JP6067991B2 - 低強度管の建込装置および建込工法 - Google Patents

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本発明は、塩化ビニル管等低強度の管を埋設するための低強度管の建込装置および建込工法に関するものである。
低強度管としては、塩化ビニル管や薄肉鋼管などがあり、これらは集水井戸、ストレーナとして、また、建築分野等における基礎杭として用いられる。
例えば、井戸では、掘削した穴に硬質塩化ビニル管を挿入し、挿入した硬質塩化ビニル管の中に水中ポンプを設置して汲み上げるように構成され、この場合、硬質塩化ビニル管を挿入する工事は、下記特許文献にもあるが図10に示すような工法によってなされる。
特許第3041346号公報
即ち、掘削機により井戸穴1を掘ると同時に鋼管製のガイドパイプ2を挿入する。このガイドパイプ2は長さが1m程度のもので、ねじにより接合しながら岩盤のある深さまで挿入する。掘削機では更に水脈のある深さまで掘削する。水脈の深さに掘削されると、所定長さの硬質塩化ビニル管3を継ぎ足し接合しながら挿入する。この場合、硬質塩化ビニル管3は一端に雄ねじ部を設け、他端に上記雄ねじ部に対応する雌ねじ部が設けてあり、このねじにより必要な長さに継ぎ足し接合される。
図中4は、塩ビ管3が落下しないように保持するホルダーである。
下記特許文献は、軟弱地盤等の上に建築物等を構築するに当たり、建築物等の基礎を当該軟弱地盤の下方に位置する支持層に支持させるために貫入される基礎工事用の支持杭及び当該支持杭の貫入工法に関するもので、図11に示すように支持杭14は機械的強度の高い硬質プラスチック材料によって形成される管状の杭本体5と、杭本体5の貫入方向先端7に取り付けられるヘッドキャップ9と、ヘッドキャップ9に接続され、外周面に設けられたスクリュー羽根25によって地盤G中に回転貫入される支持翼11とを備えている。
特開2006−342499号公報
支持杭14を貫入する機械装置のリーダー付きロット13は杭本体15の中心を貫くように杭本体15に対して内嵌状態で使用される。
杭本体15の貫入方向先端7の内壁面は幾分拡径されており、下記支持翼11における側筒部17の上端部と接続される接続段部19となっている。
上面が開放された短寸の有底筒状の部材であるヘッドキャップ9は次に述べる支持翼11における側筒部17の外周面に水平に取り付けられている。また、ヘッドキャップ9の上方に立ち上げられている側胴部21の内壁面と支持翼11における側筒部17の外周面との間にはリング状の収容空間23が設けられており、当該収容空間23内に上記杭本体5の貫入方向先端7が嵌合状態で収容されるようになっている。
支持杭の貫入工法としては、支持杭14を使用しリーダー付きロット13に接続する貫入準備工程と、リーダー付きロット13を回転させて支持杭14を回転貫入する貫入実行工程と、支持層Bに到達後、リーダー付きロット13を地上に引き抜く貫入終了工程とからなる。
塩化ビニル管や薄肉鋼管などの低強度管の建込は、管に回転力および圧縮力をかけることができないので、前記のように、掘削した孔壁の保護のために鋼管製のガイドパイプ(ケーシングパイプ)の打設または調泥剤をもちいるのが一般的で、掘削と同時に塩ビ管や薄肉鋼管などの取水用の管を設置する事は不可能であった。
前記特許文献2では、リーダー付きロット13を回転させて支持杭14を回転貫入させるものであり、前記従来例と同じく、低強度管に回転力および圧縮力をかけることになってしまう。
なお、高耐力の塩ビ管や薄肉鋼管を使用すれば掘削施工可能であるが、この場合コスト高となる。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、掘削と同時に塩ビ管や薄肉鋼管などの低強度管を、回転力および圧縮力をかけること無く埋設することができ、ガイドパイプ(ケーシングパイプ)の打設は不要であり、迅速かつ安価な施工が可能な低強度管の建込装置および建込工法を提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、低強度管の建込装置として、建込むべき低強度管の先端に回動自在に嵌着するもので、掘削用の羽根を先端外周に設けた角管によるキャップ管と、キャップ管に対して係合するキーを有し、このキーをキャップ管の受けキーに係合させながら通過させることでキャップ管に回動自在に嵌着する低強度管と、建込むべき低強度管内を挿通し、その先端部がキャップ管の先端に着脱自在、かつ、キャップ管を共回りするように拘束するように係合突起を有し、この係合突起をキャップ管の係合部に係合させる回転駆動ロッドとからなることを要旨とするものである。
請求項4記載の本発明は、低強度管の建込工法として、建込むべき低強度管の先端に回動自在に嵌着するもので、掘削用の羽根を先端外周に設けた角管によるキャップ管と、キャップ管に対して係合するキーを有し、このキーをキャップ管の受けキーに係合させながら通過させることでキャップ管に回動自在に嵌着する低強度管と、建込むべき低強度管内を挿通し、その先端部がキャップ管の先端に着脱自在、かつ、キャップ管を共回りするように拘束するように係合突起を有し、この係合突起をキャップ管の係合部に係合させる回転駆動ロッドとからなることを特徴とした低強度管の建込装置を使用し、回転駆動ロッドの駆動によりキャップ管で掘削しながら低強度管を回転させずにキャップ管で引き込みながら地中に建込むことを要旨とするものである。
請求項1および請求項4記載の本発明によれば、キャップ管で掘削しながら低強度管を回転させずにキャップ管で引き込みながら地中に建込むことができるので、掘削と同時に塩ビ管や薄肉鋼管などの低強度管を、回転力および圧縮力をかけること無く埋設することができ、ガイドパイプ(ケーシングパイプ)の打設は不要である。
また、キャップ管は角管であり、その角部が円管である塩化ビニル管等低強度管より出張っている。この出張った部分での余掘りが可能で、その結果、低強度管を建て込むべき空隙を十分確保できる。
請求項2記載の本発明は、キャップ管は、外周にスリットを形成したことを要旨とするものである。
請求項2記載の本発明によれば、キャップ管は、外周に形成したスリットにより揚水作用を行うものとして構成でき、地下水をドレン作用により、低強度管内部を通し、汲み上げることができる。
請求項3記載の本発明は、回転駆動ロッドは、先端にキャップ管先端から突出する掘削ビットを有することを要旨とするものである。
請求項3記載の本発明によれば、回転駆動ロッドは、先端にキャップ管先端から突出する掘削ビットを有するものであり、この掘削ビットが先行掘りすることで効率的に地盤を掘削でき、しかも、この掘削ビットは回転駆動ロッドとともに回収できるのでコスト安となる。
以上述べたように本発明の低強度管の建込装置および建込工法は、掘削と同時に塩ビ管や薄肉鋼管などの低強度管を、回転力および圧縮力をかけること無く埋設することができ、ガイドパイプ(ケーシングパイプ)の打設は不要であり、迅速かつ安価な施工が可能なものである。
本発明により、低強度管に回転力および圧縮力が働く事無く、埋設する事が可能となったため、井戸に用いる場合であれば、掘削中の孔壁の破壊を考慮してケーシングパイプの打設または調泥剤を使用する事が無くなり、掘削と同時に塩ビ管や薄肉鋼管などの取水用の管を施工可能となった。このため、施工時間の大幅な短縮となる。また、薄肉小口径鋼管杭に使用する場合であれば、地盤条件に関係なく、上部の荷重に対応した板厚の鋼管を使用する事が可能となり、経済的な設計が可能となる。
以下、図面について本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の低強度管の建込装置および建込工法の1実施形態を示す正面図、図2は同上底面図で、図中6は建込むべき塩化ビニル管等低強度管を示す。
先に、本発明の低強度管の建込装置から説明すると、建込むべき塩化ビニル管等低強度管6の先端に回動自在に嵌着するもので、掘削用の羽根10を先端外周に設けたキャップ管8と、建込むべき塩化ビニル管等低強度管6内を挿通し、その先端部がキャップ管8の先端に着脱自在、かつ、キャップ管8を共回りするように拘束するように係合する回転駆動ロッド12とからなる。
建込むべき塩化ビニル管等低強度管6は、塩ビ管の他には薄肉鋼管などが該当する。硬質塩化ビニル管は、通常、JIS(日本工業規格)K6741またはK6742で規定された硬質塩化ビニル管(以下塩ビ管という)について、呼び径が100から300のサイズのものが使用される。
キャップ管8は、低強度管6よりも径の大きな鋼管であり、円管でもよいが、本実施形態では断面四角形の角管を使用し、その周壁には縦方向にスリット16を多数形成した。
掘削用の羽根10は、左右は共に同じ形状であって、長軸の位置で2分割されたほぼ楕円形の鋼板からなる。各羽根10は、キャップ管8の外周面に溶接固定され、キャップ管8の仮想軸心を対称軸とする回転対称の関係にある。
キャップ管8の軸心に直交する平面に対する各羽根10の傾斜角θは、一例として15°としたが、この傾斜角θは、5°以上かつ25°以下の範囲内に設定されていればよく、10°以上かつ20°以下であればより好ましい。
また、各羽根10の長軸及び短軸方向の各長さと、各羽根10の傾斜角θとは、キャップ管8の軸心方向に見たときに、各羽根10の円弧状の周縁が同一円周上に位置するように設定されている。この円の直径は、キャップ管8の外径を1.5〜3.5倍した大きさの範囲内となるように設定される、
また、図示は省略するが、各羽根10のキャップ管8の外側に配置された部分の下部において、キャップ管8の接線方向に向く下端縁には、その上側がカットされた刃部を形成してもよい。この各刃部は、キャップ管8の外側の地盤を掘削するためのものである。
各羽根10を、キャップ管8の上下に複数段設けてもよいし、さらに変形として、羽根10を1つの螺旋状に湾曲された羽根としてキャップ管8に設けてもよい。また、羽根10の形状を、キャップ管8の軸心方向視で楕円状、正方形状、六角形状、八角形状等にしてもよい。
回転駆動ロッド12は、図示しない駆動装置により回転駆動されるもので、先端にキャップ管8の先端から突出する掘削ビット18を設けた。掘削ビット18は、鉛直面に対して面対称に形成された逆台形状の鋼板からなり、その回転中心となる鉛直方向の仮想軸心上に下端の尖鋭部が位置している。なお、掘削ビット18の厚さは例えば9mmである。
回転駆動ロッド12内には送水菅20を配設した。この送水菅20は掘削時に回転駆動ロッド12内に水を送り、先端から注出させるのと、前記スリット16から取り入れた地下水を組み上げるのとの両方の役割を果たす。
前記のごとく、回転駆動ロッド12は、キャップ管8に対して先端部が着脱自在かつ、キャップ管8を共回りするように拘束するように係合するものであり、そのための係合突起22を先端部に形成し、これ係合する突起もしは孔をキャップ管8側に設ける。
低強度管6とキャップ管8とは低強度管6の先端がキャップ管8に上から挿入され、かつ、相互に回転自在の関係を保って、しかも、低強度管6がキャップ管8から抜けでず、キャップ管8が低強度管6を引き込むような関係を維持するものであり、そのための機構としては、低強度管6に係合キーを、キャップ管8にはキー受けを設け、係合キーがキー受けの下に入り込んで、その場でキャップ管8にはキー受けが回転し、係合キーを介して低強度管6が回転しない状態で、キャップ管8のキー受けで押し下げられればよい。
図6は、キー26を設けた低強度管6と、受けキーである係合凸条28を示したものである。
キー26を受けキーである係合凸条28の隙間から下側に差し入れただけでは、再度抜けてしまうおそれがある。
そこで、図7〜図9に示すように、低強度管6の先端近くの外周面に、隙間27を存して並ぶ断続的なキー26を周方向に螺旋を描くように設け、これに対応する受けキーとして、係合凸条28をキャップ管8の上端近くの内周面に少なくとも1重以上の螺旋を描くように形成した。
キャップ管8に対して低強度管6を回しながら差し入れると、キー26と係合凸条28とが近接し、隙間27を存して並ぶ断続的なキー26同士は上下に高低差があるので、係合凸条28の端がこの隙間27に入り込み、順次、キー26を係合凸条28に沿って下側に導きいれる。
すべてのキー26が係合凸条28の下側に入り込んだならば、その状態でキャップ管8を回転させても低強度管6は回らず、キャップ管8の掘進で、低強度管6を回転させずに引き込むことができる。
前記図7〜図9はキャップ管8が円管の場合を示したが、キャップ管8の角管の場合も同様であり、低強度管6の先端近くの外周面に、隙間27を存して並ぶ断続的なキー26を周方向に螺旋を描くように設け、これに対応する受けキーとして、係合凸条28をキャップ管8の上端近くの内周面に少なくとも1重以上の螺旋を描くように形成する。
次に前記装置を用いておこなう本発明の低強度管の建込工法について説明すると、掘削用の羽根10を先端外周に設けキャップ管8を建込むべき塩化ビニル管等低強度管6の先端に装着し、また、回転駆動ロッド12を建込むべき塩化ビニル管等低強度管6に挿通させる。
この状態で、回転駆動ロッド12は先端部がキャップ管8の先端に着脱自在、かつ、キャップ管8を共回りするように拘束する係合させ、かつ、掘削ビット18がキャップ管8先端から突出する。
塩化ビニル管等低強度管6を地盤に埋設する際には、図示しない駆動装置で回転駆動ロッド12を回転駆動すれば、キャップ管8が回転させながら下方に押され、ビット18によりキャップ管8の下方の地盤が掘削され、キャップ管8が地盤中に圧入されていく。キャップ管8の両羽根10及びビット18によって下方から土砂が外周側に押し退けられる。それとともに両羽根10によってキャップ管8の外側の地盤が掘削され、両羽根10が地盤中に入り込んでいく。この結果、塩化ビニル管等低強度管6が地盤中に回転しないで挿入されていく。
キャップ管8が回転駆動ロッド12から加えられる回転力と押込み力とにより地盤中に回転圧入されていくとき、回転力が各羽根10の上側に位置する土塊に働き、前記土塊が周囲の地盤と反発して鉛直方向下向きの力が各羽根10へ加わる。この反力のため各羽根10の外周側が上方に曲がることがない。
また、各羽根10のスクリュー効果によりキャップ管8は抵抗なく地盤に挿入されていき、地盤への回転圧入中にキャップ管8の進行方向が鉛直方向からずれたりすることはなく、キャップ管8の下端部が土圧等でつぶれることがない。
また、キャップ管8は断面四形の角管であり、その角部が円管である塩化ビニル管等低強度管6より出張っている。この出張った部分での余掘りが可能で、その結果、低強度管6を建て込むべき空隙を十分確保できる。
しかも、キャップ管8は、外周に形成したスリット16により土砂の流入を低減させつつ集水を可能とする、いわゆる“ジャミ”として作用させ、揚水作用を行い、地下水をドレン作用により、低強度管6内部の送水菅20を通し、汲み上げることができる。
所定長さの塩化ビニル管等低強度管6を継ぎ足し接合しながら挿入する。この場合、低強度管6は一端に雄ねじ部を設け、他端に上記雄ねじ部に対応する雌ねじ部が設けてあり、このねじにより必要な長さに継ぎ足し接合される。また、回転駆動ロッド12も低強度管6の長さに合わせて適宜継ぎ足し接合される。
所定長低強度管6を建て込んだならば、回転駆動ロッド12を回収し、キャップ管8と低強度管6は残す。キャップ管8の先端は開口であり、低強度管6は井戸の観測管や建築基礎の補強として利用する。
なお、低強度管6としては、前記のような塩化ビニル管や薄肉鋼管の他に、第2556801号公報にあるような、樹脂ストリングを不規則にカールさせた状態で中央部に長さ方向に沿って所定の孔を有する中空円柱状に積層しストリング同士の接触部を溶着させ、且つ外周面にフィルター材を巻き付けて配設した排水材(ドレン管)であり、このような排水材(ドレン管)を建込むような場合にも使用できる。
本発明の低強度管の建込装置および建込工法の1実施形態を示す正面図である。 本発明の低強度管の建込装置および建込工法の1実施形態を示す底面図である。 キャップ管の説明図である。 キャップ管に低強度管をセットした状態の説明図である。 回転駆動ロッドの説明図である。 キャップ管と低強度管との関係を示す説明図である。 キャップ管と低強度管との係合の一例を示す係合前の斜視図である。 キャップ管と低強度管との係合の一例を示す係合途中の斜視図である。 キャップ管と低強度管との係合の一例を示す係合後の斜視図である。 硬質塩化ビニル管を挿入する工事の説明図である。 従来例として、支持杭の貫入工法の説明図である。
1…井戸穴 2…ガイドパイプ
3…硬質塩化ビニル管 4…ホルダー
5…杭本体 6…低強度管
7…貫入方向先端 8…キャップ管
9…ヘッドキャップ 10…掘削用の羽根
11…支持翼 12…回転駆動ロッド
13…リーダー付きロット 14…支持杭
15…杭本体 16…スリット
17…側筒部 18…掘削ビット
19…接続段部 20…送水菅
21…側胴部 22…係合突起
23…収容空間 25…スクリュー羽根
26…キー 27…隙間
28…係合凸条

Claims (4)

  1. 建込むべき低強度管の先端に回動自在に嵌着するもので、掘削用の羽根を先端外周に設けた角管によるキャップ管と、
    キャップ管に対して係合するキーを有し、このキーをキャップ管の受けキーに係合させながら通過させることでキャップ管に回動自在に嵌着する低強度管と、
    建込むべき低強度管内を挿通し、その先端部がキャップ管の先端に着脱自在、かつ、キャップ管を共回りするように拘束するように係合突起を有し、この係合突起をキャップ管の係合部に係合させる回転駆動ロッド
    とからなることを特徴とした低強度管の建込装置。
  2. キャップ管は、外周にスリットを形成した請求項1記載の低強度管の建込装置。
  3. 回転駆動ロッドは、先端にキャップ管先端から突出する掘削ビットを有する請求項1または請求項2記載の低強度管の建込装置。
  4. 建込むべき低強度管の先端に回動自在に嵌着するもので、掘削用の羽根を先端外周に設けた角管によるキャップ管と、キャップ管に対して係合するキーを有し、このキーをキャップ管の受けキーに係合させながら通過させることでキャップ管に回動自在に嵌着する低強度管と、建込むべき低強度管内を挿通し、その先端部がキャップ管の先端に着脱自在、かつ、キャップ管を共回りするように拘束するように係合突起を有し、この係合突起をキャップ管の係合部に係合させる回転駆動ロッドとからなることを特徴とした低強度管の建込装置を使用し、
    回転駆動ロッドの駆動によりキャップ管で掘削しながら低強度管を回転させずにキャップ管で引き込みながら地中に建込むことを特徴とした低強度管の建込工法。
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