JP6071635B2 - レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法 - Google Patents

レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6071635B2
JP6071635B2 JP2013035199A JP2013035199A JP6071635B2 JP 6071635 B2 JP6071635 B2 JP 6071635B2 JP 2013035199 A JP2013035199 A JP 2013035199A JP 2013035199 A JP2013035199 A JP 2013035199A JP 6071635 B2 JP6071635 B2 JP 6071635B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
cooling
engine
spark plug
plug
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013035199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014163292A (ja
Inventor
柚木 晃広
晃広 柚木
石黒 達男
達男 石黒
和郎 堀田
和郎 堀田
小田 裕司
裕司 小田
川添 浩平
浩平 川添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2013035199A priority Critical patent/JP6071635B2/ja
Publication of JP2014163292A publication Critical patent/JP2014163292A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6071635B2 publication Critical patent/JP6071635B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/30Use of alternative fuels, e.g. biofuels

Landscapes

  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)

Description

本発明はレーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法に関し、特には、レーザ点火プラグ自体を、装置における既存の冷却系統を利用して冷却することで、レーザ点火プラグの出力エネルギーの向上を図った、レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法に関するものである。
従来、予混合希薄燃焼ガスエンジンにおいては、希薄混合ガスの着火燃焼を促進するため、通常、副室に装着した点火プラグによって該副室内の濃混合比ガスに点火して着火し、該着火火炎を主燃焼室内の希薄混合気中に噴出せしめて主燃焼させる点火プラグ着火方式、並びに、副室に装着したパイロット燃料噴射弁によって該副室内の混合ガス中にパイロット燃料を噴射して着火し、該着火火炎を主燃焼室内の希薄混合気中に噴出せしめて主燃焼させるパイロット燃料噴射着火方式が多く用いられている。
しかしながら、通常の点火プラグ着火方式では、経年変化の影響により着火性能が低下し易く,また前記パイロット燃料噴射着火方式は、構造が複雑化し、加えて、TDC(上死点)近傍でストイキな状態の混合ガスに着火させることからNOxの発生は避けられない。
そこで、近年では、自動車エンジン用の着火手段として提案、開発が進められている、レーザ着火方式がある。かかるレーザ着火方式で用いられるレーザ点火プラグは、構造として、レーザ光を出力するレーザ発振器と、レーザ発振器から出力されるレーザ光を導入して副燃焼室内においてレーザ光を集束するレンズ系が内蔵されている。かかるレーザ点火プラグから、レーザを混合気に向けて出射することで、ブレークダウンを起こして高温のプラズマを生成する。その熱エネルギーにより、混合気に着火し副燃焼室内で火炎伝播燃焼が生じる。これにより、燃焼ガスがトーチとなって、主燃焼室に流出し、トーチ燃焼および火炎伝播燃焼で主燃焼室が燃焼する。このようにレーザ着火方式では、ストイキな状態の混合ガスに比較して、はるかに低い混合比の希薄混合ガスで着火が行われるので、NOxの発生を抑えた燃焼を可能としている。
そこで本出願人は、特許文献1のように、レーザ着火方式の特徴を取り入れたエンジン着火装置を提案している。すなわち特許文献1は、レーザ光を燃焼室表面に固定されたターゲットに照射してプラズマ着火を発生させるレーザ着火方式で、レーザ発振器とピストン表面上に設けた1個のターゲットとの間のレーザ光の光路内にエンジン回転によってレーザ光を常時ターゲット上に照射できるように焦点可変装置を装備している。
これにより、エンジン回転によってレーザ光を常時ターゲット上に照射できるように焦点可変装置を作用させて、レーザ光を常にシリンダ内の所定位置に集光させることで、エンジンの全回転数において常に正確な着火を可能としている。
また本出願人は、特許文献1の技術をさらに進めて、特許文献1の技術的課題を克服した特許文献2のレーザ着火式エンジンを提案している。
特許文献2では、固体ターゲット表面がレーザ光によるプラズマで高温になることから固体ターゲットが損耗することを防止するために、燃焼室内に加圧水を噴射して水噴霧ターゲットを形成する技術を開示している。
これにより、固体ターゲットの損耗及び交換が皆無となり、ターゲットの機能を安定的に保持して良好なレーザ光着火燃焼を達成している。
ところで、レーザ点火プラグシステムは、例えばコントローラからの指令により半導体ドライバを通じて発振器を作動させ、レーザ発振を行う構成となっている。
かかるレーザ点火プラグシステムにおいて、レーザ点火プラグシステムを構成する半導体ドライバ、発振器などは、自身の温度によってレーザ出力が変動するため、所定のレーザ出力を得るためには、半導体ドライバ、発振器の温度管理が必要である。
ここで半導体ドライバを説明すると、半導体ドライバは、YAGレーザを励起させる光を出射する装置である。YAG結晶の励起光の吸収率の高い波長は808.5nm付近にあり、このピーク波長を安定して出射するためには、半導体ドライバは、温度条件(20〜25℃)を満たす必要がある。半導体ドライバが温度条件から外れて温度調整がなされると、発振効率が低下して、レーザ出力も低下するからである。
一方、発振器において、レーザ発振を担う成分(YAGレーザではNd)では、電子が上順位から下順位に落ちる際のエネルギー差により光子が放出されることで発振が起こる。このときレーザ発振を担う成分の温度が高いと、存在する電子の状態にばらつきが多くなってレーザ発振に寄与する数が少なくなり、レーザ発振効率が低下する。かかる発振器においても、レーザ発振効率を高いレベルに維持するためには、25℃近傍の温度条件での使用が一般的とされる。
以上説明したように、レーザ点火プラグシステムを採用するに当たっては、システム自体の温度管理(冷却)が重要であり、そのために、レーザ点火プラグを冷水などで冷却する手法が提案されている。
特開平9−42138号公報 特開2005−42581号公報
しかしながら、通常の発電用エンジンなどで用いられる冷却水は70℃〜80℃と高く、上述の温度条件を満足するために、レーザ点火プラグを冷却するのに適した25℃程度の冷却水を確保するのは難しい。
ここで、通常の点火プラグでは、ヘッド内のある程度冷却された雰囲気内に設置可能で、特別な冷却源は要しないが、レーザ点火プラグの場合は、上述の略20℃の冷却水を確保する特別な冷却系統が必要となる。
このように、特別な冷却系統を設置しなければならないことは、製造コストの上昇を招き、システム全体の効率低下につながる。
しかしながら、前述の特許文献1、特許文献2の技術においては、レーザ点火プラグを冷水などで冷却する手法が取り入れられていないことから、特許文献1、特許文献2の技術をさらに進めるべく、特別な冷却系統を設置することなくレーザ点火プラグを冷却する冷却方法を提案するに至った。
本発明は以上のような観点から提案されたものであって、付帯する設備系統を利用して、レーザ点火プラグの冷却に供する冷却源を確保することができる、レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の本発明では、レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグに設けられる冷却源受容体に冷却源を供給してレーザ点火プラグを冷却する、レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法であって、前記レーザ点火プラグの冷却源受容体に供給される冷却源は、前記レーザ点火プラグを搭載するガスエンジンを備えたシステム付帯の設備系統による冷却水であり、該冷却水を用いて前記レーザ点火プラグを冷却するようにし、前記ガスエンジンを備えたシステム付帯の設備系統は、前記ガスエンジンと前記ガスエンジンの排気を利用するコージェネレーションシステムであり、前記ガスエンジンを運転して発電機を回転し、ガスエンジンの排ガスを、排熱ボイラに導入して、排ガスの排熱を利用して温水及び蒸気を発生し、前記温水を利用して吸収式冷凍機によって冷水を取り出し、前記吸収式冷凍機から得られる冷水を前記レーザ点火プラグの冷却源受容体に供給して前記レーザ点火プラグを冷却するようにした、ことを特徴とする。
これにより、レーザ着火エンジンでは、特別な冷却系統を設けることなく、システム付帯の設備系統を利用して、レーザ点火プラグの冷却に供する冷却源の冷却水を確保することができる。
また、請求項記載の本発明では、ガスエンジンを備えたシステム付帯の設備系統は、前記ガスエンジンと前記ガスエンジンの排気を利用するコージェネレーションシステムであり、前記ガスエンジンを運転して発電機を回転し、ガスエンジンの排ガスを、排熱ボイラに導入して、排ガスの排熱を利用して温水及び蒸気を発生し、前記温水を利用して吸収式冷凍機によって冷水を取り出し、前記吸収式冷凍機から得られる冷水を前記レーザ点火プラグの冷却源受容体に供給して前記レーザ点火プラグを冷却するようにした、ことを特徴とする。
これにより、コージェネレーションシステム自体に、レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグを冷却するための特別な冷却系統を設ける必要はない。
また、参考発明では、ガスエンジンを備えたシステム付帯の設備系統は、舶用機関の燃料供給系統に備えられたLNG貯蔵タンクであり、LNG貯蔵タンクによるLNGを用いて得られる冷水をレーザ点火プラグの冷却源受容体に供給してレーザ点火プラグを冷却するようにした、ことを特徴とする。
これにより、ガスエンジンを備えたシステムである、舶用機関の燃料供給系統においても、LNG貯蔵タンクのLNGを用いて得られる冷水を、レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグを冷却するための冷却源として用いることができるので、特別な冷却系統を設ける必要はない。
また、請求項に記載の本発明では、レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグのケーシング外周部に冷却源を供給してレーザ点火プラグを冷却する、レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法であって、前記レーザ点火プラグのケーシング外周部に供給される冷却源は、前記レーザ点火プラグを搭載するガスエンジンを備えた過給付エンジンの圧縮機通過後に冷やされた空気と燃料が混合した混合気の一部を抽気し、抽気を断熱膨張して取り出された冷風であり、冷風を前記レーザ点火プラグのケーシング外周部に供給して前記レーザ点火プラグを冷却し、冷却後の前記冷風を再度前記過給機付エンジンの吸気側に戻して再利用するようにした、ことを特徴とする。
これにより、特別な冷却系統を設けることなく、簡単にレーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグを冷却するための冷却源として冷却風を取り出すことができる。
また、請求項に記載の本発明では、レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグに設けられる冷却源受容体に冷却源を供給してレーザ点火プラグを冷却する、レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法であって、前記レーザ点火プラグの冷却源受容体に供給される冷却源は、前記レーザ点火プラグを搭載するガスエンジンを備えたシステム付帯の設備系統による冷却水であり、該冷却水を用いて前記レーザ点火プラグを冷却するようにし、前記ガスエンジンを備えたシステム付帯の設備系統は、前記レーザ点火プラグを搭載するガスエンジンを備えた過給付エンジンであり、過給付エンジンの圧縮機通過後に空気冷却器によって冷やされた圧縮空気の一部を抽気し、抽気を断熱膨張することで、圧縮空気を冷気して冷風を取り出し、前記冷風を熱交換器に供給して冷水を形成し、該冷水を、前記レーザ点火プラグの冷却源受容体に供給して前記レーザ点火プラグを冷却するようにした、ことを特徴とする。
これにより、特別な冷却系統を設けることなく、簡単にレーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグを冷却するための冷却源としての冷却水を取り出すことができる。
さらに、請求項に記載の本発明では、前記レーザ点火プラグの冷却源受容体であるウォータジャケットを覆う断熱層を設けて、前記ガスエンジンを備えたシステム付帯の設備系統による冷却水を、前記レーザ点火プラグのウォータジャケットに供給して前記レーザ点火プラグを冷却すると共に、前記断熱層により前記レーザ点火プラグの冷却状態を維持するようにしたことを特徴とする。
これにより、断熱層により、レーザ点火プラグにもたらされた冷却源による冷却を、持続的に維持することができる。
本発明によれば、特別な冷却系統を設けることなく、システム付帯の設備系統を利用して、レーザ点火プラグの冷却に供する冷却源を確保することができ、レーザ点火プラグの出力エネルギーの向上を図ることができる。
本発明にかかるレーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法を実施するための第1実施形態にかかるコージェネレーションシステムの概略系統説明図である。 本発明にかかるレーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法を実施するための参考形態にかかる舶用機関の燃料供給系統の概略系統図である。 本発明にかかるレーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法を実施するための第実施形態にかかる過給機付エンジンの概略系統説明図である。 図3に示すガスエンジン発電装置において、過給圧と膨張温度の関係の一例を示す、グラフである。 本発明にかかるレーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法を実施するための第実施形態を示す、レーザ点火プラグの概略図である。
以下、本発明にかかるレーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法を実施するためのレーザ点火プラグを搭載するガスエンジンを備えたシステムを示し、添付された図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1の第1実施形態は、レーザ点火プラグを搭載するガスエンジンを備えたシステムとして、ガスエンジンコージェネレーションシステム20を用いてレーザ点火プラグを冷却する冷却方法を説明する。
図1において、副室式ガスエンジン1におけるシリンダヘッド部の要部を示す。
この副室式ガスエンジン1は、ガスエンジンコージェネレーションシステム20を構成するガスエンジンであり、シリンダ2内を昇降するピストン3の上方に、ピストン3の上面とシリンダ2内壁面とで閉鎖された主燃焼室S1が形成されている。
シリンダ2のヘッド中央部には、先細り形状の副燃焼室部材4が、先細り先端側を、ピストン3の上面とシリンダ2内壁面とで閉鎖された主燃焼室S1内に臨入する形で設けられている。副燃焼室部材4の先細り先端側には、複数の噴孔5が放射状に適宜角度ごとに設けられる。
この副燃焼室部材4の内部には副燃焼室S2が形成されている。副燃焼室部材4の上部には、副燃焼室S2内に向かって斜め上方から、副燃焼室S2のガス燃料と空気との混合気(以下、混合気)に着火するためのレーザ点火プラグ6が設けられている。
主燃焼室S1と副燃焼室部材4内の副燃焼室S2とは、複数の噴孔5により連通状態にある。
また、シリンダ2のヘッド部には、ガス燃料と空気の混合気を主燃焼室S1に送り込むための吸気管7が接続されている。この吸気管7とシリンダ2のヘッド部との境には、吸気弁8の傘部8aが配設されている。この吸気弁8は、図示しないカムによってばね力に抗して下方に押圧されたり、ばねによる復元力で上方に付勢されたりすることで昇降する。吸気管7の途中には、ガス燃料を吸気管7に供給するためのガス燃料供給管(図示省略)が設けられる。なお、かかるガス燃料供給管には、主燃焼室S1へのガス燃料の量を調整するための主室燃料供給弁(図示省略)が設けられる。また主室燃料供給弁には、ガス燃料の量を連続的に調整できるように比例電磁弁が用いられる。
さらに、シリンダ2のヘッド部には、排気管9が接続されている。この排気管9とシリンダ2のヘッド部との境には、排気弁10の傘部10aが配設されている。この排気弁10も吸気弁8と同様に、カムによってばね力に抗して下方に押圧されたり、ばねによる復元力で上方に付勢されたりすることで昇降する。
以上のような構成の副室式ガスエンジン1において、吸気管7を介して主燃焼室S1へ流入したガス燃料と空気の混合気は、上死点に達するまで上昇するピストン3に圧縮され、複数の噴孔5を介して、主燃焼室S1から副燃焼室部材4内の副燃焼室S2に流入する。
ここで、副燃焼室部材4内に向けて配置されたレーザ点火プラグ6により、レーザを混合気に向けて出射することで、ブレークダウンを起こして高温のプラズマを生成する。
その熱エネルギーにより、混合気に着火し副燃焼室S2内で火炎伝播燃焼が生じる。これにより、複数の噴孔5を介して燃焼ガスがトーチtjとなって、主燃焼室S1に流出し、トーチ燃焼および火炎伝播燃焼で主燃焼室S1が燃焼する。
主燃焼室S1が燃焼することで、ピストン3を押し下げた後に、クランク軸によって上昇するピストン3に押圧されて、シリンダ2のヘッド部に接続された排気管9から排気される燃焼サイクル動作が行われるようになっている。
ここで、レーザ点火プラグ6について概略説明する。レーザ点火プラグ6は、レーザ光を出力するレーザ発振器と、レーザ発振器から出力されるレーザ光を導入して副燃焼室S2内においてレーザ光を集束するレンズ系が内蔵されている。レーザ発振器には、図示しないレーザ制御部からの点火時期に同期する信号を導入して、レーザ光を出力するように構成されている。
以上のようなレーザ点火プラグ6には、冷却手段としてレーザ発振器を収容するケーシング外周面を囲繞するように冷却源受容体であるウォータジャケットwjが介装されている。ウォータジャケットwjには、冷却水通路が例えば螺旋状に形成され、ウォータジャケットwjに冷却水を通流させることで、レーザ点火プラグ6のレーザ発振器から発せられる熱を吸収し、レーザ点火プラグ6の冷却化を図っている。
そしてかかるウォータジャケットwjに対し、冷却水の供給源として、本実施形態では、この副室式ガスエンジン1を用いたガスエンジンコージェネレーションシステム20を構成する吸収式冷凍機(後述)を用いている。
そこで、ガスエンジンコージェネレーションシステム20の一例について概略説明する。
ガスエンジンコージェネレーションシステム20は、ガスエンジン1とガスエンジン1を動力として電力を取り出す発電機21と、ガスエンジン1からの排ガスの排熱を利用して温水、蒸気を発生する排熱ボイラ22と、排熱ボイラ22からの温水と熱交換して例えば給湯用温水を取り出す熱交換器23と、冷水を取り出す吸収式冷凍機24とを備えている。かかる吸収式冷凍機24から取り出される冷水は、ここでは、例えば20℃以下の温度で、1気筒(80kw)で20℃×500cc/minを越える量の冷水であることが好ましい。
以上のように、ガスエンジンコージェネレーションシステム20を運転するべくガスエンジン1を作動させると、発電機21が回転して電力を取り出すことができる。
一方、ガスエンジン1からの排ガスは、排熱ボイラ22に導入され、排ガスの排熱を利用して温水、蒸気を発生し、例えば暖房用蒸気として取り出すことができる。また熱交換器23において、熱交換により、給湯用温水を取り出すことができる。
そして、排熱ボイラ22からの温水は吸収式冷凍機24において冷水として取り出され、冷房用として供せられる。
ガスエンジン1の作動時、レーザ発振器は、レーザ点火プラグ6におけるレーザ制御部からの点火時期に同期する信号を得て、副燃焼室部材4内に向けてレーザ光を出力することができる。このとき、レーザ発振器は発熱するが、レーザ点火プラグ6には、ケーシング外周面を囲繞するウォータジャケットwjに、吸収式冷凍機24からの冷水が供給されるので、レーザ点火プラグ6のレーザ発振器から発せられる熱を吸収し、レーザ点火プラグ6の冷却化を図ることができ、温度上昇による出力低下を防止して、レーザ点火プラグ6の出力維持を図ることができる。
このように、レーザ点火プラグ6の出力維持を図るために、特別の冷却系統を設ける必要はなく、副室式ガスエンジン1が用いられるガスエンジンコージェネレーションシステム20の付帯設備である吸収式冷凍機24を用いることができるので、製造コストの上昇を抑え、システム全体の効率低下を抑制することができる。
本発明は、以下の参考形態によっても実施することができる。
参考形態は、レーザ点火プラグを搭載するガスエンジンを備えたシステムとして、舶用機関(LNG船)の燃料供給系統を用いた冷却方法である。以下、添付された図面に基づいて説明する。なお、参考形態において、第1実施形態と同様な構成要素には同符号を付して説明を省略する。
参考形態
参考形態においては、レーザ点火プラグを搭載するガスエンジンは、LNG船の推進機関であるガスエンジンである。
そこで、図2に、ガスエンジンコージェネレーションシステム20を用いて行われる冷却方法を説明する。舶用機関の燃料供給系統30に備えられたLNG貯蔵タンク31は、LNGが低温・低圧状態で貯蔵されている。
ここでは、レーザ点火プラグ6のケーシング外周面を囲繞するウォータジャケットwjに、舶用機関の燃料供給系統30に備えられたLNG貯蔵タンク31からのLNGを熱交換器32において熱交換して得られた冷水を供給し、レーザ点火プラグ6のケーシング外周面の冷却に供するようにしている。
なお、舶用機関の燃料供給系統30に備えられたLNG貯蔵タンク31からのLNGは、熱交換器32により高圧の気化ガスと熱交換させ、熱交換後の気化ガスを冷却源として用いることもできる。
以上の参考形態においても、舶用機関の付帯設備である、LNG貯蔵タンクのLNGを、レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグを冷却するための冷却源として用いることができるので、特別な冷却系統を設ける必要はない。
本発明は、以下の第実施形態によっても実施することができる。
実施形態は、レーザ点火プラグを搭載するガスエンジンを備えたシステムとして、過給機付エンジンを用いた冷却方法である。以下、添付された図面に基づいて説明する。なお、第実施形態においても、第1実施形態と同様な構成要素には同符号を付して説明を省略する。
(第実施形態)
実施形態においては、レーザ点火プラグを搭載するガスエンジンは、過給機付エンジン40である。
過給機付エンジン40は、エンジン本体41に対し、過給機42を設けたものである。過給機42は、エンジン本体41の吸気側に通ずる給気管Pinに配置されたコンプレッサ42aと、コンプレッサ42aと回転軸42xで連結してエンジン本体41の排気側である排気管Pexに配置されたタービン42bで構成される。また、エンジン本体41の吸気側に通ずる吸気管Pinには、エンジン本体41の吸気側とコンプレッサ42aとの間に、コンプレッサ42aで圧縮された空気を冷却する空気冷却器43が配置される。
以上のような過給機付エンジン40において、コンプレッサ42aで圧縮された圧縮空気は、空気冷却器43を通過させることで、略45℃の圧縮空気となっている。
実施形態においては、この略45℃の圧縮空気を、レーザ点火プラグ6を冷却するための冷却源として用いるために、圧縮空気の一部を吸気管から抽気して、断熱膨張することで、圧縮空気を冷却して冷風としている。
このために、エンジン本体41の吸気側に通ずる吸気管Pinの空気冷却器43の下流側から分岐する分岐管Pbを通じて圧縮空気が取り出され、膨張弁44を介して圧縮空気が膨張し、冷風となって、レーザ点火プラグ6のケーシング外周部に供給することでレーザ点火プラグ6を冷却するようにしている。
例えば、4k/45℃の圧縮空気を大気圧まで膨張させると、断熱膨張ならば−60℃が得られ、冷却源として十分なものとなる。
なお、予混合エンジンの場合には、コンプレッサ出口は空気と燃料が混合した混合気であるため、レーザ点火プラグ6の冷却後は、再度コンプレッサ42aが配置されたエンジン本体41の吸気側に戻して再利用することが望ましい。
ここで、参考までに図4に過給圧と膨張温度との関係を示す。
図4では、負荷が0から100%の間で、過給圧が1気圧から3気圧にリニアに変化し、膨張温度は45℃から−40℃まで変化することを示している。
図4から了解されるように、45℃の圧縮空気の断熱膨張条件では、負荷20%以上で20℃以下の冷水を形成することができることがわかる。
以上のように、第実施形態においても、特別な冷却系統を設けることなく、簡単にレーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグ6を冷却するための冷却源として取り出すことができる。
本発明は、以下の第実施形態によっても実施することができる。
(第実施形態)
実施形態では、第実施形態において、圧縮空気の一部を吸気管Pinから抽気して、断熱膨張することで得られた冷風を、図3の二点鎖線で示す分岐管Pbを通じてさらに熱交換によって冷水を形成し、レーザ点火プラグ6のウォータジャケットWjに供給してレーザ点火プラグ6を冷却することもできる。
かかる第実施形態においても、特別な冷却系統を設けることなく、簡単にレーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグ6を冷却するための冷却源として取り出すことができる。
さらに本発明は、以下の第実施形態によっても実施することもできる。
(第実施形態)
実施形態では、図5に示すようにレーザ点火プラグ6のケーシング外周面を囲繞するウォータジャケットwjに適宜な素材の断熱層50を形成するようにしている。
断熱層50として、構造は適宜である。断熱のための空気層として構成することもできる。
レーザ点火プラグ6のケーシング外周面を囲繞するウォータジャケットwjに適宜な素材の断熱層50を形成すれば、レーザ点火プラグ6にもたらされた冷却源による冷却を、持続的に維持することができる。
以上、本発明にかかるレーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法を実施するためのレーザ点火プラグを搭載するガスエンジンを備えたシステムを示し、説明した。本発明の冷却方法は、上述の実施形態に限られず、レーザ点火プラグを搭載するガスエンジンを備えたシステムであれば、実施可能な冷却方法である。
本発明は、あらゆる規模の、ガスエンジンに適用可能である。
1 副室式ガスエンジン
2 シリンダ
3 ピストン
4 副燃焼室部材
5 噴孔
6 レーザ点火プラグ
7 吸気管
8 吸気弁
8a 傘部
9 排気管
10 排気弁
10a 傘部
20 ガスエンジンコージェネレーションシステム
21 発電機
22 排熱ボイラ
23 熱交換器
24 吸収式冷凍機
30 燃料供給系統
31 LNG貯蔵タンク
32 熱交換器
40 過給機付エンジン
41 エンジン本体
42 過給機
42a コンプレッサ
42x 回転軸
42b タービン
43 空気冷却器
44 膨張弁
50 断熱層
tj トーチジェット
wj ウォータジャケット
Pin 吸気管
Pex 排気管
Pb 分岐管

Claims (4)

  1. レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグに設けられる冷却源受容体に冷却源を供給してレーザ点火プラグを冷却する、レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法であって、
    前記レーザ点火プラグの冷却源受容体に供給される冷却源は、前記レーザ点火プラグを搭載するガスエンジンを備えたシステム付帯の設備系統による冷却水であり、該冷却水を用いて前記レーザ点火プラグを冷却するようにし、
    前記ガスエンジンを備えたシステム付帯の設備系統は、前記ガスエンジンと前記ガスエンジンの排気を利用するコージェネレーションシステムであり、前記ガスエンジンを運転して発電機を回転し、ガスエンジンの排ガスを、排熱ボイラに導入して、排ガスの排熱を利用して温水及び蒸気を発生し、前記温水を利用して吸収式冷凍機によって冷水を取り出し、
    前記吸収式冷凍機から得られる冷水を前記レーザ点火プラグの冷却源受容体に供給して前記レーザ点火プラグを冷却するようにした、ことを特徴とするレーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法。
  2. レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグのケーシング外周部に冷却源を供給してレーザ点火プラグを冷却する、レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法であって、
    前記レーザ点火プラグのケーシング外周部に供給される冷却源は、前記レーザ点火プラグを搭載するガスエンジンを備えた過給機付エンジンの圧縮機通過後に冷やされた空気と燃料が混合した混合気の一部を抽気し、抽気を断熱膨張して取り出された冷風であり、該冷風を前記レーザ点火プラグのケーシング外周部に供給して前記レーザ点火プラグを冷却し、冷却後の前記冷風を再度前記過給機付エンジンの吸気側に戻して再利用するようにした、ことを特徴とするレーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法。
  3. レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグに設けられる冷却源受容体に冷却源を供給してレーザ点火プラグを冷却する、レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法であって、
    前記レーザ点火プラグの冷却源受容体に供給される冷却源は、前記レーザ点火プラグを搭載するガスエンジンを備えたシステム付帯の設備系統による冷却水であり、該冷却水を用いて前記レーザ点火プラグを冷却するようにし、
    前記ガスエンジンを備えたシステム付帯の設備系統は、前記レーザ点火プラグを搭載するガスエンジンを備えた過給機付エンジンであり、該過給機付エンジンの圧縮機通過後に空気冷却器によって冷やされた圧縮空気の一部を抽気し、抽気を断熱膨張することで、圧縮空気を冷気して冷風を取り出し、前記冷風を熱交換器に供給して冷水を形成し、該冷水を、前記レーザ点火プラグの冷却源受容体に供給して前記レーザ点火プラグを冷却するようにした、ことを特徴とするレーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法。
  4. 前記レーザ点火プラグの冷却源受容体であるウォータジャケットを覆う断熱層を設けて、前記ガスエンジンを備えたシステム付帯の設備系統による冷却水を、前記レーザ点火プラグのウォータジャケットに供給して前記レーザ点火プラグを冷却すると共に、前記断熱層により前記レーザ点火プラグの冷却状態を維持するようにしたことを特徴とする請求項1または3項に記載のレーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法。
JP2013035199A 2013-02-25 2013-02-25 レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法 Expired - Fee Related JP6071635B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013035199A JP6071635B2 (ja) 2013-02-25 2013-02-25 レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013035199A JP6071635B2 (ja) 2013-02-25 2013-02-25 レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014163292A JP2014163292A (ja) 2014-09-08
JP6071635B2 true JP6071635B2 (ja) 2017-02-01

Family

ID=51614136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013035199A Expired - Fee Related JP6071635B2 (ja) 2013-02-25 2013-02-25 レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6071635B2 (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531734A (en) * 1976-06-29 1978-01-10 Nissan Motor Co Ltd Internal-combustion engine
JPH08121186A (ja) * 1994-10-24 1996-05-14 Tochigi Fuji Ind Co Ltd 機械式過給機
EP1519039A1 (de) * 2003-09-23 2005-03-30 AVL List GmbH Gütegeschaltener, gepumpter Festkörperlaser
JP4419812B2 (ja) * 2004-11-18 2010-02-24 株式会社日本自動車部品総合研究所 レーザ点火装置
JP2006177213A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Osaka Gas Co Ltd ガスエンジンシステム
JP5046998B2 (ja) * 2008-02-26 2012-10-10 三菱重工業株式会社 液化ガス貯蔵設備およびこれを用いた船舶あるいは海洋構造物
AT508801B1 (de) * 2009-10-07 2011-09-15 Ge Jenbacher Gmbh & Co Ohg Brennkraftmaschinenzündvorrichtung
JP2011127529A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 National Institutes Of Natural Sciences 半導体レーザー励起によるエンジン点火用固体レーザー装置
JP5586245B2 (ja) * 2010-01-20 2014-09-10 日立造船株式会社 舶用内燃機関の吸気冷却システム
DE102011079507A1 (de) * 2011-07-20 2013-01-24 Robert Bosch Gmbh Laserzündkerze und Kühler für eine Laserzündkerze

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014163292A (ja) 2014-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11047307B2 (en) Hybrid expander cycle with intercooling and turbo-generator
US7367194B2 (en) Pulse detonation engine system for driving turbine
RU2471082C2 (ru) Система управления работой газотурбинного двигателя и тепловая электростанция, содержащая такую систему
EP1375875B1 (en) Method of operating reciprocating internal combustion engines, and system therefor
US8631639B2 (en) System and method of cooling turbine airfoils with sequestered carbon dioxide
JP5476003B2 (ja) 発電プラントの起動のための装置及び方法
US9115617B2 (en) Hydrogen combustion system with closed-cycle recycling of exhaust gas and method thereof
US20140245714A1 (en) Turbine engine including a detonation chamber and aircraft provided with such a turbine engine
US20120285175A1 (en) Steam injected gas turbine engine
WO2008107406A3 (de) Kombi-kraftwerksanlage und verfahren zum betriebsstart einer kombi-kraftwerksanlage
US8414288B2 (en) Combustion system and method
JP2003201863A (ja) 燃焼器及びこれを備えたガスタービン
JP6071635B2 (ja) レーザ着火エンジンにおけるレーザ点火プラグの冷却方法
US20130291826A1 (en) Systems and vehicles incorporating improved engine cooling and energy generation
KR101302104B1 (ko) 순산소 디젤기관
US8683988B2 (en) Systems and methods for improved engine cooling and energy generation
US20150315927A1 (en) Enhanced generator capability in hot ambient temperatures
US7647762B2 (en) Combined apparatus for fluid heating and electrical power generation
JP2020165332A (ja) レーザ点火装置、宇宙用エンジン及び航空用エンジン
US6951193B1 (en) Film-cooled internal combustion engine
WO2014135171A1 (en) New source of electric power for aircraft
JP5652109B2 (ja) Dme自動車における過熱dme発電システム
JP2012145108A (ja) ガスタービンからの酸素排出量を制御するための装置及び方法
JP4331800B2 (ja) ガスタービン用軽炭化水素燃料冷却システム
JP2014163300A (ja) ガスタービンプラント

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160916

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161227

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6071635

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees