JP6058493B2 - 縦ストリングよりも少数の横ストリングを有するラケット - Google Patents
縦ストリングよりも少数の横ストリングを有するラケット Download PDFInfo
- Publication number
- JP6058493B2 JP6058493B2 JP2013148586A JP2013148586A JP6058493B2 JP 6058493 B2 JP6058493 B2 JP 6058493B2 JP 2013148586 A JP2013148586 A JP 2013148586A JP 2013148586 A JP2013148586 A JP 2013148586A JP 6058493 B2 JP6058493 B2 JP 6058493B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- string
- racket
- vertical
- horizontal
- bed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
本願は、発明の名称がRACQUET CONFIGURED WITH FEWER CROSS STRINGS THAN MAIN STRINGSであり、2012年7月24日に出願された、米国仮特許出願第61/675,029号に基づく優先権を主張する。本願は、William D. Severa、John B. Lyons、Robert T. Kapheim及びRobert T. Thurmanによって本願と同日に出願され、発明の名称がRACQUET CONFIGURED WITH FEWER CROSS STRINGS THAN MAIN STRINGSである、米国特許出願第13/894,611号に関連する。この文献の内容は、本願に包含される。
縦軸線に沿って延びるとともに、ハンドル部に接続されたヘッド部を含む、フレームを備え、
前記ヘッド部は、内周壁及び外周壁を有するフープを含み、
前記フープは、前記ラケットのヘッドサイズを規定し、
前記ヘッドサイズは、93〜120in2であり、最大縦長さaと最大横長さbとを有し、
前記最大縦長さaは、前記最大横長さbの1.2倍以上であり、
前記内周壁は、複数の横ストリング孔と複数の縦ストリング孔とを含み、
前記横ストリング孔の各々は、前記横ストリングセグメントのうち1つの一端を受け入れるように構成され、前記縦ストリング孔の各々は、前記縦ストリングセグメントのうち1つの一端を受け入れるように構成され、
前記縦ストリング孔の数は前記横ストリング孔の数よりも多く、これにより、前記ラケットと共に用いられる前記ストリングベッドが、前記横ストリングセグメントよりも多くの前記縦ストリングセグメントを有する。
縦軸線に沿って延びるとともに、ハンドル部に接続されたヘッド部を含む、フレームと、
前記ラケットの前記ヘッド部に接続されたストリングベッドと、
を備え、
前記ヘッド部は、内周壁及び外周壁を有するフープを含み、
前記フープは、最大縦長さaと最大横長さbとを有するヘッドサイズを規定し、
前記最大縦長さaは、前記最大横長さbの1.2倍以上であり、
前記内周壁は、複数のストリング孔を含み、
前記ストリングベッドは、複数の縦ストリングセグメントと、前記複数の縦ストリングセグメントと交互に編み込まれた複数の横ストリングセグメントとを含み、
前記横ストリングセグメントの各々は、前記ストリング孔のうち1つから前記ストリング孔のうち他の1つまで、横方向に延びており、
前記縦ストリングセグメントの各々は、前記ストリング孔のうち1つから前記ストリング孔のうち他の1つまで、略縦方向に延びており、
前記ハンドル部の最も近くにある前記横ストリングセグメントと、前記最大縦長さaの区間における前記ハンドル部側の端点とが、第2縦長さcを規定し、
前記第2縦長さcに対する前記最大縦長さaの比が、6.5以上であり、
前記ストリングベッドは、前記横ストリングセグメントよりも1つ以上多くの前記縦ストリングセグメントを有する。
1.ショットは、スピン量の記録を有しなければならない。
2.ボールは、ネットを越えなければならない。
3.ショットの長さは、88フィート未満でなければならない。
4.ショットは、センターラインに対して左右方向に±18フィートの範囲内に着地しなければならない。
5.フレーム打球を除くために、ボール速度が40mphを超えなければならない。
6.プレーヤーは、3つのラケットの各々について、少なくとも3つの打球記録を持たなければならない。
Claims (24)
- テニスボールスピン試験のもとで試験されることが可能なテニスラケットにおいて、
前記テニスボールスピン試験において、前記ラケットは4つの互いに離間されたマウントによって試験用固定具に固定され、これによりストリングベッドによって規定される平面は水平方向から30度に位置付けされ、テニスボールは、前記ストリングベッドの前記平面に垂直な軸線に対して50度の角度から38〜42マイル毎時の速度でボール発射装置から前記ストリングベッドへ発射され、前記ボール及び前記ストリングベッドは5000フレーム毎秒で高速度ビデオシステムのもとで監視され、
前記ラケットは、
縦軸線に沿って延びるとともに、ハンドル部に接続されたヘッド部を含む、フレームを備え、
前記ヘッド部は、内周壁及び外周壁を有するフープを含み、
前記フープは、前記ラケットのヘッドサイズを規定し、
前記ヘッドサイズは、最大縦長さaと最大横長さbとを有し、
前記最大縦長さaは、前記最大横長さbの1.2倍以上であり、
前記内周壁は、複数のストリング孔を含み、
前記ラケットは更に、ポリエステル製のモノフィラメントのラケットストリングを備え、
当該ラケットストリングは、1.10〜1.55mmの範囲の直径を有し、前記ヘッド部に接続された前記ラケットストリングは前記ストリングベッドを形成し、前記ストリングベッドは複数の縦ストリングと交互に編み込まれた複数の横ストリングを有し、
前記複数の縦ストリングセグメントの数は14〜20の範囲であり、前記複数の横ストリングセグメントの数は11〜19の範囲であり、
前記横ストリングセグメントの各々は前記ストリング孔のうちの1つから前記ストリング孔のうちの他の1つまで横方向に延びており、前記縦ストリングセグメントの各々は前記ストリング孔のうちの1つから前記ストリング孔のうちの他の1つまで略縦方向に延びており、前記ストリングベッドは60ポンドの張力で張られ、前記ストリングベッドは横ストリングセグメントより少なくとも1つ多い縦ストリングセグメントを有し、
前記ラケットが前記テニスボールスピン試験のもとで試験されると、前記テニスボールと接触する少なくとも1つの前記縦ストリングセグメントは少なくとも1メートル毎秒のスナップバック速度を出す、ラケット。 - 前記ストリングの直径は、1.45〜1.55mmである、請求項1に記載のラケット。
- 前記ストリングの直径は、1.25〜1.38mmであり、
テニスボールと接触する1つ以上の前記縦ストリングセグメントが、2メートル毎秒以上のスナップバック速度を出す、請求項1に記載のラケット。 - 前記ストリングの直径は、1.25〜1.45mmであり、
打球前のテニスボールのスピン量に対する打球後のテニスボールのスピン量の比は、1.67以上である、請求項1に記載のラケット。 - 前記ストリングの直径は、約1.5mmであり、
打球前のテニスボールのスピン量に対する打球後のテニスボールのスピン量の比は、1.8以上である、請求項1に記載のラケット。 - 前記ハンドル部の最も近くにある前記横ストリングセグメントと、前記最大縦長さaの区間における前記ハンドル部側の端点とが、第2縦長さcを規定し、
前記第2縦長さcに対する前記最大縦長さaの比が、6.5以上である、請求項1に記載のラケット。 - 前記第2縦長さcに対する前記最大縦長さaの比が、7.5以上である、請求項6に記載のラケット。
- 前記ヘッドサイズは、93〜120in 2 である、請求項1に記載のラケット。
- 前記ヘッドサイズは、98〜115in 2 である、請求項1に記載のラケット。
- 前記ストリング孔の各々が、少なくとも1つの前記ストリングセグメントを受け入れる、請求項1に記載のラケット。
- 前記ヘッド部の近位領域は、ヨークを含む、請求項1に記載のラケット。
- テニスストリング変位試験が実施可能なテニスラケットにおいて、
前記テニスストリング変位試験では、ストリングベッドにより規定される平面が水平方向に対して90度に位置付けされるように、前記ラケットが、4つの互いに離間されたマウントによって試験用固定具に固定され、テニスボールが、ボール発射装置から前記ストリングベッドに向けて、速度60フィート毎秒で、前記ストリングベッドの平面と垂直な軸線に対して角度45度の方向から発射され、前記テニスボール及び前記ストリングベッドが、高速度ビデオシステムによって5000フレーム毎秒で監視され、
前記ラケットは、
縦軸線に沿って延びるとともに、ハンドル部に接続されたヘッド部を含むフレームを備え、前記ヘッド部は、内周壁及び外周壁を有するフープを含み、前記フープは、最大縦長さaと最大横長さbとを有するヘッドサイズを規定し、前記最大縦長さaは、前記最大横長さbの1.2倍以上であり、前記内周壁は、複数のストリング孔を含み、
前記ラケットは更に、直径1.10〜1.55mmのポリエステル製のモノフィラメントのラケットストリングを備え、
前記ラケットストリングは、前記ヘッド部に接続されて、前記ストリングベッドを形成し、
前記ストリングベッドは、複数の縦ストリングセグメントと交互に編み込まれた複数の横ストリングセグメントとを含み、
前記複数の縦ストリングセグメントの数は14〜20の範囲であり、前記複数の横ストリングセグメントの数は11〜19の範囲であり、
前記横ストリングセグメントの各々は前記ストリング孔のうちの1つから前記ストリング孔のうちの他の1つまで横方向に延びており、前記縦ストリングセグメントの各々は前記ストリング孔のうちの1つから前記ストリング孔のうちの他の1つまで略縦方向に延びており、これにより前記ストリング孔の各々は少なくとも1つの前記ストリングセグメントを受け入れ、前記ストリングベッドは60ポンドの張力で張られ、前記ストリングベッドは横ストリングセグメントより少なくとも1つ多い縦ストリングセグメントを有し、
前記ラケットについて前記テニスストリング変位試験が実施されると、前記テニスボールと接触する1つ以上の前記縦ストリングセグメントに、5mm以上のストリング撓みが生じる、ラケット。 - 前記ラケットについて前記テニスストリング変位試験が実施されると、テニスボールと接触する1つ以上の前記縦ストリングセグメントに、10mm以上のストリング撓みが生じる、
請求項12に記載のラケット。 - 前記ハンドル部の最も近くにある前記横ストリングセグメントと、前記最大縦長さaの区間における前記ハンドル部側の端点とが、第2縦長さcを規定し、
前記第2縦長さcに対する前記最大縦長さaの比が、6.5以上である、請求項12に記載のラケット。 - 前記第2縦長さcに対する前記最大縦長さaの比が、7.5以上である、請求項14に記載のラケット。
- 前記ヘッドサイズは、93〜120in 2 である、請求項12に記載のラケット。
- 前記ヘッドサイズは、98〜115in 2 である、請求項12に記載のラケット。
- 前記最大縦長さaは、前記最大横長さbの1.25以上である、請求項12に記載のラケット。
- 前記ストリングベッドは、前記横ストリングセグメントよりも2つ以上多くの前記縦ストリングセグメントを有する、請求項12に記載のラケット。
- 前記ストリングベッドは、前記横ストリングセグメントよりも3つ以上多くの前記縦ストリングセグメントを有する、請求項12に記載のラケット。
- 前記フレームは、繊維複合材料で形成されている、請求項12に記載のラケット。
- 前記フレームは、前記ヘッド部と前記ハンドル部との間に配置されたスロート部をさらに含み、
前記ヘッド部は、上側領域と第1及び第2側方領域とを含み、
前記フレームは、前記第1及び第2側方領域にそれぞれ接続され、該第1及び第2側方領域同士の間を延びる、ヨークをさらに含み、これにより、前記上側領域、前記第1及び第2側方領域、並びに前記ヨークが、前記フープを規定する、請求項12に記載のラケット。 - 前記ストリングベッドは、前記ヨークを越えて前記ハンドル部側へ延びてはいない、請求項22に記載のラケット。
- 前記ヘッド部の近位領域は、ヨークを含む、請求項12に記載のラケット。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201261675029P | 2012-07-24 | 2012-07-24 | |
US61/675,029 | 2012-07-24 | ||
US13/894,588 | 2013-05-15 | ||
US13/894,588 US9089743B2 (en) | 2012-07-24 | 2013-05-15 | Racquet configured with fewer cross strings than main strings |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014023927A JP2014023927A (ja) | 2014-02-06 |
JP6058493B2 true JP6058493B2 (ja) | 2017-01-11 |
Family
ID=50039800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013148586A Expired - Fee Related JP6058493B2 (ja) | 2012-07-24 | 2013-07-17 | 縦ストリングよりも少数の横ストリングを有するラケット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6058493B2 (ja) |
CN (1) | CN103566548A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6812053B2 (ja) * | 2016-04-27 | 2021-01-13 | ヨネックス株式会社 | ストリングセット、縦糸用のストリング及び横糸用のストリング |
US10328316B1 (en) * | 2018-03-12 | 2019-06-25 | Wilson Sporting Goods Co. | Racquet configured with increased flexibility in multiple directions with respect to a longitudinal axis |
US20230073328A1 (en) * | 2020-02-14 | 2023-03-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Radio base station, radio communication system, control circuit, storage medium, and radio communication method |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4299385A (en) * | 1978-07-21 | 1981-11-10 | Boden Robert O | Racquet |
JPH0515337Y2 (ja) * | 1986-11-20 | 1993-04-22 | ||
JPH0378572U (ja) * | 1989-11-30 | 1991-08-08 | ||
US5219165A (en) * | 1991-12-30 | 1993-06-15 | Gencorp Inc. | Tennis racquet |
JP3446166B2 (ja) * | 1993-12-06 | 2003-09-16 | 住友ゴム工業株式会社 | ラケット |
JP2726230B2 (ja) * | 1993-12-15 | 1998-03-11 | 住友ゴム工業株式会社 | ラケット |
US6634968B2 (en) * | 2000-09-29 | 2003-10-21 | Peter Yeh | String for a racket |
JP2002306639A (ja) * | 2001-04-18 | 2002-10-22 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ラケット |
US7887444B1 (en) * | 2009-08-13 | 2011-02-15 | Wilson Sporting Goods Co. | Racquet having articulating grommet assemblies |
-
2013
- 2013-07-17 JP JP2013148586A patent/JP6058493B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2013-07-24 CN CN201310314509.9A patent/CN103566548A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN103566548A (zh) | 2014-02-12 |
JP2014023927A (ja) | 2014-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5941020B2 (ja) | 縦ストリングよりも少数の横ストリングを有するラケット | |
US7887444B1 (en) | Racquet having articulating grommet assemblies | |
US11541282B2 (en) | Racquet configured with increased flexibility in multiple directions with respect to a longitudinal axis | |
JP6058493B2 (ja) | 縦ストリングよりも少数の横ストリングを有するラケット | |
US7211010B2 (en) | Reinforcing member for a badminton racquet | |
US10004950B1 (en) | String support assembly for a racquet | |
EP2689814B1 (en) | Racquet configured with fewer cross strings than main strings | |
US20240050812A1 (en) | Racquet configured with increased lateral flexibility with respect to a longitudinal axis | |
JP4097189B2 (ja) | ラケット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150312 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160426 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160726 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161207 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6058493 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |