JP6051772B2 - 表示機能およびタッチ入力機能を有するカード媒体 - Google Patents
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Description
近年、薄型の表示パネルの開発および各種タッチパネルの方式の開発とともに、表示機能やタッチ入力機能を有するICカードが開発されている。
電源としてカード基材の厚さの規格およびサイズの規格のため、電池の厚さおよびサイズには制約があり、蓄電容量を増す電池も開発がなされているが、消費電力の削減が求められている。
ことを特徴とするものである。
ことを特徴とするものである。
ことを特徴とするものである。
ことを特徴とするものである。
本発明の請求の範囲および明細書に記載の制御マイコンは、ICチップとも記載する。
本発明の明細書に記載のICカードの表裏面は、タッチ入力部にタッチして入力する面をICカードの表面と記載し、ICカードの表面の反対側の面をICカードの裏面と記載する。
本発明の第一の実施形態を図1に示す接触型ICカードで説明する。
タッチスイッチ部20aを基材10の表面に配置し、もう一つのタッチスイッチ部20bを基材10の裏面に配置する。タッチスイッチ部20aおよび20bの上面には、カバーシート11が保護シートとして貼り付けられる。
具体的には、左手でICカードを把持する場合、一般的に左手の親指がICカード表面のタッチスイッチ部20aを押し、人差し指または中指がICカードの裏面を押え、ICカードを把持する。
左手でICカードの表面のタッチスイッチ部20aを押して把持し、右手の指で裏面のタッチスイッチ部20bを押すことにより、初めて電源が入る。
以上のように片手では電源が入りにくい配置にすること、すなわち表面のタッチスイッチ20aと裏面のタッチスイッチ20bとを異なる配置にすることより、より誤作動を防止でき、無駄な電力消費を防止できる。
偶然の接触による誤動作を防止するためには2秒以上両面のタッチスイッチ部20aと20bとに同時に接触することを認識して電源が入る設定が好ましい。又前記同時に接触する時間が5秒を超えるとスイッチとしての操作性が問題となる為、本実施形態では同時に接触する時間を3秒に設定した。
本発明の第一の実施形態におけるタッチスイッチ部20は、指で接触を繰り返す動作が必要であり、図7に示す領域Dに形成される。
図1には、記載してないがカード基材10に入力候補文字を印刷し、この印刷された上面に透明なタッチパネルを貼りタッチ入力部30を形成する。
前記タッチ入力部30は、前記個人情報の入力に必要な文字および数字が印刷されたカード基材上にタッチパネルを備えた構成である。
タッチ入力部30の平面視での配置については、前述したタッチスイッチ部20と同様で図7の領域Dに形成する。
タッチ入力部30は、指又はペンで接触して入力する動作を伴う為、領域Dに形成されることにより、ICチップ部および磁気ストライプ部への外部からの押し圧や摩擦などのストレスを避けることが出来又接触式ICカードの書き込みエラーや読み取りエラーを防止できる。
静電容量式タッチパネルのタッチセンサ基材12は、100μmの厚さに限らず、50μmから200μmの厚さのPETフィルムを適用することが出来る。
図1に示す前記ICカードの平面図のc1−c2線における断面を図9Aと図9Bに示す。
タッチスイッチ部20aとタッチ入力部30を基材10の表面に配置し、もう一つのタッチスイッチ部20bを基材10の裏面に配置し、表裏両面の上には、更にカバーシート11で保護してある。
又ICカードの使用状況により、一定時間で自動的に電源のオフになると不都合な場合もあり、タッチ入力により任意に電源をオフする操作について、後述する動作フロー図11と図12で説明する。
図2は本発明の第二の実施形態における非接触型ICカードの全体構成を示す図である。
非接触型ICカードは、外部からの物理的なストレスでアンテナ線が切れることや、アンテナ線とICチップの結合が剥がれることがあり、タッチスイッチ部20とタッチ入力部30の配置は、アンテナ線およびICチップにストレスのかからない配置を考慮する必要がある。
タッチスイッチ部20およびタッチ入力部30を前記アンテナ線と重ならない領域Dに形成することにより、アンテナ線への押し圧や摩擦などのストレスを防ぎ、非接触ICカードの破損を防止できる。
タッチ入力部30の平面視における配置は、ICカードのタッチスイッチ部20以外の図8に示す領域Dに配置される。
図2では、表示部がタッチ入力部30と重なっているが、分離した配置でも良い。
第二の実施形態においては、表裏のタッチスイッチ部20(20aと20b)をICカードの短辺方向(Y)の上下に振り分けて配置したものである。
図2では、表裏のタッチスイッチ部20(20aと20b)は、ICカードの左側に配置されているが、右側に配置されても良い。
タッチスイッチ部20の上面は、カバーシート11で保護される。
タッチスイッチ部20aまたは裏面のタッチスイッチ部20bのどちらか一方のタッチスイッチ部だけを押しただけでは電源は入らなく、表裏両面のタッチスイッチ部20aと20bとを同時に押さないと起動できないことにより誤動作を防ぎ無駄な電力消費を防止するものである。
以上のように片手では電源が入りにくい配置にすること、すなわち表面のタッチスイッチ20aと裏面のタッチスイッチ20bとを異なる配置にすることにより、より誤作動を防止でき、無駄な電力消費を防止できる。
図5は本発明の第三の実施形態における接触型ICカードの全体構成を示す図である。
図1に示す第一の実施形態に表示部70が備えられた接触型ICカードである。
表示部70は、薄膜化した液晶表示パネルや有機ELが使用できる。
表示部上にタッチ入力部を重ねることにより、表示部の画面に対してタッチ入力が可能となる。
表示部70は液晶表示パネルがカード基材に備えられ、入力された文字を表示する。
タッチ入力部30には、ジェスチャ機能を備えた静電容量式タッチパネルを用い、電源をオフする場合において、タッチ入力部30上のある部分に指でタッチした状態でスライドすること(ジェスチャ機能)により電源がオフとなりパスワードが消去されICカードが使用できない状態となる。ジェスチャ機能とは、図10の矢印90に示すようにタッチ入力部30の上を指でタッチしてスライドすることにより電源がオフになる動作である。
ステップT1からT4までは、前述したS1からS4と同じ操作である。
ICカードの使用が短時間の場合では、パスワードも自動的に消去される為、パスワードの消し忘れによる事故もなく、人為的にパスワードを消すS1からS5又はU1からU5の操作に比べて、セキュリティ面で安全である又使用中に一定時間が過ぎた時は、ステップT1より再度タッチスイッチで電源を入れ使用する。
これらの用途に対しても本発明の両面タッチスイッチは、有効である。
11 カバーシート
12 タッチセンサ基材
13 タッチセンサ、タッチパネル
20 タッチスイッチ部
20a カード表面のタッチスイッチ部
20b カード裏面のタッチスイッチ部
30 タッチ入力部
40 制御マイコン、ICチップ
50 電源部
60 コイル式アンテナ部
70 表示部
80 電磁ストライプ部
90 ジェスチャ操作
D タッチスイッチ部およびタッチ入力部を配置する領域
Claims (7)
- タッチ入力部とタッチスイッチ部を備えるICカードにおいて、
前記タッチ入力部は、入力機能を備え、
前記タッチスイッチ部は、起動スイッチの機能を備え、
前記タッチスイッチ部が、カード基材の表裏の両面に配置されており、
前記タッチ入力部及び前記タッチスイッチ部は、同一のタッチセンサ基材に配置されており、前記タッチ入力部及び前記タッチスイッチ部を有する前記タッチセンサ基材は前記カード基材に貼り合わされており、
前記ICカードの厚さが、0.78mm以下である
ことを特徴とするICカード。 - 前記カード基材の表裏にある前記タッチスイッチ部を同時に押えた時に
前記タッチ入力部のタッチ入力が可能となる
ことを特徴とする請求項1に記載するICカード - 前記カード基材の表裏にある前記タッチスイッチ部を一定時間以上押えた時に前記タッチ入力部のタッチ入力が可能となる
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載するICカード。 - カード基材の両面に配置された前記タッチスイッチ部の表面の位置と裏面の位置とが、対応しない異なる位置に配置されている
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載するICカード。 - 前記タッチスイッチ部と前記タッチ入力部は、静電容量式タッチセンサで構成されている
ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載するICカード。 - 前記カード基材の少なくとも一方の面に文字または数字が印刷され、印刷された面上にタッチ入力部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載するICカード。
- 前記カード基材の少なくとも一方の面に表示部が形成されている
ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載するICカード。
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