JP6073095B2 - 畦塗り機 - Google Patents

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Description

本発明は、水田を区画する旧畦を畦塗り修復して新畦を形成する畦塗り機に関する。
このような畦塗り機は、トラクタ等の走行機体の後部に装着されて、走行機体からの動力を受けて駆動され、旧畦に沿って移動しながら旧畦を整形して新畦を形成するものである。この畦塗り機は、旧畦を切り崩して土盛りを行う前処理部と、前処理部によって盛られた土を切り崩された旧畦上に塗り付ける整畦部とを主要な構成として備えている。
この畦塗り機では、旧畦の上面に雑草等が繁茂し、また旧畦の上面が固くなっているような場合、その上に新畦を形成しようとすると、旧畦と新畦との境界が分離し易くなり、形成後に新畦が崩れ易くなる虞がある。このため、旧畦の上面(天場)を切り崩す複数の耕耘爪を有した天場処理ロータを前処理部の進行方向前方に設けて、天場処理された旧畦の上面に新畦を形成する畦塗り機が開発されている(特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の畦塗り機は、畦塗り作業時に前処理部の回転中心軸が進行方向に対して鋭角に交差する方向に延び、この回転中心軸の前側端部に伝動フレームが上下方向に回動自在に接続され、この伝動フレームの先端部に天場処理ロータが回転自在に支持されている。天場処理ロータは、伝動フレームに内蔵された動力伝達機構を介して動力が伝達されて回転する。伝動フレームには、天場処理ロータの上下位置を調整するとともに、天場処理ロータに作用する力を吸収可能な上下位置調整機構が接続されている。
天場処理ロータには、この上方から側方を覆う天場カバーが設けられている。天場カバーは、天場処理ロータの後側を覆う後カバー部と、後カバー部の上端部に繋がって耕耘爪の先端部の回転軌跡の上方から回転軌跡に沿って側方に延びる外カバー部と、外カバー部の前側端部に繋がって天場処理ロータの前側上部を覆う前カバー部とを有して形成されている。
前カバー部は、外カバー部の前側端部から天場処理ロータの回転中心側へ延びているが、その長さは天場処理ロータの回転中心軸までの距離と比較して短い。このため、天場処理ロータの前側には大きな開口部が形成されている。これは、旧畦の天場に雑草が生えている場合、天場処理ロータの前側に大きな開口部がないと、雑草を天場処理ロータ側に引き込むことができなり、雑草によって天場処理ロータが旧畦の天場の上方へ押し上げられて、天場処理ロータによる天場処理作業ができなくなる虞を防止するためである。
特開2012−120442号公報(図2参照)
この従来の畦塗り機は、畦塗り作業時において天場処理ロータの回転中心軸の延びる方向が進行方向に対して鋭角に交差する方向に延びているので、回転中心軸が進行方向と略平行に延びる場合と比較して、天場カバーの左右方向端部の出っ張りが大きく、天場カバーの端部が障害物等に接触して損傷する虞がある。
また、天場処理ロータが回転すると、耕耘爪によって旧畦の天場を削ることができるが、削った土の一部は天場カバーの前側に開口する開口部を通って進行方向前方へ飛散する。この飛散する土が走行機体や畦塗り機に付着して汚す。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、天場カバーが障害物等に接触して損傷する虞を少なくし、また、天場処理ロータから飛散する土の量を低減可能な畦塗り機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の畦塗り機は、走行機体に機体(実施の形態における装着部10)の前部が装着され、走行機体の走行位置に対して側方にオフセットした位置に配置され、旧畦の天場を切り崩す複数の耕耘爪を有して機体(実施の形態における天場動力伝動フレーム42)に回転自在に支持された天場処理ロータを備え、走行機体の走行に伴って進行しながら畦塗り作業を行う畦塗り機であって、天場処理ロータは、その回転中心軸の延びる方向が畦塗り機の進行方向と交差する方向に配置され、天場処理ロータには、耕耘爪の先端部の回転軌跡の上方から側方に延びる天場カバー(実施の形態における外カバー部47b、47b')が設けられ、天場カバーは、耕耘爪の回転軌跡に沿って延びるとともに機体進行方向前側に向かって天場処理ロータの回転中心軸側に傾斜し、且つ畦塗り作業時において進行方向に対する左右方向外側端部が進行方向と略平行に延びていることを特徴とする。
また、本発明は、走行機体に機体の前部が装着され、走行機体の走行位置に対して側方にオフセットした位置に配置され、旧畦の天場を切り崩す複数の耕耘爪を有して機体に回転自在に支持された天場処理ロータを備え、走行機体の走行に伴って進行しながら畦塗り作業を行う畦塗り機であって、天場処理ロータには、耕耘爪の先端部の回転軌跡の上方から側方に延びる天場カバーが設けられ、天場カバーは、耕耘爪の回転軌跡に沿って延びるとともに、機体進行方向前側に向かって天場処理ロータの回転中心軸側に傾斜していることを特徴とする。
また、本発明の天場処理ロータは、一端側が機体(実施の形態における連結軸63)に回動自在に接続され他端側が上下方向に揺動自在な動力伝達フレーム(実施の形態における天場動力伝達フレーム42)の他端側に回転自在に支持されていることを特徴とする。
本発明の天場カバー(実施の形態における外カバー部47b')は、その左右方向外側端部のみが機体進行方向前側に向かって天場処理ロータの回転中心軸側に傾斜していることを特徴とする。
本発明に係わる畦塗り機によれば、上記特徴を有することで、天場カバーが障害物等に接触する虞を少なくし、また、天場処理ロータから飛散する土の量を低減可能な畦塗り機を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係わる畦塗り機の平面図を示す。 一部を断面で示した作業部の部分断面平面部を示す。 畦塗り機の側面図を示す。 畦塗り機の正面図を示す。 天場カバーの他の実施形態を説明するための作業部の一部を示し、同図(a)は作業部の部分平面図であり、同図(b)は作業部の部分側面図であり、同図(c)は作業部の部分正面図である。
以下、本発明に係わる畦塗り機の好ましい実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。本実施の形態は、走行機体の前進走行に伴いながら進行して畦塗り作業を行なう畦塗り機を例にして説明する。
畦塗り機1は、図1(平面図)に示すように、走行機体90の後部に設けられた三点リンク連結機構(図示せず)に連結されて、走行機体90の前進走行に伴って進行する。畦塗り機1は、走行機体90に装着されて走行機体90からの動力が入力される入力軸11aを備えた装着部10と、装着部10に設けられた旋回シリンダ13によって装着部10に対して装着部幅方向(以下、「左右方向」と記す。)に揺動可能なオフセット機構部20と、オフセット機構部20の移動端側(後端側)に垂直方向に延びる回転駆動軸21を回動支点として水平方向に回動可能に配設されて入力軸11aから伝達される動力によってオフセット作業を行なう作業部30とを有してなる。
装着部10の左右方向の中央下部にはギアボックス11(図3参照)が設けられ、このギアボックス11に前述した入力軸11aが設けられている。入力軸11aは、走行機体90のPTO軸(図示せず)からの動力を図示しない伝動軸を介して伝達されるようになっている。
オフセット機構部20は、前端側が装着部10に回動自在に連結されて後方側へ延びるオフセットフレーム22と、オフセットフレーム22の右側に沿って並設されて前端側が装着部10の右側に回動自在に連結されたリンク部材23とを有してなる。リンク部材23の後端側には、オフセットフレーム22の後端部との間に連結された連結アーム部材25が回動自在に取り付けられている。オフセット機構部20は、オフセットフレーム22、リンク部材23、装着部10及び連結アーム部材25によって平行リンク機構を形成している。
オフセットフレーム22は、前述した旋回シリンダ13の伸縮により左右方向に揺動可能であり、オフセットフレーム22内に設けられた図示しない動力伝達機構を介してオフセットフレーム22の後端側に設けられて略垂直方向に延びる従動軸22aを回転駆動させるようになっている。この従動軸22aの下部には、作業部30の回動中心軸となる前述した回転駆動軸21が従動軸22aと同軸上に連結されている。
回転駆動軸21の外側には、これを覆う回転軸ケース32(図2参照)が設けられている。回転軸ケース32の上端部は、オフセットフレーム22の後端下部に回動可能に連結され、回転軸ケース32の下端部に作業部30が固定された状態で取り付けられている。また回転軸ケース32の上部には、前述した連結アーム部材25が回動自在に設けられている。
作業部30は、連結アーム部材25と回転軸ケース32との間に接続された伸縮シリンダの伸縮により回動可能であるとともに、オフセット機構部20の揺動に対して作業部30の作業方向が走行機体90の進行方向と平行に保持されるようになっている。
作業部30は、畦塗り機1の進行方向前側から天場処理部40、前処理部60及び整畦部70を配置して構成される。
整畦部70は、図1及び図2に示すように、進行方向に対して左右方向に延びて回転自在に支持された回転中心軸71に取り付けられた多面体ドラム73と、多面体ドラム73の右側端部に取り付けられて横方向に延びる円筒部75を有してなる。整畦部70は整畦動力伝達ケース77を介して回転軸ケース32に連結されて支持される。整畦動力伝達ケース77内には図示しない整畦側動力伝達機構が内蔵され、この整畦側動力伝達機構は、回転駆動軸21に繋がって回転駆動軸21からの動力が整畦部70に伝達可能に構成されている。
整畦動力伝達ケース77は、前処理部60に動力を伝達する前処理動力伝達ケース62(図2参照)に沿って延び、整畦動力伝達ケース77の前部が前処理動力伝達ケース62の側部に上下方向に回動自在に支持され、整畦動力伝達ケース77の後部に整畦部70が接続支持されている。このため、整畦部70は、整畦動力伝達ケース77の前部を回動支点として上下方向に移動可能である。整畦動力伝達ケース77には、これを上下方向に回動させるための電動式の油圧シリンダ78(図1参照)が接続されている。この油圧シリンダ78の伸縮に伴って整畦動力伝達ケース77が上下方向に回動して整畦部70を上下方向に移動させることができる。
前処理部60は、図2に示すように、回転自在な前処理ロータ61を備える。前処理ロータ61は、前処理動力伝達ケース62を介して回転軸ケース32に連結支持されている。前処理動力伝達ケース62内には、回転駆動軸21からの動力を前処理ロータ61に伝達する前処理側動力伝達機構64が設けられている。前処理ロータ61は、前処理側動力伝達機構64に連結された前処理回転軸61aと、前処理回転軸61aに放射状に取り付けられた複数の耕耘爪61bとを有してなる。
前処理ロータ61はその前処理回転軸61aの延びる方向Aが畦塗り機1の進行方向Bと交差する方向に延びた状態で配置されている。本実施例では、前処理回転軸61aの延びる方向Aと畦塗り機1の進行方向Bとがなす角度θが約15°の場合を示している。なお、角度θは10°〜20°程度であればよく、この角度を有することで前処理ロータ61によって放てきされる土が整畦部70で成形される旧畦側にスムースに流れ、良好な畦を形成することができる。また、旧畦側に寄せて切り崩すことができるので除々に畦幅が広くなるという不都合も発生しない。
前処理ロータ61の上部にはこのロータの上部を覆う前処理カバー61cが配設されている。前処理カバー61cは、前処理動力伝達ケース62に接続支持されている。
前処理カバー61cの左右方向外側端部には、図3に示すように、前処理ロータ61によって放てきされる土の飛散を防止する飛散防止カバー66が平行リンク機構67を介して上下方向に移動自在に設けられている。
天場処理部40は、図2及び図4(正面図)に示すように、回転自在な天場処理ロータ41を備える。天場処理ロータ41は天場動力伝達フレーム42を介して前処理ロータ61の前処理回転軸61aから延びる連結軸63を回動支点として上下方向に揺動自在に支持されている。天場処理ロータ41はその回転中心軸41aに複数の耕耘爪41bを放射状に取り付けて構成されて、耕耘爪41bが旧畦の天場の外側から内側方向へ移動する方向(矢印X方向、図4参照)に回転する。天場動力伝達ケース42内には、前処理ロータ61からの動力を天場処理ロータ41に伝達する天場側動力伝達機構が設けられている。
天場動力伝達フレーム42は天場処理ロータ41と前処理ロータ61との間に配置されて天場処理ロータ41の回転中心軸41aに対して直交する方向に延びる。天場動力伝達フレーム42の移動端側は、回転軸ケース32(図2参照)の上部から前側へ延びる支持部材34(図3、図4参照)との間に設けられた附勢装置31を介して上下位置調整可能に支持されている。支持部材34は、前処理動力伝達ケース62(図2参照)の上方をこのケースに沿って延びる。
天場処理ロータ41の上部にはこのロータの上部を覆う天場カバー47が配設されている。
次に、天場カバー47について、図2、図3、図4を参照しながら説明する。天場カバーは、図4に示すように、天場処理ロータ41の後部を覆う後カバー部47aと、後カバー部47aの上端部に繋がって耕耘爪41bの先端部の回転軌跡の外側に回転軌跡に沿って左右両側方向に延びる外カバー部47bと、外カバー部47bの前側端部に繋がって天場処理ロータ41の前側上部を覆う前カバー部47cとを有してなる。
後カバー部47aは、上方が凸の略半円状に形成されて略垂直方向に延び、ボルト等を介して天場動力伝達フレーム42に接続されている。外カバー部47bは、耕耘爪41bの先端部の回転軌跡の外側に配置され、後カバー部47aの上縁部に接続されて前方側へ延びるとともに、後カバー部47aの左右方向一端側から他端側に亘って形成されている。外カバー部47bは、図3及び図4に示すように、その全体が機体進行方向前側に向かって天場処理ロータ41の回転中心軸41a側に傾斜している。
前カバー部47cは、外カバー部47bの前側端部から天場処理ロータ41の回転中心軸41a側へ延びているが、その長さL(図4参照)は天場処理ロータ41の回転中心軸41aまでの距離S(図4参照)と比較して短い。このため、天場処理ロータ41の前側には大きな開口部48が形成されている。この開口部48の大きさについては前述したので、その説明は省略する。
このように構成された天場処理部40は、図2に示すように、天場処理ロータ41の回転によって旧畦の天場を削る際に、削られた土が天場処理ロータ41の回転にともなって外カバー部47bの内面に衝突すると、矢印Cのように、この土は天場カバー47の内側方向へ跳ね返される。
また、天場処理ロータ41の回転中心軸41a側へ傾斜する外カバー部47bは、作業部30が走行機体90(図1参照)の側方に移動した作業位置Psに移動すると、外カバー部47bの左右方向右側端部に位置する外カバー部47b'が畦塗り機1の進行方向Bと略平行に延びる。このため、外カバー部が二点鎖線で示すように回転中心軸41a側に傾斜することなく回転中心軸41aの延びる方向と略平行に延びる場合と比較して、外カバー部47bの右側方向への出っ張りを小さくすることができる。
このように、天場処理ロータ41による天場処理の際に、天場処理ロータ41によって削られた土は外カバー部47bの内面に衝突して天場カバー47の内側方向へ跳ね返されるので、開口部48から外側へ飛び出す土の量を少なくすることができる。従って、走行機体90や畦塗り機1が汚れる虞を低減することができ、前処理ロータ61側への土の流れもスムースとなる。
また、作業部30が作業位置Psに移動すると、外カバー部47bの左右方向右側端部に位置する外カバー部47b'は進行方向Bと略平行に延びるので、外カバー部47b'の右側方向への出っ張りを小さくすることができる。このため、天場カバー47が障害物(例えば、草等)に接触して損傷する虞を少なくすることができる。また、作業部30が作業位置Psに移動すると、左右方向右側端部に位置する外カバー部47b'が進行方向Bに対して略平行に延びるので、天場処理部40が天場動力伝達フレーム42を介して上下方向に移動した場合でも、外カバー部47b'の向きを進行方向Bに対して略平行にすることができる。このため、旧畦の天場の条件に拘わらずに外カバー部47b'の向きを進行方向Bに対して略平行に維持することができ、天場処理部40の上下位置が移動した場合でも、天場カバー47が障害物に接触する虞が大きくなることはない。
なお、前述した実施例では、天場カバー47の外カバー部47bの全体が機体進行方向前側に向かって天場処理ロータ41の回転中心軸41a側に傾斜する場合を示したが、図5(a)(部分平面図)、図5(b)(部分側面図)、図5(c)(部分正面図)に示すように、外カバー部47bのうち左右方向右側端部に位置する外カバー部47b'のみ天場処理ロータ41の回転中心軸41a側に傾斜するようにしてもよい。
つまり、外カバー部47bのうち左右方向右側端部に位置する外カバー部47b'以外の外カバー部47b''は、機体進行方向前側に向かって天場処理ロータ41の回転中心軸41aと略平行に延び、左右方向右側端部に位置する外カバー部47b'が天場処理ロータ41の回転中心軸41a側に傾斜するようにする。
このようにしても、外カバー部47b''は天場処理ロータ41の上部に位置するので、天場処理ロータ41によって削られた土のうち外カバー部47b''の内面に衝突する土は、外カバー部47b''の内面に衝突して跳ね返ってもその跳ね返り方向は前方斜め下方である。従って、跳ね返った土は、開口部48を通っても圃場に戻されるので、走行機体90(図1参照)や畦塗り機1に付着する虞はない。
一方、外カバー部47b'は天場処理ロータ41の横に位置するので、天場処理ロータ41によって削られた土のうち外カバー部47b'の内面に衝突する土は、前述したように、天場カバー47の内側方向へ跳ね返される(図2参照)。このため、この土が走行機体90や畦塗り機1に付着する虞もない。
1 畦塗り機
10 装着部(機体)
41 天場処理ロータ
41a 回転中心軸
41b 耕耘爪
42 天場動力伝達フレーム(機体、動力伝達フレーム)
47b、47b' 外カバー部(天場カバー)
63 連結軸(機体)
90 走行機体

Claims (4)

  1. 走行機体に機体の前部が装着され、前記走行機体の走行位置に対して側方にオフセットした位置に配置され、旧畦の天場を切り崩す複数の耕耘爪を有して前記機体に回転自在に支持された天場処理ロータ前記走行機体の進行方向で前記天場処理ロータよりも後方に配置されて天場を整畦する天場整畦部を有する整畦部と、を備え、前記走行機体の走行に伴って進行しながら畦塗り作業を行う畦塗り機であって、
    前記天場処理ロータは、その回転中心軸の延びる方向が前記畦塗り機の進行方向と交差する方向に配置され、
    前記天場処理ロータには、前記耕耘爪の先端部の回転軌跡の上方から側方に延びる天場カバーが設けられ、
    前記天場カバーは、
    前記耕耘爪の前記回転軌跡に沿って延びるとともに機体進行方向前側に向かって前記天場処理ロータの回転中心軸側に傾斜し、
    且つ畦塗り作業時において進行方向に対する左右方向外側端部が進行方向と略平行に延び
    前記左右方向外側端部が前記天場整畦部よりも前記進行方向に対する前記左右方向で外側に配置されることを特徴とする畦塗り機。
  2. 前記天場処理ロータは、一端側が前記機体に回動自在に接続され他端側が上下方向に揺動自在な動力伝達フレームの他端側に回転自在に支持されている
    ことを特徴とする請求項に記載の畦塗り機。
  3. 前記天場カバーは、その左右方向外側端部のみが機体進行方向前側に向かって前記天場処理ロータの回転中心軸側に傾斜している
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の畦塗り機。
  4. 前記天場処理ロータの前記耕耘爪が前記天場整畦部よりも前記進行方向に対する前記左右方向で外側に配置される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の畦塗り機。
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