JP6053035B2 - 流体充填レンズ技術を用いた可変双眼ルーペ - Google Patents

流体充填レンズ技術を用いた可変双眼ルーペ Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、流体充填レンズに関し、特定的には、可変流体充填レンズに関する。
基本的な流体レンズは、その全体が引用により本明細書に組み入れられる特許文献1に記載されているように、1958年頃から知られている。最近の例は、その各々の全体が引用により本明細書に組み入れられる非特許文献1及び特許文献2に見出すことができる。流体レンズのこれらの用途は、フォトニクス、デジタル電話及びカメラ技術、並びにマイクロエレクトロニクスに向けられている。
また、流体レンズは眼科用途のためにも提案されている(例えば、その全体が引用により本明細書に組み入れられる特許文献3を参照されたい)。あらゆる場合において、ダイナミックレンジが広いこと、適応矯正を提供する能力、頑丈さ、及び低価格といった流体レンズの利点は、開口サイズの制限、漏れの可能性及び性能の一貫性とのバランスを保つ必要がある。
米国特許第2,836,101号明細書 国際公開第2008/063442号パンフレット 米国特許第7,085,065号明細書 米国特許出願公開第2011−0102735号明細書
Tang他「Dynamically Reconfigurable Fluid Core Fluid Cladding Lens in a Microfluidic Channel」、Lab Chip、8巻、395頁、2008年
1つの実施形態において、双眼ルーペが、1つ又はそれ以上のシールされた流体充填レンズと、1つ又はそれ以上のシールされた流体充填レンズに結合された1つ又はそれ以上のアクチュエータと、距離センサと、制御装置とを含む。アクチュエータは、1つ又はそれ以上のシールされた流体充填レンズの屈折力(optical power)を変化させることができる。距離センサは、ルーペを着用しているユーザとユーザが注視している試料との間の距離を測定する。制御装置は、距離センサから測定された距離に基づいて、1つ又はそれ以上の信号を、1つ又はそれ以上のシールされた流体充填レンズに結合された1つ又はそれ以上のアクチュエータに適用するように構成される。
1つの実施形態による方法が説明される。この方法は、信号を距離センサから受信するステップと、受信した信号を、1つ又はそれ以上のシールされた流体充填レンズの曲率状態と比較するステップと、比較するステップに基づいて、1つ又はそれ以上のシールされた流体充填レンズの曲率状態を調整するステップとを含む。距離センサにより受信された信号は、ユーザとユーザが注視している試料との間の距離と関連付けられる。
本明細書に組み入れられ、明細書の一部分を形成する添付図面は、本発明の実施形態を例証しており、説明と併せて、本発明の原理を説明し、当業者が本発明を実施し利用することができるようにするのに役立つ。
1つの実施形態による、双眼ルーペを着用し、かつ、オブジェクト(object)を見ているユーザを示す。 1つの実施形態による、双眼ルーペの構成部品を示す。 1つの実施形態による、拡大像のシミュレーションを示す。 1つの実施形態による、拡大光学素子内の構成部品を示す。 シールされた流体充填レンズ対古典的な固定レンズを用いた場合の、様々な作動距離におけるオブジェクトの焦点を比較した表を示す。 1つの実施形態による方法のフローチャートである。
添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
特定の構成及び配置が論じられるが、これは単に例示目的でなされるにすぎないことを理解すべきである。当業者であれば、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の構成及び配置を用い得ることを認識するであろう。当業者には、本発明を種々の他の用途にも用い得ることが明らかであろう。
本明細書において、「一実施形態」、「1つの実施形態」、「例示的な実施形態」等への言及は、説明される実施形態が、特定の特徴、構造又は特性を含むことがあるが、必ずしも全ての実施形態がその特定の特徴、構造又は特性を含むわけではないことを示していることが留意される。さらに、こうした句は、必ずしも同一の実施形態に言及しているわけではない。さらに、特定の特徴、構造又は特性が、実施形態と関連して説明される場合、明示的に説明されているにせよそうでないにせよ、他の実施形態と関連してそうした特徴、構造又は特性を生じさせることは、当業者の知識の範囲内にある。
双眼ルーペは、一般に、研究者、医者、宝石職人、又はユーザが注視している試料の拡大図を得ることによる恩恵を受け得るいずれかの他の専門職によって使用される。双眼ルーペは、容易に目の上に着用され、かつ、携帯型の拡大のための手段を提供する。ルーペ内で従来のレンズを用いる場合、所定の目の調節において見られているオブジェクトに焦点が合う、一般に作動距離(working distance)という名で呼ばれる距離が定められる。この作動距離からはずれると、オブジェクトはぼやけて見える。従って、双眼ルーペを着用しても、調節しようとしないユーザ又は調節できないユーザは、はっきりした試料の焦点を維持するためには、自分の頭を、注視している試料から離して一定の距離に保つ必要がある。作動距離に密接に関連する焦点距離の変更は、ルーペ内のレンズを様々な屈折力の異なるレンズと交換することによって達成することができる。しかしながら、それを行うのは面倒であり、時間もかかる。さらに、硬質形状を有する従来のレンズを用いると、個別の作動距離しか設定することができない。
流体レンズは、従来の硬質レンズに優る重要な利点を有している。第1に、流体レンズは、容易に調整可能である。従って、近くのオブジェクトを見るために付加的な正の(positive)屈折力矯正を必要とする双眼ルーペは、特定の距離に適合する基本屈折力を有する流体レンズを装着することができる。次いで、双眼ルーペの着用者は、流体レンズを調整して中距離及び他の距離にあるオブジェクトを見るために、必要に応じて付加的な正の屈折力矯正を得ることができる。
第2に、流体レンズは、所望の屈折力範囲にわたって連続的に調整することができる。一例として、双眼ルーペ内の1つ又はそれ以上の流体充填レンズと関連した焦点距離を調整して、ルーペと注視しているオブジェクトとの間の距離を連続的に正確に適合させ、双眼ルーペの着用者が、焦点を維持しながら、オブジェクトの近くに又はオブジェクトから離れるように移動するのを可能にすることができる。
双眼ルーペの1つの実施形態においては、各々がそれ自体の作動システムを備えた1つ又はそれ以上の流体レンズを設け、従って、各ルーペについて1つのレンズを独立して調整することができる。この特徴により、着用者が、それぞれの目の視力矯正を別個に調整し、両目の適切な矯正を達成することが可能になり、これにより、より良好な両眼視及び両眼加算(binocular summation)を得ることができる。
図1は、1つの実施形態による、眼鏡104と、眼鏡104に取り付けられた双眼ルーペ106とを有する着用者102を示す。注視している例示的なオブジェクト108が、例えば、双眼ルーペ106内の光学素子が行うオブジェクト108の拡大を示すオブジェクト108の仮想像110と共に示される。
眼鏡104は、これらに限定されるものではないが、ゴーグル、アイバイザー、眼鏡等を含むいずれかのタイプのアイウェア(eyewear)とすることができる。眼鏡104は、着用者102の目の前に双眼ルーペ106を取り付けるための支持構造体を提供する。
双眼ルーペ106内に存在する拡大光学系は、着用者102に、オブジェクト108の拡大された仮想像110を与える。オブジェクト108は、着用者が注視しているいずれかの品目とすることができる。仮想像110は、元のオブジェクト108のサイズと関連するいずれかのサイズの像とすることができることを理解すべきである。
図2は、1つの実施形態による双眼ルーペ106の種々の構成部品を示す。双眼ルーペ106は、左接眼鏡202と、右接眼鏡204と、距離センサ206と、制御電子機器208と、ブリッジ210とを含む。ブリッジ210は、コネクタ212をさらに含むことができる。双眼ルーペ106は、本発明の範囲又は本質から逸脱することなく、図2に示されるものを超えた代替的な方法で構築できることを理解すべきである。さらに、双眼ルーペ106は、単一の接眼鏡だけ含んでもよい。
左接眼鏡202及び右接眼鏡204は、素子を透過する光を変更するのに用いられる光学素子を含む。一例においては、光学素子は、光を屈折させ、光学素子と関連した特定の焦点距離で配置されたオブジェクト108の拡大をもたらす。左接眼鏡202及び右接眼鏡204内に存在する光学素子は、同じであっても又は異なるものであってもよい。少なくとも一方の接眼鏡内の光学素子は、シールされた流体充填レンズを含む。シールされた流体充填レンズの形状に影響を与えることにより、光学素子と関連した焦点距離(作動距離)にも影響が与えられる。シールされた流体充填レンズに関するさらなる詳細は、後述される。
距離センサ206は、信号を伝送し、帰還信号を測定して、双眼ルーペ106と伝送された信号が衝突するオブジェクトとの間の距離を求める。1つの実施形態において、距離センサ206は、信号が最小の減衰で通過するのを可能にする、双眼ルーペ106の前に面する光学ウィンドウを含む。1つの実施形態において、距離センサ206は、左接眼鏡202と右接眼鏡204との間に配置される。距離センサ206は、伝送された信号の振幅と帰還信号の振幅との比較に基づいて距離を求めることができる。信号が空気を通過するときの減衰量は、湿度と関連したもののように、空気に関する特定の係数が既知であると仮定すれば、移動した距離に関連し得る。代替的に、距離センサ206は、干渉計として働き、帰還信号を基準信号と合成することにより生成された干渉信号に基づいて距離を求めることができる。距離センサ206により伝送され受信された信号は、これらに限定されるものではないが、赤外線、可視光、音波等を含む、距離を測定するための、当業者には周知のいずれかの信号とすることができる。
制御電子機器208は、集積回路、個別部品、又は両方の混合のいずれかの構成を含むことができる。1つの実施形態において、制御電子機器208は、距離センサ206から測定された距離を、左接眼鏡202及び右接眼鏡204内の1つ又はそれ以上の流体充填レンズの曲率の現在の状態と比較する制御装置を含む。1つ又はそれ以上の流体充填レンズの曲率は、左接眼鏡202及び右接眼鏡204内の光学素子と関連した焦点距離に直接影響を与える。1つの実施形態によれば、距離センサ206により測定された距離と、左接眼鏡202又は右接眼鏡204のいずれかの中にある光学素子と関連した焦点距離が等しくない場合、制御装置は、信号を、1つ又はそれ以上の流体充填レンズに結合された1つ又はそれ以上のアクチュエータ(図示せず)に伝送し、閉ループ制御の下で焦点距離を調整する。1つの実施形態において、制御装置は、距離センサ206により測定された距離が、例えば340mmから520mmまでの間といった特定の範囲内にある場合にだけ、信号を1つ又はそれ以上のアクチュエータに伝送する。この限定は、流体充填レンズをその能力を超えて伸縮させようとする試みをなくすために課すことができる。
ブリッジ210を用いて、左接眼鏡202、右接眼鏡204、距離センサ206、及び制御電子機器208の各々を一緒に単一の構造体内に支持することができる。コネクタ212を用いて、ブリッジ210を、ユーザが着用する眼鏡のような別の支持構造体に取り付けることができる。
双眼ルーペ106は、モジュール式構成部品を含むことができる。例えば、左接眼鏡202、右接眼鏡204、距離センサ206、及び制御電子機器208は各々、いずれの構成部品にも損傷を与えずに、連続的な方法でそうした動作を行うことを可能にするいずれかの機構を介して、ブリッジ210及び/又は互いから取り外すことができ、又は、ブリッジ210及び/又は互いに再び取り付けることができる。
図3は、1つの実施形態による、ユーザの目302が受け取るオブジェクトの拡大を示す。光線306は、拡大鏡304から幾らかの距離だけ離れたオブジェクト平面310と関連したオブジェクトに反射する。1つの実施形態においては、拡大鏡304は、1つ又はそれ以上の流体充填レンズを含む。光線306は、拡大鏡に衝突し、内部の光学素子によって屈折され、目302に向けられる。目302が最終的に受け取る光は、仮想オブジェクト平面312と関連した仮想オブジェクトの像をもたらす仮想光線308に類似している。仮想オブジェクトは、目302が受け取る、オブジェクト平面310と関連した実際のオブジェクトの拡大された像である。仮想オブジェクトは、実体的に見られない。1つの実施形態において、目302、拡大鏡304、オブジェクト平面310、及び仮想平面312は、全て軸301に沿って位置合わせされる。
作動距離314は、目302とオブジェクト平面310との間の距離である。焦点距離316は、拡大鏡304とオブジェクト平面310との間の距離である。オブジェクト平面310におけるオブジェクトに焦点が合うために、拡大鏡304内の光学素子と関連した焦点距離が、焦点距離316と等しくなければならない。仮想像距離318は、目302と、仮想オブジェクト平面312と関連した仮想オブジェクトとの間に存在する距離である。一例において、仮想像距離は、約420mmの作動距離314においては約1メートルである。1つの実施形態において、目320と拡大鏡304との間の距離は短く、双眼ルーペがユーザによって着用される間、実質的に固定されたままである。結果として、作動距離314と焦点距離316は直接関連し、多くの光学用途において、同義語であるとみなされる。
図4は、拡大鏡304内の光学素子の例示的な構成を示す。1つの実施形態において、流体充填レンズ404は、第1のレンズ・アセンブリ402と第2のレンズ・アセンブリ406との間に配置される。
流体充填レンズ404と関連した曲率により、透過する光が、指定の曲率に比例する角度で屈曲する。1つの実施形態において、流体充填レンズ404の曲率は、流体リザーバ(図示せず)に結合された電気機械式アクチュエータ(図示せず)を介して制御することができる。電気機械式アクチュエータは、流体リザーバに圧力を印加して、流体を強制的に流体充填レンズ404の中に押し込み、それによって流体充填レンズ404と関連した曲率半径を低減させることができる。電気機械式アクチュエータはまた、流体リザーバにかかる圧力を解放して、流体充填レンズ404と関連した曲率半径を増大させることもできる。電気機械式アクチュエータは、その全体が引用により本明細書に組み入れられる米国特許出願第13/270,910号に記載されるような圧電アクチュエータとすることができる。
1つの実施形態において、第1のレンズ・アセンブリ402及び第2のレンズ・アセンブリ406の各々と関連した屈折力は一定である。本明細書で用いられる「レンズ・アセンブリ」という用語は、レンズ・システムの全体の設計に応じて、単一のレンズのみを含んでもよく、又は、複数のレンズを含んでもよい。1つの実施形態において、流体充填レンズ404の屈折力を特定の範囲内で変えることができる。この範囲は、流体充填レンズ404の材料特性に基づくものとすることができる。例えば、流体充填レンズ404の可能な屈折力の範囲は、0から2.7までの間である。耐久性及び可撓性がより高い材料を用いる場合、より広い範囲の屈折力が可能になる。
1つの実施形態によれば、第2のレンズ・アセンブリ406と流体充填レンズ404との組み合わせは、拡大鏡304と関連した焦点距離を設定する。一例として、第2のレンズ・アセンブリ406は、520mmの関連した焦点距離を有することができる。流体充填レンズ404の屈折力を変えることにより、焦点距離が520mmから何らかの最小値にさらに低減され得る。例えば、最小焦点距離は、340mmとすることができる。
1つの実施形態においては、第1のレンズ・アセンブリ402は、凹形状を有する。第1のレンズ・アセンブリ402は、流体充填レンズ404から受け取った光の拡大をもたらすことができる。1つの実施形態においては、光は、第1のレンズ・アセンブリ402を透過し、双眼ルーペの着用者の目の上に進む。
拡大鏡304が、2つの他の光学素子と共に単一の流体充填レンズを含むように示されるが、拡大鏡304は、各々が関連した流体充填レンズの曲率を変えることができるアクチュエータを有する、任意の数の流体充填レンズを含み得ることを理解すべきである。さらに、拡大鏡304は、固定された屈折力を有する任意の数の光学素子を、任意の構成で含むことができる。
図5は、ユーザが種々の作動距離で、かつ、固定レンズ又は可変の屈折力を有するレンズを用いて見る、シミュレートされた像を含む表を示す。520mm、420mm、及び340mmの作動距離でのシミュレートされた像が、一例として表示される。第1の像列502は、同じ屈折力及び目の調節、すなわち拡大率で拡大鏡を用いる間の3つの作動距離の各々におけるオブジェクトのシミュレートされた図を与える。第2の像列504は、可変の屈折力及び同じ目の調節で拡大鏡を用いる間の3つの作動距離の各々における同じオブジェクトのシミュレートされた図を与える。1つの実施形態においては、可変の屈折力は、拡大鏡内の流体充填レンズによりもたらされる。
一例において、作動距離が520mmから420mm、340mmへと変化するにつれて、第2の像504の列の屈折力は、0から1.25、2.7へと変化する。1つの実施形態によると、同じ目の調節を用いても、拡大鏡内の流体充填レンズの曲率の変化のために、各々の作動距離においてオブジェクトの焦点は合ったままになる。
対照的に、第1の像列502においては、屈折力は0で一定のままであり、作動距離が520mmから低減するにつれて、オブジェクトの焦点が合わなくなる。流体充填レンズがない場合、屈折力を変化させるためには、拡大鏡内の光学素子を物理的に交換することが必要である。
図6は、1つの実施形態による、例示的なレンズ制御方法600を示す。
ブロック602において、距離センサから信号を受信する。信号は、距離センサとユーザが注視しているオブジェクトとの間の距離に関連するものである。距離も同様に、ユーザとユーザが注視しているオブジェクトとの間の距離に関連するものであり得ることを理解すべきである。代替的に、距離は、距離センサによって測定されたいずれかの値とすることができる。信号は、距離センサから電子的に又は光学的に受信することができる。距離の測定は、特定の電圧振幅、AC周波数、又は当業者により理解されるようないずれか他のタイプの変調に対応することができる。
ブロック604において、受信した信号を分析して、関連した距離を求める。
ブロック606において、特定の距離に対応する信号を、1つ又はそれ以上の拡大鏡の現在の焦点距離と比較する。1つの実施形態において、各々の拡大鏡は、1つ又はそれ以上の流体充填レンズを含む。1つ又はそれ以上の拡大鏡の各々の焦点距離は、各拡大鏡の構成部品内の1つ又はそれ以上の流体充填レンズの屈折力(曲率に直接関連する)に基づいて求めることができる。図4に示される例示的な拡大鏡を用いる際に、流体充填レンズ404が0の屈折力を有する場合、拡大鏡304の焦点距離は、第2のレンズ・アセンブリ406と関連した焦点距離(又は、第2のレンズ・アセンブリ406と関連した屈折力の逆数)に等しい。代替的に、流体充填レンズ404が0より大きい屈折力を有する場合、拡大鏡304の焦点距離は、第2のレンズ・アセンブリ406及び流体充填レンズ404の両方と関連した焦点距離(第2のレンズ・アセンブリ406及び流体充填レンズ404の両方の付加された屈折力の逆数)に等しい。
1つ又はそれ以上の流体充填レンズの屈折力はまた、1つ又はそれ以上の流体充填レンズの曲率にも直接関連している。曲率は、1つ又はそれ以上の流体充填レンズに結合された各アクチュエータにより印加される圧力量に基づいて測定することができる。別の実施形態においては、曲率は、付加的な光学センサにより測定することができる。代替的に、曲率は、圧電抵抗素子により測定することができる。
ブロック608において、1つ又はそれ以上の流体充填レンズの屈折力は、必要に応じて、比較に基づいて調整される。1つの実施形態においては、測定された距離が焦点距離と等しい場合、調整は必要ない。更に別の例として、測定された距離が、焦点距離の特定の閾値範囲内である場合、調整は必要ない。しかしながら、測定された距離が焦点距離から特定の閾値範囲だけ超えている場合、1つ又はそれ以上の流体充填レンズの屈折力に対して調整が必要になり得る。一例においては、1つ又はそれ以上の流体充填レンズの曲率を変化させることにより、調整が行われる。
測定された距離が、焦点距離より上方に或る閾値範囲だけ長い場合、1つ又はそれ以上の流体充填レンズの屈折力が低減される。屈折力は、信号をアクチュエータに伝送して、流体充填レンズと関連した液体リザーバへの圧力を低減させることにより、低減させることができる。リザーバ内に液体が移動することにより、関連した流体充填レンズの曲率半径が増大し、従って、その屈折力が低減する。
測定された距離が、焦点距離の下方に或る閾値範囲だけ短い場合、1つ又はそれ以上の流体充填レンズの屈折力が増大する。屈折力は、信号をアクチュエータに伝送して、流体充填レンズと関連した液体リザーバへの圧力を増大させることにより、増大させることができる。流体充填レンズ内に液体が移動することにより、関連した流体充填レンズの曲率半径が縮小し、従って、その屈折力が増大する。
レンズ制御方法600は、コンピュータ可読格納媒体上に命令として格納し、かつ、制御装置により実行できることを理解すべきである。これらに限定されるものではないが、RAM、フラッシュメモリ、電気的消却・プログラム可能型読み取り専用メモリ(EEPROM)、ハードディスク・ドライブ等を、当業者に周知のような、いずれのコンピュータ可読格納媒体も用いることもできる。
例えば、これらに限定されるものではないが、左右の接眼鏡、ブリッジ、制御電子機器のハウジング、並びに距離センサといった、記載される双眼ルーペの部品は、金属射出成形(MIM)、鋳造、機械加工、プラスチック射出成形のようないずれかの適切なプロセスによって製造することができる。機械的特性、温度感受性、分散のような光学的特性、成形性特性、又は当業者に明らかないずれかの他の要因の要件によって、材料の選択をさらに与えることができる。
流体充填レンズに用いられる流体は、無色の流体とすることができるが、他の実施形態は、用途に応じて、意図した用途がサングラス用である場合など、色のついた流体を含むことができる。用いることができる流体の一例は、ミシガン州ミッドランド所在のDow Corningによって「拡散ポンプ油」という名で製造されており、これは、一般に「シリコーン油」とも呼ばれている。
流体充填レンズは、ガラス、プラスチック、又はいずれかの他の適切な材料で作製された硬質光学レンズを含むことができる。他の適切な材料は、例えば、これらに限定されるものではないが、ジエチルグリコールビスアリルカーボネート(DEG−BAC)、ポリ(メチルメタクリレート)(PMMA)及び特許権を有するポリ尿素複合体、すなわち商標名TRIVEX(PPG)を含む。
流体充填レンズは、例えば制限なく、透明かつ弾性のポリオレフィン、ポリシクロ脂肪族化合物、ポリエーテル、ポリエステル、ポリイミド、及び、例えばMYLAR又はSARANとして製造されるもののような市販のフィルムを含むポリ塩化ビニリデンフィルムなどのポリウレタンのうちの1つ又はそれ以上といった、可撓性かつ透明の不透水性材料で作製された膜を含むことができる。膜材料として用いるのに適した他のポリマーは、例えば、これらに限定されるものではないが、ポリスルホン、ポリウレタン、ポリチオウレタン、ポリエチレンテレフタレート、シクロオレフィンのポリマー、及び脂肪族又は脂環式ポリエーテルを含む。
流体充填レンズとリザーバとの間の接続管は、TYGON(ポリ塩化ビニル)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)及び天然ゴムなどの1つ又はそれ以上の材料で作製することができる。例えば、PVDFは、その耐久性、透過性及びクリンプ加工への耐性に基づき、好適であり得る。
双眼ルーペの種々の構成部品は、いずれの適切な形状にしてもよく、プラスチック、金属、又はいずれかの他の適切な材料で作製することができる。1つの実施形態において、双眼ルーペ・アセンブリの構成部品は、例えば制限なく、高耐衝撃性プラスチック材料、アルミニウム、チタン等のような軽量材料で作製される。1つの実施形態において、双眼ルーペ・アセンブリの構成部品は、全体又は一部を透明材料で作製することができる。
1つ又はそれ以上の流体充填レンズに結合されたリザーバは、例えば制限なく、デラウェア州Wilmington所在のDuPont Performance Elastomers LLCにより供給されている熱収縮性VITON(登録商標)のようなポリニフッ化ビニリデン、独国Mechenheim所在のDSG−CANUSAにより製造されるDERAY−KYF190(可撓性)、ペンシルバニア州Berwyn所在のTyco Electronics Corp.(以前はRaychem Corp.)により製造されるRW−175(半剛性)又はいずれかの他の適切な材料で作製することができる。リザーバの付加的な実施形態が、その全体が引用により組み入れられる特許文献4に記載されている。
双眼ルーペ・アセンブリのいずれかの接眼鏡内に含ませることができるいずれの付加的なレンズも、いずれかの十分に透明な材料とすることができ、かつ、これらに限定されるものではないが、両凸、平凸、平凹、両凹等を含む任意の形状にすることができる。付加的なレンズは、硬質であっても可撓性であってもよい。
概要及び要約セクションではなく、詳細な説明のセクションは、特許請求の範囲を理解するために用いられることが意図されることを理解すべきである。概要及び要約セクションでは、発明者により考えられる、1つ又はそれ以上の、しかし全てではない本発明の例示的な実施形態を述べることができ、従って、本発明及び添付の特許請求の範囲を多少なりとも限定することを意図するものではない。
本発明は、特定の機能及びその関係の実装を示す機能的な基礎的要素の助けにより上述された。説明の便宜上、これらの機能的な基礎的要素の境界は、本明細書において任意に定められた。特定の機能及びその関係が適切に行われる限り、代替的な境界を定めることができる。
特定の実施形態の上記の説明は、当技術分野の技術の範囲内の知識を適用することにより、必要以上の実験なしに、本発明の一般的な概念から逸脱することなく、他者がそのような特定の実施形態の種々の用途を容易に変更すること及び/又はこれに適合させることができる本発明の一般的な性質を十分に明らかにするであろう。従って、そのような適合及び変更は、本明細書に提示される教示及び指針に基づいて、開示される実施形態の等価物の意味及び範囲内にあることが意図される。本明細書における表現又は用語は、限定ではなく説明を目的とするものであり、本明細書の用語又は表現は、教示及び指針に照らして当業者により解釈されることを理解すべきである。
本発明の広さ及び範囲は、上述の例示的な実施形態のいずれによっても制限されるべきではではなく、以下の特許請求の範囲及びその等価物によってのみ定められるべきである。
102:着用者
104:眼鏡
106:双眼ルーペ
108:オブジェクト
110:仮想像
202:左接眼鏡
204:右接眼鏡
206:距離センサ
208:制御電子機器
210:ブリッジ
212:コネクタ
301:軸
302:ユーザの目
304:拡大鏡
306:光線
308:仮想光線
310:オブジェクト平面
312:仮想オブジェクト平面
314:作動距離
316:焦点距離
318:仮想像距離
402:第1のレンズ・アセンブリ
404:流体充填レンズ
406:第2のレンズ・アセンブリ

Claims (18)

  1. 双眼ルーペであって、
    第1のルーペ接眼鏡及び第2のルーペ接眼鏡を有し、前記ルーペ接眼鏡各々は、
    固定した屈折力を有する少なくとも1つの拡大鏡レンズと、
    可変の屈折力を有する少なくとも1つのシールされた流体充填レンズと、を有し、
    前記少なくとも1つのシールされた流体充填レンズは、
    第1の部材と、
    第2の部材と、
    前記第1の部材と前記第2の部材の間に配置された流体と、を有し、
    前記少なくとも1つの拡大鏡レンズと前記少なくとも1つのシールされた流体充填レンズは別個であり、
    前記双眼ルーペは、さらに、
    前記少なくとも1つのシールされた流体充填レンズに結合され、かつ、前記少なくとも1つのシールされた流体充填レンズの屈折力を変化させるように構成された少なくとも1つのアクチュエータと、
    ユーザと前記ユーザが注視しているオブジェクトとの間の距離を測定するように構成された少なくとも1つの距離センサと、を有し、前記少なくとも1つの距離センサは、前記ユーザと前記ユーザが注視しているオブジェクトとの間の距離を表す出力を生成するように構成され、
    前記双眼ルーペは、さらに、
    i)前記少なくとも1つの距離センサから受信した出力と、前記第1のルーペ接眼鏡及び前記第2のルーペ接眼鏡の少なくとも1つの焦点距離との比較を実行し、
    ii)前記比較に基づいて、前記第1のルーペ接眼鏡及び前記第2のルーペ接眼鏡の少なくとも1つに内蔵された前記少なくとも1つのシールされた流体充填レンズに結合された前記少なくとも1つのアクチュエータを作動させ、前記第1のルーペ接眼鏡及び前記第2のルーペ接眼鏡の少なくとも1つの焦点距離を、前記ユーザと前記ユーザが注視しているオブジェクトとの間の距離に対応させるように調整する、
    制御装置含むことを特徴とする双眼ルーペ。
  2. 前記少なくとも1つのアクチュエータは電気機械式アクチュエータであることを特徴とする、請求項1に記載の双眼ルーペ。
  3. 前記少なくとも1つの電気機械式アクチュエータは、前記少なくとも1つのシールされた流体充填レンズに結合された少なくとも1つの液体リザーバに印加される1又はそれ以上の圧力を変化させることを特徴とする、請求項2に記載の双眼ルーペ。
  4. 前記印加される1又はそれ以上の圧力は、前記少なくとも1つのシールされた流体充填レンズの曲率を変化させることを特徴とする、請求項3に記載の双眼ルーペ。
  5. 前記少なくとも1つのシールされた流体充填レンズの前記曲率変化は、前記少なくとも1つのシールされた流体充填レンズの前記屈折力を0から2.7までの範囲で変化させることを特徴とする、請求項4に記載の双眼ルーペ。
  6. 前記少なくとも1つのシールされた流体充填レンズの前記曲率変化は、前記双眼ルーペと関連した焦点距離を340mmから520mmまでの範囲で変化させることを特徴する、請求項4に記載の双眼ルーペ。
  7. 前記少なくとも1つの距離センサは少なくとも1つのIR波長を用いることを特徴とする、請求項1に記載の双眼ルーペ。
  8. 前記少なくとも1つの距離センサは超音波センサであることを特徴とする、請求項1に記載の双眼ルーペ。
  9. 前記少なくとも1つの距離センサは少なくとも1つの可視光波長を用いることを特徴とする、請求項1に記載の双眼ルーペ。
  10. 前記少なくとも1つの距離センサ及び前記少なくとも1つの制御装置を含むブリッジをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の双眼ルーペ。
  11. ユーザと前記ユーザが注視しているオブジェクトとの間の距離と関連した出力少なくとも1つの距離センサから受信するステップと、
    前記出力を、ルーペ接眼鏡の焦点距離と比較するステップと、を有し、前記ルーペ接眼鏡は、
    固定した屈折力を有する少なくとも1つの拡大鏡レンズと、
    可変の屈折力を有する少なくとも1つのシールされた流体充填レンズと、を有し、
    前記少なくとも1つのシールされた流体充填レンズは、
    第1の部材と、
    第2の部材と、
    前記第1の部材と前記第2の部材の間に配置された流体と、を有し、
    前記少なくとも1つの拡大鏡レンズと前記少なくとも1つのシールされた流体充填レンズは別個であり、
    さらに、
    前記比較するステップに基づいて、前記少なくとも1つのシールされた流体充填レンズの前記屈折力を、前記ルーペ接眼鏡の焦点距離がユーザと前記ユーザが注視しているオブジェクトとの間の距離に対応するように調整するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  12. 前記受信するステップは連続的に行われることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 前記出力は、少なくとも1つの光信号の形態であることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 前記出力は、少なくとも1つの音響信号の形態であることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  15. 前記比較するステップは、前記出力を、前記少なくとも1つのシールされた流体充填レンズの曲率半径と比較するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  16. 前記屈折力を調整するステップは、前記少なくとも1つのシールされた流体充填レンズの前記曲率を調整することにより実行されることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  17. 前記曲率を調整するステップは、少なくとも1つの電気機械式アクチュエータにより行われることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
  18. 前記少なくとも1つの電気機械式アクチュエータは、前記少なくとも1つのシールされた流体充填レンズに結合された少なくとも1つの液体リザーバに印加される1又はそれ以上の圧力を変えることを特徴とする、請求項17に記載の方法。
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