JP6049840B1 - ローラスクリーン - Google Patents

ローラスクリーン Download PDF

Info

Publication number
JP6049840B1
JP6049840B1 JP2015220699A JP2015220699A JP6049840B1 JP 6049840 B1 JP6049840 B1 JP 6049840B1 JP 2015220699 A JP2015220699 A JP 2015220699A JP 2015220699 A JP2015220699 A JP 2015220699A JP 6049840 B1 JP6049840 B1 JP 6049840B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer peripheral
peripheral surface
outer diameter
roller
concavo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015220699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017087141A (ja
Inventor
昌 松本
昌 松本
敦 細田
敦 細田
広行 越島
広行 越島
智 佐々木
智 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurimoto Ltd
Original Assignee
Kurimoto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurimoto Ltd filed Critical Kurimoto Ltd
Priority to JP2015220699A priority Critical patent/JP6049840B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6049840B1 publication Critical patent/JP6049840B1/ja
Publication of JP2017087141A publication Critical patent/JP2017087141A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

【課題】ローラスクリーンにおいて、目詰まりを避けながら被処理物を効果的に篩い分けできるようにする。【解決手段】第3回転ローラ16及び第4回転ローラ17は、被処理物が当接する凹凸のある凹凸外周面(第1テーパ面18、第2テーパ面19)を備え、これら凹凸外周面の凹凸面が段違いになるように搬送方向に複数回転可能に配列され、所定の第1外径よりも小さい被処理物を篩い落としながら搬送するように構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、石炭、採掘土、廃棄物等を篩い分けするローラスクリーンに関する。
従来より、例えば、特許文献1の採掘土の粉砕分離装置のように、複数の回転ローラを配列し、これらの回転ローラによって固形物を分離、搬送するローラスクリーンを有するものが知られている。この回転ローラに歯を有する円盤を設けたり、各辺が凸状円弧に形成された多角形の板を設けたりすることが行われている。
このようなローラスクリーンは、従来の振動スクリーンでは篩分け困難な被処理物(高水分、付着性、高温など)の篩い分けに適している。
特開2000−240095号公報
しかしながら、従来のローラスクリーンでは、例えば最大径50mm以上の粒度の石炭塊を投入し、100mmよりも小さいものを篩い落とし、それよりも大きいものを大径ホッパに搬送しようとした場合、大径の石炭塊がローラとローラの間の隙間で安定して回転して下流側へ流れなくなり、目詰まり状態が発生して搬送できない場合がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、目詰まりを避けながら被処理物を効果的に篩い分けすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、回転ローラの凹凸のある形状により被処理物の目詰まりを防ぐようにした。
具体的には、第1の発明では、複数の回転ローラで被処理物を篩い分けながら搬送するローラスクリーンを前提とし、
上記回転ローラは、上記被処理物が当接する凹凸のある凹凸外周面を備え、該凹凸外周面の凹凸面が段違いになるように搬送方向に複数回転可能に配列され、所定の第1外径よりも小さい被処理物を篩い落としながら搬送するように構成されている。
上記の構成によると、凹凸外周面により、回転ローラ間の隙間の定位置にとどまろうとする被処理物が、軸方向に動くようにその回転を乱されるので、被処理物は下流側へ強制的に搬送される。回転ローラの凹凸面が段違いになるように回転ローラを並べることで、隙間が大きくなりすぎず、第1外径よりも大きい被処理物は篩い落とされずに下流側へ分離される。
また、第1の発明において、
上記凹凸外周面は、一端側から見て軸方向に進むにつれて外径が大きくなる少なくとも1つの第1テーパ面と、軸方向に進むにつれて外径が小さくなる少なくとも1つの第2テーパ面とを有する。
上記の構成によると、第1テーパ面で軸方向一方側へ被処理物を移動させ、第2テーパ面で軸方向他方側へ被処理物を篩い分けるように移動させるので、被処理物が回転ローラ間でとどまりにくく、跳ね上げられて下流側へ流れやすくなる。
さらに第1の発明において、
上記凹凸外周面における上記第1テーパ面及び第2テーパ面のない外周面には、螺旋状リブが突設されている。
上記の構成によると、凹凸面を段違いに配置する関係上、第1テーパ面及び第2テーパ面が設けられない外周面においても、螺旋状リブが被処理物を回転に伴って軸方向に徐々にずらして第1テーパ面又は第2テーパ面の方へ移動させるので被処理物は、第1テーパ面又は第2テーパ面に沿って持ち上げられ、より回転スピードを上昇させられて下流側へ搬出される。
また第2の発明において、
上記回転ローラが配列された下流側領域よりも上流側には、投入された上記被処理物が当接する上流側外周面及び軸方向に所定間隔を空けて該上流側外周面から突出するように設けられた板部材を備え、搬送方向に複数回転可能に配列され、上記第1外径よりも小さい第2外径の被処理物を篩い落としながら搬送する上流側回転ローラが設けられている。
上記の構成によると、上流側回転ローラでまず第1外径よりも小さい第2外径の被処理物を篩い落とし、さらに、下流側回転ローラで第1外径よりも小さい被処理物を篩い分ける。このように複数段階で篩い分けることでより効果的な篩い分けが行われる。
の発明では、第の発明において、
上記凹凸外周面における上記第1テーパ面及び第2テーパ面のない外周面の外径は、上記上流側外周面の外径よりも大きい。
上記の構成によると、例えば、同じ回転速度で上流側回転ローラと下流側の回転ローラとを回転させたとしても、下流側篩い分け部の方が外径が大きいので、被処理物が回転させられる速度が速くなり、搬送力が大きくなって大きな塊を運びやすい。
第4の発明では、
上記凹凸外周面は、上記第1テーパ面と上記第2テーパ面とが連続したそろばん珠形状の突部を少なくとも1つ有する。
上記の構成によると、被処理物が軸方向にさらに効果的に篩い分けられる。
第5の発明では、複数の回転ローラで被処理物を篩い分けながら搬送するローラスクリーンを前提とし、
上記回転ローラは、上記被処理物が当接する凹凸のある凹凸外周面を備え、該凹凸外周面の凹凸面が段違いになるように搬送方向に複数回転可能に配列され、所定の第1外径よりも小さい被処理物を篩い落としながら搬送するように構成されており、
上記凹凸外周面は、一端側から見て軸方向に進むにつれて外径が大きくなる少なくとも1つの第1テーパ面と、軸方向に進むにつれて外径が小さくなる少なくとも1つの第2テーパ面とを有すると共に、上記第1テーパ面と上記第2テーパ面とが連続した少なくとも1つのそろばん珠形状の突部と、上記第1テーパ面及び第2テーパ面のない円筒部とを有し、
隣り合う回転ローラにおける一方の上記突部の最大外径部分と他方の上記円筒部とが対向する位置に配置されている。
以上説明したように、本発明によれば、回転ローラを、その凹凸外周面の凹凸面が段違いになるように搬送方向に複数回転可能に配列し、所定の外径よりも小さい被処理物を篩い落としながら搬送するようにしたことにより、目詰まりを避けながら被処理物を効果的に篩い分けすることができる。
ローラスクリーンの下流側篩い分け部を拡大して示す平面図である。 本発明の実施形態に係るローラスクリーンを示す側面図である。 上流側篩い分け部及び下流側篩い分け部を示す平面図である。 図1のIV−IV線拡大断面図である。 図1のV−V線拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図2は本発明の実施形態のローラスクリーン1を示し、このローラスクリーン1は、例えば、上流側篩い分け部2と下流側篩い分け部3とを備えている。下流側篩い分け部3は、上流側篩い分け部2の下流側に設けられ、その搬送面は、上流側篩い分け部2の搬送面よりも低くなっており、下流側に向かって下方へ傾斜するスライダ2aが設けられている。ローラスクリーン1は、振動式篩い分け機に比べて、騒音が小さく、運転騒音、二次公害がない。振動が小さいので、振動荷重の配慮が不要で、粉化率が低いという特徴がある。被処理物としては、石炭塊、採掘土、廃棄物など多種多様のものが考えられるが、本実施形態では、石炭塊について説明する。
例えば、コークス炉で作られる石炭コークスには、その大きさに応じて3つの用途がある。直径50mm以上の大きな石炭塊が高炉に使われ、直径0〜10mmの粉コークスは高炉に入れる前の鉄鉱石を一定の大きさに焼き固める際に混ぜて使われる。そして、直径10〜50mmの小・中塊コークスは、燃料として様々な産業で利用される。このため、石炭塊の分離が必要となる。
ローラスクリーン1は、内部が連通した一体のケーシング4を有し、上流側正面に矩形状の投入用開口5が開口している。ケーシング4の長手方向中間正面には、円形の開口部を有するダクト6が設けられている。ケーシング4の上面には、その他マンホール7等が設けられており、ケーシング4の側方には複数の点検口8等が設けられている。ケーシング4の最も下流側には、最後まで篩い落とされずに搬送されてきた大径(例えば100mm超)の石炭塊が蓄えられる貯留部9が設けられている。
ローラスクリーン1には、例えば5台の駆動用電動モータ10(図1に一部のみ示す)がケーシング4の側方から飛び出すように設けられている。これら駆動用電動モータ10の動力は、ケーシング4の駆動用電動モータ10と反対側側面に設けた伝達機構11により適切に分配されるようになっている。
図3に示すように、上流側篩い分け部2では、上流側から例えば、8本の第1回転ローラ12と、例えば18本の第2回転ローラ13(図3では一部省略)とが回転可能に支持されている。なお、第1回転ローラ12の上流側には、第2回転ローラ13と同じものが1本配置されているが、これはなくてもよい。
例えば、第1回転ローラ12は、補強及びリフタ機能付与のために丸パイプの外周に棒状部材が円周方向に所定間隔を空けて溶接された第1外周面12aと、この第1外周面12aに軸方向に間隔を空けて設けられた例えば、円形や丸みを帯びた三角形状の外形の第1板部材12bを有する。軸方向に隣り合う第1板部材12bは、軸方向にずれた位置にある。第1回転ローラ12は、両端の軸受14に回転可能に支持され、伝達機構11内でスプロケット11aがチェーン11bで連結されて駆動用電動モータ10の駆動力により、それぞれ回転するようになっている。
例えば、第2回転ローラ13は、丸パイプよりなる中空かつ軸方向で略同一の外径の第2外周面13a(第1外周面12aのように棒状部材は溶接されていない)と、この第2外周面13aに軸方向に所定間隔を空けて設けられた例えば、円形や丸みを帯びた三角形状の外形を有する、例えば鋼板よりなる第2板部材13bを有する。軸方向に隣り合う第2板部材13bは、軸方向にずれた位置にある。第2回転ローラ13も両端の軸受14で回転可能に支持され、伝達機構11内でスプロケット11aがチェーン11bで連結されて駆動用電動モータ10の駆動力により、それぞれ回転するようになっている。
例えば、第1外周面12a及び第2外周面13aの外径を159mmとし、それぞれ隣接する第1外周面12a又は第2外周面13aの隙間H1を55mmとする(H1=55mm)。
そして、図1、図4及び図5に示すように、下流側篩い分け部3では、第3回転ローラ16と第4回転ローラ17とが交互に並んで配置されている。例えば、第3回転ローラ16と第4回転ローラ17とが並んで合計4本設けられている。第3回転ローラ16と第4回転ローラ17とは、それぞれ石炭塊が当接する凹凸のある凹凸外周面を備えている。凹凸外周面は、一端側から見て軸方向に進むにつれて外径が大きくなる2つの第1テーパ面18と、軸方向に進むにつれて外径が小さくなる2つの第2テーパ面19を有する。第1テーパ面18及び第2テーパ面19は、それぞれ軸方向に垂直な方向から見た側面(母線)間の傾きαを例えば、図5においてα=30°とする。
具体的には、図4に示すように、第3回転ローラ16は、第1テーパ面18と第2テーパ面19とが連続したそろばん珠形状の突部20を例えば2つ有する。凹凸外周面における第1テーパ面18及び第2テーパ面19のない外周面は、一定外径よりなる円筒部21で構成され、その外周には、螺旋状リブ22が突設されている。第1テーパ面18と第2テーパ面19は、例えば、扇形に切り取った鋼板を丸めながら溶接することで形成される。円筒部21は、例えば、外径298.5mmの丸パイプよりなり、第1外周面12a及び第2外周面13aの外径の2倍程度になっている。螺旋状リブ22は、例えば、6mmの丸鋼を螺旋状に丸めて円筒部21に溶接することにより設けられる。このとき、棒鋼を側方から見たときに軸xに対して約60°傾けるのが望ましい(図4におけるβ=60°)。ただし、施行可能な45〜80°のどの角度でもよい。例えば、6mmの丸鋼を人手で曲げながら溶接することで螺旋状リブ22が円筒部21に取り付けられる。第1テーパ面18及び第2テーパ面19は、例えば、鋼板を丸めて溶接して形成される。円筒部21の両端は、円板部23で塞がれており、フランジ付の回転軸24を接続可能となっている。1本目の第3回転ローラ16とスライダ2a端部との隙間が大きくなりすぎないように、スライダ2a端部の形状には、第3回転ローラ16の凹凸に合わせて凹凸が形成されている。
図5に示すように、第4回転ローラ17は、例えば、軸方向中央に1つの突部20を有し、両端部に第1テーパ面18と第2テーパ面19とがそれぞれ最大外径が外側となるように設けられている。同様に一定外径よりなる円筒部21の外周には、螺旋状リブ22が突設されている。同様に円筒部21の両端は、円板部23で塞がれており、回転軸24を接続可能となっている。
そして、図1に示すように、これら第3回転ローラ16と第4回転ローラ17とが凹凸面が段違いになるように搬送方向に複数回転可能に配列されている。例えば、凹凸面間の最大隙間H2を82mmとすることにより(H2=82mm)、所定の第1外径(例えば100mmm)よりも小さい石炭塊を篩い落としてケーシング4の下部に篩い分け、残った大径の石炭を貯留部9にながら搬送するように構成されている。
次に、本実施形態に係るローラスクリーン1の作動について説明する。
まず、投入用開口5から100mm以上の大きさのものも含む様々な外径の石炭塊が投入される。
第1回転ローラ12の第1外周面12aは丸棒が溶接されているので、石炭塊の落下によって摩耗しにくく、また、石炭塊をすくい上げることができる。第1回転ローラ12及び第1板部材12bによって石炭塊が回転させられて転がりながら下流側に搬送される。第1回転ローラ12間の隙間(例えばH1=55mm)よりも小さい石炭塊が篩い落とされてケーシング4下方のピット(図示せず)に蓄積される。
下流側の第2回転ローラ13でさらに石炭塊が回転されながら下流側へ搬送される。その間に隙間(例えばH1=55mm)から小さめの石炭塊が篩い落とされてピットに落下する。
そして、篩い落とされずに回転されながら搬送されてきた石炭塊は、上流側篩い分け部2から下流側篩い分け部3の領域へ流れ込む。このとき、図2に示すように、上流側篩い分け部2の搬送面と下流側篩い分け部3の搬送面とで上下に差を設けているので、石炭塊はスライダ2aを転がり落ちていく。そして、1本目の第3回転ローラ16とスライダ2aとの間の隙間を例えば100mm弱とすることで、100mmよりも小さい石炭塊が篩い落とされて下流側篩い分け部3のケーシング4の下方のピットに蓄えられる。ここには、上流側篩い分け部2で篩い落とされなかった55mmよりも大きく100mmよりも小さい石炭塊が蓄えられる。
第3回転ローラ16と第4回転ローラ17とで転がされる石炭塊は、強制的に第1テーパ面18で軸方向一方側へ移動され、第2テーパ面19で軸方向他方側へ移動される。すなわち、本実施形態では、第1テーパ面18、第2テーパ面19、突部20、円筒部21及び螺旋状リブ22よりなる凹凸外周面により、第3回転ローラ16及び第4回転ローラ17間の隙間にとどまろうとする石炭塊が、軸方向に動くようにその回転を乱されるので、石炭塊は下流側へ強制的に搬送される。第3回転ローラ16及び第4回転ローラ17の凹凸面が段違いになるように第3回転ローラ16及び第4回転ローラ17を並べることで、隙間が大きくなりすぎず、第1外径よりも大きい石炭塊は篩い落とされずに分離される。
最後まで篩い落とされずに搬送されてきた100mmを超える石炭塊は、貯留部9に蓄えられる。
このようにして上流側篩い分け部2の下部のピットに蓄えられた小径の石炭塊、下流側篩い分け部3の下部のピットに蓄えられた中径の石炭塊及び貯留部9に蓄えられた大径の石炭塊は、それぞれ別々に集められる。
以上説明したように、本実施形態では、下流側篩い分け部3における第3回転ローラ16及び第4回転ローラ17の凹凸外周面として、第1テーパ面18と第2テーパ面19とが連続したそろばん珠形状の突部20を少なくとも1つ設けたので、石炭塊が軸方向に効果的に篩い分けられる。特にテーパの角度が30°で最大径が例えば、459mmの第1テーパ面18と第2テーパ面19とが組み合わされた突部20は、石炭塊の噛み込みを防ぐ効果を発揮することが確認できた。
さらに本実施形態では、第1テーパ面18及び第2テーパ面19が設けられない円筒部21においても、螺旋状リブ22が石炭塊を回転に伴って軸方向に徐々にずらして第1テーパ面18又は第2テーパ面19の方へ移動させ、第1テーパ面18又は第2テーパ面19に沿ってより回転スピードを上昇させられながら持ち上げられて下流側へ搬出されるので、石炭塊が噛み込みにくい。
本実施形態では、上流側篩い分け部2における第1回転ローラ12及び第2回転ローラ13でまず小さめの石炭塊を篩い落とし、下流側の第3回転ローラ16及び第4回転ローラ17でさらに大きめの石炭塊が篩い落とされ、残った100mm越の石炭が貯留部9に分けられる。このように複数段階で篩い分けることでより効果的な篩い分けが行われる。
本実施形態では、最も外径の小さい円筒部21の外径を第1回転ローラ12及び第2回転ローラ13の外径よりも大きくしたので、例えば、同じ回転速度(毎分153回転)で第1回転ローラ12及び第2回転ローラ13と下流側の第3回転ローラ16及び第4回転ローラ17とを回転させたとしても、下流側篩い分け部3の方が外径が大きいので、石炭塊が回転させられる速度が速くなり、搬送力が大きくなって大きな塊を運びやすい。
したがって、本実施形態に係るローラスクリーン1によると、目詰まりを避けながら石炭塊を効果的に篩い分けすることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、第1回転ローラ12、第2回転ローラ13、第3回転ローラ16及び第4回転ローラ17を設けたが、少なくとも第3回転ローラ16及び第4回転ローラ17が設けられていればよい。第3回転ローラ16及び第4回転ローラ17の第1テーパ面18、第2テーパ面19及び突部20の配置は、上記実施形態の態様に限定されず、その個数や間隔も限定されない。
上記実施形態では、被処理物として、石炭塊について説明したが、採掘土、廃棄物等特に限定されず、特に従来の振動スクリーンでは篩分け困難な被処理物(高水分、付着性、高温など)の篩い分けに適している。この場合、被処理物の篩い分けたい大きさに合わせて円筒部21の外径や、第1テーパ面18、第2テーパ面19及び突部20の外径等や隙間を調整すればよい。また、回転速度も被処理物に合わせて調整すればよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
1 ローラスクリーン
2 上流側篩い分け部
2a スライダ
3 下流側篩い分け部
4 ケーシング
5 投入用開口
6 ダクト
7 マンホール
8 点検口
9 貯留部
10 駆動用電動モータ
11 伝達機構
11a スプロケット
11b チェーン
12 第1回転ローラ(上流側回転ローラ)
12a 第1外周面(上流側外周面)
12b 第1板部材
13 第2回転ローラ(上流側回転ローラ)
13a 第2外周面(上流側外周面)
13b 第2板部材
14 軸受
16 第3回転ローラ(回転ローラ)
17 第4回転ローラ(回転ローラ)
18 第1テーパ面(凹凸外周面)
19 第2テーパ面(凹凸外周面)
20 突部
21 円筒部(凹凸外周面)
22 螺旋状リブ
23 円板部
24 回転軸

Claims (5)

  1. 複数の回転ローラで被処理物を篩い分けながら搬送するローラスクリーンにおいて、
    上記回転ローラは、上記被処理物が当接する凹凸のある凹凸外周面を備え、該凹凸外周面の凹凸面が段違いになるように搬送方向に複数回転可能に配列され、所定の第1外径よりも小さい被処理物を篩い落としながら搬送するように構成されており、
    上記凹凸外周面は、一端側から見て軸方向に進むにつれて外径が大きくなる少なくとも1つの第1テーパ面と、軸方向に進むにつれて外径が小さくなる少なくとも1つの第2テーパ面とを有し、
    上記凹凸外周面における上記第1テーパ面及び第2テーパ面のない外周面には、螺旋状リブが突設されている
    ことを特徴とするローラスクリーン。
  2. 複数の回転ローラで被処理物を篩い分けながら搬送するローラスクリーンにおいて、
    上記回転ローラは、上記被処理物が当接する凹凸のある凹凸外周面を備え、該凹凸外周面の凹凸面が段違いになるように搬送方向に複数回転可能に配列され、所定の第1外径よりも小さい被処理物を篩い落としながら搬送するように構成されており、
    上記凹凸外周面は、一端側から見て軸方向に進むにつれて外径が大きくなる少なくとも1つの第1テーパ面と、軸方向に進むにつれて外径が小さくなる少なくとも1つの第2テーパ面とを有し、
    上記回転ローラが配列された下流側領域よりも上流側には、投入された上記被処理物が当接する上流側外周面及び軸方向に所定間隔を空けて該上流側外周面から突出するように設けられた板部材を備え、搬送方向に複数回転可能に配列され、上記第1外径よりも小さい第2外径の被処理物を篩い落としながら搬送する上流側回転ローラが設けられている
    ことを特徴とするローラスクリーン。
  3. 請求項に記載のローラスクリーンにおいて、
    上記凹凸外周面における上記第1テーパ面及び第2テーパ面のない外周面の外径は、上記上流側外周面の外径よりも大きい
    ことを特徴とするローラスクリーン。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載のローラスクリーンにおいて、
    上記凹凸外周面は、上記第1テーパ面と上記第2テーパ面とが連続したそろばん珠形状の突部を少なくとも1つ有する
    ことを特徴とするローラスクリーン。
  5. 複数の回転ローラで被処理物を篩い分けながら搬送するローラスクリーンにおいて、
    上記回転ローラは、上記被処理物が当接する凹凸のある凹凸外周面を備え、該凹凸外周面の凹凸面が段違いになるように搬送方向に複数回転可能に配列され、所定の第1外径よりも小さい被処理物を篩い落としながら搬送するように構成されており、
    上記凹凸外周面は、一端側から見て軸方向に進むにつれて外径が大きくなる少なくとも1つの第1テーパ面と、軸方向に進むにつれて外径が小さくなる少なくとも1つの第2テーパ面とを有すると共に、上記第1テーパ面と上記第2テーパ面とが連続した少なくとも1つのそろばん珠形状の突部と、上記第1テーパ面及び第2テーパ面のない円筒部とを有し、
    隣り合う回転ローラにおける一方の上記突部の最大外径部分と他方の上記円筒部とが対向する位置に配置されている
    ことを特徴とするローラスクリーン。
JP2015220699A 2015-11-10 2015-11-10 ローラスクリーン Active JP6049840B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015220699A JP6049840B1 (ja) 2015-11-10 2015-11-10 ローラスクリーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015220699A JP6049840B1 (ja) 2015-11-10 2015-11-10 ローラスクリーン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6049840B1 true JP6049840B1 (ja) 2016-12-21
JP2017087141A JP2017087141A (ja) 2017-05-25

Family

ID=57572361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015220699A Active JP6049840B1 (ja) 2015-11-10 2015-11-10 ローラスクリーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6049840B1 (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4872567U (ja) * 1971-12-13 1973-09-11
JPS536969U (ja) * 1976-07-06 1978-01-21
GB2160124A (en) * 1984-06-08 1985-12-18 Tickhill Eng Co Ltd Grading apparatus
JPS62106684U (ja) * 1985-12-23 1987-07-08
EP0344851A1 (en) * 1988-06-03 1989-12-06 Miedema Landbouwwerktuigenfabriek B.V. Apparatus for sizing bulb and root crop
EP0399614A1 (en) * 1989-05-23 1990-11-28 Zijlstra & Bolhuis B.V. Method of grading crops according to square size and apparatus for carrying out the method
JPH0857421A (ja) * 1994-08-23 1996-03-05 Miike Tekkosho Kk 選別機ロータ
EP0951950A1 (en) * 1997-09-10 1999-10-27 Machinefabriek Compas B.V. Method and device for sorting products
US6241100B1 (en) * 1999-08-31 2001-06-05 E. M. Tanner & Sons, Inc. Laterally reinforced produce roller
EP1362643A1 (en) * 2002-05-16 2003-11-19 PAL Srl Apparatus and method to screen materials having different sizes and/or density

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4872567U (ja) * 1971-12-13 1973-09-11
JPS536969U (ja) * 1976-07-06 1978-01-21
GB2160124A (en) * 1984-06-08 1985-12-18 Tickhill Eng Co Ltd Grading apparatus
JPS62106684U (ja) * 1985-12-23 1987-07-08
EP0344851A1 (en) * 1988-06-03 1989-12-06 Miedema Landbouwwerktuigenfabriek B.V. Apparatus for sizing bulb and root crop
EP0399614A1 (en) * 1989-05-23 1990-11-28 Zijlstra & Bolhuis B.V. Method of grading crops according to square size and apparatus for carrying out the method
JPH0857421A (ja) * 1994-08-23 1996-03-05 Miike Tekkosho Kk 選別機ロータ
EP0951950A1 (en) * 1997-09-10 1999-10-27 Machinefabriek Compas B.V. Method and device for sorting products
US6241100B1 (en) * 1999-08-31 2001-06-05 E. M. Tanner & Sons, Inc. Laterally reinforced produce roller
EP1362643A1 (en) * 2002-05-16 2003-11-19 PAL Srl Apparatus and method to screen materials having different sizes and/or density

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017087141A (ja) 2017-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5094762B2 (ja) 粉砕処理装置
JP2013163171A (ja) 竪型粉砕機
CN104014400B (zh) 一种棒磨的方法及其装置
JP6049840B1 (ja) ローラスクリーン
EP2601319B1 (en) Distribution chute
JPH09253511A (ja) ロールクラッシャ
JP6172577B2 (ja) 竪型粉砕機
JP6278919B2 (ja) ローラスクリーン
CN210125559U (zh) 具有精细筛选功能的选煤机
US7354266B2 (en) Replaceable lump breaker system for a rotary kiln
JP5137272B2 (ja) 竪型ローラミル
CN110180785B (zh) 具有精细筛选功能的选煤机
JP6790499B2 (ja) 竪型粉砕機
JPH0868594A (ja) 焼結原料の装入装置
RU2436634C1 (ru) Трубная мельница с классифицирующей перегородкой
JPH11128841A (ja) ローラー式篩い分け装置
JP2018134565A (ja) ローラスクリーン選別機
CN110239902B (zh) 一种管式螺旋垂直超高提升机
CN209758074U (zh) 一种具有煤料疏通机构的落煤管装置
KR101300504B1 (ko) 버켓 휠 및 이를 포함하는 리클레이머
JPH09248472A (ja) ローラミル
WO2013108807A1 (ja) 竪型ミルローラ
US1477376A (en) Grinding mill for rocks, ores, and like material
JP2011098252A (ja) 竪型ミル
US1176040A (en) Grinding-mill.

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6049840

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250