JP6072430B2 - 厚さが変動する回転するブレードの位置を測定するシステムおよび方法 - Google Patents

厚さが変動する回転するブレードの位置を測定するシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本出願は、2011年5月20日出願の係属中の米国仮特許出願番号第61/488,346号の非仮出願であり、仮出願の全体を参照により本明細書に組み込んだものとする。
本発明は、一般的に、タービンブレード先端部クリアランスセンサの分野に関し、とりわけ、クリアランス測定を行うときの回転するタービンブレードの軸方向移動を補正するシステムおよび方法に関する。
さまざまなターボ機械の性能は、回転するタービンブレードの先端部とタービン筐体の間の半径方向クリアランスに強く依存する。このブレード先端部と筐体の間の半径方向クリアランスまたは間隙を最小化すると、システムの効率が最大化する。テストまたは作動中、しかし、この半径方向クリアランスは、他の因子の中で、タービンブレードの長さがわずかに変化する結果に両方ともなりうるブレード回転の速度および/または温度の変化により変動する可能性がある。例えば、高ブレード回転速度は、遠心力によりブレードの膨張/延長を引き起こす可能性があり、一方、高温はブレードおよび筐体の熱膨張を引き起こし2つの間の間隙に影響する可能性がある。また、タービンシャフトの軸方向位置は、順番にタービンブレードの軸方向位置のシフトを起こすさまざまな因子により変化する可能性がある。ブレードの軸方向位置も、運用面およびの環境面の状況の変更に対応するため、意図的に調整するかもしれない。よって、半径方向クリアランスが所望より大きい場合の効率のロスを防ぐため、また筐体およびブレードを損傷するブレードと筐体の間のありうる接触を避けるため、テストまたは作動中、ブレード先端部と筐体の間の半径方向クリアランスを監視するようシステムがしばしば採用される。いくつかのエンジンで、この情報をそれから入力として使用し、動作中のエンジンの半径方向クリアランスを動的に変更することができる。
筐体内に取り付けられたセンサは、タービンブレード先端部と筐体の間の半径方向クリアランスの測定に使用可能である。なお、ブレードと筐体の間の実際のクリアランスの正確な測定は、困難な課題のままである。通常はそのようなセンサは、回転するブレード先端部のアレイの小さな区分を「調査」し、センサは何個のブレード先端部をセンサが「見る。」かによってクリアランス中の変化を読む。変動する厚さの輪郭を有するタービンブレードに関して、しかし、センサ出力は、筐体とブレードの間のクリアランスだけでなくセンサが検出するブレードの特定の面積によっても影響される。よって、センサに示されるブレードの面積はセンサに対する軸方向位置の変化につれて変化するので、現在のセンサの配置は、タービンブレードがセンサに対して軸方向にシフトした場合、正確なクリアランス指標を提供していないかもしれない。
以前のアプローチがさまざまな技術およびセンサ技術を用いて筐体から回転するブレードの半径方向クリアランスの正確な測定を求めた一方で、筐体に対する回転するブレードの軸方向移動の補正は、以前直接対処されていなかった。ほとんどの場合、想定される軸方向移動の範囲にわたってブレードの厚さが「一定」に近い領域にセンサを位置付けることで、問題は「避けられる」。
よって、センサ較正データを用いて回転するタービンブレードの軸方向移動を補正し、ブレード先端部と筐体の間の半径方向クリアランスの正確な測定を提供するシステムおよび方法のニーズが存在する。
1つの態様では、センサおよびセンサ較正データを使用して、筐体に対する変動する厚さの回転するブレードの軸方向シフトを補正する方法が開示される。この方法はブレード通過信号の生成を有してもよく、ここではブレード通過信号の高さが回転するブレードとセンサの間のクリアランスと相関性があり、センサは筐体内または近接して位置決められる。ブレード通過信号の幅は、センサに対して回転するブレードの厚さと相関性がある。回転するブレードとセンサの間の実際のクリアランスは、機械的に測定され、ブレードの所定の軸方向位置の機械的測定値と合わせてブレード通過信号を較正することが可能である。これは、較正リグとブレード配列の正確な表示で実行可能である。これらの測定および較正は、さまざまなクリアランスおよび軸方向位置に関して繰り返してもよく、メモリに格納してもよい。その後の作動および/またはテスト中、回転するブレードの速度およびブレード通過信号の幅をセンサを用いて測り、回転するブレードの厚さおよび軸方向位置を測定することが可能である。これらの値を格納された較正と比較し、センサと回転するブレードの間の実際のクリアランスを測定することができる。
別の態様では、既知の距離をあけた複数のセンサならびにセンサ較正データを使用して、筐体に対する変動する厚さの回転するブレードの軸方向シフトを補正する方法が開示される。この方法は、複数のセンサの出力を、センサに対するブレードの所定の軸方向位置について回転するブレードとセンサの間の機械的に測定されたクリアランスと関連付ける、一連のセンサ較正曲線の生成を有してもよい。較正曲線は、格納してもよい。それぞれのセンサからの出力とともにセンサの間の既知の距離を用いて、一連の曲線の中の特定の格納された較正曲線を選択して、センサに対する回転ブレードの実際の半径方向クリアランスおよび軸方向位置を提供してもよい。これは、順番に、ブレード先端部と筐体の間のクリアランスおよび軸方向位置を示すのに使用できる。
センサを較正する方法が開示される。この方法は、回転可能なブレードに対して複数の位置でセンサを位置決めるステップと、複数の位置のそれぞれにおいてセンサから回転可能なブレードの特性を表すブレード通過信号を生成するステップと、複数の位置のそれぞれにおいてブレード通過信号の特性を回転可能なブレードの特性と関連付けるステップと、関連付けられた特性をメモリ内にセンサ較正データとして格納するステップを含んでもよい。
筐体と関連したセンサを使用して、複数の回転するブレードを表すブレード通過信号を生成するステップと、ブレード通過信号のパルス幅を測定するステップと、ブレード速度を測定するステップと、測定されたブレード通過信号のパルス幅および測定されたブレード速度を用いて、複数の回転するブレードの厚さを測定するステップと、格納された較正データおよび測定されたブレード通過信号のパルス高とともにブレードの厚さを用いて、複数の回転するブレードと筐体の間のクリアランスを得るステップとを含むセンサと複数の回転するブレードの間の半径方向クリアランスを監視する方法。
センサと複数の回転するブレードの間の半径方向クリアランスを監視する方法が公開される。この方法は、筐体に関連した第1および第2のセンサを使用して、複数の回転するブレードを表す第1および第2のブレード通過信号出力を生成するステップと、第1および第2のブレード通過信号出力を格納された較正データと比較して、格納された較正データは、それぞれのセンサに対する複数の回転するブレードの既知の軸方向位置を筐体と複数の回転するブレードの間の既知のクリアランスと関連付ける複数の較正曲線を有し、近接した較正曲線の間の差は第1および第2のセンサの間の既知の距離(デルタ)に等しいステップと、第1および第2のブレード通過信号出力、格納された較正データおよび既知のデルタを用いて、複数の回転するブレードと筐体の間の、第1および第2のセンサのそれぞれに同一の共通のクリアランスを測定するステップを有してもよい。
添付の図は、本出願の原理の実際的適用のため、今まで考案され開示されたシステムおよび方法の例示的な実施形態を示す。
例示的なガスタービンの断面図である。 例示的なブレード、シャフト、筐体およびセンサの相対的な位置を示す、タービンの内部部分の側面図である。 センサに示されるようなブレードの変動する厚さの輪郭を示す、図2の線3−3に沿った図2のブレード先端部の端面図である。 センサに対するブレードの軸方向位置の関数として、図2のブレードの厚さを示すグラフである。 例示的な回転するブレードを検出するセンサの生出力を示す例示的なブレード通過信号(BPS)である。 例示的なブレード、タービンシャフト、筐体、および一対のセンサの相対的な位置を示す、タービンの内部部分の側面図である。 センサとブレード先端部の間で機械的に測定された半径方向クリアランス(ミリメートル)と、センサからの出力(ボルト)の間の相関を示す、図2のブレードの所定の軸方向位置に関する例示的な較正曲線である。 センサに対する図2のブレードの異なる軸方向位置に関する例示的な一連の較正曲線である。 図2のブレードとセンサの間のさまざまな軸方向オフセットの、センサ出力と半径方向クリアランスの間の相関を示す他の例示的な一連の較正曲線である。 センサに対する図2のブレードの所定の軸方向位置のさらなる例示的な一連の較正である。 センサ出力、回転するブレード先端部からセンサへ機械的に測定された半径方向クリアランス、およびセンサに対する回転するブレードの軸方向位置の間の相関を示す、3次元の例示的な一連の較正曲線を表すグラフである。 開示された方法の実施形態による、例示的な論理フローを示すフローチャートである。 開示された方法の実施形態による、他の例示的な論理フローを示すフローチャートである。 開示された方法の実施形態による、さらなる例示的な論理フローを示すフローチャートである。
図1は、タービン1の例示的な部分の断面図を示す。そのようなタービンは、通常は、筐体16、複数の回転可能なブレード18および複数のブレードが取り付けられたロータ19を有する。動作時には、ブレード18を通過するガスが、ブレードに長手方向の軸A−Aの周りでロータ19を回旋させる。見ることができるように、間隙20は、ブレード18の先端部と筐体16の内側表面21の間に存在する。また見ることができるように、筐体16の内側表面21が長手方向の軸A−Aに対して傾斜するよう、筐体16はタービンステージ内で円錐の形状を持つ。図示しないが、コンプレッサステージも円錐の形状を持ってもよい。ブレード18の先端部は、筐体とブレードの先端部を横切るブレードの間に実質的に均一の間隙20を設けるよう、傾斜していてもよい。そのようなタービンの効率的作動は、ブレードの周りのガスの迂回を最小化するように、ブレード18と筐体16の内側表面21の間の間隙20を最小化することにかかっていることが理解されるだろう。この間隙を最小化するこのニーズは、もちろん、ブレードと筐体の間の接触を防ぐニーズとバランスを取らなければならない。筐体、ブレードおよびロータの複合体の幾何学構造、およびタービンが通常は高温で作動する事実を検討することにより、個々のタービン構成要素の別々の膨張が間隙に影響を及ぼすことがありえ、タービン性能に影響を及ぼしうる。よって、広範囲のタービン作動の間、間隙を正確に監視可能にするため、システムおよび方法が開示される。システムは、実質的にあらゆるブレードシステムで使用が可能で、広範囲のガスおよび蒸気タービンを含み、さらにコンプレッサおよびタービンステージを含む全てのブレード配列のステージにおいて使用可能であり、さらにインペラ、ターボチャージャ、ファンなどを有する。
1つの実施形態では、タービン1は発電所の適用に使用されるタイプのものである。理解されるように、ブレードと筐体の間のクリアランスの正確な監視の提供は、最初の性能テストならびに通常作動の間の利点となりうる。例えば、タービン製造者によるタービンの最初の性能テストの間、この開示されたシステムおよび方法を採用して、テスト要員がブレードが筐体に影響しようとしている指標が出るときにテストの中止を可能にしてもよい。
通常作動中、システムおよび方法を、温間再始動を容易にするために使用してもよい。理解されるように、発電所で使用されるタービンは、ユーザのエネルギー需要によりしばしばシャットダウンおよび始動される。タービンがシャットダウンされるとき、(例えばエネルギー需要が減少した場合)筐体はブレードより速い速度でクールダウンするかもしれない。この異なる収縮は、筐体とブレードの間の間隙20を所望の値未満に縮小させる状態を引き起こす可能性がある。よって、シャットダウンの後、タービンが特定の時間内に再始動されない場合、ほぼ完全に冷却されるまで再始動が不可能である。この実行は、筐体またはブレードの故障を起こしうるとても小さな筐体/ブレード間隙でタービンが再始動されないことを確実にする。この待機時間は実質的に時間遅延を示す可能性があり、遅延時間中ユーザエネルギー需要が増加する場合は(すなわちタービンを作動中にすることが望ましいであろう場合は)問題となりうる。筐体とブレードの間の間隙20の明確な測定値を提供することにより、所望の筐体/ブレード間隙が再始動前に存在することを操作者に確信させることで、この開示されたシステムおよび方法を使用でき、より速いタービン再始動を容易にする。このようにして、再始動遅延は最小化されうる。
このシステムおよび方法は、筐体とブレードの間の所望の間隙20を保持するため、作動中タービン1の部分を操作するのにも使用が可能である。例えば、筐体は、加熱または冷却して所望の間隙を保持することが可能である。代わりに、ブレードの軸方向位置を調整して所望の間隙を保持することが可能である。
図2は、センサ12、筐体16、ブレード18およびロータ19を備える例示的なブレードクリアランス監視システム10を示す。例示的なタービンについて記載を進めるが、それは開示されたシステムおよび方法の単に例示的な実施であり、他の適用が想定されることが理解されるだろう。よって、システムは広範囲のガスおよび蒸気タービンで、およびコンプレッサおよびタービンステージを含む全てのブレード配列のステージにおいて、およびインペラターボチャージャ、ファンなどを含んで使用が可能である。センサ12は、それに関連する不揮発性メモリ14を有するプロセッサ13に接続してもよい。図示しないが、さまざまな信号処理構成要素を、センサ12により生成された信号の処理のため、プロセッサ13に関連付けてもよい。
センサ12は、1つの物理的パラメータ内で変化する対象を測定するのに適切なさまざまなセンサタイプのいずれであってもよいが、他においても少し変化があってもよい。適切なセンサタイプの非限定のリストは、容量センサ、渦電流センサ、レーダセンサ、レーザセンサなどを含む。1つの例示的な実施形態では、容量検出配列が使用され、そこでは、センサ12、ブレード18およびブレードと筐体16の間の間隙20が平行板キャパシタを形成する。よって、センサ12は第1の電極を備え、ブレード18は第2の電極を備え、間隙20は誘電体としてはたらく。このように配置され、センサ12は静電容量を検出し、これはセンサ12とブレード18の間の間隙20のサイズによって決まる。静電容量の測定により、センサ12とブレード18の間の距離(間隙20)が得られる。センサ12が筐体16の中または上に据え付けられているので、ブレード18とセンサ12の間の距離の測定が、ブレード18と筐体16の間の距離の測定を容易にしうる。
示されたケースでは、以下の静電容量方程式により静電容量の測定が可能である。
C=ΕrΕ0A/d (1)
ここで、
C=静電容量
Εr=電極間の誘電体(すなわち空気)の比誘電率
Ε0=自由空間の誘電率
A=電極が重なる面積
d=電極間隔
Εr、Ε0およびAはAは一定と仮定すると、Cはdと逆比例の関係である。
図2を参照すると、間隙20は静電容量方程式(1)の電極間隔”d”と相関性がある。
図3は、センサ12から「見られる」ような、例示的なブレード18の端面図である。見ることができるように、ブレード18は変動する厚さ”T”と、湾曲した、または「涙形の」、相対的に厚い中央区画18a、および一対の相対的に薄い端部区画18bを持つ断面を有する。前に述べたように、個々のブレード18はシャフト19に接合される。前に述べたように、作動中シャフトは長手方向の軸A−Aに沿って軸方向に移動してもよい。ブレード18がシャフトに据え付けられているので、ここの移動は個々のブレード18を同様に長手方向の軸A−Aに沿って軸方向に移動させる。センサ12が筐体16の中または上に据え付けられているので、この軸方向移動はブレード18をセンサ12に対し軸方向にシフトする。ブレード18は非統一の厚さがあり、よって軸のシフトはセンサ12にセンサに対するブレードの軸方向位置に応じて決まる異なるブレードの厚さを「見」させることになる。この厚さの変動は重なり合う面積”A”の変化を引き起こし、よってセンサ12により測定された静電容量の変化を引き起こし、よって間隙20の大きさの測定において所望される正確性を提供するためには、そこを把握しなければならない。
図3は、センサ12に対してブレード18の種々の軸方向位置においてセンサ12に検出されるであろうような、ブレード18の厚さ”T”を示す電極が重なる面積24を示す。この電極が重なる面積24は、静電容量方程式(1)の同一名の変数”A”に対応する。電極が重なる面積24がセンサ12に示されるブレード18の厚さ“T”に対応するので、ブレード18の厚さ“T”はセンサ12に対してブレード18の唯一の軸方向位置と相関性を有しうる。静電容量方程式(1)の“A”の値も、従ってブレード18の唯一の軸方向位置と相関性を有しうる。
図4は、センサ12に対するブレード18の軸方向位置の関数としてのブレード18の厚さ“T”のプロットである。見ることができるように、ブレード18の個々の厚さ“T”の値は、センサ12に対するブレード18の唯一の軸方向位置と相関性がある。よって、ブレード18の厚さ“T”が既知であれば、それからブレード18の軸方向位置は容易に測定される。
図5は、回転するブレード18を検出するときのセンサ12からの未処理の出力の例を示す。信号は、まとめて「ブレード通過信号」(BPS)としても呼ばれる一連のパルス100として表れる。示された実施形態で、それぞれのパルス100は、ブレード18がセンサ12のそばを通るときの静電容量の変化を示す。センサ12を較正するため、パルス100の振幅102が測定され、センサ12に対するブレード18のさまざまな異なる軸方向位置および厚さに対し実際の半径方向の間隙20の機械的測定値に関連付けられる。この機械的測定は、ブレード18とセンサ12の間の半径方向間隙20の非常に精密および正確な値を得て特定のパルス振幅に関連付けることができるよう、テストベッドで実行することができる。較正プロセスは、ブレード18の所望の数の異なる軸方向位置および厚さに実行でき、結果として生じる較正データは不揮発性メモリ14(図2)内に格納が可能である。
BPSパルス100の幅104は、センサ12のサイズ、ブレード18の厚さ、およびブレード18がセンサ12を通過する速度の関数である。センサ12のサイズは既知であり、ブレード18の通過速度は、回転信号につき1回の計算またはパルス計数により測定が可能であるので、ブレード18の厚さは、図5に見られるように、パルス幅104に関連しうる。ブレード通過信号のパルス100の幅104の測定により、センサ12に示されたブレード18の厚さを測定することが可能である。これは、順番に、図4に示されたデータを用いてブレード18の実際の軸方向位置を測定するのに使用が可能である。ブレード18の実際の軸方向位置を予め収集された較正データと比較することにより、ブレード18と筐体16の間の実際の半径方向クリアランス20の測定が可能である。
図6は、第1および第2のセンサ120、140、筐体160、ブレード180およびロータ190を備える、ブレード先端部クリアランス測定機器110のさらなる実施形態を示す。この実施形態では、第1のセンサ120は第2のセンサ140から筐体160内を既知の距離“δ”の分、軸方向にずらされる。第1のセンサ120は第2のセンサ140から筐体160内を既知のデルタδの分、半径方向にずらしてもよい(図示せず)ことが理解されるだろう。
図2の実施形態のように、第1および第2のセンサ120、140は、1つの物理的パラメータで主として変化するが他でもわずかに変化する可能性がある対象を測定するのに使用されるさまざまなセンサタイプのいずれであってもよい。適切なセンサタイプの非限定のリストは、容量センサ、渦電流センサ、レーダセンサ、などを含む。また、示される実施形態は2つのセンサを使用するが、3つ以上のセンサの使用が可能であることも理解されるだろう。また、異なるタイプのセンサを共に使用してもよい(例えば容量センサと渦電流センサ)。
センサ120、140は、筐体160の内側表面210と同一面内に据え付けてもよい。代わりに、センサを内側表面210から離して筐体160内に置いてもよい。1つの非限定の例示的な実施形態では、センサは筐体内に約1.25mm奥まった位置にある。別の実施形態では、第1および第2のセンサは、筐体内に別の距離分奥まった位置にある。例えば、第1のセンサ120は筐体内に約0.5mm奥まった位置にあってもよく、一方、第2のセンサ140は筐体内に約1.25mm奥まった位置にあってもよい。
1つの例示的な実施形態の単一センサの実施形態のように、第1および第2のセンサ120、140は、回転ブレード180と関連するガス間隙200、220を組み合わせて、平行板キャパシタをそれぞれ形成することが可能である。この実施形態では、第1のセンサ120は、第1のセンサ120とブレード180の間の間隙200によって決まる静電容量を測定し、一方、第2のセンサ140は、第2のセンサ140とブレード180の間の間隙220によって決まる静電容量を測定する。再度、前述した静電容量式(1)により静電容量を測定してもよい。よって、第1のセンサ120に対し、静電容量方程式(1)で間隙200は電極間隔“d”と相関性がある。同様に、第2のセンサ140に対し、静電容量方程式(1)で間隙220は電極間隔“d”と相関性がある。
再び図3を参照すると、第1のセンサ120または第2のセンサ140のどちらかに示されるようなブレード180の輪郭が示されている。電極が重なる面積240は、第1のセンサ120または第2のセンサ140により検出されるブレード180の部分を示し、静電容量方程式(1)の同一名の変数Aに対応する。電極が重なる面積240は第1のセンサ120または第2のセンサ140のどちらかに示されるブレード180の輪郭に対応するので、静電容量方程式(1)のAの値もブレード180の異なる軸方向位置に対して変化する。
第1のセンサ120および第2のセンサ140は、単一のセンサ実施形態について記載したのと同様の方法で、ブレード180の複数の既知の軸方向位置および複数の既知の半径方向位置に対してそれぞれ較正することが可能である。図7は、第1のセンサ120または第2のセンサ140のどちらかと、第1のセンサ120または第2のセンサ140のどちらかの出力に関連して機械的に測定されたブレード180の半径方向クリアランスの間の相関を示す、ブレード180の特定の軸方向位置に対する較正曲線を示す。示された実施形態で、センサ出力は電圧で表わされる。これは重要ではなく、他の適切な電気特性も使用しうることが理解される。
図8は、それぞれがブレード180と第1または第2のセンサ120、140のどちらかの間の特定の軸方向オフセットと関連した、一連の較正曲線を示す。図示では、軸方向オフセットは−6ミリメートル(mm)から+6mmの範囲であり、それぞれの曲線は2mmの増分の特定の軸方向オフセットを表し、0mmのオフセットがセンサ120、140が「調査する」だろうと予測されるブレード180の任意のポイントである。図は、そのセンサ120、140に関連してブレード180の機械的に測定された半径方向クリアランスとセンサ120、140の出力の間の相関が、センサ120、140に対するブレード180の軸方向位置によってどのように決まるかを示す。較正曲線は、−6mmから6mmまでの範囲で、2mmの増分で、第1または第2のセンサ120、140のどちらかに関連したブレード180のずれを示し、ここで、0ポイントは第1のセンサ120または第2のセンサ140が調査するであろうと予測されるブレード180の任意のポイントである。見られるように、実施形態では、センサ120またはセンサ140のどちらかの出力は、電圧またはブレード180の物理状態に相関性があるかもしれないいずれの他の適切な電気特性で出されてもよい。そのような較正曲線は、第1のセンサ120および第2のセンサ140に対するブレード180の所定の軸方向位置について生成および格納される。タービンのテストまたは作動中、第1または第2のセンサ120、140からの出力および第1または第2のセンサ120、140に対するブレードの既知の軸方向位置に基き、較正曲線を筐体160とブレード18の間の間隙200を測定するために使用してもよい。
図9Aは一連の較正曲線の例を示し、ここでは、それぞれの曲線が、ブレード180と第1または第2のセンサ120、140のどちらかの間の特定の軸方向オフセットと関連している。図示では、軸方向オフセットは−6mmから+6mmの範囲である。この場合もやはり、0mmのオフセットがセンサ120、140が「調査する」であろうと予測されるブレード180の任意のポイントである。1つの例では、タービンのテストまたは作動中、第1のセンサ120は4.0Vの出力信号を発してもよく、これは図9Aに示されるように0.7mm(+6mmの軸方向位置に関連)から0.855mm(−6mmの軸方向位置に関連)の間のあらゆる半径方向クリアランス値を有する間隙200に対応する。このプロットから明確に分かるように、同一のセンサ出力値であっても、第1または第2のセンサ120、140に対するブレード180の実際の軸方向位置によって、間隙200は実質的に異なる可能性がある。
第1および第2のセンサ120、140の両方からの測定値を得てこれらの測定値を図9Bの較正曲線と比較することにより、ブレード180の実際の軸方向位置および第1および第2のセンサ120、140の両方に対する半径方向クリアランスが測定可能である。図9Bは、第1および第2のセンサ120、140に対するブレード180の一連の軸方向較正曲線を、第1および第2のセンサ120、140に対するブレード180の実際の軸方向および半径方向位置を正確に測定するのにどのように使用できるかを示す。
タービン作動またはテスト中、第1および第2のセンサ120、140は個別の測定値を出す。例えば、第1のセンサは4.0Vの測定値を出してもよく、これは前述したように、図9Aに見られるように第1のセンサ120に対するブレード180の軸方向位置による0.7mmから0.855mmまでの範囲の間隙200に対応する。第2のセンサ140は4.2Vの測定値を出してもよい。第1および第2のセンサの間の軸方向の間隔(デルタδ)は既知である(設置の間測定可能である)ので、それで図9Bの一連の較正曲線のうちただ一対の較正曲線が、これらのセンサ出力値が既知であるとき、同一の「クリアランス」値に対応する。
図9Bに関して例が示されている。図9Bの近接した曲線の差は、既知デルタ(δ)(すなわち2mm)に等しい。この例で、第1のセンサ120は4.0Vの測定値を提供し、第2のセンサ140は4.2Vの測定値を提供する。適切なブレード「クリアランス」(図9Bの水平軸)を測定するため、第1の曲線の第1のセンサ120の出力が、直近の曲線の第2のセンサ140の出力に対応するクリアランスと同一のクリアランスの結果となる、一対の近接した曲線を識別しなければならない。すなわち、第1の曲線の4.0Vの測定値に関連するクリアランスは、直近の曲線の4.2Vの測定値に関連するクリアランスと同一でなければならない。図9Bの実施形態で、曲線“(I)”および“(II)”がこの基準を満たし、よって適切な曲線として選択される。見ることができるように、関連した曲線のこれらの出力値のそれぞれにより範囲が定まったクリアランスは、約0.75mmである。すなわち、曲線“I”の4.2Vの地点から引かれた垂直線(点線“(a)”)は、直近の曲線“II”の4.0Vの地点を通り、また水平(すなわちクリアランス)軸の(およそ)0.75mmの地点を通る。(点線“(b),”“(c)”および“(d)”で識別される)他の可能な組み合わせは前述の基準を満たさず、よって開示された方法による正しい曲線の対の結果にはならない。
数学的に、適切な対の直近の曲線の連立解法は、以下の論理によりすすめることができる。
軸方向位置の既知のデルタ(δ)を前提とする場合

(1) V120=F120(クリアランス120,軸方向位置120)
(2) V140=F140(クリアランス140,軸方向位置140)

(ここで、F120およびF140は関数(すなわち較正曲線で表わされる関数)である)

(3a) 仮定:クリアランス120=クリアランス140=クリアランス
(4a) 事実:軸方向位置120=軸方向位置140−(δ)

従って、
(5a) V120=F120(クリアランス,軸方向位置140−(δ))
(6a) V140=F140(クリアランス,軸方向位置140)

また、
V120、V140、F120、F140およびδが与えられると、ステップ(5a)および(6a)を、クリアランスおよび軸方向位置140について解くことができる。
半径方向クリアランスの既知のデルタ(δ)を前提とする場合

(3b) 仮定:クリアランス120=クリアランス140−(δ)
(4b) 事実:軸方向位置120=軸方向位置140=軸方向位置
(5b) V120=F120(クリアランス140−(δ),軸方向位置)
(6b) V140=F140(クリアランス140,軸方向位置)

V120、V140、F120、F140および(δ)が与えられると、ステップ(5b)および(6b)を、クリアランス140および軸方向位置について解くことができる。
図10は、3次元の一連の較正曲線の例を示し、ブレード180と第1または第2のセンサ120、140の間の機械的に測定された間隙200(「クリアランス」)と、センサに対するブレード180の所定の軸方向位置のセンサからの出力の間の相関を示す。示されるグラフは−6mmから+6mmの範囲の軸方向オフセットに及び、ここで0mmのポイントは第1のセンサ120または第2のセンサ140が「調査する」だろうと予測されるブレード180の任意の位置である。
ここで図11Aを参照して、開示されたシステムを用いた例示的な方法を詳述する。ステップ1000で、センサが複数の回転するブレードに対して第1の位置に位置決められる。ステップ1100で、ブレード通過信号がセンサにより生成される。ブレード通過信号は、回転するブレードの特性を表すパルス高およびパルス幅をそれぞれ持つ複数のパルスを有する。ステップ1200で、パルス高およびパルス幅が、複数の回転するブレードの軸方向位置、複数の回転するブレードのそれぞれの厚さ、およびセンサと複数の回転するブレードの間のクリアランスのうち少なくとも1つに関連付けられる。ステップ1300で、関連付けられたパルス高およびパルス幅データが、軸方向位置、厚さおよびクリアランスに関連してセンサ較正データとしてメモリに格納される。ステップ1400で、センサ較正が完了しているかどうか判断がなされる。答えがイエスであれば、それからプロセスはステップ1500で終了する。しかし、答えがノーであれば、それからステップ1600でセンサが複数の回転するブレードに対して第2の位置に位置決められる。方法はそれからステップ1100に戻り、そこから進む。
図11Bを参照して、開示されたシステムを用いた第2の例示的な方法を詳述する。ステップ2000で、筐体に関連したセンサが複数の回転するブレードを表すブレード通過信号を生成し、ブレード通過信号は複数のパルスを有し、それぞれのパルスはパルス高およびパルス幅を有する。ステップ2100で、ブレード通過信号のパルス幅およびブレード速度(ブレード間距離のブレード測定または「1回転毎に1回」信号の使用のどちらかによる)が測定される。ステップ2200で、測定されたブレード通過信号のパルス幅およびブレード速度から、ブレードの厚さが測定される。ステップ2300で、格納された較正データおよび測定されたパルス高とともにブレードの厚さが使用され、複数の回転するブレードと筐体の間のクリアランスが測定される。プロセスはそれからステップ2000に戻り、繰り返す。
図11Cを参照して、開示されたシステムを用いた第3の例示的な方法を詳述する。ステップ3000で、筐体に関連した第1および第2のセンサが第1および第2のブレード通過信号出力を生成し、第1および第2の出力は複数の回転するブレードを表す。ステップ3100で、第1および第2のブレード通過信号出力は格納された較正データと比較され、格納された較正データは、(それぞれのセンサに対する)複数の回転するブレードの既知の軸方向位置を、筐体と複数の回転するブレードの間の既知のクリアランスと関連付ける複数の較正曲線を有する。1つの実施形態では、近接した較正曲線間の差は、第1および第2のセンサの間の既知の距離(すなわち既知の(デルタδ))に等しい。ステップ3200で、第1および第2の出力および既知のデルタは、複数の回転するブレードと筐体の間の共通のクリアランスを解くため使用される。プロセスは、それからステップ3000に戻る。
開示されたシステムのいくつかの実施形態は、例えば、機械により実行する場合は機械に本開示の実施形態による方法および/または動作を実行させてもよい指示または指示のセットを格納してもよい記憶媒体、コンピュータ可読な媒体または製造の物品を用いて実施してもよい。そのような機械は、例えば、任意の適切な処理プラットフォーム、計算プラットフォーム、計算装置、処理装置、計算システム、処理システム、コンピュータ、プロセッサ、などを有してもよく、任意の適切なハードウェアおよび/またはソフトウェアの組み合わせを用いて実行してもよい。コンピュータ可読な媒体または物品は、例えば、任意の適切なタイプのメモリユニット、メモリ装置、メモリ物品、メモリ媒体、記憶装置、記憶物品、例えば、メモリ(非一過性メモリを含む)、着脱可能または着脱不可媒体、消去可能または消去不可媒体、書き込み可能または再書き込み可能媒体、デジタルまたはアナログ媒体、ハードディスク、フロッピーディスク、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)、記録可能コンパクトディスク(CD−R)、再書込み可能コンパクトディスク(CD−RW)、光ディスク、磁気媒体、光磁気媒体、着脱可能メモリカードまたはディスク、種々のタイプのデジタル汎用ディスク(DVD)、テープ、カセット、などの記憶媒体および/または記憶ユニットを含んでもよい。指示は、ソースコード、コンパイルされたコード、解釈実行コード、実行可能コード、静的コード、動的コード、暗号化コードなどのような、任意の適切な高レベル、低レベル、オブジェクト指向、ビジュアル、翻訳されたおよび/または解釈実行プログラミング言語を用いて実行される、任意の適切なタイプのコードを有してもよい。
本開示のある実施形態を記載したが、本開示がこれらに限定されることを意図するものではない。むしろ、本開示は当業界が許容するような広い範囲であり、本明細書も同様に読まれることを意図する。そのようなものとして、前述の記載は限定するものではなく、単に特定の実施形態の例として解釈されるべきである。当業者は、本明細書に添付の請求項の範囲および趣旨内の他の改良を想定するであろう。記載された実施形態へのそのような修正および変更は、添付の請求項に定義されるような本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく可能である。従って、本発明は記載された実施形態に限定されず、後述の請求項の文言、およびその等価物により定義される十分な範囲を有することを意図する。
なお、好ましい構成態様として、本発明を次のように構成することもできる。
1. 回転可能なブレードに対して複数の位置でセンサを位置決めるステップと、
前記複数の位置のそれぞれにおいて、前記センサから前記回転可能なブレードの特性を表すブレード通過信号を生成するステップと、
前記複数の位置のそれぞれにおいて前記ブレード通過信号の特性を前記回転可能なブレードの前記特性と関連付けるステップと、
関連付けられた前記特性をメモリ内にセンサ較正データとして格納するステップと、を有する、
センサを較正する方法。
2. 前記回転可能なブレードの前記特性が、前記センサに対する前記回転可能なブレードの軸方向位置、複数の前記回転可能なブレードの厚さ、および前記センサと前記回転可能なブレードの間の半径方向クリアランスのうち少なくとも1つである、上記1に記載の方法。
3. 前記ブレード通過信号の前記特性が、パルス高およびパルス幅のうち少なくとも1つである、上記2に記載の方法。
4. 前記複数の位置での前記センサの前記位置決めのステップが、前記回転可能なブレードに対する複数の軸方向位置での前記センサの位置決めを含む、上記1に記載の方法。
5. 前記複数の位置での前記センサの前記位置決めのステップが、前記センサから複数の半径方向距離における前記センサの位置決めを含む、上記1に記載の方法。
6. 前記複数の位置での前記センサの前記位置決めのステップが、前記センサと前記回転可能なブレードの間の半径方向クリアランスの測定を含む、上記1に記載の方法。
7. 前記複数の位置での前記センサの前記位置決めのステップが、前記センサと前記回転可能なブレードの間の軸方向オフセットの測定を含む、上記1に記載の方法。
8. 前記センサの前記位置決めのステップが、距離δで互いからずらされた第1および第2のセンサの位置決めを含み、前記複数のセンサのそれぞれは複数の回転するブレードの特性を表す前記ブレード通過信号を生成し、前記複数の位置のそれぞれにおいて前記ブレード通過信号の前記特性を前記回転可能なブレードの特性と関連付けるステップが、
前記第1のセンサからの前記ブレード通過信号、前記第2のセンサからの前記ブレード通過信号、および距離δの関連付け、および、関連付けられたデータのメモリ内への格納を含む、上記1に記載の方法。
9. 前記センサの前記位置決めのステップが、前記センサ、前記回転可能なブレード、およびそこの間に形成されるガス間隙が、平行板キャパシタを形成するような前記センサの位置決めを含む、上記1に記載の方法。
10. 前記センサが、容量センサ、渦電流センサ、レーザセンサおよびレーダセンサからなるリストから選択される、上記1に記載の方法。
11. 前記センサの前記位置決めのステップがタービン筐体内の前記センサの位置決めを含み、かつ前記回転可能なブレードが複数の回転可能タービンブレードを有する、上記1に記載の方法。
12. 筐体と関連したセンサを使用して、複数の回転するブレードを表すブレード通過信号を生成するステップと、
前記ブレード通過信号のパルス幅を測定するステップと、
ブレード速度を測定するステップと、
測定された前記ブレード通過信号の前記パルス幅および測定された前記ブレード速度を用いて、前記複数の回転するブレードの厚さを測定するステップと、
格納された較正データおよび測定された前記ブレード通過信号のパルス高とともに前記ブレードの厚さを用いて、前記複数の回転するブレードと前記筐体の間のクリアランスを得るステップと、を含む、
センサと複数の回転するブレードの間の半径方向クリアランスを監視する方法。
13. 前記格納された較正データが、前記センサに対する前記複数の回転するブレードの複数の軸方向位置において、前記センサと前記複数の回転するブレードの間の前記半径方向クリアランスを表すデータを有する、上記12に記載の方法。
14. 前記センサ、回転可能なブレード、およびそこの間に形成されるガス間隙が、平行板キャパシタを有する、上記12に記載の方法。
15. 前記センサが、容量センサ、渦電流センサ、レーザセンサおよびレーダセンサからなるリストから選択される、上記12に記載の方法。
16. 前記センサがタービン筐体内に位置決められ、かつ前記複数の回転するブレードが複数の回転するタービンブレードを有する、上記12に記載の方法。
17. 筐体に関連した第1および第2のセンサを使用して、複数の回転するブレードを表す第1および第2のブレード通過信号出力を生成するステップと、
前記第1および第2のブレード通過信号出力を格納された較正データと比較して、前記格納された較正データは、それぞれの前記センサに対する前記複数の回転するブレードの既知の軸方向位置を、前記筐体と前記複数の回転するブレードの間の既知のクリアランスと関連付ける複数の較正曲線を有し、近接した前記較正曲線の間の差は前記第1および第2のセンサの間の既知の距離(デルタ)に等しいステップと、
前記第1および第2のブレード通過信号出力、前記格納された較正データおよび前記既知のデルタを用いて、前記複数の回転するブレードと前記筐体の間の、前記第1および第2のセンサのそれぞれに同一の共通のクリアランスを測定するステップと、を有する、
センサと複数の回転するブレードの間の半径方向クリアランスを監視する方法。
18. 前記第1および第2のセンサ、回転可能なブレード、およびそこの間に形成されるそれぞれのガス間隙が、平行板キャパシタを有する、上記17に記載の方法。
19. 前記第1および第2のセンサが、容量センサ、渦電流センサ、レーザセンサおよびレーダセンサからなるリストから選択される、上記17に記載の方法。
20. 前記第1および第2のセンサがタービン筐体内に位置決められ、かつ前記複数の回転するブレードが複数の回転するタービンブレードを有する、上記17に記載の方法。

Claims (5)

  1. 筐体と関連したセンサを使用して、複数の回転するブレードを表すブレード通過信号を生成するステップと、
    前記ブレード通過信号のパルス幅を測定するステップと、
    ブレード速度を測定するステップと、
    測定された前記ブレード通過信号の前記パルス幅および測定された前記ブレード速度を用いて、前記複数の回転するブレードの厚さを測定するステップと、
    格納された較正データおよび測定された前記ブレード通過信号のパルス高とともに前記ブレードの厚さを用いて、前記複数の回転するブレードと前記筐体の間のクリアランスを得るステップと、を含む、
    センサと複数の回転するブレードの間の半径方向クリアランスを監視する方法。
  2. 前記格納された較正データが、前記センサに対する前記複数の回転するブレードの複数の軸方向位置において、前記センサと前記複数の回転するブレードの間の前記半径方向クリアランスを表すデータを有する、請求項に記載の方法。
  3. 前記センサ、回転可能なブレード、およびそこの間に形成されるガス間隙が、平行板キャパシタを有する、請求項に記載の方法。
  4. 前記センサが、容量センサ、渦電流センサ、レーザセンサおよびレーダセンサからなるリストから選択される、請求項に記載の方法。
  5. 前記センサがタービン筐体内に位置決められ、かつ前記複数の回転するブレードが複数の回転するタービンブレードを有する、請求項に記載の方法。
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