JP6058098B2 - X線撮影装置 - Google Patents
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Description
本発明は、着脱可能なバッテリを搭載したX線撮影装置に関するものである。
被写体にX線を照射し、被写体を透過したX線の強度分布を検出して被写体のX線画像を得るX線撮影が、医療分野・産業分野で広く行われている。X線画像を得る方式は、X線にセンシティブな希土類蛍光体が発する可視光を捕捉した感光フィルムを化学的に現像・可視化するフィルム・スクリーン法に始まった。その後、技術革新により新たな方式が生み出されていく。その中で、半導体プロセス技術を応用した、微小な光電変換素子とスイッチング素子からなる画素を格子状に配置した平面センサを用いた撮影装置(FPD;Flat Panel Detector)がある。この装置の利点は、従来の感光性フィルムに比べ非常に広いダイナミックレンジを有するためX線露光量が変動しても安定したX線画像が得られること、化学処理が不要なためX線画像を即時に得られることにある。
一方、X線撮影装置を形態でみると、一般撮影室など所定の場所に設置される据置型と、自由に持ち運べる可搬型に分類される。近年では、可搬型のX線撮影装置(以下「電子カセッテ」、或いは、略して「カセッテ」と呼ぶ場合がある)のニーズが高まっている。
従来の電子カセッテは、制御部が外部からの給電を目的とするケーブルと電気的に接続されている。したがって、ケーブルの処理が煩雑で電子カセッテの取り回しに支障を来たす上、長さが余ったケーブルが邪魔になってしまう。また、手術室などクリーンな(滅菌された)環境では、ケーブルを含めた撮影系が床面などオープンな(滅菌されていない)エリアに触れることが禁忌される。
従来の電子カセッテは、制御部が外部からの給電を目的とするケーブルと電気的に接続されている。したがって、ケーブルの処理が煩雑で電子カセッテの取り回しに支障を来たす上、長さが余ったケーブルが邪魔になってしまう。また、手術室などクリーンな(滅菌された)環境では、ケーブルを含めた撮影系が床面などオープンな(滅菌されていない)エリアに触れることが禁忌される。
そこで、近年では給電ケーブルを廃しバッテリを内蔵したワイアレスカセッテが登場し、X線撮影における自由度を飛躍的に高めることが期待されている。その際、充電や新旧品の交換のためのバッテリ着脱が必要であるが、X線画像取得時や制御部への画像転送時などカセッテの駆動を停止できないタイミングではバッテリ着脱が行われないよう制限する必要がある。このような技術は特許文献1および2にて開示されている。
しかしながら、ワイアレスカセッテは持ち運んで使用されるものであることから、通常使用で想定される振動や落下などの衝撃が加わったり、被験者とベッドの隙間に抜差しされたりしてもバッテリが確実に保持されていることが必要不可欠である。一方、バッテリ着脱頻度を考慮すると、ロック機構は特殊な工具を必要とせず、操作者が比較的容易に操作できることも、ワイアレスカセッテ使用感向上の上で重要である。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、バッテリが不用意に脱落しないよう安定して保持しつつ、適切なタイミングに比較的容易にロックを解除できるX線撮影装置を提供することを目的とする。
本発明のX線撮影装置は、X線を画像信号に変換するX線センサと、前記X線センサを内部に有する筐体と、前記X線センサを駆動するための電力を供給する短辺と長辺からなる直方体のバッテリと、X線照射面の反対側の面に形成され、前記バッテリを着脱自在に保持するバッテリホルダと、前記バッテリを前記バッテリホルダに装着された状態でロックするロック機構と、前記筐体の中心から離れた位置であり、かつ前記バッテリの長辺側に配置され、前記ロック機構によるロックを解除するロック解除機構と、を備えるX線撮影装置であって、前記ロック解除機構は、回転操作が可能なバッテリロック操作つまみを有し、前記バッテリロック操作つまみは、前記筐体の表面から突出しない形態から該回転操作によって、前記バッテリの前記長辺に平行な回転軸の軸回りに回動して前記筐体の表面から突出する形態に遷移することを特徴とする。
本発明によれば、バッテリが不用意に脱落しないよう安定して保持しつつ、適切なタイミングで比較的容易にロックを解除できる。
以下、本発明の実施形態について添付図を参照して詳細に説明する。
図1は、第1乃至第3の実施形態に係るX線撮影装置のうち共通する構成を示した模式図である。X線撮影装置200は、筐体11にX線センサ12、駆動制御部13、メモリ14およびバッテリホルダ15が収容されている。充電済のバッテリ100をバッテリホルダ15に装着することで、バッテリ100はX線撮影装置200に電気的に接続され、ホルダ側接続部17を介してX線センサ12、駆動制御部13およびメモリ14に電力を供給する。なお、図1では、バッテリ100をホルダ側接続部17に接続させる方向を矢印Aで示している。
図1は、第1乃至第3の実施形態に係るX線撮影装置のうち共通する構成を示した模式図である。X線撮影装置200は、筐体11にX線センサ12、駆動制御部13、メモリ14およびバッテリホルダ15が収容されている。充電済のバッテリ100をバッテリホルダ15に装着することで、バッテリ100はX線撮影装置200に電気的に接続され、ホルダ側接続部17を介してX線センサ12、駆動制御部13およびメモリ14に電力を供給する。なお、図1では、バッテリ100をホルダ側接続部17に接続させる方向を矢印Aで示している。
(第1の実施形態)
次に、第1の実施形態に係るX線撮影装置201について図2〜図9を参照して説明する。
図2はバッテリホルダからバッテリを取り外した状態のX線撮影装置を示す平面図である。図2はX線センサ12が配置されている面の反対側の面を示している。図3は図2に示すI−I線を矢印方向からみた断面図である。
バッテリホルダ15は、ホルダ側接続部17が突設されている内側面15aのうちホルダ側接続部17の周囲に亘って、ダンパ部材20が設けられている。ダンパ部材20は例えば薄板状のゴムであって内側面15aに貼付されている。また、内側面15aには、ホルダ側接続部17を挟んだ両側に孔状の被挿入ガイド16が形成されている。
次に、第1の実施形態に係るX線撮影装置201について図2〜図9を参照して説明する。
図2はバッテリホルダからバッテリを取り外した状態のX線撮影装置を示す平面図である。図2はX線センサ12が配置されている面の反対側の面を示している。図3は図2に示すI−I線を矢印方向からみた断面図である。
バッテリホルダ15は、ホルダ側接続部17が突設されている内側面15aのうちホルダ側接続部17の周囲に亘って、ダンパ部材20が設けられている。ダンパ部材20は例えば薄板状のゴムであって内側面15aに貼付されている。また、内側面15aには、ホルダ側接続部17を挟んだ両側に孔状の被挿入ガイド16が形成されている。
一方、内側面15aと対向する内側面15bには、バッテリホルダ15内に向かって突出するバッテリロック部材18が設けられている。バッテリロック部材18はバッテリホルダ15の幅方向(図2に示す左右方向)に離間して2つ設けられている。また、各バッテリロック部材18には、操作者が操作可能な操作部材としてのバッテリロック操作つまみ19がバッテリホルダ15の上面に露出するように形成されている。2つのバッテリロック部材18は、図2に示す状態から互いに近接する方向に所定距離、移動可能に構成されている。
また、内側面15aと隣り合う内側面15cおよび内側面15dには、その近接した位置にそれぞれポップアップ機構21が設けられている。ポップアップ機構21は装着されたバッテリ100を常に上方に向かって付勢する機能を有している。
図4(a)はバッテリを上面から見た斜視図であり、図4(b)はバッテリを下面から見た斜視図である。なお、図4(a)および図4(b)には、バッテリ100をホルダ側接続部17に接続させる方向を矢印Aで示している。
バッテリ100の各側面のうち、バッテリホルダ15の内側面15aと対向する側面100aには、バッテリホルダ15のホルダ側接続部17と接続可能なバッテリ端子101が設けられている。また、側面100aのバッテリ端子101を挟んだ両側には、被挿入ガイド16に挿入可能な挿入ガイド102が突設されている。挿入ガイド102はバッテリ100の挿入向きを所定の向きに定めることができる。また、挿入ガイド102と被挿入ガイド16とが嵌合することによって、バッテリホルダ15に装着したときのバッテリ100のガタツキを抑え、ホルダ側接続部17およびバッテリ端子101に無理な荷重がかからないようになっている。
バッテリ100の各側面のうち、バッテリホルダ15の内側面15aと対向する側面100aには、バッテリホルダ15のホルダ側接続部17と接続可能なバッテリ端子101が設けられている。また、側面100aのバッテリ端子101を挟んだ両側には、被挿入ガイド16に挿入可能な挿入ガイド102が突設されている。挿入ガイド102はバッテリ100の挿入向きを所定の向きに定めることができる。また、挿入ガイド102と被挿入ガイド16とが嵌合することによって、バッテリホルダ15に装着したときのバッテリ100のガタツキを抑え、ホルダ側接続部17およびバッテリ端子101に無理な荷重がかからないようになっている。
一方、側面100aと相反する側面100bには、バッテリロック部材18と係合可能なロック用掘り込み部104が形成されている。ロック用掘り込み部104は、バッテリロック部材18に対応させて、側面100bの幅方向(図2に示す左右方向に)に離間して2つ形成されている。また、各ロック用掘り込み部104には、鉛直方向に沿って形成された着脱用溝104aと、これらの着脱用溝104aから直交して、互いに近接する水平方向に向かって形成されたロック用溝104bとを有している。
また、側面100aと隣り合う側面100cおよび側面100dには、バッテリホルダ15のポップアップ機構21に対応させた位置に、ポップアップ機構21と係合する受け部103がそれぞれ形成されている。
次に、バッテリ100をバッテリホルダ15に装着する操作について説明する。
まず、バッテリ100をバッテリホルダ15に装着する前に、操作者は図2に示すように、2つのバッテリロック部材18を離間する方向に移動させておく。
次に、操作者は上方から矢印A方向に沿ってバッテリ100をバッテリホルダ15内に挿入する。このとき、被挿入ガイド16が挿入ガイド102を案内するので、操作者はバッテリ100をバッテリホルダ15内に正確に位置合わせすることができる。さらに、操作者が上方からバッテリ100をバッテリホルダ15内に押し込むことで、2つのバッテリロック部材18がそれぞれ対応するロック用掘り込み部104の着脱用溝104a内を通過し、バッテリ100がバッテリホルダ15内に装着される。
バッテリ100がバッテリホルダ15内に装着された状態では、バッテリ端子101とホルダ側接続部17とが接続され、受け部103にポップアップ機構21が係合する。
まず、バッテリ100をバッテリホルダ15に装着する前に、操作者は図2に示すように、2つのバッテリロック部材18を離間する方向に移動させておく。
次に、操作者は上方から矢印A方向に沿ってバッテリ100をバッテリホルダ15内に挿入する。このとき、被挿入ガイド16が挿入ガイド102を案内するので、操作者はバッテリ100をバッテリホルダ15内に正確に位置合わせすることができる。さらに、操作者が上方からバッテリ100をバッテリホルダ15内に押し込むことで、2つのバッテリロック部材18がそれぞれ対応するロック用掘り込み部104の着脱用溝104a内を通過し、バッテリ100がバッテリホルダ15内に装着される。
バッテリ100がバッテリホルダ15内に装着された状態では、バッテリ端子101とホルダ側接続部17とが接続され、受け部103にポップアップ機構21が係合する。
図5は、バッテリ100をバッテリホルダ15にロックした状態を示すX線撮影装置の平面図である。また、図6は図5のII−II線を矢印方向から見た断面図である。図7は、図5のIII−III線を矢印方向から見た断面図である。
バッテリ100をバッテリホルダ15内に装着した後、図5に示すように、操作者は2つのバッテリロック操作つまみ19を互いに近接する方向に移動させる。このとき、図6に示すように、バッテリロック部材18がそれぞれ対応するロック用掘り込み部104のロック用溝104b内に進入することでバッテリ100が上方に移動できない状態になり、バッテリ100がバッテリホルダ15内にロックされる。
バッテリ100をバッテリホルダ15内に装着した後、図5に示すように、操作者は2つのバッテリロック操作つまみ19を互いに近接する方向に移動させる。このとき、図6に示すように、バッテリロック部材18がそれぞれ対応するロック用掘り込み部104のロック用溝104b内に進入することでバッテリ100が上方に移動できない状態になり、バッテリ100がバッテリホルダ15内にロックされる。
また、バッテリ100がバッテリホルダ15内にロックされた状態では、バッテリ100によって圧縮されることで生じるダンパ部材20の復元力が、バッテリ100をバッテリロック部材18が設けられた内側面15bに向かって付勢する。また、図7に示すように、ポップアップ機構21はバッテリホルダ15に軸支された押上部材21aを有している。押上部材21aの先端は図示しないバネによって上方に回動するように付勢されている。したがって、バッテリ100がバッテリホルダ15内にロックされた状態では、ポップアップ機構21がバッテリ100によって押圧されることで生じるポップアップ機構21の復元力が、受け部103を介してバッテリ100を上方に向かって付勢する。なお、ポップアップ機構21は、バッテリ100を強度的に優れた稜線部を介して付勢しているため、バッテリ100本体に曲げが生じ難い。
このように、バッテリ100は異なる2方向の付勢力によってバッテリホルダ15内で強固に保持されることから、振動や衝撃に対する耐性が向上する。
なお、ダンパ部材20にシール性を有する材質を用いる場合、バッテリ装着時のバッテリ端子101周囲の密閉性を確保することができる。
このように、バッテリ100は異なる2方向の付勢力によってバッテリホルダ15内で強固に保持されることから、振動や衝撃に対する耐性が向上する。
なお、ダンパ部材20にシール性を有する材質を用いる場合、バッテリ装着時のバッテリ端子101周囲の密閉性を確保することができる。
次に、バッテリ100をバッテリホルダ15から取り外す操作について説明する。
バッテリ100を取り外す場合、操作者は2つのバッテリロック操作つまみ19を互いに離間する方向に移動させる。このとき、各バッテリロック部材18はロック用溝104bから着脱用溝104aに移動する。したがって、バッテリ100はバッテリホルダ15に対してロックが解除され、鉛直方向への移動が許容される。ここで、ポップアップ機構21は受け部103を介してバッテリ100を上方に向かって付勢していることから、バッテリ100はロックが解除されると同時にバッテリホルダ15に対して浮き上がる。
図8および図9は、それぞれ図6および図7に示すバッテリのロック状態からロックが解除されたときの状態を示す断面図である。
ここでは、上述したバッテリロック部材18、バッテリロック操作つまみ19およびバッテリ100のロック用掘り込み部104が、ロック機構およびロック解除機構を構成する。
バッテリ100を取り外す場合、操作者は2つのバッテリロック操作つまみ19を互いに離間する方向に移動させる。このとき、各バッテリロック部材18はロック用溝104bから着脱用溝104aに移動する。したがって、バッテリ100はバッテリホルダ15に対してロックが解除され、鉛直方向への移動が許容される。ここで、ポップアップ機構21は受け部103を介してバッテリ100を上方に向かって付勢していることから、バッテリ100はロックが解除されると同時にバッテリホルダ15に対して浮き上がる。
図8および図9は、それぞれ図6および図7に示すバッテリのロック状態からロックが解除されたときの状態を示す断面図である。
ここでは、上述したバッテリロック部材18、バッテリロック操作つまみ19およびバッテリ100のロック用掘り込み部104が、ロック機構およびロック解除機構を構成する。
このように、バッテリ100がバッテリホルダ15内で強固に保持されていても、操作者によるバッテリロック操作つまみ19を移動させるだけの操作で簡単にロックを解除できると共にバッテリ100を容易にバッテリホルダ15から取り出すことができる。
一方、操作者はロックを解除するには、左右2つのバッテリロック操作つまみ19を互いに離間する方向に移動させる操作が必要であるため、操作者の意図しないロック解除が防止される。
一方、操作者はロックを解除するには、左右2つのバッテリロック操作つまみ19を互いに離間する方向に移動させる操作が必要であるため、操作者の意図しないロック解除が防止される。
ところで、X線を画像信号に変換するX線センサ12の正常駆動状態は、例えば以下の6つに分類される。
(1)通電していない状態(スリープ状態)
(2)通電状態であって駆動制御部13からの信号を待機している状態(撮影準備前)
(3)撮影可能状態へ遷移中の状態(撮影準備中)
(4)撮影可能であるがX線が照射されていない状態
(5)X線が照射され、画像を取得している状態
(6)画像取得後、画像信号をメモリ14に記憶させている状態、である。
(1)通電していない状態(スリープ状態)
(2)通電状態であって駆動制御部13からの信号を待機している状態(撮影準備前)
(3)撮影可能状態へ遷移中の状態(撮影準備中)
(4)撮影可能であるがX線が照射されていない状態
(5)X線が照射され、画像を取得している状態
(6)画像取得後、画像信号をメモリ14に記憶させている状態、である。
このうち(5)および(6)の状態においてバッテリ100からX線センサ12、駆動制御部13およびメモリ14への通電が遮断されると画像が欠損し再撮影が必要となるため、被験者のX線曝射量の増加に直結する。そこで、上述したX線撮影装置にバッテリ100のロックの解除を規制する機構を追加することができる。
具体的には、図10に示すように、X線撮影装置201はバッテリロック部材18がバッテリ100のロック解除のために移動する経路に対して矢印B方向に進出可能な規制部材27を備えている。規制部材27は、駆動制御部13の指示に応じて可動するアクチュエータ28に結合されている。したがって、駆動制御部13は、X線センサ12、駆動制御部13およびメモリ14への通電が遮断されないようにアクチュエータ28を介して規制部材27を進出させて、操作者によるバッテリロック操作つまみ19の操作を規制する。
具体的には、一連の撮影動作に耐えうる残量のバッテリが装着されると直ちに駆動制御部13およびメモリ14への通電が行われる。駆動制御部13はそれを検知して、アクチュエータ28を介して規制部材27を突出させる。
また、駆動制御部13は、X線センサ12、駆動制御部13およびメモリ14への通電が遮断されてもよい状態では、アクチュエータ28を介して規制部材27を退出させて、操作者によるバッテリロック操作つまみ19の操作を可能にする。このように構成することで、操作者の誤操作を防止し、再撮影の必要を削減することができる。
尚、バッテリ残量が撮影に必要な量を下回る時は、駆動制御部13は、メモリ14への画像格納を完了させると共に新たな撮影準備に入らぬように制御する。そして、アクチュエータ28を介して規制部材27を退出させ、操作者によるバッテリロック操作つまみ19の操作を可能にするよう動作しても良い。
具体的には、一連の撮影動作に耐えうる残量のバッテリが装着されると直ちに駆動制御部13およびメモリ14への通電が行われる。駆動制御部13はそれを検知して、アクチュエータ28を介して規制部材27を突出させる。
また、駆動制御部13は、X線センサ12、駆動制御部13およびメモリ14への通電が遮断されてもよい状態では、アクチュエータ28を介して規制部材27を退出させて、操作者によるバッテリロック操作つまみ19の操作を可能にする。このように構成することで、操作者の誤操作を防止し、再撮影の必要を削減することができる。
尚、バッテリ残量が撮影に必要な量を下回る時は、駆動制御部13は、メモリ14への画像格納を完了させると共に新たな撮影準備に入らぬように制御する。そして、アクチュエータ28を介して規制部材27を退出させ、操作者によるバッテリロック操作つまみ19の操作を可能にするよう動作しても良い。
なお、通常、X線撮影装置中央でX線源と中心合わせをする撮影では、被験者がX線撮影装置201に載るためにX線撮影装置201に曲げ荷重がかかる。しかしながら、本実施形態では、図2に示すように、バッテリホルダ15を筐体11の中央から退避させて配置しているので、バッテリ100に多軸の凹曲げが生じるのを回避することができる。
また、本実施形態では、左右2つのバッテリロック操作つまみ19を互いに離間する方向に移動させる操作によって、バッテリ100のロックが解除される構成についてのみ説明したが、この場合に限られない。例えば、左右2つのバッテリロック操作つまみ19を互いに近接する方向に移動させる操作によって、バッテリ100のロックが解除される構成にしてもよい。
また、本実施形態では、左右2つのバッテリロック操作つまみ19を互いに離間する方向に移動させる操作によって、バッテリ100のロックが解除される構成についてのみ説明したが、この場合に限られない。例えば、左右2つのバッテリロック操作つまみ19を互いに近接する方向に移動させる操作によって、バッテリ100のロックが解除される構成にしてもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るX線撮影装置202について図11および図12を参照して説明する。
図11はバッテリホルダにバッテリを装着した状態のX線撮影装置を示す平面図である。図12は図11に示すIV−IV線を矢印方向からみた断面図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態のバッテリホルダ15には、バッテリ100全体を上方から覆う平板形状のバッテリロック部材23を着脱自在に備えている。バッテリロック部材23の一辺の端部には、操作者が操作可能な操作部材としての2つのバッテリロック操作つまみ24が離間して設けられている。図12に示すように、各バッテリロック操作つまみ24の下部には水平方向に突出するロック部24aが形成されている。また、各バッテリロック操作つまみ24は、鉛直軸の回りに回転可能である。各バッテリロック操作つまみ24を回転操作することで、ロック部24aをバッテリロック部材23から突出させることができる。
図12に示すように、バッテリロック部材23の下面にはダンパ部材22が設けられている。ダンパ部材22は例えば薄板状のゴムであってバッテリロック部材23の下面に貼付されている。
次に、第2の実施形態に係るX線撮影装置202について図11および図12を参照して説明する。
図11はバッテリホルダにバッテリを装着した状態のX線撮影装置を示す平面図である。図12は図11に示すIV−IV線を矢印方向からみた断面図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態のバッテリホルダ15には、バッテリ100全体を上方から覆う平板形状のバッテリロック部材23を着脱自在に備えている。バッテリロック部材23の一辺の端部には、操作者が操作可能な操作部材としての2つのバッテリロック操作つまみ24が離間して設けられている。図12に示すように、各バッテリロック操作つまみ24の下部には水平方向に突出するロック部24aが形成されている。また、各バッテリロック操作つまみ24は、鉛直軸の回りに回転可能である。各バッテリロック操作つまみ24を回転操作することで、ロック部24aをバッテリロック部材23から突出させることができる。
図12に示すように、バッテリロック部材23の下面にはダンパ部材22が設けられている。ダンパ部材22は例えば薄板状のゴムであってバッテリロック部材23の下面に貼付されている。
次に、バッテリ100をバッテリホルダ15に装着する操作について説明する。
まず、バッテリ100をバッテリホルダ15に装着する前に、操作者はバッテリロック部材23をバッテリホルダ15から取り外し、ロック部24aがバッテリロック部材23から突出しない状態になるようにバッテリロック操作つまみ24を回転させておく。
次に、操作者はバッテリ100をバッテリホルダ15内に挿入する。その後、バッテリロック部材23をバッテリ100の上方から覆うようにバッテリホルダ15に装着する。このとき、操作者はバッテリロック部材23の辺のうちバッテリロック操作つまみ24が設けられている辺と相反する辺の端部を、筐体11とバッテリホルダ15との間に挿入する。次に、操作者は上方からバッテリ100をバッテリロック部材23を介してバッテリホルダ15内に押し込みながら、2つのバッテリロック操作つまみ24を回転させる。バッテリロック操作つまみ24を回転させて、ロック部24aを筐体11とバッテリホルダ15との間に挿入することで、バッテリ100はバッテリホルダ15にロックされる。なお、2つバッテリロック操作つまみ24は、それぞれ異なる方向に回転させることで、ロック部24aがそれぞれ筐体11とバッテリホルダ15との間に挿入するように構成されている。
まず、バッテリ100をバッテリホルダ15に装着する前に、操作者はバッテリロック部材23をバッテリホルダ15から取り外し、ロック部24aがバッテリロック部材23から突出しない状態になるようにバッテリロック操作つまみ24を回転させておく。
次に、操作者はバッテリ100をバッテリホルダ15内に挿入する。その後、バッテリロック部材23をバッテリ100の上方から覆うようにバッテリホルダ15に装着する。このとき、操作者はバッテリロック部材23の辺のうちバッテリロック操作つまみ24が設けられている辺と相反する辺の端部を、筐体11とバッテリホルダ15との間に挿入する。次に、操作者は上方からバッテリ100をバッテリロック部材23を介してバッテリホルダ15内に押し込みながら、2つのバッテリロック操作つまみ24を回転させる。バッテリロック操作つまみ24を回転させて、ロック部24aを筐体11とバッテリホルダ15との間に挿入することで、バッテリ100はバッテリホルダ15にロックされる。なお、2つバッテリロック操作つまみ24は、それぞれ異なる方向に回転させることで、ロック部24aがそれぞれ筐体11とバッテリホルダ15との間に挿入するように構成されている。
また、バッテリ100がバッテリホルダ15内にロックされた状態では、バッテリロック部材23の下面に貼付したダンパ部材22がバッテリ100の外形稜線と略合致して位置している。したがって、バッテリ100の稜線部とバッテリロック部材23との間で圧縮されることで生じるダンパ部材22の復元力が、バッテリ100を下方に向かって付勢する。また、第1の実施形態と同様に、バッテリホルダ15の内側面15aには、ダンパ部材20が設けられていることから、バッテリ100によって圧縮されることで生じるダンパ部材20の復元力が、バッテリ100を内側面15bに向かって付勢する。このように、バッテリ100は異なる2方向の付勢力によってバッテリホルダ15内で強固に保持されることから、振動や衝撃に対して十分な耐性が向上する。
次に、バッテリ100をバッテリホルダ15から取り外す操作について説明する。
バッテリ100を取り外す場合、操作者は2つのバッテリロック操作つまみ24を互いに反対方向に(図11に示す矢印C方向)に回転させる。このとき、各バッテリロック操作つまみ24のロック部24aが筐体11とバッテリホルダ15との間から離脱する。したがって、バッテリロック部材23をバッテリホルダ15から取り外すことができるために、バッテリ100もバッテリホルダ15に対してロックが解除される。
ここでは、バッテリロック部材23、バッテリロック操作つまみ24、ロック部24aおよび筐体11とバッテリホルダ15との間が、ロック機構およびロック解除機構を構成する。
バッテリ100を取り外す場合、操作者は2つのバッテリロック操作つまみ24を互いに反対方向に(図11に示す矢印C方向)に回転させる。このとき、各バッテリロック操作つまみ24のロック部24aが筐体11とバッテリホルダ15との間から離脱する。したがって、バッテリロック部材23をバッテリホルダ15から取り外すことができるために、バッテリ100もバッテリホルダ15に対してロックが解除される。
ここでは、バッテリロック部材23、バッテリロック操作つまみ24、ロック部24aおよび筐体11とバッテリホルダ15との間が、ロック機構およびロック解除機構を構成する。
このように、バッテリ100がバッテリホルダ15内で強固に保持されているとしても、操作者によるバッテリロック操作つまみ24を移動させるだけの操作で簡単にロックを解除できる。
一方、操作者はロックを解除するには、左右2つのバッテリロック操作つまみ24を互いに異なる回転方向に回転させる操作が必要であるため、操作者の意図しないロック解除が防止される。なお、左右2つのバッテリロック操作つまみ24を回転させる操作は、バッテリロック操作つまみ24の回転軸上で固定させた状態で行う操作であるため、第1の実施形態で説明したスライド操作よりも不用意な操作を防止することができる。
一方、操作者はロックを解除するには、左右2つのバッテリロック操作つまみ24を互いに異なる回転方向に回転させる操作が必要であるため、操作者の意図しないロック解除が防止される。なお、左右2つのバッテリロック操作つまみ24を回転させる操作は、バッテリロック操作つまみ24の回転軸上で固定させた状態で行う操作であるため、第1の実施形態で説明したスライド操作よりも不用意な操作を防止することができる。
なお、本実施形態の構成では、フタ状をしたバッテリロック部材23の位置や大きさによっては、X線センサ12に筐体11外部の光が届いてしまい正常画像が取得できない虞がある。したがって、図10で説明したX線撮影装置と同様、少なくともX線センサ12が撮影可能状態へ遷移し始めてから画像取得を完了するまでの間、駆動制御部13がバッテリロック操作つまみ24の動作を規制部材によって規制するように構成してもよい。バッテリロック操作つまみ24の動作を規制することで、失敗なく撮影でき、再撮影の必要を削減することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係るX線撮影装置203について図13〜図15を参照して説明する。
図13はバッテリホルダにバッテリを装着する前のX線撮影装置を示す平面図である。図14は図13に示すV−V線を矢印方向からみた断面図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態のバッテリホルダ15には、第1の実施形態で説明したようなバッテリロック部材25が1つ設けられている。バッテリロック部材25はバッテリホルダ15の幅方向(図13に示す左右方向)の略中央に設けられている。バッテリロック部材25は、図13に示す状態から水平方向に所定距離、移動可能に構成されている。また、本実施形態のバッテリロック部材25は、操作者が操作可能な操作部材としてのバッテリロック操作つまみ26が回転自在に設けられている。
次に、第3の実施形態に係るX線撮影装置203について図13〜図15を参照して説明する。
図13はバッテリホルダにバッテリを装着する前のX線撮影装置を示す平面図である。図14は図13に示すV−V線を矢印方向からみた断面図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態のバッテリホルダ15には、第1の実施形態で説明したようなバッテリロック部材25が1つ設けられている。バッテリロック部材25はバッテリホルダ15の幅方向(図13に示す左右方向)の略中央に設けられている。バッテリロック部材25は、図13に示す状態から水平方向に所定距離、移動可能に構成されている。また、本実施形態のバッテリロック部材25は、操作者が操作可能な操作部材としてのバッテリロック操作つまみ26が回転自在に設けられている。
具体的にバッテリロック操作つまみ26がバッテリロック部材25に対して回転する動作について図15を参照して説明する。図15(a)および図15(b)は、バッテリロック操作つまみ26を回転させた前後の状態を示す図である。
図15(a)および図15(b)に示すように、バッテリロック操作つまみ26はバッテリロック部材25に対して回転軸Rを中心に軸支されている。図15(a)に示す状態では、バッテリロック操作つまみ26は、筐体11の表面Fから突出しない状態である。この状態では、操作者はバッテリロック操作つまみ26を操作して、バッテリロック部材25をスライドさせることが困難である。
図15(a)および図15(b)に示すように、バッテリロック操作つまみ26はバッテリロック部材25に対して回転軸Rを中心に軸支されている。図15(a)に示す状態では、バッテリロック操作つまみ26は、筐体11の表面Fから突出しない状態である。この状態では、操作者はバッテリロック操作つまみ26を操作して、バッテリロック部材25をスライドさせることが困難である。
一方、図15(b)に示すように、バッテリロック操作つまみ26を回転させて起立させた状態では、バッテリロック操作つまみ26の一部が筐体11の表面Fから突出している状態である。この状態では、操作者は容易にバッテリロック操作つまみ26を操作して、バッテリロック部材25をスライドさせることができる。
したがって、操作者はバッテリ100を着脱するときに、バッテリロック操作つまみ26を図15(a)に示す状態から図15(b)に示す状態のように回転操作をして、バッテリロック部材25をスライド操作できるようにする。また、操作者はバッテリ100を着脱する必要がないときには、図15(b)に示す状態から図15(a)に示す状態のように回転操作して、バッテリロック操作つまみ26を筐体11の表面Fから突出しない状態にする。
ここでは、上述したバッテリロック部材25、バッテリロック操作つまみ26およびバッテリ100のロック用掘り込み部104が、ロック機構およびロック解除機構を構成する。
したがって、操作者はバッテリ100を着脱するときに、バッテリロック操作つまみ26を図15(a)に示す状態から図15(b)に示す状態のように回転操作をして、バッテリロック部材25をスライド操作できるようにする。また、操作者はバッテリ100を着脱する必要がないときには、図15(b)に示す状態から図15(a)に示す状態のように回転操作して、バッテリロック操作つまみ26を筐体11の表面Fから突出しない状態にする。
ここでは、上述したバッテリロック部材25、バッテリロック操作つまみ26およびバッテリ100のロック用掘り込み部104が、ロック機構およびロック解除機構を構成する。
このように、バッテリ100を着脱しないような通常の使用状態では、操作者はバッテリロック操作つまみ26へのアクセスが物理的に困難である。したがって、バッテリ100のロックを解除するには、操作者はバッテリロック操作つまみ26が起立するように回転させた上で水平方向に移動させるという、2つの操作が必要であるため、操作者が意図しないロック解除を防止することができる。本実施形態では、第1および第2の実施形態と比べて、比較的簡便な構成にすることができる。
なお、本実施形態では、1つのバッテリロック部材25を備える場合についてのみ説明したが、この場合に限られず、2つ以上のバッテリロック部材25を備えてよい。この場合、それぞれのバッテリロック部材25に操作可能な状態および操作不可能な状態に変化するバッテリロック操作つまみ26を備えることが好ましい。バッテリロック部材25を増設することで、バッテリ100のロックを解除するときの操作数が増加するため、不用意なバッテリ脱落をより確実に防止することができる。
また、本実施形態でも、図10で説明したX線撮影装置と同様、X線センサ12、駆動制御部13およびメモリ14への通電が遮断させたくない状態では、駆動制御部13がバッテリロック部材25のスライドを規制部材によって規制するように構成してもよい。このとき、規制部材はバッテリロック操作つまみ26の回転動作を規制するようにしてもよい。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
11:筐体 12:X線センサ 13:駆動制御部 14:メモリ 15:バッテリホルダ 16:被挿入ガイド 17:ホルダ側接続部 18:バッテリロック部材 19:バッテリロック操作つまみ 20:ダンパ部材 21:ポップアップ機構 22:ダンパ部材 23:バッテリロック部材 24:バッテリロック操作つまみ 25:バッテリロック部材 26:バッテリロック操作つまみ 27:規制部材 100:バッテリ 101:バッテリ端子 102:挿入ガイド 103:受け部 104:ロック用掘り込み部
200、201、202、203:X線撮影装置(電子カセッテ)
200、201、202、203:X線撮影装置(電子カセッテ)
Claims (11)
- X線を画像信号に変換するX線センサと、
前記X線センサを内部に有する筐体と、
前記X線センサを駆動するための電力を供給する短辺と長辺からなる直方体のバッテリと、
X線照射面の反対側の面に形成され、前記バッテリを着脱自在に保持するバッテリホルダと、
前記バッテリを前記バッテリホルダに装着された状態でロックするロック機構と、
前記筐体の中心から離れた位置であり、かつ前記バッテリの長辺側に配置され、前記ロック機構によるロックを解除するロック解除機構と、を備えるX線撮影装置であって、
前記ロック解除機構は、回転操作が可能なバッテリロック操作つまみを有し、
前記バッテリロック操作つまみは、前記筐体の表面から突出しない形態から該回転操作によって、前記バッテリの前記長辺に平行な回転軸の軸回りに回動して前記筐体の表面から突出する形態に遷移することを特徴とするX線撮影装置。 - 前記筐体は、前記バッテリの前記短辺に平行な短辺と、前記バッテリの前記長辺に平行な長辺からなる直方体であり、
前記ロック解除機構は、前記筐体の短辺側よりも長辺側に近接した位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載のX線撮影装置。 - 前記バッテリは、前記筐体における2つの対向する短辺のうち一方の短辺側、および、前記筐体における2つの対向する長辺のうち一つの長辺側に偏った位置で前記バッテリホルダに装着されることを特徴とする請求項1または2に記載のX線撮影装置。
- 前記バッテリホルダは、前記バッテリと電気的に接続する接続部を有し、
前記筐体の中心から前記バッテリロック操作つまみまでの距離が、前記筐体の中心から前記接続部までの距離よりも長いことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のX線撮影装置。 - 前記バッテリは、前記直方体の中心線に対して対称な位置に2つの凹状の受け部を有し、
前記バッテリホルダは、前記バッテリを前記2つの凹状の受け部を介して押し上げる2つの押上部材を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のX線撮影装置。 - 前記X線照射面の反対側の面に対して直交する方向から見たとき、前記中心線が前記バッテリロック操作つまみに交差することを特徴とする請求項5に記載のX線撮影装置。
- 前記ロック機構によるロックを解除する操作は、スライド操作であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のX線撮影装置。
- 前記バッテリロック操作つまみは、前記ロック機構によるロックが解除される方向と異なる方向の操作によって、前記筐体の表面から突出することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のX線撮影装置。
- 前記ロック機構によるロックが解除される方向への操作は、スライド操作であり、
前記ロック機構によるロックが解除される方向と異なる方向の操作は、回転操作であることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載のX線撮影装置。 - 前記バッテリホルダには、前記バッテリと電気的に接続する接続部に近接して配置されると共に前記バッテリが装着されたときに圧縮されるダンパ部材を有することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載のX線撮影装置。
- 該X線撮影装置の駆動状態に応じて、前記ロック解除機構の動作を規制する規制部材を有することを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載のX線撮影装置。
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