JP6071510B2 - 画像形成装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電源供給状態を有する画像形成装置、制御方法およびプログラムに関する。
近年、プリンタ等に代表される画像形成装置は、起動に要する時間が長くなる傾向にある。その要因の一つとして、画像形成装置の多機能化等に伴い、起動時にROMからRAMへ展開すべきデータの量が大きくなってきていることが挙げられる。その解決のために、ユーザが電源スイッチをオフにした際にRAMのデータをそのまま保持しておき、次回にユーザが電源スイッチをオンにした際のROMからRAMへのデータの展開を省略することで、起動に要する時間を短縮する技術がある。例えば、RAMへの通電を継続することによって、RAMのデータを保持するサスペンドという技術が知られている(特許文献1)。また、RAMのデータをハードディスクに一時退避させることによって、RAMのデータを保持するハイバネーションという技術も知られている(特許文献2)。それらの技術では、ユーザからは装置の電源が完全にオフになっているように見えつつも、装置の起動に要する時間を短縮することが可能となる。
近年、画像形成装置は、ユーザの電源スイッチ操作に対する電源制御をソフトウェアの処理で実行するようになってきている。従来では、シーソースイッチのように電源スイッチ操作に連動して電力の供給と遮断を切り換える構成であった。しかしながら、近年では、装置の小型化や、スイッチの押下時間により異なる電源制御方法を実施する要望があり、その実現のために、タクトスイッチを採用する画像形成装置が増えてきている。タクトスイッチを備える画像形成装置では、装置が電源オフ状態時にスイッチが押下されると電源がオンになり、装置が電源オン状態時にスイッチが押下されると電源オフになる。そのような構成の上で、スイッチ押下時間に応じてソフトウェアにより電源制御を行うことができる。
しかしながら、誤操作等によりスイッチの押下時間がユーザの意図しない押下時間になってしまった場合には、ユーザの意図しない電源制御が行われることになる。そのような問題を解決するために、スイッチ押下時間がある一定時間を超えて検出された場合には、誤操作とみなす技術が知られている(特許文献3)。
特開平9−34578号公報 特開2000−82014号公報 特開2008−293430号公報
通常、画像形成装置内への通電を行わない電源オフ状態では、RAMへの通電が行われないので、RAM上に予めプログラム等を展開することができない。その場合には、再度、画像形成装置を電源オン状態にして装置内部に通電開始した後、RAMへのプログラム展開等の処理を行った後に、ユーザが使用可能な状態とすることができる。一方、電源オフ操作を行ってもRAMへの通電を継続する(高速起動待機状態)ことで、電源オフ状態からの電源オン時のRAMへのプログラム展開等の処理を省略し、ユーザが使用可能な状態となるまでの時間を短縮することができる。電源オフ状態若しくは高速起動待機状態への移行を、電源スイッチの押下時間に応じて行うことで、ユーザに対しての利便性を向上することができる。
高速起動待機状態はRAM通電状態であるが、ユーザに対しては電源オフ状態と同じように見せる必要があるので、LEDの表示等、画像形成装置の見かけは、電源オフ状態と同じように構成する。しかしながら、電源スイッチの押下時間を、ユーザが誤って操作した場合にもLEDの表示等は同じであるので、ユーザは電源オフ状態としたと認識していても実は高速起動待機状態であることも考えられる。特に、内部的に通電状態である高速起動待機状態を意図しないまま放置しておくと、安全性や電力消費の観点からも好ましくない。
特許文献3によると、電源スイッチの押下時間が一定時間を超えて押しっ放し状態となった場合に、誤操作として検出される。しかしながら、電源オフ状態に移行すべきところを押下時間が短いために高速起動待機状態へ誤って移行してしまうようなケースでは、そのような誤操作を検出することができない。
本発明の目的は、このような従来の問題点を解決することにある。本発明は、上記の点に鑑み、短押しによる操作を検出する画像形成装置、制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、画像形成装置であって、前記画像形成装置は、電源の供給が遮断された電源断状態と電源の供給が制限された省電力状態とのいずれかの状態に前記画像形成装置を移行させるための電源ボタンと、前記電源ボタンの押下時間が、予め設定された閾値より短いか否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段により前記電源ボタンの押下時間が前記閾値より短いと判定された場合、前記省電力状態への移行をユーザに通知するための画面を表示するよう表示部を制御する表示制御手段と、前記表示部により表示された前記画面を介して前記省電力状態への移行を実行するか否かについての指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けた前記指示が前記省電力状態への移行を実行する指示である場合、前記画像形成装置を前記省電力状態へ移行させ、前記受付手段により受け付けた前記指示が前記省電力状態への移行を実行しない指示である場合、前記画像形成装置を前記省電力状態へ移行させることを中止する電源制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、短押しによる操作を検出することができる。
画像形成装置の構成を示すブロック図である。 画像形成装置のコントローラのブロック構成を示す図である。 画像形成装置の各電力供給状態を示す図である。 電源監視ハードウェアのブロック構成を示す図である。 実施形態1におけるソフトウェアのブロック構成を示す図である。 実施形態1における電力モード移行制御の処理の手順を示す図である。 警告メッセージの一例を示す図である。 実施形態2におけるソフトウェアのブロック構成を示す図である。 実施形態2における電力モード移行制御の処理の手順を示す図である。 警告メッセージの一例を示す図である。 実施形態3におけるソフトウェアのブロック構成を示す図である。 実施形態3における電力モード移行制御の処理の手順を示す図である。 警告メッセージの一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
〔実施形態1〕
[装置の構成]
図1は、本発明に係る実施形態における画像形成装置の構成を示すブロック図である。データ処理装置102は例えば汎用的なPCであり、画像形成装置101に対してLAN等のネットワークを介して印刷ジョブを発行したり、画像形成装置101に対して印刷等の各種の指示を行う。画像形成装置101は、例えば、印刷機能を備えるプリンタである。しかしながら、画像形成装置101は、印刷機能だけでなく、スキャン機能やFAX機能等が一体化されたいわゆるMFP(MultiFunctional Peripheral)であっても良い。画像形成装置101のコントローラ202は、他の各ユニットを指示し、画像形成装置101を統括的に制御し、画像形成装置101の各機能を実行する。プリンタエンジン205は、コントローラ202による指示の下、画像データに基づいて印刷用紙等の記録媒体に画像を印刷(記録)するための構成を有する。操作部201は、画像形成装置101のユーザ操作を受け付ける。操作部201は、ユーザが画像形成装置101の各設定を行うための操作ボタンや、ユーザに画像形成装置101の状態情報等を表示する液晶画面等の表示パネル(表示部の一例)を備える。ハードディスク装置203は、印刷対象の画像データや、画像データを印刷する際に使用されるリソース情報を記憶する。リソース情報とは、例えば印刷の権限情報等である。電源ユニット204は、外部のAC電源に接続され、画像形成装置101内の他の各ユニットに対して電力を供給する。
図2は、画像形成装置101のコントローラ202のブロック構成を示す図である。コントローラ202は、画像形成装置101全体の制御を行い、以下の各ブロックを含む。CPU301は、コントローラ202全体を制御するCPUである。なお、CPU301は、不図示であるが、チップセット、バスブリッジ、クロックジェネレータ等のCPU周辺のハードウェアも含む。ROM302は、CPU301が実行する制御プログラムを記憶する。不揮発性メモリ303は、画像形成装置101の設定情報や印刷に関連するカウンタ情報を記憶し、電源が供給されなくても記憶した情報を保持する。USBコントローラ304は、USBメモリ206に対するデータの入出力を制御する。USBメモリ206は、印刷対象の画像データ等を記憶する。ディスクコントローラ305は、ハードディスク装置203に対するデータの入出力を制御する。
リセット回路331は、コントローラ202の回路やメモリの状態等を初期化する。RTC312は、現在の時刻を計時し、必要に応じてCPU301に対し時刻を通知する時計機能を有する。ネットワークコントローラ322は、LAN等のネットワークを介してデータ処理装置102との間でデータの送受信を行う。電源監視ハードウェア323は、CPU301の指示に従い、電源ユニット204を制御する。また、電源監視ハードウェア323は、CPU301の指示により、リセット回路331を介してコントローラ202を初期化することができる。また、電源監視ハードウェア323は、CPU301に電源が供給されていない場合でも、電源スイッチ350の押下に従ってコントローラ202に電源を供給させることができる。
画像処理プロセッサ324は、画像データに対して、空間変換処理、解像度処理、回転処理等の各種画像処理を行う。デバイスコントローラ325は、プリンタエンジン205を制御する。画像形成装置101がFAX機能やスキャン機能等を有する場合には、デバイスコントローラ325は、それらの機能に応じたデバイスエンジンも制御する。揮発性メモリであるRAM340は、CPU301のワーキングメモリとして使用される。また、CPU301は、ROM302に記憶された制御プログラムを読み出し、RAM340に展開して実行する。
図3は、画像形成装置101の各電力供給状態を示す図である。なお、画像形成装置101に電力供給が停止されるとは、電力供給が0になる場合だけでなく、電力の供給先が正常に動作しない程度の微量な電力供給が行われている場合も含む。
図3(a)は、画像形成装置101が電源オン状態(第1の電力モード)である場合を示す図である。電源オン状態では、画像形成装置101の各部に電力供給が行われる。図3(a)に示す電源オン状態において、何も機能が実行されないまま所定時間が経過すると、図3(c)に示す省電力状態に移行する。また、図3(a)に示す電源オン状態において、ユーザにより電源オフするように電源ボタンが押下されると、所定の条件下で、図3(b)に示す電源オフ状態(電源が遮断された電源断状態)に移行する。図3(b)に示す電源オフ状態に移行するケースとしては、例えば、所定時間以上、電源ボタンを押下状態にする電源ボタンの長押し操作が行われた場合である。また、電源オン状態において、ユーザにより電源オフするように電源ボタンが押下されると、所定の条件下で、図3(d)に示す高速起動待機状態に移行する。図3(d)に示す高速起動待機状態に移行するケースとして、例えば、所定時間以内で電源ボタンを押下状態にする電源ボタンの短押し操作が行われた場合である。
図3(b)は、画像形成装置101が電源オフ状態(第3の電力モード)である場合を示す図である。電源オフ状態では、画像形成装置101の各部への電力供給が停止される。図3(b)に示す電源オフ状態において、ユーザにより電源オンするように電源ボタンが押下されると、図3(a)に示す電源オン状態に移行する。図3(b)に示す電源オフ状態から図3(a)に示す電源オン状態に移行する場合には、CPU301は、制御プログラムをROM302から読み出してRAM340に展開する。従って、図3(d)の高速起動待機状態からの起動に比べると、起動完了までの時間が長くなる。
図3(c)は、画像形成装置101が、電源の供給が制限される省電力状態である場合を示す図である。省電力状態では、CPU301、RAM340、ネットワークコントローラ322、電源ユニット204への電力供給が維持され、その他の構成への電力供給は停止される。図3(c)に示す省電力状態において、ネットワークコントローラ322へデータが入力されたり、ユーザにより操作部201の省電力状態解除ボタンが押下されると、図3(a)に示す電源オン状態に移行する。また、省電力状態において、ユーザにより電源オフするように電源ボタンが押下されると、所定の条件下で、図3(b)に示す電源オフ状態に移行する。図3(b)に示す電源オフ状態に移行するケースとしては、所定時間以上、電源ボタンを押下状態にする電源ボタンの長押し操作が行われた場合である。また、省電力状態において、ユーザにより電源オフするように電源ボタンが押下されると、所定の条件下で、図3(d)に示す高速起動待機状態に移行する。図3(d)に示す高速起動待機状態に移行するケースとして、例えば、所定時間以内で電源ボタンを押下状態にする電源ボタンの短押し操作が行われた場合である。
図3(d)は、画像形成装置101が、他の省電力状態の高速起動待機状態(第2の電力モード)である場合を示す図である。第2の電力モードでは、CPU301、RAM340への電力供給が維持され、その他の構成への電力供給は停止される。図3(d)に示す高速起動待機状態において、ユーザにより電源オンするように電源ボタンが押下されると、図3(a)に示す電源オン状態に移行する。図3(d)に示す高速起動待機状態から図3(a)に示す電源オン状態に移行する場合には、CPU301は、RAM340に既に展開済みのメインプログラムを使用する。従って、図3(b)に示す電源オフ状態からの起動に比べると、起動完了までの時間が短くなる。高速起動待機状態における消費電力は、図3(b)に示す電源オフ状態より高く、図3(c)に示す省電力状態より低い。また、消費電力の大小関係は、図3(a)>図3(c)>図3(d)>図3(b)となる。さらに、図3(a)に示す電源オン状態への移行速度の大小関係は、図3(c)>図3(d)>図3(b)となる。また、高速起動待機状態において、所定時間以上、電源ボタンを押下状態にする電源ボタンの長押し操作が行われた場合には、図3(b)に示す電源オフ状態に移行するようにしても良い。
[電源監視ハードウェアの動作]
次に、電源監視ハードウェア323の動作について説明する。図4は、電源監視ハードウェア323のブロック構成を示す図である。図4において、電源監視ハードウェア323は、電源SW押下時間検出部401と、電力モード保持部402と、タイマー403と、電源制御部404とを含む。電源SW押下時間検出部401は、電源SW350が押下されたことを検出し、タイマー403によりその押下時間(押下状態が継続する押下継続時間)を検出してCPU301に通知する。電力モード保持部402は、コントローラ202への電力供給状態に対応する電力モード情報を記憶する。タイマー403は、電力モードの移行処理を監視するハードウェアタイマーである。例えば、タイマー403は、画像形成装置101がユーザ操作を受け付けなくなってから所定時間後に、リセット回路331を介してCPU301をリセットしたり、電源ユニット204のコントローラ202に対する電力供給を制御することができる。電源制御部404は、CPU301からの指示により、電源ユニット204のコントローラ202への電力供給を制御する。
〔実施形態1〕
次に、本実施形態におけるCPU301で実行するソフトウェアの構成について説明する。図5は、CPU301によって実行されるソフトウェア510のブロック構成を示す図である。ソフトウェア510は、閾値保持部501、SW押下時間比較部502、操作部I/F部503、SW押下時間保持部504、電源制御I/F部505を含む。
閾値保持部501は、画像形成装置101が図3(a)に示す電源オン状態の時に、高速起動待機状態若しくは電源オフ状態に移行するために必要な電源スイッチ350の押下時間を保持する。閾値保持部501に保持される閾値は、不揮発性メモリ303にも保持されており、管理者等により任意の値に変更することができる。閾値は、例えば、工場出荷時に不揮発性メモリ303に格納される。SW押下時間保持部504は、電源SW押下時間検出部401で検出された時間を保持する。
SW押下時間比較部502は、閾値保持部501で保持された閾値とSW押下時間保持部504で保持された押下時間とを比較する。その比較結果に応じて、電源制御I/F部505に対して、SW押下時間比較部502は電力モード移行制御の命令を発行する。ここで、命令とは、SW押下時間保持部504の押下時間が閾値保持部501の閾値より短い場合には高速起動待機状態に移行し、一方、閾値より長い場合には電源オフ状態に移行するような命令である。電源制御I/F部505は、SW押下時間比較部502からの命令に基づき、電源制御部404に対して、高速起動待機状態若しくは電源オフ状態のいずれかに移行させるよう制御する。
ユーザが押下時間を誤ると、当然のことながら、その後、ユーザが意図しない電力モードに移行してしまう。このときに起こり得る誤操作としては、電源スイッチ350の押下時間が閾値より短い場合(つまり、意図しない短押し操作)がほとんどであると考えられる。従って、SW押下時間比較部502は、SW押下時間保持部504の押下時間が閾値保持部501に保持された閾値より短い場合には、ユーザに警告を表示する命令を操作部I/F部503に対して発行する。操作部I/F部503は、SW押下時間比較部502から警告命令を受信すると、警告を表示するよう操作部201を表示制御する。ユーザは、警告表示を見て、高速起動待機状態に移行することを確認することができる。
図6は、本実施形態における電力モード移行制御の処理の手順を示すフローチャートである。図6に示す各処理は、例えば、ROM302の制御プログラムがCPU301により実行されることにより実現される。
S601において、画像形成装置101は、図3(a)に示す電源オン状態である。S602において、電源SW押下時間検出部401は、電源スイッチ350の押下時間を検出して取得する。S603において、その検出された押下時間は、SW押下時間保持部504に格納される。S604において、SW押下時間保持部504に格納された電源スイッチ350の押下時間が閾値保持部501に格納された閾値以下であるか否かが判定される。ここで、電源スイッチ350の押下時間が閾値以下であると判定された場合には、S605に進む。S605において、操作部I/F503は、表示パネルに警告メッセージを表示するよう操作部201を表示制御する。
図7は、操作部201において表示される警告メッセージの一例を示す図である。S605では、図7(a)に示すように、「高速起動待機状態に移行します」と表示する。表示の後、S606において、画像形成装置101を高速起動待機状態(第2の電力モード)へ移行する。一方、S604でSW押下時間保持部504に格納された電源スイッチ350の押下時間が閾値保持部501に格納された閾値より大きい場合には、S607に進む。S607において、画像形成装置101を電源オフ状態(第3の電力モード)へ移行する。
また、本実施形態においては、S605で図7(b)に示すように、「高速起動待機状態に移行します。よろしいですか?」と表示するようにしても良い。その場合に、「Yes」ボタンが押下された場合に、S606で高速起動待機状態に移行し、「No」ボタンが押下された場合に、S607で電源オフ状態に移行するようにしても良い。また、「No」ボタンが押下された場合に、再度、電源スイッチ350の操作を受け付ける旨を表示するようにしても良い。
以上のように、本実施形態においては、電源スイッチ350の押下時間を判定して、押下時間が閾値以下である場合には、ユーザに警告表示する。その結果、電源スイッチ350の押下時間が閾値より短かくなるような誤操作を検出することができる。
〔実施形態2〕
実施形態1では、短押しされた場合に警告メッセージを表示することについて説明した。本実施形態では、警告を表示する時間帯を限定することで、本来、必要でない時間帯については警告表示を禁止し、警告表示の必要の可能性が高い時間帯にのみ、警告メッセージを表示する。
例えば、月曜〜木曜は、終業時には原則、電源オフ状態とするが、誤って電源スイッチ350を短押しして高速起動待機状態に移行したとしても、翌日、起動が早くなる分のメリットがあるので、誤操作についての警告メッセージの表示は必ずしも必要ではない。しかしながら、金曜の終業時には、必ず電源オフ状態としなければ、土曜と日曜の2日に渡って余計な電力を消費してしまう。従って、金曜の終業時間帯に短押し操作を検出した場合には、必ず警告メッセージを表示するようにする。
図8は、本実施形態におけるCPU301によって実行されるソフトウェア510のブロック構成を示す図である。ソフトウェア510は、閾値保持部501、操作部I/F部503、警告動作保持部801、押下動作判定部802、制御判定部803、警告時間保持部804、RTCI/F部805、SW押下時間保持部504、電源制御I/F部505を含む。
閾値保持部501は、画像形成装置101が図3(a)で示す電源オン状態の時に、高速起動待機状態若しくは電源オフ状態に移行するために必要な電源スイッチ350の押下時間の閾値を保持する。閾値保持部501に保持される閾値は、不揮発性メモリ303に保持されており、任意の値に変更することができる。警告動作保持部801は、電源スイッチ350の押下時間が警告動作と判定されるための条件を保持する。例えば、警告動作保持部801は、電源スイッチ350の押下時間が閾値保持部501に保持される閾値以下である場合に、警告メッセージを表示するという警告表示条件の設定を保持する。SW押下時間保持部504は、電源SW押下時間検出部401で検出された押下時間を保持する。押下動作判定部802は、閾値保持部501で保持された閾値と警告動作保持部801で保持された警告表示条件の設定とに基づき、SW押下時間保持部504に保持された押下時間が警告メッセージを表示する条件を満たしているかを判定する。そして、満たしていると判定された場合に、制御判定部803に警告表示条件を満たしている旨を通知する。例えば、押下動作判定部802は、SW押下時間保持部504に保持された押下時間が、閾値保持部501に保持された閾値以下である場合には、高速起動待機状態(第2の電力モード)へ移行すべき旨を制御判定部803に通知する。警告時間保持部804は、警告メッセージを表示する時間帯、例えば金曜の17:00〜24:00等の警告表示時間帯の情報を保持する。警告時間保持部804で保持される情報は、不揮発性メモリ303に保持されており、管理者等により任意の値に変更することができる。
RTCI/F部805は、RTC312が計時する現在時刻を必要に応じて受信する。制御判定部803は、RTCI/F部805から受信する時刻が警告時間保持部804に保持される時間帯に該当し、押下動作判定部802から警告表示条件を満たしている通知を受けると、操作部I/F部503に警告メッセージを表示する命令を発行する。操作部I/F部503は、警告メッセージを表示する命令を制御判定部803から受けると、操作部201の表示パネルに警告メッセージを表示する。
制御判定部803は、操作部I/F部503に警告メッセージを表示する命令を発行した後、電源制御I/F部505に対して押下動作判定部802から受けた移行すべき電力モードへの移行命令を発行する。ここで、命令は、SW押下時間保持部504で保持される押下時間が閾値保持部501で保持される閾値より短い場合には高速起動待機状態へ移行し、一方、閾値より長い場合には電源オフ状態へ移行するような命令となる。また、制御判定部803は、警告メッセージを表示する警告表示条件を満たさない場合には、操作部I/F部503に警告メッセージを表示する命令を発行せずに、電源制御I/F部505に対して、移行すべき電力モードへの移行命令を発行する。電源制御I/F部505は、制御判定部803からの命令に基づき、電源制御部404に対して、高速起動待機状態若しくは電源オフ状態のいずれかに移行するよう命令する。
図9は、本実施形態における電力モード移行制御の処理の手順を示すフローチャートである。図9に示す各処理は、例えば、ROM302の制御プログラムがCPU301により実行されることにより実現される。
S901において、画像形成装置101は、図3(a)に示す電源オン状態である。S902において、電源SW押下時間検出部401は、電源スイッチ350の押下時間を検出して取得する。S903において、その検出された押下時間は、SW押下時間保持部504に格納される。S904において、SW押下時間保持部504に格納された電源スイッチ350の押下時間が、警告動作保持部801で保持された警告表示条件の設定を満たす場合には、S905に進む。一方、警告動作保持部801で保持された警告表示条件の設定を満たさない場合には、S907に進む。S907において、電源スイッチ350の押下時間に応じた電力モードに移行する。例えば、その押下時間が閾値より大きい場合には、図3(b)に示す電力オフ状態に移行する。
S905においては、RTCI/F部705で計時される現在時刻が、警告時間保持部804で保持される警告表示時間帯に該当するか否かを判定する。ここで、警告表示時間帯に該当すると判定された場合にはS906に進み、該当しないと判定された場合にはS908に進む。S906において、操作部I/F503は、操作部201に警告メッセージを表示するよう命令する。S908において、電源スイッチ350の押下時間に応じた電力モードに移行する。例えば、その押下時間が閾値以下である場合には、図3(d)に示す高速起動待機状態に移行する。
図10は、操作部201において表示される警告メッセージの一例を示す図である。S906では、図10(a)に示すように、「高速起動待機状態が指示されました。指定のモードと異なります」と表示する。また、S906において、図10(b)に示すように、「高速起動待機状態が指示されました。指定のモードと異なります。よろしいですか?」と表示するようにしても良い。その場合に、「Yes」ボタンが押下された場合に、S908で高速起動待機状態に移行し、「No」ボタンが押下された場合に、S907で電源オフ状態に移行するようにしても良い。また、「No」ボタンが押下された場合に、再度、電源スイッチ350の操作を受け付ける旨を表示するようにしても良い。
以上のように、本実施形態においては、警告メッセージを表示する条件を、ユーザが指定した任意の時間帯および任意の電源スイッチの押下時間に限定することで、必要な場合のみに警告メッセージを表示することができる。
〔実施形態3〕
本実施形態においては、ユーザから、再度、電力モード移行の設定を受け付けることができる。図11は、本実施形態におけるCPU301によって実行されるソフトウェア510のブロック構成を示す図である。ソフトウェア510は、閾値保持部501、操作部I/F部503、警告動作保持部801、押下動作判定部802、制御判定部1103、警告時間保持部804、RTCI/F部705、SW押下時間保持部504、電源制御I/F部505を含む。
閾値保持部501は、画像形成装置101が図3(a)に示す電源オン状態の時に、高速起動待機状態若しくは電源オフ状態に移行するために必要な電源スイッチ350の押下時間の閾値を保持する。閾値保持部501に保持される閾値は、不揮発性メモリ303に保持されており、管理者等により任意の値に変更することができる。警告動作保持部801は、電源スイッチ350の押下時間が警告動作と判定されるための条件を保持する。例えば、警告動作保持部801は、電源スイッチ350の押下時間が閾値保持部501に保持される閾値以下である場合に、警告メッセージを表示するという警告表示条件の設定を保持する。SW押下時間保持部504は、電源SW押下時間検出部401で検出された押下時間を保持する。押下動作判定部802は、閾値保持部501で保持された閾値と警告動作保持部801で保持された警告表示条件の設定とに基づき、SW押下時間保持部504に保持された押下時間が警告メッセージを表示する条件を満たしているかを判定する。そして、満たしていると判定された場合に、制御判定部1103に警告表示条件を満たしている旨を通知する。例えば、押下動作判定部802は、SW押下時間保持部504に保持された押下時間が、閾値保持部501に保持された閾値以下である場合には、高速起動待機状態(第2の電力モード)へ移行すべき旨を制御判定部1103に通知する。警告時間保持部804は、警告メッセージを表示する時間帯、例えば金曜の17:00〜24:00等の警告表示時間帯の情報を保持する。警告時間保持部804に保持される情報は、不揮発性メモリ303に保持されており、管理者等により任意の値に変更することができる。
RTCI/F部805は、RTC312が計時する現在時刻を必要に応じて受信する。制御判定部1103は、RTCI/F部805から受信する時刻が警告時間保持部804に保持される時間帯に該当し、押下動作判定部802から警告表示条件を満たしている通知を受けると、操作部I/F部503に警告メッセージを表示する命令を発行する。操作部I/F部503は、警告メッセージを表示する命令を制御判定部803から受けると、操作部201の表示パネルに警告メッセージを表示する。また、操作部I/F部503は、ユーザから操作部201を介して、移行すべき電力モードの指示を受け付けて制御判定部1103に通知する。
制御判定部1103は、操作部I/F部503から移行すべき電力モードの通知を受けると、電源制御I/F部505に対して、その電力モードへの移行命令を発行する。ここで、命令は、SW押下時間保持部504で保持される押下時間が閾値保持部501で保持される閾値より短い場合には高速起動待機状態へ移行し、一方、閾値より長い場合には電源オフ状態へ移行するような命令となる。また、制御判定部1103は、警告メッセージを表示する警告表示条件を満たさない場合には、操作部I/F部503に警告メッセージを表示する命令を発行せずに、電源制御I/F部505に対して、移行すべき電力モードへの移行命令を発行する。電源制御I/F部505は、制御判定部1103からの命令に基づき、電源制御部404に対して、高速起動待機状態若しくは電源オフ状態のいずれかに移行するよう命令する。
図12は、本実施形態における電力モード移行制御の処理の手順を示すフローチャートである。図9に示す各処理は、例えば、ROM302の制御プログラムがCPU301により実行されることにより実現される。
S1201において、画像形成装置101は、図3(a)に示す電源オン状態である。S1202において、電源SW押下時間検出部401は、電源スイッチ350の押下時間を検出して取得する。S1203において、その検出された押下時間は、SW押下時間保持部504に格納される。S1204において、SW押下時間保持部504に格納された電源スイッチ350の押下時間が、警告動作保持部801で保持された警告表示条件の設定を満たす場合には、S1205に進む。一方、警告動作保持部801で保持された警告表示条件の設定を満たさない場合には、S1207に進む。S1207において、電源スイッチ350の押下時間に応じた電力モードに移行する。例えば、その押下時間が閾値より大きい場合には、図3(b)に示す電力オフ状態に移行する。
S1205においては、RTCI/F部705で計時される現在時刻が、警告時間保持部804で保持される警告表示時間帯に該当するか否かを判定する。ここで、警告表示時間帯に該当すると判定された場合にはS1206に進み、該当しないと判定された場合にはS1208に進む。S1208において、電源スイッチ350の押下時間に応じた電力モードに移行する。例えば、その押下時間が閾値以下である場合には、図3(d)に示す高速起動待機状態に移行する。S1206において、操作部I/F503は、操作部201に警告メッセージを表示するよう命令する。
図13は、操作部201において表示される警告メッセージの一例を示す図である。S1209では、図13に示すように、「高速起動待機状態が指示されました。指定のモードと異なります。再度、モードを指定して下さい。」と、いずれかのモードへの移行指示を受付可能なように表示する。ここで、「高速起動待機モード」ボタンが押下された場合には、S1210において、画像形成装置101を高速起動待機状態に移行する。一方、「電源オフモード」ボタンが押下された場合には、S1210において、画像形成装置101を電源オフ状態に移行する。
以上のように、本実施形態においては、ユーザから、再度、電力モード移行の設定を受け付けることができる。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (14)

  1. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置は、電源の供給が遮断された電源断状態と電源の供給が制限された省電力状態とのいずれかの状態に前記画像形成装置を移行させるための電源ボタンと、
    前記電源ボタンの押下時間が、予め設定された閾値より短いか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により前記電源ボタンの押下時間が前記閾値より短いと判定された場合、前記省電力状態への移行をユーザに通知するための画面を表示するよう表示部を制御する表示制御手段と、
    前記表示部により表示された前記画面を介して前記省電力状態への移行を実行するか否かについての指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けた前記指示が前記省電力状態への移行を実行する指示である場合、前記画像形成装置を前記省電力状態へ移行させ、前記受付手段により受け付けた前記指示が前記省電力状態への移行を実行しない指示である場合、前記画像形成装置を前記省電力状態へ移行させることを中止する電源制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記電源ボタンが押下された時刻が、予め定められた時間帯に属しているか否かを判定する第2の判定手段、をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記第1の判定手段により前記電源ボタンの押下時間が前記閾値より短く、前記第2の判定手段により前記時刻が前記予め定められた時間帯に属していると判定された場合、前記省電力状態への移行を示す情報を表示するよう前記表示部を制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記受付手段により前記省電力状態への移行を実行しない指示を受け付けた場合、前記電制御手段は、前記画像形成装置を前記電源断状態へ移行させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記受付手段により前記省電力状態への移行を実行しない指示を受け付けた場合、前記表示制御手段は、前記電源ボタンを再度、押下するように前記ユーザを促すための第2の画面を表示するよう前記表示部を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記省電力状態は、前記画像形成装置を起動するためのプログラムを記憶している揮発性メモリに電源が供給されている状態であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記閾値を保持する第1の保持手段、をさらに備え、
    前記第1の保持手段により保持される前記閾値は、ユーザにより設定されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記予め定められた時間帯を保持する第2の保持手段、をさらに備え、
    前記第2の保持手段により保持される前記予め定められた時間帯は、ユーザにより設定されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1の判定手段により前記電源ボタンの押下時間が前記閾値より短いと判定され、前記第2の判定手段により前記時刻が前記予め定められた時間帯に属すると判定された場合、前記表示制御手段は、前記画像形成装置は所定のモードに反して前記省電力状態へ移行する旨を警告表示するよう前記表示部を制御することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記所定のモードは、前記電源制御手段が前記画像形成装置を前記電源断状態へ移行させるモードであることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 条件を保持する第3の保持手段、をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記電源ボタンの押下時間が前記第3の保持手段により保持された前記条件を満たす場合、前記省電力状態への移行を前記ユーザに通知するための画面を表示するよう前記表示部を制御することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記第3の保持手段により保持された前記条件は、前記電源ボタンの押下時間が前記閾値より短いことを特定することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記受付手段は、前記省電力状態への移行を実行するか否かについての指示として、前記省電力状態もしくは前記電源断状態への移行を実行する指示を受け付け、
    前記受付手段により受け付けた前記指示が前記省電力状態への移行を実行する指示である場合、前記電源制御手段は、前記画像形成装置を前記省電力状態へ移行し、
    前記受付手段により受け付けた前記指示が前記電源断状態への移行を実行する指示である場合、前記電源制御手段は、前記画像形成装置を前記電源断状態へ移行する、ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 電源の供給が遮断された電源断状態と電源の供給が制限された省電力状態とのいずれかの状態に移行させるための電源ボタンを備える画像形成装置において実行される制御方法であって、
    前記電源ボタンの押下時間が、予め設定された閾値より短いか否かを判定する第1の判定工程と、
    前記第1の判定工程において前記電源ボタンの押下時間が前記閾値より短いと判定された場合、前記省電力状態への移行をユーザに通知するための画面を表示するよう表示部を制御する表示制御工程と、
    前記表示部により表示された前記画面を介して前記省電力状態への移行を実行するか否かについての指示を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程において受け付けた前記指示が前記省電力状態への移行を実行する指示である場合、前記画像形成装置を前記省電力状態へ移行させ、前記受付工程において受け付けた前記指示が前記省電力状態への移行を実行しない指示である場合、前記画像形成装置を前記省電力状態へ移行させることを中止する電源制御工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  14. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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