JP6057209B2 - 発電システムおよび発電システムの運転方法 - Google Patents

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Description

本発明は、発電システムに関する。より詳しくは、燃料電池と蓄電器とを備える発電システムに関する。
燃料電池は小型でも高い発電効率を実現できるという特徴があり、例えば、分散型の発電システムの発電部として用いることができる。ただし燃料電池は、急激な負荷変化に追従することが比較的困難であるという課題がある。
特許文献1は、起電部と、燃料収容部と、燃料収容部に収容された燃料を起電部に供給する燃料供給手段とを備えた燃料電池と、燃料電池の出力により充電可能な蓄電素子と、燃料電池および蓄電素子の動作を制御する制御部と、を備え、制御手段は、燃料電池の稼動時刻および稼動時間、又は、停止時間を設定可能なタイマと、燃料電池を停止するように設定された時間において起電部への燃料供給を停止あるいは抑制する手段を有する電源システムを開示する。
特開2010−86679号公報
本発明は、燃料電池と蓄電器とを備える発電システムにおいて、電力供給の安定性を従来よりも向上することを目的の一つとする。
本発明による発電システムの一態様(aspect)は、電力を蓄電すると共に該蓄電された電力を外部負荷へと供給する蓄電器と、燃料を用いて発電して電力を前記外部負荷および前記蓄電器へと供給する燃料電池と、前記蓄電器のためることのできる電力量の総量である蓄電容量を検出する蓄電容量検出器と、前記蓄電容量検出器が検出した前記蓄電器の蓄電容量が予め設定された第1閾値を下回ると前記燃料電池の発電量を増加させるように構成された制御器と、を備える。
本発明による発電システムの運転方法の一態様は、燃料電池により、燃料を用いて発電して電力を外部負荷および蓄電器へと供給し、前記蓄電器により、前記燃料電池から供給される電力を蓄電すると共に該蓄電された電力を前記外部負荷へと供給し、前記蓄電器のためることのできる電力量の総量である蓄電容量を検出し、前記検出された前記蓄電器の蓄電容量が予め設定された第1閾値を下回ると前記燃料電池の発電量を増加させる。
本発明の一態様によれば、燃料電池と蓄電器とを備える発電システムにおいて、電力供給の安定性を従来よりも向上することができるという効果を奏する。
図1は、第1実施形態にかかる発電システムの概略構成の一例を示すブロック図である。 図2は、第1実施形態にかかる発電システムの運転方法の一例を示すフローチャートである。 図3は、第1実施形態の第1変形例にかかる発電システムの運転方法の一例を示すフローチャートである。 図4は、第1実施形態の第2変形例にかかる発電システムの運転方法の一例を示すフローチャートである。 図5は、第2実施形態にかかる発電システムの概略構成の一例を示すブロック図である。 図6は、第2実施形態にかかる発電システムの運転方法の一例を示すフローチャートである。
燃料電池と蓄電器とを備える発電システムにおいて、電力供給の安定性を従来より向上すべく、鋭意検討が加えられた。その結果、以下の知見が得られた。
燃料電池と蓄電器とを備える発電システムは、急激な負荷の変動が発生した際、特に負荷が急増した際、において、燃料電池の出力変化が間に合わない場合および燃料電池の出力を変化させない場合でも、不足する電力を蓄電器から負荷へと供給することで、安定した電力供給を実現できる。すなわち、蓄電器がバッファのような機能を果たすことで、安定した電力供給が可能となる。
しかしながら、蓄電器の蓄電容量(充電容量)が低下する場合(故障等により蓄電が全く不能となる場合を含む、以下同様)がある。具体的には例えば、蓄電器として用いられる二次電池は、充放電を繰り返すと蓄電容量(充電容量)が低下する。蓄電容量(充電容量)が低下するだけでなく、二次電池自体に充電できなくなる等の事象が起こる場合もある。
蓄電容量(充電容量)とは、そもそも蓄電器にためることのできる電力量(electric power amount)の総量のことを意味する。
蓄電器にかかる不具合が生じると、発電システムが負荷変動(外部負荷における電力需要の変動、以下同様)に対応する能力が低下する。その結果、電力供給の安定性が低下する。
かかる状況でも、燃料電池の発電量を増加させることで、電力供給の安定性を向上させることができる。例えば、蓄電器の蓄電容量が低下した分だけ、燃料電池の発電量を増加させておけば、負荷変動が生じても、電力の供給不足発生を防止できる。
以下、実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。なお、各図に示されている、各構成物の形状、大きさ、及び、位置関係は、あくまで例であって、それらは図示された態様に限定されるものではない。
(第1実施形態)
第1実施形態の発電システムは、電力を蓄電すると共に該蓄電された電力を外部負荷へと供給する蓄電器と、燃料を用いて発電して電力を外部負荷および蓄電器へと供給する燃料電池と、蓄電器の蓄電容量を検出する蓄電容量検出器と、蓄電容量検出器が検出した蓄電器の蓄電容量が予め設定された第1閾値を下回ると燃料電池の発電量を増加させるように構成された制御器と、を備える。
かかる構成では、燃料電池と蓄電器とを備える発電システムにおいて、電力供給の安定性を従来よりも向上することができる。
第1実施形態の発電システムの運転方法は、燃料電池により、燃料を用いて発電して電力を外部負荷および蓄電器へと供給し、蓄電器により、燃料電池から供給される電力を蓄電すると共に該蓄電された電力を外部負荷へと供給し、蓄電器の蓄電容量を検出し、検出された蓄電器の蓄電容量が予め設定された第1閾値を下回ると燃料電池の発電量を増加させる。
かかる構成では、燃料電池と蓄電器とを備える発電システムにおいて、電力供給の安定性を従来よりも向上することができる。
[装置構成]
図1は、第1実施形態にかかる発電システムの概略構成の一例を示すブロック図である。
図1に示す例では、第1実施形態の発電システム100は、蓄電器10と、燃料電池12と、蓄電容量検出器14と、制御器20と、を備える。
蓄電器10は、電力を蓄電すると共に該蓄電された電力を外部負荷50へと供給する。蓄電器10は、具体的には例えば、キャパシタおよび二次電池等としうる。
燃料電池12は、燃料を用いて発電して電力を外部負荷50および蓄電器10へと供給する。燃料電池12は、例えば、改質器で生成された水素含有ガスを用いて発電してもよい。燃料電池としては、いずれの種類であっても良く、高分子電解質形燃料電池、固体酸化物形燃料電池、及び燐酸形燃料電池等が例示される。なお、燃料電池が、固体酸化物形燃料電池の場合は、改質器と燃料電池とが1つの容器内に内蔵されるよう構成されてもよい。固体酸化物型燃料電池は、一般的に高温で動作し、負荷変動時の温度追従性を考慮すると低負荷ほど熱損失が大きくなるので、燃料電池での発電量の変化幅を最小限にすることで、高い発電安定性を得ることができる。本実施形態では、かかる固体酸化物型燃料電池を用いた発電システムであっても、電力供給の安定性を従来よりも向上することができる。
燃料は、燃料供給器(図示せず)により燃料電池12へと供給されてもよい。空気は、空気供給器(図示せず)により燃料電池12へと供給されてもよい。
蓄電容量検出器14は、蓄電器10の蓄電容量を検出する。蓄電容量検出器14は、例えば、蓄電器10の出力電圧を検出し、その結果を用いて蓄電器10の蓄電量および蓄電容量を検出するものであってもよい。蓄電容量検出器14は、具体的には例えば、特開2009−41998(P2009−41998A)の方法を用いることができる。蓄電容量とは、蓄電器10が蓄えられる電力量の上限値である。蓄電器10は、外部負荷50の電力需要に対して燃料電池12の発電量が不足すると、不足分の少なくとも一部(例えば、全部)の電力を外部負荷50へと供給する。蓄電容量が低下すると、発電システムが負荷変動に対応する能力が低下する。
蓄電容量の単位は例えばAh(A:アンペア、h:時間)とすることができる。蓄電器10の蓄電量は、現実に蓄電器10が蓄えている電力量である。蓄電器10が外部負荷50へ電力を供給する等により放電するにつれて蓄電量は減少するが、蓄電容量は使用条件により変化する。蓄電器10が燃料電池12から電力を供給される等により充電されるにつれて蓄電量は増加するが、蓄電容量は使用条件により変化する。ここで、蓄電容量が使用条件により変化するとは、充電放電回数の増加、および充電深度条件等に応じて、蓄電器そのものの劣化が時間の経過と共に進行し、ためられる電力量が少なくなることを意味する。
蓄電容量検出器14による蓄電容量の検出は、例えば、以下の方法により実現することができる。すなわち、放電カーブに基づいて蓄電容量を推定する方法、内部抵抗に基づいて蓄電容量を推定する方法、充電完了後に開回路として所定時間後に蓄電器の開回路電圧を測定する方法等、公知の種々の方法が適用可能である。一例としては、特開2009−41998(P2009−41998A)の方法を採用することができる。
制御器20は、蓄電容量検出器14が検出した蓄電器10の蓄電容量が予め設定された第1閾値を下回ると燃料電池12の発電量を増加させる。第1閾値は、具体的には例えば、通常時における燃料電池12の発電量と外部負荷50における最大電力需要との差に、所定の時間を掛けた値として設定することができる。
「燃料電池の発電量を増加させる」とは、蓄電器10の蓄電容量が予め設定された第1閾値を下回っていない状態、すなわち通常時、における燃料電池の発電量よりも、燃料電池の発電量を大きくすることをいう。具体的には例えば、通常時に燃料電池が一定の出力(第1発電量)で運転されている場合に、燃料電池の出力を、当該一定の出力よりも所定の割合だけ大きくする(第2発電量とする)こととしうる。あるいは例えば、通常時に燃料電池の出力が特定のパラメータに基づいて決定される場合に、当該特定のパラメータの値が等しい状況において、当該決定された出力よりも所定の値だけ大きい出力とすることができる。
制御器20は、制御機能を有するものであればよく、演算処理部(図示せず)と、制御プログラムを記憶する記憶部(図示せず)とを備える。演算処理部としては、MPU、CPUが例示される。記憶部としては、メモリーが例示される。制御器は、集中制御を行う単独の制御器で構成されていてもよく、互いに協働して分散制御を行う複数の制御器で構成されていてもよい。
集電器(図示せず)が、蓄電器10と燃料電池12とから出力される電力を集電して外部負荷50へと供給してもよい。このとき、集電気が外部負荷50の電力消費情報を取得してもよい。制御器20は、外部負荷50の電力消費情報を集電器から受け取り、該電力消費情報を用いて、蓄電器10および燃料電池12の電力出力動作を制御してもよい。
外部負荷50は、例えば、携帯電話基地局の通信システム等とすることができる。携帯電話基地局の通信システムでは、負荷(電力需要)が急激に変動しやすく、これに対応できる安定した電力供給が必要とされるという特徴を有する。
[動作]
通常運転時は、燃料電池12により、燃料を用いて発電して電力を外部負荷50および蓄電器10へと供給する。蓄電器10により、燃料電池12から供給される電力を蓄電すると共に該蓄電された電力を外部負荷50へと供給する。
より具体的には例えば、燃料が燃料電池12に供給され、燃料電池12の発電量が第1発電量となるように発電が行なわれる。燃料電池12が出力した電力は、集電器(図示せず)を通じて外部負荷50へと供給される。外部負荷50で消費されなかった電力は、蓄電器10に蓄電される。外部負荷50への電力供給量(外部負荷50の電力需要)が増加し、燃料電池12の発電量では不足する場合には、蓄電器10から集電器を通じて外部負荷50へと電力が供給される。
さらに具体的には例えば、第1発電量は、外部負荷50で消費される電力の平均値、燃料電池12の発電能力、および蓄電器10の蓄電および放電時の電力損失等に基づき、燃料電池12での発電効率を高くするように最適化されるように設定することができる。なお、燃料電池12、蓄電器10の動作は、制御器20で制御しうるが、通常動作時は、一般的な燃料電池と蓄電器とを備える発電システムと同様の動作なので、詳細な説明を省略する。
以下、本実施形態における蓄電器10の蓄電容量が低下した場合の運転方法について説明する。
図2は、第1実施形態にかかる発電システムの運転方法の一例を示すフローチャートである。図2に示す動作は、制御器20の制御により実行されうる(以下、変形例および他の実施形態等においても同様である)。
まず、蓄電容量検出器14を介して、蓄電器10の蓄電容量が検出される(ステップS101)。
その後、ステップS101で検出された蓄電容量が、第1閾値を下回っているか否かの判定が行われる(ステップS102)。ステップS102の判定結果がNOの場合は、発電システム100の運転が継続される(エンド)。
ステップS102の判定結果がYESの場合は、燃料電池12の発電量を増加させる(ステップS103)。その後、発電システム100の運転が継続される(エンド)。
図2の動作が繰り返し実行され、ステップS102の判定結果がNOの場合は、燃料電池12の発電量が通常運転時の量まで減少されてもよい。かかる構成では、蓄電器10の修理および交換等があった場合でも、簡便に通常運転へと移行できる。
本実施形態の発電システムでは、蓄電器10の蓄電容量が低下して、負荷変動に対応する能力が低下した場合に、燃料電池12の発電量が増加される。負荷変動が発生しても、電力不足が発生しにくくなり、負荷変動に対応する能力を従来よりも向上することができる。
蓄電器10の蓄電容量が低下している場合、外部負荷50での電力消費量が大きくなると、燃料電池12と蓄電器10からの電力供給量では不足する状況が発生する。そこで第1実施形態の発電システム100では、第1閾値となる蓄電器10の蓄電容量の低下を検出して、例えば、第1発電量よりも大きな第2発電量となるように、燃料電池12での発電量を増加させる。その結果、外部負荷50への電力供給が急激に変化した場合に、燃料電池12で急激な負荷変化に追従させなくても、電力不足が発生する可能性を低減することができる。
なお、例えば第2発電量は、外部負荷50で消費される電力の平均値、燃料電池12の発電能力、および蓄電容量の低下した蓄電器10の蓄電および放電時の電力損失等に基づき、燃料電池12で効率的な発電量となるように設定することができる。また、第1閾値は、燃料電池12で効率的な発電量となるように設定される第2発電量、および蓄電器10の蓄電容量も合わせて、発電システムから外部負荷50へ電力が供給できる範囲で設定すればよい。この時、蓄電器10で使用する二次電池等の蓄電容量変化特性を考慮して設定すると、効率的な発電量にすることができる。
[第1変形例]
第1実施形態の第1変形例にかかる発電システムは、第1実施形態の発電システムであって、制御器は、蓄電容量検出器が検出した蓄電器の蓄電容量が予め設定された第1閾値を下回ると燃料電池から蓄電器への電力供給を停止するように構成されている。
第1実施形態の第1変形例にかかる発電システムの運転方法は、第1実施形態の発電システムの運転方法であって、検出された蓄電器の蓄電容量が予め設定された第1閾値を下回ると燃料電池から蓄電器への電力供給を停止する。
上記構成において、第1閾値は、蓄電器10で蓄電および放電できないと判断される蓄電容量をもとに設定してもよい。あるいは、第1閾値は、蓄電器10が発電システムの負荷変動に対応する能力向上に役立たないと判断される程度の蓄電容量とすることができる。
第1実施形態の第1変形例にかかる発電システムは、第1実施形態の発電システムであって、制御器は、蓄電容量検出器が検出した蓄電器の蓄電容量が第1閾値より小さい予め設定された第2閾値を下回ると燃料電池から蓄電器への電力供給を停止するように構成されていてもよい。
第1実施形態の第1変形例にかかる発電システムの運転方法は、第1実施形態の発電システムの運転方法であって、検出された蓄電器の蓄電容量が第1閾値より小さい予め設定された第2閾値を下回ると燃料電池から蓄電器への電力供給を停止してもよい。
上記構成において、第2閾値は、蓄電器10で蓄電および放電できないと判断される蓄電容量をもとに設定してもよい。あるいは、第2閾値は、蓄電器10が発電システムの負荷変動に対応する能力向上に役立たないと判断される程度の蓄電容量とすることができる。
第1変形例の発電システムの装置構成は、上記以外は、図1と同様とすることができる。よって、共通する構成要素については同一の符号および名称を付して、詳細な説明を省略する。
図3は、第1実施形態の第1変形例にかかる発電システムの運転方法の一例を示すフローチャートである。以下、図3を参照しつつ、第1実施形態の第1変形例にかかる発電システムの運転方法を説明する。
まず、蓄電容量検出器14を介して、蓄電器10の蓄電容量が検出される(ステップS201)。
その後、ステップS201で検出された蓄電容量が、第1閾値を下回っているか否かの判定が行われる(ステップS202)。ステップS202の判定結果がNOの場合は、発電システムの運転が継続される(エンド)。
ステップS202の判定結果がYESの場合は、燃料電池12の発電量を増加させる(ステップS203)。その後、燃料電池12から蓄電器10への電力供給が停止され(ステップS204)、発電システムの運転が継続される(エンド)。
ステップS203とステップS204との間に、ステップS201で検出された蓄電容量が、第1閾値よりも小さい第2閾値を下回っているか否かの判定が行われ、該判定の結果がYESの場合にのみステップS204が実行されてもよい。
以上の点を除けば、第1変形例にかかる発電システムの運転方法は、第1実施形態と同様とすることができる。
第1実施形態の第1変形例にかかる発電システムは、例えば、蓄電器10が故障して、蓄電が実質的に不可能になった場合に、燃料電池12から蓄電器10への無駄な電力供給が停止されるため、エネルギー効率が向上する。
第1変形例においても、第1実施形態と同様の変形が可能である。
[第2変形例]
第1実施形態の第2変形例にかかる発電システムは、第1実施形態の発電システムであって、制御器は、蓄電容量検出器が検出した蓄電器の蓄電容量が予め設定された第1閾値を下回ると、燃料電池の発電量が予め設定された第3閾値を上回らないように燃料電池の発電量を制御すべく構成されている。
第1実施形態の第2変形例にかかる発電システムの運転方法は、第1実施形態の発電システムの運転方法であって、検出された蓄電器の蓄電容量が予め設定された第1閾値を下回ると、燃料電池の発電量が予め設定された第3閾値を上回らないように燃料電池の発電量を制御する。
「燃料電池の発電量が予め設定された第3閾値を上回らないように燃料電池の発電量を制御する」とは、第3閾値に対応する発電量を超える電力需要を外部負荷50が発生させることのないように、外部負荷50へ指令を送ること等を含みうる。
第3閾値は、外部負荷の電力需要が増加した場合に、燃料電池に過度の負担が加わる可能性が低減されるように、適宜に設定されうる。具体的には、発電システムが安定的に供給できる電力の上限とすることができる。
第2変形例の発電システムの装置構成は、上記以外は、図1と同様とすることができる。よって、共通する構成要素については同一の符号および名称を付して、詳細な説明を省略する。
図4は、第1実施形態の第2変形例にかかる発電システムの運転方法の一例を示すフローチャートである。以下、図4を参照しつつ、第1実施形態の第2変形例にかかる発電システムの運転方法を説明する。
まず、蓄電容量検出器14を介して、蓄電器10の蓄電容量が検出される(ステップS301)。
その後、ステップS301で検出された蓄電容量が、第1閾値を下回っているか否かの判定が行われる(ステップS302)。ステップS302の判定結果がNOの場合は、発電システムの運転が継続される(エンド)。
ステップS302の判定結果がYESの場合は、燃料電池12の発電量を増加させる(ステップS303)。その後、制御器20は、燃料電池12の発電量が予め設定された第3閾値を上回らないように燃料電池12の発電量を制御し(ステップS304)、発電システムの運転が継続される(エンド)。
以上の点を除けば、第2変形例にかかる発電システムの運転方法は、第1実施形態と同様とすることができる。
第1実施形態の第2変形例にかかる発電システムは、例えば、外部負荷の電力需要が増加した場合に、燃料電池に過度の負担が加わる可能性が低減される。よって、例えば、燃料電池の寿命を向上できる。
第1変形例と第2変形例とを組み合わせてもよい。第2変形例においても、第1実施形態と同様の変形が可能である。
(第2実施形態)
第2実施形態の発電システムは、第1実施形態の発電システムであって、さらに、電力消費器を備え、制御器は、燃料電池が外部負荷へと供給する電力よりも燃料電池の発電する電力の方が大きい場合に、余剰分の電力を電力消費器で消費させるように構成されている。
第2実施形態にかかる発電システムの運転方法は、第1実施形態の発電システムの運転方法であって、燃料電池が外部負荷へと供給する電力よりも燃料電池の発電する電力の方が大きい場合に、余剰分の電力を電力消費器で消費させる。
[装置構成]
図5は、第2実施形態にかかる発電システムの概略構成の一例を示すブロック図である。
図5に示す例では、第2実施形態の発電システム200は、蓄電器10と、燃料電池12と、蓄電容量検出器14と、制御器20と、電力消費器16と、を備える。
電力消費器16は、例えば、電熱ヒータ、電力消費抵抗負荷(電力を半導体で熱に変換して消費するための電気抵抗)等とすることができる。
制御器20は、燃料電池12が外部負荷50へと供給する電力よりも燃料電池12の発電する電力の方が大きい場合に、余剰分の電力を電力消費器16で消費させる。
第2変形例の発電システムの装置構成は、上記以外は、図1と同様とすることができる。よって、図5と図1とで共通する構成要素については同一の符号および名称を付して、詳細な説明を省略する。
図6は、第2実施形態にかかる発電システムの運転方法の一例を示すフローチャートである。以下、図6を参照しつつ、第2実施形態にかかる発電システムの運転方法を説明する。
まず、蓄電容量検出器14を介して、蓄電器10の蓄電容量が検出される(ステップS401)。
その後、ステップS401で検出された蓄電容量が、第1閾値を下回っているか否かの判定が行われる(ステップS402)。ステップS402の判定結果がNOの場合は、後述するステップS404が実行される。
ステップS402の判定結果がYESの場合は、燃料電池12の発電量を増加させる(ステップS403)。その後、制御器20は、燃料電池12の発電量が外部負荷50への電力供給量、すなわち外部負荷50の電力需要、より大きいか否かを判定する(ステップS404)。ステップS404の判定結果がNOの場合は、発電システムの運転が継続される(エンド)。
ステップS404の判定結果がYESの場合は、余剰分の電力を電力消費器16で消費させながら(ステップS405)、発電システムの運転が継続される(エンド)。
以上の点を除けば、第2実施形態にかかる発電システムの運転方法は、第1実施形態と同様とすることができる。
例えば、第1発電量よりも大きな第2発電量で燃料電池が運転されると、外部負荷50での電力消費量が少ない場合等、余剰電力が発生する場合がある。蓄電器10での蓄電容量が少なくなっており(蓄電器10での蓄電が実質的に不可能になっている場合を含む)、蓄電器10に蓄電することもできなくなる場合がある。本実施形態に示す発電システム200のように、電力消費器16を設け、余剰電力を電力消費器16で消費させる構成としてもよい。その結果、燃料電池12の発電動作を急激に変化させる必要がなくなるので、発電システムとして安定した運転が実現できる。
第2実施形態と、第1実施形態の第1変形例および第2変形例とは、任意に組み合わせることができる。第2実施形態においても、第1実施形態と同様の変形が可能である。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明の一態様は、燃料電池と蓄電器とを備える発電システムにおいて、電力供給の安定性を従来よりも向上することができる発電システムとして有用である。
10 蓄電器
12 燃料電池
14 蓄電容量検出器
16 電力消費器
20 制御器
50 外部負荷
100 発電システム
200 発電システム

Claims (10)

  1. 電力を蓄電すると共に該蓄電された電力を外部負荷へと供給する蓄電器と、
    燃料を用いて発電して電力を前記外部負荷および前記蓄電器へと供給する燃料電池と、
    前記蓄電器のためることのできる電力量の総量である蓄電容量を検出する蓄電容量検出器と、
    前記蓄電容量検出器が検出した前記蓄電器の蓄電容量が予め設定された第1閾値を下回ると前記燃料電池の発電量を増加させるように構成された制御器と、
    を備えた発電システム。
  2. 前記制御器は、前記蓄電容量検出器が検出した前記蓄電器の蓄電容量が予め設定された第1閾値を下回ると前記燃料電池から前記蓄電器への電力供給を停止するように構成されている、
    請求項1に記載の発電システム。
  3. 前記制御器は、前記蓄電容量検出器が検出した前記蓄電器の蓄電容量が前記第1閾値より小さい予め設定された第2閾値を下回ると前記燃料電池から前記蓄電器への電力供給を停止するように構成されている、
    請求項1に記載の発電システム。
  4. 前記制御器は、
    前記蓄電容量検出器が検出した前記蓄電器の蓄電容量が予め設定された第1閾値を下回ると、前記燃料電池の発電量が予め設定された第3閾値を上回らないように前記燃料電池の発電量を制御すべく構成されている、
    請求項1ないし3のいずれかに記載の発電システム。
  5. さらに、電力消費器を備え、
    前記制御器は、前記燃料電池が前記外部負荷へと供給する電力よりも前記燃料電池の発電する電力の方が大きい場合に、余剰分の電力を前記電力消費器で消費させるように構成されている、
    請求項1ないし4のいずれかに記載の発電システム。
  6. 燃料電池により、燃料を用いて発電して電力を外部負荷および蓄電器へと供給し、
    前記蓄電器により、前記燃料電池から供給される電力を蓄電すると共に該蓄電された電力を前記外部負荷へと供給し、
    前記蓄電器のためることのできる電力量の総量である蓄電容量を検出し、
    前記検出された前記蓄電器の蓄電容量が予め設定された第1閾値を下回ると前記燃料電池の発電量を増加させる、発電システムの運転方法。
  7. 前記検出された前記蓄電器の蓄電容量が予め設定された第1閾値を下回ると前記燃料電池から前記蓄電器への電力供給を停止する、
    請求項6に記載の発電システムの運転方法。
  8. 前記検出された前記蓄電器の蓄電容量が前記第1閾値より小さい予め設定された第2閾値を下回ると前記燃料電池から前記蓄電器への電力供給を停止する、
    請求項6に記載の発電システムの運転方法。
  9. 前記検出された前記蓄電器の蓄電容量が予め設定された第1閾値を下回ると、前記燃料電池の発電量が予め設定された第3閾値を上回らないように前記燃料電池の発電量を制御する、
    請求項6ないし8のいずれかに記載の発電システムの運転方法。
  10. 前記燃料電池が前記外部負荷へと供給する電力よりも前記燃料電池の発電する電力の方が大きい場合に、余剰分の電力を電力消費器で消費させる、
    請求項6ないし9のいずれかに記載の発電システムの運転方法。
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