JP6058071B2 - 送風機構及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気を送風する送風機構、及び、この送風機構を備える電子写真方式を用いたプリンタ、複写機などの画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置には、装置本体の内部に配置されるファンと、ファンの外側に配置される外装部に形成された開口に設けられたルーバーと、を備えるものがある。そして、ルーバーとファンによって吸気された空気を装置本体の内部に取り込み、装置本体の内部のユニット等を冷却し、ファンとルーバーによって空気を装置本体の外部に排出するものがある。
こうしたファンを備える画像形成装置に関する発明として、特許文献1や特許文献2に記載の発明が開示される。特許文献1には、前面板に吸気開口部を設け、ファンによって外気を取り入れて装置本体の内部を冷却する画像形成装置が開示される。また、特許文献2には、ファンに近接する外装部材に、ファン外周よりも大きいルーバーを設けて装置本体の内部を冷却する画像形成装置が開示される。
特開2012−203086号公報 特開2010−072161号公報
しかしながら、図7に示すように、装置本体の内部のファンと、外装部に設けられるルーバーと、が略同じ大きさ(特許文献1)であれば、十分に空気を吸気することができず、装置本体の内部を十分に冷却できないこともある。また、さらに多くの空気を吸気するために、ルーバーをファンよりも大きく設計(特許文献2)すると、ルーバーの周辺で乱流が発生して、効率良く空気を吸気することができず、装置本体の内部を十分冷却できないこともある。
本発明は、上記実情に鑑み、従来よりも冷却効率が良く、かつ、乱流の発生が抑制される冷却機構を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の冷却機構は、空気を吸気する吸気口と、前記吸気口から吸気された空気を送風する送風手段と、前記吸気口から前記送風手段へと接近する傾斜面を有し、前記吸気口から吸気される空気の一部が前記吸気口、前記傾斜面、前記送風手段の順に誘導される誘導部と、前記送風手段と前記誘導部との間に配置され、空気の送風方向に延びるフレームと、を備え、前記傾斜面は、前記吸気口側の第1端部と、前記送風手段側の第2端部と、を有し、前記送風手段と前記傾斜面は、前記吸気口に対して前記送風手段の送風方向で対向し、前記第2端部は、前記送風手段の送風方向の上流端よりも送風方向の下流に配置され、前記フレームの前記空気の送風方向の上流端部は、前記第2端部よりも前記吸気口側に出っ張っていることを特徴とする。
本発明によれば、従来よりも冷却効率が良く、かつ、乱流の発生が抑制される。
実施例1に係る画像形成装置の断面図である。 画像形成装置の斜視図である。 (a)は、装置本体のルーバーを示す側面図である。(b)は、冷却機構の斜視図である。 (a)は、冷却機構の構成を示す断面図である。(b)(c)は、(a)の一部拡大断面図である。 ストッパー部を有する冷却機構を示す断面図である。 (a)は、実施例2に係る2つのファンが設けられる画像形成装置の側面図である。(b)は、(a)のファンの部分周辺の断面図である。(c)は、(b)の誘導部の拡大断面図である。 従来の画像形成装置の一例を示す側面図である。
以下、図面を参照して、この発明を実施するための形態を実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるから、特に特定的な記載が無い限りは、発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。なお、後の実施例の構成に関して、前の実施例と同一の構成に関しては前の実施例と同一の符号を付して、前の実施例中の説明が援用されるものとする。
図1は、実施例1に係る画像形成装置10の断面図である。画像形成装置10は、カラー画像形成装置であり、画像形成装置10に通信可能に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部機器から送られてきた信号に従って、電子写真方式により、記録用紙、OHPシートなどの転写材Sに画像を形成するものである。
画像形成装置10は装置本体10Aを有する。装置本体10Aの内部には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像を形成する複数の画像形成ユニットa、b、c、dが、ここでは略水平方向に直線状に配置されている。また、各画像形成ユニットa、b、c、dに対向するように中間転写装置61が配置されている。画像形成ユニットa、b、c、dや中間転写装置61を含んで、画像を形成する画像形成部Gが構成される。
本実施例の中間転写装置61は、張架部材(駆動ローラ6、テンションローラ7、従動ローラ8)で張架され、中間転写体としての無端状のベルトである中間転写ベルト5を有する。中間転写装置61は、この中間転写ベルト5を各画像形成ユニットa、b、c、dと対向して矢印K方向に回転移動させる、中間転写装置61である。各画像形成ユニットa、b、c、dは、それぞれ形成するトナー像の色が異なることを除けば、同一の構成、作用を成すので、画像形成ユニットdの構成を代表して説明する。
画像形成ユニットdは、周知の電子写真画像形成プロセスによってトナー像を形成する。画像形成ユニットdには、像担持体として円筒型の電子写真感光体、即ち感光体ドラム1dが図中矢印Y方向に回転可能に設けられている。画像形成動作においては、まず回転する感光体ドラム1dの表面を帯電手段である帯電ローラ2dが帯電する。次に、コンピュータから送られてきた信号に従って、露光手段としてのレーザスキャナ3が発光し、帯電した感光体ドラム1d上を走査露光することによって感光体ドラム1d上に静電像を形成する。
感光体ドラム1d上に形成された静電像は、現像手段である現像ローラ4dにより現像剤としてトナーが供給され、トナー像として可視化される。感光体ドラム1d上に可視化されたトナー像は、1次転写部T1において、感光体ドラム1dと、1次転写手段である1次転写ローラ9dの作用によって中間転写ベルト5上に静電的に転写される。感光体ドラム1d表面に残留した一次転写残トナーは、クリーニング装置11dにより清掃、除去された後、帯電以下の画像形成プロセスに供せられる。
上記のプロセスによって、中間転写ベルト5の移動とタイミングをとって各画像形成ユニットa、b、c、dの感光体ドラム1a、1b、1c、1d上に形成されたトナー像は順次、中間転写ベルト5上に重ね合わせて転写され、カラートナー像が形成される。
一方、収容部17から給送ローラ対13等によって送り出された転写材Sが、タイミングをとって、2次転写手段である2次転写ローラ12と中間転写ベルト5との当接部(2次転写部T2)へと搬送されてくる。中間転写ベルト5上のトナー像は2次転写部T2において2次転写ローラ12の作用によって転写材Sに静電的に転写される。
次いで、転写材Sは中間転写ベルト5から分離されて定着ユニット14へと搬送される。ここで、転写材S上のトナー像は加圧、加熱され、転写材S上に強固に定着される。その後、転写材Sは搬送され、排出トレイ15上に排出される。また、中間転写ベルト5の表面に残留した二次転写残トナーは、クリーニング装置20により清掃・除去される。
本実施例の画像形成装置10では、転写ユニットである中間転写装置61は装置本体10Aに対して着脱自在とされている。また、各画像形成ユニットa、b、c、dの感光体ドラム1a〜1d、帯電ローラ2a〜2d、現像ローラ4a〜4dは、枠体によって一体的にカートリッジ化されて装置本体10Aに対して着脱可能なプロセスカートリッジとしてもよい。
図2は、画像形成装置10の斜視図である。図2に示されるように、送風部材であるファン30は、保持部材であるファンホルダ31によって保持される。ファン30は外装部40の内側に配置され、ファンホルダ31は右側板18(図4参照)に不図示のビスによって固定される。ここでは、ファン30は、装置本体10Aの右側の手前上部に配置される。
図3(a)は、装置本体10Aのルーバー41を示す側面図である。『吸気口』としてのルーバー41は、外気を取り入れる吸気口であり、重なり部41aと非重なり部41bとを有する。装置本体10Aの側面視で、重なり部41aは外装部40のファン30と重なる部分であり、非重なり部41bは外装部40のファン30よりも下方向に延長された部分である。
また、図3(a)に示すファン30の右側近傍には、不図示の電気部品が配置される。電気部品はユーザーから見えない様に隠す必要があり、また、上述した位置にファン30を配置するので、本実施例ではルーバー41はファン30の下方向のみに延長する。
装置本体10Aに対するファン30の配置位置や電気部品の配置等の制約が無い場合は、ルーバー41を下方向に限らず、左右、上方向さらには4方向全てを延長して、より多くの外気を取り入れるように構成するのが良い。
図3(b)は、冷却機構70の斜視図である。図3(b)に示すように、外気は、ファン30の回転によってルーバー41を通過し、装置本体10Aの内部へと取り入れられる。さらに外気は、ファンホルダ31、上ダクト32及び下ダクト33によって装置本体10Aの内部へと導かれ、各画像形成ユニットa、b、c、dの位置に対応し、下ダクト33に設けられた穴33a、33b、33c、33dから吹き込む。このことで各画像形成ユニットa、b、c、dを冷却するものである。
図4(a)は、冷却機構70の構成を示す断面図である。冷却機構70は、『吸気口』としてのルーバー41と、『送風手段』としてのファン30と、誘導部34と、を備える。『吸気口』としてのルーバー41は、空気を吸気する。『吸気口』というと、ルーバー41のような複数の口で形成されていなくて一つの口で形成されている構成も含まれると解する。『送風手段』としてのファン30は、ルーバー41から吸気された空気を送風する。
誘導部34は、ルーバー41からファン30へと接近する傾斜面34aを有する。誘導部34は、ルーバー41の非重なり部41bの内側に配置され、外気をファン30へ誘導する。非重なり部41bの外側の空気は、この誘導部34により、ルーバー41の非重なり部41b、傾斜面34a、ファン30の順に誘導される。ファン30と傾斜面34a(実施例2では、第1傾斜面37aや第2傾斜面37bが相当する)は、ルーバー41に対してファン30の送風方向Jで対向する。
こうした構成により、誘導部34は、ファン30の下側で発生する乱流を防止しつつ、非重なり部41bの外側の外気をより効率良く取り入れる。ここで、ルーバー41は、非重なり部41bの外側の外気をファン30へと誘導するものなので、図3(a)に示すように、縦方向に伸びるルーバー形状である。
図4(b)(c)は、図4(a)の一部拡大断面図である。傾斜面34aは、ルーバー41側の『第1端部』としての外端部34a1と、ファン30側の『第2端部』としての内端部34a2と、を有する。
外端部34a1は、ファン30よりも外側(ルーバー41側)すなわちファン30の送風方向Jの上流端30aよりも送風方向Jの上流に配置される。また、外端部34a1は、外装部40の内側近傍、かつ、非重なり部41bの下側近傍に配置される。
内端部34a2は、ファン30の送風方向Jの上流端30aよりも送風方向Jの下流に配置され、ファン30の送風方向Jの下流端30bよりも送風方向Jの上流に配置される。内端部34a2は、ファンホルダ31の下面近傍に配置され、かつ、ファンホルダ31の下面の外端部31a1と内端部31a2の間に配置される。
つまり、ファンホルダ31の下面の外端部31a1は、傾斜面34aの内端部34a2よりも外装部40側へと出っ張るものである。すなわち、ファン30と誘導部34との間には、空気の送風方向Jに延びるフレーム(ファンホルダ31のフレームで穴は開いていない)が配置される。フレームの空気の送風方向Jの『上流端部』としての外端部31a1は、内端部34a2よりもルーバー41側に出っ張っている。このように構成することで、より多くの外気を効率良く取り入れる事が可能となり、画像形成装置の内部を確実に冷却することができる。
表1に、下記条件での風速の測定結果を示す。それぞれ10回測定し、測定値をm/secで示す。条件Aは本実施例の構成である。条件Bは下方向に延長した非重なり部41bを塞いだ状態の構成である。条件Cは誘導部34が無い状態の構成である。条件Dは下方向に延長した非重なり部41bを塞ぎ、誘導部34が無い状態(条件B+条件C)の構成である。条件Eは図4(c)の点線34bに示すように、傾斜面34aを外端部34a1と外端部31a1とを結んだ線とした状態の構成である。
Figure 0006058071
測定の環境は、21.0℃ / 46% / 1011.0hpaである。また、80角ファンに20Vの電圧を印加し、上ダクト32と下ダクト33で形成される断面1300mmの風路に送風し、下ダクト33にも設けた穴33d(85mm)出口で、ファン30から200mm下流の位置で風速を測定している。尚、風速の測定はDegree Controls、 Inc.社製 UAS1300を使用している。
表1に示したように、ルーバー41をファン30の下方向に延長しない場合、誘導部34の有無にはほぼ差が無い事が分かる(条件Bと条件Dとの比較)。ルーバー41をファン30の下方向に延長しただけでは、平均値で約2%の風速の増加しか得られない事が分かる(条件Cと条件Dとの比較)。
更に、傾斜面34aを有する誘導部34を設けただけではなく、ファンホルダ31下面の外端部31a1を傾斜面34aの内端部34a2よりも外装部40側へと出っ張らせることで、乱流を防止する事が可能となる(条件Aと条件Eの比較)。そして、平均値で約5%の風速を増加させる事が可能となる(条件Aと条件Eとの比較)。
また従来のようにファン30と略同じ大きさのルーバー41の場合と比較すると、ルーバー41を延長して非重なり部41bを設け、誘導部34を設けることで、平均値で約10%風速を増加させる事が可能となる(条件Aと条件B又は条件D)。
以上説明したように、ルーバー41をファン30よりも下方向に延長して非重なり部41bを設け、上述した構成の誘導部34を設けることで、効率良く外気を装置本体10Aの内部へ送風して装置本体10Aの内部を確実に冷却する事が可能となる。
尚、本実施例では誘導部34を配置したが、これに限るものではなく、例えば、ファンホルダ31と一体としてファンホルダ31に傾斜面34aを備えるものでも良い。さらに、本実施例では、輸送時における画像形成装置10の破損防止も兼ねるものである。
図5は、ストッパー部を有する冷却機構70を示す断面図である。図5に示すように、上ダクト32、下ダクト33、ファンホルダ31、右側板18によって、輸送時に梱包された画像形成装置10の落下時の破損防止も兼ねるものである。
万一、画像形成装置10の上面部を下方向に落下し、不図視の梱包材を介して上外装50に衝撃を受けた場合を想定する。この場合には、上外装50に設けられるストッパー部50aは、ファンホルダ31に設けられた上側のストッパー部31a、さらにファンホルダ31の下側に設けられたストッパー部31bを介して、右側板18の曲げ部18aで衝撃を受ける。右側板18は板金部材であり、その曲げ部18aは強度があり、衝撃を強度のある曲げ部18aで受けることで、落下時の画像形成装置10の破損を防止する。
なお、ストッパー部50aは上外装50に形成されるリブ形状の部位であり、ストッパー部31aはファンホルダ31の上面に形成されるリブ形状の部位であり、ストッパー部31bはファンホルダ31に形成されるリブ形状の部位である。
また、画像形成装置10の右側を下方向に落下した場合、下ダクト33のストッパー部33kによって右側板18の曲げ部18aで衝撃を受けるものである。上述したように、強度のある曲げ部18aで衝撃を受ける事で、落下時の画像形成装置10の破損を防止する。
図6(a)は、実施例2に係る2つのファン35、38が設けられる画像形成装置100の側面図である。図6(b)は、図6(a)のファン35、38の部分周辺の断面図である。本実施例では、『ファン』は、間隔をおいて『第1送風手段』としての第1ファン35と『第2送風手段』としての第2ファン38を有する。第1ファン35は第1ファンホルダ36に保持され、第1ファンホルダ36は不図示のビスによって右側板18に固定されるものである。第2ファン38は第2ファンホルダ39に保持され、第2ファンホルダ39は不図示のビスによって右側板18に固定されるものである。
第1ファン35と第2ファン38との間に、誘導部37が配置される。すなわち、第1ファン35の下方と第2ファン38の上方との間に、誘導部37が配置される。
第1ファン35は実施例1同様、画像形成ユニットa、b、c、dを冷却し、第2ファン38は電源ユニット60を冷却するものである。外装部43に設けられたルーバー42は第1ファン35の上部から第2ファン38の下部まで設けられるものである。また、ルーバー42は、後述するように、誘導部37外側の外気を第1ファン35及び第2ファン38へと誘導するものなので、図6(a)に示すように、縦方向に伸びるルーバー形状である。
図6(c)に示すように、誘導部37は、第1ファン35の側の第1傾斜面37aと、第2ファン38の側の第2傾斜面37bと、を有する。第1傾斜面37aは、ルーバー42から第1ファン35の方に向かって傾斜する。第2傾斜面37bは、ルーバー42から第2ファン38の方に向かって傾斜する。
第1傾斜面37aは、ルーバー42側の『第1端部』としての外端部37a1と、第1ファン35側の『第2端部』としての内端部37a2と、を有する。外端部37a1は、第1ファン35よりも外側(ルーバー42側)すなわちファン35の送風方向Jの上流端60aよりも送風方向Jの上流に配置される。また、外端部37a1は、外装部43の内側近傍(ルーバー42の内側近傍)かつ、非重なり部42bの頂点近傍に配置される。
内端部37a2は、第1ファン35や第2ファン38の送風方向Jの上流端60aよりも送風方向Jの下流に配置され、第1ファン35や第2ファン38の送風方向Jの下流端60bよりも送風方向Jの上流に配置される。内端部37a2は、第1ファンホルダ36の下面近傍に配置され、かつ、第1ファンホルダ36の下面の外端部36a1と内端部36a2の間に配置される。つまり、第1ファンホルダ36下面の外端部36a1は第1傾斜面37aの内端部37a2よりも外装部43側へと出っ張るものである。
また、第1ファン35と誘導部37との間には、空気の送風方向Jに延びるフレーム(第1ファンホルダ36のフレームで穴は開いていない)が配置される。フレームの空気の送風方向Jの『上流端部』としての外端部36a1は、内端部37a2よりもルーバー42側に出っ張っている。
第2傾斜面37bは、ルーバー42側の『第1端部』としての外端部37b1と、第2ファン38側の『第2端部』としての内端部37b2と、を有する。外端部37b1は、第2ファン38よりも外側(ルーバー42側)すなわちファン38の送風方向Jの上流端60aよりも送風方向Jの上流に配置される。また、外端部37b1は、外装部43の内側近傍(ルーバー42の内側近傍)かつ、非重なり部43bの頂点近傍に配置される。
内端部37b2は、第1ファン35や第2ファン38の送風方向Jの上流端60aよりも送風方向Jの下流に配置され、第1ファン35や第2ファン38の送風方向Jの下流端60bよりも送風方向Jの上流に配置される。内端部37b2は、第2ファンホルダ39の上面近傍に配置され、かつ、第2ファンホルダ39の上面の外端部39a1と内端部39a2の間に配置される。つまり、第2ファンホルダ39上面の外端部39a1は第2傾斜面37bの内端部37b2よりも外装部43側へと出っ張るものである。
また、第2ファン38と誘導部37との間には、空気の送風方向Jに延びるフレーム(第2ファンホルダ39のフレームで穴は開いていない)が配置される。フレームの空気の送風方向Jの『上流端部』としての外端部39a1は、内端部37b2よりもルーバー42側に出っ張っている。
上述した構成とする事で、乱流を防止し、より多くの外気を効率良く取り入れる事が可能となり、画像形成装置内部を確実に冷却する事が可能となるものである。
本実施例では誘導部37を配置したが、これに限るものではなく、例えば、第1ファンホルダ36と第1傾斜面37aを一体とし、第2ファンホルダ39と第2傾斜面37bを一体としても良い。または、誘導部37を第1ファンホルダ36又は第2ファンホルダ39と一体として構成しても良い。
実施例1又は実施例2の構成によれば、従来よりも冷却効率が良く、かつ、乱流の発生が抑制される。
30ファン(送風手段)
34誘導部
34a傾斜面
41ルーバー(吸気口)
70冷却機構

Claims (8)

  1. 空気を吸気する吸気口と、
    前記吸気口から吸気された空気を送風する送風手段と、
    前記吸気口から前記送風手段へと接近する傾斜面を有し、前記吸気口から吸気される空気の一部が前記吸気口、前記傾斜面、前記送風手段の順に誘導される誘導部と、
    前記送風手段と前記誘導部との間に配置され、空気の送風方向に延びるフレームと、
    を備え、
    前記傾斜面は、前記吸気口側の第1端部と、前記送風手段側の第2端部と、を有し、
    前記送風手段と前記傾斜面は、前記吸気口に対して前記送風手段の送風方向で対向し、
    前記第2端部は、前記送風手段の送風方向の上流端よりも送風方向の下流に配置され、前記フレームの前記空気の送風方向の上流端部は、前記第2端部よりも前記吸気口側に出っ張っていることを特徴とする冷却機構。
  2. 前記第1端部は、前記送風手段の送風方向の上流端よりも送風方向の上流に配置されることを特徴とする請求項1に記載の冷却機構。
  3. 前記第2端部は、前記送風手段の送風方向の下流端よりも送風方向の上流に配置されることを特徴とする請求項2に記載の冷却機構。
  4. 前記送風手段は、間隔をおいて第1送風手段と第2送風手段を有し、
    前記第1送風手段と前記第2送風手段との間に、前記誘導部が配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の冷却機構。
  5. 前記誘導部は、前記第1送風手段の側の第1傾斜面と、前記第2送風手段の側の第2傾斜面と、を有し、
    前記第1傾斜面は、前記吸気口から前記第1送風手段の方に向かって傾斜し、
    前記第2傾斜面は、前記吸気口から前記第2送風手段の方に向かって傾斜することを特徴とする請求項4に記載の冷却機構。
  6. 画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部を冷却するための冷却機構とを備える画像形成装置において、
    前記冷却機構は、
    空気を吸気する吸気口と、
    前記吸気口から吸気された空気を送風する送風手段と、
    前記吸気口から前記送風手段へと接近する傾斜面を有し、前記吸気口から吸気される空気の一部が前記吸気口、前記傾斜面、前記送風手段の順に誘導される誘導部と、
    前記送風手段と前記誘導部との間に配置され、空気の送風方向に延びるフレームと、
    を備え、
    前記傾斜面は、前記吸気口側の第1端部と、前記送風手段側の第2端部と、を有し、
    前記送風手段と前記傾斜面は、前記吸気口に対して前記送風手段の送風方向で対向し、
    前記第2端部は、前記送風手段の送風方向の上流端よりも送風方向の下流に配置され、前記フレームの前記空気の送風方向の上流端部は、前記第2端部よりも前記吸気口側に出っ張っていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記第1端部は、前記送風手段の送風方向の上流端よりも送風方向の上流に配置されることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2端部は、前記送風手段の送風方向の下流端よりも送風方向の上流に配置されることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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