JP6070238B2 - 光ケーブル保持装置及び電子機器 - Google Patents

光ケーブル保持装置及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP6070238B2
JP6070238B2 JP2013023696A JP2013023696A JP6070238B2 JP 6070238 B2 JP6070238 B2 JP 6070238B2 JP 2013023696 A JP2013023696 A JP 2013023696A JP 2013023696 A JP2013023696 A JP 2013023696A JP 6070238 B2 JP6070238 B2 JP 6070238B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding
central shaft
optical cable
shaft portion
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013023696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014153564A (ja
Inventor
井上 孝
孝 井上
謙二 津々見
謙二 津々見
純一 羽山
純一 羽山
憲二 利光
憲二 利光
藤田 和男
和男 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013023696A priority Critical patent/JP6070238B2/ja
Priority to US14/141,888 priority patent/US9146370B2/en
Publication of JP2014153564A publication Critical patent/JP2014153564A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6070238B2 publication Critical patent/JP6070238B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

本明細書で論じられる実施の形態は、光ケーブルを保持する複数のケーブルホルダを備える光ケーブル保持装置及び電子機器に関する。
従来、光ケーブルは、特性劣化及び損傷を防止するために、一定の曲率半径を確保される。そのため、光ケーブルの余長を処理する際には、光ケーブルは、ループ状に旋回される。
光ケーブルの余長処理機構として、取付板に放射状に設けられたスリットと、このスリットに沿って往復摺動可能なスライド部と、スライド部に装着されたケーブルホルダと、を備える機構が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭62−164005号公報
図21は、光ケーブルの余長処理の一例を説明するための斜視図である。
図22〜図24は、ケーブルホルダのロック解除方法の一例を説明するための正面図である。
図21に示すように、基板601上に配置された光モジュール602は、入出力側のそれに光ケーブル200が接続されている。光ケーブル200は、基板601上に配置された複数のケーブルホルダ603によって保持されている。また、光ケーブル200は、光モジュール602によってループ状に旋回されることで、余長を処理されている。
ケーブルホルダ603は、基板601に固定されている。ケーブルホルダ603は、光ケーブル200の一定の曲率半径を確保するように予め基板601に対して実装されている。また、基板601には、ケーブルホルダ603を移動させて光ケーブル200の余長公差を吸収するために、余分にケーブルホルダ603の取付孔が設けられる。
図22〜図24に示すように、光ケーブル200をケーブルホルダ603から取り出すときには、人の手604によってホルダ本体603aに嵌め込まれた蓋603bのロックが個別に解除される。
ところで、近年、通信装置は、トラフィックの増大に伴い、年々高密度化を増すとともに小型化が要求されている。そのため、プリント配線板内のデバイスも小型化傾向になってきており、プリント配線板内での光ケーブルの処理本数が増大傾向にある。
そのため、上記の光ケーブルの余長処理機構のように、スリット及びスライド部が取付板に設けられ、ケーブルホルダがスライド部に装着される機構では、取付板である基板において部品実装領域やパターン領域が制約される。したがって、高密度実装が阻害される。
また、図21〜図24に示すケーブルホルダ603は、光ケーブル200のルートに合わせて複数個配列される。そのため、ケーブルホルダ603の基板601に対する固定箇所が多くなることで、部品実装領域が制約される。したがって、基板601の高密度実装が阻害される。
1つの側面では、本発明の目的は、高密度実装が阻害されるのを防いで光ケーブルの余長を処理することができる光ケーブル保持装置及び電子機器を提供することである。
光ケーブル保持装置は、基板に対し立ち上がるように固定された中心軸部と、前記中心軸部から放射状に拡がるように配置され、前記中心軸部側の基端から前記基板側に向かって延び自由端である先端に近づくほど前記中心軸部から遠ざかるように湾曲する可撓性の複数の保持足と、前記保持足の前記先端において前記基板とは独立して配置され、光ケーブルを保持する複数のケーブルホルダと、を備える光ケーブル保持装置が提供される。
電子機器は、基板と、前記基板に対し立ち上がるように固定された中心軸部と、前記中心軸部から放射状に拡がるように配置され、前記中心軸部側の基端から前記基板側に向かって延び自由端である先端に近づくほど前記中心軸部から遠ざかるように湾曲する可撓性の複数の保持足と、前記保持足の前記先端において前記基板とは独立して配置され、光ケーブルを保持する複数のケーブルホルダと、を備える電子機器が提供される。
開示の光ケーブル保持装置及び電子機器は、高密度実装が阻害されるのを防いで光ケーブルの余長を処理することができるという効果を奏する。
一実施の形態に係る電子機器を示す斜視図である。 一実施の形態に係る光ケーブル保持装置を示す正面図である。 一実施の形態に係る光ケーブル保持装置を示す平面図である。 一実施の形態に係る光ケーブル保持装置を、保持足の一部及びケーブルホルダを省略して示す正面図である。 一実施の形態に係る光ケーブル保持装置を、保持足の一部及びケーブルホルダを省略して示す平面図である。 一実施の形態における保持足等を示す正面図(側面図)である。 図4のA部拡大図である。 図4のB部拡大図である。 一実施の形態におけるケーブルホルダ等を示す正面図(側面図)である。 一実施の形態におけるケーブルホルダを示す正面図である。 一実施の形態におけるケーブルホルダを示す平面図である。 一実施の形態におけるケーブルホルダを示す右側面図である。 一実施の形態におけるケーブルホルダの蓋を示す正面図である。 一実施の形態におけるケーブルホルダの蓋を示す平面図である。 一実施の形態におけるケーブルホルダの蓋を示す右側面図である。 一実施の形態におけるケーブルホルダ(蓋開状態)を示す正面図である。 図10のC部拡大図ある。 一実施の形態におけるケーブルホルダ(蓋開状態)を示す斜視図である。 一実施の形態における保持足調整部を示す正面図(側面図)である。 一実施の形態における保持足調整部を示す平面図である。 一実施の形態における保持足調整部を示す底面図である。 図13AのD部の内部構造を示す拡大図(その1)である。 図13AのD部の内部構造を示す拡大図(その2)である。 一実施の形態における保持足押圧部を示す底面図及び正面図(側面図)である。 一実施の形態における基板固定部を示す正面図である。 一実施の形態における光ケーブルの保持方法の一例を示す斜視図(その1)である。 一実施の形態における光ケーブルの保持方法の一例を示す斜視図(その2)である。 一実施の形態における光ケーブルの保持方法の一例を示す斜視図(その3)である。 一実施の形態における光ケーブルの保持方法の一例を示す斜視図(その4)である。 一実施の形態における光ケーブルの保持方法の一例を示す斜視図(その5)である。 一実施の形態の第1変形例に係る光ケーブル保持装置を示す斜視図である。 一実施の形態の第2変形例に係る光ケーブル保持装置を示す斜視図である。 一実施の形態の第3変形例に係る光ケーブル保持装置を示す斜視図である。 光ケーブルの余長処理の一例を説明するための斜視図である。 ケーブルホルダのロック解除方法の一例を説明するための正面図(その1)である。 ケーブルホルダのロック解除方法の一例を説明するための正面図(その2)である。 ケーブルホルダのロック解除方法の一例を説明するための正面図(その3)である。
以下、実施の形態に係る光ケーブル保持装置及び電子機器について説明する。
図1は、一実施の形態に係る電子機器100を示す斜視図である。
図2A及び図2Bは、一実施の形態に係る光ケーブル保持装置1を示す正面図及び平面図である。
図3A及び図3Bは、光ケーブル保持装置1を、保持足20の一部及びケーブルホルダ30を省略して示す正面図及び平面図である。
図1に示すように、電子機器100は、光ケーブル保持装置1と、基板101と、を備える。
図1〜図3Bに示すように、光ケーブル保持装置1は、中心軸部10と、複数の保持足20と、複数のケーブルホルダ30と、を備え、図1に示す光ケーブル200を保持する。光ケーブル保持装置1は、保持足調整部40、グリップ部50、保持足押圧部60、及び基板固定部70を更に備えるとよい。光ケーブル保持装置1の材料は、例えば樹脂である。光ケーブル保持装置1の材料は、部材ごとに異なっていてもよい。
光ケーブル200は、基板101内の光モジュール等の第1の接続部と、基板101外或いは電子機器100外の第2の接続部とを光接続するが、例えば、基板101内或いは電子機器100内の複数の接続部間で光接続を行うものであってもよい。
中心軸部10は、基板101に対し立ち上がるように固定されている。中心軸部10は、保持足調整部40よりも上側の部分で保持足調整部40よりも下側の部分よりも大径とすることで、大径の部分が後述する保持足20を保持足調整部40の上の部分でガイドするとよい。
保持足20は、中心軸部10から放射状に拡がるように配置され、中心軸部10側の基端20aから基板101側に向かって延び、自由端である先端20bに近づくほど中心軸部10から遠ざかるように湾曲する。
保持足20は、例えば帯状を呈する。複数の保持足20は、基端20aにおいて基端固定部の一例であるグリップ部50によって一括して束ねられて固定されている。
保持足20は、可撓性を有する。保持足20の材料は、少なからず撓むことができれば制限されないが、一例としては、ナイロンなどの樹脂が挙げられる。
保持足20の本数は、例えば4本である。保持足20の本数は、複数本であればよい。当然ながら、保持足20の本数は、ループ状に旋回させた光ケーブル200を確実に保持することだけを考慮すれば本数が多いことが望ましく、構造を簡素化することだけを考慮すれば本数が少ないことが望ましい。
保持足20は、図5(図4のA部拡大図)及び図6(図4のB部拡大図)に示すように、基端20aと先端20bとを結ぶ長さ方向の少なくとも一部に形成された凹凸部20cを含む。凹凸部20cは、例えば、複数の凸部が長さ方向に間隔を隔てて配置されることで形成される。しかし、凹凸部20cとしては、例えば、複数の凹部が長さ方向に間隔を隔てて設けられるものや、凸部及び凹部が交互に連続して設けられるものなどであってもよい。
凹凸部20cは、詳しくは後述するが、保持足調整部40の係合部42に対し係合することで固定される。凹凸部20cは、長さ方向のうち係合部42と係合する範囲にだけ設けられていてもよい。
保持足20は、図6に示すように、長さ方向の少なくとも一部に形成された目盛り20dを含む。目盛り20dは、複数のケーブルホルダ30により保持される光ケーブル200の半径を表示する。
光ケーブル200の半径は、図1に示すように後述するケーブルホルダ30がケーブル保持位置P1にあるとき、ケーブルホルダ30内の位置と、この位置を含む基板101に平行な仮想面と中心軸部10とが交わる位置とを結ぶ長さである。しかし、例えば、保持足20の先端20bの位置からの長さを目盛り20dが表示していても、その長さは、ケーブルホルダ30の半径とほぼ同一になることから、ケーブルホルダ30の半径を表示するものといえる。また、ケーブルホルダ30がケーブル保持位置P1にあるときに、光ケーブル200が、許容される所定の曲率半径に収まる範囲と収まらなくなる範囲との境界を例えば1本の線で表示する目盛り20dであってもよい。この場合の目盛り20dは、光ケーブル200の半径に関連する情報を表示するものといえる。なお、光ケーブル200は、楕円状に旋回されることもあることから、その場合、光ケーブル200の半径は、長軸側の保持足20では光ケーブル200の長半径となり、短軸側の保持足20では光ケーブル200の短半径となる。
図7〜図12に示すように、ケーブルホルダ30は、ホルダ本体31と、蓋32とを含む。
ケーブルホルダ30は、保持足20の先端20bが中心軸部10から遠ざかるように拡がって配置される図1に示すケーブル保持位置P1をとる。また、ケーブルホルダ30は、ケーブル保持位置P1よりも保持足20の先端20bが中心軸部10に近い図2A及び図4に示すケーブル未保持位置P2をとる。ケーブル保持位置P1及びケーブル未保持位置P2については詳しくは後述する。
ケーブルホルダ30は、例えばループ状に旋回する光ケーブル200を保持する。保持足20の先端20bが自由端であるため、ケーブルホルダ30は、保持足20の先端20bにおいて基板101とは独立して(即ち、移動可能であるか移動不能であるかを問わず基板101上に固定されずに)配置されている。
蓋32は、図8A及び図8Bに示す閉状態(S1)と、図7、図10、及び図12に示す開状態(S2)とをとる。蓋32は、閉状態(S1)において、ホルダ本体31とともに光ケーブル200を保持する。蓋32は、開状態(S2)では、保持足20に沿って挿入されてくる光ケーブル200を受け入れるように保持足20側から開放する。
図8Aに示すように、ケーブルホルダ30は、ホルダ本体31により形成される2辺30−1,30−2と閉状態の蓋32(S1)により形成される1辺30−3とによって略三角形状を呈する。ホルダ本体31は、対向する部分の長さが互いに異なる略U字形状を呈するともいえる。
ホルダ本体31により形成される2辺30−1,30−2は、ケーブル保持位置P1において中心軸部10と平行な第1の辺30−1と、第1の辺に隣接する第2の辺30−2とである。第2の辺30−2は、ケーブルホルダ30がケーブル未保持位置P2からケーブル保持位置P1に移動する過程で、基板101に平行になる。そのため、ケーブルホルダ30が基板101上をスライドするように移動することができる。
蓋32により形成される1辺30−3は、ケーブル保持位置P1において第1の辺30−1のうち基板101とは反対側の端部(図8Aにおける上端)から、中心軸部10と直交する方向に中心軸部10と遠ざかるように延びる第3の辺30−3である。
第1の辺30−1と第3の辺30−3との間において、ホルダ本体31は本体側ロック部31aを有し、蓋32は蓋側ロック部32aを有する。本体側ロック部31aと蓋側ロック部32aとは互いに固定される。
本体側ロック部31aは、例えば、正面側と背面側とで上端から下方に延びる溝31c(図11参照)である。蓋側ロック部32aは、平面視(図9B参照)においてT字状に切り欠かれ左右の先端部分で本体側ロック部31aの溝31cに挿入される。図11に示すように、溝31cでは、高さ方向に凹部31dが連続して設けられている。複数の凹部31dのいずれかには、蓋側ロック部32aの凸部32bが挿入され固定される。この凸部32bは、蓋側ロック部32aの左右の先端のうち一方側の例えば上端から他方側に突出する。なお、蓋32の回動軸が例えばホルダ本体31の溝31cと平行に移動することで、凹部31dと凸部32bとの固定位置を容易に調整することができる。
ホルダ本体31には、本体側ロック部31aの近傍において保持足ロック部31bが設けられている。この保持足ロック部31bには、保持足20の先端20bが挿入され、保持足20を例えばはめ込み或いはその他の手段により着脱自在に固定する。これにより、ケーブルホルダ30は、保持足20の先端20bに対して着脱自在に配置されている。
図8A〜図8C、図10、及び図12に示すように、ケーブルホルダ30は、蓋支持凸部33を更に含む。この蓋支持凸部33は、第2の辺30−2と第3の辺30−3との間に設けられ、ケーブル未保持位置P2における開状態の蓋32(S2)を支持する。そのため、蓋支持凸部33は、蓋32の開放角度を規制している。
蓋支持凸部33のうち蓋32との当接部分(図10における右端の当接面)は、ケーブル未保持位置P2において水平方向より上方を向く(図10及び図12参照)。また、蓋支持凸部33のうち蓋32との当接部分は、ケーブル保持位置P1において水平方向を向くか水平方向より下方を向く(図8A参照。図8Aでは、水平方向より下方を向いている。)。
蓋32は、ケーブルホルダ30がケーブル未保持位置P2からケーブル保持位置P1に移動することによって、自重で蓋支持凸部33から離れて閉状態S1の位置へ向けて移動する。
図13A〜図14Bに示すように、保持足調整部40は、保持足調整部40は、調整部本体41と、係合部42とを含む。保持足調整部40は、中心軸部10に配置され、保持足20の長さ方向(基端20aと先端20bとを結ぶ方向)における固定位置によって保持足20の長さを調整する。
図13Bに示すように、調整部本体41は、例えば、2枚の細長い板状部材を、中心軸部10を中心とした十字形状に交差させることで、形成されている。調整部本体41には、中心軸部10の周囲に4つのガイド孔41aが形成されている。
ガイド孔41aは、保持足20をガイドする。ガイド孔41aは、保持足20の基端20a側の端部(図14Aにおけるガイド孔41aの上端)から保持足20の先端20b側の端部(図14Aにおけるガイド孔41aの下端)に近づくほど中心軸部10から遠ざかるように例えば傾斜している。これにより、ケーブルホルダ30がケーブル未保持位置P2(図2A及び図14A参照)からケーブル保持位置P1(図1及び図14B参照)に移動するときに、保持足20が基端20aから先端20bにかけて中心軸部10から遠ざかるように湾曲しやすくなる。
係合部42は、中心軸部10を中心とした円形状を呈し、各ガイド孔41aに向けて中心軸部10側に突出する調整レバー42aを有する。保持足調整部40は、調整レバー42aにおいて、図14Bに示すように保持足20の凹凸部20cに係合することで保持足20を固定する。
係合部42の4つの調整レバー42aが一体に設けられているため、保持足調整部40は、複数の保持足20の長さを一括して調整する。なお、複数の調整レバー42aを互いに分離させて個別調整を行えるようにしてもよい。
図1〜図4に示すグリップ部50は、上記のとおり基端固定部の一例であり、複数の保持足20を基端20aにおいて一括して束ねて固定する。グリップ部50は、人がつかみやすいように、例えば、中心軸部10と同軸上に配置され基板101側(図1における下端)のみに開口する円筒形状を呈する。グリップ部50は、中心軸部10の上方において、中心軸部10と間隔を隔てて配置されている。この間隔は、グリップ部50を中心軸部10と平行に移動させることで、保持足調整部40により保持足20の長さを調整するためである。
図15に示す保持足押圧部60は、例えば風車形状を呈し、中心軸部10を回動中心として回動する。保持足押圧部60は、複数の保持足20を、中心軸部10から遠ざけるように押圧する。保持足押圧部60は、複数の保持足押圧翼61を含む。これら複数の保持足押圧翼61は、保持足20を中心軸部10から遠ざけるように押圧する第1の位置P11(図17E参照)と、この第1の位置から退避した第2の位置P12(図17A〜図17D参照)とに一体に回動する。保持足押圧部60の回動動作は、例えばグリップ部50における人により行われる回動動作に連動させるとよい。
複数の保持足押圧翼61の間には、複数の溝62が位置する。溝62は、保持足押圧翼61が第2の位置P12にあるときに保持足20を受け入れる。
保持足押圧翼61は、保持足20に当接し保持足20を跨ぐ回動を規制する回動規制凸部61aを有する。回動規制凸部61aは、例えば、保持足押圧翼61から中心軸部10と遠ざかる方向に突出する。
図15に示すように、保持足押圧翼61は、第2の位置P12から第1の位置P11に回動するときに保持足20を持ち上げるために、溝62側の基端から先端にかけて上方に湾曲しているとよい。
図16に示すように、基板固定部70は、挿入部の一例である矢じり71と、押さえ部材72とを含む。
矢じり71は、例えばV字形状である先細り形状を呈し、中心軸部10の一端側に設けられ撓んで、貫通方向に直交する断面積が小さくなった状態で、仮想線(二点鎖線)で示す基板101を貫通する。
押さえ部材72は、弾性を有し、基板101を挟んで矢じり71に対向する位置において中心軸部10に例えば鍔のように設けられている。押さえ部材72は、基板101を矢じり71側に押さえる。押さえ部材72は、例えば、基板101側に開口するU字形状を呈する。図16の例では、U字形状の押さえ部材72の互いに対向する部分が開口端に向けて互いに遠ざかるように拡がっている。押さえ部材72は、このような形状により板バネのように弾性を得られるため、ゴムなどの材質でなく、樹脂などでもよい。
図17A〜図17Eは、本実施の形態における光ケーブル200の保持方法の一例を示す斜視図である。
図17Aに示す光ケーブル保持装置1は、初期状態である。ケーブルホルダ30はケーブル未保持位置P2にあるが、保持足20は、グリップ部50により束ねられること、及び、保持足調整部40の上述のガイド孔41aによりガイドされることによって、少し湾曲している。複数の保持足20は、閉じた傘の親骨(放射状に拡がる部分)のように中心軸部10からあまり遠ざからない状態となっている。これにより、複数のケーブルホルダ30は、ケーブル保持位置P1よりも中心軸部10に近いケーブル未保持位置P2をとる。
次に、図17Bに示すように、光ケーブル200が、例えば規定の曲率半径以下で、無造作に作られた適当な円形の状態でグリップ部50を中心にグリップ部50及び保持足調整部40の周囲に輪投げのように配置される。
図17Cに示すように、光ケーブル200は、保持足20によりガイドされてケーブルホルダ30に挿入される。
そして、人は、図17Dに示す目盛り20dを例えば保持足調整部40の上端の部分で見ながら、グリップ部50を中心軸部10と平行に移動(図17Dにおける上下動)させることで、保持足20の保持足調整部40から先端20bまでの距離を調整する。これにより、ケーブルホルダ30がケーブル保持位置P1にあるときの光ケーブル200の曲率半径を調整することができる。
次に、図17Eに示すように、人がグリップ部50を中心軸部10側に押し当て、そのままグリップ部50を中心軸部10ごと基板101に押下する。これにより、基板固定部70の矢じり71が中心軸部10に挿入され、上述のように、基板固定部70によって光ケーブル保持装置1が基板101に対して固定される。
また、保持足20は、先端20bにおいて基板101と平行になるように中心軸部10から遠ざかるように図17Aに示す初期状態よりも大きく湾曲する。これにより、ケーブルホルダ30は、ケーブル保持位置P1に移動する。そして、上述のとおり、蓋32が自重で閉状態S1に移動してホルダ本体31と蓋32とが仮固定される。これにより、光ケーブル200のケーブルホルダ30からの飛び出しが防止される。その後、例えば人が最後に手動でホルダ本体31と蓋32とをロックするとよい。
図18は、一実施の形態の第1変形例に係る光ケーブル保持装置201を示す斜視図である。
第1変形例に係る光ケーブル保持装置201は、複数の保持足220が互いに分離可能に配置されている点のみ図1等に示す光ケーブル保持装置1と相違する。
保持足220も図1に示す保持足20と同様にグリップ部50により一括して束ねられ固定されているが、グリップ部50に対して着脱自在である。これにより、複数の保持足220は、互いに分離可能に配置されている。保持足220を分離可能に配置するためには、グリップ部50を省略してもよい。
保持足調整部40は、複数の保持足220を互いに異なる長さに調整する。これにより、図18に示すように、楕円形状に光ケーブル200を旋回させることができるなど、光ケーブル200の保持方法の自由度が増す。
図19は、一実施の形態の第2変形例に係る光ケーブル保持装置301を示す斜視図である。
第2変形例に係る光ケーブル保持装置301は、複数(一例として4つ)の保持足20に代えて、複数(一例として4つ)の第1の保持足321及び複数(一例として4つ)の第2の保持足322を含むことにおいて図1等に示す光ケーブル保持装置1と相違する。
保持足調整部40及び保持足押圧部60、並びに、グリップ部50を一例とする一括固定部は、複数の第1の保持足321と複数の第2の保持足322とのそれぞれに配置してもよい。中心軸部10は、複数の第1の保持足321と複数の第2の保持足322とで共通化させるとよい。
第1の保持足321の基端321aは、第2の保持足322の基端322aよりも上方に位置する。
第1の保持足321の先端321bと複数の第2の保持足322の先端322bとは、中心軸部10からの距離が互いに異なる。図19の一例では、第1の保持足321が第2の保持足322よりも長いため、第1の保持足321の先端321bが第2の保持足322の先端322bよりも中心軸部10から遠くに位置するが、その逆に近くに位置してもよい。
これにより、複数の第1の保持足321が保持する光ケーブル200−1と、複数の第2の保持足322が保持する光ケーブル200−2とで、互いに径が異なる光ケーブル200を保持することができる。
図20は、一実施の形態の第3変形例に係る光ケーブル保持装置401を示す斜視図である。
第3変形例に係る光ケーブル保持装置401は、互いに異なる種類(例えば、開口部の形状が異なる複数種類)のケーブルホルダ30,430を備える。開口部の形状が大きい2つのケーブルホルダ430は、互いに隣接している。相対的に開口部の形状が小さい2つのケーブルホルダ30も、互いに隣接している。相対的に開口部の形状が大きいケーブルホルダ430は、ケーブルホルダ30とともに保持する光ケーブル200−11に加えて、他の光ケーブル200−12も保持している。
ケーブルホルダ30とケーブルホルダ430とは、図12に示す保持足ロック部31bのように保持足20を着脱自在に固定する部材を配置することで、容易に変更することができる。
以上説明した一実施の形態では、可撓性の複数の保持足20は、中心軸部10から放射状に拡がるように配置され、中心軸部10側の基端20aから基板101側に向かって延び自由端である先端20bに近づくほど中心軸部10から遠ざかるように湾曲する。ケーブルホルダ30は、保持足20の先端20bにおいて基板101とは独立して配置され、光ケーブル200を保持する。そのため、ケーブルホルダ30が、移動可能に又は移動不能に基板101上に固定される場合と比較して、ケーブルホルダ30が基板101の高密度実装を阻害するのを防ぐことができる。よって、本実施の形態によれば、高密度実装が阻害されるのを防いで光ケーブル200の余長を処理することができる。
また、本実施の形態では、保持足調整部40は、中心軸部10に配置され、保持足20の基端20aと先端20bとを結ぶ長さ方向における固定位置によって保持足20の長さを調整する。そのため、高密度実装が阻害されるのを防いで、光ケーブル200の余長公差などによる光ケーブル200の余長のばらつきを吸収することができる。更には、上記のとおりケーブルホルダ30が基板101とは独立して配置されている。そのため、光ケーブル200の余長のばらつきを吸収するために予備のケーブルホルダ取付孔を基板101に設ける従来の手法のように、ケーブルホルダが基板101の高密度実装を広範囲に亘って阻害するのも防ぐことができる。更には、部品実装前の検討時に詳細な光ケーブル200のルートを検討することを省略できるため、設計工数を削減することもできる。
また、本実施の形態では、保持足調整部40は、複数の保持足20の長さを一括して調整する。一例としては、保持足調整部40は、各保持足20に係合する複数の調整レバー42aが係合部42に対し一体に設けられている。そのため、簡単に光ケーブル200の余長を処理することができる。
また、本実施の形態では、保持足調整部40は、保持足20をガイドするガイド孔41aを含み、このガイド孔41aは、保持足20の基端20a側の端部から保持足20の先端20b側の端部に近づくほど中心軸部10から遠ざかる。そのため、保持足20を、基端20aから先端20bにかけて中心軸部10から遠ざかるように湾曲しやすくすることができる。
また、本実施の形態では、保持足20は、長さ方向の少なくとも一部に形成された凹凸部20cを含む。また、保持足調整部40は、凹凸部20cに係合することで保持足20を固定する係合部42を含む。そのため、光ケーブル200の余長のばらつきを、簡素な構成で吸収することができる。
また、本実施の形態では、グリップ部50を一例とする基端固定部は、複数の保持足20を基端20aにおいて一括して束ねて固定する。そのため、複数の保持足20が一体化することで、光ケーブル200の余長を、簡素な構成で確実に処理することができる。
また、本実施の形態では、保持足押圧部60は、中心軸部10を回動中心として回動し、複数の保持足20を中心軸部10から遠ざけるように押圧する。また、保持足押圧部60は、複数の保持足20を中心軸部10から遠ざけるように押圧する第1の位置P11と、この第1の位置から退避した第2の位置P12とに一体に回動する複数の保持足押圧翼61を含む。そのため、保持足20を、基端20aから先端20bにかけて中心軸部10から遠ざかるように湾曲しやすくすることができる。
また、本実施の形態では、保持足押圧部60は、複数の保持足押圧翼61の間に位置する複数の溝62を含む。これら複数の溝62は、複数の保持足押圧翼61が第2の位置P12にあるときに保持足20を受け入れる。また、保持足押圧翼61は、保持足20に当接し保持足20を跨ぐ回動を規制する回動規制凸部61aを有する。そのため、簡素な構成で保持足押圧部60が保持足20を湾曲させることができる。
また、本実施の形態では、ケーブルホルダ30は、ホルダ本体31と、蓋32とを含む。蓋32は、ホルダ本体31とともに光ケーブル200を保持する閉状態S1、及び、保持足20に沿って挿入されてくる光ケーブル200を受け入れるように保持足20側から開放する開状態S2をとる。そのため、簡単に光ケーブル200の余長を処理することができる。
また、本実施の形態では、ケーブルホルダ30は、ケーブル保持位置P1と、このケーブル保持位置P1よりも中心軸部10に近いケーブル未保持位置P2とをとる。ケーブルホルダ30は、ホルダ本体31により形成される2辺と閉状態の蓋32(S1)により形成される1辺とによって略三角形状を呈する。ホルダ本体31により形成される上記2辺は、ケーブル保持位置P1において中心軸部10と平行な第1の辺30−1と、この第1の辺30−1に隣接する第2の辺30−2とである。また、蓋32により形成される上記1辺は、ケーブル保持位置P1において第1の辺30−1のうち基板101とは反対側の端部から、中心軸部10と直交する方向に中心軸部10と遠ざかるように延びる第3の辺30−3である。そのため、第1の辺30−1によって保持足20が基板101に沿うのを防止することができる。第3の辺30−3によって光ケーブル200をケーブルホルダ30に受け入れやすくすることができる。
また、本実施の形態では、ケーブルホルダ30は、ケーブル未保持位置P2において開状態の蓋32(S2)を支持する蓋支持凸部33を更に含む。また、蓋支持凸部33のうち蓋32との当接部分は、ケーブル未保持位置P2において水平方向より上方を向き、ケーブル保持位置P1において水平方向を向くか水平方向より下方を向く。また、蓋32は、ケーブルホルダ30がケーブル未保持位置P2からケーブル保持位置P1に移動することによって、自重で蓋支持凸部33から離れて閉状態S1の位置へ向けて移動する。これにより、蓋32を自動的に閉状態S1へ向けて移動させることができるため、余長処理及び蓋32の仮固定をワンアクションで行うことができる。したがって、簡単に光ケーブル200の余長を処理することができる。
また、本実施の形態では、ケーブルホルダ30は、保持足20の先端20bに対して着脱自在に配置されている。そのため、光ケーブル200の余長のばらつきを、簡素な構成で吸収することができる。更には、ケーブルホルダ30を基板101に対して固定しないため、使用できるケーブルホルダ30が基板101の取付孔により制限されるなどの制約が生じるのも防ぐことができる。また、従来は光ケーブル200の粗密によってケーブルホルダ30の使い分けを行っていたが、ケーブルホルダ30の使い分けの点で、簡単に余長を処理することができる。
また、本実施の形態では、基板固定部70は、矢じり71を一例とする挿入部と、押さえ部材72とを含む。挿入部は、先細り形状を呈し、中心軸部10の一端側に設けられ撓んだ状態で基板101を貫通する。押さえ部材72は、弾性を有し、基板101を挟んで挿入部に対向する位置において中心軸部10に設けられ、基板101を挿入部側に押さえる。そのため、簡素な構成で光ケーブル200の余長を処理することができる。また、基板固定部70は、互いに異なる厚さの基板101に対しても用いることができる。
また、本実施の形態では、複数の保持足20は、保持足20の基端20aと先端20bとを結ぶ長さ方向の少なくとも一部に形成された目盛り20dを含む。この目盛り20dは、複数のケーブルホルダ30により保持される光ケーブル200の半径又はこの半径に関連する情報を表示する。そのため、簡単に光ケーブル200の余長を処理することができる。
また、本実施の形態の第1変形例では、複数の保持足220は、互いに分離可能に配置され、保持足調整部40は、複数の保持足220を互いに異なる長さに調整する。そのため、光ケーブル200の余長のばらつきを、簡素な構成で吸収することができる。
また、本実施の形態の第2変形例では、複数の第1の保持足321の基端321aは、複数の第2の保持足322の基端322aよりも上方に位置する。また、複数の第1の保持足321の先端321bと複数の第2の保持足322の先端321bとは、中心軸部10からの距離が互いに異なる。そのため、一例としては、複数の第1の保持足321と複数の第2の保持足322とで中心軸部10を共通化させることによって、高密度実装が阻害されるのをより一層防ぐことができる。
以上説明した実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
基板に対し立ち上がるように固定された中心軸部と、
前記中心軸部から放射状に拡がるように配置され、前記中心軸部側の基端から前記基板側に向かって延び自由端である先端に近づくほど前記中心軸部から遠ざかるように湾曲する可撓性の複数の保持足と、
前記保持足の前記先端において前記基板とは独立して配置され、光ケーブルを保持する複数のケーブルホルダと、
を備えることを特徴とする光ケーブル保持装置。
(付記2)
前記中心軸部に配置され、前記保持足の前記基端と前記先端とを結ぶ長さ方向における固定位置によって前記保持足の長さを調整する保持足調整部を更に備えることを特徴とする付記1記載の光ケーブル保持装置。
(付記3)
前記保持足調整部は、前記複数の保持足の長さを一括して調整することを特徴とする付記2記載の光ケーブル保持装置。
(付記4)
前記保持足調整部は、前記保持足をガイドするガイド孔を含み、
前記ガイド孔は、前記保持足の前記基端側の端部から前記保持足の先端側の端部に近づくほど前記中心軸部から遠ざかる、
ことを特徴とする付記2又は付記3記載の光ケーブル保持装置。
(付記5)
前記保持足は、前記長さ方向の少なくとも一部に形成された凹凸部を含み、
前記保持足調整部は、前記凹凸部に係合することで前記保持足を固定する係合部を含む、
ことを特徴とする付記2から付記4のいずれか記載の光ケーブル保持装置。
(付記6)
前記複数の保持足を前記基端において一括して束ねて固定する基端固定部を更に備えることを特徴とする付記1から付記5のいずれか記載の光ケーブル装置。
(付記7)
前記複数の保持足は、互いに分離可能に配置され、
前記保持足調整部は、前記複数の保持足を互いに異なる長さに調整する、
ことを特徴とする付記2から付記5のいずれか記載の光ケーブル保持装置。
(付記8)
前記中心軸部を回動中心として回動し、前記複数の保持足を前記中心軸部から遠ざけるように押圧する保持足押圧部を更に備え、
前記保持足押圧部は、前記複数の保持足を前記中心軸部から遠ざけるように押圧する第1の位置と該第1の位置から退避した第2の位置とに一体に回動する複数の保持足押圧翼を含む、
ことを特徴とする付記1から付記7のいずれか記載の光ケーブル保持装置。
(付記9)
前記保持足押圧部は、前記複数の保持足押圧翼の間に位置する複数の溝を更に含み、
前記複数の溝は、前記複数の保持足押圧翼が前記第2の位置にあるときに前記保持足を受け入れ、
前記保持足押圧翼は、前記保持足に当接し該保持足を跨ぐ回動を規制する回動規制凸部を有する、
ことを特徴とする付記8記載の光ケーブル保持装置。
(付記10)
前記ケーブルホルダは、ホルダ本体と、該ホルダ本体とともに前記光ケーブルを保持する閉状態及び前記保持足に沿って挿入されてくる前記光ケーブルを受け入れるように前記保持足側から開放する開状態をとる蓋と、を含むことを特徴とする付記1から付記9のいずれか記載の光ケーブル保持装置。
(付記11)
前記ケーブルホルダは、ケーブル保持位置と、該ケーブル保持位置よりも前記中心軸部に近いケーブル未保持位置とをとり、
前記ケーブルホルダは、前記ホルダ本体により形成される2辺と前記閉状態の前記蓋により形成される1辺とによって略三角形状を呈し、
前記ホルダ本体により形成される前記2辺は、前記ケーブル保持位置において前記中心軸部と平行な第1の辺と、第1の辺に隣接する第2の辺とであり、
前記蓋により形成される前記1辺は、前記ケーブル保持位置において前記第1の辺のうち前記基板とは反対側の端部から、前記中心軸部と直交する方向に該中心軸部と遠ざかるように延びる第3の辺である、
ことを特徴とする付記10記載の光ケーブル保持装置。
(付記12)
前記ケーブルホルダは、前記未保持位置において前記開状態の前記蓋を支持する蓋支持凸部を更に含み、
前記蓋支持凸部のうち前記蓋との当接部分は、前記ケーブル未保持位置において水平方向より上方を向き、前記ケーブル保持位置において水平方向を向くか水平方向より下方を向き、
前記蓋は、前記ケーブルホルダが前記ケーブル未保持位置から前記ケーブル保持位置に移動することによって、自重で前記蓋支持凸部から離れて前記閉状態の位置へ向けて移動する、
ことを特徴とする付記11記載の光ケーブル保持装置。
(付記13)
前記ケーブルホルダは、前記保持足の前記先端に対して着脱自在に配置されていることを特徴とする付記1から付記12のいずれか記載の光ケーブル保持装置。
(付記14)
前記中心軸部の一端側に設けられ撓んだ状態で前記基板を貫通する先細り形状の挿入部と、前記基板を挟んで前記挿入部に対向する位置において前記中心軸部に設けられ、前記基板を前記挿入部側に押さえる弾性の押さえ部材と、を含む基板固定部を更に備えることを特徴とする付記1から付記13のいずれか1項記載の光ケーブル保持装置。
(付記15)
前記複数の保持足は、前記保持足の前記基端と前記先端とを結ぶ長さ方向の少なくとも一部に形成された目盛りを含み、
前記目盛りは、前記複数のケーブルホルダにより保持される前記光ケーブルの半径又は該半径に関連する情報を表示する、
ことを特徴とする付記1から付記14のいずれか記載の光ケーブル保持装置。
(付記16)
前記複数の保持足は、複数の第1の保持足と、複数の第2の保持足とを含み、
前記複数の第1の保持足の前記基端は、前記複数の第2の保持足の前記基端よりも上方に位置し、
前記複数の第1の保持足の先端と前記複数の第2の保持足の先端とは、前記中心軸部からの距離が互いに異なる、
ことを特徴とする付記1から付記15のいずれか記載の光ケーブル保持装置。
(付記17)
基板と、
前記基板に対し立ち上がるように固定された中心軸部と、
前記中心軸部から放射状に拡がるように配置され、前記中心軸部側の基端から前記基板側に向かって延び自由端である先端に近づくほど前記中心軸部から遠ざかるように湾曲する可撓性の複数の保持足と、
前記保持足の前記先端において前記基板とは独立して配置され、光ケーブルを保持する複数のケーブルホルダと、
を備えることを特徴とする電子機器。
1 光ケーブル保持装置
10 中心軸部
20 保持足
20a 基端
20b 先端
20c 凹凸部
20d 目盛り
30 ケーブルホルダ
30−1 第1の辺
30−2 第2の辺
30−3 第3の辺
31 ホルダ本体
31a 本体側ロック部
31b 保持足ロック部
31c 溝
31d 凹部
32 蓋
32a 蓋側ロック部
32b 凸部
33 蓋支持凸部
40 保持足調整部
41 調整部本体
41a ガイド孔
42 係合部
42a 調整レバー
50 グリップ部
60 保持足押圧部
61 保持足押圧翼
61a 回動規制凸部
62 溝
70 基板固定部
71 矢じり
72 押さえ部材
100 電子機器
101 基板
200 光ケーブル
201 光ケーブル保持装置
220 保持足
301 光ケーブル保持装置
321 第1の保持足
321a 基端
321b 先端
322 第2の保持足
322a 基端
322b 先端
401 光ケーブル保持装置
430 ケーブルホルダ
601 基板
602 光モジュール
603 ケーブルホルダ
603a ホルダ本体
603b 蓋
604 人の手
P1 ケーブル保持位置
P2 ケーブル未保持位置
P11 第1の位置
P12 第2の位置
S1 閉状態
S2 開状態

Claims (5)

  1. 基板に対し立ち上がるように固定された中心軸部と、
    前記中心軸部から放射状に拡がるように配置され、前記中心軸部側の基端から前記基板側に向かって延び自由端である先端に近づくほど前記中心軸部から遠ざかるように湾曲する可撓性の複数の保持足と、
    前記保持足の前記先端において前記基板とは独立して配置され、光ケーブルを保持する複数のケーブルホルダと、
    前記中心軸部を回動中心として回動し、前記複数の保持足を前記中心軸部から遠ざけるように押圧する保持足押圧部とを備え
    前記保持足押圧部は、前記複数の保持足を前記中心軸部から遠ざけるように押圧する第1の位置と該第1の位置から退避した第2の位置とに一体に回動する複数の保持足押圧翼を含むことを特徴とする光ケーブル保持装置。
  2. 前記中心軸部に配置され、前記保持足の前記基端と前記先端とを結ぶ長さ方向における固定位置によって前記保持足の長さを調整する保持足調整部を更に備えることを特徴とする請求項1記載の光ケーブル保持装置。
  3. 前記ケーブルホルダは、ホルダ本体と、該ホルダ本体とともに前記光ケーブルを保持する閉状態及び前記保持足に沿って挿入されてくる前記光ケーブルを受け入れるように前記保持足側から開放する開状態をとる蓋と、を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の光ケーブル保持装置。
  4. 前記中心軸部の一端側に設けられ撓んだ状態で前記基板を貫通する先細り形状の挿入部と、前記基板を挟んで前記挿入部に対向する位置において前記中心軸部に設けられ、前記基板を前記挿入部側に押さえる弾性の押さえ部材と、を含む基板固定部を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項記載の光ケーブル保持装置。
  5. 基板と、
    前記基板に対し立ち上がるように固定された中心軸部と、
    前記中心軸部から放射状に拡がるように配置され、前記中心軸部側の基端から前記基板側に向かって延び自由端である先端に近づくほど前記中心軸部から遠ざかるように湾曲する可撓性の複数の保持足と、
    前記保持足の前記先端において前記基板とは独立して配置され、光ケーブルを保持する複数のケーブルホルダと、
    前記中心軸部を回動中心として回動し、前記複数の保持足を前記中心軸部から遠ざけるように押圧する保持足押圧部とを備え
    前記保持足押圧部は、前記複数の保持足を前記中心軸部から遠ざけるように押圧する第1の位置と該第1の位置から退避した第2の位置とに一体に回動する複数の保持足押圧翼を含むことを特徴とする電子機器。
JP2013023696A 2013-02-08 2013-02-08 光ケーブル保持装置及び電子機器 Expired - Fee Related JP6070238B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013023696A JP6070238B2 (ja) 2013-02-08 2013-02-08 光ケーブル保持装置及び電子機器
US14/141,888 US9146370B2 (en) 2013-02-08 2013-12-27 Optical cable holding device and electronic device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013023696A JP6070238B2 (ja) 2013-02-08 2013-02-08 光ケーブル保持装置及び電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014153564A JP2014153564A (ja) 2014-08-25
JP6070238B2 true JP6070238B2 (ja) 2017-02-01

Family

ID=51297477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013023696A Expired - Fee Related JP6070238B2 (ja) 2013-02-08 2013-02-08 光ケーブル保持装置及び電子機器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9146370B2 (ja)
JP (1) JP6070238B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11237045B1 (en) 2020-11-20 2022-02-01 Earth Scout GBC Telescoping light sensor mount above growth canopy
US11862843B1 (en) 2022-03-21 2024-01-02 Earth Scout, GBC Underground sensor mount and telemetry device

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS636551Y2 (ja) * 1979-02-20 1988-02-24
JPS62164005A (ja) * 1986-01-16 1987-07-20 Fujitsu Ltd 光フアイバの余長処理機構
US4765560A (en) * 1987-06-04 1988-08-23 Branback Robert J Cable dispenser
JPH0675125A (ja) * 1992-08-27 1994-03-18 Fujitsu Ltd 光ファイバケーブルホルダ
JP3346702B2 (ja) * 1996-04-26 2002-11-18 三菱電機株式会社 光ファイバコード余長収納体及びその製造方法
JP3725394B2 (ja) * 2000-03-21 2005-12-07 古河電気工業株式会社 クリップ着脱器およびそのクリップ着脱器を用いた光コネクタ接続切替え装置
JP2001291974A (ja) * 2000-04-06 2001-10-19 Fujitsu Denso Ltd 光ケーブル保持具
JP2004281678A (ja) * 2003-03-14 2004-10-07 Fujitsu Access Ltd 光ケーブル保持具

Also Published As

Publication number Publication date
US9146370B2 (en) 2015-09-29
JP2014153564A (ja) 2014-08-25
US20140226947A1 (en) 2014-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10076054B2 (en) Adjustable cable management for fiber and cable
JP6070238B2 (ja) 光ケーブル保持装置及び電子機器
EP3282529A1 (en) Cable management assembly and cable management device thereof
US11578781B2 (en) Retaining device and method of using the same
US20130034334A1 (en) Sliding holder having flexible cable support
EP1495724B1 (en) Surgical retractors
US20170360162A1 (en) Belt and wearable device
KR20190065689A (ko) 폴더블 디스플레이 장치
US11073671B2 (en) Termination unit
US20160187384A1 (en) Vertical probe device having positioning film
EP2403082A1 (en) Cable guide
KR20090107438A (ko) 덮개체의 개폐기구 및 차량용 소품상자
RU2538359C2 (ru) Вставка для оптоволоконной сборки и оптоволоконная сборка, использующая такую вставку
US9188248B2 (en) Cable management device
JP6266342B2 (ja) キャリアプレートおよびウインドレギュレータ
JP5360249B2 (ja) デフレクター装置
JP2009198866A (ja) 線材収容装置
EP3537198B1 (en) Fibre-optic cable fanout
US10663664B2 (en) Coating removal tool
JP2016067209A (ja) 移植機
EP3758632B1 (en) Device for fixing a craniotomy operculum to the cranial vault to be inserted in the craniotomy cut
KR20140134263A (ko) 전자 부품들을 테스트하기 위한 네스트
KR101995827B1 (ko) 아이브로우 메이크업 가이드
JP5698320B2 (ja) ルーズリーフ綴具
KR102426048B1 (ko) 정위장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160524

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6070238

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees