行列Rspatに対して、
Rscal=[Rspat+aIn]/(1+a)
aはスケーリングファクタ、Inはn行単位行列
で表されるスケーリング処理を、元の相関行列Rspatの固有値のうちの負の最小固有値の絶対値と正の微小値との和に等しいスケーリングファクタaを用いて行なうことで、スケーリング処理後の相関行列Rscalをコレスキー分解可能な行列に変換することを特徴とする。
MIMO方式による通信を行なう試験対象との間で信号の授受を行なう信号処理部(21)と、
前記信号処理部と前記試験対象との間を、予め設定された送受アンテナ間の伝達関数に対応する擬似伝搬路で接続する擬似伝搬路形成部(22)と、
ユーザーによって指定された前記擬似伝搬路の送受アンテナ数種別と、送信側アンテナ間および受信側アンテナ間の相関係数値とによって決まる相関行列の計算を行い、該計算結果を、前記擬似伝搬路の伝達関数を特定する情報として前記擬似伝搬路形成部に設定するチャネル相関情報設定手段(24)を含み、前記試験対象の試験に必要なパラメータを前記信号処理部、擬似伝搬路形成部に設定するパラメータ設定部(23)とを備えたMIMOシステム試験装置のチャンネル相関情報設定方法であって、
前記擬似伝搬路の送受アンテナ数種別と、送信側アンテナ間および受信側アンテナ間の相関係数値とによって決まる相関行列がコレスキー分解できる範囲内で、ユーザーが任意に指定した相関係数値を有効値として前記相関行列の計算に用いることを特徴としている。
前記擬似伝搬路の送受アンテナ数種別に対応した相関行列がコレスキー分解できるための前記相関係数値の範囲を有効設定範囲として予め記憶しておき、
ユーザーが前記有効設定範囲内の任意の相関係数値を指定できるようにしたことを特徴としている。
ユーザーによって指定された送受アンテナ数種別が(1×1)、(2×1)、(1×2)、(2×2)のいずれかである場合には、相関係数値の実数部と虚数部について、
実数部2+虚数部2<1
となる範囲を有効設定範囲としていることを特徴としている。
ユーザーによって指定された送受アンテナ数種別が(4×1)、(4×2)、(4×4)、(8×2)、(8×4)のいずれかである場合には、相関行列の要素となる相関係数の9乗根を計算する際に用いる次数によって変化する複数の有効設定範囲のうち、ユーザーが指定した相関係数値が含まれる有効設定範囲に対応する次数を選択して前記9乗根の計算に用いることを特徴とする。
ユーザーによって指定された送受アンテナ数種別が(4×1)、(4×2)、(4×4)、(8×2)、(8×4)のいずれかである場合には、その指定された送受アンテナ数種別に対応する相関行列Rspatに対して、
Rscal=[Rspat+aIn]/(1+a)
aはスケーリングファクタ、Inはn行単位行列
で表されるスケーリング処理を、元の相関行列Rspatの固有値のうちの負の最小固有値の絶対値と正の微小値との和に等しいスケーリングファクタaを用いて行うことで、スケーリング処理後の相関行列Rscalをコレスキー分解可能な行列に変換することを特徴とする。
ユーザーによって指定された送受アンテナ数種別が(4×1)、(4×2)、(4×4)、(8×2)、(8×4)のいずれかである場合には、相関行列の要素となる相関係数の9乗根を計算する際に用いる次数によって変化する複数の有効設定範囲のうち、ユーザーが指定した相関係数値が含まれる有効設定範囲に対応する次数を選択して前記9乗根の計算に用いるとともに、該計算で求めた相関行列Rspatに対して、
Rscal=[Rspat+aIn]/(1+a)
aはスケーリングファクタ、Inはn行単位行列
で表されるスケーリング処理を、元の相関行列Rspatの固有値のうちの負の最小固有値の絶対値と正の微小値との和に等しいスケーリングファクタaを用いて行うことで、スケーリング処理後の相関行列Rscalをコレスキー分解可能な行列に変換することを特徴とする。
実数部2+虚数部2<1
となる範囲を有効設定範囲としている。
1.Qが準正定であるための必要十分条件は、Qの主小行列式が全て零以上であること。
2.Qが正定であるための必要十分条件は、Qの主座小行列式が全て零より大きいこと。
|A|=j=1Σn(−1)i+jaijMij i=1〜n
で定義される。ただし、記号j=1Σnはj=1〜nまでの総和を表し、Mijは、行列Aのi行j列を省いてできた(n−1)行(n−1)列の小行列の行列式である。
この方式は、送信側と受信側のアンテナが1つずつのSISO(Single Input Single Output)方式(ここでは、このような送信側と受信側の少なくとも一方のアンテナ数が1の方式もMIMOシステムに含まれるものとする)であり、その相関行列Rは前記したように、R=1であり、常に正定値である。
ただし、
α=ρ×exp(jθ)
α1/9=ρ1/9×exp{j(θ+πn)/9}
α4/9=ρ4/9×exp{j4(θ+πm)/9}
n、mは0〜8の整数
とする。
R1,2=1−|α|∧(2/9)
R1,2,3=1−2|ρ|2/9+2ρ8/9cos{(2θ+4π(2m−n))/9}
R1,2,3,4=|ρ|20/9+|ρ|16/9−2|ρ|10/9−3|ρ|2/9
−2|ρ|8/9+|ρ|4/9−3|ρ|2/9−|ρ|2+1
+4ρ2/3cos{(2θ+4π(2m−n))/9}
−2ρ4/3cos{(2θ−2πn)/3}
−2ρ2cos{(2θ+2π(n−8n))/9}
+4ρ14/9cos{(4θ−2π(n+4m))/9}
Γ1=1
Γ1,2=1
Γ1,2,3=1−γ2
Γ1,2,3,4=(1−γ2)2
となり、相関係数γの全範囲に対して全て正の値をとるから、相関行列Γは相関係数γの全設定範囲に対してコレスキー分解可能である。
(a)送受アンテナ数種別が(1×1)、(1×2)、(2×1)(2×2)の方式については、相関係数α、βの絶対値が1未満の範囲(図1の範囲B内)であれば、規格で指定された値以外の任意の値を設定しても正しく試験が行なえる。
(b)送受アンテナ数種別が(4×1)、(4×2)の方式については、相関係数αが図1の範囲A内であれば、規格で指定された値以外の任意の値を設定しても正しく試験が行なえる。
(c)送受アンテナ数種別が(4×4)の方式については、相関係数α、βがともに図1の範囲A内であれば、規格で指定された値以外の任意の値を設定しても正しく試験が行なえる。
(d)送受アンテナ数種別が(8×2)、(8×4)の方式については、実際のアンテナ数が(4×1)、(4×2)であるので、(b)と同様に、相関係数αが図1の範囲A内であれば、規格で指定された値以外の任意の値を設定しても正しく試験が行なえる。この方式の場合、新たに偏波に関する相関係数γも設定する必要があるが、その設定範囲が0〜0.99の範囲であれば問題ない。
Rscal=[Rspat+aIn]/(1+a)
で表され、従来はスケーリングファクタの値aとして0.00010、000012のいずれかを用いるように規定されている。
始めに、正定値でないn行n列の相関行列Rspatの固有値λ1〜λnを求め、その負の最小固有値(負で絶対値が最大の固有値)λminと正の微小値d(例えば0.0001)を用いて、スケーリングファクタaを次のように算出する。
a=|λmin|+d
Claims (12)
- MIMO方式による通信を行なう試験対象との間で信号の授受を行なう信号処理部(21)と、
前記信号処理部と前記試験対象との間を、予め設定された送受アンテナ間の伝達関数に対応する擬似伝搬路で接続する擬似伝搬路形成部(22)と、
ユーザーによって指定された前記擬似伝搬路の送受アンテナ数種別と、送信側アンテナ間および受信側アンテナ間の相関係数値とによって決まる相関行列の計算を行い、該計算結果を、前記擬似伝搬路の伝達関数を特定する情報として前記擬似伝搬路形成部に設定するチャネル相関情報設定手段(24)を含み、前記試験対象の試験に必要なパラメータを前記信号処理部および前記擬似伝搬路形成部に設定するパラメータ設定部(23)とを備えたMIMOシステム試験装置であって、
前記チャンネル相関情報設定手段は、
前記擬似伝搬路の送受アンテナ数種別と、送信側アンテナ間および受信側アンテナ間の相関係数値とによって決まる相関行列がコレスキー分解できる範囲内で、ユーザーが任意に指定した相関係数値を有効値として前記相関行列の計算に用いることを特徴とするMIMOシステム試験装置。 - 前記チャンネル相関情報設定手段は、
前記擬似伝搬路の送受アンテナ数種別に対応した相関行列がコレスキー分解できるための前記相関係数値の範囲を有効設定範囲として予め記憶する有効設定範囲記憶手段を有しており、
ユーザーが前記有効設定範囲内の任意の相関係数値を指定できるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のMIMOシステム試験装置。 - 前記チャンネル相関情報設定手段は、
ユーザーによって指定された送受アンテナ数種別が(1×1)、(2×1)、(1×2)、(2×2)のいずれかである場合には、相関係数値の実数部と虚数部について、
実数部2+虚数部2<1
となる範囲を有効設定範囲としていることを特徴とする請求項2記載のMIMOシステム試験装置。 - 前記チャンネル相関情報設定手段は、
ユーザーによって指定された送受アンテナ数種別が(4×1)、(4×2)、(4×4)、(8×2)、(8×4)のいずれかである場合には、相関行列の要素となる相関係数の9乗根を計算する際に用いる次数によって変化する複数の有効設定範囲のうち、ユーザーが指定した相関係数値が含まれる有効設定範囲に対応する次数を選択して前記9乗根の計算に用いることを特徴とする請求項2記載のMIMOシステム試験装置。 - 前記チャンネル相関情報設定手段は、
ユーザーによって指定された送受アンテナ数種別が(4×1)、(4×2)、(4×4)、(8×2)、(8×4)のいずれかである場合には、その指定された送受アンテナ数種別に対応する相関行列Rspatに対して、
Rscal=[Rspat+aIn]/(1+a)
aはスケーリングファクタ、Inはn行単位行列
で表されるスケーリング処理を、元の相関行列Rspatの固有値のうちの負の最小固有値の絶対値と正の微小値との和に等しいスケーリングファクタaを用いて行なうことで、スケーリング処理後の相関行列Rscalをコレスキー分解可能な行列に変換することを特徴とする請求項2記載のMIMOシステム試験装置。 - 前記チャンネル相関情報設定手段は、
ユーザーによって指定された送受アンテナ数種別が(4×1)、(4×2)、(4×4)、(8×2)、(8×4)のいずれかである場合には、相関行列の要素となる相関係数の9乗根を計算する際に用いる次数によって変化する複数の有効設定範囲のうち、ユーザーが指定した相関係数値が含まれる有効設定範囲に対応する次数を選択して前記9乗根の計算に用いるとともに、該計算で求めた相関行列Rspatに対して、
Rscal=[Rspat+aIn]/(1+a)
aはスケーリングファクタ、Inはn行単位行列
で表されるスケーリング処理を、元の相関行列Rspatの固有値のうちの負の最小固有値の絶対値と正の微小値との和に等しいスケーリングファクタaを用いて行なうことで、スケーリング処理後の相関行列Rscalをコレスキー分解可能な行列に変換することを特徴とする請求項2記載のMIMOシステム試験装置。 - MIMO方式による通信を行なう試験対象との間で信号の授受を行なう信号処理部(21)と、
前記信号処理部と前記試験対象との間を、予め設定された送受アンテナ間の伝達関数に対応する擬似伝搬路で接続する擬似伝搬路形成部(22)と、
ユーザーによって指定された前記擬似伝搬路の送受アンテナ数種別と、送信側アンテナ間および受信側アンテナ間の相関係数値とによって決まる相関行列の計算を行い、該計算結果を、前記擬似伝搬路の伝達関数を特定する情報として前記擬似伝搬路形成部に設定するチャネル相関情報設定手段(24)を含み、前記試験対象の試験に必要なパラメータを前記信号処理部、擬似伝搬路形成部に設定するパラメータ設定部(23)とを備えたMIMOシステム試験装置のチャンネル相関情報設定方法であって、
前記擬似伝搬路の送受アンテナ数種別と、送信側アンテナ間および受信側アンテナ間の相関係数値とによって決まる相関行列がコレスキー分解できる範囲内で、ユーザーが任意に指定した相関係数値を有効値として前記相関行列の計算に用いることを特徴とするMIMOシステム試験装置のチャンネル相関情報設定方法。 - 前記擬似伝搬路の送受アンテナ数種別に対応した相関行列がコレスキー分解できるための前記相関係数値の範囲を有効設定範囲として予め記憶しておき、
ユーザーが前記有効設定範囲内の任意の相関係数値を指定できるようにしたことを特徴とする請求項7記載のMIMOシステム試験装置のチャンネル相関情報設定方法。 - ユーザーによって指定された送受アンテナ数種別が(1×1)、(2×1)、(1×2)、(2×2)のいずれかである場合には、相関係数値の実数部と虚数部について、
実数部2+虚数部2<1
となる範囲を有効設定範囲としていることを特徴とする請求項8記載のMIMOシステム試験装置のチャンネル相関情報設定方法。 - ユーザーによって指定された送受アンテナ数種別が(4×1)、(4×2)、(4×4)、(8×2)、(8×4)のいずれかである場合には、相関行列の要素となる相関係数の9乗根を計算する際に用いる次数によって変化する複数の有効設定範囲のうち、ユーザーが指定した相関係数値が含まれる有効設定範囲に対応する次数を選択して前記9乗根の計算に用いることを特徴とする請求項8記載のMIMOシステム試験装置のチャンネル相関情報設定方法。
- ユーザーによって指定された送受アンテナ数種別が(4×1)、(4×2)、(4×4)、(8×2)、(8×4)のいずれかである場合には、その指定された送受アンテナ数種別に対応する相関行列Rspatに対して、
Rscal=[Rspat+aIn]/(1+a)
aはスケーリングファクタ、Inはn行単位行列
で表されるスケーリング処理を、元の相関行列Rspatの固有値のうちの負の最小固有値の絶対値と正の微小値との和に等しいスケーリングファクタaを用いて行なうことで、スケーリング処理後の相関行列Rscalをコレスキー分解可能な行列に変換することを特徴とする請求項8記載のMIMOシステム試験装置のチャンネル相関情報設定方法。 - ユーザーによって指定された送受アンテナ数種別が(4×1)、(4×2)、(4×4)、(8×2)、(8×4)のいずれかである場合には、相関行列の要素となる相関係数の9乗根を計算する際に用いる次数によって変化する複数の有効設定範囲のうち、ユーザーが指定した相関係数値が含まれる有効設定範囲に対応する次数を選択して前記9乗根の計算に用いるとともに、該計算で求めた相関行列Rspatに対して、
Rscal=[Rspat+aIn]/(1+a)
aはスケーリングファクタ、Inはn行単位行列
で表されるスケーリング処理を、元の相関行列Rspatの固有値のうちの負の最小固有値の絶対値と正の微小値との和に等しいスケーリングファクタaを用いて行なうことで、スケーリング処理後の相関行列Rscalをコレスキー分解可能な行列に変換することを特徴とする請求項8記載のMIMOシステム試験装置のチャンネル相関情報設定方法。
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