JP6051772B2 - 表示機能およびタッチ入力機能を有するカード媒体 - Google Patents

表示機能およびタッチ入力機能を有するカード媒体 Download PDF

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Description

本発明は、表示機能およびタッチ入力機能を有するカード媒体に関し、起動の誤作動防止方法に関するものである。
現在、ICカードは、クレジットカードやキャッシュカード、電子マネー、交通系チケットやID証などとして利用され広く普及している。
近年、薄型の表示パネルの開発および各種タッチパネルの方式の開発とともに、表示機能やタッチ入力機能を有するICカードが開発されている。
このような機能が付加されることにより、ICカードに記憶された各種個人情報、電子マネー情報などが表示で確認でき、パスワードなどをタッチパネルで入力することにより、より高度なセキュリティ管理が可能となると考えられる。
このような機能は、特許文献1や特許文献2に記載されている。
特許文献1は、ICカードの使用時のセキュリティを向上させるものでICカードの表面に液晶パネルおよび入力キーを配置し、入力キーでパスワードを入力し、入力されたパスワードと予めICカードのROMに記憶されたパスワードとの比較論理部を備えたICカードで、電力供給としては、内蔵されたバッテリーまたは太陽電池が備えられている。電源のオン/オフの入力は、ICカード表面の入力キーに割り当てられて記載されている。
特許文献2は、ICカード単体でICカードに記憶されたデータの参照もしくは変更が可能なICカードであり、電源供給を外部デバイスと接続して外部デバイスから電源供給を受ける外部接続手段および内部電源手段を備えたもので、これらより内部情報の表示手段や情報入力手段などへ電源を供給するものである。
特開2006−221313号公報 特開2001−222697号公報
新たに表示装置やタッチセンサの機能が組み込まれたICカードは、従来のこのような機能が備えられていないICカードに比べ、付加した機能分の電力を消費する。
電源としてカード基材の厚さの規格およびサイズの規格のため、電池の厚さおよびサイズには制約があり、蓄電容量を増す電池も開発がなされているが、消費電力の削減が求められている。
又、取扱い上、ユーザの指により、ICカードの電源スイッチ部にタッチして起動を行う必要があるが、過ってICカードの電源スイッチに接触して誤作動で電源が入るような無駄な電力消費は、無くすことが必要である。
以上のような観点から必要時のみICカードの電源が入っている状態で、必要以外の時には、電源が切れている状態であり、又これが不用意な取扱いなどで誤作動が起きないことが望まれていた。
本発明は、簡便でかつ誤作動が起きにくいICカードを提供するものである。
上記の問題を解決するために、本発明の請求項1に記載の発明に係るICカードは、タッチ入力部とタッチスイッチ部を備えるICカードにおいて、前記タッチ入力部は、入力機能を備え、前記タッチスイッチ部は、起動スイッチの機能を備え、前記タッチスイッチ部が、カード基材の表裏の両面に配置されており、前記タッチ入力部及び前記タッチスイッチ部は、同一のタッチセンサ基材に配置されており、前記タッチ入力部及び前記タッチスイッチ部を有する前記タッチセンサ基材は前記カード基材に貼り合わされており、前記ICカードの厚さが、0.78mm以下であることを特徴とするものである。


本発明の請求項2に記載の発明に係るICカードは、請求項1に記載するICカードにおいて、前記カード基材の表裏にある前記タッチスイッチ部を同時に押えた時に前記タッチ入力部のタッチ入力が可能となる
ことを特徴とするものである。
本発明の請求項3に記載の発明に係るICカードは、請求項1または請求項2に記載するICカードにおいて、前記カード基材の表裏にある前記タッチスイッチ部を一定時間以上押えた時に前記タッチ入力部のタッチ入力が可能となる
ことを特徴とするものである。
本発明の請求項4に記載の発明に係るICカードは、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載するICカードにおいて、カード基材の両面に配置された前記タッチスイッチ部の表面の位置と裏面の位置とが、対応しない異なる位置に配置されている
ことを特徴とするものである。
本発明の請求項5に記載の発明に係るICカードは、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載するICカードにおいて、前記タッチスイッチ部と前記タッチ入力部は、静電容量式タッチセンサで構成されている
ことを特徴とするものである。
本発明の請求項6に記載の発明に係るICカードは、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載するICカードにおいて、前記カード基材の少なくとも一方の面に文字または数字が印刷され、印刷された面上にタッチ入力部が形成されていることを特徴とするものである。
本発明の請求項7に記載の発明に係るICカードは、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載するICカードにおいて、前記カード基材の少なくとも一方の面に表示部が形成されていることを特徴とするものである。
本発明の請求の範囲および明細書に記載のカード基材は、基材とも記載する。
本発明の請求の範囲および明細書に記載の制御マイコンは、ICチップとも記載する。
本発明の明細書に記載のICカードの表裏面は、タッチ入力部にタッチして入力する面をICカードの表面と記載し、ICカードの表面の反対側の面をICカードの裏面と記載する。
本発明におけるICカードは、基材の表裏両面にタッチスイッチが配置されており、片面のタッチスイッチに指で押しただけでは起動せず、表裏のタッチスイッチを指で同時に押すことにより、電源が入るため、ICカードの片面のタッチスイッチに不用意に押して起動するような誤作動が、起きにくい。従って、無駄な電力の消費を防止できる。
第一の実施形態におけるICカードの構成を平面視で示した図である。 第二の実施形態におけるICカードの構成を平面視で示した図である。 第一の実施形態におけるa1−a2線でのICカードの断面図 第二の実施形態におけるb1−b2線でのICカードの断面図 第三の実施形態におけるICカードの構成を平面視で示した図である。 ICカードの動作を示すフローチャート 接触式ICカードの平面視で示した図である。 非接触式ICカードの平面視で示した図である。 第一の実施形態におけるc1−c2線でのICカードの断面図 A タッチパネルを分割して貼り合せた構成を示す図 B タッチパネルをシート状態で形成し一括して貼り合せた構成図 第三の実施形態のおけるICカードの動作フローを説明するための模式図 ICカードの動作を示すフローチャート ICカードの動作を示すフローチャート
本発明を実施するための形態におけるICカードの構成について説明する。
前記カード基材10に、タッチスイッチ部20(20a及び20b)とタッチ入力部30が備えられたICカードであり、クレジットカードやキャッシュカード、電子マネー、交通系チケットやIDカードなどとしての機能を有する。
(第一の実施形態)
本発明の第一の実施形態を図1に示す接触型ICカードで説明する。
図1に示す本発明の第一の実施形態は、制御マイコン(ICチップ)40、磁気ストライプ80が備わる前記一般的な接触型ICカードにタッチスイッチ部20(20a及び20b)とタッチ入力部30と電源部50を設けたものである。
制御マイコン(ICチップ)40は、CPUを備え、ICカード全体を制御する。たとえば、タッチ入力部30より入力された入力情報がICカードに記憶されている情報と照合し入力情報が正しいか否かを判定し、判定結果が正しい場合は、ICカードを使用できる状態にする。
タッチスイッチ部20は、電源のオンまたはオフのスイッチとして機能するもので、カード基材10の表面側のタッチスイッチ部20aと裏面側のタッチスイッチ部20bとが両面に備えられている。
タッチ入力部30は、カード基材10の少なくとも一面に備えられ、ユーザの指先やペンなどのタッチや動きを検出する機能を備える。
電源部50は、タッチスイッチ部20およびタッチ入力部30への電力を供給する機能を備える。
初めに前記タッチスイッチ部20について詳細を説明する。
前記タッチスイッチ部20のICカードの断面から見た配置を図1のa1−a2線における断面を表す図3で説明する。
タッチスイッチ部20aを基材10の表面に配置し、もう一つのタッチスイッチ部20bを基材10の裏面に配置する。タッチスイッチ部20aおよび20bの上面には、カバーシート11が保護シートとして貼り付けられる。
ICカードの電源をオンにする場合は、ICカードの表面のタッチスイッチ部20aと裏面のタッチスイッチ部20bを同時に押すことにより、起動する。
表面のタッチスイッチ部20aまたは裏面のタッチスイッチ部20bのどちらか一方のタッチスイッチ部だけに押しただけでは電源は入らなく、表裏両面のタッチスイッチ部20aと20bとを同時に押さないと起動できないことにより誤動作を防ぎ、無駄な電力消費を防止できる。
表面と裏面のそれぞれのタッチスイッチ部20aと20bの配置は、両面とも同じ位置に配置しても良いが、表面と裏面のタッチスイッチ部20aと20bとを表面の位置と裏面の位置とが、対応しない異なる位置に配置した方が、誤作動をより確実に防止でき、無駄な電力消費を防止できる。
前記タッチスイッチ部20aと20bを対応しない異なる位置に配置する内容について具体的に説明する。
具体的には、左手でICカードを把持する場合、一般的に左手の親指がICカード表面のタッチスイッチ部20aを押し、人差し指または中指がICカードの裏面を押え、ICカードを把持する。
このとき、人差指または中指が、ICカード裏面のタッチスイッチ部20bに接触し難い位置に、裏面のタッチスイッチ部20bを配置することを意図するものである。
図1は、ICカードの長辺方向(X方向)の左右にタッチスイッチ部20(20aおよび20b)を振り分けて配置したICカードである。表面のタッチスイッチ部20aがICカードの左側に配置され、裏側のタッチスイッチ部20bがICカードの右側に配置されている。タッチスイッチ20(20aと20b)の間の距離を長く確保できるため、ICチップやタッチ入力部など他の部材との干渉を避け易い構成である。
又左手片手で表面のタッチスイッチ20aを押しICカードを把持した状態で、裏面のタッチスイッチ部20bを右手で押しやすい配置でもある。
片手でICカードを把持する時は、親指と人差指がICカードの表裏の同じ位置にふれるのが自然な動作であり、表面のタッチスイッチ部20aと裏面のタッチスイッチ部20bが表裏で対応する同じ位置にあると左手で把持した時、両方のタッチスイッチ20aおよび20bに同時に接触しやすい。従って両方のタッチスイッチ20aと20bとの配置を左手で把持した際に接触し難くする為に、異なる位置に配置する。
左手でICカードの表面のタッチスイッチ部20aを押して把持し、右手の指で裏面のタッチスイッチ部20bを押すことにより、初めて電源が入る。
右手でICカードを把持する場合も同様に右手でICカードの表面のタッチスイッチ部20aを押して把持し、左手の指で裏面のタッチスイッチ部20bを押すことにより、初めて電源が入る。
以上のように片手では電源が入りにくい配置にすること、すなわち表面のタッチスイッチ20aと裏面のタッチスイッチ20bとを異なる配置にすることより、より誤作動を防止でき、無駄な電力消費を防止できる。
上述したように誤動作を防ぐためカード基板1の表裏両面に配置したタッチスイッチ部でも、偶然に接触し、誤動作を起こすことも考えられるため、更なる防止方法として、一定時間以上両面のタッチスイッチ部20aと20bとに接触していることを認識して電源が入る機能を付加することも可能である。
偶然の接触による誤動作を防止するためには2秒以上両面のタッチスイッチ部20aと20bとに同時に接触することを認識して電源が入る設定が好ましい。又前記同時に接触する時間が5秒を超えるとスイッチとしての操作性が問題となる為、本実施形態では同時に接触する時間を3秒に設定した。
次に平面視での配置について図7を用いて説明する。
一般的な接触型ICカードは、図7に示すようにカード基材10に制御マイコン(ICチップ)40を備えており、接触型のICカード用リーダー/ライターに差し込んで使用される。図に詳細は記載してないが制御マイコン40(ICチップ)の金属端子がカード表面又は裏面に露出しており、カードがリーダー/ライターに挿入したときにこの金属端子の接点を通じてリーダー/ライターから電力が供給される。
又前記接触型ICカードには、磁気カード用の電磁ストライプ80も備えられているのが一般的である。
接触型ICカードは、カードケースからの抜き差し、ICカードリーダや磁気カードリーダへの抜き差しなど運用上でICチップが物理的な衝撃を受けやすく物理的なストレスにより破損することもある。
従ってタッチスイッチ部20は、上述したようなICカードが本来備わっている機能を損なうことなく又ICカードの強度を弱めることのないように配置する。
ICチップ及び磁気ストライプの領域を避け、ICチップまたは磁気ストライプと重ならない領域Dを図7に示す。
本発明の第一の実施形態におけるタッチスイッチ部20は、指で接触を繰り返す動作が必要であり、図7に示す領域Dに形成される。
タッチスイッチ部20を前記領域Dに設けることによりこのような外部からの押し圧や摩擦などのストレスを避けることが出来、接触式ICカードの書き込みエラーや読み取りエラーを防止できる。
タッチスイッチ部20は、静電容量式タッチセンサや抵抗膜式タッチセンサやメカニカルスイッチでも良いが、抵抗膜式タッチセンサやメカニカルスイッチは、押し圧でセンサ電極を接触させて、スイッチをオンにさせるため、ICカードに物理的な衝撃が加わり、ICカードの破損が生じやすい。これに対して静電容量式タッチセンサは、指をカード表面に軽く接触させることにより、スイッチをオンにすることが出来るため、ICカードへの物理的な衝撃を避けることができ、ICカードの破損が生じ難い。
タッチスイッチ部20に続いてタッチ入力部30について説明する。
タッチ入力部30は、カード基材10の少なくとも一面に備えられ、ユーザの指先やペンなどのタッチや動きを検出する機能を備える。
図1には、記載してないがカード基材10に入力候補文字を印刷し、この印刷された上面に透明なタッチパネルを貼りタッチ入力部30を形成する。
電源が入った状態でタッチ入力部30より、パスワードなど個人情報を入力する。
前記タッチ入力部30は、前記個人情報の入力に必要な文字および数字が印刷されたカード基材上にタッチパネルを備えた構成である。
タッチ入力部30の平面視での配置については、前述したタッチスイッチ部20と同様で図7の領域Dに形成する。
タッチ入力部30は、指又はペンで接触して入力する動作を伴う為、領域Dに形成されることにより、ICチップ部および磁気ストライプ部への外部からの押し圧や摩擦などのストレスを避けることが出来又接触式ICカードの書き込みエラーや読み取りエラーを防止できる。
タッチ入力部30は、静電容量式タッチパネルや抵抗膜式タッチパネルで形成できるが、タッチセンサ基材12として薄膜化した透明フィルムの両面に電極加工した静電容量式タッチパネルが薄膜化およびタッチパネルの下の印刷物の見易さの点またジェスチャ機能などを付加する上で好ましい。又タッチスイッチ部20で説明したように静電容量式のタッチセンサを用いることにより、ICカードへの物理的な衝撃を避けることができ、ICカードの破損に対しても有利である。
ICカードの厚さは、0.78mm以下の制約があるため、タッチパネルとしては、タッチ入力機能を備え、厚さが薄く、下地の印刷物が見えやすい透明なタッチパネルが好ましい。本第一の実施形態では、100μm厚さのPETフィルムの両面に透明センサ電極を形成した静電容量式タッチパネルを、カード基材10に貼り合せしタッチ入力部20(20a及び20b)を形成した。
静電容量式タッチパネルのタッチセンサ基材12は、100μmの厚さに限らず、50μmから200μmの厚さのPETフィルムを適用することが出来る。
次にタッチスイッチ部20とタッチ入力部30とをICカードに組み込む方法について図9を参照して説明する。
図1に示す前記ICカードの平面図のc1−c2線における断面を図9Aと図9Bに示す。
タッチスイッチ部20aとタッチ入力部30を基材10の表面に配置し、もう一つのタッチスイッチ部20bを基材10の裏面に配置し、表裏両面の上には、更にカバーシート11で保護してある。
図9Aは、ICカードの表面のタッチ入力部30および裏面のタッチスイッチ部20bに対してそれぞれタッチパネル13を貼り合せた構成を示す。図1のc1−c2線における断面であり、表面のタッチスイッチ部20aは記載されてないが、タッチ入力部30と同じ面に貼り合される。
図9Bは、タッチセンサ基材12の表裏両面にセンサ電極を形成した静電容量式タッチパネル13をカード基材10の表面及び裏面に貼り合せてタッチスイッチ部20とタッチ入力部30を形成した構成を示す。
図9Bは、図1のc1−c2線における断面であり、表面のタッチスイッチ部20aは記載されてないが、カード基材10の表面には、タッチスイッチ部20aとタッチ入力部30の静電容量式タッチパネル13を同一タッチセンサ基材12に一括形成し貼り合せ、カード基材10の裏面には、タッチスイッチ部20bのタッチパネル13を形成したタッチセンサ基材12を貼り合せる。図9Bには、タッチセンサ基材12の両面にセンサ電極を形成し記載してあるが、センサ電極をタッチセンサ基板12の片面にだけ形成したものでも良い。
図9Bに示すように同一タッチセンサ基材12にタッチスイッチ部20及びタッチ入力部30を配置しカード基材10に一括して貼り合せることにより工程の簡略化ができ、カードの平坦性も確保できる。
前記カード基材10にタッチスイッチ部20及びタッチ入力部30を形成したタッチセンサ基材12を一括して貼り合せる方法は、タッチパネル付ICカードを多面付け製造が容易であり、生産性が向上する。
電源は、ICカードの電源がオンとなってから一定時間が経過した後にオフになる。これは、電源の消し忘れを防止する為のものであり、操作中に一定時間が経過して電源がオフとなった場合は、改めてタッチ入力部20で起動させることが出来る。
又ICカードの使用状況により、一定時間で自動的に電源のオフになると不都合な場合もあり、タッチ入力により任意に電源をオフする操作について、後述する動作フロー図11と図12で説明する。
図1を参照して接触型ICカードの全体構成を説明したが、図1には、記載してないが、上述したようにカード基材10に印刷された文字や数字を選択し個人情報を入力することが出来る。後述する動作フローで詳しく説明する。
(第二の実施形態)
図2は本発明の第二の実施形態における非接触型ICカードの全体構成を示す図である。
一般的な非接触型ICカードは、図8に示すようにカード基材10にコイル式アンテナ60および制御マイコン40を備えており、非接触型ICカードをリーダー/ライターにかざすことにより、カード内に埋め込まれたコイルアンテナ60が、電磁波を受信し、それをエネルギー変換して電源を供給して、無線でデータのやり取りを行う。
図8に前記一般的な非接触型ICカードを示す。
非接触型ICカードは、外部からの物理的なストレスでアンテナ線が切れることや、アンテナ線とICチップの結合が剥がれることがあり、タッチスイッチ部20とタッチ入力部30の配置は、アンテナ線およびICチップにストレスのかからない配置を考慮する必要がある。
第二の実施形態は、図8に示すような一般的な非接触型ICカードの基本的な構成にタッチスイッチ部20とタッチ入力部30と電源部50と表示部70とを備えたもので図2に示される。
本発明の第二の実施形態の非接触型ICカードにおけるタッチスイッチ部20およびタッチ入力部30は、指で接触を繰り返す動作が必要であり、アンテナ線の領域と重なるとアンテナ線が切れることや、アンテナ線とICチップの結合が剥がれる危険性があるため、アンテナ線と重ならない領域にタッチスイッチ部20とタッチ入力部30を形成する。
非接触型ICカードのアンテナ線と重ならない領域を図8の領域Dに示す。
タッチスイッチ部20およびタッチ入力部30を前記アンテナ線と重ならない領域Dに形成することにより、アンテナ線への押し圧や摩擦などのストレスを防ぎ、非接触ICカードの破損を防止できる。
制御マイコン40は、CPUを備え、ICカード全体を制御する。たとえば、タッチ入力部30で検出されたタッチ情報に基づいて、ICカードに記憶された個人情報との照合または表示部70の表示画面の切り替えや表示内容などを制御する。
前記タッチ入力部30は、前記個人情報の入力に必要な文字および数字が印刷されたカード基材上にタッチパネルを備えた構成である。これにより、印刷された入力候補よりパスワードや個人情報など入力に必要な文字や数字を選択し入力できる。
タッチ入力部30は、基板の少なくとも一面に備えられ、ユーザの指先やペンなどのタッチや動きを検出する機能を備える。
タッチ入力部30の平面視における配置は、ICカードのタッチスイッチ部20以外の図8に示す領域Dに配置される。
前記タッチパネルとしては、透明導電性のセンサ電極を50μmから200μmのポリエステルフィルム(PET)の両面又は片面に形成した静電容量式タッチセンサを使用する。
表示部70は、タッチ入力部30で入力した情報を表示することができ、入力情報がICカードに記憶された情報と一致しているか否かが確認できる。
図2では、表示部がタッチ入力部30と重なっているが、分離した配置でも良い。
タッチスイッチ部20は、電源のオンまたはオフのスイッチとして機能するもので、カード基材10の表面と裏面との両面に備えられている。
図2のICカードのb1とb2線における断面を表す図4で説明する。
第二の実施形態においては、表裏のタッチスイッチ部20(20aと20b)をICカードの短辺方向(Y)の上下に振り分けて配置したものである。
図2では、表裏のタッチスイッチ部20(20aと20b)は、ICカードの左側に配置されているが、右側に配置されても良い。
タッチスイッチ部20の上面は、カバーシート11で保護される。
図2では記載していないが、各タッチパネルは、第一の実施形態の図9Bを用いて説明したように、カード基材10の表面に、タッチスイッチ部20aとタッチ入力部30のタッチパネル13を同一タッチセンサ基材12に形成し貼り合せ、カード基材10の裏面に、タッチスイッチ部20bのタッチパネル13を形成したタッチセンサ基材12を貼り合せて形成できる。
ICカードの両面に配置したタッチスイッチ部20の機能については、
タッチスイッチ部20aまたは裏面のタッチスイッチ部20bのどちらか一方のタッチスイッチ部だけを押しただけでは電源は入らなく、表裏両面のタッチスイッチ部20aと20bとを同時に押さないと起動できないことにより誤動作を防ぎ無駄な電力消費を防止するものである。
表面と裏面のそれぞれのタッチスイッチ部20aと20bの配置は、両面とも同じ位置に配置しても良いが、表面と裏面のタッチスイッチ部20aと20bを表面の位置と裏面の位置とが、対応しない異なる位置に配置した方が、誤作動をより確実に防止でき、無駄な電力消費を防止するものである。
具体的には、左手でICカードを把持する場合、一般的に左手の親指が表面のタッチスイッチ部20aを押し、人差し指または中指がICカードの裏面を支え、ICカードを把持する。
左手のこのICカードの裏面を支える指がICカードを把持した際に裏面のタッチスイッチ部20bに接触し難い位置に裏面のタッチスイッチ部20bを配置する。
表面のタッチスイッチ部20aと裏面のタッチスイッチ部20bが表裏で対応する同じ位置にあると左手片手で把持した時、両方のタッチスイッチ20aおよび20bに同時に接触しやすい。従って両方のタッチスイッチ20aと20bとの配置を左手片手で把持した際に接触し難くする為に、異なる位置に配置する。
左手でICカードの表面のタッチスイッチ部20aを押して把持し、右手の指で裏面のタッチスイッチ部20bを押すことにより、初めて電源が入る。
右手でICカードを把持する場合も同様に右手でICカードの表面のタッチスイッチ部20aを押して把持し、左手の指で裏面のタッチスイッチ部20bを押すことにより、初めて電源が入る。
以上のように片手では電源が入りにくい配置にすること、すなわち表面のタッチスイッチ20aと裏面のタッチスイッチ20bとを異なる配置にすることにより、より誤作動を防止でき、無駄な電力消費を防止できる。
第二の実施形態におけるタッチスイッチ部20(20aと20b)は、それぞれ上下方向(Y)に振り分けられ、ICカードの左右方向(X)のいずれかの短辺側に寄せる配置が可能となる。この配置において、タッチスイッチ部20の配置されてない短辺側をICカードの把持する部分とすることにより、不用意にタッチスイッチ部(20)を押すことを防ぐことができ、誤動作を防止できる。
(第三の実施形態)
図5は本発明の第三の実施形態における接触型ICカードの全体構成を示す図である。
図1に示す第一の実施形態に表示部70が備えられた接触型ICカードである。
表示部70は、薄膜化した液晶表示パネルや有機ELが使用できる。
表示部上にタッチ入力部を重ねることにより、表示部の画面に対してタッチ入力が可能となる。
図5には、表示部70がタッチ入力部30と重ねて記載してあるが、図10に示すように、タッチ入力30と表示部70を分離した配置でも良い。
表示装置と重ねて配置する前記タッチ入力部30としては、センサ電極を50μmから200μmのポリエステルフィルム(PET)の両面に形成した静電容量式タッチセンサを使用するのが、表示品質および薄膜化の点で有利である。
図10は、第三の実施形態と同様の接触型ICカードであり、個人情報を入力するタッチ入力部30と入力された情報を表示する表示部70を備えたICカードである。
タッチ入力部30は、カード基材10の表面上に入力候補文字の0から9と入力情報を確定するEと入力情報をクリアするCが印刷されており、印刷されたカード基材の上に印刷された文字が確認できる透過性の静電容量式タッチパネルが配置されている。
表示部70は液晶表示パネルがカード基材に備えられ、入力された文字を表示する。
次に本発明の本実施形態における図10に示すタッチスイッチ部20a、20bとタッチ入力部30と表示部70を備える接触型ICカードの動作について図6の動作フローチャートを参照し説明する。
ステップS1では、ICカードの表面の左側にあるタッチスイッチ20aを左手で押し裏面の右側にあるタッチスイッチ20bを右手で同時に押すことにより電源をオンとする。
ステップS2では、タッチ入力部30の0から9の数字で既に制御マイコン40に記憶されている4ケタのパスワードを入力する。入力した数字が確認のために表示部70に現れる。入力した数字でよければEを押し確定する。入力数字を間違えた場合はCを押しクリアした後に再度入力する。
ステップS3では、制御マイコンが入力されたパスワードと既に制御マイコン40に記憶されている4ケタのパスワードを比較して確認する。
パスワードが不一致の場合は、表示部70にNGが表示され、S2に戻り、パスワードを再入力する。
パスワードが一致すると表示部70にONが表示され、ICカードが使用可能な状態であるステップS4となる。
ステップS4では、ICカードとして機能しICカード用リーダー/ライターで読み取り、書き込みが可能となる。
ステップS5では、ステップS1と同じようにICカードの表面のタッチスイッチ部20aと裏面の20bを指で押すことにより電源をオンとし、タッチ入力部30および表示部70が機能できる状態となる。
ステップS6では、タッチ入力部30のC(クリア)を押す。これにより入力されていたパスワードが消去されICカードが使用できない状態となる。
又タッチ入力部30にジェスチャ機能を持たせ、ジェスチャ操作で電源をオフとすることも可能である。図11のステップU1からU5に操作のフローを示す。ステップU1からU4までは、前述したステップS1からS4と同じ操作である。
ステップU5の動作について図10を参照し説明する。
タッチ入力部30には、ジェスチャ機能を備えた静電容量式タッチパネルを用い、電源をオフする場合において、タッチ入力部30上のある部分に指でタッチした状態でスライドすること(ジェスチャ機能)により電源がオフとなりパスワードが消去されICカードが使用できない状態となる。ジェスチャ機能とは、図10の矢印90に示すようにタッチ入力部30の上を指でタッチしてスライドすることにより電源がオフになる動作である。
使用状態のICカードの電源がICカードの一部に接触し、電源がオフとなりパスワードが消去され使用不可能な状態になることを防止するためのものである。
上述した動作フローは一例であり、両面に備えられたタッチスイッチ部20でICカードを起動し、パスワードを入力し使用可能となったICカードを操作した後に一定時間が経過した時点で、パスワードがクリアされ、カードが使用できない状態になることでも良い。
図12のステップT1からT5に操作のフローを示す。
ステップT1からT4までは、前述したS1からS4と同じ操作である。
ICカードの使用が短時間の場合では、パスワードも自動的に消去される為、パスワードの消し忘れによる事故もなく、人為的にパスワードを消すS1からS5又はU1からU5の操作に比べて、セキュリティ面で安全である又使用中に一定時間が過ぎた時は、ステップT1より再度タッチスイッチで電源を入れ使用する。
以上説明したような操作で表裏のタッチスイッチ部を同時に押し起動して、印刷された入力候補の文字や数字を用いてパスワードをタッチ入力部30より簡便な入力で、セキュリティを確保してICカードを使用できる。又カードケースへの出し入れやICカードの単なる把持するような動作では、ICカードのタッチスイッチ部20aおよび20bが同時に接触し難い配置の為、誤動作をすることも無く、無駄な電力消費を防止できた。
本発明におけるタッチパネルを利用した両面タッチスイッチは、上述したICカードのような薄い板状またはフィルム状の各種表示機能や入力機能を備えた製品に適用できる。例えば、飲食店などのメニューや展示した商品の説明用のシート状のディスプレイやカタログなどである。
現在まだ紙媒体やプラスチック媒体に単に印刷されているものが一般的であるが、薄型ディスプレイパネルおよびタッチパネルにより入力機能を付加することにより、利便性が良くなる。これらも消費電力を抑えるために使用時のみ電源をオンとし、且つ無意識に接触したような時には、起動を防止することが必要である。
これらの用途に対しても本発明の両面タッチスイッチは、有効である。
10 カード基材、基材
11 カバーシート
12 タッチセンサ基材
13 タッチセンサ、タッチパネル
20 タッチスイッチ部
20a カード表面のタッチスイッチ部
20b カード裏面のタッチスイッチ部
30 タッチ入力部
40 制御マイコン、ICチップ
50 電源部
60 コイル式アンテナ部
70 表示部
80 電磁ストライプ部
90 ジェスチャ操作
D タッチスイッチ部およびタッチ入力部を配置する領域

Claims (7)

  1. タッチ入力部とタッチスイッチ部を備えるICカードにおいて、
    前記タッチ入力部は、入力機能を備え、
    前記タッチスイッチ部は、起動スイッチの機能を備え、
    前記タッチスイッチ部が、カード基材の表裏の両面に配置されており、
    前記タッチ入力部及び前記タッチスイッチ部は、同一のタッチセンサ基材に配置されており、前記タッチ入力部及び前記タッチスイッチ部を有する前記タッチセンサ基材は前記カード基材に貼り合わされており、
    前記ICカードの厚さが、0.78mm以下である
    ことを特徴とするICカード。
  2. 前記カード基材の表裏にある前記タッチスイッチ部を同時に押えた時に
    前記タッチ入力部のタッチ入力が可能となる
    ことを特徴とする請求項1に記載するICカード
  3. 前記カード基材の表裏にある前記タッチスイッチ部を一定時間以上押えた時に前記タッチ入力部のタッチ入力が可能となる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載するICカード。
  4. カード基材の両面に配置された前記タッチスイッチ部の表面の位置と裏面の位置とが、対応しない異なる位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載するICカード。
  5. 前記タッチスイッチ部と前記タッチ入力部は、静電容量式タッチセンサで構成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載するICカード。
  6. 前記カード基材の少なくとも一方の面に文字または数字が印刷され、印刷された面上にタッチ入力部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載するICカード。
  7. 前記カード基材の少なくとも一方の面に表示部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載するICカード。
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