JP6066156B1 - 法丁張装置及び法丁張方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】部材の再利用を可能としながらも、設置作業が極めて容易な法丁張装置を提供する。【解決手段】長手方向に沿って横貫板4を移動可能に案内する第1案内部5Aと、基端50からの長さが表示され第1案内部5Aにより案内される横貫板4の位置を視認可能なスケール部5Bと、を備え、横貫板4が第1固定具7により第1案内部5Aに着脱自在に固定され、緩固定された状態で横貫板4が第1案内部5Aに沿って移動可能に構成されるとともに横貫板4に対して回動可能に構成されている斜貫板5を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、法丁張装置及び法丁張方法に関する。
図10(a),(b)から図13には、従来の木製角材や板材を用いた法丁張装置及び法丁張方法の一例が示されている。各図の符号Aは法肩、Bは法尻、Cは法面、Dは施工で取り除かれる土砂、δは法面の勾配、hは法尻Bから法肩Aまでの高さを示す。以下の説明で、法勾配1:δとは、高さ1mあたり距離δm横方向へ移動することを示し、法肩を通る鉛直線を境に法尻B側を前方、反法尻B側を後方とする。
図10(a)に示すように、先ず、仮鋲1を法肩Aの鉛直線上に垂直に打ち込む。法肩Aから仮鋲までの高さをΔHとする。
図10(b)に示すように、次に、法肩Aから後方にδ×H以上離して、第1の杭2を地面に垂直に打ち込む。Hの値は、法勾配1:δと法丁張の設置計画の位置関係から適宜決定される。
図11(a)に示すように、第1の杭2の側面であって、法肩Aからの高さがHとなる位置に横釘2aを打ちつけ、さらに、図11(b)に示すように、第1の杭2の後方に、第2の杭3を垂直に打ち込む。
図12(a)に示すように、さらに横貫板4を水平姿勢で、且つ、その上端が横釘2aの高さに合わせて、第1及び第2の杭2,3にそれぞれ釘で打ちつけて固定する。つまり、横貫板4の上端によって、法肩Aからの高さがHとなる線が表される。
次に、法肩Aから後方にδ×Hの地点からの鉛直線と横貫板4との交点、つまり、法面Cと横貫板4の上端が交わる位置に、上方から釘4aを打ち込み、横に曲げる。釘4aをフック釘という。
図12(b)に示すように、斜貫板5を、その下端がフック釘4aに接し、且つ、法面Cに沿うようにスラントを用いて傾斜角度を調整した後に、横貫板4及び第1または第2の杭2,3に釘で打ちつける。
図10(a),(b)から図12(a),(b)に示した一連の施工作業が法肩Aの包絡線に沿って所定間隔で繰返し行われる。その後、斜貫板5で案内されるように、重機等を用いて土砂が取り除かれて法面Cが形成される。
図13には、重機等を用いて土砂が取り除かれた後の法肩A、法尻B、法面Cが示されている。施工時に盛土が必要となる場合には、仮鋲よりも前方に第1及び第2の杭2,3が打ち込まれる場合もある。
尚、上述の例では、仮鋲1を法肩Aの鉛直線上に垂直に打ち込む場合を説明したが、法肩Aとの相対位置が把握できれば、仮鋲1を法肩Aの鉛直線上に打ち込む必要はなく、法肩Aの鉛直線の近傍位置に打ち込めばよい。
通常、法丁張では斜貫板が勾配の基準となるため、斜貫板が完全に真っ直ぐであるとともに太さが均一である必要がある。しかし、従来の木材を用いる法丁張装置では、加工誤差のある製品が多数あったために、現場で鋸による切断などの処理を行って急場をしのぐ必要があった。
また、正確な法丁張を設置するには、熟練した測量技術を駆使して煩雑な作業や計算を根気良く行わなければならず、これに費やされる作業労力は大変なものであったばかりでなく、作業者の勘に頼っていた部分も大きかった。
さらに、地盤に打ち込んだ杭が斜めに傾いたような場合等に、その根元に石などをかけやで押し込んで傾斜を修正し、或いは打ち直し、または杭と丁張りとの間に抜き板を挟んで調整する必要があった。
これらの木製角材や板材は消耗品で一度使用すると廃棄されるため、経済的観点で再利用可能な法丁張装置が望まれていた。また、多数の木製角材や板材を現場に搬入する際にその重量が大きいため、運搬作業も労力を要するという問題もあった。
この様な問題に鑑み、特許文献1には、長さや角度を容易に調整でき、時間的・経済的コストを削減できると共に、木材資源の節約となる丁張装置を提供することを目的とした丁張装置が提案されている。
当該丁張装置は、長方形状の複数の板部材が厚み方向に重ね合わされた水平部材を有し、これら板部材は同一幅で構成されレールを介して互いに長手方向にスライド可能に構成されている。
当該丁張装置によれば、水平部材を構成する複数の板部材は互いにスライド可能であるから長さを自由に調節でき、工事の都度必要な長さにカットする必要がないから繰り返し使用することができ、木材消費量、準備負担が低減できる。また、スライド方向に垂直な水平方向に重ね合わされ、垂直方向の幅がそれぞれ同一であるから、水平部材の上辺及び下辺いずれにおいても両端部分と中間部分との高さの差が生じない。
また、水平部材を被固定物に固定するクランプ部材を有し、このクランプ部材は腕部とこの腕部の一端に回動可能に接続されたクランプ部と腕部の長手方向に摺動可能に接続された固定部とを有している。このように構成すれば、杭の打ち直しをすることなく、機械的に微調整しながら丁張りを設置することができる。
特開2009−210479号公報
しかし、特許文献1に開示された丁張装置を用いて法丁張を行なう場合、クランプ部材を介して水平部材の角度を自在に調整する例が示されているが、どのような手順で法面の角度に対応したクランプ部材の角度を調整するのか、具体的な設置作業について何ら開示されていない。
例えば、クランプ部材を介して杭と水平部材の角度を調整するとしても、横貫板や斜貫板として機能させるためにどのように使い回しする必要があるのか不明であり、効率的な作業を実現するためにより一層の改良の余地があった。
本発明の目的は、上述した従来の問題点に鑑み、部材の再利用を可能としながらも、設置作業が極めて容易な法丁張装置及び法丁張方法を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による法丁張装置の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、斜貫板の長手方向一側縁と接した状態で前記斜貫板の回動を許容する回動軸と、前記斜貫板が法面に沿う姿勢となるように、前記回動軸周りに前記斜貫板の回動を許容しつつ、前記斜貫板を移動自在に支持する長孔を備えた斜貫板固定部と、を備えて構成されている横貫板を含む点にある。
例えば、横貫板の回動軸が法面の延長線上に位置するように位置決めされた状態で、斜貫板固定部によって横貫板の長孔に支持された斜貫板を回動軸周りに回動させると、斜貫板の支持部位が長孔に沿って移動するために、当該斜貫板の長手方向一側縁が回動軸に接した状態で極めて容易に回動軸周りに回動させることが可能になる。回動角度を法面の勾配に設定すれば、回動軸に接した斜貫板の長手方向一側縁によって正確な法面が示されるようになる。つまり、極めて容易に斜貫板の姿勢を調整することができ、作業負担が大幅に軽減されるようになる。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、長手方向に沿って前記横貫板を移動可能に案内する第1案内部と、基端からの長さが表示され前記第1案内部により案内される前記横貫板に備えられた前記回動軸の位置を視認可能なスケール部と、前記長孔を介して前記横貫板を前記第1案内部に着脱自在に固定する第1固定具と、を備え、第1固定具により緩固定された状態で前記横貫板が前記第1案内部に沿って移動可能且つ前記回動軸に対して回動可能に構成されている斜貫板を含む点にある。
例えば、鉛直姿勢に斜貫板を立てかけて、斜貫板と横貫板とを相対移動可能なように第1固定具で緩固定し、スケール部を目視しながら第1案内部に沿って横貫板を移動させ、法面の延長線との交点位置に回動軸が位置するように調整した後に、回動軸に対して斜貫板を回動させると、法面の延長線に沿うように斜貫板の姿勢を整えることができる。地面に鉛直姿勢で斜貫板を立てかける前にスケール部を目視しながら第1案内部に沿って横貫板を移動させることにより、法面の延長線との交点位置に横貫板の回動軸が位置するように調整することも可能である。このように構成された斜貫板を用いると、極めて容易に斜貫板の姿勢を調整することができるようになり、作業負担が大幅に軽減されるようになる。しかも、第1固定具による固定状態を解消することにより、斜貫板を再利用することができるようになる。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一または第二の特徴構成に加えて、面が略鉛直姿勢を保ち、平面視で法肩の包絡線に対して所定角度姿勢に配置される板状部と、前記所定角度姿勢となるように前記板状部を地面に立設固定する杭部と、前記板状部に設けられ第2固定具により前記横貫板を着脱自在に固定する横貫板固定部と、を備えて構成されている杭部材を含む点にある。
杭部を地面に打ち込むことにより、板状部の面が略鉛直姿勢で固定される。板状部に備えた横貫板固定部を介して第2固定具により横貫板が固定される。横貫板は、板状部となる面に接触した状態で固定されるので、一つの杭部材でありながらも安定した状態で横貫板を固定することができ、仮に横貫板に想定外の外力が加わった場合でも、その姿勢が容易に変動することがない。しかも、第2固定具による固定状態を解消し、地面から引抜くことにより、杭部材を再利用することができるようになる。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第三の特徴構成に加えて、前記斜貫板、前記横貫板及び前記杭部材の何れかまたは全てが樹脂またはアルミニウムで構成されている点にある。
斜貫板、横貫板及び杭部材の何れかまたは全てが樹脂製またはアルミニウム製であれば、非常に軽量で且つ安価な法丁張装置が実現でき、複数回繰返し使用する場合でも十分な精度で設置でき、輸送コストも低減できるようになる。
本発明による法丁張方法の第一の特徴構成は、同請求項5に記載した通り、地面に打ち込まれた仮鋲から所定距離離隔した地面に、面が略鉛直姿勢を保ち平面視で法肩の包絡線に対して所定角度姿勢になるように、請求項3記載の杭部材を打ち込む第1工程と、請求項2記載の斜貫板の基端部から前記スケール部を指標にした所定長さ位置に請求項1記載の横貫板の前記回動軸が位置し、前記横貫板と前記斜貫板とが直交姿勢となるように、前記斜貫板固定部と前記第1案内部とを前記第1固定具で固定する第2工程と、前記斜貫板の基端部を前記仮鋲の上部に立設し、前記横貫板が水平姿勢となるように前記横貫板を前記横貫板固定部に前記第2固定具で固定する第3工程と、前記第1固定具を緩めて前記斜貫板を法面に沿う姿勢となるように前記回動軸周りに所定角度回動した後に、前記第1固定具を締固定する第4工程と、を含む点にある。
第1工程では、例えば法肩に対して所定位置に打ち込まれた仮鋲に対して所定距離離隔し、板状部の面が略鉛直姿勢を保ち平面視で法肩の包絡線に対して所定角度姿勢になるように杭部が地面に撃ち込まれる。第2工程では、仮鋲の頭部と斜貫板の基端部とが接触するように配置された場合に、斜貫板の基端部からスケール部を指標にした所定長さ位置で、横貫板と斜貫板とが直交姿勢となるように、斜貫板固定部と第1案内部とが第1固定具で固定される。第3工程では、斜貫板の基端部が仮鋲の上部に立設され、横貫板が水平姿勢となるように杭部材固定部と横貫板固定部とが第2固定具で固定される。この状態で横貫板は水平姿勢で強固に板状部に固定される。第4工程では、第1固定具を緩めて斜貫板が回動軸周りに法面に沿う姿勢となるように所定角度回動され、斜貫板がその姿勢で第1固定具により強固に固定される。
同第二の特徴構成は、同請求項6に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、前記第2工程は、前記仮鋲を通る鉛直線と法面の延長線とが交差する点と前記仮鋲との距離が、前記斜貫板の基端部から前記横貫板の前記回動軸までの長さとなるように前記斜貫板固定部と前記第1案内部とを前記第1固定具で固定する工程である点にある。
実際に仮鋲の上部に斜貫板を設置する前に、スケール部を目視しながら斜貫板の基端部から横貫板の回動軸までの長さとなるように、第1案内部に沿って横貫板を移動させることにより、法面の延長線との交点位置に横貫板が位置するように極めて容易に調整可能となる。その後、斜貫板固定部と第1案内部とを第1固定具で固定した後に横貫板を水平姿勢に固定される第3工程が実行される。
以上説明した通り、本発明によれば、部材の再利用を可能としながらも、設置作業が極めて容易な法丁張装置及び法丁張方法を提供することができるようになった。
図1(a)は正面、側面、底面から視た斜貫板の説明図、図1(b)は正面、側面、底面から視た横貫板の説明図である。 図2(a)は背面、側面、平面から視た杭部材の説明図、図2(b)は平面及び正面から視た第1及び第2固定具となるボルト部の説明図、図2(c)は平面及び正面から視た第1及び第2固定具となるナット部の説明図である。 図3は、法丁張装置の使用状態を示す説明図である。 図4は、法丁張装置の使用状態を示す説明図である。 図5(a),図5(b)は法丁張装置を使用した法丁張方法の説明図である。 図6は、法丁張装置を使用した法丁張方法の説明図である。 図7は、法丁張装置を使用した法丁張方法の説明図である。 図8は、法丁張装置を使用した法丁張方法の説明図である。 図9(a),図9(b),図9(c)は別実施形態を示す杭部材の説明図である。 図10(a),図10(b)は従来の法丁張方法の説明図である。 図11(a),図11(b)は従来の法丁張方法の説明図である。 図12(a),図12(b)は従来の法丁張方法の説明図である。 図13は、従来の法丁張方法の説明図である。
以下に、本発明による法丁張装置の一例、及び法丁張方法を図面に基づいて説明する。
図1(a)には法丁張装置を構成する斜貫板5が示され、図1(b)には法丁張装置を構成する横貫板4が示されている。
斜貫板5は、断面が40mm×13mmの矩形形状で、長さが1000mmの樹脂製の板状体で構成され、基端50から長手方向に100mmの位置から600mmの位置に到るまでの間に、第1案内部5Aとして機能するスリット幅8mmの長孔(以下、同様に符号「5A」を用いる。)が幅方向中央部に形成され、当該長孔5Aに沿って基端50からの長さを示す目盛が刻まれたスケール部5Bが配置されている。
スケール部5Bが配置された面とは反対側の面に、斜貫板5の幅方向中央部に幅20mm、深さ8mmの平坦な凹部51が形成され、凹部51の幅方向中央部に当該長孔5Aが形成されている。
横貫板4は、断面が同じく40mm×13mmの矩形形状で、長さが700mmの樹脂製の板状体で構成され、基端40から長手方向に20mmの位置から120mmの位置に到るまでの間に、斜貫板固定部4Aとして機能する長孔(以下、同様に符号「4A」を用いる。)が幅方向中央部に形成されている。
さらに横貫板4には、基端40から長手方向に180mmの位置から680mmの位置に到るまでの間に、杭部材固定部4Bとして機能する長孔(以下、同様に符号「4B」を用いる。)が幅方向中央部に形成されている。何れの長孔4A,4Bもスリット幅が8mmの長孔である。
斜貫板固定部(長孔)4Aの端部であって基端40から離隔した側の端部近傍に、径3mm、長さ4.5mmの円柱状の回動軸41が突出形成されている。
図2(a)には法丁張装置を構成する杭部材2が示されている。杭部材2は、一辺が340mmの正方形状で厚さ3mmの樹脂製の板状部20と、板状部20の左右両端から下方に延びる長さ700mmの一対の樹脂製の杭部21,22を備えている。
板状部20の中央部には傾斜角度30度の斜め姿勢で板状部20の表面から10mm突出する幅3mmの一対のリブ20B,20Cが板状部20と一体に形成され、両リブ20B,20Cの中央部に、横貫板固定部20Aとして機能するスリット幅8mm長さ350mmの長孔(以下、同様に符号「20A」を用いる。)が形成されている。
杭部21,22は断面が略正三角形の柱状体で構成され、底辺が板状部20の背面と面一に形成されている。正三角形の高さは23mmで、板状部20の表面から20mm突出するように構成されている。杭部21,22の下端は先細り形状に形成され、かけや等で地面に打ち込み可能に構成されている。
斜貫板5、横貫板4及び杭部材2を構成する樹脂としてASPのような硬質樹脂が好適に用いられ、樹脂に色材を混入することにより、所望の色に発色させて、土壌の色と異ならせて識別力を向上させることができる。
本実施形態では、斜貫板5は基端部から200mmの間隔で白色と赤色が交互に現れるように構成され、横貫板4は全体が赤色に構成されている。更に、杭部材2は黄土色に構成されている。
図2(b),(c)には、第1固定具7及び第2固定具8が示されている。第1固定具7は、斜貫板5に形成された第1案内部5Aと横貫板4に形成された斜貫板固定部4Aとの間で双方を着脱自在に取り付ける固定具であり、第2固定具8は、横貫板4に形成された杭部材固定部4Bと杭部材2に形成された横貫板固定部20Aとの間で双方を着脱自在に取り付ける固定具である。
双方とも同一の部品で構成され、両者の長孔間に装入するボルト部7A,8Aと、ボルト部7A,8Aと螺合して締め付けるナット部7B,8Bで構成されている。手動で着脱可能にボルト部7A,8Aの頭部には、指を引っ掛ける複数の凹部70,80が周囲に形成されている。
図3には、斜貫板5と、横貫板4と、杭部材2とを備えて構成された法丁張装置の使用態様が示されている。地面の所定位置に垂直に打ち込まれた仮鋲1の近傍に杭部材2の杭部21,22が打ち込まれ、さらに仮鋲1の上部に斜貫板5が立設される。
仮鋲1の鉛直線と法面の延長線Lとの交点Pに回動軸41が位置するように、斜貫板5に対して直交姿勢で横貫板4が第1固定具7により固定され、さらに横貫板4が水平姿勢となるように杭部材2に第2固定具8により固定される。
図4に示すように、その後第1固定具7を緩めて、斜貫板5を回動軸41周りに回動させて、法面の延長線Lに沿うように位置調整し、第1固定具7を締め付ける。傾斜姿勢の斜貫板5の下面が法面を示す指標となる。
即ち、本発明による法丁張装置を構成する斜貫板5は、長手方向に沿って横貫板4を移動可能に案内する第1案内部5Aと、基端50からの長さが表示され第1案内部5Aにより案内される横貫板4の位置を視認可能なスケール部5Bとを備え、横貫板4が第1固定具7により第1案内部5Aに着脱自在に固定され、緩固定された状態で横貫板4が第1案内部5Aに沿って移動可能に構成されるとともに横貫板4に対して回動可能に構成されている。
そして、本発明による法丁張装置を構成する横貫板4は、斜貫板5の長手方向に沿って位置調整可能に設けられた第1案内部5Aに第1固定具7により着脱自在に固定される斜貫板固定部4Aと、水平姿勢となるように第2固定具8により杭部材2に着脱自在に固定される杭部材固定部4Bと、杭部材固定部4Bに固定された状態で、斜貫板5を法面に沿う姿勢に回動させる回動軸41とを備えて構成されている。
さらに、本発明による法丁張装置を構成する杭部材2は、面が略鉛直姿勢を保ち、平面視で法肩の包絡線に対して所定角度姿勢に配置される板状部20と、所定角度姿勢となるように板状部20を地面に立設固定する杭部21,22と、板状部20に設けられ第2固定具8により横貫板4を着脱自在に固定する横貫板固定部20Aとを備えて構成されている。
本発明による法丁張装置は、上述した斜貫板5と、横貫板4と、杭部材2の全てを備えて構成されていることが好ましいが、斜貫板5と、横貫板4と、杭部材2の何れか一つを備えているだけでもよい。
例えば、斜貫板5を備えていれば、地面に鉛直姿勢で斜貫板を立てかけて、斜貫板と横貫板とを第1固定具で緩固定し、スケール部を目視しながら第1案内部に沿って横貫板を移動させることにより、法面の延長線との交点位置に横貫板が位置するように調整した後に、横貫板に対して斜貫板を回動させると、法面の延長線に沿うように斜貫板の姿勢を整えることができる。
この場合、少なくとも横貫板は斜貫板を相対移動可能な状態で固定でき、また斜貫板を回動可能に支持できればよいので、上述した横貫板と同一の構造を備えていなくてもよい。また、杭部材は斜貫板を水平姿勢に固定できればよいので、上述した杭部材と同一の構造を備えていなくてもよい。
地面に鉛直姿勢で斜貫板を立てかける前にスケール部を目視しながら第1案内部に沿って横貫板を移動させることにより、法面の延長線との交点位置に横貫板が位置するように調整することも可能である。このように構成された斜貫板を用いると、極めて容易に斜貫板の姿勢を調整することができるようになり、作業負担が大幅に軽減されるようになる。しかも、第1固定具による固定状態を解消することにより、斜貫板を再利用することができるようになる。
上述した横貫板4を備えていれば、地面に打ち込まれた杭部材に、杭部材固定部を介して第2固定具により横貫板が水平姿勢で固定できるようになる。このとき、横貫板の回動軸を法面の延長線上に位置するように位置決めしておくと、横貫板に斜貫板固定部を介して第1固定具により固定された斜貫板を回動軸周りに回動させることで、極めて容易に斜貫板の姿勢を調整することができるようになり、作業負担が大幅に軽減されるようになる。しかも、第1及び第2固定具による固定状態を解消することにより、横貫板を再利用することができるようになる。
この場合、横貫板4の回動軸周りに回動可能に構成された斜貫板であればよいので、上述と同一の構造を備えた斜貫板を用いなくてもよい。また、杭部材は斜貫板を水平姿勢に固定できればよいので、上述した杭部材と同一の構造を備えていなくてもよい。
上述した杭部材を備えていれば、杭部を地面に打ち込むことにより、板状部の面が略鉛直姿勢で固定され、板状部に備えた横貫板固定部を介して第2固定具により横貫板が固定される。横貫板は、板状部となる面に接触した状態で固定されるので、一つの杭部材でありながらも安定した状態で横貫板を固定することができ、仮に横貫板に想定外の外力が加わった場合でも、その姿勢が容易に変動することがない。しかも、第2固定具による固定状態を解消し、地面から引抜くことにより、杭部材を再利用することができるようになる。
以下に、上述の法丁張装置を用いた法丁張方法について詳述する。
法丁張方法は、第1工程と第2工程と第3工程と第4工程の4工程が含まれる。
図5(a)に示すように、第1工程では、法面Cの延長線と法肩Aが位置する水平面からの鉛直線との交点と地面との距離Hが、斜貫板5に形成された長孔5Aの基端部50からの最大長さの範囲に入るように、法肩Aから後方に水平距離δ×H離れた地点に仮鋲1を鉛直姿勢で打ち込み、仮鋲1を打ち込んだ位置から後方に所定距離離隔した地面に、面が略鉛直姿勢を保ち平面視で法肩Aの包絡線に対して所定角度好ましくは90°の角度姿勢になるように、杭部材2を打ち込む。
図5(b)に示すように、第2工程では、斜貫板5の基端部50からスケール部5Bを指標にした所定長さH−ΔHとなる位置で、横貫板4と斜貫板5とが直交姿勢となるように、斜貫板固定部4Aと第1案内部5Aとを第1固定具7で直交姿勢になるように固定する。ΔHとは、法肩Aが位置する水平面から仮鋲1の頂部までの距離である。
換言すると、仮鋲を通る鉛直線と法面Cの延長線とが交差する点と仮鋲1との長さが、斜貫板5の基端部50から横貫板4の回動軸41までの長さとなるように斜貫板固定部4Aと第1案内部5Aとを第1固定具7で固定する。
図6に示すように、第3工程では、斜貫板5の基端部50を仮鋲1の上部に立設し、横貫板4が水平姿勢となるように杭部材固定部4Bと横貫板固定部20Aとを第2固定具8で固定する。
具体的には、横貫板4の杭部材固定部4Bと杭部材2の横貫板固定部20Aとの間に第2固定具8を挿通して仮止めし、横貫板4が水平姿勢となるように水準器で確認しながら、第2固定具8を横貫板固定部20A或いは杭部材固定部4Bに沿って上下左右位置調整することにより調整し、その後第2固定具8を締め付ける。このとき、横貫板4は板状部20の面と接触した安定姿勢で第2固定具8により固定されるようになる。
図7に示すように、第4工程では、第1固定具7を緩めて斜貫板5を回動軸41周りに回動させ、法面Cに沿う姿勢となるようにスラントを用いて所定角度φ(法勾配に相当する角度)回動した後に、第1固定具7を締固定する。その結果、傾斜姿勢となる斜貫板5の下面が法面Cに沿う基準面となる。尚、斜貫板5を回動軸41周りに回動する際に、横貫板4に対して第1固定具7のボルト軸心位置が固定されていると円滑に回動させることができないため、斜貫板固定部4Aは長孔に形成されている。
特に、第2工程では、実際に仮鋲1の上部に斜貫板3を設置する前に、スケール部5Bを目視しながら斜貫板5の基端部50から横貫板5の回動軸41までの長さが上述したH−ΔHとなるように、第1案内部5Aに沿って横貫板4を移動させることができる。従って、法面Cの延長線との交点位置に横貫板5が位置するように、極めて容易に調整可能となる。
図8には、このようにして設置された法丁張の斜貫板に沿って重機等で土砂が除去された法面Cが示されている。
以上説明したように、斜貫板5、横貫板4及び杭部材2の何れかまたは全てを樹脂製で構成することにより、耐久性に富み、非常に軽量で且つ安価な法丁張装置が実現でき、複数回繰返し使用する場合でも十分な精度で設置でき、輸送コストも低減できるようになる。
以下、本発明の別実施形態を説明する。
上述した実施形態では、横貫板4の上側に回動軸41を突出形成した例を説明したが、横貫板4の下側に回動軸41を突出形成してもよい。また、回動軸41と接触する斜貫板5の側面が右側に設定された例を説明したが、斜貫板5の左側の側面が回動軸41と接触して回動するように構成してもよい。この場合には、傾斜姿勢となる斜貫板5の上側面が法面を示す基準線となる。
図9(a)に示すように、杭部材2の板状部20に横貫板固定部20Aを複数設けて、横貫板を複数個所で固定するように構成してもよい。図2(a)に示した横貫板固定部20Aが30°の傾斜角度に設定されているが、この傾斜角度は特に限定されるものではなく、横貫板を水平姿勢に維持しつつ上下方向に位置調整できれば任意の角度でよい。
図9(b)に示すように、杭部材2の板状部20に形成される横貫板固定部20Aが鉛直姿勢に形成されていてもよい。また、鉛直姿勢で複数本の横貫板固定部20Aが設けられていてもよい。
図9(c)に示すように、杭部21が1本であってもよい。この場合、板状部20の左右両端から下方に延びる杭部21,22に代わる補強部材を板状部20の左右両端に備えればよい。また、杭部21が3本以上の複数本であってもよい。
斜貫板5、横貫板4及び杭部材2が着色された例を説明したが、色について特に制限されるものではない。しかし、土砂の色と明確に識別可能な色を用いるのが好ましい。また、斜貫板5、横貫板4及び杭部材2を構成する樹脂の種類は特に制限されるものではなく、硬質樹脂であればよい。また、樹脂に替えてアルミニウム等の軽金属で構成されていてもよい。
斜貫板5、横貫板4及び杭部材2の具体的なサイズ、夫々に形成された長孔のスリット幅や長さ、形成位置等は特に制限されるものではない。
上述した斜貫板5に形成された第1案内部5Aが長孔で構成された例を説明したが、横貫板4に備えた係合部と回転可能に係合して斜貫板5に沿って移動可能な構成であれば、必ずしも長孔に限るものではなく、横貫板4に備えた係合部と係合するガイドレールのような部材で構成されていてもよい。
斜貫板5に備えたスケール部5Bは、基端50からの長さが表示され、第1案内部5Aにより案内される横貫板4の位置が視認可能であればよく、斜貫板5に目盛が刻まれる態様以外に、別途のスケールを斜貫板5に貼り付け固定するような態様であってもよい。
また、別途のスケールを用いる場合、斜貫板5に対して当該スケールを着脱自在に固定できるように構成してもよく、その際にスケールを固定する基準位置を示す突起部を斜貫板5に設けて、その突起部にスケールの端部を位置決めして取り付けるように構成してもよい。
上述した実施形態は何れも本発明の一態様に過ぎず、該記載により本発明の技術的範囲が限定されるものではなく、本発明の作用効果を奏する範囲で各部の具体的な構造、形状、大きさ、材料等は適宜変更設計することができることはいうまでもない。
1:仮鋲
2:杭部材
4:横貫板
4A:斜貫板固定部
4B:杭部材固定部
5:斜貫板
5A:第1案内部
5B:スケール部
7:第1固定具
8:第2固定具
20:板状部
20A:横貫板固定部
21:杭部
22:杭部

Claims (6)

  1. 斜貫板の長手方向一側縁と接した状態で前記斜貫板の回動を許容する回動軸と、
    前記斜貫板が法面に沿う姿勢となるように、前記回動軸周りに前記斜貫板の回動を許容しつつ、前記斜貫板を移動自在に支持する長孔を備えた斜貫板固定部と、
    を備えて構成されている横貫板を含む法丁張装置。
  2. 長手方向に沿って前記横貫板を移動可能に案内する第1案内部と、
    基端からの長さが表示され前記第1案内部により案内される前記横貫板に備えられた前記回動軸の位置を視認可能なスケール部と、
    前記長孔を介して前記横貫板を前記第1案内部に着脱自在に固定する第1固定具と、
    を備え、
    第1固定具により緩固定された状態で前記横貫板が前記第1案内部に沿って移動可能且つ前記回動軸に対して回動可能に構成されている斜貫板を含む請求項1記載の法丁張装置。
  3. 面が略鉛直姿勢を保ち、平面視で法肩の包絡線に対して所定角度姿勢に配置される板状部と、
    前記所定角度姿勢となるように前記板状部を地面に立設固定する杭部と、
    前記板状部に設けられ第2固定具により前記横貫板を着脱自在に固定する横貫板固定部と、
    を備えて構成されている杭部材を含む請求項1または2記載の法丁張装置。
  4. 前記斜貫板、前記横貫板及び前記杭部材の何れかまたは全てが樹脂またはアルミニウムで構成されている請求項3記載の丁張装置。
  5. 地面に打ち込まれた仮鋲から所定距離離隔した地面に、面が略鉛直姿勢を保ち平面視で法肩の包絡線に対して所定角度姿勢になるように、請求項3記載の杭部材を打ち込む第1工程と、
    請求項2記載の斜貫板の基端部から前記スケール部を指標にした所定長さ位置に請求項1記載の横貫板の前記回動軸が位置し、前記横貫板と前記斜貫板とが直交姿勢となるように、前記斜貫板固定部と前記第1案内部とを前記第1固定具で固定する第2工程と、
    前記斜貫板の基端部を前記仮鋲の上部に立設し、前記横貫板が水平姿勢となるように前記横貫板を前記横貫板固定部に前記第2固定具で固定する第3工程と、
    前記第1固定具を緩めて前記斜貫板を法面に沿う姿勢となるように前記回動軸周りに所定角度回動した後に、前記第1固定具を締固定する第4工程と、
    を含む法丁張方法。
  6. 前記第2工程は、前記仮鋲を通る鉛直線と法面の延長線とが交差する点と前記仮鋲との距離が、前記斜貫板の基端部から前記横貫板の前記回動軸までの長さとなるように前記斜貫板固定部と前記第1案内部とを前記第1固定具で固定する工程である請求項5記載の法丁張方法。
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