JP6052129B2 - 質疑応答システム、質疑応答装置 - Google Patents
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Description
このようなサービスにおける最大の課題は、投稿された質問が必ずしも最適な回答者に伝わらないという点である。そこで、より適した回答者を選定するために、あらかじめ回答者が得意なジャンルを登録しておき、質問のジャンルに応じてマッチングを行ったうえで、メール等で通知するという方法が考えられる。しかし、このような方法を用いても、「特定の道路の今現在の混み具合を知りたい」など、質問の対象が局地的であったり、質問に対する回答が時間とともに変化するような場合は、最適な回答者を選定することができない。
当該情報提供システムは、車載システム同士を接続して質疑応答を行うシステムであって、車両から送信された位置情報の履歴に基づいて、質問に対して回答可能な車両を推定し、該当する車両に質問を転送する。当該システムでは、位置情報の履歴を用いることで、質問に関連付いた場所に訪問したことのある車両のみを抽出することができるため、当該抽出された車両から適切な回答を得られることが期待できる。
同様に、水族館とプラネタリウムが同じ建物の違うフロアに入っている場合、建物内にいるユーザを特定することはできても、水族館にいるユーザを特定することはできない。
テムにおいて、より適切な回答者をマッチングするシステムを提供することを目的とする。
第一のユーザ端末と、第二のユーザ端末と、投稿サーバと、管理サーバからなる質疑応答システムであって、前記投稿サーバは、前記第一のユーザ端末から、任意のメッセージと、前記第一のユーザ端末の位置情報である第一の位置情報と、を含む投稿データを受信し、記憶する投稿データ記憶手段を有し、前記第二のユーザ端末は、自然言語で記述された質問文を取得し、当該質問文と、当該質問文に関連付いた場所を表す第二の位置情報と、からなる質問セットを前記管理サーバに送信する質問送信手段を有し、前記管理サーバは、前記投稿サーバに記憶された複数の投稿データを取得するデータ取得手段と、前記第二のユーザ端末から質問セットを受信した場合に、前記質問セットに含まれる第二の位置情報と前記投稿データに含まれる第一の位置情報、および、前記質問セットに含まれる質問文と前記投稿データに含まれるメッセージとを比較した結果に基づいて、前記質問に回答する候補者である回答候補者を決定するマッチング手段と、前記抽出した回答候補者が有する前記第一のユーザ端末に前記質問文を転送する転送手段と、を有することを特徴とする。
投稿データには、任意のメッセージと、当該メッセージを送信した場所についての位置情報(第一の位置情報)が含まれる。
質問セットには、自然言語で記述された質問文と、質問に関連した場所についての位置情報(第二の位置情報)が含まれる。例えば、ある遊園地の状況について質問したい場合、当該ユーザは、当該遊園地の座標を指定して質問セットを送信する。
具体的には、質問セットに含まれる質問文と複数の投稿データに含まれるメッセージ、および、質問セットに含まれる位置情報と複数の投稿データに含まれる位置情報をそれぞれ比較し、比較結果に基づいて、回答者としてより適切と考えられるユーザ(すなわち投稿データの投稿者)を特定する。
また、位置情報の比較においては、例えば、第一の位置情報が示す地点と第二の位置情報が示す地点が近いほど、回答者として適切であると判断するようにしてもよい。互いの地点が近いほど、質問の対象に接近している(していた)と考えられるためである。
管理サーバは、回答候補者を決定すると、当該ユーザ(投稿者)が所持するユーザ端末に質問を転送する。
第一のユーザ端末から、任意のメッセージと、前記第一のユーザ端末の位置情報である第一の位置情報と、を含む投稿データを受信し、記憶するサーバである投稿サーバと通信可能な管理サーバと、第二のユーザ端末と、からなる質疑応答システムであって、前記第二のユーザ端末は、自然言語で記述された質問文を取得し、当該質問文と、当該質問文に関連付いた場所を表す第二の位置情報と、からなる質問セットを前記管理サーバに送信する質問送信手段を有し、前記管理サーバは、前記投稿サーバに記憶された複数の投稿データを取得するデータ取得手段と、前記第二のユーザ端末から質問セットを受信した場合に、前記質問セットに含まれる第二の位置情報と前記投稿データに含まれる第一の位置情報、および、前記質問セットに含まれる質問文と前記投稿データに含まれるメッセージとを比較した結果に基づいて、前記質問に回答する候補者である回答候補者を抽出するマッチング手段と、前記抽出した回答候補者が有する前記第一のユーザ端末に前記質問文を転送する転送手段と、を有することを特徴としてもよい。
場合はスコアを付与しないことを特徴としてもよい。
例えば、「中央道の状況は?」という質問があった場合、質問が言及している対象は「中央自動車道」であると判断できる。これに対して、メッセージから抽出された対象が「八王子ジャンクション」「調布インターチェンジ」「小仏トンネル」等であった場合、類似するものと判定できる。
また、「周辺でおいしいレストランは?」という質問があった場合、質問が言及している対象は「レストラン」であると判断できる。これに対して、メッセージから抽出された対象が「イタリアン」「中華料理」「和食」等であった場合、類似するものと判定できる。
なお、類似度の判定には任意のアルゴリズムやデータを使用することができる。例えば、シソーラス等の分類データに基づいて行ってもよい。
<システム構成>
第一の実施形態に係る質疑応答システムの概要について、システム構成図である図1を参照しながら説明する。本実施形態に係る質疑応答システムは、ソーシャルネットワーキングサービスを提供するサーバと、質問に対する回答者を決定するサーバと、各サーバと通信可能なユーザ端末からなるシステムである。
SNSサーバ100は、通信部101および投稿データ記憶部102を有する。
通信部101は、ネットワーク10との通信を行う手段である。有線または無線通信によって情報を送受信することができれば、使用するプロトコルおよび通信方法は特に限定されない。
投稿データ記憶部102は、ユーザ端末301から投稿されたメッセージを記憶する手段である。図2(a)は、ユーザ端末301からSNSサーバ100に送信され、投稿データ記憶部102に記憶されるデータ(以下、投稿データ)のフォーマットを示す図である。投稿データは、SNSサービスにおけるユーザ識別子、メッセージ本文、投稿データが送信された場所を表す位置情報(本発明における第一の位置情報)からなる。
SNSサーバ100は、この他にも、ユーザ同士の繋がりを記憶し、ユーザが投稿したメッセージを他のユーザに配信する機能を有しているが、当該機能を実現する機能ブロックについては、本実施形態では図示を省略する。
投稿データ取得部202は、SNSサーバ100から投稿データを取得して一時的に記憶する手段である。例えば、24時間以内にSNSサーバに投稿された全ての発言をネットワーク経由で取得し、記憶する。
マッチング制御部203は、ユーザ端末401から送信された質問を取得し、当該質問と、投稿データ取得部202に記憶された投稿データを比較することで、回答候補者を決定する手段である。具体的には、SNSサーバ100が提供するサービスのユーザIDを抽出する。詳細な処理については後述する。
また、転送部204は、回答候補者から回答を得られた場合に、当該回答を、質問を転送した際と同様の方法で、質問を送信したユーザに転送する。このため、転送部204は、SNSサーバ100が提供するサービスにログインするためのアカウント情報を有している。
次に、マッチング制御部203が行う処理について詳しく説明する。
図2(b)は、質問を送信する端末であるユーザ端末401から質疑応答装置200に送信されるデータ(以下、質問セット)のフォーマットを示す図である。質問セットは、質疑応答システムにおけるユーザ識別子、質問文、質問に関連した地点の位置情報(本発明における第二の位置情報)からなる。
マッチング制御部203は、質問セットを受信すると、投稿データ取得部202に記憶された複数の投稿データを取得するとともに、当該質問セットに含まれる質問文および位置情報を抽出する。そして、質問文と各投稿データに含まれるメッセージ、および、第一の位置情報と第二の位置情報を比較してスコアを算出する。
ここで、メッセージスコアの算出方法について、二つの例を挙げて説明する。
一つ目の方法は、互いの文章に出現する単語が一致した数をカウントし、一致数が多いほどメッセージスコアを大きくする方法である。例えば、形態素解析によって文章を単語に分解し、助詞や副詞などを除外した残りの単語について、一致する数をカウントする。
二つ目の方法は、互いの文章に出現する単語の類似度を算出し、全体として得られた類似度が高いほどメッセージスコアを大きくする方法である。例えば、形態素解析によって文章を単語に分解し、分解した単語一つひとつについて、対応する単語を検索し、類似度を求める。
図4に、木構造で定義されたシソーラスの例を挙げる。
図4中の互いに連結された単語は、一定の関係があることを示している。例えば、矢印は上位・下位関係を表し、点線は同義語を表す。また、破線は関連があることを表す。ここで、例えば、同じ単語であれば類似度を1.0とし、矢印を辿るごとに0.1ずつ減算する。また、点線を辿る場合は減算せず、破線を辿る場合は0.3ずつ減算する。このようにすることで、単語同士の類似度を求めることができる。
図4の例を用いて単語同士の類似度を演算すると、例えば「レストラン」と「和食」の類似度は0.9、「予約」と「パスタ」の類似度は0.5となる。
となり、文章のメッセージスコアは、0.8+0.9+0.6=2.3となる。
なお、文章同士の比較は、互いに関連が大きいほどメッセージスコアが高くなるような方法であれば、任意の手法を採用することができる。例えば、メッセージや質問で言及している対象物を自然言語処理によって特定し、当該対象物同士の類似度を、予め記憶したデータに基づいて算出するようにしてもよい。
位置スコアは、第一の位置情報と第二の位置情報の距離によって決定する。例えば、メートルで表された距離の逆数を位置スコアとしてもよいし、距離と位置スコアの関係を表したデータを記憶し、当該データに基づいて位置スコアを算出してもよい。
そして、回答候補者を、算出したメッセージスコアおよび位置スコアに基づいて決定する。例えば、あるユーザが複数の投稿を行っていた場合、メッセージスコアと位置スコアを合計したものを投稿データごとに合計し、当該ユーザに対するスコアとする。そして、スコアが高い順にユーザを抽出し、回答候補者とする。抽出する回答候補者は、何人であってもよい。例えば、スコアの合計が高い順から10人としてもよいし、50人としてもよい。
また、人物の属性を推定し、属性が類似するほどスコアを高くするようにしてもよい。例えば、性別が同じであったり、年齢が近いほどスコアを高くしたり、興味の対象が類似しているほどスコアを高くしてもよい。これらの人物の属性は、既知の方法によって、過去の投稿データを用いて分析するようにしてもよい。
また、メッセージスコアや位置スコアの算出においては、時刻による重み付けをするようにしてもよい。例えば、質問セットが送信された時刻と、投稿データが送信された時刻を比較し、時刻が互いに近いほど各スコアが高くなるようにしてもよい。また、逆に、一定の時間以上離れている場合、スコアリングを行わない、すなわち候補から除外するようにしてもよい。互いの時刻が近いほど、回答候補者がより新鮮な情報を有しており、逆に、時間が経過している場合は、回答として望ましい情報を持っていないことが考えられるためである。
次に、本実施形態に係る質疑応答システムが行う処理を、処理フローチャートである図5および図7を参照しながら説明する。
まず、ステップS11で、SNSサーバ100から投稿データを取得する。例えば、24時間以内に投稿された全てのデータを要求し、取得する。
次に、ステップS12で、取得した投稿データを記憶する。もし、重複する投稿データが既に記憶されている場合は、重複しないデータのみを記憶し、また、古くなったデータが記憶されていた場合、削除を行う。すなわち、本ステップを実行することで、24時間以内に投稿された投稿データのみが記憶される。
図6は、取得した投稿データの例である。なお、投稿データには、SNSサーバによって投稿日時を表すフィールドが追加されている。
図5に示した処理は、周期的(例えば10分ごと)に実行され、これにより、投稿デー
タ取得部202に記憶された投稿データは、常に最新のものに入れ替わる。
まず、ステップS21で、質問セットに含まれる質問文と、第一の位置情報を取得する。
次に、ステップS22で、第一の位置情報と第二の位置情報を比較し、位置スコアを投稿データの数だけ算出する。
次に、ステップS23で、質問文とメッセージを比較し、メッセージスコアを投稿データの数だけ算出する。
そして、ステップS24で、メッセージスコアと位置スコアの合計を、投稿データごとに合計した結果が大きい順に、回答候補者を所定の人数だけ抽出する。本ステップでは、SNSのユーザID(図6の例では「A001」等)が取得される。
最後に、ステップS25で、決定された回答候補者に質問を転送する。具体的には、ステップS24で特定されたIDを持つユーザに、SNSサービスのメッセージング機能を利用して質問を送信する。なお、利用者同士に面識が無い場合、質疑応答サービスによって転送された質問である旨を表すメッセージや、回答の意思を問うメッセージを添えてもよい。また、転送部204が質問を転送する際は、ユーザを特定できる情報(ユーザID等)は削除する。
また、質問や回答を転送する際は、ユーザを特定する情報を送信しないため、匿名性を担保することができ、質問や回答に対する抵抗感を減らすことができる。
第一の実施形態では、SNSサービスを利用して質問や回答を送信したが、本発明における投稿サーバは、必ずしもSNSサービスを提供するサーバでなくてもよい。例えば、電子掲示板への書き込みデータや、ブログへの書き込みデータを投稿データとして収集するようにしてもよいし、携帯端末で利用できる他のコミュニケーションサービスを利用してもよい。また、インスタントメッセンジャー等に送信されたデータを利用してもよい。このように、投稿データを収集するためのサービスは、特定のサービスに限定されない。また、投稿データについても、ユーザ端末から発信されたメッセージであれば、どのような内容であってもよい。
第一の実施形態では、過去に投稿したメッセージに基づいて回答候補者の抽出を行うため、回答候補者に偏りが発生するおそれがある。例えば、人気のあるテーマパークについての発言を多くしているユーザには、類似した質問が短時間に数多く寄せられてしまうことが考えられる。第二の実施形態は、これに対応するため、第一の実施形態に、回答をキャッシュする機能と、回答者を分散させる機能を追加した実施形態である。
第二の実施形態に係る質疑応答システムの構成は、以下に説明する点を除き、第一の実施形態と同様である。
なお、各実施形態の説明は本発明を説明する上での例示であり、本発明は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更または組み合わせて実施することができる。
例えば、実施形態の説明では、SNSサービスに投稿されたデータを無作為に収集しているが、投稿データの取得対象を、あらかじめ質疑応答サービスの利用に同意したユーザに限定するようにしてもよい。
また、投稿データ取得部は、あらかじめ投稿データを取得するのではなく、質問セットを受信し、第一の位置情報を抽出したのちに、当該位置情報が示す地点の周辺にて投稿された投稿データのみを取得するようにしてもよい。このようにすることで、ネットワークトラフィックを減らし、投稿サーバの処理負荷を軽減させることができる。
101・・・通信部
102・・・投稿データ記憶部
200・・・質疑応答装置
201・・・通信部
202・・・投稿データ取得部
203・・・マッチング制御部
204・・・転送部
301,401・・・ユーザ端末
Claims (14)
- 第一のユーザ端末と、第二のユーザ端末と、投稿サーバと、管理サーバからなる質疑応答システムであって、
前記投稿サーバは、前記第一のユーザ端末から、任意のメッセージと、前記第一のユーザ端末の位置情報である第一の位置情報と、を含む投稿データを受信し、記憶する投稿データ記憶手段を有し、
前記第二のユーザ端末は、
自然言語で記述された質問文を取得し、当該質問文と、当該質問文に関連付いた場所を表す第二の位置情報と、からなる質問セットを前記管理サーバに送信する質問送信手段を有し、
前記管理サーバは、
前記投稿サーバに記憶された複数の投稿データを取得するデータ取得手段と、
前記第二のユーザ端末から質問セットを受信した場合に、前記質問セットに含まれる第二の位置情報と前記投稿データに含まれる第一の位置情報、および、前記質問セットに含まれる質問文と前記投稿データに含まれるメッセージとを比較した結果に基づいて、前記質問に回答する候補者である回答候補者を決定するマッチング手段と、
前記抽出した回答候補者が有する前記第一のユーザ端末に前記質問文を転送する転送手段と、
を有する、質疑応答システム。 - 第一のユーザ端末から、任意のメッセージと、前記第一のユーザ端末の位置情報である第一の位置情報と、を含む投稿データを受信し、記憶するサーバである投稿サーバと通信可能な管理サーバと、第二のユーザ端末と、からなる質疑応答システムであって、
前記第二のユーザ端末は、
自然言語で記述された質問文を取得し、当該質問文と、当該質問文に関連付いた場所を表す第二の位置情報と、からなる質問セットを前記管理サーバに送信する質問送信手段を有し、
前記管理サーバは、
前記投稿サーバに記憶された複数の投稿データを取得するデータ取得手段と、
前記第二のユーザ端末から質問セットを受信した場合に、前記質問セットに含まれる第二の位置情報と前記投稿データに含まれる第一の位置情報、および、前記質問セットに含まれる質問文と前記投稿データに含まれるメッセージとを比較した結果に基づいて、前記質問に回答する候補者である回答候補者を抽出するマッチング手段と、
前記抽出した回答候補者が有する前記第一のユーザ端末に前記質問文を転送する転送手段と、
を有する、質疑応答システム。 - 前記マッチング手段は、前記取得した複数の投稿データに含まれる第一の位置情報と前記第二の位置情報とを比較した結果と、前記取得した複数の投稿データに含まれるメッセージと前記質問文とを比較した結果に基づいて、投稿データを送信したユーザに対応するスコアを算出し、前記スコアに基づいて回答候補者を決定する、
請求項2に記載の質疑応答システム。 - 前記マッチング手段は、前記第一の位置情報と第二の位置情報の比較において、互いの位置が近いほどスコアを高く算出し、送信された時刻が互いに近いほどスコアを高く算出する、
請求項3に記載の質疑応答システム。 - 前記マッチング手段は、前記第一の位置情報と第二の位置情報の比較において、所定の
距離以上離れている、または、互いの送信された時刻が所定の時間以上離れている場合はスコアを付与しない、
請求項3または4に記載の質疑応答システム。 - 前記マッチング手段は、前記質問文およびメッセージの類似度を判定し、文章が類似しているほどスコアを高く算出する、
請求項3から5のいずれかに記載の質疑応答システム。 - 前記マッチング手段は、前記質問文およびメッセージを自然言語処理することで、前記質問文が言及している対象と、前記メッセージが言及している対象を判定し、当該対象が類似しているほどスコアを高く算出する、
請求項3から5のいずれかに記載の質疑応答システム。 - 前記転送手段は、前記マッチング手段が算出したスコアが高い順に、所定数の回答候補者に前記質問文を転送する、
請求項3から7のいずれかに記載の質疑応答システム。 - 前記管理サーバは、回答候補者が有するユーザ端末から回答を受信し、質問セットを送信したユーザ端末に転送する回答転送手段をさらに有する、
請求項1から8のいずれかに記載の質疑応答システム。 - 前記転送手段および回答転送手段は、質問文または回答を転送する際に、互いのユーザを特定できる情報を送信しない、
請求項9に記載の質疑応答システム。 - 第一のユーザ端末から、任意のメッセージと、前記第一のユーザ端末の位置情報である第一の位置情報と、を含む投稿データを取得するデータ取得手段と、
第二のユーザ端末から、自然言語で記述された質問文と、当該質問文に関連付いた場所を表す第二の位置情報と、からなる質問セットを受信する質問取得手段と、
前記第二のユーザ端末から質問セットを受信した場合に、前記質問セットに含まれる第二の位置情報と前記投稿データに含まれる第一の位置情報、および、前記質問セットに含まれる質問文と前記投稿データに含まれるメッセージとを比較した結果に基づいて、前記質問に回答する候補者である回答候補者を抽出するマッチング手段と、
を有する、質疑応答装置。 - 前記抽出した回答候補者が有する前記第一のユーザ端末に前記質問文を転送する転送手段をさらに有する、
請求項11に記載の質疑応答装置。 - 前記抽出した回答候補者に関する情報を前記第二のユーザ端末に送信する情報提供手段をさらに有する、
請求項11に記載の質疑応答装置。 - 第一のユーザ端末から、任意のメッセージと、前記第一のユーザ端末の位置情報である第一の位置情報と、を含む投稿データを受信し、記憶するサーバである投稿サーバと通信可能な管理サーバと、第二のユーザ端末と、からなる質疑応答システムの制御方法であって、
前記第二のユーザ端末が、
自然言語で記述された質問文を取得し、当該質問文と、当該質問文に関連付いた場所を表す第二の位置情報と、からなる質問セットを前記管理サーバに送信する質問送信ステッ
プを実行し、
前記管理サーバが、
前記投稿サーバに記憶された複数の投稿データを取得するデータ取得ステップと、
前記第二のユーザ端末から質問セットを受信した場合に、前記質問セットに含まれる第二の位置情報と前記投稿データに含まれる第一の位置情報、および、前記質問セットに含まれる質問文と前記投稿データに含まれるメッセージとを比較した結果に基づいて、前記質問に回答する候補者である回答候補者を抽出するマッチングステップと、
を実行する、質疑応答システムの制御方法。
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