JP6058568B2 - 端子台及びこの端子台を用いた外部制御装置の交換方法 - Google Patents
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Description
そして、制御対象となる複数の機器から出入力されるさまざまな属性の信号を伝送する多数の配線は、端子台を介して制御盤に接続されている(例えば、特許文献1,2)。
また、この端子台から配線出力を分岐して外部出力する技術が開示されている(例えば、特許文献3,4)。
しかし、発電所では、アナログ回路とリレーによる制御装置により安定した運転実績が蓄積しているため、新たな分散制御システムに切り替えることに伴う予期せぬ混乱の発生を、懸念している。
このため、発電所では、既存の制御装置による監視制御を並存させたまま、新設された分散制御システムによる実績を積み上げることができる技術を模索している。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、発電所などにおける制御システム60では、アナログ回路とリレーにより構成される制御盤63を用いて、複数の機器61(61a,61b,61c)の監視・操作がなされている。
これら端子台10(10a,10b,10c,10d)は、コネクタ11(11a,11b)により着脱自在に相互に接続されている。
なお端子台10を介して制御盤63に接続される対象としては、そのような機器61以外に、他の制御盤も含まれる。
そしてアダプタ50は、接続する分散制御システム(DCS)のような外部制御装置64に、配線62を伝送する出入力信号を、出入力させる。
複数の機器61からの配線62a及び制御盤63からの配線62bの一端には、ネジ部材14が挿通される挿通孔15を備えた端子16が圧着されている。
図3(A)(B)に示すように、端子台10の裏面には、後述する第1手動切替部33及び第2手動切替部34に対応するディップスイッチが設けられている。
ここで、端子台10(10a,10b,10c,10d)の信号入力端子25及び信号出力端子26には、端子台10aではアナログ信号A1が入出力し、端子台10bではデジタル信号D1が入出力し、端子台10cではアナログ信号A2が入出力し、端子台10dではデジタル信号D2が入出力している。
この第1手動切替部33に設けられているスイッチの設定は、積層されるそれぞれの端子台10(10a,10b,10c,10d)においてON設定が重複しないようになされる。
なお、端子台10(10a,10b,10c,10d)の積層順番を固定して、第2結線22に結合されるいずれか一つの連絡線24bを固定することを許容するのであれば、第1手動切替部33は、特に必要無い。
そして、アダプタ50から送出された第1切替信号41及び第2切替信号42は、相互に積層する端子台10(10a,10b,10c,10d)を横断する連絡線24aを経由して、第1切替部31a及び第2切替部32に、それぞれ入力される。
アダプタ50に対して順番に積層された端子台10a、10b、10c、10dの第1手動切替部33(ディップスイッチ)を、それぞれSW1のみON、SW2のみON、SW3のみON、SW4のみONと設定して固定する。
そして、アダプタ50の第1スイッチ53の操作により、全ての端子台10の第1切替部31aは第1結線21を導通させ、機器61から既設の制御盤63に向かって、各種信号A1,D1,A2,D2が伝送される。
これにより、全ての端子台10の第2結線22が導通し、機器61から外部制御装置64にも向かって、各種信号A1,D1,A2,D2が、伝送される。
このため、既設の制御盤63による機器61の監視動作を並存させたまま、新設された外部制御装置64の動作を検証することができる。
そして、アダプタ50の第2スイッチ54の設定をONのまま、第1スイッチ53をOFF設定し、既設の制御盤63を端子台10から取り外して廃棄することができる。
図5は、第2実施形態に係る端子台10(10e,10f)が2台積層されてアダプタ50に接続された状態を示す回路図である。
ここで、端子台10(10e,10f)の信号入力端子25及び信号出力端子26には、端子台10eではアナログ信号A3が入出力し、端子台10fではデジタル信号D3が入出力する。
なお、第3結線23における導通のON/OFF切り替えは、第1切替部31bにより実行される。
この第2手動切替部34に設けられているスイッチの設定は、積層されるそれぞれの端子台10(10e,10f)においてON設定が重複しないようになされる。
この第2手動切替部34のスイッチ設定は、同じ端子台10に設けられている第1手動切替部33に、一致していることが望ましい。
なお、端子台10(10e,10f)の積層順番を固定して、第2結線22に結合されるいずれか一つの連絡線24cを固定することを許容するのであれば、第2手動切替部34は、特に必要無い。
アダプタ50に対して順番に積層された端子台10e、10fの第1手動切替部33及び第2手動切替部34を、それぞれSW3のみON、SW4のみONと設定して固定する。
そして、アダプタ50の第1スイッチ53を、全ての端子台10の第1切替部31bが第1結線21を導通するように設定すると、既設の制御盤63から機器61に向かって、各種信号A3,D3が伝送される。
これにより、全ての端子台10の第2結線22が導通し、既設の制御盤63側の信号入力端子25から外部制御装置64側の出力端子52にも向かって、各種信号A3,D3が伝送され、外部制御装置64において既設の制御盤63の出力が確認される。
なお第2スイッチ54の設定がONのままであれば、端子台10の信号出力端子26から出力される各種信号A3,D3を、新設の外部制御装置64側の出力端子52から取得して確認することができる。
この新設された外部制御装置64による操作に不具合が発見されれば、すぐにアダプタ50の第1スイッチ53の設定を変更して、既設の制御盤63による操作に戻し健全性を確保することができる。
そして、新設された外部制御装置64による操作検証の実績が十分に蓄積されたところで、既設の制御盤63を端子台10から取り外して廃棄することができる。
図6に示す第3実施形態は、第1実施形態に係る端子台10aと第2実施形態に係る端子台10eとを2台積層させてアダプタ50に接続させたものである。
ここで、端子台10(10a,10e)の信号入力端子25及び信号出力端子26には、端子台10aではアナログ信号A1が入出力し、端子台10eではアナログ信号A3が入出力する。
これにより、異なる属性の信号が伝送される複数の配線62を、それぞれの信号に対応する端子台10を積層させたものに、連結させることができる。
図7は、第4実施形態に係る端子台に接続されるアダプタの外観図である。
第4実施形態におけるアダプタ50には、第1切替信号41及び第2切替信号42を複数の連絡線24aに対し送出させるブロック55Aが、着脱自在に接続されている。
このブロック55Aは、接続される分散制御システム(DCS)のような外部制御装置64Bから入力した第1切替信号41及び第2切替信号42を、アダプタ50から連絡線24aに出力させる。
図8は、第5実施形態に係る端子台に接続されるアダプタの外観図である。
図9は、第5実施形態におけるアダプタの回路図である。
第5実施形態におけるアダプタ50は、第1切替信号41及び第2切替信号42を複数の連絡線24aに対し送出させるブロック55Bが、着脱自在に接続されている。
このブロック55Bには、それぞれの第1切替信号41及び第2切替信号42を複数の連絡線24aに送出させる手動スイッチ56が設けられている。
一定期間の動作検証期間を経た後に、新設した外部制御装置64よる監視操作に全面移行することで、信頼性の高いシームレスな移行が実現される。
Claims (9)
- 一対の着脱自在なコネクタが両端に設けられている複数の連絡線と、
信号入力端子及び信号出力端子を結ぶ第1結線と、
前記複数の連絡線のうちいずれかから第1切替信号を入力して前記第1結線の導通のON/OFFを切り替える第1切替部と、
前記第1結線から分岐して前記複数の連絡線のうちいずれかに結合する第2結線と、
前記複数の連絡線のうちいずれかから第2切替信号を入力して前記第2結線の導通のON/OFFを切り替える第2切替部と、を備えることを特徴とする端子台。 - 請求項1に記載の端子台において、
前記第1結線から分岐して前記複数の連絡線のうちいずれかに結合し前記第1切替信号の入力により導通のON/OFFが前記第1結線に対し排他的に切り替わる第3結線を備えることを特徴とする端子台。 - 請求項1又は請求項2に記載の端子台において、
前記第2結線は、複数の分岐線により別々の前記連絡線に結合し、
それぞれの前記分岐線の導通のON/OFFを個別に手動で切り替える第1手動切替部を、さらに備えることを特徴とする端子台。 - 請求項2又は請求項3に記載の端子台において、
前記第3結線は、複数の分岐線により別々の前記連絡線に結合し、
それぞれの前記分岐線の導通のON/OFFを個別に手動で切り替える第2手動切替部を、さらに備えることを特徴とする端子台。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の端子台において、
前記複数の連絡線を伝送する出入力信号を外部機器に出入力させるアダプタが前記コネクタを介して接続されることを特徴とする端子台。 - 請求項5に記載の端子台において、
前記複数の連絡線に対し、前記第1切替信号及び前記第2切替信号を送出させるブロックが前記アダプタに着脱自在に接続されることを特徴とする端子台。 - 請求項6に記載の端子台において、
前記ブロックには、それぞれの前記第1切替信号及び前記第2切替信号を前記複数の連絡線に送出させる手動スイッチが設けられていることを特徴とする端子台。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の端子台において、
前記信号入力端子及び前記信号出力端子に入出力する信号は、デジタル信号又はアナログ信号であることを特徴とする端子台。 - 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の端子台の前記信号入力端子及び前記信号出力端子に、機器の監視/操作を行う既存の制御盤から延びる配線の先端及び前記機器から延びる配線の先端を締結するステップと、
前記連絡線の延長線上に新設の外部制御装置を接続するステップと、
前記機器及び前記既存の制御盤のうち少なくとも一方から出力される信号を前記新設の外部制御装置に伝送するステップと、
前記既存の制御盤から出力される信号を遮断して前記新設の外部制御装置から出力される信号を前記機器に伝送するステップと、
前記既存の制御盤を前記端子台から取り外すステップと、を含むことを特徴とする外部制御装置の交換方法。
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