JP6065236B2 - タンパク質trf2の調節物質である新規ペプチドおよびそれを含む組成物 - Google Patents

タンパク質trf2の調節物質である新規ペプチドおよびそれを含む組成物 Download PDF

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Description

本発明は化粧品の分野に関する。本発明はTRF2タンパク質調節化合物として、したがってテロメア保護作用およびDNA二本鎖切断に対する予防作用を有する、次の一般式(I):
−(AA)−X−X−X−Lys−Lys−Gln−Lys−Trp−X−(AA)−R (I)
のペプチド化合物に関する。化粧品組成物中に含まれる前記ペプチド化合物は、老化の皮膚症状を予防および/または遅延および/または治療することを目的としている。
老化はヒトを含む「通常」全ての細胞に影響を及ぼす生物学的過程である。理学的に、これは細胞が皮膚細胞、毛髪細胞、臓器細胞であることを問わず、人体の一般的な老化を含む。
老化は、特にテロメアの短縮化(複製老化)によって、または例えば、酸化ストレスなどの生理的ストレス信号への急性的または慢性的な暴露によって引き起こされることが科学的に実証されている。細胞老化を制限するため、したがってヒトの老化の兆候を制限するために調査される手段のうちの1つは、テロメアの短縮化に作用すること、および/またはDNAに対する酸化ストレス作用を制限することから構成される。
テロメアは、配列TTAGGGの繰り返しおよび特定のタンパク質により形成されている。テロメアは染色体の末端に位置し、かつその安定性を確保している。テロメアに結合するタンパク質の中には、二本鎖テロメアDNAに直接結合するTRF1およびTRF2のタンパク質(TRF:テロメア結合因子)、またはそれ自体が一本鎖3’末端に結合するPOT1タンパク質がある。細胞分裂において、TTAGGGモチーフは複製の間の遷移において失われる。このテロメアの損失は、逆転写酵素のテロメラーゼによって部分的に補われる。テロメラーゼは既存のテロメア末端において新たにテロメア反復を合成し、それによって最適な長さを確保する。生じる問題は、このテロメラーゼの活性は体細胞において非常に低いことであり、それは各染色体複製においてテロメアの短縮をもたらす。現在のところ、皮膚の老化およびその兆候を制限するために使用されている戦略の1つは、皮膚細胞のテロメラーゼ活性を増加させることから成る。しかしながら、これは前記細胞の不死化につながり、それは不死化細胞が癌細胞に関連し得るために望ましくない。
出願人は、テロメア結合タンパク質、より具体的にはTRF2タンパク質の量を調節することにより、細胞老化の遅延を試みる別の手法を検討した。こうして、出願人は、次の一般式(I):
−(AA)−X−X−X−Lys−Lys−Gln−Lys−Trp−X−(AA)−R (I)
のペプチド化合物を開発した。
前記化合物により、テロメア結合タンパク質(TRF)の量を調節して、老化の皮膚症状を予防および/または遅延および/または治療することが可能である。前記化合物はまた、細胞中に存在するTRFタンパク質の量を調節することにより、損傷時の皮膚細胞におけるDNA二本鎖切断の発生を予防するのに有用である。
TRFタンパク質調節化合物、またはテロメア安定剤は、特許出願の米国特許出願公開第20020076719号、国際公開第9836066号、または同第2004092395号に記載されているように、以前に提案されている。しかしながら、上記の引用文献はいずれも本特許出願に開示されているようなペプチド化合物、または老化の皮膚症状と戦う作用薬としてのこのような化合物の美容的使用は、記載または開示していない。
米国特許出願公開第20020076719号明細書 国際公開第9836066号 国際公開第2004092395号
したがって、本発明は、第1に、次の一般式(I):
−(AA)−X−X−X−Lys−Lys−Gln−Lys−Trp−X−(AA)−R (I)
のペプチド化合物に関する。
本発明は、第2に、活性成分として、前記式(I)のペプチド化合物を含む化粧品組成物に関する。
さらに、本発明は、第3に、老化の皮膚症状を予防および/または遅延および/または治療するための、前記式(I)のペプチド化合物を含む組成物の美容的使用に関する。特に、前記化粧品組成物は、(i)テロメア結合タンパク質(TRF)の量の調節、および/または皮膚細胞における老化の遅延に、(ii)損傷時の皮膚細胞におけるDNA二本鎖切断の発生の予防に、(iii)皮膚の光老化の皮膚症状の予防および/または治療に、最後に(iv)外部ストレスからの皮膚の保護に有用であり得る。
最後に、本発明は、第4に、テロメラーゼの量および/または活性を変更することなくテロメア分解を制限するために、前記式(I)のペプチド化合物を含む組成物を用いて処理される皮膚または皮膚付属器を美容処理する方法、または本発明によるペプチドを用いて美容処理する方法に関する。
本発明によるペプチド化合物は以下により特徴付けられる:
−ペプチド化合物はテロメア結合タンパク質(TRF)、特にTRF2タンパク質の量を調節する;
−ペプチド化合物は老化細胞表現型を有する細胞内のビメンチン細胞骨格タンパク質の増加および凝集を制限する;
−ペプチド化合物はメチルグリオキサールに暴露された皮膚の生検における損傷外観を制限する;および
−結論として、ペプチド化合物により、処理される細胞における老化症状を予防および/または遅延および/または治療することを可能とする。
本発明は、第1に、一般式(I):
−(AA)−X−X−X−Lys−Lys−Gln−Lys−Trp−X−(AA)−R (I)
のペプチド化合物に関し、
式中、
はアスパラギン、グリシン、トレオニン、アラニン、または非アミノ酸を表し、
はイソロイシン、ロイシン、メチオニン、プロリン、または非アミノ酸を表し、
はトレオニン、アスパラギン、セリン、または非アミノ酸を表し、
はセリン、システイン、トレオニン、アスパラギン、グルタミン、または非アミノ酸を表し、
AAは任意のアミノ酸を表し、nおよびpは0〜2の間の整数であり、
はN末端アミノ酸の第一級アミン官能基、−NHを表し、2つの水素原子のうちの1つは、アセチル型の飽和または不飽和のC〜C30アルキル鎖によって、またはベンゾイル型、トシル型、またはベンジルオキシカルボニル型の芳香族基によって、置換されても置換されなくてもよく、
はC末端アミノ酸のカルボキシル官能基の水酸基、−OHを表し、水素原子は、C〜C30のアルキル鎖、またはNH、NHY、もしくはNYY基(YはC〜Cのアルキル鎖を表す)で置換されても置換されなくてもよく、
前記一般式(I)の配列は、5〜13のアミノ酸残基から成る。
用語「ペプチド化合物」または「ペプチド」は、ペプチド結合または修飾ペプチド結合により互いに結合した2以上のアミノ酸の鎖を指す。
「ペプチド化合物」または「ペプチド」は、上記の本発明の天然または合成のペプチド、またはタンパク質分解により、もしくは合成的に得られるかどうかに関わらず、その断片の少なくとも1つ、または配列が上記のペプチド配列の全体または部分から成るあらゆる天然または合成のペプチドを意味する。
本発明によるペプチド化合物を構成するアミノ酸は、左旋性、つまりL−型、および/または右旋性、つまりD−型であり得る。したがって、本発明によるペプチドはL−、D−、またはDL−の形態であり得る。
分解耐性を改善するために、本発明によるペプチドの保護された形態を使用する必要があり得る。保護の形態は明らかに生物学的に適合した形態でなければならず、かつ化粧品の分野での使用に適合しなければならない。好ましくは、N末端アミノ酸の第一級アミン官能基を保護するために、アセチル基または芳香族基から選択され得る、飽和または不飽和のC〜C30アルキル鎖を有するアシル型によるR基の置換が使用される。好ましくは、C末端アミノ酸のカルボキシル官能基を保護するために、C〜C30のアルキル鎖、またはNH、NHY、もしくはNYY基(YはC〜Cのアルキル鎖を表す)によるR基の置換が使用される。
本発明によるペプチドは、N末端もしくはC末端、または両末端が保護され得る。
本発明の第1実施形態では、一般式(I)において、nおよびpはゼロに等しく、一般式(I)の配列は5〜9のアミノ酸残基から成る。したがって、これは、一般式(I)において以下を意味する:
はアスパラギン、グリシン、トレオニン、アラニン、または非アミノ酸を表し、
はイソロイシン、ロイシン、メチオニン、プロリン、または非アミノ酸を表し、
はトレオニン、アスパラギン、セリン、または非アミノ酸を表し、
はセリン、システイン、トレオニン、アスパラギン、グルタミン、または非アミノ酸を表し、
整数nおよびpはゼロに等しく、
はN末端アミノ酸の第一級アミン官能基、−NHを表し、2つの水素原子のうちの1つは、アセチル型の飽和または不飽和のC〜C30アルキル鎖によって、またはベンゾイル型、トシル型、またはベンジルオキシカルボニル型の芳香族基によって、置換されても置換されなくてもよく、
はC末端アミノ酸のカルボキシル官能基の水酸基、−OHを表し、水素原子は、C〜C30のアルキル鎖、またはNH、NHY、もしくはNYY基(YはC〜Cのアルキル鎖を表す)で置換されても置換されなくてもよく、
前記一般式(I)の配列は、5〜9のアミノ酸残基から成る。
第2の好ましい実施形態では、ペプチド化合物は以下の式のうちの1つに相当する:
(SEQ ID no.1)Asn−Thr−Lys−Lys−Gln−Lys−Trp−Thr−Asn−NH
(SEQ ID no.2)Lys−Lys−Gln−Lys−Trp−NH
(SEQ ID no.3)Gly−Gly−Leu−Lys−Lys−Gln−Lys−Trp−Asn−Leu−Tyr
(SEQ ID no.4)Ala−Met−Lys−Lys−Gln−Lys−Trp−NH
(SEQ ID no.5)Ala−Leu−Ser−Lys−Lys−Gln−Lys−Trp−Gln
(SEQ ID no.6)Cys−Lys−Lys−Gln−Lys−Trp−Ser−NH
本発明はまた、これらの配列の相同形態に関する。本発明による用語「相同」は、少なくとも50%、または好ましくは少なくとも80%、かつさらにより好ましくは少なくとも90%、配列SEQ ID no.1〜SEQ ID no.6から選択される前記ペプチド配列と同一であるあらゆるペプチド配列を指す。語句「少なくともX%同一であるペプチド配列」は、2つの配列の最適アラインメント後に得られる、比較される2つの配列のアミノ酸残基間の同一性の割合を意味する。最適アラインメントは、例えば、NCBIのサイトから入手可能なBLAST Pコンピュータソフトウェアプログラムによって使用されるような、局所相同性アルゴリズムにより得られる。
用語「相同」はまた、化学的に等価なアミノ酸による置換によって、すなわち同様の特性を有する他の残基による1残基の置換によって、配列SEQ ID no.1〜SEQ ID no.6のペプチド配列とは異なるペプチドも指す。したがって、一般的な置換は、Ala、Val、LeuおよびIleの間で;SerおよびThrの間で;酸残基のAspおよびGluの間で;AsnおよびGlnの間で;および塩基性残基のLysおよびArgの間で;または芳香族残基のPheおよびTyrの間で行われる。
本発明による一般式(I)のペプチドは、構成アミノ酸またはその誘導体を用いて、一般的な化学合成(固相中または均一な液相中で)、または酵素合成(Kullmannら、J.Biol.Chem.1980;225:8234)のどちらかにより得ることができる。
本発明によるペプチドは、天然起源または合成起源であってもよい。好ましくは、本発明によれば、ペプチドは化学合成により得られる。
最後に、活性成分は、単一ペプチド、ペプチドの混合物、またはペプチド誘導体であってもよく、および/またはアミノ酸誘導体で構成されてもよい。
本発明の有利な実施形態によれば、本発明によるペプチド化合物は、例えば水、グリセロール、エタノール、プロパンジオール、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、エトキシル化またはプロポキシル化ジグリコール、環状ポリオール、またはこれらの溶媒の任意の混合物などの、当業者によって一般的に使用される1以上の生理学的に適した溶媒に可溶化する。
本発明のさらに他の有利な実施形態によれば、本発明によるペプチド化合物は、化粧品学的または薬学的なベクター、例えばリポソームで可溶化され、または粉末状の有機ポリマー、無機物担体、例としてタルクおよびベントナイト上に吸着され、より一般的には任意の生理学的に適したベクターで可溶化、またはベクター上に固定される。
本発明は、第2に、活性成分として前記一般式(I)のペプチド化合物を含む化粧品組成物に関する。
好ましくは、本発明による組成物は、化粧品学的に許容される媒体を含む局所適用に適した形態である。「化粧品学的に許容される」により、我々は、毒性、不適合性、不安定性、アレルギー反応等の危険を伴わずに、ヒトの皮膚または皮膚付属器と接触して使用するのに適している媒体を意味している。皮膚に適用されることを目的とした組成物は、クリーム、水中油型エマルション、または油中水型エマルション、または多重エマルション、溶液、懸濁液、マイクロエマルション、水性もしくは無水のゲル、血清もしくは小胞の分散体、パッチ、スプレー、軟膏、ポマード、ローション、コロイド、乳液、ローション、スティック、またはパウダーの形態とすることができ、その全ては皮膚、口唇、および/または皮膚付属器への適用に適している。
好ましくは、前記ペプチド化合物は、約0.1〜500ppmの間の濃度で、好ましくは1〜150ppmの間の濃度で組成物中に存在する。
さらにより好ましくは、本発明による組成物は、少なくとも1つの他の活性成分も含む。非限定的な方法にて、以下の種類の成分:植物ペプチド加水分解物、他のペプチド化合物、日焼け防止剤、抗フリーラジカル剤、または抗しわ剤を挙げることが可能である。また、ビタミンCおよびその誘導体、ビタミンB群、DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)、植物ステロール類、サリチル酸およびその誘導体、レチノイド類、フラボノイド類、糖アミン類、アゾール類、金属塩類、またはポリマー類を挙げることも可能である。
組成物はまた、治癒剤、抗老化剤、抗しわ剤、緩和剤、保湿剤、および抗炎症剤、ならびに分化、皮膚の色素沈着または色素脱失などを調節する作用薬を含むことができる。
より具体的な実施形態では、本発明による組成物は、式(I)のペプチド化合物に加えて、以下を含むことができる:
−1つ(以上)のシトクロムc活性化化合物、および/または;
−1つ(以上)のアクアポリン活性化化合物、および/または;
−1つ(以上)のサーチュイン活性化化合物、および/または;
−細胞接着を増加させる1つ(以上)の化合物、および/または;
−コラーゲン型またはラミニン型等のマトリックスタンパク質の産生を増加させる1つ(以上)の化合物;
−1つ(以上)のhspタンパク質調節化合物;
−細胞エネルギーを増加させる1つ(以上の)化合物;
−皮膚バリア機能を向上させる1つ(以上)の化合物;
−例えばClock、Per1、またはBmalのタンパク質を調節する作用薬など、細胞同調を改善する1つ(以上)の化合物;
−1つ(以上)のミトコンドリア保護化合物。
上述の前記化合物は、天然起源、例えば植物ペプチドまたは非ペプチドの加水分解物、または合成起源、例えばペプチド化合物であってもよい。
さらに、添加物、例えば溶媒、希釈剤、色素、日焼け防止剤、セルフタンニング剤、顔料、賦形剤、防腐剤、臭気吸収剤、増粘剤、乳化剤、湿潤剤、皮膚軟化剤、香料、酸化防止剤、膜形成剤、キレート剤、金属イオン封鎖剤、および調整剤などを組成物に加えることが可能である。
全ての場合において、補助剤およびその割合は、本発明による組成物の所望の有利な特性に悪影響を与えないように選択されることを当業者は確認するであろう。これらの補助剤は、例えば組成物の全重量の0.01〜20%の間とすることができる。本発明の組成物がエマルションのとき、脂肪相は組成物の全重量に対して、5〜80重量%、好ましくは5〜50重量%とすることができる。組成物に使用される乳化剤および共乳化剤は、検討される分野で一般的に使用される乳化剤および共乳化剤の中から選択することができる。例えば、それらは組成物の全重量に対して0.3〜30重量%の割合範囲で使用することができる。
本発明は、第3に、老化の皮膚症状を予防および/または遅延および/または治療するための、化粧品学的に許容される媒体中に前記ペプチド化合物を含む組成物の美容的使用に関する。「老化の皮膚症状」は、限定されるものではないが、老化によって引き起こされる皮膚上の目に見えるあらゆる兆候を含む。これは特に、しわ、深くて起伏のあるしわ、小じわ、ひび割れ、皮膚および皮下組織のたるみ、皮膚の弾力性の喪失および弛緩、張りおよび色合いの喪失、ならびに皮膚萎縮を意味する。さらに、「老化の皮膚症状」は、真皮および表皮における、拡大した毛穴、不完全性、褪色、シミ、角化症、コラーゲンの損失、および他の変化を指すだけでなく、例えば角質層の表面粗さなどの老化による皮膚および皮膚付属器の外観のすべての変化、また、例えば真皮の菲薄化など、変化した外面を系統的に伴わない皮膚のあらゆる内部変化も指す。
本発明の第1実施形態では、前記化粧品組成物はテロメア結合タンパク質の量を調節し、および/または皮膚細胞の老化を遅延することを可能とする。語句「テロメア結合タンパク質(TRF)の量を調節する」は、細胞内に存在するTRFタンパク質の量を増加または減少させること、または(遺伝子発現の直接的または間接的な調節により、または)例えばRNAメッセンジャー転写物の安定化/不安定化などの他の生物学的過程により、TRFタンパク質のタンパク質合成を増加/減少させることを指す。好ましくは、TRFタンパク質はTRF2および/またはPOT1タンパク質で表される。
本発明の第2の好ましい実施形態では、化粧品組成物は損傷時の皮膚細胞におけるDNA二本鎖切断の発生を予防するために使用される。実際に、皮膚細胞が負う損傷、特に紫外線または酸化ストレスによる損傷において、前記細胞のDNAは二本鎖切断によって現れる損傷を受ける可能性がある。本発明によるペプチド化合物は、この種の損傷に対するペプチド化合物のDNA保護作用を実証した。
本発明によるペプチドの他の使用は、皮膚の光老化における皮膚症状の予防および/または治療から成る。「光老化」は、太陽への長時間、かつ累積的な曝露によって引き起こされる皮膚の早期老化を指す。
本発明によるペプチドは、外部ストレスから皮膚を保護するために使用することも可能である。「外部ストレス」は、環境によって生成され得るストレスを指す。例えば、汚染、紫外線、酸化ストレスを引き起こすストレス、または刺激性の製品、例えば界面活性剤、防腐剤、もしくは香料など、機械的ストレス、例えば表皮剥脱、シェービング、もしくは脱毛などのストレスを挙げることができる。しかしながら、好ましくは、外部ストレスは主に紫外線、特にUVB放射から成り、ストレスは酸化ストレスを引き起こす。
最終的に、本発明は、老化の皮膚症状を予防および/または治療するために、上記に定義したペプチド化合物の有効量を含む組成物を朝晩に皮膚に適用することを特徴とする美容処理方法に最後に関する。本発明の別の実施形態は、テロメラーゼの量および/または活性を変更することなくテロメア分解を制限するために、本発明による組成物を用いた皮膚の美容処理方法を実施することを含む。実際には、本発明によるペプチドは、テロメラーゼの活性および/または量に影響を与えることなく、テロメア分解を安定化および/または制限することを可能とする。したがって細胞不死化の危険性がないであろうため、それは重要なことである。
以下の実施例は、本発明に記載のペプチド化合物の効力を説明および実証するが、本発明を限定するものとして解釈してはならない。
複製老化によって老化した線維芽細胞に対するペプチドSEQ ID no.2の効果の研究
ヒト線維芽細胞を特定の培地中で培養し、培養培地中に保持して1%または3%の濃度のペプチドSEQ ID no.2を毎日適用して長期処理する(17継代超)。ビメンチン免疫蛍光検出実験を培養継代6および17の細胞において行う。その後、細胞をPBSで洗浄し、3.7%のホルムアルデヒドで10分間固定し、0.2%トリトンX−100により10分間透過処理し(Fisher Chemical社)、かつ1%のBSA(Euromedex社)で15分間インキュベートする。その後、抗ビメンチン抗体(Tebu Santa Cruz社)を添加し、室温で2時間、1/200に希釈してインキュベートする。PBSで洗浄した後、標識Alexa Fluor(登録商標)488と結合したロバ抗マウスIgG抗体を1/1000に希釈して添加し、室温で1時間インキュベートする。最後に、切片をFluoromount G(Electron Microscopy Science社)に載せ、顕微鏡(Nikon Eclipse 80i、40倍拡大)で観察する。
結果/結論:
ペプチドSEQ ID no.2で処理した老化線維芽細胞は、処理されてない老化線維芽細胞よりも少ないビメンチンを発現することに留意される。ビメンチンの増加および凝集は、老化現象を伴う細胞骨格における修飾に関連する。したがって、本発明によるペプチド化合物SEQ ID no.2を用いた処理により、線維芽細胞の老化によるビメンチンの増加および凝集を制限することが可能となったと結論付けることができる。
メチルグリオキサールを用いてインビトロで老化された生検モデルに対するペプチドSEQ ID no.4の効果の研究
ヒトの皮膚生検をメチルグリオキサール(MGO)で処理することにより、インビトロで人為的に老化させる。このために、6mmのヒトの皮膚パンチ生検を特定の培養培地中で気液界面にてインキュベートする。その後、これらを5mMまたは10mMのMGO(Sigma社)で処理し、MGOは生検の表面および培養培地中に堆積する。その後、生検を以下の条件で処理する:
−条件1:20μLのPBS1倍、または
−条件2:20μLのペプチドSEQ ID no.4 1%、または
−条件3:20μLのペプチドSEQ ID no.4 3%。
生検を固定し、パラフィンに包埋させた後、ミクロトームを用いて4μmの切片に切断する。ヘマトキシリン/エオシン(H&E)免疫標識を先に切断した断片において行い、それらの形態および構造を顕微鏡観察(Nikon Eclipse E600顕微鏡を用いて、対物レンズ40倍)で調査する。
結果/結論:
対照1条件、すなわちペプチドの添加なしでは、MGOは皮膚生検、より具体的にはその構造に著しい損傷をもたらしたことに留意される。より多くの損傷がMGOの10μMの量で観察されるので、引き起こされた損傷は用量依存的である。
生検がペプチド化合物SEQ ID no.4で処理されるとき、前記生検の構造に与えた損傷は、対照条件下よりもはるかに小さいことに留意される。より少ない損傷が1%の用量よりも3%の用量で観察されるので、ペプチドの保護効果は用量依存的であることに留意される。
したがって、細胞構造が重大な損傷および早期老化をもたらすストレスにさらされるときに、ペプチドSEQ ID no.4は細胞構造に対して保護効果を有していたと結論付けることができる。
ペプチドSEQ ID no.2で処理したヒト線維芽細胞におけるsiRNAによるTRF2タンパク質の発現の研究
ヒト線維芽細胞集団におけるTRF2の過剰発現に対する本発明によるペプチド化合物の効力を定量化するために、TRF2をコードする遺伝子をsiRNA技術を用いて「オフ状態」とした。
手順:
繊維芽細胞を60%集密するまで6ウェルプレート中で培養する。以下に記載の条件下で1%のペプチドSEQ ID no.2を追加することで培養培地を新しくする。その後、最終的に10nMのTRF2siRNAおよびトランスフェクション剤を含む前もって作成した100μLの混合物を、一度に一滴、かつ一度に1ウェルにゆっくりと添加する。細胞培養プレートを37℃で5%のCO中で72時間インキュベートする。培養培地を2日ごとに新しくする。4つの条件を以下の通り確立した:
−条件1:siRNAなし、かつ活性剤なしの対照
−条件2:活性剤なしで、siRNAでトランスフェクトされた細胞
−条件3:トランスフェクトされていないが、活性剤で処理した細胞
−条件4:siRNAでトランスフェクトされ、かつ活性剤で処理した細胞
TRF2発現の定量化を、抗TRF2抗体を用いて行われる一般的な免疫移動(immunotransfer)技術(ウェスタンブロット法)により、かつ一般的な手順に従って観察する。siRNAでトランスフェクトされた線維芽細胞中のペプチドによってもたらされる補償を分析するために、遺伝子がsiRNAによってオフされなかった未処理の線維芽細胞と比較する。
結果/結論:
条件1と3との間では、ペプチドの添加により、対照に対してTRF2タンパク質の発現において17%の増加がもたらされたことに留意される。条件1と2との間では、TRF2タンパク質の発現に対するsiRNAの効果は、明確に示される:実質的に26%減少する。しかしながら、siRNAでトランスフェクトされた細胞への活性剤の添加により、TRF2発現を回復することが可能となり、かつsiRNAの存在による減少は対照条件に対して18%以下である。
結論として、本発明による活性剤は、処理された線維芽細胞におけるTRF2タンパク質発現の減少(特定のsiRNAによって誘導された減少)を補うことが可能である。
抗老化フェースクリームの組成
Figure 0006065236

Figure 0006065236
相Aを65−70℃で調製および溶解する。相Cを65−70℃で加熱する。相Bを相Aに添加し、その直後にAをC中で乳化する。約45℃で、相Dを添加してカルボマーを中和する。その後、約30℃で相Eを軽く撹拌しながら添加し、25℃になるまで冷却を継続する。その後、必要に応じて相Fを添加する。

Claims (17)

  1. 下記の式で表されるペプチド化合物であって:
    (SEQ ID no.2)Lys−Lys−Gln−Lys−Trp−NH
    (SEQ ID no.4)Ala−Met−Lys−Lys−Gln−Lys−Trp−NH
    式中、NH はC末端アミノ酸のカルボキシル官能基の置換基であることを特徴とする、ペプチド化合物。
  2. 請求項1に記載のペプチド化合物であって、該ペプチド化合物は、水、グリセロール、エタノール、プロパンジオール、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、エトキシル化またはプロポキシル化ジグリコール、環状ポリオール、またはこれらの溶媒の任意の混合物から選択される1以上の生理学的に適した溶媒に可溶化することを特徴とする、ペプチド化合物。
  3. 活性成分として請求項1または2に記載の前記ペプチド化合物、および化粧品学的に許容される媒体を含む化粧品組成物。
  4. 請求項に記載の組成物であって、該組成物は、クリーム、水中油型エマルション、または油中水型エマルション、または多重エマルション、溶液、懸濁液、マイクロエマルション、水性もしくは無水のゲル、血清もしくは小胞の分散体、パッチ、スプレー、軟膏、ポマード、ローション、コロイド、乳液、スティック、またはパウダーから選択される局所適用に適した形態であることを特徴とする、組成物。
  5. 請求項3または4に記載の組成物であって、前記ペプチド化合物は、0.1〜500ppmの間の濃度で前記組成物中に存在することを特徴とする、組成物。
  6. 請求項に記載の組成物であって、前記ペプチド化合物は、1〜150ppmの間の濃度で前記組成物中に存在することを特徴とする、組成物。
  7. 請求項4〜6のうちいずれか一項に記載の組成物であって、該組成物はまた、植物ペプチド加水分解物、他のペプチド化合物、日焼け防止剤、抗フリーラジカル剤、または抗しわ剤から選択される少なくとも1つの他の活性成分を含むことを特徴とする、組成物。
  8. 請求項3〜7のうちいずれか一項に記載の組成物の美容的使用であって、人間を手術、治療又は診断する使用方法を除く、皮膚のアンチエイジングを目的とする美容的使用
  9. テロメア結合タンパク質(TRF)の量を調節するため、および/または皮膚細胞における老化を遅延するための、請求項に記載の美容的使用。
  10. 請求項に記載の美容的使用であって、前記テロメア結合タンパク質は、TRF2および/またはPOT1で表されることを特徴とする、美容的使用。
  11. 損傷時の皮膚細胞におけるDNA二本鎖切断の発生を予防するための、請求項に記載の美容的使用。
  12. 請求項に記載の美容的使用であって、前記老化の皮膚症状は、しわ、深くて起伏のあるしわ、小じわ、ひび割れ、皮膚および皮下組織のたるみ、皮膚の弾力性の喪失および弛緩、張りおよび色合いの喪失、ならびに皮膚萎縮であることを特徴とする、美容的使用。
  13. 光老化における皮膚症状に対するアンチエイジングを目的とする請求項に記載の美容的使用。
  14. 外部ストレスから皮膚を保護するための、請求項に記載の美容的使用。
  15. 請求項14に記載の美容的使用であって、前記外部ストレスは紫外線または酸化的ストレスであることを特徴とする、美容的使用。
  16. 皮膚の老化症状を予防および処理するために、請求項1または2において定義したペプチド化合物の有効量を含む組成物を、朝晩に皮膚に適用することによって特徴付けられる、美容処理方法であって、人間を手術、治療又は診断する使用方法を除く美容処理方法
  17. テロメラーゼの量および/または活性を変更することなくテロメア分解を制限するために、請求項1または2において定義したペプチド化合物の有効量を含む組成物を定期的に適用することによって特徴付けられる、美容処理方法であって、人間を手術、治療又は診断する使用方法を除く美容処理方法。
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