JP6059542B2 - 排気圧力/流量コントローラ - Google Patents

排気圧力/流量コントローラ Download PDF

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Description

本発明は、局所排気装置や乾燥機等の排気圧力や排気流量を制御する排気圧力/流量コントローラに関する。
一般に、各種研究所や半導体製造工場、化学工場等には、有害ガスや臭気等の拡散を防止するために、ドラフトチャンバー等の局所排気装置が設けられている。
この局所排気装置は一般に、ダクトの下流側に設けられたファンにより、有害ガスをフードから吸引させる。フードから吸引された有害ガスは、除害処理を行った後、ダクトを通じてファンに送られ、ファンの下流側に設けられた排気ダクトから大気中に排出される。このような局所排気装置のダクトには、排気圧力を制御するためのダンパーが介装されているのが一般的である。
図15は、従来の局所排気装置の一例を示す構成図である。図15中、801はフードである。フード801は、ダクト803a、803bを介してファン805の吸引側に接続されている。ファン805の排出側には、排気ダクト807が接続されている。ダクト803aと803bとの間には、ダンパー900が介装されている。901はダンパー900を構成するハウジングであり、その両端開口部はそれぞれダクト803a、803bの一端と気密に接続されている。
図16は、従来のダンパー900の一例を示す構成図である。図16中、901は、両端開口の筒状のハウジングであり、その筒内には円盤状の弁体ディスク903が弁軸904の回りに沿って回動可能に取り付けられている。弁体ディスク903は、アクチュエータ905により回動される。弁体ディスク903の回動に応じて弁の開度は変化する。これにより、ハウジング901の両端に接続されるダクトの排気圧力や排気流量を調整する。即ち、排気圧力を下げたい場合(負圧を大きくしたい場合)には弁体ディスク903を回動させてダクト内の流路を広くし、排気圧力を上げたい場合(負圧を小さくしたい場合)にはダクト内の流路を狭くする。同様に排気流量を増やしたい場合には弁体ディスク903を回動させてダクト内の流路を広くし、排気流量を減らしたい場合にはダクト内の流路を狭くする。
特許文献1には、このようなダンパーを用いて構成する流量制御バルブが記載されている。このダンパーは、以下に記載する問題を有している。
排気圧力や排気流量は、弁体ディスクの回動により生じる弁体ディスクとハウジングとのクリアランスで調整される。僅かなクリアランス変化に対し、調整量の変動が大きいため、圧力センサや流量計でのフィードバック制御に際するPID等の制御定数を求めることが容易でない。また、条件によっては、弁体ディスクの回動が収束せず、設定した圧力値や流量値に対して実値が設定値前後で変動する。
また、弁体ディスクを回転させるためにハウジング外部にアクチュエータが必要になり、ダンパー装置が大型化、重量化する。摺動部を有するため、耐久性に乏しい場合もある。さらに、アクチュエータによる弁体ディスクの回転角度を細かく制御できるように構成する場合、ダンパー装置が高価格になる。
特許文献2には、膨張により内径が変化するゴム膨張バルブを用いた排気圧力/流量コントローラが開示されている。この排気圧力/流量コントローラは摺動部を有さないため、耐久性が高い。しかし、大口径のダクトに接続する場合、ゴム膨張バルブのゴム部の面積が大きくなり過ぎて装置が大型化するとともに、ゴム部を装置内に保持することが難しくなる。更にゴム部の膨張・収縮、即ちバルブの開閉に要する制御用気体の体積が大きくなるため、バルブの応答性が低下しやすい。 そのため、排気圧力/流量の細かな制御が困難となる。
特開2009−31866号公報 特開2012−53530号公報
本発明は、排気圧力、排気流量を制御するコントローラであって、高い応答性及び制御性を有し、小型で耐食性、耐久性に優れる排気圧力/流量コントローラを提供することを目的とする。
本発明者は、排気圧力/流量コントローラのバルブに、外径が変化するアクチュエータを用いることに想到した。このアクチュエータを用いると、大口径のダクトに接続する場合であっても装置を小型化でき、ゴム部の面積を小さくすることができるため、バルブの応答性を高くすることができる。また、ダンパー制御を精度良く行うことが可能であり、摺動部を有さないため耐食性、耐久性にも優れることを見出し、本発明を完成するに至った。
上記目的を達成する本発明は、以下に記載するものである。
〔1〕貫通流路を有するバルブボディと、
前記貫通流路内に配置され、膨張部材と前記膨張部材を含んで形成される気密空洞とを有するアクチュエータと、
前記気密空洞内に制御用気体を給気又は排気することにより、前記アクチュエータの外径を増大又は減少させて、前記貫通流路の流路断面積を変化させる給排気制御手段と、
を有することを特徴とする排気圧力/流量コントローラ。
〔2〕前記アクチュエータが、
両端開口の筒状の膨張部材と、
前記膨張部材の筒内に挿入され、前記膨張部材の各端を密封して取り付けたコア部材と、
を有する〔1〕に記載の排気圧力/流量コントローラ。
〔3〕前記コア部材が、
前記膨張部材の一端を密封して取り付けた部材Aと、前記膨張部材の他端を密封して取り付けた部材Bと、からなり、
部材Aと部材Bとが互いの距離を遠ざけるように付勢されているコア部材である〔2〕に記載の排気圧力/流量コントローラ。
〔4〕前記貫通流路の流路方向とその軸心を平行にして前記貫通流路内に挿入されたリング状のオリフィスをさらに有する〔1〕に記載の排気圧力/流量コントローラ。
本発明の排気圧力/流量コントローラ(以下、「本排気圧力/流量コントローラ」ともいう)はダンパー制御を精度良く行うことが可能であり、摺動部を有さないため耐久性、耐食性にも優れる。また、本排気圧力/流量コントローラは、大きな貫通流路を有する場合であっても応答速度を向上させやすい。
図1は、バルブの内部構造の一例を示す説明図である。 図2は、図1のA1−A2に沿う面を示す断面図である。 図3は、図1の膨張部材が膨張した際におけるバルブの内部構造を示す説明図である。 図4は、図3のB1−B2に沿う面を示す断面図である。 図5は、本排気圧力/流量コントローラの一構成例を示す説明図である。 図6は、図1における貫通流路内における気体の流れを模式的に示す説明図である。 図7は、図3における貫通流路内における気体の流れを模式的に示す説明図である。 図8は、バルブの内部構造の他の例を示す説明図である。 図9は、バルブの内部構造のさらに他の例を示す説明図である。 図10は、図9の膨張部材が膨張した際のバルブの内部構造を示す説明図である。 図11は、バルブの内部構造のさらに他の例を示す説明図である。 図12は、図11の膨張部材が膨張した際のバルブの内部構造を示す説明図である。 図13(a)〜(c)は、それぞれオリフィスの形態の一例を示す説明図である。 図14は、本発明の排気圧力/流量コントローラが組み込まれて構成される局所排気装置の一例を示す構成図である。 図15は、従来の局所排気装置の一例を示す構成図である。 図16は、従来のダンパーの一構成例を示す構成図である。
以下、2つの実施態様を挙げて本発明を詳細に説明する。
〈第1実施態様〉
図5は本発明の排気圧力/流量コントローラの一構成例を示す説明図である。図5中、100は排気圧力/流量コントローラである。排気圧力/流量コントローラ100は、バルブ10とこれを制御する給排気コントローラ31とから構成される。
バルブ10は、貫通流路13が形成されているバルブボディ11と、前記貫通流路13内に配置されるアクチュエータ20と、から構成されている。
バルブボディ11は両端が開口した筒状であり(図1においては円筒形状)、不図示のダクトに介装される。アクチュエータ20は、筒状の膨張部材23と、膨張部材23の筒内に挿入されているコア部材21とからなる。
給排気コントローラ31には、気体供給管33の一端が接続されている。気体供給管33の他端は圧力源(不図示)に接続されている。給排気コントローラ31には、制御用気体給排気管35の一端が接続されており、制御用気体給排気管35の他端はアクチュエータ20側に接続されている(後述)。
図1は、バルブ10の内部構造の一構成例を示す説明図である。円筒形状のバルブボディ11内には貫通流路13が形成されている。貫通流路13内には、アクチュエータ20がビス17によって固定具15に固定されている。
アクチュエータ20は、両端が開口した筒状の膨張部材23と、この膨張部材23の筒内に挿入されたコア部材21とから構成されている。膨張部材23の一端23aと他端23bとはそれぞれカシメ具22a、22bによって密封された状態でコア部材21に取り付けられている。これにより、コア部材21と膨張部材23との間に気密空洞29が形成される。コア部材21には制御用気体給排気路25が形成されており、接続口27を介して制御用気体給排気管35の一端と接続されている。
次にこの排気圧力/流量コントローラ100の動作を説明する。図2は、図1のA1−A2線に沿う面を示す断面図である。図2は、気密空洞29内に制御用気体が給気されていない状態である。この状態においては、コア部材21の外周面に、膨張部材23の内周がほぼ密着しており、従って貫通流路13の流路方向に直交する面における貫通流路13の流路断面積は最大に拡がっている(以下、この面積を「最大流路断面積」ともいう)。図3、4は、それぞれ図1、2のバルブの気密空洞29内に制御用気体が給気された状態を示す説明図である。気密空洞29内に制御用気体を給気していくと、膨張部材23の膨張によってアクチュエータ20の外径が増大して、これにより貫通流路13の流路断面積が減少する(以下、この面積を「最小流路断面積値」ともいう)。一方、気密空洞29内の制御用気体を排気していくと膨張部材23が収縮してアクチュエータ20の外径が減少する。従って、気密空洞29内において、制御用気体を給排気することにより、貫通流路13の断面積を自在に変更できる。上記最大流路断面積値は最小流路断面積値の2倍以上であり、5倍以上が好ましい。
図6、7は、それぞれ図1、3のバルブの貫通流路13内における気体の流れを模式的に示す説明図である。図中、矢印は気体の流れ方向を示す。図6においては、アクチュエータ20の外径が最小となっている。この状態においては、流路内で気体の流れを妨げるものは固定具15、コア部材21及び収縮している膨張部材23である。一方、図7においては、流路内で気体の流れを妨げるものは固定具15、コア部材21及び膨張している膨張部材23である。そのため、膨張部材23を膨張させてアクチュエータ20の外径を変化させることにより、貫通流路13内における気体の流れを制御することができる。
バルブ10は、上記の構造の他、以下に説明する構造が例示される。
図8は、バルブの内部構造の他の例を示す説明図である。アクチュエータ320は複数の膨張部材23を含んでいても良い。
図9、10は、バルブの内部構造のさらに他の一例を示す説明図である。図9、10中、110はバルブである。バルブ110は、貫通流路113が形成されているバルブボディ111と、前記貫通流路113内に配置されるアクチュエータ120と、から構成されている。バルブボディ111は両端が開口した筒状であり(図9においては円筒形状)、不図示のダクトに介装される。
円筒形状のバルブボディ111内には貫通流路113が形成されている。貫通流路113内には、アクチュエータ120がビス117によって固定具115に固定されている。
アクチュエータ120は、両端が開口した筒状の膨張部材123と、この膨張部材123の筒内に挿入されたコア部材121a(部材A)、121b(部材B)と、から構成されている。膨張部材123の一端123aは、カシメ具122aによって密封されてコア部材121aに取り付けられている。膨張部材123の他端123bは、カシメ具122bによって密封されてコア部材121bに取り付けられている。これにより、コア部材121a及び121bと、膨張部材123と、によって気密空洞129が形成される。
コア部材121aは固定具115に取り付けられており、コア部材121bはコア部材121aとバネ124によって連結されている。コア部材121bは、貫通流路113の流路方向と略平行にスライド可能になっている。コア部材121bは、コア部材121aとの距離を遠ざけるようにバネ124及び膨張部材123の張力によって付勢されている。コア部材121aには給排気路125が形成されており、接続口127を介して制御用気体給排気管(不図示)の一端と接続されている。
次にこのバルブ110の動作を説明する。図9は、気密空洞129内に制御用気体が給気されていない状態である。この状態においては、コア部材121bはバネ124及び膨張部材123の張力によって付勢されており、膨張部材123の一端123aと他端123bとの距離は最大となっている。即ち、アクチュエータ120の外径は最小となっており、貫通流路113の断面積は最大に拡がっている。
この状態から、気密空洞129内に制御用気体を給気していくと、膨張部材123の膨張に伴ってバネ124が縮み、コア部材121bがコア部材121aに近づく(図10)。これにより、アクチュエータ120の外径が増大して、貫通流路113の流路断面積が減少する。一方、気密空洞129内の制御用気体を排気していくと、バネ124及び膨張部材123の張力による付勢によってコア部材121bがコア部材121aから遠ざかるとともにアクチュエータ120の外径が減少する。従って、気密空洞129内において、制御用気体を給排気することにより、貫通流路113の断面積を自在に変更できる。
〈第2実施態様〉
第2の実施態様における排気圧力/流量コントローラは、第1の実施態様におけるバルブの貫通流路内に、その貫通流路と軸心を平行にして配置されたリング状のオリフィスをさらに有している。
図11、12はオリフィスを有するバルブの内部構造を示す説明図である。210はバルブである。図1及び3に記載のバルブ10と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。バルブ210の貫通流路13内には、その流路方向と軸心を平行にして、円形の開口を有するリング状のオリフィス226が挿入されている。このオリフィス226は、膨張部材23とバルブボディ11との間に配置され、膨張部材23近傍における貫通流路13の形状を変化させて排気圧力の制御の精度を向上させる役割を有する。
オリフィスの形状は特に限定されないが、例えば図13に記載される形状を好ましく用いることができる。図13(a)、(b)に記載のオリフィスは、その内側の形状が、膨張時における膨張部材23の外側の形状に沿って形成されている。そのため、オリフィスを用いない場合と比較して、より広い制御面積を確保でき、高精度の制御が可能になる。
図13(c)に記載のオリフィスは、開口部が偏芯して形成されている。この形状のオリフィスを用いる場合、少流量時における制御の精度を特に向上させることができる。即ち、少流量時において、膨張部材23の外周の一部をオリフィス226の内周の一部と当接させて封止するとともに、残部において流量を制御するため、高精度の制御が可能になる。
オリフィスの開口径は、バルブボディの内径に対して80〜99%であることが好ましく、85〜98%であることが特に好ましい。オリフィスの開口は、円形に限らず、楕円形や多角形であっても良い。
〈排気圧力/流量コントローラの使用態様〉
本発明の排気圧力/流量コントローラ100は、例えば局所排気装置に組み込まれて使用される。図14は、本発明の排気圧力コントローラ100が組み込まれて構成される局所排気装置の一例を示す構成図である。図14中、501はフードである。フード501は、ダクト503aの一端に接続され、ダクト503aの他端は、バルブボディ11の一端と接続されている。バルブボディ11の他端は、ダクト503bの一端が接続され、ダクト503bの他端は、ファン505の吸引側に接続されている。ファン505の排出側には、排気ダクト507の一端が接続され、排気ダクト507の他端は開放されている。
フード501から吸引される有害ガスは、ダクト503a、503bを通って、ファン505へ移動し、排気ダクト507から大気に放出される。排気圧力/流量コントローラ100はダクトに介装されて排気圧力を適宜調整する。
排気圧力/流量コントローラ100の上流側(ダクト501側)の排気圧力を上げる場合(負圧を小さくする場合)には、給排気コントローラ31は貫通流路13の流路断面積を減少させるように動作する。即ち、給排気コントローラ31は、圧縮気体(制御用気体)を制御用気体給排気管35を通じてアクチュエータ20側に送る。アクチュエータ20側に送られた制御用気体は、接続口27、給排気路25を通って気密空洞29内に供給されることにより、膨張部材23を膨張させてアクチュエータ20の外径を増大させ、その状態を保持する。これにより、貫通流路13の流路断面積は減少する。
排気圧力コントローラ100の上流側(ダクト501側)の排気圧力を下げる場合(負圧を大きくする場合)には、給排気コントローラ31は貫通流路13の流路断面積を増大させるように動作する。即ち、給排気コントローラ31は圧力保持状態を解除し、気密空洞29内の制御用気体を外部に排出させる。膨張部材23は、気密空洞29内に充填されて保持されている制御用気体が排出されると、ゴムの弾性力により収縮する。その結果、アクチュエータ20の外径は減少して貫通流路13の流路断面積は増大する。
〈膨張部材〉
膨張部材は、制御用気体の圧力によって膨張させることができる材料によって構成されていることを要する。例えば、シリコンゴムやクロロプレンゴムのゴムチューブ等の材料で構成することができる。膨張部材としては、上記説明の膨張部材の他、特開2011−137516号公報に開示される流体注入型アクチュエータを用いることもできる。
〈付勢部材〉
図9において、付勢部材はバネを用いたが、これに限定されず、ゴム等の弾性材料を用いることもできる。
〈圧力、流量の計測手段〉
本排気圧力/流量コントローラには、流量計測手段を備えていても良い。差圧式流量計、熱線式流量計、カルマン渦式流量計など公知の流量計測手段を用いることができる。
〈給排気コントローラ〉
給排気コントローラとしては、任意の量の制御用気体を気密空洞内に供給して保持できる物であればどのような物を用いても良い。圧力源や差圧検出手段は給排気コントローラと一体であってもよい。
〈制御用気体〉
制御用気体はどのような物であっても良いが、経済性の観点から空気や窒素ガスが好ましい。
100・・・排気圧力/流量コントローラ
10、110、210、310・・・バルブ
11、111・・・バルブボディ
13、113・・・貫通流路
15、115・・・固定具
17、117・・・ビス
20、120、220、320・・・アクチュエータ
21、121a、121b・・・コア部材
22a、22b、122a、122b・・・カシメ部材
23、123・・・膨張部材
23a、123a・・・膨張部材の一端
23b、123b・・・膨張部材の他端
124・・・バネ
25、125・・・制御用気体給排気路
226・・・オリフィス
27、127・・・接続口
29、129・・・気密空洞
31・・・給排気コントローラ
33・・・気体供給管
35・・・制御用気体給排気管
500・・・局所排気装置
501・・・フード
503a、503b・・・ダクト
505・・・ファン
507・・・排気ダクト
800・・・局所排気装置
801・・・フード
803a、803b・・・ダクト
805・・・ファン
807・・・排気ダクト
900・・・ダンパー
901・・・ハウジング
903・・・弁体ディスク
904・・・弁軸
905・・・アクチュエータ

Claims (2)

  1. 貫通流路を有するバルブボディと
    前記貫通流路内に配置され、両端開口の筒状の膨張部材と、前記膨張部材の筒内に挿入され、前記膨張部材の各端を密封して取り付けたコア部材と、前記膨張部材を含んで形成される気密空洞とを有するアクチュエータと
    前記気密空洞内に制御用気体を給気又は排気することにより、前記アクチュエータの外径を増大又は減少させて、前記貫通流路の流路断面積を変化させる給排気制御手段と
    を有し、
    前記コア部材が、前記膨張部材の一端を密封して取り付けた部材Aと、前記膨張部材の他端を密封して取り付けた部材Bと、からなり、
    部材Aと部材Bとが互いの距離を遠ざけるように付勢されているコア部材であることを特徴とする排気圧力/流量コントローラ。
  2. 貫通流路を有するバルブボディと
    前記貫通流路内に配置され、膨張部材と前記膨張部材を含んで形成される気密空洞とを有するアクチュエータと
    前記気密空洞内に制御用気体を給気又は排気することにより、前記アクチュエータの外径を増大又は減少させて、前記貫通流路の流路断面積を変化させる給排気制御手段と
    前記貫通流路の流路方向とその軸心を平行にして前記貫通流路内に挿入されたリング状のオリフィスと;
    を有することを特徴とする排気圧力/流量コントローラ。

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