JP6054826B2 - Game machine - Google Patents
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Description
本発明は、可動体により演出を行う遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine that produces effects using a movable body.
例えば、可動体は遊技盤に設けられる。遊技盤は遊技球が流下する遊技領域を有する。最近の遊技機においては、可動体を複数設けているのが主流であり、複数の可動体により各種演出を行うよう構成されている。 For example, the movable body is provided on the game board. The game board has a game area where game balls flow down. In recent gaming machines, it is the mainstream to provide a plurality of movable bodies, and various effects are provided by the plurality of movable bodies.
例えば、3つの可動体が遊技盤に設けられ、3つの可動体のうちの一つが移動された後、その可動体の移動により空いた所に、他の可動体が移動されるように構成された従来の技術がある(例えば、特許文献1)。 For example, three movable bodies are provided on the game board, and after one of the three movable bodies is moved, another movable body is moved to a place that is vacated by the movement of the movable body. There is a conventional technique (for example, Patent Document 1).
しかしながら、従来の技術では、一つの可動体が移動により空いた所に、他の可動体が移動されるため、可動体の移動が順番に行われ、一度に移動されるものでないため、遊技者の意識を十分に昂揚させるような演出にならず、遊技の興趣をさらに高めることができないという問題点があった。 However, in the conventional technology, the other movable body is moved to the place where one movable body is vacated by the movement, so the movable bodies are moved in order and are not moved at a time. There was a problem that it was not possible to enhance the consciousness of the game, and the entertainment of the game could not be further enhanced.
本発明は、遊技の興趣をさらに高めることが可能な遊技機を提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the gaming machine which can raise the interest of a game further.
かかる目的を達成するための本発明の請求項1に係る遊技機は、複数のパーツで構成され、隣接するパーツ同士が近接位置あるいは分離位置に移動する第1可動部と、パーツ同士が近接した場合、近接したパーツ同士の後方位置に後退し、パーツ同士が分離した場合、分離したパーツ同士の隙間である前方位置に進出する第2可動部と、ベースと、ベースに回動可能に支持され、パーツ同士の一方が固定されたメインリンクと、ベースに回動可能に支持され、パーツ同士の他方が固定されたサブリンクと、を備える。遊技機は、パーツ同士の間に隙間を生じさせるようにメインリンクを介して一方のパーツが回動されるとともに、サブリンクを介して第2可動部が前方位置に進出すること、を特徴とする。
さらに、請求項2に係る遊技機は、複数のパーツで構成され、隣接するパーツ同士が近接位置あるいは分離位置に移動する第1可動部と、パーツ同士が近接した場合、近接したパーツ同士の後方位置に後退し、パーツ同士が分離した場合、分離したパーツ同士の隙間である前方位置に進出する第2可動部と、第3可動部と、第4可動部と、動力源と、第1アームと、第2アームと、を備える。遊技機は、第2可動部が第1アーム及び第2アームを回動可能に支持し、第3可動部が第1アームに固定され、第4可動部が第2アームに固定され、第1アーム、第2アームのいずれか一方が動力源の動力により回動されると、他方のアームが連動すること、を特徴とする。
To achieve this object, the gaming machine according to claim 1 of the present invention is composed of a plurality of parts, and the first movable part in which the adjacent parts move to the proximity position or the separation position and the parts are close to each other. In the case, when the parts are moved backward to the adjacent positions and separated from each other, the second movable part that advances to the front position that is the gap between the separated parts, the base, and the base are rotatably supported. , A main link in which one of the parts is fixed, and a sub link that is rotatably supported by the base and in which the other of the parts is fixed. The gaming machine is characterized in that one part is rotated via a main link so as to create a gap between parts, and the second movable part advances to a front position via a sub link. To do.
Furthermore, the gaming machine according to
本発明の請求項1に記載の遊技機は、遊技の興趣をさらに高めることを可能にする。 The gaming machine according to claim 1 of the present invention makes it possible to further enhance the interest of the game.
一実施形態に係る遊技機について各図を参照して説明する。
先ず、遊技機の基本的な構成について各図を参照して説明する。
A gaming machine according to an embodiment will be described with reference to the drawings.
First, a basic configuration of the gaming machine will be described with reference to each drawing.
[遊技機の基本構成]
以下、遊技機の基本的な構成について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「表(前)」、「裏(後)」、「内」、及び、「外」は、特に断らない限り、遊技機1を遊技者側から見た場合における各方向を示すものとする。
[Basic configuration of gaming machine]
Hereinafter, a basic configuration of the gaming machine will be described with reference to the drawings. In the following description, “upper”, “lower”, “left”, “right”, “front (front)”, “back (rear)”, “inside”, and “outer” are specifically excluded. Unless otherwise indicated, each direction when the gaming machine 1 is viewed from the player side is shown.
図1は、本実施形態の遊技機1の全体を示す模式図である。図2は、遊技機1に配される遊技盤70を示す模式図である。
FIG. 1 is a schematic diagram showing the entire gaming machine 1 of the present embodiment. FIG. 2 is a schematic diagram showing a
図1に示す遊技機1は、所謂パチンコ機である。この遊技機1には、遊技盤70が機内部に配置されている。遊技機1上には、遊技球Pを射出する打球装置20がそのハンドル部分を前面に露出させて設けられている。遊技機1は、遊技者が打球装置20のハンドルを操作することで遊技球Pを遊技盤70上に射出する。ここで遊技盤70上とは遊技盤70の盤面上をいう。そして、遊技盤70上には、入賞口76等のポケットが配されており、遊技盤70上を転動流下する遊技球Pがこの入賞口76等に入球した場合に、所定数の遊技球Pを払い出す。遊技機1は、上皿30や下皿40を備えており、遊技球Pは、この上皿30や下皿40に払い出されて貯留される。
A gaming machine 1 shown in FIG. 1 is a so-called pachinko machine. In this gaming machine 1, a
このような遊技機1は、機体の外郭をなす縦長方形状の外枠10を備えている。外枠10は、遊技ホールの島設備に取り付け固定される。外枠10の下部は、合成樹脂製の腰板ユニット11で構成されている。外枠10の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットするために縦長方形状の中枠12が開閉可能に取り付けられている。外枠10には、一方の側縁部にヒンジ機構13が設けられており、中枠12は、ヒンジ機構13に枢支されることで開閉可能となっている。
Such a gaming machine 1 includes a vertical rectangular outer frame 10 that forms an outline of the machine body. The outer frame 10 is attached and fixed to the island facility of the game hall. The lower part of the outer frame 10 is composed of a synthetic resin
中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤70を透視保護するためのガラス枠を備えた前枠14と上皿30とが、横開き状態で開閉可能に組み付けられている。この前枠14と上皿30も外枠10に設けられたヒンジ機構13で枢支されることで開閉可能となっている。中枠12の前面側において上皿30の下方には、下皿40や打球装置20のハンドルが装着されている。
On the front side of the middle frame 12, a
上皿30には、その左方側に機内部から払出される遊技球Pの上皿払出口31が設けられている。入賞等により払い出された遊技球Pは、上皿払出口31から上皿30に排出される。そして、上皿30に貯留されている遊技球Pは、機内へ取り込まれて、打球装置20によって遊技盤70に向けて発射される。上皿30の前面には、上皿球抜きボタン32が設けられている。上皿30と下皿40とは、図示しない球抜き通路で繋がっている。球抜き通路は、上皿球抜きボタン32の押下操作によって開通し、上皿30に貯留されている遊技球Pを下皿40に向けて流下させる。
The
遊技機1は、入賞、図柄変動、大当り状態、リーチ状態などの各種遊技の状態に応じた各種の演出を行う。遊技機1の前面側には、各種音声を出力して音声演出を行うスピーカ50が配置されている。スピーカ50は、前枠14や中枠12の裏面に装着されており、装着部位に対応する遊技機1の表面には図示しない放音孔が複数形成されている。各スピーカ50は、効果音等の各種音声を出力し、音声出力に基づく遊技演出を行う。また、前枠14のほぼ全周を囲むように装飾ランプ75(図2参照)が配置されている。各装飾ランプ75は、LEDランプ等の発光体を備え、遊技の状態に応じて点灯または消灯して、発光装飾に基づく遊技演出を行う。
The gaming machine 1 performs various effects according to the state of various games such as winning, symbol variation, big hit state, reach state and the like. On the front side of the gaming machine 1, a
図2に示すように、遊技盤70の前面には、外レール71と内レール72が敷設されている。外レール71と内レール72は、パチンコ遊技の主体となるほぼ円形の遊技領域74を遊技盤70上に区画形成する。内レール72は、外レール71の内側に敷設されている。外レール71と内レール72とは、遊技盤70の左下方から左上方に向かって延設されており、打球装置20から射出された遊技球Pを遊技領域74に誘導する円弧状の誘導路73を形成している。
As shown in FIG. 2, an
遊技盤70の遊技領域74には、複数の入賞口76が配されている。これらの各入賞口76は、遊技盤70から前方向に直立し、上方に開口を有するポケット形状を有する。ポケット内部には、遊技球Pを検知するセンサが配されている。遊技機1は、入賞口76に遊技球Pが入球すると、センサがこの入球を検知したことを契機として所定球数の遊技球Pが上皿30に払い出される。遊技盤70の遊技領域74の最下部には、いずれの入賞口76にも入球せずにアウト球となった遊技球Pが入球するアウト球口77が配設されている。このアウト球口77は、アウト球を回収して内部へ送出し、機外排出を行うために設けられている。
In the
遊技盤70の遊技領域74には、中央に開口を有した大型の枠体であるセンター役物100が装着されている。センター役物100には遊技球が転動し得るステージが設けられている。
In the
遊技領域74内には、始動口79が設けられている。この始動口79は、遊技盤70から前方向に直立し、上方に開口を有するポケット形状を有する。ポケット内部には、遊技球Pを検知するセンサが配されている。遊技機1は、始動口79に遊技球Pが入球すると、センサがこの入球を検知したことを契機として図柄変動ゲームを開始する。
A
センター役物100の開口には、図柄表示部78および演出装置90が配置されている。図柄表示部78および演出装置90をまとめて、「複合演出部」という場合がある。複合演出部には、複数種類の図柄を変動させて複数列の図柄からなる図柄組み合わせを導出する図柄変動ゲームなどの表示演出の画像が表示される。
In the opening of the
図柄変動ゲームにおいて複合演出部では、複数種類の飾り図柄(以下、「飾図」と称す)を複数列で変動させて各列に飾図が表示される。飾図は、複合演出部で行われる表示演出を多様化するために用いられる演出用の図柄である。 In the design variation game in the design variation game, a plurality of types of decorative designs (hereinafter referred to as “decorative diagrams”) are varied in multiple columns and the decorative diagrams are displayed in each column. The decorative drawing is a design for effect used to diversify the display effect performed in the composite effect unit.
複合演出部には、図柄変動ゲームで導出される3列の図柄毎に対応して、各列の図柄を停止表示させる3つの図柄表示位置HP1,HP2,HP3が定められている。停止表示では、複合演出部の各図柄表示位置HP1〜HP3において図柄の種類を遊技者が識別可能な状態で図柄が表示される。この停止表示には図柄が一時的に停止している一旦停止表示と、図柄が確定的に停止している確定停止表示とがある。 In the combined effect section, three symbol display positions HP1, HP2, and HP3 for stopping and displaying symbols in each column are determined corresponding to the three columns derived in the symbol variation game. In the stop display, the symbols are displayed in a state where the player can identify the type of the symbol at each symbol display position HP1 to HP3 of the composite effect section. This stop display includes a temporary stop display in which the symbol is temporarily stopped and a fixed stop display in which the symbol is definitely stopped.
そして、複合演出部では、図柄変動ゲームが開始すると図柄が変動表示されるとともに、変動の停止によって各列の図柄表示位置HP1〜HP3に1つの図柄が一旦停止表示され、その後に図柄変動ゲームが終了すると各列の図柄表示位置HP1〜HP3に1つの図柄が確定停止表示される。変動表示では、複合演出部において図柄が予め定めた表示順序にしたがって変動しながら表示される。 Then, in the combined effect section, when the symbol variation game is started, the symbols are variably displayed, and when the variation is stopped, one symbol is temporarily stopped and displayed at the symbol display positions HP1 to HP3 in each column, and then the symbol variation game is displayed. When finished, one symbol is fixedly stopped and displayed at the symbol display positions HP1 to HP3 in each column. In the fluctuating display, the symbols are displayed while fluctuating according to a predetermined display order in the composite effect unit.
図柄変動ゲームでは、各列に[1]〜[8]の8種類の数字が飾図として表示可能とされている。そして、複合演出部で図柄変動ゲームが開始すると、各列の図柄は、予め定められた表示順序で変動表示されるようになっている。 In the symbol variation game, eight types of numbers [1] to [8] can be displayed as decorative drawings in each column. When the symbol variation game is started in the composite effect section, symbols in each column are variably displayed in a predetermined display order.
複合演出部には、当該複合演出部に定められる3つの図柄表示位置HP1〜HP3を結んでなる組み合わせ有効ラインLが形成されている。なお、図2では、説明の便宜上、各図柄表示位置HP1〜HP3、及び有効ラインLを図示しているが、実機においては、これらの図柄表示位置HP1〜HP3、及び有効ラインLが目視可能な状態で表示されている必要はない。有効ラインLに停止表示された3つの図柄からなる図柄組み合わせが、大当りか否かを遊技者に認識させるための有効な図柄組み合わせとなる。 A combined effective line L formed by connecting the three symbol display positions HP1 to HP3 defined in the combined effect unit is formed in the combined effect unit. In FIG. 2, for convenience of explanation, the symbol display positions HP1 to HP3 and the effective line L are illustrated. However, in the actual machine, the symbol display positions HP1 to HP3 and the effective line L are visible. It does not have to be displayed in the state. The symbol combination consisting of the three symbols stopped and displayed on the effective line L is an effective symbol combination for allowing the player to recognize whether or not the game is a big hit.
図柄変動ゲームでは、有効ラインLに停止表示させる3列の飾図を同一の飾図として形成した図柄組み合わせを、内部抽選で大当りを決定した場合に複合演出部に確定停止表示させる飾図の大当り図柄としている。例えば、飾図による大当りの図柄組み合わせは、[111]や[777]などである。一方、有効ラインLに停止表示させる3列の飾図を同一の飾図とせずに形成した図柄組み合わせを、内部抽選ではずれを決定した場合に演出表示装置に確定停止表示させる飾図のはずれ図柄としている。3列の飾図が同一の飾図とならない場合には、3列の飾図の全てが異なる場合や、2列の飾図が同一で、かつ1列の飾図が異なる場合が含まれる。例えば、飾図のはずれ図柄組み合わせは、[123]、[115]、[767]や[889]などである。 In the symbol variation game, the big hit of the decorative figure which is displayed in the combined effect section when the big combination is determined by the internal lottery for the combination of symbols formed as the same decorative drawing of the three rows of decorative figures displayed on the active line L. Designed. For example, the jackpot symbol combination by the decorative drawing is [111], [777] or the like. On the other hand, if a combination of symbols formed without the same decorative drawing as the three rows of decorative drawings to be displayed on the active line L is not determined in the internal lottery, the decorative graphic is displayed on the effect display device when the deviation is determined. It is said. When the three rows of decorative drawings do not become the same, the case where all of the three rows of decorative drawings are different or the case where the two rows of decorative drawings are the same and the one row of decorative drawings are different is included. For example, there are [123], [115], [767], [889], etc.
さらに遊技領域74には、大入賞口80が配されている。大入賞口80は、開閉動作可能な開閉扉80aで閉じられている。開閉扉80aは、図柄変動ゲームで大当りが決定されると、予め定めた開放時間や開放回数で開動作し、遊技球Pの入球を許容する。そして、大入賞口80には、遊技球Pを検知するセンサが設けられており、遊技機1は、大入賞口80への入球を検知すると、所定球数の遊技球Pを払い出す。
Furthermore, a big winning
センター役物100は、遊技機1の前後方向に所定の厚みを有しており、遊技盤70の前面から少なくとも遊技球Pの直径以上の厚み分突出して取り付けられている。センター役物100の枠体は、枠体上部100a及び枠体下部100bを有する。枠体上部100aは、複合演出部の上方において遊技領域74を左右に横断している。枠体下部100bは、複合演出部の下方において遊技領域74を左右に横断している。センター役物100のステージ122を転動する遊技球が勢い余って、裏ユニット(後述する)側に飛び出さないように仕切壁としての役割を担う仕切板120が設けられている。仕切板120は、複合演出部の表示を妨げないように透光性を有している。
The
遊技盤70は裏ユニット(図示省略)を有している。なお、裏ユニットを含めて遊技盤70という場合がある。
The
裏ユニットは遊技盤70の背面に配設されている。裏ユニットの背面に複合演出部が取り付けられている。裏ユニットには複合演出部に対応するように開口が設けられている。
The back unit is disposed on the back of the
図2は第1の態様に可変された遊技盤70の正面図、図3は第2の態様に可変された遊技盤70の正面図、図4は、第3の態様に可変された遊技盤70の正面図、図5は、第4の態様に可変された遊技盤70の正面図、図6は、第1の態様から第4の態様における各部材の動き、位置を一覧に示す図である。
2 is a front view of the
図2に、可動装置200が演出装置90の背後にあって、演出装置90により前方から覆われたときの第1の態様を示す(図6参照)。第1の態様では、演出装置90は、展開位置(遊技盤70の前方の中央部)に移動され、図柄表示部78と共に、図柄変動ゲームなどの表示演出の画像が表示される。このとき、第1可動部310は、近接位置にある。さらに、第2可動部320は後方位置にある。さらに、第3可動部330は閉じ位置にある。さらに、第4可動部340は前向き位置にある。
FIG. 2 shows a first mode when the
図3に、演出装置90が展開位置から格納位置(遊技盤70の上部および下部)に移動され、可動装置200が前方に露出されたときの第2の態様を示す(図6参照)。図4に、第1可動部310が分離位置に移動され、第2可動部320が前方位置に進出されたときの第3の態様を示す(図6参照)。図5に、第3可動部330が閉じ位置から開き位置に回動され、第4可動部340が前向き位置から上向き位置に回動されたときの第4の態様を示す(図6参照)。
FIG. 3 shows a second mode when the
この遊技機1は、演出装置90および可動装置200が遊技状態に応じて、制御部(図示省略)により第1の態様〜第4の態様に変化可能に制御される。
The gaming machine 1 is controlled so that the
以下、演出装置90が展開位置(遊技盤70の前方の中央部)から格納位置(遊技盤70の上部および下部)に移動され、可動装置200が前方に露出されたときの(第2の態様〜第3の態様における)可動装置200について説明する。その後で、第3可動部330が閉じ位置と開き位置との間に回動され、第4可動部340が前向き位置と上向き位置との間に回動される(第3の態様〜第4の態様における)可動装置200について説明する。
Hereinafter, the
〔可動装置200〕
次に、可動装置200について図7〜図11を参照して説明する。
[Movable device 200]
Next, the
図7は可動装置200の左側面図、図8は装置の平面図、図9は、可動装置200の正面図、図10は、装置の底面図、図11は図9のA−A線断面図である。
図7〜図11に示すように、可動装置200は、第1可動部310、第2可動部320、第3可動部330、第4可動部340、平行リンク機構400A、スライダクランク機構500A、および、連動機構600Aを有する。
7 is a left side view of the
As shown in FIGS. 7 to 11, the
平行リンク機構400A、および、スライダクランク機構500Aが、第2の態様〜第3の態様における可動装置200を構成する。連動機構600Aが、第3の態様〜第4の態様における可動装置200を構成する。
(第1可動部310)
第1可動部310は、第1のパーツ311、第2のパーツ312、および、第3のパーツ313を備える。
(First movable part 310)
The first movable unit 310 includes a first part 311, a
図7〜図11に示すように、各パーツ311〜313は、遊技盤の前方にあって、上から下に向かって、第1のパーツ311、第2のパーツ312、および、第3のパーツ313の順に配置される。ここで、第2のパーツ312が「パーツ同士の一方」に相当し、第3のパーツ313が「パーツ同士の他方」に相当する。パーツ同士は、後述する平行リンク機構400A、スライダクランク機構500Aにより、近接され、かつ、分離される。
As shown in FIGS. 7 to 11, the parts 311 to 313 are in front of the game board, and from the top to the bottom, the first part 311, the
各パーツ311〜313は、近接されて一体となり、鬼の面を形成する。第1のパーツ311、第2のパーツ312、および、第3のパーツ313が、面の上部(額)の形状、面の中央部(眼球、鼻、頬、上顎など)の形状、および、面の下部(下顎)の形状を有する。
The parts 311 to 313 are brought close together to form a demon plane. The first part 311, the
第1のパーツ311の背面には背面部材(図示省略)がねじで固定される。背面部材は、第2リンク部420(後述する)と一体的に形成される。背面部材には基板(図示省略)が固定される。基板には、額の形状を光らせるための発光ダイオード(図示省略)、および、外部電力が供給されるコネクタが設けられる。 A back member (not shown) is fixed to the back surface of the first part 311 with a screw. The back member is formed integrally with a second link portion 420 (described later). A substrate (not shown) is fixed to the back member. The substrate is provided with a light emitting diode (not shown) for shining the shape of the forehead and a connector to which external power is supplied.
第2のパーツ312の背面には背面部材(図示省略)がねじで固定される。背面部材は、メインリンク400(後述する)と一体的に形成される。背面部材には基板(図示省略)が固定される。基板は、第1のパーツ側の基板とケーブルで接続される。眼球の形状は、透光性を有している。面に形成された開口(眼球の形状の外形を有する)に嵌め込まれる。基板には、眼球の形状を光らせるための発光ダイオード(図示省略)が設けられる。
A back member (not shown) is fixed to the back surface of the
第3のパーツ313の背面には背面部材(図示省略)がねじで固定される。背面部材は、サブリンク500にねじで固定される。背面部材には基板(図示省略)が固定される。基板には、下顎の形状を光らせるための発光ダイオード(図示省略)、および、外部電力が供給されるコネクタが設けられる。
A back member (not shown) is fixed to the back surface of the
なお、各パーツ311〜313、および、平行リンク機構、スライダクランク機構500Aを構成する部材の位置を説明する場合、各パーツ311〜313が近接されたときの各部材の位置を「近接位置」という場合がある(図7および図9参照)。さらに、各パーツ311〜313が分離されたときの各部材の位置を「分離位置」という場合がある(図15および図16参照)。
In addition, when demonstrating the position of each part 311 to 313 and the member which comprises a parallel link mechanism and the slider crank
(第2可動部320)
図12はベースを除いた可動装置200の左側面図、図13はベースを除いた可動装置200の正面図、図14は図13のB−B線断面図である。
図12〜図14に示すように、第2可動部320は、第1可動部310の背後に配置される。第2可動部320は、ダルマの形状を有する表面部材と、背面部材(図示省略)とを前後から組み合わせたものである。背面部材は、サブリンク500(後述する)に固定される。第2可動部320の上下方向の大きさは、約80mmである。
第2可動部320は、スライダクランク機構500Aにより、前後方向に移動可能に構成される。
(Second movable part 320)
12 is a left side view of the
As shown in FIGS. 12 to 14, the second
The second
図15は第2可動部320が前方に移動したときの可動装置200の左側面図、図16は、第2可動部320が前方に移動したときの可動装置200の正面図である。
図12、図15および図16に示すように、ここで、第2可動部320、および、スライダクランク機構500Aを構成する部材の位置を説明する場合、第2可動部320が前方に移動したときの各部材の位置を「前方位置」という場合がある。さらに、第2可動部320が後方に移動したときの各部材の位置を「後方位置」という場合がある(図12参照)。
15 is a left side view of the
As shown in FIGS. 12, 15, and 16, here, when describing the positions of the second
さらに、原則として、第1可動部310、平行リンク機構400Aの構成部材についての説明では、「近接位置」、「分離位置」が用いられ、第2可動部320、スライダクランク機構500Aの構成部材についての説明では、「前方位置」、「後方位置」が用いられる。しかし、平行リンク機構400Aの構成部材が「近接位置」にあるとき、スライダクランク機構500Aの構成部材が「後方位置」にあるため、例外的に、「近接位置」をこのときのスライダクランク機構500Aの構成部材についての説明に用い、「後方位置」をこのときの平行リンク機構400Aの構成部材についての説明に用いる場合がある。
Furthermore, in principle, in the description of the constituent members of the first movable portion 310 and the
同様に、平行リンク機構400Aの構成部材が「分離位置」にあるとき、スライダクランク機構500Aの構成部材が「前方位置」にあるため、「分離位置」をこのときのスライダクランク機構500Aの構成部材についての説明に用い、「前方位置」をこのときの平行リンク機構400Aの構成部材についての説明に用いる場合がある。
Similarly, when the component member of the
第2可動部320、スライダクランク機構500Aの構成部材において、「後方位置」から「前方位置」に移動されるときの動作を、「前方移動」という場合がある。さらに、「前方位置」から「後方位置」に移動されるときの動作を、「後方移動」という場合がある。さらに、第1可動部310、平行リンク機構400Aの構成部材における近接されるときの動作を「後方移動」という場合がある。さらに、分離されるときの動作を、「前方移動」という場合がある。
In the constituent members of the second
(第3可動部330、第4可動部340)
次に、第3可動部330および第4可動部340について、図15および図16を参照して説明する。
(3rd
Next, the 3rd
図15および図16に示すように、第2可動部320は、第3可動部330および第4可動部340を有する。
第3可動部330は、ダルマの下顎の形状を有する。第4可動部340は、ダルマの眼球の形状を有する。眼球の形状の背後には、眼球の形状を光らせるための発光ダイオード(図示省略)が配置される。発光ダイオードは基板(図示省略)に設けられ、基板は第2可動部320の背面部材に固定される。第3可動部330および第4可動部340は、連動機構600Aにより、相互に連動するように構成される。
As shown in FIGS. 15 and 16, the second
The third
この実施形態では、先ず、第1のパーツ311および第2のパーツ312を近接かつ分離させる平行リンク機構400Aについて説明する。次に、第2のパーツ312および第3のパーツ313を近接かつ分離させ、さらに、第2可動部320を進退させるスライダクランク機構500Aについて説明する。次に、第3可動部330および第4可動部340を連動させる連動機構600Aについて説明する。
In this embodiment, first, a
〔平行リンク機構400A〕
次に、平行リンク機構400Aについて図12および図15を参照して説明する。
図12および図15に示すように、平行リンク機構400Aは、ベース201と、メインリンク400と、第1リンク部410と、第2リンク部420とを有する。
[
Next, the
As shown in FIGS. 12 and 15, the
(ベース201、メインリンク400、第1リンク部410)
メインリンク400の後端部は、軸部材211によりベース201に回動可能に支持される。メインリンク400の前端部には、第2のパーツ312が固定される。メインリンク400の中間部には、軸部材212により第1リンク部410の下端部が回動可能に連結される。
(
The rear end portion of the
(第2リンク部420)
第2リンク部420は、メインリンク400に対し平行に配置される。
第2リンク部420の後端部は、軸部材214によりベース201に回動可能に支持される。第2リンク部420の前端部には第1のパーツ311が固定される。第2リンク部420の中間部には、軸部材213により第1リンク部410の上端部が回動可能に連結される。
(Second link part 420)
The
The rear end portion of the
(平行リンク機構400Aの働き)
以上のように構成された平行リンク機構400Aの働きについて、図12、図15および図17を参照して説明する。
(Function of
The operation of the
図17は、平行リンク機構400Aを左側から見たときの模式図である。図17において、上方、下方、右方(平行リンク機構において前方)、左方(平行リンク機構において後方)を、Z1、Z2、Y1、Y2で示す。さらに、図17に、軸部材211〜214を支点A〜Dで示す。なお、各支点A〜Dの位置関係において、支点Dは支点Aの上方に配置され、支点Cは支点Bの上方に配置される。
FIG. 17 is a schematic diagram when the
さらに、図17に、近接位置におけるメインリンク400、第1リンク部410、第2リンク部420、および、ベース201を、線分AP、線分BC、線分RD、線分DAで示す。さらに、近接位置における第1のパーツ311を線分RS、第2のパーツ312を線分PQで示す。分離位置におけるメインリンク400、第1リンク部410、および、第2リンク部420を、線分AP´、線分B´C´、線分R´Dで示す。さらに、分離位置における第1のパーツ311を線分R´S´、第2のパーツ312を線分P´Q´で示す。
Further, FIG. 17 shows the
線分AB、線分CDの長さは、約30mm、線分BC、線分DAの長さは、約13.5mmである。これにより、線分AB(線分AP)、線分CD(線分RD)の平行関係が保たれる。さらに、点Rが点Pの上方に配置された関係が保たれ、かつ、点P、点R間の距離が、一定の長さ(線分BC(線分DA)の長さ)に保たれる。 The length of the line segment AB and line segment CD is about 30 mm, and the length of the line segment BC and line segment DA is about 13.5 mm. Thereby, the parallel relationship of line segment AB (line segment AP) and line segment CD (line segment RD) is maintained. Further, the relationship in which the point R is disposed above the point P is maintained, and the distance between the point P and the point R is maintained at a constant length (the length of the line segment BC (line segment DA)). It is.
次に、メインリンク400が近接位置から分離位置に回動されたとき、第1のパーツ311、第2のパーツ312間の距離がどのように変化するかについて図17を参照して説明する。
Next, how the distance between the first part 311 and the
図17に、メインリンク400が近接位置にあるとき、垂直線VLと線分APとの成す角度を“θ”で示す。さらに、線分APと線分PQとの成す角度を“α”で示す。第1のパーツ311、第2のパーツ312は、垂直面を形成する(遊技者に正対する)。そのため、角度αは次の式で表される。
In FIG. 17, when the
α=π−θ (1) α = π−θ (1)
式(1)は、近接位置にあるメインリンク400の角度θに応じて、第1のパーツ311等の角度αが変化することを意味する。
ここでは、角度θは約63.5°であるが、これに限らず、角度θは、メインリンク400や第1のパーツ311等の形やそれらの動きがどのように設計されるかによって変わる。設計上考えられる角度θの範囲は、例えば、(π/4<θ<π/2)である。
Equation (1) means that the angle α of the first part 311 and the like changes according to the angle θ of the
Here, the angle θ is about 63.5 °. However, the angle θ is not limited to this, and the angle θ varies depending on the shape of the
メインリンク400は、近接位置から回動されると(図17に回動角度を“β”で示す)、メインリンク400は、分離位置に回動する。図17に、垂直線VLと線分AP´との成す角度を“θ”で示す。
線分R´Hの長さ(第1のパーツ311と第2のパーツ312間の距離)は、次の式で表される。なお、点Hは、直線L1と、点R´から直線L1に下した垂線との交点である。
When the
The length of the line segment R′H (the distance between the first part 311 and the second part 312) is expressed by the following expression. Note that the point H is an intersection of the straight line L1 and a perpendicular line extending from the point R ′ to the straight line L1.
d=d1*cos(π−2θ) (2) d = d1 * cos (π−2θ) (2)
ここで、dは、線分R´Hの長さ、d1は、線分R´P´(=DA)の長さである。
前述するように、メインリンク400が設計上の範囲(π/4<θ<π/2)で回動すると、
長さdは、次の範囲となる。
Here, d is the length of the line segment R′H, and d1 is the length of the line segment R′P ′ (= DA).
As described above, when the
The length d is in the following range.
0<d<d1 (3) 0 <d <d1 (3)
式(3)によれば、メインリンク400が近接位置と分離位置との間で回動させたとき、第1のパーツ311、第2のパーツ312間の距離が0より長く保たれるため、第1のパーツ311と第2のパーツ312とが接しない。
According to Equation (3), when the
図12および図15に示すように、第1のパーツ311および第2のパーツ312は、平行リンク機構400Aにより近接位置では、パーツ同士が近接されて一体となり、それらの面が前方(正面)に向けられ、分離位置では、パーツ同士が分離されるとともに、上方に移動し、かつ、それらの面が斜め上方に向けられる。
なお、平行リンク機構400Aにおいて、メインリンク400等の構成部材の1以上が近接位置から分離位置に回動する方向に付勢されてもよい。それにより、近接位置から分離位置に回動されるときにおいて、モータ202の負担を軽減することが可能となる。さらに、モータ202の負担が軽減される分だけ、第1のパーツ311および第2のパーツ312が素早く分離されることとなる。
As shown in FIGS. 12 and 15, the first part 311 and the
In the
〔スライダクランク機構500A〕
次に、第2のパーツ312および第3のパーツ313を近接かつ分離させ、さらに、第2可動部320を進退させるスライダクランク機構について図12、図15、および図17を参照して説明する。
[Slider crank
Next, a slider crank mechanism that causes the
図12、図15、および図17に示すように、スライダクランク機構500Aは、ベース201、ブランチ部430、サブリンク500、および、スライダを有する。
As shown in FIGS. 12, 15, and 17, the slider crank
(ブランチ部430)
ブランチ部430はメインリンク400と一体的に形成される。それにより、ブランチ部430は、軸部材211(支点A)を中心にメインリンク400と一体的に回動するように構成される。ブランチ部430は、メインリンク400の後端部側から略下方向に延ばされ、延ばされた端部に長穴431が設けられる(図12参照)。
(Branch part 430)
The
(サブリンク500)
サブリンク500は、ベース201に軸部材215(支点E)により前後方向に回動可能に支持される。サブリンク500は、軸部材215側から略上方に延ばされ、延ばされた端部に軸部材216(支点F)が設けられる。
(Sublink 500)
The
サブリンク500には、第3のパーツ313および第2可動部320が固定される。サブリンク500の下端部側に第3のパーツ313が配置され、サブリンク500の上端部側に第2可動部320が配置される。
The
(スライダ)
図17に、後方位置におけるスライダを“G”、前方位置におけるスライダを“G´”で示す。スライダは、サブリンク500の端部に設けられた軸部材216により構成される。ブランチ部430の端部には長穴431が設けられる。長穴431は、略上下方向を長手方向(ブランチ部430の長手方向でもある)にして形成される。長穴431に軸部材216が長手方向に移動可能に嵌合される。
(Slider)
In FIG. 17, the slider at the rear position is indicated by “G”, and the slider at the front position is indicated by “G ′”. The slider is configured by a shaft member 216 provided at the end of the
(スライダクランク機構500Aの働き)
以上のように構成されたスライダクランク機構500Aの働きについて、図17を参照して説明する。
(Function of slider crank
The operation of the slider crank
図17に、軸部材215、216を支点E、Fで示す。さらに、後方位置における第3のパーツ313を線分EJで示し、ブランチ部430を線分AFで示し、サブリンク500を線分EFで示す。さらに、前方位置における第3のパーツ313を線分EJ´で示し、ブランチ部430を線分AF´で示し、サブリンク500を線分EF´で示す。線分EFの長さは約75mmである。さらに、線分EJの長さは約41mmである。
In FIG. 17, the shaft members 215 and 216 are indicated by fulcrums E and F. Further, the
次に、メインリンク400の動きとサブリンク500の動きとの関係について、図17を参照して説明する。なお、メインリンク400が軸部材211(支点A)回りにブランチ部430と一体的に回動され、かつ、ブランチ部430が軸部材216(支点F)を介してサブリンク500に連結されるから、ブランチ部430の動きとサブリンク500の動きとの関係を明らかにすることにより、メインリンク400の動きとサブリンク500の動きとの関係を説明することができる。ちなみに、ブランチ部430の動きは、線分AFの動きで表される。さらに、サブリンク500の動きは、線分EFの動きで表される。
Next, the relationship between the movement of the
後方位置における線分AFの長さは約55mmである。さらに、前方位置における線分AF´の長さは約55mmである。 The length of the line segment AF at the rear position is about 55 mm. Further, the length of the line segment AF ′ at the front position is about 55 mm.
後方位置から前方位置に回動するとき線分AFの速度v1は次の式で表される。 Velocity v 1 of the line segment AF when pivoted from the rear position to the forward position is represented by the following formula.
v1=r1*ω1 (4) v 1 = r 1 * ω 1 (4)
ここで、r1は、線分AFの長さ、ω1は線分AFの角速度である。 Here, r 1 is the length of the line segment AF, and ω 1 is the angular velocity of the line segment AF.
また、後方位置から前方位置に回動するときの線分EFの速度v2は次の式で表される。 The speed v 2 of the line segment EF at the time of turning from the rear position to the forward position is represented by the following formula.
v2=r2*ω2 (5) v 2 = r 2 * ω 2 (5)
ここで、r2は、線分EFの長さ、ω2は線分EFの角速度である。 Here, r 2 is the length of the line segment EF, and ω 2 is the angular velocity of the line segment EF.
支点Fにおいて、線分AFの速度v1と、線分EFの速度v2とは同じであるため(v1=v2)、次の式が成り立つ。 In fulcrums F, the speed v 1 of the line AF, because of the speed v 2 of the line segment EF is the same (v1 = v2), the following equation holds.
ω1/ω2=r2/r1 (6) ω 1 / ω 2 = r 2 / r 1 (6)
線分AFの長さ(r1)は、約55mmであり、線分EFの長さ(r2)は、約75mmであるから、 Since the length (r 1 ) of the line segment AF is about 55 mm and the length (r 2 ) of the line segment EF is about 75 mm,
ω1/ω2≒1.4 (7) ω 1 / ω 2 ≒ 1.4 (7)
すなわち、スライダクランク機構500Aにおいて、後方位置から前方位置にブランチ部430(これと一体的に回動されるメインリンク400、第2のパーツ312)、サブリンク500(これと一体的に回動される第2可動部320)が回動されるとき、ブランチ部430の角速度ω1は、サブリンク500の角速度ω2より約1.4倍速いことがわかる。
That is, in the slider crank
以上のように、線分AFの長さに対し、線分EFの長さを長くすることで、ブランチ部430(メインリンク400、第2のパーツ312)の角速度がサブリンク500(第2可動部320)の角速度ω2より速くなる。
As described above, by increasing the length of the line segment EF with respect to the length of the line segment AF, the angular velocity of the branch portion 430 (
同様に、前方位置から後方位置に回動するとき線分AF´の速度も上式(4)で表される。さらに、前方位置から後方位置に回動するとき線分EF´の速度も上式(5)で表される。すなわち、スライダクランク機構500Aにおいて、前方位置から後方位置にブランチ部430(これと一体的に回動されるメインリンク400、第2のパーツ312)、サブリンク500(これと一体的に回動される第2可動部320)が回動されるとき、ブランチ部430(メインリンク400、第2のパーツ312)の角速度ω1は、サブリンク500(第2可動部320)の角速度ω2より約1.4倍速いことがわかる。
Similarly, the speed of the line segment AF ′ when rotating from the front position to the rear position is also expressed by the above equation (4). Furthermore, when rotating from the front position to the rear position, the speed of the line segment EF ′ is also expressed by the above equation (5). That is, in the slider crank
前方位置と後方位置との間の中間位置において、線分EFの長さが線分AFの長さより長く保たれる。ちなみに、線分EFの長さが一定の約75mmであるのに対し、線分AFの長さは、約47mmから約55mmの範囲となる。このように、線分AFの長さに対し、線分EFの長さを長くすることで、ブランチ部430(メインリンク400、第2のパーツ312)の角速度がサブリンク500(第2可動部320)の角速度ω2より速くなる。
At an intermediate position between the front position and the rear position, the length of the line segment EF is kept longer than the length of the line segment AF. Incidentally, the length of the line segment EF is about 75 mm which is constant, whereas the length of the line segment AF is in the range of about 47 mm to about 55 mm. In this way, by increasing the length of the line segment EF with respect to the length of the line segment AF, the angular velocity of the branch unit 430 (
次に、メインリンク400が近接位置(後方位置)から分離位置(前方位置)に回動されたとき、第3のパーツ313、第2可動部320がどのような動きをするかについて、図12および図17を参照して説明する。
Next, FIG. 12 shows how the
(後方位置)
図17に、後方位置における第1のパーツ311、第2のパーツ312、第3のパーツ313およびサブリンク500を、線分RS、線分PQ、線分EJ、および、線分EFで示す。
(Rear position)
In FIG. 17, the first part 311, the
図12に示すように、後方位置において、第2のパーツ312の先端(点Q)と第3のパーツ313の先端(点J)とが近接され、両者間に隙間(遊技者側から見たときの隙間)は生じていない。それにより、遊技者は、隙間を通して、第2のパーツ312、第3のパーツ313の背後にある第2可動部320を視認できない。
As shown in FIG. 12, at the rear position, the tip of the second part 312 (point Q) and the tip of the third part 313 (point J) are close to each other, and a gap (viewed from the player side) between them. There is no gap). Thereby, the player cannot visually recognize the second
また、前述するように、後方位置(近接位置)では、第1のパーツ311、第2のパーツ312、および、第3のパーツ313において、隣接するパーツ同士が相互に近接されるため、これらが一体となり、鬼の面が形成される。
Further, as described above, in the rear position (proximity position), in the first part 311, the
図12および図17に示すように、後方位置において、サブリンク500は、後方に倒れた状態にある。このため、第2可動部320も後方に倒れた状態にある。しかし、第3のパーツ313はサブリンク500に対し、所定角度(図17でその角度をδで示す)だけ前方に傾いて取り付けられるため、第3のパーツ313の面は、ほぼ前方(正面)に向けられる。
As shown in FIGS. 12 and 17, at the rear position, the
(後方位置〜前方位置)
図17に示すように、メインリンク400が軸部材211(支点A)を中心に反時計回りに回動し、後方位置から前方位置へ向かって移動すると、軸部材216(支点F)が長穴431に沿って移動しつつ、長穴431の縁部から力を受ける。それにより、サブリンク500が軸部材215(支点E)を中心に時計回りに回動し、やがて、サブリンク500が略垂直に立ち上がった状態になる。サブリンク500の回動角度を図17に“γ”で示す。
(Rear position to front position)
As shown in FIG. 17, when the
第3のパーツ313および第2可動部320もサブリンク500と一体に回動する。前述するように、第3のパーツ313は、所定角度傾いてサブリンク500に取り付けられるため、前方に倒れ、その面が下方に向けられる。
The
図17に、前方位置における、第1のパーツ311、第2のパーツ312、第3のパーツ313およびサブリンク500を、線分R´S´、線分P´Q´、線分EJ´、および、線分EF´で示す。
In FIG. 17, the first part 311, the
前方位置では、第1のパーツ311と第2のパーツ312とが分離される(前述する)。さらに、第2のパーツ312と第3のパーツ313とが分離され、第2のパーツ312の先端(点Q´)と第3のパーツ313の先端(点J´)との間に、大きな隙間が生じる。この実施形態では、約80mmの隙間が生じる。これは、第2可動部320の上下方向の大きさ(前述する)に相当する。
In the front position, the first part 311 and the
サブリンク500が略垂直に立ち上がった状態になるため、第2可動部320も立ち上がって、前記隙間が生じた位置(前方位置)に移動する。それにより、遊技者は、第2のパーツ312、第3のパーツ313の間に生じた隙間を通して、第2可動部320を視認可能となる。
Since the
(後方位置〜前方位置における第2可動部320および第2のパーツ312の関係)
この実施形態では、第2可動部320が立ち上がる所、すなわち、前方位置には、近接位置における第2のパーツ312が配置される。
(Relationship between the second
In this embodiment, the
そのため、従来技術のように、第2のパーツ312が分離動作をして空いた所に、第2可動部320を立ち上がらせることも考えられるが、それでは、第2のパーツ312、第3のパーツ313の間に隙間が生じ、しばらくしてから、立ち上がってきた第2可動部320を、遊技者が隙間を通して視認するため、第2のパーツ312および第2可動部320が相対的に変化するときの速度が緩慢で、遊技者の興趣を高めるに至らない。
Therefore, as in the prior art, it is conceivable that the second
そのため、この実施形態では、前述するように、線分AFの長さに対し、線分EFの長さを長くした。それにより、メインリンク400と一体的に回動する第2のパーツ312の回動速度がサブリンク500と一体的に回動する第2可動部320の回動速度よりわずかに大きくなるように構成される。
Therefore, in this embodiment, as described above, the length of the line segment EF is made longer than the length of the line segment AF. Accordingly, the rotation speed of the
この構成により、第2可動部320の立ち上がり動作(前方移動)と、第2のパーツ312が分離される動作(前方移動)とが同時に行われても、サブリンク500は第2のパーツ312より後方にあって、かつ、前方移動するときの速度が遅いため、互いに干渉しない。前方移動が同時に行われるため、第2のパーツ312、第3のパーツ313の間に隙間が生じた直後に、第2可動部320が立ち上がり、その第2可動部320を、遊技者が隙間を通して視認するため、第2のパーツ312および第2可動部320が相対的に変化するときの速度が急となり(早変わり)、遊技者の興趣を高めることが可能となる。
With this configuration, even if the rising operation (forward movement) of the second
(前方位置〜後方位置)
図17に示すように、メインリンク400が軸部材211(支点A)を中心に時計回りに回動し、前方位置から後方位置へ向かって移動すると、軸部材216(支点F)が長穴431に沿って移動しつつ、長穴431の縁部から力を受ける。それにより、サブリンク500が軸部材215(支点E)を中心に反時計回りに回動し、やがて、サブリンク500が後方に倒れた状態になる。
(Front position to rear position)
As shown in FIG. 17, when the
第3のパーツ313および第2可動部320もサブリンク500と一体に回動する。サブリンク500が後方へ倒れた状態になるため、第2可動部320も後方に倒れた後方位置に移動する。前述するように、第3のパーツ313は、所定角度傾いてサブリンク500に取り付けられるため、略上方に起き上がり、その面がほぼ前方に向けられる。
The
図12および図13に示すように、メインリンク400の後方移動により、第1のパーツ311、第2のパーツ312が近接される。それらの面がほぼ前方に向けられる。第1のパーツ311、第2のパーツ312、および、第3のパーツ313は、隣接するパーツ同士が近接され、一体となり、鬼の面を形成する。第2のパーツ312と第3のパーツ313との間の隙間も閉じられる。遊技者は、隙間を通して、第2可動部320を視認できない。
As shown in FIGS. 12 and 13, the first part 311 and the
(前方位置〜後方位置における第2可動部320および第2のパーツ312の関係)
前述したように、メインリンク400と一体的に回動される第2のパーツ312の回動速度がサブリンク500と一体的に回動する第2可動部320の回動速度よりわずかに大きくなるように構成される。
(Relationship between the second
As described above, the rotation speed of the
この構成により、第2可動部320が後方へ倒れる動作(後方移動)と、第2のパーツ312が近接される動作(後方移動)とが同時に行われると、回動速度の速い第2のパーツ312が回動速度の遅い第2可動部320に追いつき、それに干渉すると一見思われる。
With this configuration, when the operation of moving the second
しかし、第2のパーツ312が後方位置に移動する前には、第2可動部320が立ち上がり位置(前方位置)から移動しているため、干渉することはない。後方移動が同時に行われるため、第2のパーツ312、第3のパーツ313の間に隙間が閉じられる直前に、第2可動部320が後方へ倒れ、遊技者は、隙間を通して、第2可動部320を視認できないため、第2のパーツ312および第2可動部320が相対的に変化するときの速度が急となり(早変わり)、遊技者の興趣を高めることが可能となる。
However, before the
(第1の動力伝達機構)
次に、メインリンク400に動力を伝えるための第1の動力伝達機構について図7及び図8を参照して説明する。
(First power transmission mechanism)
Next, a first power transmission mechanism for transmitting power to the
図7および図8に示すように、第1の動力伝達機構は、モータ202と、ピニオン203と、セクタギア204とを有する。
As shown in FIGS. 7 and 8, the first power transmission mechanism includes a
モータ202は、ベース201に固定される。モータ202が「第1動力源」に相当する。ピニオン203は、モータ202の出力軸に減速ギア(図示省略)を介して連結される。セクタギア204は、メインリンク400に固定される。セクタギア204はピニオン203に噛み合わされる。前述するように、メインリンク400と一体的に形成されるブランチ部430の長穴431に、サブリンク500の先端部が軸部材216(支点F)を介して連結される。
The
セクタギア204は被検出片204aを有する。セクタギア204の被検出片204aの回動軌跡上に光センサ205が配置される。光センサ205は、それらの間に検出光の光路が形成される発光素子と受光素子とを有する。光路が被検出片204aにより遮られるとき、受光素子からの信号に基づいてセクタギア204(第1可動部310)が近接位置にあると制御部(図示省略)により判断され、光路が被検出片204aにより遮られないとき、受光素子からの信号に基づいてセクタギア204(第1可動部310)が分離位置にあると制御部により判断される。
The
以上の構成により、モータ202からの動力がメインリンク400を介してサブリンク500に伝達されるように構成される。
With the above configuration, the power from the
図12および図15に示すように、モータ202が正方向に回転すると、ピニオン203を介してセクタギア204が軸部材211(支点A)を中心に回動される。それにより、メインリンク400が時計回りに回動される。それにより、第1のパーツ311および第2のパーツ312が近接動作される。さらに、サブリンク500が軸部材215(支点E)を中心に反時計回りに回動される。それにより、第3のパーツ313および第2可動部320が反時計回りに回動され、第3のパーツ313は近接動作され、第2可動部320は後方位置に移動される。
As shown in FIGS. 12 and 15, when the
モータ202が逆方向に回転すると、ピニオン203を介してセクタギア204が軸部材211(支点A)を中心に回動される。それにより、メインリンク400が反時計回りに回動される。それにより、第1のパーツ311および第2のパーツ312が分離動作される。さらに、サブリンク500が軸部材215(支点E)を中心に時計回りに回動される。それにより、第3のパーツ313および第2可動部320が時計回りに回動され、第3のパーツ313は分離動作され、第2可動部320は前方位置に移動される。
When the
(第3可動部330の取り付け)
次に、第3可動部330の取り付けについて図18〜図25を参照して説明する。
(Attaching the third movable part 330)
Next, attachment of the third
図18は第3可動部330が閉じ位置にあるときの第2可動部320の正面図、図19は、第3可動部330が開き位置にあるときの第2可動部320の正面図、図20は、開き位置にある第3可動部330、上向き位置にある第4可動部340、および、それらを連動させる機構の左側面図、図21は、閉じ位置にある第3可動部330、前向き位置にある第4可動部340、および、それらを連動させる機構の左側面図、図22は、図20に示す第3可動部330等を左側(背後)から見たときの背面図、図23は、図21に示す第3可動部330等を左側(背後)から見たときの背面図、図24は、閉じ位置における第3可動部330および前向き位置における第4可動部340等の模式図、図25は、開き位置における第3可動部330および上向き位置における第4可動部340等の模式図である。
18 is a front view of the second
図18、図21、図23に、下顎形状の第3可動部330によりダルマの口が閉じられた状態を示し、さらに、図19、図20および図22に、下顎形状の第3可動部330により、ダルマの口を開かれた状態を示す。さらに、図24および図25に、第2可動部320、第3可動部330、第4可動部340、第1アーム610、および、第2アーム620を線分で示す。
18, 21, and 23 show a state in which the mouth of the dharma is closed by the lower jaw-shaped third
図18、図21、図23、図24および図25に示すように、第2可動部320が固定されるサブリンク500には、第1アーム610が略水平軸(図24に示す支点M)回りに回動可能に支持される。第1アーム610は、略水平軸の位置から斜め下方に延ばされた一端部610aと、略水平軸の位置から略上方に延ばされた他端部610bと、略水平軸の位置から略後方に延ばされ、ソレノイド630からの動力を受ける受動用端部610cと、を有する。受動用端部610cの先端部には、水平軸(図24に示す軸K)が固定される。
As shown in FIGS. 18, 21, 23, 24, and 25, the
第1アーム610の一端部610aに、ダルマの下顎形状を有する第3可動部330が固定される。そのため、第3可動部330は、第1アーム610を介して水平軸(支点M)回りに閉じ位置(図21、図23および図24参照)と開き位置(図20、図22および図25参照)との間を回動可能に支持される。
A third
(第4可動部340の取り付け)
次に、第4可動部340の取り付けについて図18〜図25を参照して説明する。
(Attaching the fourth movable part 340)
Next, attachment of the fourth
図18〜図25に示すように、第2可動部320の背面部材には、第2アーム620が略水平軸(図24に示す支点N)回りに回動可能に支持される。かつ、第2アーム620が巻きばね(図示省略)により時計回りの方向に付勢される。第2アーム620は被当接片621を有する。それにより、第2アーム620に外力がかからなければ、第2アーム620は付勢される力により、上向き位置(図20、図22および図25参照)から前向き位置(図21、図23および図24参照)に回動される。
As shown in FIGS. 18 to 25, the second arm 620 is supported on the back member of the second
第2アーム620に、ダルマの眼球形状を有する第4可動部340が固定される。実施形態では、第2アーム620と第4可動部340とは、一体的に形成されるものであって、第4可動部340が半球形状(球体の前半分)に形成され、その円周状縁を略後方(図24でY2方向)に向けて配置され、円周状縁の下部から略後方に、第2アーム620が舌片状に延設される。
A fourth
第4可動部340が前向き位置にあるとき、第2アーム620が略水平軸(支点N)を中心に反時計回りに回動されると、第4可動部340が上向き位置に回動される。
When the fourth
〔連動機構600A等〕
次に、第3可動部330および第4可動部340を連動させる連動機構600A、および、第3可動部330、第4可動部340のいずれか一方に動力を伝える機構について、図18〜図25を参照して説明する。
[
Next, an
連動機構600Aは、第3可動部330を閉じ位置から開き位置に可動させるとともに、第4可動部340を前向き位置から上向き位置に回動させ、かつ、第3可動部330を開き位置から閉じ位置に可動させるとともに、第4可動部340を上向き位置から前向き位置に回動させるように構成される。
The
ここで、第3可動部330、連動機構600Aを構成する部材の位置を説明する場合、第3可動部330が閉じ位置にあるときの各部材の位置を「閉じ位置」という場合がある。さらに、第3可動部330が開き位置にあるときの各部材の位置を「開き位置」という場合がある(図24参照)。
Here, when describing the positions of the members constituting the third
さらに、原則として、第4可動部340についての説明では、「前向き位置」、「上向き位置」が用いられ、第3可動部330、連動機構600Aの構成部材についての説明では、「閉じ位置」、「開き位置」が用いられる。しかし、第3可動部330、連動機構600Aの構成部材が「閉じ位置」にあるとき、第4可動部340が「前向き位置」にあるため、例外的に、「閉じ位置」をこのときの第4可動部340についての説明に用い、「前向き位置」をこのときの第3可動部330、連動機構600Aの構成部材についての説明に用いる場合がある。
Furthermore, in principle, the “forward position” and the “upward position” are used in the description of the fourth
同様に、第3可動部330、連動機構600Aの構成部材が「開き位置」にあるとき、第4可動部340が「上向き位置」にあるため、例外的に、「開き位置」をこのときの第4可動部340についての説明に用い、「上向き位置」をこのときの第3可動部330、連動機構600Aの構成部材についての説明に用いる場合がある。
Similarly, when the constituent members of the third
第3可動部330、連動機構600Aの構成部材において、「閉じ位置」から「開き位置」に回動されるときの動作を、「開き動作」という場合がある。さらに、「開き位置」から「閉じ位置」に回動されるときの動作を、「閉じ動作」という場合がある。
In the constituent members of the third
図18〜図25に示すように、第2動力源としてソレノイド630を有する。ソレノイド630は、その本体から出没可能に設けられたシリンダロッド631(図24参照)および、圧縮ばね(図示省略)を有し、圧縮ばねによりシリンダロッド631が突出される方向(図24において下方)に付勢され、電力が供給されたとき、付勢される力に抗してシリンダロッド631が没入されるように構成される。
As shown in FIGS. 18-25, it has the
サブリンク500には、スライダ640が略上下方向に案内可能に設けられる。スライダ640はガイド部(図示省略)を有する。ガイド部には水平軸(軸K)が前後方向に移動可能に嵌合される。スライダ640が上方(Z1方向)に移動されると、水平軸(軸K)がガイド部に対し前方(Y1方向)に移動されながら、上方に移動されることで、第1アーム610が図21、図24において時計回りに回動され、かつ、スライダ640が下方(Z2方向)に移動されると、水平軸(軸K)がガイド部に対し後方(Y2方向)に移動されながら、下方に移動されることで、第1アーム610が図21、図24において反時計回りに回動されるように構成される。シリンダロッド631に固定されるスライダ640は、圧縮ばね(図示省略)により下方(Z2方向)に付勢される。
The
ソレノイド630は、電力が供給されたとき、シリンダロッド631が没入されることにより、付勢される力に抗してスライダ640を上方に移動させ(図20参照)、電力が供給されないとき、付勢力により、シリンダロッド631が突出されることにより、スライダ640を下方に移動させる(図21参照)。
The
第1アーム610の他端部610bの回動軌跡上に第2アーム620が配置される。第1アーム610の他端部610bに第2アーム620が当接されることにより、第2アーム620が第1アーム610に連動するように構成される。
The second arm 620 is arranged on the rotation locus of the
図21に示すように、第1アーム610が閉じ位置にあり、第2アーム620が前向き位置にあるときにおいて、第1アーム610の他端部610b(当接する位置)と第2アーム620(当接される位置)との間には約10mmの隙間が形成される。当接する位置から支点Mまでの距離は、約14mmである。すなわち、第1アーム610が支点M回りに約45°回動すると、当接する位置と当接される位置とが一致する。
As shown in FIG. 21, when the
それにより、第1アーム610がソレノイド630の動力により支点Mを中心に図24において時計回りに約45°回動され、第2アーム620に当接されると、第2アーム620が付勢される力に抗して図24において支点Nを中心に反時計回りに回動される。さらに、第1アーム610が時計回りに回動されると、第2アーム620が反時計回りに回動される。そして、第1アーム610が開き位置に回動されると、第2アーム620が上向き位置に回動される。
Accordingly, the
図21に示すように、第3可動部330が閉じ位置にあるとき、眼球形状の第4可動部340が前向き位置にある。このとき、ソレノイド630に電力が供給されず、スライダ640は下方位置にある。
As shown in FIG. 21, when the third
ソレノイド630に電力が供給されると、ソレノイド630により圧縮ばねの付勢力に抗してスライダ640が上方に移動される。それにより、第1アーム610が図21において略水平軸回りに時計回りに回動され、第1アーム610が第2アーム620の被当接片621に当接し、第2アーム620が巻きばねの付勢力に抗して略水平軸回りに反時計まわりに回動し、図20に示すように、第4可動部340が上向き位置に回動されるとともに、第3可動部330が開き位置に回動される。
When power is supplied to the
ソレノイド630に電力が供給されないと、スライダ640が付勢力により下方に移動される。それにより、第1アーム610が図20において略水平軸(支点M)を中心に反時計回りに回動され、第1アーム610が第2アーム620の被当接片621から離れようとするが、第2アーム620が巻きばねの付勢力により、第1アーム610に追従し、第2アーム620が略水平軸(支点N)を中心に時計回りに回動され、図21に示すように、第4可動部340が前向き位置に回動されるとともに、第3可動部330が閉じ位置に回動される。
When power is not supplied to the
前記実施形態では、第2のパーツ312と第3のパーツ313とが分離され、それらの間に隙間が生じるとともに、第2可動部320が後方位置から前方位置(隙間の位置)に進出されて、隙間を通して第2可動部320を視認可能となるので、第1可動部310および第2可動部320の二つの可動部が関係性を保ちながら、急激に変化するので、遊技の興趣が高まる。
さらに、前記実施形態では、前方位置に移動された第2可動部320において、第3可動部330および第4可動部340が変化するので、さらに、遊技の興趣が高まる。
In the embodiment, the
Furthermore, in the said embodiment, since the 3rd
(各部材における動きの関連性)
次に、演出装置90、第1可動部310、第2可動部320、第3可動部330、第4可動部340における動きの関連性について、図6、図7、図15、図16、図26、図27を参照して説明する。
(Relationship of movement in each member)
Next, FIG. 6, FIG. 7, FIG. 15, FIG. 16 and FIG. 6 show the relevance of movement in the
図16は、第3可動部330が閉じ位置にあるときの可動装置200の正面図、図26は第3可動部330が開き位置にあるときの可動装置200の正面図、図27は、第5の態様、第6の態様における各部材の位置、動きを一覧に示す図である。
16 is a front view of the
前記実施形態では、第2の態様〜第3の態様において、第1可動部310が分離位置に移動され(第2のパーツ312と第3のパーツ313との間に隙間が形成され)、第2可動部320が図7に示す後方位置から図15に示す前方位置に移動され、隙間を通して遊技者により第2可動部320が視認されるとき、第3可動部330が閉じ位置に保たれ、第4可動部340が前向き位置に保たれるように構成される(図6参照)。
In the embodiment, in the second to third aspects, the first movable part 310 is moved to the separation position (a gap is formed between the
これに限らず、図27に示す第5の態様のように、第2可動部320が後方位置から前方位置に移動されるとき、第3可動部330が閉じ位置から開き位置に回動され、第4可動部340が前向き位置から上向き位置に回動されるように構成されてもよい。第5の態様では、面白味のある第3可動部330、第4可動部340をもった第2可動部320が突然出現するので、遊技の興趣が高まる。
Not limited to this, as in the fifth mode shown in FIG. 27, when the second
さらに、前記実施形態では、第2の態様〜第3の態様において、第1可動部310が近接位置に移動され、第2可動部320が前方位置から後方位置に移動され、第1可動部310に覆われて、遊技者により第2可動部320が視認できないとき、第3可動部330が閉じ位置に保たれ、第4可動部340が前向き位置に保たれるように構成される(図6参照)。
Furthermore, in the embodiment, in the second to third aspects, the first movable part 310 is moved to the close position, the second
これに限らず、図27に示す第6の態様のように、第2可動部320が前方位置から後方位置に移動されるとき、第3可動部330が開き位置から閉じ位置に回動され、第4可動部340が上向き位置から前向き位置に回動されるように構成されてもよい。第6の態様では、わざわざ第3可動部330を閉じ位置にし、第4可動部340を前向き位置にしてから、第2可動部320を後方位置に移動させる必要がなく、第2可動部320等が変化するときの迅速性が増して、遊技の興趣が高まる。
Not limited to this, as in the sixth aspect shown in FIG. 27, when the second
さらに、前記実施形態では、図6に示す第1の態様および第2の態様のように、第2可動部320が後方位置にあるとき、第3可動部330は閉じ位置に保たれ、第4可動部340は前向き位置に保たれるように構成されるが、図27に示す第7の態様のように、第3可動部330が開き位置に保たれ、第4可動部340が上向き位置に保たれるように構成されてもよい。
Furthermore, in the said embodiment, when the 2nd
前記実施形態では、第1可動部310として、第1のパーツ311、第2のパーツ312、および、第3のパーツ313が備えられ、そのうちの第2のパーツ312と第3のパーツ313とが分離されたときに生じた隙間を通して、第2可動部320が前方から視認可能なものを示したが、これに限らない。例えば、少なくとも二つのパーツが備えられ、そのうちの隣接するパーツ同士が近接され、かつ、分離され、分離されたときに生じた隙間の一つを通して、第2可動部320が前方から視認可能なものであればよい。
In the embodiment, the first movable part 310 includes the first part 311, the
さらに、前記実施形態では、第2のパーツ312に設けられる眼球の形状(鬼の眼球に相当する)を光らせるための発光ダイオードと、第4可動部340に設けられる眼球の形状(ダルマの眼球に相当する)を光らせるための発光ダイオードと、を別々に設けたものを示したが、これに限定されない。例えば、第4可動部340側の発光ダイオードの前方に光学系(例えば、凸レンズ)が配置され、光学系により、発光ダイオードからの光の進行方向が第2のパーツ312に設けられる眼球の形状に向けられるように構成されてもよい。それにより、第2のパーツ312側の発光ダイオードが不要となる。
Further, in the embodiment, the light emitting diode for illuminating the shape of the eyeball provided on the second part 312 (corresponding to the demon eyeball) and the shape of the eyeball provided on the fourth movable portion 340 (on the Dharma eyeball). Although a light emitting diode for emitting a corresponding light emitting diode is provided separately, the present invention is not limited to this. For example, an optical system (for example, a convex lens) is disposed in front of the light emitting diode on the fourth
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、書き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるととともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, rewrites, and changes can be made without departing from the scope of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
1 遊技機
10 外枠
11 腰板ユニット
12 中枠
13 ヒンジ
14 前枠(ガラス枠)
20 打球装置
30 上皿
40 下皿
50 スピーカ
70 遊技盤
71 外レール
72 内レール
74 遊技領域
75 装飾ランプ
76 入賞口
77 アウト球口
78 図柄表示部
79 始動口
80 大入賞口
80a 開閉扉
90 演出装置
100 センター役物
100a 枠体上部
100b 枠体下部
200 可動装置
201 ベース
202 モータ
203 ピニオン
204 セクタギア
205 光センサ
211 軸部材(支点A)
212 軸部材(支点B)
213 軸部材(支点C)
214 軸部材(支点D)
215 軸部材(支点E)
216 軸部材(支点F)
310 第1可動部
311 第1のパーツ
312 第2のパーツ
313 第3のパーツ
320 第2可動部
330 第3可動部
340 第4可動部
400A 平行リンク機構
400 メインリンク
410 第1リンク部
420 第2リンク部
430 ブランチ部
431 長穴
500A スライダクランク機構
500 サブリンク
600A 連動機構
610 第1アーム
610a 一端部
610b 他端部
610c 受動用端部
620 第2アーム
621 被当接片
630 ソレノイド
640 スライダ
1 gaming machine 10
20
212 Shaft member (fulcrum B)
213 Shaft member (fulcrum C)
214 Shaft member (fulcrum D)
215 Shaft member (fulcrum E)
216 Shaft member (fulcrum F)
310 first movable part 311
Claims (2)
前記パーツ同士が近接した場合、前記近接したパーツ同士の後方位置に後退し、前記パーツ同士が分離した場合、前記分離したパーツ同士の隙間である前方位置に進出する第2可動部と、
ベースと、
前記ベースに回動可能に支持され、前記パーツ同士の一方が固定されたメインリンクと、
前記ベースに回動可能に支持され、前記パーツ同士の他方が固定されたサブリンクと、
を備え、
前記パーツ同士の間に前記隙間を生じさせるように前記メインリンクを介して前記一方のパーツが回動されるとともに、前記サブリンクを介して前記第2可動部が前記前方位置に進出すること、
を特徴とする遊技機。 A first movable part composed of a plurality of parts, wherein the adjacent parts move to a proximity position or a separation position;
When the parts are close to each other, retreat to the rear position between the adjacent parts, and when the parts are separated from each other, a second movable part that advances to a front position that is a gap between the separated parts;
Base and
A main link that is rotatably supported by the base, and one of the parts is fixed;
A sublink that is rotatably supported by the base and the other of the parts is fixed;
With
The one part is rotated via the main link so as to cause the gap between the parts, and the second movable part is advanced to the front position via the sub link;
A gaming machine characterized by
前記パーツ同士が近接した場合、前記近接したパーツ同士の後方位置に後退し、前記パーツ同士が分離した場合、前記分離したパーツ同士の隙間である前方位置に進出する第2可動部と、When the parts are close to each other, retreat to the rear position between the adjacent parts, and when the parts are separated from each other, a second movable part that advances to a front position that is a gap between the separated parts;
第3可動部と、A third movable part;
第4可動部と、A fourth movable part;
動力源と、Power source,
第1アームと、A first arm;
第2アームと、A second arm;
を備え、With
前記第2可動部は、前記第1アーム及び前記第2アームを回動可能に支持し、The second movable part rotatably supports the first arm and the second arm,
前記第3可動部は、前記第1アームに固定され、The third movable part is fixed to the first arm;
前記第4可動部は、前記第2アームに固定され、The fourth movable part is fixed to the second arm,
前記第1アーム、前記第2アームのいずれか一方が前記動力源の動力により回動されると、他方のアームが連動すること、When one of the first arm and the second arm is rotated by the power of the power source, the other arm is interlocked;
を特徴とする遊技機。A gaming machine characterized by
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